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1999年にアメリカで公開され、アカデミー賞では複数部門でノミネートされた話題の映画であり、翌年には日本でも公開された。大ヒットを記録した1994年公開の映画『ショーシャンクの空に』を手がけたフランク・ダラボン監督が、再びスティーヴン・キングの小説を映画化し、注目を集めた作品である。主演を務めたのは、トム・ハンクス。アメリカのある高齢者施設に入居している老人・ポール(トム・ハンクス)は、映画鑑賞の際にテレビから流れる懐かしい歌を聴きながら、思わず涙をこぼしてしまう。そんな様子を心配してくれた友人に、ポールは若いころに経験した、ある秘密を打ち明けるのだった。1930年代の大恐慌時代の真っ只中、ポールはアラバマ州の刑務所の看守として働いていた。死刑囚棟を担当していたポールは、移送されてきたジョン・コーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)という大男と出会う。残忍な殺人を犯した死刑囚であるにもかかわらず、暗闇を怖がり、穏やかな口調で話すジョンは、ポールの目にはなぜか極悪人には映らなかった。そしてある日、持病の尿路感染症が悪化し、仕事中も激痛に苦しんでいたポールは、檻の中にいるジョンに手招きされる。ポールが近づくと突然、檻の中からジョンの手が伸び…。
1冊の日記がたぐり寄せた真実の愛を、沢尻エリカ主演で描く感動のドラマ ミステリー界の俊英・雫井脩介の恋愛小説を行定勲監督が映画化。偶然がもたらす真実の愛を主眼に、誰かと絆を結ぶ意味や命の輝きといった普遍的なテーマも描かれている。 ある日、教育大に通う香恵のバイト先に、石飛リュウという男性が万年筆を買いにやってくる。香恵は何度か偶然彼に会い、恋心が芽生える。片想いの寂しさを持て余した香恵は、引っ越したアパートの前の住人が忘れていった1冊のノートを開いてしまい…。
秘技「炎のコマ」は少年たちの憧れ!?今なおアツイ、元祖ゲームバトルアニメ テレビゲームブームの70年代後半に一大旋風を起こした人気漫画のアニメ化。現在のカードバトルものにも通じる、荒唐無稽な技を用いたバトルは、今見ても痛快。 出っ歯とインベーダーキャップがトレードマークの少年・石野あらし。ゲーム好きの彼はゲーム対決で「炎のコマ」などの秘技を駆使し、ライバルたちと友情をはぐくんでいく。やがてナンドー会長率いる巨大組織デーモン社の猛者と超絶バトルを繰り広げる。
物静かでハンサムな作家マルコムは、夫との退屈な毎日に飽き飽きしていたエレンから部屋を借りた。一方、マニング刑事は西ハリウッドで起きている売春婦殺人事件を追っていた。マニングが追う犯人の手口は、19世紀ロンドンの猟奇殺人犯"切り裂きジャック"と模倣していた。更に悪いことには、何年も前にマニングが捕まえた犯人が起こした連続殺人とこの事件に類似点があるところだった・・・。どこか挙動不審のマルコムは事件と関連あるのか!?
パク・シフの魅力にどっぷりハマる、ちょっとミステリアスな胸キュンラブストーリー 「華麗なる遺産」の監督&脚本家が手掛けたラブストーリー。謎めいた弁護士に扮したパク・シフのさまざまな顔が楽しめるうえに、ミステリアスな展開が飽きさせない。 新人のお嬢様検事マ・ヘリはやる気のなさから職場で浮いた存在になる。そんなヘリを弁護士のソ・イヌは何かと助け、恋の応援も買って出る。やがて、仕事で認められたヘリはイヌを愛し始めるようになるが、ある事件から彼に大きな秘密があることに気づく。
牧場を乗っ取ろうとする悪党とガンマンが対峙するウエスタン 牧場の所有権をめぐる争いをミステリー仕立てて描出。主演のジョン・ウェインが、確かな演技力で陰謀を洞察する。さまざまな登場人物は脇役に至るまで個性的だ。 西部の小さな町にロックリンという男が現れた。彼は、K・C牧場の牧童頭として雇われたのだが、牧場主のレッド・カーデルは、すでに何者かに殺されていた。そんななか、ロックリンはポーカーでクリントとトラブルになり、クリントの姉がでしゃばってくる。
『ゴーストバスターズ』は、幽霊退治をテーマとしたコメディ映画だ。幽霊退治専門のビジネスをはじめた「ゴーストバスターズ」たちを描き、大ヒットを記録した。映画に使われたロゴマークは、ポップカルチャーを代表するアイコンにもなっており、幅広い場所で使われている。監督はコメディ映画を多く手掛けてきた、アイヴァン・ライトマン。主演はコメディアンのビル・マーレイ。「ゴーストバスターズ」のメンバーはダン・エイクロイドやハロルド・ライミス、リック・モラニスが演じた。幽霊を捕らえる装置を開発していたピーター(ビル・マーレイ)、レイモンド(ダン・エイクロイド)、イゴン(ハロルド・ライミス)は、資金の問題で大学を追い出され、途方に暮れる。3人は幽霊退治をビジネスにできないかと考え、「ゴーストバスターズ」を設立。依頼を募り、ホテルにすみつくゴーストを退治する。「ゴーストバスターズ」は大成功をおさめ、多くの依頼が舞い込んでくるが、彼らの活動は環境保護局から怪しまれていた。ついにはピーターの想い人であるディナ(シガニー・ウィーバー)が、悪霊に憑りつかれてしまうのだった。
激動の戦禍に翻弄されながらも、運命的な愛を信じ、貫く男女を描いたラブストーリー 戦争によって引き裂かれた男女が、会えない時間を糧にしてより愛を深めていく。人間のロマンティックさと残酷さ、想いの深さを、俳優陣の名演によって見事に描いている。 1864年、南北戦争末期。瀕死の重傷を負ったインマンは、故郷の情景と恋人・エイダの面影を思い描く。彼は死罪を覚悟で軍を脱走。500kmにも及ぶ故郷への道を歩き出す。一方、天涯孤独のエイダは、インマンとの再会を心の支えに厳しい日々の生活を耐えていた。
扉の先は、素敵な偽りの世界…!少女コララインの不思議体験を描くダークファンタジー ニール・ゲイマンの児童文学を「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の監督により映画化。ストップモーションアニメで描く、可愛くも不気味なめくるめく世界にドキドキ。 新居で不思議な扉を見つけた少女コラライン。それをくぐった先の世界には、花咲く庭やサーカス、そして彼女の願いを何でも叶える“別の”ママとパパが待っていた。だが奇妙なことに、ママもパパも目がボタン。やがてそのママの恐ろしい秘密が明かされ…。
フィリピン前線におけるアメリカ兵の苦闘とはかない恋を描く 『黄色いリボン』のジョン・フォードが手掛ける戦争映画。アメリカと日本の凄惨な戦いの模様が描かれる一方、ジョン・ウェイン演じる中尉のロマンスも叙情的に綴られる。 太平洋戦争中、ブリックリー大尉率いる第3哨戒魚雷艇隊はマニラ湾哨戒と伝令の任務を与えられる。そんななか、日本の爆撃でライアン中尉が負傷、病院に送られた彼は看護師・サンディと恋仲になる。その頃、ブリックリーには日本巡洋艦攻撃の命が下っていた。
