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警察庁の生活安全課で働くソウンは幼い息子を1人で育てるシングルマザー。ある日、自身が務める警察署の管内で児童誘拐事件が発生し、ソウンは捜査チームに配属され誘拐事件の被害者である子供の母親のふりをして誘拐犯と交渉することに。誘拐犯の連絡に被害者の母親になりきり指示通りに身代金を準備するが接触場所を指定した誘拐犯はその場へ現れることはなかった。 その日の夜、ソウンは誘拐犯から自身の息子であるダヒョンを誘拐したという連絡を受ける。 そして捜査チームには切られた子供の指が小包として届くのであった…。 同僚たちは知る由もないが、ソウンは自身の息子であるダヒョンのものだと気付いてしまう。 ソウンは誘拐犯を探し出して息子を救い出せるのか? 自身の限界(リミット)を超えてソウンの強烈な反撃が始まる。 【出演者】 イ・ジョンヒョン/ムン・ジョンヒ/チン・ソヨン/パク・ミョンフン/チェ・ドクムン/パク・ギョンヘ ■監督:イ・スンジュン (C)JNCMEDIA GROUP Co.Ltd All Rights reserved
現代社会の闇や不安、女性の苦悩を淡々とソリッドに描いた絶望エンターテイメント ブラックなユーモアたっぷりの脚本は、『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子監督のオリジナル。筒井真理子、光石研、磯村勇斗、柄本明ら実力派俳優たちの競演も見もの。 新興宗教をよりどころとし、1人穏やかな生活を送っていた主婦・依子。ある日、失踪した夫が十何年の時を経て帰ってきたことで、その毎日がゆがみ始める。介護や更年期といったさまざまな困難に対して湧き上がる負の感情を、依子は信仰心で押し殺すのだが…。
偶然出会った女子中学生2人の爽やかな友情を描いた青春ドラマ TOKYO青春映画祭2023の準グランプリ作品。西玲名が最優秀女優賞、松里音杏が最優秀助演賞を受賞。普通に生活していたら出会わなかったであろう2人の姿をみずみずしく描く。 中学2年生の愛生は、大橋で「ピーナッツ」と落書きされた靴を拾い、隣のクラスの瑠夏と出会う。友達のいない瑠夏は名前を呼んでくれる愛生に心を開き、流されやすい愛生は真剣に夢を語る瑠夏に惹かれる。2人は向こうの町へ「じゃんけんグリコ」で走りだす。
影が薄い孤独なゲーム女子が突然チームに加わることになり… ゲームだけが取り柄のネガティブ女子が、自分を必要とされたことでどのように変わっていくのか見守りたい。主題歌は香村奈保(中2映画プロジェクト・ヒロイン選抜)。 ゲームの神と呼ばれた桜井古都はゲームの天才だが友達はゼロ。担当の先生にも覚えてもらえず、クラスメイトからも存在を知られていない。ある日、同じ中学のeスポーツチームが有名大学のAIチームと対戦することになるが、メンバーが不足してしまい…。
児童虐待を経験し、後遺症や生き辛さに苦しむ若者たちを追ったドキュメンタリー 虐待を受けた当事者たちのリアルな声に胸が締めつけられそうになる。大人になったら終わりというわけではないという、虐待が子供に与える問題の根深さを突きつけてくる。 自身も児童養護施設出身という山本昌子監督。彼女は虐待された経験のある全国の若者の声を聞き、社会的養護を経験した子たちや保護されることのなかった子たちの実情に迫った。大人になっても癒えない彼ら彼女らの心の叫びを、カメラを通して伝えていく。
