『リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)』をこれから見る人も、すでに何回も見ているという人も。魅力あふれる登場人物たちをこの記事でチェックしましょう!壮大な物語の世界にすぐにでも行きたくなるはずです。
『リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)』の登場人物まとめ!
『Re:ゼロから始める異世界生活』の大きな魅力として、個性豊かな登場キャラクターたちと、彼らによる人間ドラマが挙げられます。
ここからは、緻密に作り込まれた展開やファンタジー要素全開の世界観にも負けない、リゼロの登場人物たちをご紹介しますね。
ナツキ・スバル(声優:小林裕介)
原作のWeb版小説や文庫版およびアニメシリーズ『Re:ゼロから始める異世界生活』の主人公で、引きこもりの17歳の少年。
性格は図太く物怖じしませんが、空気を無視した発言などで周囲に溶け込めないタイプのコミュ障です。
ただし、人を元気づけたり楽しませようとしたりと、他の人を気遣う優しさも持ち合わせています。
深夜のコンビニ帰りに突然異世界に召喚され、チンピラたちに襲われていたときにエミリアに救われました。
それ以降はエミリアやレムなど大切な人たちを守るため、何度も苦難や理不尽に立ち向かうことに。
異世界もののお約束でもあるチート能力や驚異的な身体能力はなく、唯一与えられた「死に戻り」を駆使し状況を打破しようと奮闘します。
身体能力や腕っぷしは、ジム通いの成果もあり一般人の平均より少し上くらい。
声優は『アルスラーン戦記』のアルスラーン役や、『妹さえいればいい。』の羽島伊月役の小林裕介。
エミリア(声優:高橋李依)
長く美しい銀髪と、紫紺の瞳が印象的なハーフエルフの少女で、ルグニカ王国の次期国王候補の1人です。
リゼロにおけるメインヒロイン。
外見が嫉妬の魔女サテラに酷似していると言われ、またハーフエルフという生い立ちから人々には忌み嫌われています。
スバルと出会った当初は少し気丈な印象が強いですが、本来は純粋無垢で困った人を放っておけない優しい性格です。
スバルと出会ったのも、盗られた記章を探していたのにもかかわらず、見ず知らずの彼を助けたことが起因しています。
大精霊パックと契約している精霊術師でもあり、氷系統の魔法を扱う戦闘力も低くありません。
声優は『からかい上手の高木さん』の高木さん役や、「FGO(フェイト・グランドオーダー)」シリーズのマシュ・キリエライト役の高橋李依。
レム(声優:水瀬いのり)
ロズワール邸に仕える双子のメイドの1人で、青いショートボブの髪型をしているラムの妹。
姉のラムと比べてメイドの能力が非常に高く、ロズワール邸の仕事のほとんどは彼女が担当しています。(本人は気にしておらず、ラムに対する過去の清算の意味も)
礼儀正しい言葉遣いと立ち振舞が印象的ですが、姉や身内のことになると早とちりで暴走することも
また、登場当時はスバルに対し毒舌を向けるシーンも見られました。
種族は人間ではなく鬼族。
鬼族の身体能力を駆使し扱うモーニングスターでの攻撃や水系の魔法が得意で、さらに鬼化することでより高い戦闘能力を発揮します。
最初こそスバルに疑惑を抱いていましたが、ウルガルムとの戦いを経てスバルに心を救われ、彼に惜しみない親愛と愛情を向けるようになります。
とくに18話で見せたスバルへの愛や信頼は、多くのファンを虜にしました。
声優は『ご注文はうさぎですか?』のチノ役や、『ロード・エルメロイII世の事件簿』のライネス・エルメロイ・アーチゾルテ役の水瀬いのり。
ラム(声優:村川梨衣)
ロズワール邸に仕えるメイドに双子の1人で、桃色のショートボブの髪型をしているレムの姉。
メイドではありますが、家事全般が苦手です。(過去のとある出来事によって、十分な力が出せないことも原因)
スバルのことを「バルス」と呼称し容赦なく罵倒しますが、実は面倒見のよい性格でスバルにも一定の信頼をおいています。
かつては鬼族の歴史上でも類を見ない才能の持ち主で、全盛期の実力はラインハルトに次ぎ、あの白鯨やロズワールの強さ以上です。
