2006年に放映されて以来、今でも根強い人気を誇るテレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』。「ギアス」という特殊な能力を手に入れた少年ルルーシュが、仮面の男「ゼロ」を名乗り、超大国ブリタニアを相手に戦うことを決意する物語。その魅力的なストーリーと主要な登場人物をご紹介します。
2006年10月から放映されたテレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』。
数多くのノベライズやコミカライズといったメディア展開を広げたこの作品は、放映から10年以上が経った今でも多くのファンを魅了しています。
ストーリーや登場人物の魅力はもちろんのこと、ナイトメアフレームという人型自在戦闘装甲騎によるメカアクションも大きな見どころのひとつです。
2019年2月9日からは最新作の映画『コードギアス 復活のルルーシュ』も公開され、まだまだ進化を続けるコードギアスの世界。
今後も目を離すことができない『コードギアス』について、今回はそのあらすじをネタバレありで紹介させていただきます。
多くのファンを惹き付ける『コードギアス』ならではの世界観!
出典:amazon『コードギアス 反逆のルルーシュ』は2006年から2008年にかけて放映された大人気テレビアニメです。
舞台は世界の3分の1を支配する超大国ブリタニアの植民地となり、今は「エリア11」と呼ばれる日本。
そこで日本人は「イレブン」と呼ばれ、ブリタニア人から迫害される生活を送っていました。
物語の主人公であるルルーシュは、ブリタニアの皇子でしたが、幼いころに母親をテロリストに殺害され、妹のナナリーとともに人質として日本へ送られました。
日本とブリタニアの戦争のなかで、命を落としたことにしたふたりは名前を変え、現在はブリタニアの学生としてエリア11で生活しています。
ある日ルルーシュは謎の少女C.C.との契約により「ギアス」という能力を手に入れます。
それはどんな相手にでも命令を下すことのできる絶対遵守の能力でした。
この能力を手に入れたことでルルーシュは母親の仇を討ち、ナナリーが安心して暮らしていける世界を作るために、父であるブリタニア皇帝への反逆を決意します。
コードギアスの魅力はいろいろありますが、やはり見逃せないのはナイトメアフレームと呼ばれる兵器による戦闘と、指揮官同士の高度な頭脳戦です。
優秀なパイロットによるハイレベルなバトルシーンは、そのギリギリの緊張感に思わず手に汗を握るほど。
また、この作品ではそれぞれの正義や理想、信念が交わることなく、衝突を繰り返しています。その複雑な人間ドラマからも目が離せません。
『コードギアス』の魅力あふれる登場人物たち
コードギアスにはシリーズを通して多くのキャラクターが登場しますが、ここではとくに主要な人物を少しだけご紹介させていただきます。
■ルルーシュ・ランペルージ(声優:福山潤)
この作品の主人公。
その正体は神聖ブリタニア帝国の皇子で、本名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。
現在は正体を隠して、アッシュフォード学園のクラブハウスに妹のナナリーとふたりで暮らしています。
謎の少女C.C.と出会って手に入れたのは、「ギアス」というどんな相手にでも一度だけ命令を下すことのできる「絶対遵守の力」。
その力を使って、ブリタニアへの反逆を決意したルルーシュは、仮面の男「ゼロ」として黒の騎士団を立ち上げます。
■枢木スザク(声優:櫻井孝宏)
この作品のもう一人の主人公で、ルルーシュとナナリーの幼馴染。
かつての日本の総理大臣の息子であり、現在はブリタニアの軍人として第7世代ナイトメアフレーム「ランスロット」のパイロットをしています。
身体能力が極めて高く、通常の人間では考えられないようなポテンシャルを発揮することも。
■C.C.(声優:ゆかな)
ブリタニア軍に極秘にとらわれていた正体不明の少女。
ルルーシュに契約を持ち掛け、「ギアス」の能力を与えました。
その後もルルーシュ(ゼロ)の共犯者として、黒の騎士団の活動に協力します。
■紅月カレン(声優:小清水亜美)
出典:amazon普段はブリタニア人として、アッシュフォード学園に通う病弱な生徒。
その正体は、日本の解放を求めてブリタニアと戦うレジスタンスの一員。
とある事件をきっかけに、ゼロが指揮する黒の騎士団のエースパイロットとして、メンバーに加わることになります。