笑いあり、哲学あり、感動あり!演劇部員たちが自分自身と向きあう青春情熱コメディ TOKYO青春映画祭2021にて最優秀シナリオ賞を受賞した『ブスの法則』の笠原悠暉監督による、ユーモア満載の青春物語。個性あふれる部員たちのキャラクターも魅力。 春の新入生歓迎会で「シンデレラ」を上演することになった演劇部。ところが、部員たちは主役をめぐって大喧嘩に。ある部員の「なぜシンデレラをやりたいのか」という問いから、部員たちは「私が本当に望んでいることは何か」とそれぞれ向きあうことに。
亡父が残したとんでもない遺言。それを聞いた中学2年の娘がとっさに取った行動とは? 放送作家として知られる倉本美津留が監督を務めた青春映画。出演するヒロインらもフレッシュな顔触れで、思春期のど真ん中にいる多感な少女を等身大で演じている。 亡くなった父の葬儀に参加する中学2年生の娘。突然のことに彼女はこれからどうすればいいのかわからずにいた。だが葬儀の後、父がとてつもない野望を秘めていたことを知る。そしてその野望を実現するための遺言を託された。その内容に娘は仰天する。
初恋×ビーチ。まぶし過ぎる思い出が今も脳裏に焼きついている… TOKYO青春映画祭上映作品。ロマンティックな思い出は、いつまでたっても多幸感を湧き上がらせてくれる。そんな想いを静かに映像に焼きつけた、共感必至作だ。 南房総は白浜。最近、廃墟の隣にバスケットゴールができて嬉しい。でも、うんざりしている初恋が、今年も手を振っている。彼女は僕の気持ちを知る由もなく、僕も彼女の近況を尋ねない。ボールがゴールにはじかれる時もある。ただ、目の前に道は広がっている。
暗殺部隊の女とそのターゲットの男との間に芽生えた禁断の恋を描くラブストーリー 野火明監督が全体主義国家となった近未来の日本を舞台に、極限の愛を描き出す。W主演の品田誠のコミカルな演技、揺れ動く女心を繊細に演じた長谷川千紗の名演に注目。 売れない漫画家・大野は、ある日偶然出会った女・チサと恋に落ちる。だが、彼女には秘密の仕事があった。それは政府による暗殺の仕事。チサは大野を暗殺するために近づいたのだった。奇妙な同棲生活が始まり、2人の偽りの愛が真実へと変わっていく…。
吃音に悩む少年と学習障害・ディスレクシアを抱える少年の友情を描いた短編ドラマ 今を生きる子供たちのさまざまな問題に向きあう相馬雄太監督がハンディキャップを抱える子供の生き辛さや思い、考えを丁寧に描き、多くの国内映画祭で高い評価を得た。 吃音に悩む小学5年生の真田信二。内気な性格で友達もいない信二だったが、転校生の椿啓介と出会い、仲良くなる。啓介が学習障害・ディスレクシアを抱えていることを知った信二は、より啓介と親交を深めていく。しかし、啓介が転校することとなり…。
“2分の1成人式”を通して、少数派に寄り添うことの大切さを映し出す短編ドラマ 若手映画監督・相馬雄太がさまざまな家庭環境の中で育った現代の子供たちのリアルな心情を描き、人を思いやる心の重要性と子供の権利を尊重する必要性を社会に強く訴える。 “2分の1成人式”を来月に控えた4年2組の生徒は両親への感謝の手紙を書き、式の準備を進めていた。盛りあがる同級生をよそに、両親がおらず、児童養護施設で暮らす日向は式を迎えることが憂鬱だった。日向の気持ちに気づいた良介は、担任教師に相談するが…。
壮絶な過去を抱える2人の男女のドライブデートを描いた青春ドラマ 脚本も務めた山中太郎監督が複雑な家庭環境で育った男女のリアルな姿と抱える闇を巧みに描写。主演を務めた清水学と朝井瞳子のみずみずしい演技に引き込まれる。 アルコール依存症の父親を支えるため、学校に通わず働く壮平は、山口百恵似のお嬢さま・七香と出会う。数日後、ドライブデートすることになった2人は、幼少時代の思い出の地・山上遊園地に向かうことに。道中、互いの過去について触れて距離を近づけるが…。
