イギリス音楽界に颯爽と登場したエリ-・ゴールディング。清涼感のあるのびやかな歌声と、哲学的な歌詞に込められた力強いメッセージ。道に躓いたとき、落ち込んだとき、再び立ち上がる元気をくれる、心に響く曲です。
英国を代表する注目のシンガーソングライター
エリー・ゴールディング
1986年12月30日イギリス生まれの女性シンガーソングライター。
2010年、デビューアルバムがいきなり初登場1位にチャートインし、エリーゴールディングの名が広く知れ渡りました。
また同年に新人アーティストに授与される、BBCアワードとCritics’ ChoiceアワードをW受賞しました。彼女はイギリス音楽界の若きホープです。(W受賞はアデルとエリーゴールディングだけ)
天上の歌声に聞き惚れる
まず聞いて、その伸びのある透明な歌声に驚いて下さい。
透き通った力強さがダイレクトに胸に届く、そんな感覚。彼女ほど心に響く歌声を持った歌手は、そうそう出会うことはありません。
聞き手に解釈を委ねる哲学的な歌詞
エリー・ゴールディングの魅力は、歌声のすばらしさもさることながら、その抽象的で哲学的な歌詞にあるとも言えます。
Lightsは、道しるべを無くし、自信を失い全てを失った人、絶望の淵に居る人に対し、唯一の支えてくれるもの(人)があることのありがたさ、見守ってくれる人がいることの感謝と、再び立ち上がっていく心情を綴った歌です。
道しるべとは、目標かもしれませんし、大切な人、夢かもしれません。唯一支えてくれる人は、家族かもしれませんし、先生、友人、恋人かもしれません。
曲を聴く人それぞれに解釈をゆだねる、ゆだねられる歌詞の書き方もエリー・ゴールディングの魅力です。
負けそうなとき背中を押してくれる
諦めてしまいそうなときに聞いて欲しい
ハルシオンデイズに収録されたBurnは、恋人同士の絆を歌っているように見えて、夢に向かって走る人への応援歌でもある曲です。
決して諦めない強さを炎(灯火)にたとえて、それを吹き消そうとする人々に対し、同じ言葉をリフレインすることで決して負けない強さを歌っています。
エリー・ゴールディングの最大のヒット曲にして代表曲であり、youtube再生回数は10億回を超えています。(2017年現在)
恋愛映画の挿入歌として
この曲は2016年公開された映画「ブリジットジョーンズ・ダメな私の最後のモテ期」の主題歌です。
恋愛映画の主題歌らしく、永遠の愛を歌うような甘い歌詞が印象的なバラード。
この恋にかける繊細な女心と、傷つけられても諦めない強い女心を歌詞に綴っています。
エリー・ゴールディングらしい力強い反骨精神はその歌詞にあまり感じられませんが、恋愛映画の挿入歌として、シーンを盛り上げてくれるムーディーな曲調がじんわりとした感動を呼んでいます。
2011年ウイリアム王子とキャサリン妃のセレブレーションパーティーでは、エルトンジョンの「Your Song」をカバーし、その歌声を披露しました。
参考元
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