「T2:トレインスポッティング」今春日本でも公開決定!!この一大ムーブメントを巻き起こした映画の第一作目「トレインスポッティング」をおさらいがてら振り返ってみましょう!
90年代に一大ムーブメントを巻き起こした「トレインスポッティング」
1996年に製作されたイギリスの映画「トレインスポッティング」の人気は当時英国のみならず、日本においても社会現象にまで発展しました。
ヨーロッパ、アメリカ、日本と大ヒットを記録した同作は、劇中音楽にデーモン・アルバーン、イギー・ポップ、プライマル・スクリームなどそうそうたるアーティストを起用して、ブリットポップと称される音楽ムーブメントの絶頂期を飾った映画として有名です。
登場人物たちのライフスタイルやファッションは当時のユース・カルチャーに強烈な影響を与えました。
ジェネレーションムービーとしていまだに根強いファンを持つこの映画の20年ぶりの続編「T2:トレインスポッティング」が今春日本でも公開決定!
もともとアーヴィン・ウェルシュの同名小説を原作とした映画ですが、その続編である「ポルノ」を脚本にした作品となっています。
「トレインスポッティング」のみどころ
「トレインスポッティング」はスコットランドのジャンキー青年レントンを主人公にすえた青春映画です。
その場しのぎの退廃的な日常をおくるレントンとその仲間たちのストーリーをダニー・ボイル監督はスタイリッシュな映像と華麗なロック・ミュージックで綴っていきます。
一見ただのおしゃれ映画に見えますが、その映像表現は先鋭的であり、ストーリーも青春映画としての普遍性を獲得しています。
ドラッグ中毒のレントンの台詞には、当時不況の真っただ中だったスコットランドの若者たちの真実の言葉の響きが宿っています。
「トレインスポッティング」のメインキャスト
レントン(ユアン・マクレガー)
「トレインスポッティング」の主人公レントンを演じたユアン・マクレガー。この作品が彼の出世作となりました。スキンヘッドにジャージ姿で疾走し、トイレの中から顔をだすヘロイン中毒レントンのイメージは若者に絶大な支持を得て、この役柄でユアン・マクレガーはイギリスの映画賞を総ナメにしました。
スパッド(ユエン・ブレムナー)
いい人スパッドを演じたユエン・ブレムナー。小心者で憎めない役柄ですが物語のキーとなる人物です。劇中のファッションも注目されました。
シック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)
金髪のジャンキー、シック・ボーイを演じたのはアンジェリーナ・ジョリーの元夫ジョニー・リー・ミラー。甘いルックスでモテモテの役柄を演じ切り、人気を博しました。
ダイアン(ケリー・マクドナルド)
レントンに思いを寄せるJKダイアンを演じたケリー・マクドナルド。体当たりの演技でヒロイン役を熱演、世界中の映画関係者から注目を集めました。
ベグビー(ロバート・カーライル)
トラブルメイカーのアル中ベグビーを演じたのは言わずと知れた名優ロバート・カーライルです。国際的な俳優として注目されるきっかけとなった映画のひとつが「トレインスポッティング」でした。
「トレインスポッティング」の監督
監督2作目で「トレインスポッティング」を世に送り出し、興行的に大きな成功を収めたダニー・ボイル監督。その後ハリウッドにも進出し、2008年の「スラムドッグ$ミリオネア」ではアカデミー賞監督賞を受賞しました。2012年にはロンドンオリンピック開会式の芸術監督を務めました。
「T2:トレインスポッティング」公開決定!!
ファン待望の続編「T2:トレインスポッティング」が日本でも4月8日(土)に公開が決定されました!
ユアン・マクレガーはじめ主要キャストはもちろん、演出はダニー・ボイル監督、脚本も前作に引き続いてジョン・ホッジが担当します。
どのような作品になるか今から楽しみですね!
ぜひ、その前に「トレインスポッティング」を観て90年代のムーブメントを肌で感じてみましょう!!
参考元
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