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2019/03/08
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『天元突破グレンラガン』の登場人物をご紹介!

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ロボットアニメの制作会社として有名な「ガイナックス」が手がけ、監督や脚本もロボットアニメ界の重鎮が名を揃えている名作アニメ『天元突破グレンラガン』。その人気を支えている魅力的な登場人物を徹底的に解説します! これを読めば『天元突破グレンラガン』を観たくなってしまうこと間違いなし!

目次

『天元突破グレンラガン』は2007年にテレビアニメとして放送されたロボットアニメーションで、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門での優秀賞を受賞した作品です。

テレビアニメを放送後、劇場版も公開され、初放送から10年以上が経過した今でも高い人気を誇っています。

「グレンラガン」と呼ばれるロボットでの対戦をはじめ、主人公のシモンたちの成長の物語でもある本作は、登場するキャラクターたちがとても魅力的に描かれており、その人気を確かなものにしています。

本記事では、そんな『天元突破グレンラガン』の主な登場人物を徹底解説していきます!

*記事中にはネタバレも含まれていますので、ご注意ください!

『天元突破グレンラガン』紹介している登場人物一覧

主要な登場人物
1 シモン
2 カミナ
3 ヨーコ・リットナー
4 ニア・テッペリン
5 ブータ

敵となる登場人物
6 ヴィラル
7 ロージェノム
8 アンチスパイラル

大グレン団の登場人物
9 キタン
10 ロシウ・アダイ
11 リーロン・リットナー
12 ギミー・アダイ
13 ダリー・アダイ
14 キヨウ・バチカ
15 キノン・バチカ

『天元突破グレンラガン』はどんな物語?

『天元突破グレンラガン』は、地下にある集落ジーハ村に住む少年シモンと兄貴分であるカミナが立ち上げた「グレン団」とその仲間たちが織りなす熱血ロボットアニメです。

獣人や螺旋王、そしてアンチスパイラルと呼ばれる強大な敵と戦い、傷つきながらも立ち向かっていく、シモンたちの成長物語でもあります。

グレンラガンには「ガンメン」と呼ばれる、「大きな顔に手足が付随している」という特殊デザインのロボットが数多く登場します。

本作の象徴となる機体「グレンラガン」は、シモンの機体「ラガン」とカミナの「グレン」が合体し、人型となったロボットです。

物語の後半からはガンメンを元に新政府によって開発されたグラパールや巨大ガンメン・アークグレンラガン、超銀河グレンラガンなども登場。

また、大グレン団(グレン団とカミナの元に集った者で組織された大団)の団員専用機も多数存在します。

『天元突破グレンラガン』では、「ドリル」や「螺旋」といった言葉が物語のキーワードとなり、ドリルはシモンの象徴、螺旋は物語の核心に触れるものです。

また、ドリルは「ギガドリルブレイク」など、機体グレンラガンの武器や奥義として使用されています。

では以下より、アニメ天元突破グレンラガンのストーリーを彩る、熱く魅力的な登場人物たちをご紹介します。

『天元突破グレンラガン』の登場人物を紹介!

『天元突破グレンラガン』には主人公であるシモン、数々の名言を残したカミナ、シモンたちグレン団を最後まで支えてくれたヨーコなど、多くの魅力的なキャラクターが登場します。

そして、シモンたち主要人物の他にも、大グレン団の個性的なメンバーが揃っています。

特に、キタンやロシウは中心人物として物語に関わり、数々の名シーンに登場します。

『天元突破グレンラガン』主要な登場人物1 シモン

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シモンは、『天元突破グレンラガン』の主人公であり、小型ガンメン「ラガン」のパイロットです。

ストーリー開始時は14才の少年。

幼い頃に両親を地震で亡くし、地下の村であるジーハ村で穴掘りによる村の拡張作業を行っていました。

しかし、作業中に「コアドリル」、そして小型ガンメン「ラガン」を掘り当てたことで、世界の命運をかける戦いに身を投じていきます。

引っ込み思案ながらも、物事を冷静に見ることができる判断力を持ち、カミナをはじめとするグレン団のメンバーの力となります。

物語が進むにつれ、カミナの死・ニアとの出会いなどを経て成長。

第3部以降では男らしい性格となった21歳の好青年になり、新政府における総司令官に就任しました。

最初の搭乗機はラガン。物語が進むにつれて、カミナの「グレン」と合体した「グレンラガン」や「アークグレンラガン」、「超銀河グレンラガン」、「天元突破グレンラガン」とより大きな機体に搭乗していきます。