しかし、鬼族の里に魔女教徒が襲来した際に、一本しかなかった角を失ってしまいました。
戦闘では主に風の魔法を扱い、生物の視界を借り遠くまで見渡せる千里眼の加護を使いこなします。
声優は『のんのんびより』の一条蛍役や、『ご注文はうさぎですか?』のメグ役の村川梨衣。
パック(声優:内山夕実)
エミリアと契約している、火を司る大精霊。
低温の熱量を駆使した、氷結系の魔法が得意です。
普段は灰色の猫の容姿で手のひらより少し大きいくらいのサイズ、毛並みはスバルにも気に入られています。
性格は人懐っこくかなりマイペースで、エミリアに対し親のような愛情を注いでいます。
ただし、あらゆる事象に対しエミリアを優先するため、エミリアに危害を加えるなら容赦なく牙をむく融通の効かなさも。
実は星獣化による「終焉の獣」としての巨大な真の姿を持ち、一瞬で周囲を氷点下にするほどの膨大な魔力を持ちます。
声優は『きんいろモザイク』の猪熊陽子役や、『結城友奈は勇者である』の犬吠埼風役の内山夕実。
フェルト(声優:赤﨑千夏)
貧民街で育ち、スリなどで生計を立てていた14歳の少女。
金髪と赤い瞳、そして男勝りの振る舞いと口調が特徴です。
エミリアの記章を盗んだり、エルザとの交渉でがめつさが仇となったりなどお金への執着もありますが、仲間思いや義理人情に厚い面も。
幼い頃にロム爺に拾われて以来はロム爺を家族のように慕い、お互い大切に思い合っています。
風の加護を持ち、持ち前の身軽さとナイフを生かした立ち回りが得意ですが、エルザには歯が立ちませんでした。
第1章の最後で記章とフェルトが反応しているのをラインハルトが発見、その後第3章ではエミリアと同じく王選の候補者に選ばれています。
声優は『中二病でも恋がしたい!』の丹生谷森夏役や、『冴えない彼女の育て方』の波島出海役の赤﨑千夏。
ロム爺(声優:麦人)
フェルトと同じく貧民街に住む、巨人族の老人。
貧民街で盗品蔵を管理しており、優れた目利き能力を持ちます。
フェルトを拾って以来彼女を孫のように可愛がり、第13話ではフェルトを取り戻そうと王城に乱入する場面も。
声優は「X-MEN」シリーズ吹き替えのチャールズ・エグゼビア役や、「エイリアン」シリーズ吹き替えのビショップ役の麦人。
ラインハルト・ヴァン・アストレア(声優:中村悠一)
赤い髪と端麗な容姿を持つ、近衛騎士団の青年騎士であり現在の剣聖。
剣聖の家系であるアストレア家に生まれ、歴代の剣聖の中で史上最大の実力を持つ「騎士の中の騎士」です。
非常に爽やかな性格と礼儀正しさが印象的ですが、完璧すぎるあり方のせいで常人からは理解されない一面も。
作者の長月達平公認の最強キャラで、この世のあらゆる加護を持ち、盗品の剣の一振りで盗品蔵を吹き飛ばすなど規格外の強さを持ちます。
ラインハルトが常に腰に差している竜剣レイドは、抜くべきにしか抜けずラインハルト自身も使うときを選べません。
声優は『魔法科高校の劣等生』の司波達也役や、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂京介役の中村悠一。
ロズワール・L・メイザース(声優:子安武人)
メイザース領の領主であり、ルグニカ王国に仕える宮廷筆頭魔術師。
王選では、エミリアの推薦人・後見人としての立場も持っています。
道化師のような白化粧と、語尾を伸ばす特徴的な話し方のせいで非常に怪しく見える人物ですが、スバルを客人として迎えるなど辺境伯らしい一面も。
ちなみにロズワールの名は世襲制で、初代ロズワールから約400年間受け継がれ続けてきました。
アニメ化されている第3章までではロズワールの正体はわかりませんが、アニメの第2期にあたる第4章では、彼の目的や謎が明らかになります。
声優は『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドー役や、『ケロロ軍曹』のクルル曹長役の子安武人。
ベアトリス(声優:新井里美)
扉渡りの能力を駆使しロズワール邸の禁書庫を管理する司書で、外見は幼い少女。
語尾に「~かしら」を付けて話し、大人のような成就した物言いをすることも多いです。