人生には楽しみも、理不尽も、苦しみも詰まっている。「人生」を問いかける感動ドラマ 監督は2022ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でゆうばりホープ賞を受賞した石田瑞樹。主人公が挫折し再起する姿に、生きることとは何かを考えさせられる。 コロナによる企業の経営難により、多くの大学生が内定取り消しになった。橘芹菜もその1人だ。「精神的苦痛」から逃れるため、裏社会などに片足を突っ込んでしまう芹菜。どん底のなか、1人の雑誌記者と出会った彼女は、次第に自らの生き方を見つめ直していく。
洋服選びをきっかけに仲良くなる高校生の姿を描いた青春ドラマ 単なるクラスメイト同士だった2人が、互いに誰にも見せていなかった一面を知り、距離を縮めていく姿をみずみずしく描き出す。ノスタルジックな気分に浸れること請けあい。 私服がダサい萩原秀斗は、母親と服を見ているところを同じクラスの井口に目撃されてしまう。井口がおしゃれに詳しいと知った秀斗は、修学旅行に着ていく服を一緒に選ぶことに。友達と遊びにいったことがない井口は、行きつけの古着屋に秀斗を連れていき…。
別れたい?別れたくない?倦怠期カップルの愛の行方を描いたドラマ 等身大の男女の恋愛模様を切り取ることを得意とする野呂悠輔監督が、倦怠期カップルの悩みを生々しく描出。行き詰まった男女の暗澹とした思いや狡猾さに胸がひりつく。 売れない芸人のレイジは会社員のナナセと同棲中。代り映えしない日々に将来を案じながらも、互いに別れを切りだせずにいる。ある日、ナナセは新しく会社に入ってきたシュンに口説かれるが、彼を利用して自分の気持ちを確かめようとする。
花を意中の相手に届けようとする主人公が困っている人のために奔走!? 困っている人を助けようと奔走する主人公の姿に、思わず優しい気持ちになれる。相手がどのような人であっても、善意を持って理解しようと努めることの大切さを問う。 ジョーは想いを寄せるマリにバラを届けようと計画していた。しかし、マリとの待ち合わせに向かうジョーの前に次々と困っている人たちが現れる。困っている人を見ると放っておけないジョーは、みんなの悩みを解決するために奔走していくことになるが…。
絶対にノーとは言わない!承認欲求が暴走していくさまを描く短編ドラマ 動画配信やSNSを通じて誰もが発信できるようになった現代、みんなに認められたいという思いが人を狂わせることも…。素直な青年の危うさにドキッとさせられる。 動画共有サービス「yootubee」で毎日配信を始めた真下正恭。配信中、視聴者から寄せられたむちゃぶりに応えた彼は「わかり真下!」とどんなリクエストも次々実行していく。そうして真下は人気配信者となるが、その行動はどんどんエスカレートしていき…。
モラトリアム真っただ中の男を描く、不思議なビデオエッセー 実験映画『CREATOR』が映画祭で高い評価を集めた、リキ・サトウ監督によるショートムービー。独特のモノクロ映像が印象的だ。日本セルビア映画祭2022上映作品。 社会に属さない1人の男が、不完全な美と不完全な自分自身と向きあおうとする姿を映し出す。自らが持つ美学を超越して不完全さを楽しみ、そこに価値を見いだそうとすることは、人間が生きていくために必要なことなのだろうかと訴えかける。
突然島に帰ってきた自称女優と、島から出たことのない幼馴染みが織りなすドラマ 『夕陽のあと』に続き、鹿児島県長島町を舞台に描く映画第2作。たった一つの視点が、あたかも真実かのように受け止められてしまう社会の不確かさを映し出す。 鹿児島県長島町へ突然帰郷した城子。彼女はこの町を舞台にした映画でデビューするはずが、制作は頓挫していた。実家暮らしの由記乃のもとで同居することになった城子は、再び映画を撮ると言いだす。それをきっかけに、いくつもの小さな事件が巻き起こり…。
