映画『ニワトリ★スター』井浦新主演で東京のカオスを描く！赤髪モヒカンの成田凌にも注目！

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井浦新×成田凌、映画『ニワトリ★スター』。エキセントリックなルックスの成田凌のビジュアルが鮮烈な印象をさらい、ファンの間で話題になりました。監督は本作ではじめてメガホンをとる、かなた狼。様々なテーマが混沌とひしめく本作の魅力を探っていきます！

映画『ニワトリ★スター』あらすじ
井浦新×成田凌の真骨頂？
個性派キャスト陣
原作・監督は、かなた狼
アンダーグラウンドの住人が繰り広げる、バイオレンス・ラブ・ファンタジー

映画『ニワトリ★スター』あらすじ

出典：amazon

風変りな住人が住む、風変りなアパート「ギザギザアパートメント」。草太(井浦新)と楽人(成田凌)は、そこで怠惰な共同生活を続けています。

大阪から上京した草太は、バーでのアルバイトを生業としつつも、“ドラッグの売人”という危険な仕事にも足を突っ込んでいます。一方、楽人は自由奔放で色欲狂い。2人はただ漠然と日々を過ごしています。

楽人と深い縁のある月海はシングルマザーでドラッグ中毒。なかなか麻薬から抜け出すことが出来ません。

そんななか、“あいつら”の恐怖に草太と楽人は巻き込まれていきます。暴力団の尖鋭的な形態をつくりだす八田(津田寛治)と爬部井(阿部亮平)。

破滅と再生へむかう草太と楽人の物語は、果たして…。

井浦新×成田凌の真骨頂？

杖をついて気だるそうにこちらを見ている、両腕タトゥーの赤髪モヒカン青年。なんとこれがモデル出身のイケメン俳優・成田凌が演じる本作の役柄です。このビジュアルイメージだけで、なんとも惹かれる映画です。

彼が演じるのは沖縄出身で、天真爛漫な性格の星野楽人。東京で退廃的な暮らしをしている、主人公の相棒です。

そして、主人公の雨屋草太を演じるのが井浦新。大阪から上京したフリーターですが、大麻の売人もしています。

これまでも様々な役柄を見事に演じてきた井浦新と成田凌ですが、そのなかでも本作で演じたキャラクターは異色ではないでしょうか。

かなり危険な雰囲気をかもし出す人物像が、“実はハマり役？”と思われるほど魅力的なオーラを放っています。

個性派キャスト陣

井浦新と成田凌以外にも、本作には個性的なキャストがそろっています。

シングルマザーで覚醒剤をやめられない謎の女・知花月海(ちばなつきみ)を演じる紗羅マリー。モデルとして幅広い活躍を見せる一方で、ブロードウェイミュージカル『RENT』にも出演している、注目の若手女優です。

暴力団組織の組長・八田清を演じるのは津田寛治。北野武監督の『ソナチネ』出演以来、大小さまざまな映画に出演している実力派です。

主人公・草太の父親役には奥田瑛二。俳優としてだけではなく、監督としても定評を得ている日本映画界の奇才です。

更に、八田と同じく暴力団に所属する爬部井(はぶい)に阿部亮平。主人公たちの住む「ギザギザアパート」の淫乱管理人にLiLiCoと、新旧期待のキャストが物語を盛り上げてゆきます。

原作・監督は、かなた狼

自らの電子書籍を自らがメガホンを執って映画化する、かなた狼(かなたウルフ)。初の監督作品ですが、これまでに『殴者』の原作、『ハブと拳骨』の原案・音楽を担当するなどのキャリアがあります。

映画以外の活動も多岐にわたり、内外で活躍する多国籍ヒップホップ集団の代表であり、格闘家山本KID徳郁のテーマソングを手掛けるなど、その肩書きは一筋縄ではいかないものです。

以前から主演の井浦新とは親交があり、いつかともに映画を撮る約束をしていたそう。

本作で本格的に日本映画界に殴り込みをかける彼が、どのような作品を世に送り出すのか、期待は尽きません。