大ヒット中の映画「君の名は。」の音楽を担当した人気ロックバンド・RADWIMPSの ニューアルバム「人間開花」が発売されます。このアルバムでは映画のテーマ曲にもなった「前前前世」や「スパークル」のオリジナルバージョンが収録されます。また、映画関連の曲だけでなくて、他にも「光」や「Lights go out」などの印象的な楽曲も多く、「君の名は。」でRADWIMPSを知ったファンにも注目の作品です。
RADWIMPSとは
RADWIMPS(ラッドウィンプス)は2001年に結成されたロックバンドです。メンバーは、ボーカル・ギターに加えて作詞・作曲を担当する野田洋次郎と、ギターの桑原彰、ベースの武田祐介、ドラムの山口智史の4人組です。ドラムの山口智史は、持病の悪化により活動を控え休養しています。
RADWIMPSは結成から1年後の2002年に「YOKOHAMA HIGHSCHOOL MUSIC FESTIVAL 」に出場するとグランプリを獲得して注目を集めます。そして、2003年には1万枚限定のファーストシングル「もしも」を発売し、同じ年の7月1日にファーストアルバムの「RADWIMPS」を発売します。
メジャーデビュー、人気バンドへと成長
一時的にボーカルの野田洋次郎の大学受験で活動休止をすることもありましたが、2004年には、全国各地でツアーを開催します。そして、2005年にはシングル「25コ目の染色体」で東芝EMIよりメジャーデビューを飾ります。そして、その後もバンド初のオリコン初登場1位を獲得した「オーダーメイド」や、5thアルバム「アルトコロニーの定理」のヒットなどでバンドは知名度と人気を上げていきます。
RADWIMPSは耳に残るメロディーもですが、少年期をアメリカで過ごした経験のある野田洋次郎の繊細な感性で綴られる歌詞に共感を呼んでいます。また、RADWIMPSはデビュー当時は10代を中心に熱狂的に支持される一方で、女優の大竹しのぶさんなどの芸能人でもファンが多かったりします。
「君の名は。」テーマ曲のオリジナルバージョンが収録!
RADWIMPSにとっては前作の「×と○と罪と」から約3年ぶりのオリジナルアルバムのとなる「人間開花」が11月23日に発売されます。このアルバムは通常盤と去年のメジャーデビュー10周年記念ライブの中から13曲を収録したDVDが特典としてつきます。
このアルバムの楽曲の中でも注目はやはり、映画「君の名は。」の楽曲の中でも特に人気の高い「前前前世」と「スパークル」のオリジナルバージョンが収録されているところです。RADWIMPSは人気のあるバンドとはいえ、10代の若い世代はこの映画を見て、初めて彼らのことを知った人も多いのではないでしょうか。
映画の世界観を元にして作られた、これらの曲を映画版と聞き比べるのも一つの楽しみになっています。また、RADWIMPSの新しいファンに向けた入門曲としても魅力的です。
MVが話題の「光」
「人間開花」の収録曲の一つの「光」はモノトーンの映像が美しいMVが公開されています。二人の少女が主人公として登場するこの楽曲は、愛の歌に聞こえます。しかし、「僕たちは光った意味なんてなくたって」や「私たちは光った許されない愛だけが」という歌詞からは、愛の形というよりもそれを超えた崇高な人間同士の結びつきの強さを訴えかけます。
野田洋次郎が書く「光」の歌詞は、ファンタジー的な要素が強かった「君の名は。」のテーマ曲とは違い、とげとげしさも感じさせます。けれども、そうした痛みを乗り越えた先に待っている風景の美しさをロマンティックに歌い上げていて、とても印象的な歌詞といえるでしょう。
印象的な「人間開花」のジャケット写真
アルバム「人間開花」は楽曲だけでなくて、CDのジャケット写真も印象的です。初回限定版と通常盤でジャケット写真が使われていますが、特に初回限定版の写真はインパクトがあります。そばかす少女がまっすぐに視線を向ける目は、少女期特有の複雑な感情が渦巻いて一度見たら忘れられない印象を与えます。
アルバムを引っさげて全国ツアーを開始!
RADWIMPSは、2月25日(土)のマリンメッセ福岡から、5月10日(水)の日本武道館まで、全国12会場を回るアリーナツアーの「Human Bloom Tour 2017」を開催することを発表しました。生でRADWIMPSの音楽を聴けるチャンスです。
RADWIMPSの公式ホームページです。ツアーやアルバムの情報が見れます。
参考元
- ・参照リンク:RADWIMPS.jp
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