「マイティ・ソー」や「アベンジャーズ」のロキ役で人気スターに仲間入りし、話題の大作「キングコング 髑髏島の巨神」でも主演をつとめるトム・ヒドルストン出演作5選を紹介します。187センチの長身で端正な顔立ちのトム・ヒドルストンは、過去に最もセクシーな俳優にも輝いたこともある、今旬の俳優として注目を集めています。
トム・ヒドルストンのプロフィール!
トム・ヒドルストンは1981年2月9日生まれで、ロンドンのウェストミンスター出身、現在36歳の俳優です。
トム・ヒドルストンはイギリス王室のウィリアム王子も通ったことで知られるイートン校在学中に演劇を始めます。
ちなみに、その時の同窓生には「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のエディ・レッドメインがいました。
イートン校卒業後は、ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジ、王立演劇学校に進み演技の実力を磨いていきます。
そんなトム・ヒドルストンが俳優として注目を集めるようになったのが、2011年の「マイティ・ソー」のロキ役でした。
悪役のロキを印象的に演じて注目されたトム・ヒドルストンは、「戦火の馬(2011)」や「キングコング 髑髏島の巨神(2017)」などの話題作に出演します。
話題作に出演して知名度と人気を高めた、トム・ヒドルストンは2013年には「映画界で今最もセクシーな男優」の1位にも輝きました。
こうしてキャリアを積んできたトム・ヒドルストンはベネディクト・カンバーバッチやエディ・レッドメインらと並ぶ、イギリスを代表する俳優の1人として脚光を浴びています。
作家フィッツジェラルド役を演じた「ミッドナイト・イン・パリ」!
ウディ・アレン監督作の「ミッドナイト・イン・パリ(2011)」で、トム・ヒドルストンは「グレート・ギャツビー」で知られる作家のF・スコット・フィッツジェラルドを演じました。
この作品は、主人公のギルが現代のパリと1920年代のパリを行き来するファンタジックな内容ですが、そこで、ピカソやヘミングウェイなどの有名人と出会います。
その中には、妻のゼルダとともに登場するフィッツジェラルドもいます。
特に、この作品が公開された時にトム・ヒドルストンと実際のフィッツジェラルドの顔立ちがよく似ていることが話題になりました。
また、演技面ではフィッツジェラルドの芸術家らしい神経質な感じも、トム・ヒドルストンは上手く表現しています。
そして、長身でスタイルの良いトム・ヒドルストンが1920年代のクラシックなスーツを着る姿はビシッと決まっていて、この作品を見て彼のファンになった人も多い作品となりました。
骨太に悪役のロキを演じた「アベンジャーズ」!
「マイティ・ソー(2011)」に続いて、再びトム・ヒドルストンがロキ役を演じたのが「アベンジャーズ(2012)」でした。
アメコミヒーローが勢揃いするこの映画で、「マイティ・ソー」の主人公ソーの義兄弟であり、宿敵の悪役ロキでトム・ヒドルストンは登場します。
「ミッドナイト・イン・パリ」ではどちらというと繊細で線の細い感じの方が強かったトム・ヒドルストンですが、この映画では骨太に悪役ロキを演じます。
特に印象的なのが不敵に笑みを浮かべて、ソーやアイアンマンなどのヒーローたちを苦しめてゆく、ロキの演技は怪演とも言える迫力のあるものです。
そうした、トム・ヒドルストンの好演もあり映画もヒットして、彼への注目度も高まることになります。
悪役だけど知性がある、独特のキャラを作り上げたトム・ヒドルストンの演技がロキの魅力です。
ミステリアスな吸血鬼を演じた「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」!
吸血鬼の恋愛模様を描くジム・ジャームッシュの監督作が「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013)」です。
トム・ヒドルストン演じるアダムとティルダ・スウィントン演じるイヴという、旧約聖書の創世記を彷彿させる意味深な名を持つ2人の吸血鬼がこの作品の主人公です。
ティルダ・スウィントンもそうですが、トム・ヒドルストンもミステリアスな雰囲気を持っている俳優で、吸血鬼という存在にピッタリはまっています。
また、この2人にもう1人の吸血鬼エヴァが登場して、2人の関係に変化が起きるのですが、一見するとクールなアダムの心の揺れ動きをトム・ヒドルストンは巧みに表現しています。
そうした、トム・ヒドルストンの繊細な演技も見て欲しい映画です。
ゴシックホラーに挑戦した「クリムゾン・ピーク」!
古くからの伝統的な素材とも言える幽霊屋敷を舞台にしたゴシックホラーが、「クリムゾン・ピーク(2015年)」です。
その中で、トム・ヒドルストンは準男爵の称号を持ち、”クリムゾン・ピーク”という土地の立つ屋敷の主人のトーマス・シャープを演じます。
トーマス・シャープは見るからに怪しげで、何かを隠している雰囲気を醸し出しています。
そうした、いわくありげな男をトム・ヒドルストンはクールに演じています。
また、ゴシックホラーということでトム・ヒドルストンの着る衣装もそれに合わせた古風なものになっています。
トム・ヒドルストンは貴族の血を引く家系の生まれで、気品のある雰囲気を持つ俳優なので、そうしたクラシカルな衣装が良く似合うのです。ビシッと衣装を着こなす彼の姿もこの作品の見どころです。
また、ゴシックホラーの世界を作るためにこだわり抜いた美術や、美しい映像美もこの映画で楽しんで欲しいところです。
コングに挑む傭兵役を演じる「キングコング 髑髏島の巨神」!
現在公開中でトム・ヒドルストンが主演をつとめるのが「キングコング 髑髏島の巨神」です。
この映画でのトム・ヒドルストンの役柄は、未知の島”髑髏島”でキングコングをはじめとする怪物たちに立ち向かう、傭兵のジェームズ・コンラッドを演じています。
傭兵の役柄ということもあり、トム・ヒドルストンはタイトな服装を身にまとっているのですが、長身の彼のスタイルの良さが強調されていてかっこいいです。
またトム・ヒドルストンは線の細いイメージがあるのですが、二の腕などの筋肉は鍛えられている、典型的な細マッチョの体型でしなやかなたくましさがあります。
そうした鍛えられた肉体と、傭兵としての経験を武器に、トム・ヒドルストン演じるコンラッドは襲いかかる怪物たちに勇敢に立ち向かい、再び元の世界に帰るために奮闘します。
武器を持って勇ましく危険に立ち向かっていくという、トム・ヒドルストンの中でも1番ヒーロー的な役を演じたのが「キングコング 髑髏島の巨神」と言えます。
アクションもできるトム・ヒドルストンを見たい人にこの映画はオススメの作品です。
2017年以降も話題作に出演するトム・ヒドルストン!
今年は大作の「キングコング 髑髏島の巨神」で主演をつとめて来日も果たしたトム・ヒドルストンですが、この作品以降も話題作への出演が控えています。
トム・ヒドルストンにとって当たり役ともなったロキ役で出演する「マイティ・ソー」シリーズの第3弾となる「ソー/ラグナロク(原題:Thor: Ragnarok)」が11月3日に全米公開予定です。
また、2018年公開予定のストップモーションアニメーションの「アーリーマン(原題:Early Man)」では、エディ・レッドメインとともに声優を担当することが決まっています。
これからも話題作への出演が続くこともあり、トム・ヒドルストンの活躍に期待が集まります。
参考元
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
合わせて読みたい