ナイトメアフレームの操縦技術に優れており、その実力はスザクとほぼ互角といっていいほど。
■ナナリー・ランペルージ(声優:名塚佳織)
ルルーシュの妹。
テロリストの襲撃により足が不自由になり、目の前で母親を失った精神的ショックから視力も失ってしまいました。
■ユーフェミア・リ・ブリタニア(声優:南央美)
ブリタニアの皇女で、ルルーシュとナナリーとは異母兄妹。
自分の側に仕える騎士としてイレブン出身のスザクを指名するなど、ブリタニアの皇族としては珍しく、植民地の民に対しても偏見なく接しています。
あらすじ『コードギアス 反逆のルルーシュ』ふたりの少年の物語【ネタバレ】
テレビアニメにおける一期は、2006年10月から2007年3月までに23話、2007年7月に24話・25話が放映されました。
ブリタニアの学生であるルルーシュは、ある日テロリストとブリタニア軍の衝突に巻き込まれ、謎の少女 C.C.と出会います。
C.C.との契約によって手に入れたのは、どんな相手にでも命令を下すことができる「ギアス」という能力でした。
ルルーシュは持ち前の頭脳とギアスを生かし、ブリタニアへ反逆することを決意します。
ブリタニアに対抗するための武力として「黒の騎士団」を結成し、日本各地でブリタニア軍との衝突を繰り返していきます。
一方、ルルーシュの幼馴染であり、この作品のもうひとりの主人公であるスザクは、イレブンの出身でありながらブリタニア軍に所属しています。
最新型のナイトメアフレーム「ランスロット」のパイロットとして、戦場で戦っていました。
とあるきっかけから、スザクはブリタニアの皇女ユーフェミアに出会い、のちに彼女の騎士にも任命されます。
ルルーシュは反ブリタニア勢力のリーダー・ゼロとして、スザクはブリタニア軍のナイトメアフレームのパイロットとして、ふたりはお互いの正体を知らないまま、何度も戦場で衝突を繰り返していきました。
ブリタニアの皇族でありながらも、イレブンに対する差別意識や偏見を持たないユーフェミアは、エリア11の日本人との共存を目指し「行政特区日本」を企画。
開設式典に招待されたゼロ(ルルーシュ)は、ゼロの正体を知るユーフェミアとふたりきりで話していた際に、ギアスの暴走により意図せず日本人の虐殺を命じてしまいます。
ギアスの命令には抗えず、日本人の虐殺をはじめたユーフェミアは、ルルーシュの手によって命を落とします。
そしてルルーシュは「合衆国日本」の設立を宣言し、トウキョウ租界へ進軍します。
しかし、そんなときに最愛の妹ナナリーがさらわれたという情報が入り、ルルーシュは黒の騎士団の指揮を放棄して、ナナリーを探しに神根島へと向かいます。
最愛の存在であるユーフェミアを失ったスザクもまた、ゼロを追って神根島へとたどり着き、ルルーシュと対峙することとなりました。
お互いに銃口を向け、ふたりが同時に引き金を引いた瞬間に一期は終わりを迎えます。
あらすじ『コードギアス 反逆のルルーシュR2』感動的な結末【ネタバレ】
出典:amazon一期の続編である「R2」は2008年4月から9月まで、全25話が放映されました。
舞台は一期の設定から約1年後。
ブリタニア軍と黒の騎士団の全面的な衝突は「ブラックリベリオン」と呼ばれ、ゼロはその戦いのなかで命を落としたことになっていました。
ルルーシュは皇帝シャルルのギアスにより記憶を書き換えられ、ただの学生として過ごしていました。
側に妹ナナリーの姿はなく、代わりに側にいたのは偽りの弟としてルルーシュの監視役を担っていたロロでした。
のちに記憶を取り戻したルルーシュの策により、ロロは黒の騎士団の協力者となります。
C.C.との接触により記憶を取り戻したルルーシュは、ブリタニア軍に捕らわれていた騎士団のメンバーを救出します。
その後、中華連邦へ亡命したゼロと黒の騎士団は、超合衆国の設立を宣言します。
多くの国が超合衆国に賛同し、代表者たちの決議によって黒の騎士団はトウキョウ租界に攻め入りました。
しかし、皇帝直属の騎士となったスザクが放った新兵器「フレイヤ」によって、トウキョウ租界は壊滅状態に。
さらに異母兄シュナイゼルから、ゼロの正体がブリタニアの皇子であることが黒の騎士団に告げられたことで、ルルーシュは黒の騎士団をも失います。
たったひとりでも、ブリタニア皇帝を打倒することを誓ったルルーシュは、神根島で皇帝と直接対決を果たします。
しかし、そこには死んだはずの母親マリアンヌの姿が…。
駆けつけたスザクとC.C.とともに、皇帝シャルルとマリアンヌが計画する「ラグナレクの接続」を阻止することに成功したルルーシュは、スザクと手を取りあって、今度こそ世界を変える決断をします。