狂気の虐殺を続ける戦友に立ち向かい、町の平和を取り戻そうとする男の姿を描くドラマ 『ジョルスン〜』のヘンリー・レヴィン監督が、グレン・フォードとウィリアム・ホールデンの2大スター共演で描いた秀作。戦後の後遺症の悲惨さ、哀しみの描き方が鋭い。 南北戦争後、オウエン・デヴァロウ大佐と親友のデルは故郷のコロラドへ戻り、州判事に任命されたオウエンはデルを保安官に任命する。ある時、脱走者のジェリコが小さな鉱山会社に不満を持つ鉱夫を糾合し、会社の金庫を襲撃、会社の守衛まで殺害し…。
人気絶頂のザ・タイガースが主演する映画化第2弾。タイガースの5人が地方の高校生に扮する青春学園コメディ。宇野(ジュリー)、江田(ピー)、糸川(トッポ)、赤塚(サリー)、大坪(タロー)の五人は、授業をさぼりバンドにうちこんでいた。彼らの夢は一日も早く東京に出て、ステージに立ちこと。五人は希望に胸ふくらませ上京したが、現実はあまくはない。そんな五人を助けたのは、無銭飲食をしたレストランでウエートレスをしていた久美子(久美かおり)だった。久美子は五人に同情し職探しに奔走するが・・・。 (C)1968 東宝
ジョン・アーヴィングの原作を名匠、ラッセ・ハルストレム監督が映画化した感動作 さまざまな経験を通して成長していく青年をトビー・マグワイアが好演。シャーリーズ・セロンの美しさや、本作でアカデミー賞に輝いたマイケル・ケインの演技も見どころ。 孤児院で生まれたホーマーは、院長の「人の役に立つ存在になれ」という言いつけを聞いて大きくなった。成長するにつれ自分の未来に疑問を持ち始めた彼はある日、若いカップルのキャンディとウォリーと共に孤児院を飛び出し、新しい世界を発見していく。
人生のピークを過ぎたダメ男に訪れる、ささやかな希望の光 ワインを片手に気のおけない友人たちと語り合う、そんな瞬間にこそ幸福が潜んでいることを、優しく語り掛けるドラマ。ポール・ジアマッティがワインを愛するダメ男を好演。 マイルスは2年前の離婚のショックからいまだに立ち直れないでいた。そんな彼の大学時代からの悪友・ジャックが結婚することになり、二人はワイン・ツアーとしゃれ込むことに。気ままな男二人旅で、マイルスはワイン好きの魅力的な女性・マヤに出会う。
SF小説の巨匠レイ・ブラッドベリの短編を最新技術で映像化したSFパニック大作 「エンド・オブ・デイズ」のピーター・ハイアムズ監督が職人技を発揮して演出。VFXに時代を感じさせるものがあるが、ストーリーはそれを凌駕する面白さだ。 タイムトラベルが可能になった2055年、大手旅行代理店タイム・サファリ社は、白亜紀で恐竜狩りをするツアーを売り出して人気を博していた。そんな中、ツアー中のちょっとしたトラブルにより、6500万年分の進化の波が現代に押し寄せ始める。
ヒッチコック監督が女優殺人事件の謎を解明すべく奔走する人々を描いた法廷サスペンス 『サイコ』などで知られる巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督の初期作品。演劇の世界を舞台に、関係者全てが“演じること”で欺きあう緊迫感あふれる物語を紡ぎ出す。 とある女優が同じ劇団の女優に殺されるという事件が起きる。警官たちが犯行現場に踏み込んだ時、部屋には被害者と若手女優・ダイアナしかおらず、彼女が犯人であることは確定的だった。彼女の死刑判決に釈然としない役者のサー・ジョンは独自の捜査を始める。
伝説の甲鉄艦を求め、タフなヒーローが砂漠を走りまわるアクションアドベンチャー ベストセラー冒険小説家、クライブ・カッスラーの「ダーク・ピット」シリーズから、「死の砂漠を脱出せよ」を映画化。マシュー・マコノヒーが愛すべき冒険家を好演。 冒険家のダーク・ピットは、ナイジェリアとマリ共和国の間で発見された一枚の金貨に魅せられる。彼はボスを説得し、WHOの医師・エヴァと共にマリへ出発する。マリの村で彼女と別れたピットだが、何者かがエヴァの命を狙っていることを知り、後を追跡する。
サハラ砂漠をたった1台で行軍する「戦車隊」の奮闘を描いた戦争アクション 往年の名俳優、ハンフリー・ボガートが出演。米英伊独の兵が1台の戦車で砂漠を彷徨う展開が面白い。国や信仰は違えど、絆で結ばれていく兵士たちに勇気づけられる。 1942年の北アフリカ戦線。ガン軍曹率いるアメリカ戦車部隊は、軍の指令に従ってサハラ砂漠を南下していた。途中で戦禍に遭った連合軍兵士や捕虜を乗せつつ、彼らは水が出る廃墟にたどり着く。グンたちは水をおとりにし、ドイツ軍を足止めしようと考えるが…。
『転校生』『時をかける少女』に続く、大林宣彦監督の“尾道3部作”第3作 監督の故郷・尾道を舞台に、思春期特有のときめきやロマンチシズムを描いた本作は、黒澤明監督からも絶賛されたという。富田靖子が1人2役に挑み、みずみずしい演技を披露。 写真が趣味の高校生・ヒロキは、憧れの美少女・百合子をレンズ越しに見つめ、「さびしんぼう」と呼んでいた。ある日、実家の寺の本堂を掃除していた彼は、母の古い写真をばらまいてしまう。するとその日から、ピエロのような格好をした謎の少女が現れて…。
巨匠・黒澤明監督原作 「七人の侍」 がSF冒険活劇アニメ「SAMURAI7」 として蘇るはるか未来、地球と呼ばれていたかもしれない惑星。全身を機械化したサムライ達の大戦は終り、人々は再び田を耕し、生きていくには困らない程度の米を生産できるようになった、そんな時代。全身を機械化した「野伏せり」達の襲撃から村を守るため、紆余曲折を経て集まった7人のサムライ-カンベエ、カツシロウ、キクチヨ、ゴロベエ、ヘイハチ、キュウゾウ、シチロージ。哀れな村人を救うため、命を賭けて戦うサムライ達の物語! 【出演者】 寺杣昌紀/コング桑田/朴 ロ美/草野 徹/稲田 徹/三木眞一郎/犬飼淳治/折笠富美子/斎藤千和/西前忠久/子安武人 ■原作:黒澤明「七人の侍」より■監督:滝沢敏文■演出協力:高橋良輔■シリーズ構成・脚本:冨岡淳広■キャラクターデザイン:草なぎ琢仁(※草なぎの「なぎ」の漢字は/弓偏に/右側上部が「前」の旧字体/右側下 部が「刀」です。) ■アニメーションキャラクターデザイン:橋本英樹■メカニカルデザイン:小林誠■美術監督:小倉宏昌■音響監督:鶴岡陽太■音楽:和田薫・林英哲■アニメーション制作:GONZO■製作:NEP・GONZO (C) 2004 AKIRA KUROSAWA/SHINOBU HASHIMOTO/HIDEO OGUNI/NEP・GONZO
