【映画25周年】1番好きな「クレヨンしんちゃん」のエピソードは？

クレしん映画はなんと25周年

第1作目「アクション仮面VSハイグレ魔王」

初めて放映されたクレヨンしんちゃんの映画は、1993年に公開された「アクション仮面VSハイグレ魔王」。
この作品には原作者である故・臼井儀人さんもかかわっており、原作漫画も描きおろしたそうです。

タイトルにもある「ハイグレ」とは、しんちゃんが「ハイレグ」を言い間違えたことで名づけられた名称。

ハイレグとは、水着などで通常なら足の付け根にあたる脚ぐり部分が、おヘソあたりまで切り込まれた形のことで、1990年代初頭まで流行していました。

92年生まれの私はWikipediaを見ながら「ハイレグ」の説明を書いているので、今の子ども達は「ハイグレ魔王のせいでハイレグ姿になり"コマネチ"を披露するハイグレ人間にされてしまう」というあらすじの由来はイマイチわからないかもしれませんね。

このように、クレヨンしんちゃんの映画はその時代を反映したものも多いのが特徴です。

最新作「クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」は4月公開！

劇場版25作品目にあたる「クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」は、野原一家が活躍するSFチックなストーリー！

おしり型宇宙人"シリリ"によって子どもの姿にされてしまったひろしとみさえ。元の姿に戻るため、しんのすけのおしりにシリリを隠し、日本のどこかにいるシリリの父親を探す大冒険へ！

シリリの声優を務めるのは、なんと3代目峰不二子としても活躍している沢城みゆきさん！やっぱり「おしり役」は人生初だそうです。

やっぱり人気なのは「嵐を呼ぶ」シリーズ？

不動の名作？「嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲」

クレヨンしんちゃんの映画が、子ども向けアニメから大人も楽しめる"泣ける路線"になったのは、「嵐を呼ぶ」シリーズ2作目となるオトナ帝国の逆襲のヒットがきっかけ。

レトロの世界から帰ってこれなくなった大人たちを救うため奮闘するカスカベ防衛隊や、父・ひろしを現実に戻そうとするしんのすけの姿は、涙なしには見られません！

実写化されたの知ってた？「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」

オトナ帝国の次に公開された「アッパレ！戦国大合戦」は、またしても"泣ける"路線の映画。
戦国時代にタイムスリップしたしんのすけと、春日城の人々の交流を描いています。

この作品を原案とした実写映画が「BALLAD 名もなき恋のうた」で、又兵衛を演じたのが元SMAPの草彅剛さん、廉姫を演じたのは「逃げ恥」でも活躍した新垣結衣さんです。

「アッパレ！戦国大合戦」はあくまで"原案"なので、しんのすけ他、野原一家の名前は登場しませんが、現代からタイムスリップしてくる家族が登場します。
アニメ版が好きな方も是非チェックしてみてくださいね。

テレビシリーズの名作回は？個人的に選んでみた

野原家が爆発！「突然家が大変だゾ」

みさえのミスからガス漏れを起こしてしまう野原家。それを知らずしんのすけがチャッカマンで着火してしまい、野原家は大爆発してしまいます。

この回で家が爆発したことにより、家が建て直されるまでの間「またずれ荘」というボロアパートへ引っ越し、浪人生の四郎さんやギャルママの屈底厚子たちと出会うのですが…。

基本1話完結だったクレヨンしんちゃんのテレビシリーズで急に家が破壊され、当時放送で見た時はびっくりしてしまいました。

ひまわり誕生回「赤ちゃんが生まれるゾ」

1996年9月末の放送で、しんちゃんの妹であるひまわりが誕生する回が放送されました。

その周辺の回ではみさえが妊娠していたり、ひろしとしんちゃんが出産の準備をしていたりと、着々としんちゃんがお兄ちゃんになるための準備をしているのが特徴です。

出産後のシーンは劇場版にも負けないくらい感動的で、劇場版のしんちゃんが頼もしくなってきたのもこの頃ではないでしょうか？

劇場版もテレビ版も名作揃いなクレヨンしんちゃん

あなたの一番好きな作品はどれ？

今回ご紹介した中に、あなたの好きな作品はありましたか？

テレビ版や劇場版だけでなく、Amazonプライム・ビデオで配信されているオリジナルストーリーや原作漫画、スピンオフ漫画もオススメです。

ちなみに私が一番好きな劇場版作品は「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」です。
ひろしが中心ということや父と子の絆をテーマにしていて、宣伝ポスターからあからさまに泣かせにきているのがわかっていても、泣いてしまうんですよね！

あなたもお気に入りの「クレしん」を見つけて、友人と語り合ってみてください！