ハーレイ・クインやジョーカーなどのスーパーヴィラン(アメコミの悪役)たちがタッグを組んだ特殊部隊・”スーサイド・スクワッド”の活躍を描く映画「スーサイド・スクワッド」を紹介します。この映画は全米でも大ヒットして、日本でもヒットを記録しました。また、ヒロインのハーレイ・クインが昨年のハロウィンでも人気を集めました。
「スーサイド・スクワッド」のあらすじ
人知を超えた能力を持ったメタヒューマンに対抗するためにアメリカ政府の高官のアマンダ・ウォラーは新たな特殊部隊の結成を決意します。
それは、死刑や終身刑など厳罰が決まっている犯罪者たちを減刑と引き換えに、”スーサイド・スクワッド=自殺部隊”に引き入れることなのでした。
そして、アマンダは百発百中の凄腕スナイパーのデッドショット(ウィル・スミス)や、悪の道に堕ちた精神科医のハーレイ・クインなどの悪人を”スーサイド・スクワッド”のメンバーとして揃えます。
目的のためには手段を選ばないアマンダにとっては使い捨ての道具のような”スーサイド・スクワッド”は、命の危機にさらされる危険なミッションに挑むのでした。
悪カワヒロインとして人気のハーレイ・クイン①
「スーサイド・スクワッド」の中で、輝きを放つのはオーストラリア出身のマーゴット・ロビー演じるヒロインのハーレイ・クインです。
ハーレイ・クインは1992年のアニメ「バットマン」のオリジナルキャラクターとして登場しました。
ハーレイ・クイン(道化の意味)は、白塗りと真っ赤な口紅のどぎついメイクで登場しますが、彼女はもともとはハーリーン・クインゼルという精神科医でした。
けれども、バットマンの宿敵でもあるジョーカーを診断する内に、彼に恋焦がれて、性格が激変して道化師のメイクをしたクレイジーなハーレイ・クインへと変貌するのでした。
映画の中でハーレイ・クインは、先端が青とピンクのツインテール、”パパの小さなモンスター”のTシャツ、ホットパンツに、武器のバットを持つ特徴的なファッションで登場します。
このハーレイ・クインのファッショナブルなスタイルは、可愛いと評判を呼びました。
そうしたこともあり、昨年のハロウィンでは、ローラなどの人気モデルや、コスプレイヤーなど多くの人がハーレイ・クインのコスプレ姿を披露して話題を集めました。
悪カワヒロインとして人気のハーレイ・クイン②
ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーは体操選手だったということもあり、いきなり独房の柵にぶら下がって登場したりするなど、激しいアクションを披露します。
特に水の中に落下した車から助け出された後に、刀を縦横無尽に振り回す彼女のアクションは痛快な映像に仕上がっています。
また、大胆な衣装に身を包んだセクシーなハーレイ・クインは、多くの男たちを惹きつけると同時に、目的のためには手段を選ばないサイコパス的な性格を持つ悪役です。
そんなハーレイ・クインは、勇ましく、予想外の衝動的な行動を起こして、”スーサイド・スクワッド”のメンバーたちを引っ張る役割を映画の中で持っています。
狂気的なキャラクターとして異彩を放つ一方で、ジョーカーに対しては、恋をする初初しい女の子のようになってしまいます。
そうした、多面的なキャラクターを持っているのが、ハーレイ・クインの単なる悪役を超えた魅力です。
そして、映画の中でマーゴット・ロビーは、この難しい役を見事に演じきっていて、彼女のキャリアにおいても重要な作品となりました。
ハーレイ・クインのスピンオフ企画が進行中!
「スーサイド・スクワッド」の中で好評だったマーゴット・ロビーのハーレイ・クイン役でしたが、そうした彼女の頑張りに応えるような形でスピンオフ企画が現在進行中です。
ハーレイ・クインの活躍は、「スーサイド・スクワッド」の一作だけに止まらず、まだ続いていきます。
参考元
- ・参照リンク:スーサイド・スクワッド (映画) - Wikipedia
- ・参照リンク:スーサイド・スクワッド : 作品情報 - 映画.com
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