激動する中国を舞台に、2人の京劇役者の波乱に満ちた生涯を描いたドラマ 女役を演じる中で、兄同然に慕う相手への思いが愛へと変わる。幼年時代と成長したからの描写、そして時代の流れに翻弄されながらも取り残されていく姿に胸を打たれる。 1925年の北京。孤児や貧民の子が集まる京劇の養成所に入った少年・小豆子。いじめられる彼をかばったのは、兄のような存在である石頭だけだった。成長した2人は、小豆子は女役、石頭は男役として「覇王別姫」で共演。スターへと上りつめるが…。
流れ者・シェーンと開拓者一家の心の交流と緊迫の早撃ちが繰り広げられる名作西部劇 流れ者が人々を苦しめる悪党を倒し去っていく、爽快な勧善懲悪西部劇としての面白さはもちろん、寡黙なガンマンが少年と心を通わせていく繊細なホームドラマとしても傑作。 開拓移民のスターレット家に身を寄せることになった旅人・シェーン。この地では開拓移民と横暴な牧場主・ライカーの間で土地をめぐる諍いが起こっていた。やがて、彼らにもその騒動が飛び火してきた時、シェーンは単身でライカー一味との対決に向かう。
「抱きしめたいのに 抱きしめられない」― 「チャーリーとチョコレート工場」など数々の名作を生んだ奇才ティム・バートン監督とジョニー・デップが初めてコンビを組んだせつない純愛ファンタジー映画。 デップはこの作品で初めてゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた。 町外れの丘の上のお城に住んでいる年老いた発明家が、心臓から脳までほぼ全てのものが本物そっくりに作られた人造人間をほぼ作り上げ、名前を「エドワード」と名付けた。 しかし、完成する前に発明家はこの世を去ってしまい、仮の両手がハサミという未完成の状態でエドワードはお城で孤独に暮らしていた。 そんな中、化粧品の訪問販売をしていたペグという女性がお城にやってきて、孤独なエドワードを気の毒に思い自宅へ連れて帰る。 初めて見るものばかりで全てが新鮮に感じ、ペグの家族や町の人々にも受け入れられ順調なスタートを切ったエドワードだったが、ペグの娘のキムが現れて恋をしてしまう…。
西部劇の王者、ランドルフ・スコットが悪を撃つ!男のロマンあふれる本格西部劇 全盛期のランドルフ・スコットが磨きあげたガンファイトの技術を披露。酒場での乱闘や乗馬シーンなどのアクションに加えて、美女ふたりと保安官の恋模様も見どころ。 南北戦争後のテキサス州。町では一攫千金を企むカウボーイや悪党たちと平和を願う開拓民が対立していた。ある日、カウボーイのボス・ライカーとその部下の襲撃により町は破壊されてしまう。怒りを爆発させた保安官のダンは、ひとりライカー一味に立ち向かう。
ケガをした赤ちゃんクジラ「くうちゃん」を助けた、しまじろう。お母さんのもとに帰りたがっているくうちゃんのお世話をすることで、心を通わせていきます。安全だからという理由で、水族館に送られそうなくうちゃん。水族館に入ると二度とお母さんに会えなくなることを心配し、しまじろうたちは、くうちゃんをお母さんのもとに送り届ける旅に出ます。向かうは、くうちゃんのお母さんのいる遠い海。しまじろうは、無事にくうちゃんをお母さんに会わせることができるのでしょうか。声の出演:南央美/高橋美紀/山崎たくみ/杉本沙織/出演:佐藤芽/野島直人/原田優一
アメリカ開拓の歴史をひと組の夫婦のロマンスと共に描いた異色西部劇 オクラホマを舞台にしたウエスタン。新天地にロマンを求める西部の男と、彼を健気に支える妻。2人の暮らし始めた田舎町が、時間の経過と共に発展していく過程が興味深い。 1889年、オクラホマ。家族の期待を背負い、土地の獲得競争に参加したヤンシーは、女に騙され土地を奪われてしまう。その後妻のサブラと共に辺境の土地・オセイジにたどり着いた彼は、自ら新聞社を立ち上げてインディアンの権利擁護のために奔走する。
ある兵士が体験した湾岸戦争の真実とは…。サム・メンデス監督が描く戦場アクション 『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督が湾岸戦争に従軍した海兵隊員の手記を映画化。戦場の現実に蝕まれる兵士を、ジェイク・ギレンホールらが熱演する。 海兵隊員のスウォフォードは厳しい訓練を経て、斥候狙撃隊に配属される。1990年、部隊は湾岸戦争の勃発によってサウジアラビアへ赴く。だが、敵に遭遇することもない退屈な日々が続き、行き場のない戦争への士気はストレスとなり、彼らの精神を蝕んでいく。
強烈なキャラクターに映画界が騒然!「俳優 亀岡拓次」の横浜聡子による長編初監督作 “ゴリラーマン”というあだ名をつけられた不細工でわがまま、ひとりぼっちのヒロインのたくましい生き様を描くコメディ。主演を務めた野嵜好美の個性と存在感が際立つ! ぼろい平屋にひとりで住み、学校にも行かず、植木職人見習いをやっている16歳のよし子。“ゴリラーマン”と罵られても絶対に下を向かない彼女の夢は、歌手になること。オリジナル曲をたて笛で作曲している彼女は、近所の子供を相手にたて笛教室を始めるが…。
代々獣犬の伝説が言い伝えられていたバスカヴィル家の領主・チャールズ卿が変死。死体の側には、彼のつま先だけの足跡と巨大な犬の足跡が残されていた。果たして、バスカヴィル家に伝わる悪魔の犬の伝説は現実のものなのか?代々領主が謎の死を遂げるパスカヴィル家に伝わる獣犬伝説の謎を解き、莫大な遺産を相続した新領主を守るため、シャーロック・ホームズとワトスン博士が立ち上がる!リチャード・ロクスバーグ/イアン・ハート/リチャード・E・グラント
2010年に、韓国の放送局・SBSの創立20年を記念して放送された長編ドラマ。高度経済成長期にあった韓国の建設業界を舞台とした作品であり、手に汗握る展開の連続に多くの視聴者が魅了された。主演はドラマ『外科医ポン・ダルヒ』などで人気を得た実力派俳優・イ・ボムス。主人公の幼少期を演じたのは、人気歴史ドラマを始め、多くの作品の子役として引っ張りだこであったヨ・ジングである。また、後に『太陽を抱く月』の主演で大人気となったキム・スヒョンも主人公の兄の青年期を演じており、トップスターとなった俳優たちの初々しく貴重な姿を楽しめる。1970年、ひょんなことから密輸された金塊を見つけてしまった12歳のイ・ガンモ(ヨ・ジング)は、運転手をしている父親・イ・デス(チョン・ギュス)に相談する。デスは軍の保安隊班長チョ・ピリョン(チョン・ボソク)に報告するのだが、ピリョンはその金塊を奪うことを企んでしまう。金塊強奪のため、ピリョンは建設会社社長のファン・テソプ(イ・ドクファ)にデスの殺害計画を持ちかけた。計画実行の日、テソプは自分が殺そうとしている相手が、親友のデスであることを知ってしまう。しかし困惑するデソプの迷いを打ち消すかのように、現場に現れたピリョンはデスを銃で撃ち殺す。その一部始終を、助手席に乗っていたガンモの兄・イ・ソンモ(キム・スヒョン)が見ていたのだった…。
