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出典:amazon

2019/04/19
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サスペンスは好きですか?3週連続のドラマ特別企画第2週目『冬芽の人』

「一本の線として生きる」と決めた元女刑事。そう思う様になったのは6年前の事件が切っ掛けだった。その事件で自分を庇って死んだ同僚への呵責で苦しんで生きている。しかし、解決したはずのその事件が小さな事から再び動き出し、真相が明らかになって行く。

目次

あらすじ

牧しずりという元女刑事が主人公。

同僚 前田光介と強盗殺人事件を追っている最中に前田がアクシデントで怪我を負い、それが原因で死んでしまう。

その時に、逃げる容疑者を追ったしずりだったが、その犯人だろう男も追跡中にトラックに跳ねられ死亡。

事件は、そのままその容疑者を犯人に幕は閉じられた。

そして6年経った今、しずりが前田の墓の目で彼の息子 岬人に偶然会ったところから一筋の光が差し、再び止まっていた歯車が動き出す。

しずりの中に浮かんだ一つの疑問が過去の事件の紐を解いていく。

キャスト

牧しずり(演:鈴木京香)

元女刑事で今はOLをしている。
他の人と交流を持たずひっそりと生活する事を望んでいて、笑顔の無い日々を過ごしている。

仲本岬人(演:瀬戸康史)

前田光介の息子。
弁護士になる勉強をしている好青年。
自分の父親の事を知りたくて、しずりに声をかけてきた。

しずりより20歳ぐらい年が下だが、彼女に好意を抱くようになる。

前田光介(演:渡部篤郎)

しずりの元同僚の刑事。
しずりを庇って怪我をしそれが原因で死んでしまった。

生前は結婚している身ではあるが、直向きにしずりに好意を寄せていた。

植田敦美(演:小池栄子)

しずりが刑事だった頃、射的の訓練で一目置いていた後輩。

現在は人事部の方の配属になっている。
しずりから内部に密通者がいると聞いて色々調べてみる。

その他

このドラマ特別企画ではとにかくキャストが凄い。
このサスペンスでも感嘆の豪華さ。

疑惑のルポライター… 要 潤
しずりが務める会社の上司…国広 富之
トラックに跳ねられた容疑者…相島一之
前田の妻…高岡早紀
殺された被害者の家の家政婦…松金よね子

他にも、瀧川英次、大杉漣、石丸幹二、田中泯…等々。

全くのはまり役やここでこの役者を使ちゃうの?!っていう配役まで。

サスペンスドラマでありながら、映画を観ている様な大作さを感じる。

さすが、実力俳優オンパレード。

セリフが無くても醸し出す役の雰囲気。
そこに登場するだけで感じるオーラが素晴らしい。

面白さ

物語は、推理作家、そしてハードボイルド・冒険小説作家でもある大沢在昌が書いた同タイトルで新潮文庫刊に掲載された物が原作である。

ミステリー作家の第一人者の大沢の物語には静けさの中にある恐怖がある。

話が進むにつれてどんどん色々な事が明らかになって行く事の進展する満足を感じつつ、同時に疑問を投げかけられ創造力が求められる。

そして、物語の始めと終わりでは全く真逆な事実を突き付けられたりもするのである。

脚本は、原作を基に戸田山雅司が務めている。
彼は「世にも奇妙な物語」「科捜研の女」なども手掛けたドラマ脚本のベテラン。

この『冬芽の人』でもいい味のある脚本を書いている。

そして、監督は佐々木章光。
彼のドラマ演出は間の取り方でキャストの内面を表し、人間の想像を掻き立てる面白さがある。

年上の女性

さて、この物語の中では岬人がしずりに歳の差を超えた恋愛感情を抱く様になる。

親子ほども歳の差のある二人の間に、恋愛感情は成り立つのだろうか?

又、しずりはその岬人の気持ちをどう受け止めるのか?


若い内は歳の差なんてそんなに関係ないと思っていても、時間と共に変わり行くものは現実として見えてくる。

年上の方は、今まで経験してきたが故にただ感情だけでは素直に答えられない葛藤もあるだろう。

人によっても、歳の差婚が考えられる人、到底考えられない人と、様々である。

あなたはどうだろうか?


これは、サスペンスと共に投げかけられる問題に考えさせられるヒューマンドラマでもある。

参考元

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