金髪で人形のような愛らしい容姿に似つかわしくない高圧的態度ですが、パックのことは「にーちゃ」と呼び慕っています。
その態度とは裏腹にお人好しかつおせっかいな性格で、スバルへの助言や護衛など幾度も彼を助けました。
ベアトリスもロズワールと同じく、第4章では中心人物の1人として、彼女に関するさまざまな謎が明かされます。
声優は『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』シリーズの白井黒子役や、『コードギアス』シリーズの篠崎咲世子役の新井里美。
オットー・スーウェン(声優:天崎滉平)
第3章でスバルと出会う、灰色の髪をした行商人の男性。
アニメ中では白鯨に襲われたり、魔女教徒に捕まったりなど不遇な出来事に苛まれる、どこか幸薄さが目立つ青年です。
魔女教徒からスバルに助けられた後は、彼への恩義と商売の失敗の取り返しためにエミリア陣営に同行します。
発声器官を持つ生物との意思疎通を可能にする、言霊の加護の持ち主。
アニメ版では出番が少ないですが、第4章ではメインキャラの1人としてスバルたちと困難に立ち向かいます。
声優は『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のタカキ・ウノ役や、『ハイスコアガール』の矢口春雄役の天崎滉平。
クルシュ・カルステン(声優:井口裕香)
カルステン公爵家の現当主であり、エミリアと同じく王選候補者の1人にして最有力候補。
緑色の長髪と凛とした雰囲気が特徴の女性で、公務のときは軍服に似た服を着用する男装の麗人です。
彼女自身も「戦姫」の異名を持ち、「百人一太刀」による範囲無効攻撃による非常に高い実力を持ちます。
また、風味の加護によって相手の嘘を見破ることも可能。
白鯨戦では率先して前線で戦い、絶望しきった味方を鼓舞するなど、上に立つカリスマとしての多大な資質を見せつけました。
声優は『とある魔術の禁書目録』シリーズのインデックス役や、『宇宙よりも遠い場所』の三宅日向役の井口裕香。
ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア(声優:堀内賢雄)
カルステン家のクルシュの従者である老紳士。
物腰の丁寧さや紳士的な態度ですが、「剣鬼」の異名を持つほどの剣の達人です。
しかし、その一方で非常に愛妻な一面も。
白鯨戦では最前線かつ最高戦力として、その実力を存分に発揮しました。
ちなみに、MF文庫Jから出ているリゼロの外伝小説『剣鬼恋歌』『剣鬼恋譚』の主人公でもあります。
声優は『NARUTO-ナルト-疾風伝』のペイン・千手扉間(二代目火影)役や、『機動戦士ガンダムZZ』のマシュマー・セロ役の堀内賢雄。
ユリウス・ユークリウス(声優:江口拓也)
「最優の騎士」の異名を持つ、王選候補者アナスタシアの騎士を務める青年。
自分にも他人に厳しい性格ですが、騎士道精神に溢れた若者であり、非常に思慮深い冷静な判断力が特徴です。
とある出来事からスバルから敵視されますが、親しくはしないながらもスバルを高く評価しています。
戦闘力はラインハルトに及ばないものの、卓越した剣技や精霊術による強さは一線級です。
声優は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の比企谷八幡役や、『黒子のバスケ』の小金井慎二役の江口達也。
ペテルギウス・ロマネコンティ(声優:松岡禎丞)
嫉妬の魔女サテラを崇拝する狂信者の中でも、とくに大きな力を持つ魔女教大罪司教の男。
「怠惰」の担当を名乗り、「脳が震える」「怠惰」などの狂った口癖や、指を噛むなどの自傷行為を躊躇なく行う狂人です。
今まで登場したキャラとは一線を画す狂った思考と言動、それらを見事に表現した声優の名演技が話題になりました。
「見えざる手」と呼ばれる権能を持ち、その名の通り視認不可能な腕を自在に操ります。
声優は『SAO(ソードアート・オンライン)』シリーズのキリト(桐ヶ谷和人)役や、『鬼滅の刃』の嘴平伊之助役の松岡禎丞。
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