クエンティン・タランティーノが豪華キャストを迎えて放った犯罪アクションドラマ 「110番街交差点」が流れる冒頭からブラックスプロイテーション映画へのオマージュが全開。タフでクールなヒロインを演じたパム・グリアーも本作で再び脚光を浴びた。 メキシコの航空会社で働くキャビンアテンダントのジャッキー・ブラウンは、武器の密売人・オデールの運び屋をサイドビジネスとしてこなしていた。ある日、連邦捜査官のレイに素性を知られたジャッキーは、取引を持ち掛けられオデールの逮捕に協力する羽目に。
綾野剛と黒木華が共演!ごく限られた女性の体に咲く花に惑わされる男女の愛を体現 限られた女性の体にだけ花が咲く不思議な現象と、それを研究するうち花の魔力にとらわれていく男女の愛を描くファンタジー。石井岳龍監督が長年温め続けた企画を映画化。 少数の女性の体に咲き、新薬開発につながるという理由で高値で取引される「シャニダールの花」。その研究施設で働くことになった響子は、提供者のケアに当たるうち、研究者の大瀧と恋に落ちる。しかし、花の切除手術を受けた者が死ぬという異常事態が起き…。
白銀の鎧に身にまとい、母国・フランスの危機に立ち上がった乙女の生涯を描いた歴史劇 祖国を救いながらも教会による裁判の結果、火あぶりとなった悲劇のヒロインをイングリッド・バーグマンが熱演。出演を待望していたバーグマンの力の入った演技に注目。 15世紀、英仏間の戦争は激化し、劣勢のフランスは最後の牙城であるオルレアンも敵に包囲されていた。神の啓示を受けた17歳の少女・ジャンヌは失意の皇太子を説得し、救国のため軍の先頭に立つ。すると兵士の士気は上がり、フランス軍は快進撃を始めるが…。
自らを神の使者だと信じた少女が戦場を駆ける!リュック・ベッソンによる歴史大作! 百年戦争の英雄ジャンヌ・ダルクの姿を、『LUCY/ルーシー』のリュック・ベッソンが活写。ジャンヌに扮したミラ・ジョヴォヴィッチの熱演に加え、迫力の戦闘描写も見もの。 イギリスとの戦争下にある、15世紀のフランス。17歳の少女ジャンヌは、神の啓示を受けて自身が国を勝利に導く者だと確信する。王太子の許しを得て軍を指揮する彼女は、次々と勝利を収める。だが、王太子の義母はその存在を危険視してジャンヌ失脚を謀る。
渡辺謙など国際色豊かなスター共演。1940年代上海を舞台にした愛と欲望のサスペンス 渡辺謙、チョウ・ユンファ、ジョン・キューザックら豪華スターが共演。戦前の上海を舞台に、愛と欲望入り乱れる陰謀に巻き込まれた諜報員の運命をムードたっぷりに綴る。 1941年、太平洋戦争直前の上海。英仏米日4カ国がしのぎを削るこの大都市を訪れた米国の諜報員ポール・ソームズは、同僚コナーの死を知る。コナーが裏社会のボス、アンソニー・ランティンの動向を探っていたことを知ったソームズは早速、調査に乗り出すが…。
別れた両親の狭間で揺れる少年・ジュリアンの苦悩が観る者の胸を締めつける フランスの新鋭、グザヴィエ・ルグラン監督の衝撃的な長編デビュー作。両親の離婚というテーマを、観客の想像力を引き出す演出でスリリングに活写。ラストの展開は必見。 両親が離婚し、母と姉と共に暮らすことになった少年・ジュリアン。だが離婚調整の取り決めにより、彼は定期的に父と過ごさねばならない。母の連絡先を突き止めようとする父に対し、ジュリアンは必死で嘘をつき続けるが、父の不満は徐々に溜まっていく。
恋の悩みを綴った「ジュリエットレター」の中には、美しい愛の物語が隠れていた 「ロミオとジュリエット」のヒロインからの手紙が導く、初恋の人を捜す旅を描いたラブストーリー。ヴァネッサ・レッドグレイヴ、アマンダ・セイフライドら名優が共演。 ある日、ロンドンに暮らすクレアの下に1通の手紙が届く。それは50年前に、クレアがジュリエットの生家に送った恋の悩みへの返事だった。長い時を経て、思いがけずに届いた手紙に背中を押され、クレアはロレンツォとの再会を決意し、イタリアへ向かう。
外輪汽船“ショウ・ボート”を舞台に、旅芸人一座の気高い愛を歌うミュージカル映画 ショウ・ボートでの歌や踊りの華やかな演出が目を引く一方、黒人差別の強いアメリカ南部の状況や複雑ながら温かい家族愛など、名曲の数々と共に深いテーマがうたわれる。 ミシシッピーの流れを行く旅芸人一座を乗せたショウ・ボート。アンディ船長の娘・マグノリアは、美しい娘盛りを迎えていた。混血児のジュリーが船を降りることになり、代わりに雇われたゲイロードと恋に落ちたマグノリアは、彼と駆け落ちするのだが…。
未成年者の保護施設を舞台に、大切な人と生きる喜びを描いたヒューマンドラマ 世界中で35もの映画賞に輝いた感動作。人との繋がりや温かさを感じさせる、珠玉のストーリーが心に響く。主演は「ルーム」のブリー・ラーソン。 問題を抱える子供たちのための施設「ショートターム12」で働くグレイスと、同僚でボーイフレンドのメイソン。子供ができたことをきっかけにふたりの将来は幸せなものになるかと思われたが、グレイスは誰にも打ち明けられない心の闇を抱えていた。
ジェニファー・アニストン&ジェイソン・ベイトマン共演で贈るハートフルラブコメディ 子供が欲しいアラフォー独身女性の運命の恋と父性に目覚めていく男性の心の変化を描く。邦題の雰囲気とは違った印象を与えてくれる良質なヒューマンドラマとなっている。 仕事に没頭してきた独身女性のキャシーは子供を産むことを決意し、男友達で親友のウォーリーの反対を押し切り、人工授精の準備を進める。そんなある日、酔っ払ってキャシーのドナーの精子をこぼしてしまったウォーリーは、精子を自分のものと交換し…。
岡田将生と榮倉奈々が初共演!「余命1ヶ月の花嫁」の制作チームによる感動ドラマ 生と死に真摯に向き合ったさだまさしの小説を、映画「64-ロクヨン-」の瀬々敬久監督が映画化。遺品整理業という職業を通じて出会った心に深い傷を抱える男女の再生を描く。 高校時代のある事件がきっかけで心を閉ざした杏平は、父親の紹介で遺品整理業社で働くことに。そこで出会ったゆきと互いに惹かれ合うようになり、杏平は少しずつ心を開いていくが、ある日、ゆきの衝撃的な過去を知る。そして、ゆきが突然姿を消してしまう…。
全てを記憶する“完全記憶脳”に絶体絶命の危機が!!!面白さ倍増! NYが舞台の新感覚クライム・サスペンス 見たものすべてを記憶する“超記憶症候群”の女刑事キャリー・ウェルズ。特異な能力を活かし、NYPD重大犯罪捜査課の仲間とともにシークレット・サービスと組むさらに大きな犯罪捜査、そしてアルが容疑者となる難事件など、数々の事件に挑んでいく。しかし、完全記憶脳の記憶が機能しない事態がやってきて…。(C) 2014 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserved.