ルルーシュはギアスを使い、神聖ブリタニア帝国の皇帝となり、自分の騎士としてスザクをナイト・オブ・ゼロに任命します。
逆らう者をすべてギアスと圧倒的な兵力によって従え、悪逆皇帝の名を欲しいままに世界を支配していくようになります。
多くの憎しみを集めたころ、かつての黒の騎士団メンバーの処刑に向かうルルーシュの前にゼロが姿を現します。
ゼロは警備を難なく突破し、まっすぐにルルーシュのもとへ駆け寄り、多くの人々の目の前で悪逆皇帝ルルーシュを殺害します。
これこそがルルーシュとスザク、そしてC.C.が共犯となって計画した「ゼロレクイエム」。
独裁者となったルルーシュに、世界中の憎しみをすべて集め、そのルルーシュをゼロの姿となったスザクが殺すことで、この世界の憎しみをリセットすることでした。
平和な世界を実現するために嘘をつき続け、最後はその命をもって憎しみを終える役割を担ったルルーシュ。
そして世界を救った英雄として、これからも仮面を被ってゼロとして生きていかなければならないスザク。
「優しい世界」のために、自分を犠牲にすることを選んだふたりの姿に、思わず涙せずにはいられない結末でした。
『コードギアス』シリーズを観るオススメの順番は?
コードギアスはテレビアニメ以外にも様々なメディア展開をしている作品なので、どこから手をつければいいのか悩んでしまう方もなかにはいるかもしれません。
そこで、ここではメインのストーリーに関わる作品と、視聴する順番を紹介していきたいと思います。
紹介する作品は大きく分けて以下の3つがあり、とくにこだわりがなければ上から順番に観ていただくことをおすすめします。
■テレビアニメシリーズ
■劇場版外伝
■劇場版総集編(三部作)
それでは、それぞれの作品について詳しく見ていきましょう。
■テレビアニメシリーズ
・コードギアス 反逆のルルーシュ
・コードギアス 反逆のルルーシュR2
一期と二期併せて全50話で完結となるテレビアニメです。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』から物語がはじまり、そこから約1年後を舞台として『コードギアス 反逆のルルーシュR2』がはじまります。
基本的なストーリーはこのテレビアニメがメインとなるので、「本編をきちんと把握したい」という方はぜひこの作品からご覧になってください。
■劇場版外伝
・コードギアス 亡国のアキト(全5章)
こちらは本編とは異なる主人公、異なる舞台を描いたストーリーです。
時間軸としては一期と二期(R2)の間にあたり、メインではないものの、ルルーシュやスザクといった本編のキャラクターも登場します。
物語として本編に大きくかかわる内容ではないため、本筋のストーリーを把握するためには、必ずしもチェックが必要な作品ではありません。
しかし、この作品では特殊な形状のナイトメアフレームが登場し、バトルアクションもさらに磨きがかかったものになっています。
そのため、メカやアクションシーンが好きな人には、むしろおすすめの作品といえるかもしれません。
■劇場版総集編
・コードギアス 反逆のルルーシュ I 興道
・コードギアス 反逆のルルーシュ II 叛道
・コードギアス 反逆のルルーシュ III 皇道
こちらはテレビアニメとして放映された本編を、劇場版総集編として再構成し、三部作として公開されました。
基本的には本編の内容と同じなので、この総集編だけでも大体のストーリーは把握できます。
しかし、今回の総集編を作成するにあたり、音声がすべて再収録されているので、同じセリフやシーンでも本編とは少し違った雰囲気やニュアンスを味わうことができるところがポイントです。
さらに、この総集編は本編とは異なるエピソードになっている部分があります。
それが結末にも大きく影響してくるので、テレビアニメだけではなく劇場版
総集編もチェックしてみることで、よりコードギアスの世界を楽しむことができると思います。
以上、3つの作品をご紹介いたしました。
本編を把握するために必ずチェックしたい作品は、テレビアニメか劇場版総集編のどちらかですが、興味がわいた方はぜひ『亡国のアキト』もチェックしてみてください。
■最新作
・コードギアス 復活のルルーシュ
そして、最後にご紹介するのは、ファン待望の最新作『コードギアス 復活のルルーシュ』です。
こちらは2019年2月9日公開となった劇場版で、これまでの総集編や外伝とは異なり、2008年に完結した「本編のその後」が舞台となっています。
本編を観た後にはこちらもぜひチェックしてみましょう!