『天元突破グレンラガン』主要な登場人物2 カミナ

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カミナは、シモンと同じくジーハ村出身の17歳の少年にして、初代大グレン団のリーダーです。

第1部である「立志編」では、シモンと並ぶもうひとりの主人公として描かれ、物語の立ち回りも彼が中心となっていました。

抜群のカリスマ性や、男らしい性格から人々から慕われやすく、シモンからはアニキと呼ばれる頼れる存在でした。

しかし、カミナも過去の出来事から「シモンの背中に笑われない漢になる」とシモンに全幅の信頼をおいており、お互いに良きパートナーとして初代大グレン団を引っ張りました。

第1部「立志編」の最後となる8話では、獣人軍の四天王チミルフと相打ちになり、戦死します。

しかし、その生き様や考え方は後のシモンたちに大いに影響を与え、最後までグレンラガンの物語に登場し、全員の心の支えとなりました。

第26話でのアンチスパイラルが見せた「多元宇宙迷宮」内では、窃盗行為などの犯罪行為に走るカミナの可能性も示唆されており、彼もまたシモンやグレン団の面々の影響を受けていたことがわかります。

搭乗機は「グレン」や「グレンラガン」です。

グレンは敵の獣人から強奪したものであり、この強奪の事実が世界中に影響を与え、大グレン団結成のきっかけとなりました。

『天元突破グレンラガン』主要な登場人物3 ヨーコ・リットナー

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ヨーコは、ジーハ村の隣村であるリットナー村出身で、シモンと同年代の少女です。

ジーハ村に現れたガンメンを追い、シモンやカミナと出会いました。

その後はグレン団のメンバーとしてカミナたちに同行し、カミナやキタンの死、テッペリン攻略、アンチスパイラルとの決戦もシモンたちと乗り越え、物語の最後まで戦い続けました。

第1部ではカミナ対し恋愛感情を抱き、二人は恋人となりますが、カミナの死亡により深く傷つくことに。

しかし、その後はシモンの姿を見て立ち直り、狙撃手としてグレン団の前線で戦います。

第3部「怒涛編」ではコレハナ島へ教師「ヨモコ」として赴任し、子どもたちとともに生活を送っていました。

第1・2部ではガンメンなどの機体には搭乗しませんが、第3部からや「ダヤッカイザー」などに乗り、大グレン団とともに宇宙で戦います。

『天元突破グレンラガン』主要な登場人物4 ニア・テッペリン

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ニア・テッペリンとは、第2部「風雲編」より登場する、ヨーコと並ぶ本作のヒロインです。

敵であるガンメンによって崖から落とされた箱の中で眠っており、シモンが持つ「コアドリル」によって箱から開放されます。

ほんわかした不思議な雰囲気の少女ですが、アディーネと対峙した際にも動じず、またどんな状況に陥ってもシモンを信じ続ける芯の強さを持っています。

料理は壊滅的で、ロシウを再起不能にしたことも。(シモンは問題なく食べていました)

第3部からは大人の女性へと変貌し、シモンからプロポーズを受け、恋仲となっています。

螺旋王ロージェノムの実の娘でしたが、自我を持ったためにロージェノムに見限られ捨てられることに。

また、第3部ではアンチスパイラルの「螺旋因子」を持っていることでメッセンジャーとして覚醒し、シモンたちと敵対することになります。

第4部「回天編」の最終回でシモンと結婚式を挙げますが、ニアはアンチスパイラルの仮想生命体であっため、アンチスパイラルが消滅した影響で彼女も消滅しました。

エピローグではカミナの墓の近くに墓標が立てられ、シモンが送った指輪が供えられています。

『天元突破グレンラガン』主要な登場人物5 ブータ

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ブータは、カミナと同じくジーハ村でシモンとともに育った、ブタモグラの子供です。