15年来の親友同士の男女の恋模様を、切なく繊細につづる良質なラブストーリー 働き盛りの30歳、友達以上恋人未満の男女の恋模様と、彼女のことを一途に愛し見守り続けるチェン・ボーリン演じる主人公が切ない!温かな家族愛までが丁寧に描かれる。 仕事は順調だが失恋ばかりの30歳のキャリアウーマン・ヨウチンにとって、高校時代からの親友・ダーレンは唯一本音を言える存在だった。ある日、ヨウチンとダーレンが共に恋のアプローチを受けたことによって、2人の関係が微妙に変化していく。
食べ物はいかにして食卓に並ぶのか?知られざる過程を明かす食育ドキュメンタリー 世界中の需要を満たすため、大規模に機械化された食糧生産・管理の現場をありのままにキャッチ。その極度に効率的な作業風景で驚愕させつつ、食の意味を問い直させる。 ピッチングマシンのような機械で運ばれるヒヨコの群れ、わずか数秒で解体される魚、巨大マジックハンドで揺すぶり落とされる木の実、自動車工場のように無駄なく解体される牛。そんな驚きにあふれた食物生産の工程を、詳しい説明を排して淡々と映し出す。
映画業界を舞台に、対照的な人生を歩む2人の女性と男たちの愛を描いた切ない愛憎劇 「温かい一言」のハン・ヘジンと「ずる賢いバツイチの恋」のチュ・サンウクが共演。誤解、裏切り、出生の秘密など、波乱の中で繰り広げられる愛の行方に注目! 孤児のジョンウンは、エキストラのバイトをしながら女優を目指す女性。一方、誤解からジョンウンと疎遠になっていたユギョンは脚本家になっていた。10年ぶりにユギョンと再会するジョンウンだったが、あるスキャンダル事件の濡れ衣を着せられてしまう。
ウォン・カーウァイの鮮烈なデビュー作。ハイセンスな映像美と共に綴るラブストーリー 独特の色彩感覚あふれるハイセンスな映像美で、熱狂的なファンを持つウォン・カーウァイの長編デビュー作。香港の裏社会に生きる男と、その前に現れた女のラブストーリー。 香港。ギャングの一員として生きるアンディの元に、従姉妹のマギーがやって来る。借金の取り立てに苦戦する弟分のジャッキーを助けた後、恋人メイベルから堕胎したことを聞いて荒れるアンディ。これを機に、アンディとマギーは次第に心を通わせて行くが…。
第二次大戦下の砂漠を舞台にした悲恋を壮大なスケールで描いた官能叙事詩 イギリスのブッカー賞を受賞したマイケル・オンダーチェの長編小説を『コールド マウンテン』のアンソニー・ミンゲラが映画化。ジュリエット・ビノシュの美しさにため息。 44年、砂漠の飛行機事故で重傷を負い、記憶を失った男が野戦病院に運び込まれた。看護婦・ハナの献身的な看病で、男・アルマシーの記憶は徐々に甦る。英国地理学協会に加わってサハラ砂漠で地図作りをしていたアルマシーはある人妻と恋に落ちたのだった。
銀行強盗、捜査官、交渉人たちの心理戦を描いたクライムサスペンス 『マルコムX』のスパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン主演。タフな捜査官が知性派犯人グループの目的と銀行の秘密に迫っていくさまは手に汗握る展開だ。 マンハッタンの銀行で強盗事件が発生し、犯人グループのダルトンは人質を取って立てこもる。ニューヨーク市警のフレイジャーは、奇妙なクイズで警察を翻弄する犯人たちに疑問を抱く。そんななか、銀行の女性顧問弁護士が交渉人として現場にやってくるが…。
長年連れ添った夫婦の“その後”を描いたある結婚記念日の物語 『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督が、結婚生活の悩みと喜びを細やかに描写。長い結婚生活の明るい光に満ちた側面が、人生の喜びを思い出させる。 30年目の結婚記念日を祝うため、かつての新婚旅行先のパリへとやってきたイギリス人夫婦、心配性な夫・ニックと好奇心旺盛な妻・メグ。思い出のホテルに到着した2人は、記憶との違いにあぜんとする。メグの思いつきで、2人は高級ホテルに乗り込み…。
新たなる光の戦士ウルトラマンサーガ登場!AKB48と共に怪獣軍団と戦う!! ウルトラマンゼロ、ダイナ、コスモスの活躍を描きつつ、新たな戦士ウルトラマンサーガが登場。秋元才加らAKB48の7人が、怪獣と戦う“チームU”のメンバーを演じる。 バット星人の侵略を受けて人々が姿を消した地球では、わずかに残った子どもたちを守るため、女性7人の防衛隊“チームU”が怪獣と戦い続けていた。この危機に現れたのは、ウルトラマンダイナ。やがて、ウルトラマンゼロ、コスモスもやってくるが…。
ウルトラマンゼロが新たな仲間たちと共に、ベリアル率いる銀河帝国に立ち向かう! 「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の続編。パワーアップしたウルトラマンゼロと新たな仲間たちが、銀河皇帝カイザーベリアルと激闘を繰り広げる。 悪のウルトラマン・ベリアルが“カイザーベリアル”となって復活し、さまざまな星への攻撃を開始する。敵の正体を探るために宇宙へ飛び立ったウルトラマンゼロは、勇敢な兄弟やエメラナ姫、グレンファイヤー、ミラーナイト、ジャンボットと出会う。
マメシバと中年ニート男が再び旅立つ!映画版「マメシバ」シリーズ第2弾 佐藤二朗演じる引きこもり男とキュートなマメシバが「社会人になること」を目的に旅に出る。デコボココンビのユーモラスなやり取りにほっこり。ヒロインは臼田あさ美。 マメシバ・一郎と共に引きこもり生活を送る37年間無職の芝二郎。ある日、二郎が一郎と叔父・重男を撮影した動画「老人と犬」がネット上で話題となる。そんななか、重男は二郎に「一郎のお友達探し」と偽って見合いをさせるが、失敗してばかりで…。
慶応3年に起こった、歴史的な騒動「ええじゃないか」をモチーフにした日本映画。1981年に公開された『ええじゃないか』の構想にかかった時間は、なんと約10年。『うなぎ』『カンゾー先生』の有名作で知られる今村昌平監督の、はじめての時代劇で制作費5億円の超大作。「日本独特のミュージカル」が発想の原点。フランスでの評価が高い作品としても知られる。実際に東海地方を中心に起こった、教科書にも載っている歴史的世直しの民衆運動「ええじゃないか」がモチーフ。当時、公園を貸し切って巨大なオープンセットを組んだといわれている。エキストラを含む大人数が「ええじゃないか」を踊った。江戸末期の民衆の力強さ、下層庶民の生き様を描き、雑多ななかで生き残っていくために必死だった、人間たちのバイタリティあふれる姿を描く。慶応2年、アメリカへ漂流していた源次(泉谷しげる)が帰国し、妻のストリッパーであるイネ(桃井かおり)と暮らす。そして、アメリカに密航しようとするが断念する。その後源次とイネは、「ええじゃないか」に参加するが…。
『エスパー魔美』は、1987年4月から1989年10月まで放送されたSF超能力アニメ。突如超能力に目覚めた中学生の少女が、日常に巻き起こるさまざまな問題を解決していく姿が描かれている。原作は藤子・F・不二雄の漫画で、それまで藤子作品の中心であった「生活ギャグ路線」が曲がり角に来たと判断して連載された新機軸もの。アニメ版の制作はシンエイ動画。全119話+スペシャル版1本が放送されたが、中盤からはアニメオリジナルのストーリーも多数制作された。中学2年生・佐倉魔美(よこざわけい子)は、ある日不良にからまれるクラスメイトの高畑和夫(柴本浩行)を無意識にテレポーテーション能力で助ける。その後も高畑のピンチに超能力を発揮していくが、高畑は自分が超能力に目覚めたと勘違い。事情をいいそびれる魔美だったが、ひょんなことで真実が明らかに。高畑としては、魔美に悪気がなかったことは理解できるが、自分の迂闊さが許せずに魔美と距離を置いてしまう。しかし「エスパーのコーチも悪くない」と思い直す高畑。ここから、おっちょこちょいでお人好しなエスパー魔美の活躍がはじまっていく…!