福岡県糸島市を舞台に、ネコと少女が織りなす不思議なヒューマンドラマ 糸島の雄大な自然と美しい景色、かわいらしいネコの姿に癒やされる。福岡のアイドルグループ・LinQの金子みゆが主演を務める。早見優が主人公の母親を好演。 ネコと一緒に捨てられていたところを拾われ、藤崎家の子供として育てられた紫音。高校生になった彼女は、交通事故がきっかけでネコと過ごした記憶が蘇り、その行方を捜すことに。やがて紫音は、婦人が1人で営むネコの保護施設・シーボルトにたどりつく。
二次創作の向こう側で混じりあう腐女子たちのエゴと巻き込まれ男子のボイス 声優オタクの女子が好きな声を持つ男子たちとラジオドラマ作りに奮闘する学園ドラマ。米子高専放送部の1、2年生が制作。第7回(2023)池袋みらい国際映画祭入賞作品。 声優好きで声フェチの絵里奈は、周りのすてきな声を収集しているうちに、愛するSFアニメ『メタリラ』の主人公・アモンにそっくりな声を持つ圭司を発見する。ずっとその声を聴いていたい絵里奈は圭司を巻き込み、仲間たちとラジオドラマを作り始める。
なぜ、あの時気づかなかった?高校生が過去に戻って恋に胸躍らせるショートムービー 監督は、高校生の映画コンペ「高校生のためのeiga worldcup」で優秀作品賞(2位)を受賞した『Stripe Voices』をプロデュースした田中晋。青春の甘酸っぱさを凝縮。 タカシは無駄な時間をためて、後から使えるという銀行を使ってみた。しかし、過去の時間は過去の時空に戻らないと使えないという面倒くさい仕様だ。貯蓄を下ろして過去の時間を使った時、初めて憧れの美咲から声をかけられていたことを知る。
“死”の輪郭を沿うように物語が展開していく短編ヒューマンドラマ 監督は『CREATOR』で第14回下北沢映画祭コンペティションに入選を果たしたリキ・サトウ。本作は台湾Wild out video festivalにてTHE MOST REPRESENTED VIDEO 2021を受賞。 “死”とは全ての人間に訪れる明確なものでありながら、それが何たるものかを知っている人間はいない。知性とは、人間がこの世の中を生きていくために必要なことであるのだが、主人公は自身の知的欲求を満たすために自殺を試みてしまう…。
幽霊を安らかに成仏させるため、男女が奮闘する密室会話劇ホラーコメディ ウェブやCM映像の制作、舞台撮影などに携わってきた佐島由昭監督による短編。幽霊だと名乗る男の頼みのために、パニックになりながらも奮闘する姿は笑って泣ける。 仕事や私生活、何もかもに疲れてしまった神崎。ある日、引っ越したばかりの部屋に帰宅すると、そこには見知らぬ男が座っていた。男は自分のことを「幽霊」だと名乗る。パニックになる神崎に、男はある“お願い”をするのだが、その頼みとは…。
ホテルのごみと奮闘する女性従業員を描いた脳内論争コメディ ドラマやCM、舞台など多ジャンルで活躍する俳優・山口森広の初監督作。ごみかそうでないかという小さな争いから、 永遠にわかりあえない人間の価値観までをリアルに描写。 ホテルに勤める長澤ナナコは、客室の清掃時、いつもごみ捨ての問題に悩んでいた。捨てる物、捨てない物、その価値観は人それぞれ。それは人間関係も同じ。自身の存在価値を他者に委ねざるを得ない現代社会で、ナナコはビクビク過ごしていて…。