常にシモンと行動をともにし、『天元突破グレンラガン』の物語において唯一最後までシモンの側にいました。

ヨーコの胸に挟まるのが趣味。

第4部「回天編」では、シモンとずっと一緒に居た影響により螺旋力を得て、グレンラガンの操作の力となります。

また、第26話では人型への進化も果たしました。

最終回ではシモンと一緒に、ブタモグラの姿で旅を続けていることがわかります。

『天元突破グレンラガン』敵となる登場人物1 ヴィラル

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ヴィラルは、ガンメンを操る獣人軍であり「人間掃討軍東方面部隊長」の肩書を持つ獣人です。

初登場は第3話。ガンメン「エンキ」を操り、カミナのグレンとシモンのラガンを圧倒するものの、その後合体した「グレンラガン」に敗北します。

その時奪われたエンキの兜に執着しつつ、カミナたちを付け狙うことに。

第1・2部では獣人側の敵として描かれるものの、第3部以降はリンカーネ刑務所に収容されたシモンとの再会をきっかけに、大グレン団と合流し、グレンラガンに搭乗します。

第4部では、正式に大グレン団の一員となり、エピローグでは超銀河ダイグレンの艦長となります。

獣人であるがゆえ、螺旋力を持っていませんが、グレンラガン搭乗時には螺旋力に目覚めたブータの力を借りることでシモンをサポートします。

搭乗機は「エンキ」「エンキドゥ」「エンキドゥドゥ」「グレンラガン」。

『天元突破グレンラガン』敵となる登場人物2 ロージェノム

ロージェノムは獣人軍の長であり、螺旋王の肩書を持つニアの父親です。
第2部「風雲編」における最後の敵となりました。

実は1,000年にも及ぶ時間を生き、獣人たちを作り支配下におくことで、人間の人口をコントロールしていました。

女性などを自分の愛玩物としてしか思わず、飽きたらすぐに捨て去る非情な性格をしています。

かつて己の螺旋の力でアンチスパイラルに挑むも敗北。

地球へ逃げた後、アンチスパイラルの人間掃討システムの発動条件となる「人間の人口100万人」を超えぬよう管理していました。

しかし、シモンたち大グレン団との戦いに破れ去ります。

第3部ではロシウによって記憶とDNAデータを引き継いだ頭部のみの姿で登場。アンチスパイラルに関する真実をロシウに告げます。

その後はアークグレンなどの機体に乗り、大グレン団に知識を与える存在となりました。

搭乗機はグレンラガンと同じタイプである「ラセンガン」。

最終回では一時的に肉体が復活し、シモンたちとともに戦いました。

『天元突破グレンラガン』敵となる登場人物3 アンチスパイラル

アンチスパイラルは『天元突破グレンラガン』における最後の敵です。

螺旋力は宇宙を滅ぼす力と確信しており、螺旋族の末裔である人間が増えすぎた場合に発動する「殲滅システム」を構築。

それに気づいていたロージェノムは、地球の人口を抑え管理することになります。

アンチスパイラルは螺旋族の末裔を管理するために「仮想生命体」を作り出し、人間のDNAに潜伏させます。

殲滅システムの発動とともに、このDNAを持つものがメッセンジャーとして覚醒するシステムです。

ニアがこのメッセンジャーに当たり、第3部の敵となります。

第4部「回天編」では、多元宇宙迷宮によってグレン団を追い詰めますが、カミナの意思を継いでいたシモンたちによって打ち破られます。

最後の戦いでは天元突破グレンラガンと戦い敗北、シモンに宇宙の守護を要求し消滅しました。

機体「ムガン」を支配し、自らは「グランゼボーマ」となって最終決戦を戦いました。(ムガン・グランゼボーマともに人類側が名付けた名前)

『天元突破グレンラガン』大グレン団の登場人物1 キタン

キタンは、第1部「立志編」から第4部「回天編」まで登場する大グレン団の一員です。

初登場は第4話。

はじめは獣人ハンター集団「黒の兄妹」を名乗っていましたが、カミナと同じく獣人から強奪した「キングキタン」に搭乗したことでグレン団と合流、大グレン団のメンバーとなります。