『ヒューマンネイチュア』に続きミシェル・ゴンドリー監督と脚本のチャーリー・カウフマンがタッグを組んだ異色のラブロマンス。2005年公開。記憶除去手術を受けた男女の恋の行方を、現実と意識下の世界を行き来しながら描き出す。緻密な構成が高く評価され、アカデミー賞脚本賞を受賞した。主演のジム・キャリーとケイト・ウィンスレットをはじめ、キルステン・ダンスト、イライジャ・ウッドら実力派が出演。バレンタイン前に恋人のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)とケンカしたジョエル(ジム・キャリー)は、仲直りするために彼女の勤める本屋を訪ねる。しかし、クレメンタインはほかの男と親密にしていた。その後ジョエルは、彼女がジョエルの記憶を消去したことを知る。自分もクレメンタインの記憶を消すことを決心したジョエルは、ラクーナ社のミュージワック博士(トム・ウィルキンソン)の診察を受け、その夜自宅で技師のスタン(マーク・ラファロ)とパトリック(イライジャ・ウッド)によって記憶消去の施術を受け…。
「若大将」シリーズ第6作目。加山雄三がスポーツでもエレキ合戦でも大活躍 シリーズ最高傑作の呼び声が高い本作。各登場人物の特徴が鮮明で、特に田中邦衛演じる青大将の存在感は大きい。「君といつまでも」など、加山の楽曲が物語に花を添える。 アメリカン・フットボール部の青大将・石山が運転する車が事故を起こした。同乗していた同部の主将・田沼雄一は石山の頼みで身代わりとなり、けがをした相手の女性と示談に持ち込む。しかし、石山は示談金を用意できず、エレキ合戦で賞金を狙いにいくことに。
世界中のミステリーファンを虜にするジャン=クリストフ・グランの最高傑作「狼の帝国」の映画化! "連続猟奇殺人事件を追う潜入捜査官"と"組織に追われる記憶喪失の女"。二人が出会うとき最恐の"タブー"が破られる−パリ10区のトルコ人街で3人目となる女性の惨殺死体が発見される。若手刑事のネルトーは、トルコ人裏社会に通じたベテラン刑事シフェールの助けを借り捜査に当たる。シフェールの強引なやり方に反発を覚えるネルトーだったが、捜査は次第に核心へと近づいていき、ついに2人は内務省高級官僚の妻アンナへと辿り着く。彼女は自らの記憶に疑問を抱き、失われた記憶を求めて行方をくらましていた。そして、アンナと連続殺人事件を結びつける、ある強大な秘密結社の存在が明らかとなるのだが…。 【出演者】 ジャン・レノ/アーリー・ジョヴァー/ジョスラン・キヴラン/ラウラ・モランテ/フィリップ・バス ■監督:クリス・ナオン■脚本・原作:「狼の帝国」ジャン=クリストフ・グランジェ■製作:パトリス・ルドゥー■撮影:ミシェル・アブラモヴィッチ■編集:マルコ・キャヴェ■衣装:オリヴィエ・ベリオ ?2005 Gaumont - TF1 Films Production - kairos
2003年に韓国で放送され、49%を超える最高視聴率を記録した大ヒットドラマ。実在する天才韓国人ギャンブラーの波乱に満ちた人生を描いた、ノ・スンイルによる同名小説を原作としている。主人公のギャンブラー・イナを演じたイ・ビョンホンは、『美しき日々』に続く主演作で、日本での人気を不動のものにした。ヒロインを演じたのは、ドラマ『秋の童話』のヒロイン役で一躍トップスターの仲間入りを果たした人気女優・ソン・ヘギョ。トップスター2人の共演と、高視聴率を獲得した歴史ドラマ『ホジュン 宮廷医官への道』を手がけたチェ・ワンギュの脚本により、大きな注目を集めた。さらに主人公のライバル役として、実力派俳優・チソンが初々しい姿を見せているところも見逃せない。1970年代、孤児院で過ごしていた少年・イナ(チン・グ)は、叔父・チス(イム・ヒョンシク)に連れられて賭博場を渡り歩いていた。チスはイナに、相手の札をこっそりのぞき見させてはサインを送らせるというイカサマを繰り返し、金儲けしていたのだった。しかしイカサマがばれ、警察から追われる身となってしまった2人は、ある日ソウルへ向かう汽車に乗り込んだ。
『復讐者に憐れみを』などで知られるパク・チャヌク監督が手掛けた、サスペンス映画。理由もわからず10年以上監禁されていた男の復讐劇を描いていく。日本の漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』を原作としており、世界中で高い評価を受けている作品である。主演を務めたのは、『シュリ』などに出演する、チェ・ミンシク。復讐におぼれ、心の闇を爆発させる狂気的な演技から目が離せない。ごく普通の男・デス(チェ・ミンシク)は、正体不明の誰かに突然誘拐され、小さな部屋に閉じこめられる。そればかりか、愛する妻が何者かに殺され、自分が容疑者のひとりとして警察に追われていることを知るのだった。監禁生活中、デスは毎日のように体を鍛え、自分を監禁した犯人への復讐を誓う。それから15年後。突然解放されたデスは、寿司屋で働ている女性・ミド(カン・ヘジョン)に出会う。ミドに自分を監禁した犯人を探していることを話し、ふたりは協力して真犯人を追っていく。
2012年3月10日に公開された日本映画で、監督は本木克英。JAXA宇宙航空研究開発機構の全面協力のもと、撮影された。2010年にはやぶさが無事に帰還すると、翌年の2011年10月には『はやぶさ/HAYABUSA』、2012年2月には『はやぶさ 遥かなる帰還』と続けて、はやぶさ関連の映画が公開された。今作は、そんなはやぶさ映画の3作品目として知られている。先に公開された2本と大きく異なるのは、当時最新の3Dが駆使されていることだ。そのため映画のキャッチコピーは、「宇宙体感の3Dで贈る、機械と人の冒険の旅」となっている。主演を務めるのは藤原竜也で、優秀だが少々生意気なJAXAエンジニア助手を演じている。2003年5月9日に小惑星探査機はやぶさが、「小惑星イトカワのカケラを拾って地球に持ち帰る」というミッションのもと打ち上げられた。打ち上げから2年が経ち、はやぶさはついに小惑星イトカワの付近に到着する。しかし着地の失敗や燃料漏れなどの、さまざまなトラブルがはやぶさとJAXA職員に襲いかかる。
温かくて、愛おしくて、切ない母娘の姿を描いたヒューマンドラマ 「酒井家のしあわせ」の呉美保監督が、母と娘の日常の中に存在する細かな感情、そして二人に訪れる非日常がもたらす変化を表現。母娘を宮崎あおいと大竹しのぶが熱演。 ある日の深夜、母・陽子が酔っぱらって若い男・研二を連れて帰って来た。「この人と結婚することにしたから」と言われた娘の月子は、あまりに突然のことに戸惑い、家を飛び出してしまう。大家のサクらのとりなしなどで、月子の気持ちは和らいでいくが…。