愛の形が異なる3人が交錯。ただ愛が一つが二つになっただけのラブストーリー それぞれ愛の形が違う3人は、どこへ向かい、どこへたどりつくのか、行く末が気になる。第16回香川レインボー映画祭など多数の映画祭で上映され、賞も受賞。 一人の女だけを愛する男。 男と女のどちらも愛せる女。 好きな時に好きな数だけ人を愛せる女。 そんな3人がある日、出会い、不思議な同棲生活をスタートさせる。それぞれ愛の形が違う3人がたどりついたところは…。
久しぶりに帰省した弟と、実家の酒屋を継いだ兄が織りなすヒューマンドラマ 町の酒屋を舞台に家族の距離感を描き出す。『his』の藤原季節主演、俳優としても活躍する白磯大知が監督・脚本を手掛けた。第13回田辺・弁慶映画祭でTBSラジオ賞を受賞。 東京で暮らす和馬は、家業の酒屋を継いだ兄・弘文のもとへ帰ってくる。数年ぶりの実家は、懐かしさの中にも変わってしまったものがあった。2人はお互いを思うが故に、少しずつずれていった距離を感じていた。そんななか、弘文は和馬の秘密を知るが…。
一生懸命生き延びようとする男の姿をコミカルに描いた短編ヒューマンドラマ 監督は登場人物のキャラクターを掘り下げることに定評のある馬渕ありさ。第5回新人監督映画祭の短編部門でグランプリを受賞。辻智輝のユーモアあふれる演技にも注目。 死に場所を求め、森にやってきた男・小林は、“やつら”と必死に戦う男・山田と出会う。山田は小林を敵から守ってくれようとするが、その敵は小林には見えない。山田の持つ銃には対象年齢6歳以上と書かれており、ビービー玉が詰まっていて…。
ラオスの森でノマド生活を送る狩猟採集民・ムラブリ族の生活を捉えたドキュメンタリー 言語学者の伊藤雄馬が足かけ2年にわたりムラブリ族に密着し、互いに嫌いあうムラブリ族が初めて会う機会を創出。彼らのノマド生活から“真に重要なこと”が見えてくる。 バナナの葉と竹で寝屋を作って野営し、平地民から姿を見られずに森の中を遊動するムラブリ族。彼らはタイ人から「黄色い葉の精霊」と呼ばれている。文字を持たないムラブリ語の語彙を収集する言語学者・伊藤雄馬と共に、ムラブリ族を追う。
芸人・猫ひろしがオリンピック出場を目指す姿を追ったドキュメンタリー 「国籍を変更してのオリンピック出場」が日本でも話題となった、猫ひろしの5年間にわたる挑戦を追いかける。真っすぐに夢を追う猫ひろしの真摯な姿勢に胸を打たれる。 2010年12月。カンボジア・アンコールワットマラソンに出場した猫ひろしは、オリンピックを目指すと宣言。ロンドンオリンピックのカンボジア代表に選ばれるが、新ルールによって出場できなくなってしまう。猫は諦めず、リオオリンピックを目標に据えるが…。
第二次世界大戦時に日系人のみで構成された部隊・アメリカ陸軍442連隊の真実に迫る! 二つの祖国の間で揺れる日系アメリカ人兵士の心の葛藤、貴重な証言を収めたドキュメンタリー。監督は日活出身で『マリリンに逢いたい』などを手掛けたすずきじゅんいち。 アメリカ陸軍442連隊は第二次世界大戦時に日系人で編成された部隊。父母の祖国・日本と戦う苦悩を抱え人種差別と戦いながら、彼らは多大な戦果を挙げた。名誉のために命を懸け、偏見に挑んだ兵士たちの証言から、442連隊の知られざる真実を浮き彫りにする。
第二次世界大戦中、強制収容所の日系アメリカ人を撮り続けた宮武東洋の生涯を描く 舞台はカリフォルニア州のマンザナー強制収容所。日系人カメラマン・東洋は、収容所で禁じられたレンズを隠し持ち、自前でカメラを製作、収容所で暮らす人たちを撮影した。 強制収容を体験した数十人の証言により、在米日系人の苦難の歴史を明らかにする。東洋と親交があった写真家、アンセル・アダムスやエドワード・ウェストンの作品も交え、東洋がカメラと共に生き、戦った生涯を、彼が残した写真を通して映しだす。
