ブロードウェイでも大人気のディズニーのミュージカル『アラジン』

魔法の国へようこそ！

大ヒットミュージカル

ディズニーが『アラジン』をミュージカルとしてブロードウェイで初めて公演したのは２０１４年です。

日本では２０１５年から「劇団四季」によって上演されています。

ダンスと歌の素晴らしさに加え、テンポの良さ、そしてそのテクニックなど、どれを取っても最高のミュージカルといっても過言ではありません。

「劇団四季」では、このミュージカルはチケット販売枚数最高売り上げ記録を更新しました。

あらすじ

アラジンの出会い

舞台は砂漠の王国アグラバーです。

貧しくても清らかな心を持つ青年のアラジンはある日、王宮から抜け出してきたジャスミン姫と出会います。
しかし、アラジンは盗賊と間違えられて捕まり牢屋に入れられてしまいます。

王国を支配したいと企む国務大臣のジャファーは、アラジンに、入る事がとても難しい魔法の洞窟に入り魔法のランプを自分の為に取ってくれば、脱獄させてやると持ちかけます。

魔法の洞窟の中でアラジンは魔法の絨毯と出会い、その協力でランプを手に入れるのですが、アラジンは洞窟の中に閉じ込められてしまいます。

そして、ランプを擦ったアラジンはランプの魔人ジーニーの主人となります｡

ジーニーに「どんな願い事でも３つだけ叶えてやる」と言われたアラジンは、自由を求めるジーニーに「最後の願いで君を自由にする」と約束します。

恋心と友情

アラジンは一つ目の願いで、ジャスミン姫との恋を叶えるために王子に変身して王宮に向かいます。

ジャスミンは最初アラジンを全く相手にしなかったのですが､魔法の絨毯で世界中を旅していく内にアラジンに惹かれていきます。

しかし、ジャファーは自らの魔力を使いジャスミンと結婚して王になろうとしていました。

一方、アラジンは魔法が解けて自分が王子でなくなったらジャスミンに嫌われると思い「ジーニーを自由には出来ない」と告げ、それを聞いたジーニーは怒ってしまいます。

ジャファーとの戦い

そんななか、隙を突かれてジャファーにランプを奪われてしまうアラジン。
ジーニーの新たな主人となったジャファーが一つ目の願いでアグラバーの支配者になります。

そして二つ目の願いで自分を世界一の魔法使いにし、ジャファーは大蛇に変身し、アラジンたちは殺されそうになってしまいます。

そこでアラジンは「世界一強いのはジーニーだ！」と言います。
そしてジャファーは最後の願いで自分を世界最強の存在＝ジーニーになる事を願います。

しかしそれはランプの魔人の制約『脅威の力を持つ代わりに自由がない』事を知っていたアラジンの画策だったのです。

ジャファーはまんまとアラジンの策に嵌り、ランプの中に閉じ込められてしまいました。
アラジンは最後の願いでジーニーをランプから解放し自由の身にします。

王はアラジンの誠実な姿に感動し、ジャスミンとの婚約を認めます。

舞台のクオリティー

ミュージカルといえば、歌とダンスですよね。
ブロードウェイ『アラジン』での歌とダンス、バラエティーの豊かさには感心させられます。

そしてブロードウェイもさることながら、日本公演の劇団四季が演じる舞台のクオリティーの高さにも感動せざるを得ません。

砂漠の王国アグラバーは架空の国なのですが、イメージはアラブの辺りでしょうか。
背景などの大道具や衣装、カツラに至るまでかなりのこだわりがうかがえます。

そしてもう一つの見どころは、様々なトリックです。
アラジンといえば「空飛ぶ絨毯」！

役者が飛んだり跳ねたりと、舞台だけに限らず会場全体、どこから何が出てくるのか面白い演出がいっぱいです。舞台に突然現れたり、突然消えたり、まるでマジックを見ているかのような舞台です。

あなたもランプの魔人・ジーニーの魅力にハマる事間違いなしです！