呪うはずが惚れてしまってさあ大変!魔女の不穏なイメージを一転させたコメディドラマ 『そして誰もいなくなった』のルネ・クレールが贈るコメディ。V・レイク演じる魔女のお茶目な魅力が物語をけん引。後の人気テレビシリーズにもつながる原点的作品。 17世紀に自分たちを捕らえた一族を代々呪い続けている魔女・ジェニファーと父・ダニエル。父の命令で州知事選に出馬しようとしている一族の子孫・ウォーリーに惚れ薬を飲ませようとするジェニファーだったが、ひょんなことから自分が飲むはめになってしまう。
『俳優 亀岡拓次』で注目を集める横浜聡子監督が描く、ある夫婦の小さな冒険の物語 子供のような心を持った妻とその夫が過ごす1日を独特のテイストで描く。「ジャーマン+雨」で特異な存在感を見せた野嵜好美と、横浜作品の常連俳優・宇野祥平が夫婦役。 どこかのアパートで暮らすはつえと夫のたかしは、いつもどおりの日常を繰り返す。しかし、いつもと違うのははつえのお腹の中。公園にネコを探しにきた少女と一緒になってネコを探していたはつえだったが、その少女はなぜか彼女をおばあちゃんと呼ぶのだった。
合い言葉は「ともだちんこ」 !超大金持ち、茶魔のとんでも日常を描くギャグアニメ! 小林よしのりの同名漫画原作のコメディ。主人公が使用する「茶魔語」は、子供たちに大流行したが下ネタたっぷりの内容に「子供に見せたくないアニメ」でも常に上位だった。 世界有数の莫大な資産を持ち、ガイドがいないと自宅で遭難者が出るほどの豪邸に住む御坊家。その一人息子にして第999代目当主、御坊茶魔ことおぼっちゃまくん。超絶お金持ちであるがために、一般常識の外で生きる茶魔の華麗にて波乱の日々が始まる。
サスペンスの巨匠・ヒッチコックが、男のために身を挺した女スパイを描く ヒッチコックにしては珍しく恋愛要素が強い。バーグマンとグラントが熱烈なラブシーンを演じる。もちろん、緊迫感あふれるサスペンスシーンも連続し、最後まで楽しめる。 ドイツのスパイ容疑がかけられた父を持つアリシアは、売国奴として世間の非難を浴びていた。そんな彼女にFBI捜査官・デブリンが近づく。デブリンはナチ一味を探る職務に就いていて、追っているセバスチャンをよく知るアリシアを利用しようとしたのだ。
いじめや貧困にも負けず、たくましく生き抜く少年・オリバーの破天荒な人生 『クリスマス・キャロル』のチャールズ・ディケンズ原作による文芸ドラマ。孤児院育ちの少年の数奇な運命を、19世紀初頭のロンドンを舞台に描く。モノクロの映像が効果的。 母の顔も知らず、孤児院で育った少年・オリバー。9歳で奉公に出されるも、いじめに耐えかねて脱走した彼は、ロンドンの貧民窟にたどりつく。そこで盗みの手段を教わった彼は、ほかの仲間と共に老人の財布を盗むが、逃げ遅れたオリバーだけが捕まってしまう。
ギリシャ神話のオルフォイス伝説を基に、ジャン・コクトー監督・脚本で映像化 耽美派のコクトーが真骨頂を発揮して、俗世を超越した夢幻の世界を描き出す。生と死の境である鏡を出入りしたり、風に飛ばされるシーンでのトリック映像の美しさは出色。 詩人オルフェたちが集っているカフェに王女と呼ばれる女性が現れる。彼女は、同行者の詩人セジェストがオートバイにはねられて死んだので、死体を車に運ぶのをオルフェに手伝わせる。王女の館まで同行すると、王女はセジェストを生き返らせて鏡の中に消えた。
ロック界のカリスマ・矢沢永吉が映画初主演を務めた家族ドラマ 娘の小学校受験と父親のリストラ、平和な家庭に起こった騒動をコミカルに描く。普通のお父さん役を見事に演じる矢沢永吉が新鮮。監督は「おくりびと」の滝田洋二郎。 実業団所属のマラソンランナー・富樫真澄はかつて花形選手だったが、45歳となり衰えを隠せずにいた。妻の利恵はそんな真澄を気にも留めず、頭の中は愛娘・真結美のお受験のことばかり。そんなある日、真澄に子会社への出向話が舞い込んでくる。
新興住宅街を舞台に、子供たちに振り回される大人の姿をコメディタッチで描く 小津安二郎監督が家族に優しい眼差しを向けた逸品。子供と大人それぞれの言動からあふれるーモアに、つい笑いがこぼれる。当時の生活様式に沿った日常描写も興味深い。 東京の郊外にある新興住宅地。そこに住む子供たちが今もっとも興味を持っているのは、出始めたばかりのテレビ。林家の兄弟・実と勇も、近所で唯一テレビを持っている丸山家に入り浸っている。全く勉強をしない実と勇を、母・民子は叱りつけるのだが…。
生まれも育ちも違う夫婦。そんな2人のすれ違いと行く末を描いたドラマ 小津安二郎監督が淡々と描いた夫婦観の物語。トラブルを経て、タイトルへと収束していく展開に胸が温まる。昭和20年代の食生活や風俗が窺い知ることができる。 妙子と佐竹茂吉が結婚してもう7、8年になる。上流階級で生まれ育った妙子と、信州の田舎育ちの茂吉は、いろいろとかみ合わないまま過ごしてきた。ある時、妙子は神戸の友人のところへ遊びに行ってしまった。その留守中に、茂吉は急に海外出張が決まり…。
2006年公開の映画『子ぎつねヘレン』は、竹田津実のノンフィクション『子ぎつねヘレンがのこしたもの』が原作の実話から生まれた、涙なくしては見られない感動ストーリー。獣医・矢島幸次役を大沢たかお、少年・大河原太一役を深澤嵐、少年の母親・大河原律子役を松雪泰子が務めた。主題歌はレミオロメンの「太陽の下」。映画は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006ファンタランド大賞、第16回日本映画批評家大賞の富士写真フイルム奨励賞を受賞した評価の高い作品だ。「僕は、春、ひとりぼっちの子ぎつねに出会った」。ある日、少年・太一は北海道で1匹の子ぎつねを拾う。子ぎつねは、目も見えず、耳も聞こえない。「まるでヘレン・ケラーだ」の言葉からヘレンと名づけられる。太一は、母親の仕事の都合で東京から北海道の獣医・幸次の家にやってきたため、母親とはぐれたキタキツネの子・ヘレンが、母親と会えない自分の姿と重なり一生懸命に育てるようになる。やがて太一は「サリヴァン先生」と呼ばれ、北海道の大自然の中で子ぎつねと一緒に彼自身も成長していく…。ヘレンはきっとお母さんに会いたいに違いないと思う太一。しかし、ヘレンの目の手術は叶わないことがわかる。目が見えない中で自然に帰って生きていくことは不可能。ヘレンにとっての幸せとはいったい…?