致死ウイルスがまん延する世界で希望を見いだそうとする人々を描いた近未来SFドラマ 『ユリイカ』の青山真治監督が、“音”と“物語”の融合を全く新しいスタイルで提示した意欲作。浅野忠信と中原昌也が未来を変える“音”を演奏するライブシーンは必見だ。 西暦2015年。日本をはじめ世界中に正体不明の致死ウイルスがまん延していた。人々が希望を見失いかけ、絶望感に満ちた世界で、唯一の抑制方法が見つかる。それは、静かに暮らしているミュージシャンのミズイとアスハラが奏でる“音”を聴くことだった。
あしながおじさんと名乗る篤志家の援助で医大生となった主人公の愛と苦悩を描くドラマ 大和和紀の同名漫画を『はいからさんが通る』に続き南野陽子主演で映画化。主人公が両親の死の真相と愛の間で葛藤しながら人間として成長していく姿を描く。 幼い頃に両親を亡くし、ある篤志家の援助で医大に入学した麻美。援助の条件は医者になること、その人について詮索しないことの二つだった。やがて医大での生活が始まり、麻美は教授の早坂と出会い、彼に惹かれていく。だが、彼は両親の死に関係があり…。
爽やかで明るい恋模様を描いた村上ミオの人気漫画を映画化した学園ラブロマンス 当時人気絶頂のアイドル・ひかる一平やオーディションで選ばれた坂上とし恵が、みずみずしい表情で恋する若者を好演。朝岡雪路、小林亜星、中尾ミエら芸達者が脇を固める。 高校1年生の沢田知佳の最大の関心事は、早く恋人を見つけること。ある日の放課後、体育館では知佳の所属する女子バレーボール部と、男子バスケットボール部の練習が行われていた。しがない球拾いの知佳は、バスケ部の3年生・桑田一平に一目惚れしてしまう。
芸術家の理想どおりにいかない“一生懸命な日常”を描くドラマ “インディーズ映画の至宝”ケリー・ライカート監督とミシェル・ウィリアムズが4度目のタッグ。彫刻家の日々や周囲の人々との関係を繊細かつユーモラスに描く。製作はA24。 美術学校で講師を務めるリジーは、来週の個展に向けて大忙し。思うように創作活動ができない彼女は、仕事を休み、地下のアトリエにこもって作業を始めてみる。だが、大家のジョーから預かったハトの様子がおかしく、病院へ連れていくことに…。
ミシシッピで暮らす女性の生涯を美しい映像で描く大河ドラマ 詩人であり写真家でもある監督、レイヴン・ジャクソンの長編デビュー作。最愛の母の死、父と暮らしながら絶望の時を経た少女の愛や傷心、成長を紡いでいく。製作はA24。 ミシシッピの家庭で暮らす少女・マッケンジー。父は魚の獲り方を、母は娘に捌き方を教えた。自然と戯れ、恋心を寄せるウッドと遊ぶ毎日。ある日、最愛の母が突然この世を去る。大人になりウッドと再会した彼女は、共に過ごした苦く美しい思い出があふれ…。
養護施設にいる子供たちと一緒に暮らすため奮闘するシングルマザーの葛藤を描くドラマ 元オリンピック選手のサバナ・リーフ監督の長編デビュー作。主演のティア・ノーモアら、気鋭の音楽アーティストが多数出演。詩情豊かな映像にも注目。製作はA24。 2人の子供のシングルマザーであり、3人目を身ごもっているジア。子供たちは施設に保護されている。我が子を取り戻すため働きながら更生プログラムに通うが状況は変わらず、先の見えない現実に打ちのめされるジアはおなかの子を養子に出すべきか悩み始める。
彼女の全部が見たい…。床板の穴からのぞき見る人妻の愛と性 のぞき穴を通して惹かれあう大学生と人妻の愛欲を綴るフィリピン発のエロティックサスペンス。実力派女優、クリスティーン・バーマスが妖艶な若妻役を熱演。 マニラの大学に通うマットは、勉強はそこそこに仲間とのバンド活動に明け暮れていた。ある日、自宅の木造2階建てアパートの階下に、若い夫婦のドレイクとピネーが引っ越してくる。マットは床板の穴から、夫婦の日常生活を盗み見るようになり…。
