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出典:amazon

2019/04/17
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あなたも心の病気かも!?読めば「精神疾患」に対する理解が深まる漫画

「心理テスト」は、よく会話で取り上げられる、人気がある話題です。最近ではTVドラマの主題として取り上げられ、より身近な話題になりました。 しかし、「うつ」や「依存症」に関して、理解が進んでいないのが現状です。 そんな精神疾患への理解や知識を楽しく学べるのが「マンガで分かる心療内科シリーズ」です。

目次

元々はネット公開の同人コミック

原作者である「ゆうきゆう」は、実際にクリニックを開院している現役の心療内科医師です。

彼と作画担当「ソウ」のコンビで、ネットから発信していた「セクシー心理学」や「スーパーリアルRPG」が人気となります。

そして、商業誌でデビューすると、2015年には本作品がWebアニメとしてアニメ化されました。

マンガで分かる心療内科シリーズのあらすじ

「ゆうメンタルクリニック」での日常(?)を描く本作品。

好きな物は「お金」の看護師「官越 あすな(かんごし あすな)」
その姉で仕事より婚活が忙しい「官越 いやし(かんごし いやし)」
極度の緊張症&あがり症、官越姉妹の末娘「官越 ひめる(かんごし ひめる)」
そんな問題看護師をとりまとめる「ツッコミ担当」で解説担当の心理士「心内 療(しんない りょう)」

メインキャストからして、「危険人物」ばかりですが、更にクリニックには危ない(色んな意味で)患者やアクシデントが持ち込まれて大騒ぎになります。

「うつ」から始まり、「依存症」「適応障害」など、最新の心理療法からわかった症例や治療法を楽しく解説していきます。

堅苦しくない読みやすさを心掛けた内容

作者の「ゆうきゆう」本人は、自分の作風を「あさりよしとお」似であると言っています。

「あさりよしとお」と言うとシュールなギャグが持ち味の漫画家です。
そんな「あさりよしとお」の著作には、「まんがサイエンス」という現代科学を漫画で分かり易く解説している科学漫画があります。

様々な精神疾患や心理学を解りやすくマンガで解説するというスタイルは、確かに「まんがサイエンス」を意識した作風です。

おそらく、「ゆうきゆう」は「あさりよしとお」個人ではなく、「まんがサイエンス」を意識して本作品を作ったという気がします。

更には、学術書や論文の内容が一般社会の通念と相違している場合、それに対して冷静にツッコミを入れています。

これには、医療情報をただ漫画で解説するだけでなく、普通の人達の思想や倫理に寄り添った「ゆうきゆう」の考えが垣間見えます。

しっかりとしたエビデンスがある漫画

本作品では、多くの場合において「その症例」などに関するエビデンスが明記されています。

それは、心療内科医の原作と合わせて本書が信頼性の高い内容という事を証明しています。

更には、作中に簡単な「判定法」や「心理分析テスト」が登場します。

そのテストでセルフチェックをしたり、友達と一緒にテストもできる、ただ読むだけではない実用性が高い内容です。

新しい宣伝媒体としてのまんが作品

単行本の巻末には「ゆうきゆう」が経営しているクリニックの住所と地図が掲載されています。

物語最後も大半が「気になったら、メンタルへ!!」という一文で結ばれています。

本書を読んで自分が精神疾患の対象なのかと不安になった時、最後のクリニックの地図と連絡先を見て、すぐに受診出来ます。

この様に本書自体が娯楽漫画作品であると同時に、「ゆうきゆう」の広告となっています。

病院で良く見かける「がん検診」や「成人病検診」を促す小冊子の豪華版というイメージです。

そうした小冊子を病院の片隅に置くよりも、本書の様な「読み物」を一般書店の店頭に陳列した方が広告効果は絶大です。

これは、作者が意図しているのかは解りません。
しかし、「ゆうきゆう」が所有するクリニックの分院が増えて居る事からも、高い広告効果がある事がわかります。

今後はこうした広告効果を忍ばせた漫画作品が増えるかもしれません。

最近は心療内科の投薬技術や医療科学も深化して、様々な症例が発見されて身近な病気になりつつあります。

ぜひ、一読して心療内科に対する理解を深めておきましょう。

参考元

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