カミナ死亡後は大グレン団の二代目リーダーとなりますが、後にシモンへリーダーを譲渡します。

第2部「風雲編」では、ともにテッペリン攻略戦に加わります。

第3部「怒涛編」では再び大グレン団の戦闘員として月の落下を止めるために奔走。

その後第4部の最終決戦ではヨーコに想いを伝え、デススパイラルマシーンを命と引き換えに破壊しました。

デススパイラルマシーン破壊時の「キングキタン・ギガドリルブレイク」のシーンは、声優の熱演や作画、そして熱い口上が注目され、グレンラガン屈指の名シーンとして人気を博しています。

搭乗機は「キングキタン」。

『天元突破グレンラガン』大グレン団の登場人物2 ロシウ・アダイ

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ロシウは、ジーハ村と同じく地下の村であるアダイ村出身の少年で、村の掟で追い出されることになったギミーとダミーとともにグレン団の一員となりました。

カミナ亡き後はグレン、またはシモンとグレンラガンに搭乗するなど、大グレン団の前線で活躍しています。

第3部からは総司令となったシモンを支える総司令補佐官に就任します。

しかし、上に立つ者の責任感やシモンらとの意見の相違から徐々に孤立してしまいます。

その中でも常に民衆のことやシモンたちのことを考え、倫理や情に反してでも冷静に判断を下します。

シモンに死刑を宣告した後は1人部屋で涙するシーンも。

シモンたちと和解後、最終決戦の大グレン団には帯同せず地球に残り、人類のリーダーとしての責任を果たします。

エピローグ後は大統領に就任、旅をするシモンとは別の道で世界の螺旋力を見守ることになりました。

『天元突破グレンラガン』大グレン団の登場人物3 リーロン・リットナー

リーロンはヨーコと同じくリットナー村出身で、オネエ言葉が印象的な男性です。

初登場時からメカニックとして活躍しており、グレンラガンの物語において最後までシモンたちをメカニックの立場で支え続けました。

グレンラガンの修理・月面探査メカやアークグレンをはじめとする機体の開発、さらにグレンラガンの仕組みを解明するなど、多くの功績を残しています。

『天元突破グレンラガン』大グレン団の登場人物4 ギミー・アダイ

ギミーはロシウと同じくアダイ村出身の少年で、ダリーの双子の兄です。

第1・2部では戦いに参加しませんでしたが、第3部からは新政府防衛隊「グラパール隊」のパイロットとなり、量産機グラパールで最終決戦まで戦い抜きました。

エピローグ後はシモンからコアドリルを託され、グレンラガンのパイロットになっており、次世代の象徴として描かれています。

『天元突破グレンラガン』大グレン団の登場人物5 ダリー・アダイ

ダリーはロシウと同じくアダイ村出身の少女で、ギミーの双子の妹です。

第3部ではギミーと同じくグラパール隊のパイロットとして活躍しました。

勇敢でお調子者のギミーと比べ冷静な性格で、シモンからも認められるほど。

エピローグ後はギミーと同じく、グレンラガンのパイロットとして任命されました。

『天元突破グレンラガン』大グレン団の登場人物6 キヨウ・バチカ

キヨウはキタンと同じく黒の兄妹の一員であり、兄妹の長女です。キノンやキヤルは妹。

初登場時はカミナにアプローチをかけていましたが、第3部ではグレン団のダヤッカと結婚し、娘のアンネを授かります。

しかし、アンネが生まれたことで人類が100万人に達し、アンチスパイラルの殲滅システムが発動することに。

『天元突破グレンラガン』大グレン団の登場人物7 キノン・バチカ

キノンはキタンと同じく黒の兄妹の一員であり、兄妹の次女です。

第3部ではロシウの秘書となり、螺旋力研究所の研究員としても活動しています。

重大な決断を迫られることの多かったロシウの心の支えとなり、第23話では命を絶とうとしていたロシウをシモンと止めることになりました。

『天元突破グレンラガン』登場人物まとめ

『天元突破グレンラガン』で活躍している登場人物たちを一挙にご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ロボットアニメとしての一面を持ちつつも、主人公のシモンが少年から青年になるまでに出会った人たちによる、人間的成長も描いている本作。

シモンはもちろん、シモンに大きな影響を与えた登場人物たちも魅力たっぷりで、本作にハマってしまった方も多いはず!

まだ『天元突破グレンラガン』を観たことがない方も、この機会にぜひ、シモンたちの活躍をご覧になってみてください!

当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。

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