老いた母と森のホテルを訪れた娘がある真実と向きあっていくゴシックドラマ 監督は『ザ・スーべニア〜魅せられて〜』のジョアンナ・ホッグ。オスカー女優、ティルダ・スウィントンが一人二役を演じ、母娘の絆と擦れ違いを見事に演じた。製作はA24。 霧深い森の奥にたたずむホテル、モエル・ファマウ・ホール。ジュリーは母の誕生日を思い出の場所で祝おうと、数カ月前から予約を入れていた。しかし到着したホテルは様子がおかしく…。ホテルの不気味さと母の思い出話が徐々にジュリーの心を苦しめていく。
カートゥーン作家を目指す少年と中年男性が織りなす日常を描く青春コメディ 子役時代に名作『イカとクジラ』に出演したオーウェン・クラインの監督デビュー作。16mmの懐かしいタッチの映像で、男たちの奇妙な日々をオフビートに綴る。製作はA24。 成人漫画の描き方を教わっていた恩師を突然の事故で亡くしたロバートは、高校を中退し、大学受験も放棄してカートゥーン作家になることを決意。両親の反対を押し切って汚いアパートの地下に引っ越し、そこに住む中年男性たちと共同生活を始めるが…。
愛する息子を守ろうと母がついた嘘が、一家と村の人々を引き裂いていくドラマ 名優、エミリー・ワトソンとポール・メスカルが疎遠な親子関係を好演。漁村の男社会の暗部をサエラ・デイヴィス、アナ・ローズ・ホーマー両監督が巧みに描写。製作はA24。 アイルランドの風が吹きすさぶ漁村。義父の介護をしながら工場で働くアイリーンのもとに、7年間音沙汰のなかった息子・ブライアンが突如戻ってくる。最愛の息子の帰還を喜ぶアイリーンだったが、ある日事件が起き、彼女は息子を守るために嘘をついてしまう。
松山英樹が登場!メジャー初戦・マスターズに向けて弾みをつけられるのか 日本勢からは松山英樹、久常涼がメジャーの前哨戦として参戦する。特に松山は2021年のマスターズ制覇時からこの大会を大一番前の最後の実戦機会としている。 優勝賞金は92万ドルで、フェデックスポイントは500ポイントを与えられる本大会。マスターズを翌週に控え、選手たちの表情は引き締まっている。ディフェンディングチャンピオンのコーリー・コナーズ、ロリー・マキロイ、アダム・スコットらが参戦する。
FNS系列局のアナウンサーとフジテレビアナウンサー総勢37人が大集結し、MCの明石家さんまが新たなスターアナウンサーを発掘する土曜プレミアム『FNS明石家さんまの推しアナGP』を放送する。アナウンサーが持つ“魅力”をもっと知ってもらうため、各局が誇る“推しアナ”が勢ぞろいし、最も推すべきアナウンサー「推しアナグランプリ」を決める。さんまとFNS系列局のアナウンサーたちの特番は4年ぶりの復活となる。朝の顔を務めながら“お笑い怪獣”とも共演するタフなアナウンサーや、元アイドル×元アイドルのベストショット対決にフジテレビの“先輩後輩”筋肉バトルなど、今回も個性豊かなアナウンサーが勢ぞろい。果たして「推しアナグランプリ」に輝くのは・・・? 【出演者】 MC:明石家さんま ■総合演出:出口敬生(フジテレビ)■演出:玉野鼓太郎(フジテレビ)■チーフプロデューサー:五十嵐元(フジテレビ)■プロデューサー:竹岡直弘(フジテレビ) (C)フジテレビ