『コードギアス』は名曲ぞろいのOPやEDにも大注目!
コードギアスはその主題歌も作品とともに長く愛されています。
それぞれの曲の歌詞が登場人物の心情をイメージさせたり、コードギアスの世界観と照らした内容であることが多かったため、強く印象に残っているのかもしれません。
一期と二期のOP(オープニング曲)・ED(エンディング曲)はそれぞれ下記のとおりです。
一期OP
・COLORS / FLOW
・解読不能 / ジン
・瞳ノ翼 / access
一期ED
・勇侠青春謳 / ALI PROJECT
・モザイクカケラ / SunSet Swish
二期OP
・O2 / ORANGE RANGE
・WORLD END / FLOW
二期ED
・シアワセネイロ / ORANGE RANGE
・わが﨟たし悪の華 / ALI PROJECT
見ての通り、様々なアーティストが主題歌を担当してきましたが、やはりコードギアスといえば「FLOW」と「ALI PROJECT」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
一期前半のOP・ED、そして二期後半のOP・EDというように、コードギアスのはじまりと終わりをそれぞれの曲で飾ったことが、そのような印象に繋がっているのかもしれませんね。
また、R2のEDでは、キャラクター原案を担当したCLAMPのイラストが使用されたことでも話題を呼びました。
『コードギアス』にはインパクト抜群の名言がいっぱい!
個性的な登場人物たちによる名言は、それぞれの性格や信念がよく表れていてインパクトも十分です。
ここでは主人公のルルーシュのセリフをはじめとした、コードギアスの名言の一部をご紹介します。
■ルルーシュ(ゼロ)
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」
コードギアスのなかでも、とくに強い印象を与えるセリフのひとつ。ブリタニアに反逆するルルーシュの強い覚悟を感じさせる名言です。
■スザク
「間違った方法で手に入れた結果に、価値はないと思うから」
仲間になるようにゼロから勧誘を受けたスザクが、その誘いを断るときのひとことです。
かたくなに自分の正義と世界のルールに従おうとするスザク。そこには彼自身の秘められた過去が少なからず影響を与えているのでしょうか。
■C.C.
「本当に失いたくないものは、遠ざけておくものだ」
生徒会の友人であるシャーリーに、ゼロの正体を知られたかもしれない。そんなルルーシュに対してC.C.が与えた助言です。
■ナナリー
「優しい世界でありますように」
折り紙で作った、鶴に込めたナナリーの願いごと。
かつては皇族同士のいがみ合いや陰謀のなかで生きてきたからこそ、ようやく手に入れたルルーシュとの穏やかな今の生活が、ナナリーにとってはかけがえのない「優しい世界」だったのかもしれません。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』のまとめ
テレビアニメの放映が終了してからも、まだまだ広がりを見せるコードギアスの世界。
ルルーシュやシュナイゼルをはじめとした、ハイレベルな頭脳の持ち主による高度な心理戦と、スザクやカレンといった優秀なパイロットによる爽快なバトルシーン!
互いの正義をぶつけ合い、世界を変えようとすることの難しさや、現実における理想との矛盾に対する葛藤など、コードギアスには多くのファンを魅了する要素があふれています。
すでにご覧になっている方はもう一度! 今まで観たことがなかった方はぜひこれから! コードギアスの物語を楽しんでみませんか!?
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