直木賞作家・坂東眞砂子の同名小説を映画化、愛憎の悲劇を描いたホラー 夏川結衣の際立つ美しさにほれぼれ。劇場映画デビューとなった栗山千明は、筒井道隆とキスシーンを披露。中盤までは丁寧に進展し、後半に向けて恐怖のボルテージは急上昇。 10数年ぶりに故郷である高知県・矢狗村に帰省した明神比奈子は、小学生の頃に親友だった日浦莎代里が事故死していたことを知った。だが莎代里の母親・照子は、莎代里がじきに戻ると告げる。やがて比奈子は、四国にまつわる秘密を目の当たりにする…。
激動の時代にアメリカを率いたルーズベルト大統領、その知られざる素顔と恋の物語 重度の障がいを抱えながらも政治と愛に向き合ったカリスマ大統領を、ビル・マーレイが人間味豊かに妙演。従妹で“恋人”のローラ・リニーは柔らかな魅力あふれる。 1930年代アメリカ。ルーズベルト大統領は多忙の合間に従妹のデイジーとドライブに出かけることで安らぎを得ていた。そんなある日、英国王ジョージ6世夫婦が私邸を訪れ、ドイツとの開戦に備えてトップ会談が行われる。その日の深夜、衝撃の事実が明らかに…。
ナムグン・ミンがラブコメに初挑戦!元カノと再会した主人公をコミカルに好演 完璧で優しく頼れる恋人と、良くも悪くも全てを知り尽くした元カレの間で揺れ動くヒロイン。タイプの異なるイケメンふたりの恋の火花に、思わずときめいてしまう。 スンヒは、ドラマ脚本家を夢見ながら弱小ドラマ制作会社に勤めていたが、突然会社が倒産。偶然知り合った弁護士ワンハのアドバイスで失業手当を受けに行くことにした彼女だったが、雇用センターの窓口に座っていた担当者は、かつての元彼ジョンデだった。
秋元康が手掛けた初の長編小説を、役所広司主演で映画化した感動作 「今」という時間を生きている喜びと、人を愛することの尊さが心に刻まれる。死に直面した夫の決意に動揺しながらも、彼を支え続ける妻を今井美樹が演じ切る。 妻と2人の子供、幸せな家族4人。人生の“円熟期”を迎えていた48歳の不動産会社部長・藤山幸弘は、ある日、医師に末期の肺がんで余命半年と宣告されてしまう。その時、彼が選択したのは延命治療ではなく、大切な人たちに直接会って別れを告げることだった。
現実はクソゲー!二次元世界の神が三次元の女の子相手に奔走するラブコメ! 誰しもが一度は考えてしまう「ギャルゲーのテクニックが果たしてリアルの恋愛に使えるのか」という疑問。それを巧みに物語に落とし込むことで、オタクの心を鷲掴みに! 新悪魔エルシィの目的は、地獄を抜け出して人間界で悪さを企てる古の悪魔を、すべて捕まえること。二次元において「落とし神」とまで言われた桂木桂馬はエルシィに協力し、悪魔に憑りつかれた女の子たちを次々と口説き落としていくのだった。
ギャルゲーマニアの男子高校生が奮闘する日常を描く、青春ラブコメディ第3弾 女神を宿す少女5人を探す桂馬と、彼に思いを寄せる少女・ちひろとのもどかしくも切ない関係をクローズアップ。最終回での2人の会話や文化祭でのライブシーンは必見! 天界の女神・アポロに取りつかれていることで、桂馬との記憶を持ち続けている人気アイドル・かのん。旧地獄の復活をもくろむ組織“ヴィンテージ”幹部・リューネによって古悪魔の暗殺魔術にかけられたかのんを救うため桂馬は“ユピテルの姉妹”を捜すことに。
誰からも慕われる親切なクムジャさん。彼女はなぜ悪魔のような復讐に手を染めたのか… 「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」に続く、パク・チャヌク監督による復讐三部作の完結編。イ・ヨンエが清純なイメージから脱却した冷酷な復讐者を演じる。 ある男に娘を人質に取られたイ・クムジャは、誘拐殺人犯の身代わりとして13年を刑務所で過ごす。優しく美しい彼女は「親切なクムジャさん」と慕われていたが、全ては復讐のためだった。やがて刑期を終えたクムジャは、仲間の協力を得て男を拉致するが…。
不安と焦りでいっぱいの働く女子と世間知らずな御曹司が出会ってしまったら? 台湾人気俳優、ロイ・チウの完全復帰作。マイホームを夢見る“働く女子”と身分を隠している“御曹司”の恋物語。恋人もできず、気ばかりが強い女子の心の変化に注目。 百貨店で勤務するシェン・シンレンは、母親と一緒に住むマイホームを夢見て節約と貯金に励む日々を送っていた。ある日、海外から帰国した百貨店のひとり息子、チン・ズーチーは父親である社長から、身分を隠し営業部の新人社員として働くことを命じられる。
森村誠一の原作を「新幹線大爆破」の佐藤純彌監督で映画化した人間ドラマ 角川春樹事務所製作第2弾。公開当時のCMの、ジョー山中が歌うバラードと、「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」という西条八十の詩の一節が大反響を呼んだ。 東京ロイヤル・ホテルで、人気絶頂の女流デザイナー・八杉恭子のファッション・ショーが開催されている時、ホテルのエレベーターで黒人がナイフを突き刺され、西条八十詩集を抱いたまま死亡した。その頃、別の場所で車による轢殺事件が起きる。
今度は殺る側。土屋太鳳主演で生死を懸けた“だましあい”が再開 疑心暗鬼心理ゲーム・人狼ゲームの続編。「人狼」側の視点から描かれ、理不尽なゲームを強いられた男女の心理は限界を超え、過度の緊張に覆い尽くされていく。 樺山由佳は2度目の殺りくゲームの席に着いていた。参加者は10人で、突然この部屋に連れてこられた高校生たち。「人狼」のカードを与えられた由佳は、村人たちを欺き、ひとりずつ殺していかなければならなくなる。だが、彼女は絶望することなく興奮し…。
浅田次郎原作の幕末人情時代劇。守銭奴と呼ばれながらも義を貫いた男の運命を描く 中井貴一が家族のために名を捨てて人を斬る新撰組隊士を演じ、そのひたむきな姿が涙を誘う。監督は「おくりびと」の滝田洋二郎。佐藤浩市、堺雅人らによる殺陣も見ものだ。 幕末の京都を守る新撰組に、盛岡の南部藩からの脱藩浪士・吉村貫一郎が入隊してきた。剣の腕は最強を争うほどだが、大義よりも自分の命と金を大事にする彼は、隊では浮いた存在。しかし、彼には故郷に残した家族のために生きて稼がねばならない理由があった。
届くはずもないものでも、祈りをささげるということ。村上たかしの同名コミックを実写化。西田敏行や玉山鉄二、余貴美子、中村獅童など、日本を代表する名優たちが集結。北海道で市役所に勤める青年・奥津京介(玉山鉄二)は、幼いころに両親と祖母を、数年前に祖父(藤竜也)を亡くしていた。そんなある日キャンプ場近くの森の中で、放置されたワゴン車の中に、死後半年ほど経過した身分不詳の中年男性の白骨死体と、数日前に死亡したとみられる秋田犬の遺体が見つかる。奥津は現場で、レシートやリサイクルショップの買取り証を発見し、それらの情報から、東京で出会った少女・有希(川島海荷)とともに、昨年夏の男性の足取りを追いはじめる。明らかになっていったのは、その男性(西田敏行)が、道中のコンビニ店長(中村獅童)やリサイクルショップの主人(温水洋一)らから“おとうさん”と呼ばれていたことと、秋田犬のハッピーと一緒に、ワゴン車で東京から北海道まで旅をしたこと。“おとうさん”を追う旅のなかで奥津は、いつしか自分、有希、そして道中出会った人々の孤独について、考えるようになる。残された人々の思いや星を見つめる犬のあたたかさに触れる、感動の物語。
韓国のセレブ街・清潭洞を舞台に成功を夢見るヒロインと訳あり御曹司の傑作ラブコメ クールな役どころの多いパク・シフが、興奮すると方言が飛び出し、コミカルな踊りを踊るなど、癖の強い一風変わった御曹司スンジョを演じ新たな魅力を披露。 「努力が私を作る」が信条のデザイナー志望のセギョン。3年越しでGNファッションに入社するが、社長夫人の買い物係に任命。車で買い出しの最中、アルテミスの会長秘書と名乗る男と正面衝突を起こすが、実はその秘書こそアルテミスの会長スンジョだった。
自衛隊×戦国時代!新たなストーリーで蘇った、21世紀版『戦国自衛隊』 半村良の原案をもとに、2度のタイムスリップや制限時間というアイデアを盛り込んだオリジナルストーリー。90式戦車、89式装甲戦闘車など、本物の自衛隊装備が続々登場。 陸上自衛隊の実験中に発生した暴走事故により、的場一佐率いる精鋭部隊は戦国時代にタイムスリップしてしまう。歴史を正し仲間を救出すべく、鹿島勇祐と神崎怜2尉は2度目のタイムスリップを敢行。そんな彼らを待っていたのは、戦国の世を支配する的場だった。