主演の山下が演じる晴原は、気象庁気象研究所の研究官。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演している。だが、そんな姿からはまったく想像もつかない別の顔が晴原にはあり・・・。それは気象災害から人命を守るために活動するSDM(特別災害対策本部)の1人として災害現場で奮闘しているのだ。SDMとは、近年多発する自然災害において、対応の遅れによる人的被害の拡大を防ぐために内閣府直属のチームとして設置された組織。その中で、リーダー格(チーフ)を務める晴原は気象学の天才で、持ち前の頭脳と現場で感じた生の天気から膨大な気象情報を多角的に考察することができ、人命がかかる緊迫した状況でも一手先を読む力を持ち合わせている。一方で、口が悪い(毒舌の)ため、周囲からたびたび反感を買ってしまい・・・。だが、晴原の人命救助に対する熱い志や真っすぐな姿勢はやがて仲間の彼に対する見方を変え、共感を得た者たちと共に唯一無二の最強SDMチームを作り上げる。そんな晴原だが、彼にはずっと追い続けている謎が・・・。“気象学で命を救う”ことを志した理由、それは最愛の人の死。そしてそこにストーリー最大の謎があり、そのミステリーはドラマを通して描かれる! 【出演者】 山下智久/出口夏希/水上恒司/岡部大/仁村紗和/夏帆/平岩紙/音尾琢真/真矢ミキ 他 ■脚本:浜田秀哉■音楽:佐藤直紀■プロデュース:高田雄貴/栗原彩乃■演出:田中亮/森脇智延/下畠優太 ■原作:小沢かな『BLUE MOMENT』(BRIDGE COMICS/KADOKAWA刊) (C)小沢かな/KADOKAWA (C)フジテレビ
大都市のど真ん中にある大病院の救命救急センター。ケガ人、病人、命を落とす者、救われる者、そして医者、看護師のドラマが連日連夜繰り広げられている。そんな「いのちの戦場」の研修医となった小島楓(松嶋菜々子)は指導医である進藤一生(江口洋介)と初日から衝突する。医者としては新米で半人前で、見習いの中の新弟子とも言える研修医、そしてクールで現実主義の天才医、この二人の間の対立、理解、そして・・・。 患者にも、家族にも、そして医者にも人間のギリギリの部分を要求する救命救急センターを舞台にした人間ドラマ、新人看護師の桜井ゆき(須藤里彩)や先輩医師・落合雅人(沢村一樹)、そして堺慎一(杉本哲太)など、個性豊かなスペシャリストも見逃せない。 ※作品には現在としてはふさわしくない表現が含まれていますが、作品のオリジナリティーを尊重し配信しています。 【出演者】 江口洋介/松嶋菜々子/須藤理彩/沢村一樹/杉本哲太/金田明夫/清水章吾/八嶋智人/大島蓉子/北原一咲/西田薫 ほか ■脚本:橋部敦子/福田靖/飯野陽子■プロデュース:河合徹■演出:岩本仁志/田島大輔/水田成英■音楽:中村正人(DREAMS COME TRUE)/CALLING OF A MIRACLE■主題歌:DREAMS COME TRUE「朝がまた来る」(ヴァージン・レコード/東芝EMI)■挿入歌:DREAMS COME TRUE「三日月」(ヴァージン・レコード/東芝EMI) (C)フジテレビ
オズワルドとトム・ブラウンが北海道を所狭しと駆け回り、北海道の魅力を発掘・発信します! 北海道は言わずと知れた世界的ブランド。道産牛、道産米、道産野菜…人気だけではなく、高い品質でも定評があります。しかし広い北海道には、まだまだ知られていない魅力的な道産品があるはず! そこで、オズワルド+トム・ブラウンが次代の宝となるヒト・モノ・グルメを発掘。勝手に「オズブラ認証道産品」を選定し、これでもかと北海道の魅力を見せつけます。番組を進行するのは、4人で唯一本州出身者のオズワルド伊藤。残り3人は北海道出身であり、伊藤に「北海道の良さ」をプレゼンする立場です。果たして、伊藤が納得するような素晴らしい道産品が見つかるのでしょうか??
主人公は浮浪者の男である。男はある日、街角で盲目の花売り娘と出会い一目惚れしてしまう。彼女は落とした花を拾ってくれた男がタクシーで去っていったと勘違いし、その男が金持ちの紳士と思い込む。