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目次
コ・ス×イ・ヨウォン×ソン・ヒョンジュ×リュ・スンスらのカリスマ演技対決に注目
巨額のマネーと権力が渦巻く世界で、お金の魔力に取りつかれてしまった主人公たち。そして裏切りと復讐のはざまで芽生える切ないラブロマンスから目が離せない。
1990年代前半から約20年に及ぶ韓国経済の激動期。貧しい家庭で育ったテジュは父親を失った後、ソルヒの助けで不動産施行会社エデンを設立し、勢いを見せていた。その後、ソンジングループの次女ソユンを結婚したテジュは、さらなる野望を抱いていた。
第1回
1990年のソウル。法学生のテジュは家庭教師のアルバイトで家計を支えていた。ミル麺屋を営む父ボンホは、新都市開発のために立ち退きを迫られ、反対デモに参加していたが、テジュは店を手放して一から出直そうと説得を試みる。一方、ソンジングループ会長チェ・ドンソンの次女ソユンは、父が術後生存率35%の脳腫瘍であることを隠そうと奔走。だが、従兄でソンジン建設社長のミンジェが緊急理事会でこれを暴露してしまい…。(C) SBS
第2回
新都市開発のための占拠者の強制排除でボンホは負傷し、意識不明の重体となってしまう。父の手術費をつくるためにテジュは、不動産業界で活躍するソリ先輩の荒仕事を引き受け、ヤクザのピルトゥから土地を奪い返す。しかし、金は手に入れたものの逮捕され、獄中で父の死を知ることに。一方、ドンジンは拳銃を持って兄のチェ会長の元を訪れ、服役中の次男ヨンジェを救い出すように迫るが、手痛い反撃に遭う。絶望したヨンジェは…。(C) SBS
第3回
刑務所でヨンジェの最期を目撃したテジュはドンジンとミンジェの親子に接近。多額の金と引き換えに、「チェ会長に復讐してほしい」という嘘の遺言を伝える。ドンジンの画策でチェ会長の長男ウォンジェが逮捕されるが、ソユンも逆襲。1ヵ月後の株主総会で解任されると知ったミンジェは起死回生のため、アジア最大の商業施設開発の事業資格を得るべく土地買収に走るが、最後の2坪がなかなか取得できない。この2坪を手に入れたテジュは…。(C) SBS
第4回
妹ヒジュを拉致されたテジュは、脅しに屈して2坪の土地をミンジェに売り渡すように見せかけて、実はソユンに10億で売りつけることに成功する。株主総会で、チェ会長と並ぶ共同会長に就任しようともくろんでいたミンジェだが、事業資格を取得できず、父ドンジンとともにソンジングループのすべての職を解かれる。テジュは店や家を買い、母やヒジュとともに地道にミル麺屋を始めるが、そこにソリから一本の電話がかかってくる…。(C) SBS
第5回
1994年、ソリと興した不動産会社エデンの代表として飛ぶ鳥を落とす勢いのテジュは、大規模な住宅再建築事業に食い込むべく、様々な策謀を巡らしていた。ミンジェもまた、ウォンジェを操り住宅再建築事業を推進してソンジン建設に復帰しようと画策。一方、大学教授となりビジネスから遠ざかっていたソユンは、チェ会長の余命が数年と知って戦略企画本部長兼ソンジン建設の社長に就任。ソンジングループの舵取りをすることになるが…。(C) SBS
第6回
ソユンの画策により国税庁の査察を受けたミンジェのソンジン開発は、倒産の危機に陥る。かねてからミンジェに想いを寄せていた大韓銀行頭取の娘ユジンは彼に結婚を迫り、大韓銀行から融資を受けたいミンジェはそれを受け入れ、病身の妻ユニを捨てる。結婚式の直前、ユニが息を引き取るが、ミンジェはドンジンの猛反対をおして式を決行。再建築事業で手を組もう、というミンジェの申し出を一度は断ったテジュだが、式場にミンジェを訪ね…。(C) SBS
第7回
チェ会長の認知症が進行していることに気づいたソユンは、兄弟間の相続争いを恐れ、ソンジン建設を持株会社にしてグループの地盤を揺るがぬものにしたいと母ジョンヒに話す。一方、再建築事業に影響を与える組合長選挙は、テジュとミンジェの推すピルトゥと、ソユンの推すジェハン教授の一騎打ちに。テジュとソリはピルトゥ当選のために綿密な計画を練るが、ソユンは、ピルトゥの悪事の証拠を手に入れるために、ソリを買収しようとする…。(C) SBS
第8回
“黄金の帝国”ソンジングループを目指して手を組んだミンジェとテジュ。ミンジェはエデンへの投資を提案し、テジュは協力を承諾。一方、ウォンジェはソンジン建設の持株7%をミンジェに譲渡して常務に任命し、再建築事業を任せると独断で決定。ソユンは株の過半数を保有するために有償増資を決意し、チェ会長は急きょ家族会議を開くが…。一方、ソンジンスイートの分譲を代行するテジュは、契約金1千億を投資に流用しようとしていた…。(C) SBS
第9回
ソユンはミンジェの有償増資の資金を断つためユジンに接近し、大韓銀行からの融資をストップさせることに成功。しかし、ソユンの妨害をはね除けてソンジンスイートを分譲したテジュは1千億の契約金を手に入れ、ミンジェの説得に応じて有償増資のために払い込む。ソユンは、ミンジェの有償増資に応じた人々の打倒を宣言。一方、ジョンヒもついに、自分とソンジェの正体を明かして、ソンジングループを乗っ取ろうと覚悟を決めていた…。(C) SBS
第10回
ソンジングループ系列会社42社の社長会議でミンジェは、ウォンジェを会長に据え、自身は副会長に就任すべく評決を迫る。ところが、この会議の場に突然、チェ会長が現れ、社長たちに、各社が保有する系列会社株を全てソンジンセメントへ集めるように指示。ソユンの作戦は、ソンジン建設をつぶしてグループの原点であるソンジンセメントを持ち株会社にする、というものだったのだ。ミンジェはチェ会長の認知症を暴露して対抗するが…。(C) SBS
第11回
1997年、ソユンはソンジングループの副会長に就任。ミンジェはテジュをパートナーに、ソンジン建設の社長を務め、返り咲きの機会を狙っていた。そんな中、チェ会長が危篤に陥るが、ジョンヒは家族に知らせず、ソユンを呼べという会長の言葉も無視して、家族を病院に寄せ付けないようにする。ソユンは父への贈り物としてハンソン製鉄の買収を急ぐが、その前にテジュが立ちはだかる。彼の率いるエデンも買収に名乗りを上げたのだ…。(C) SBS
第12回
ハンソン製鉄を巡るソユンとテジュたちの買収競争が激化する中、チェ会長の死期が間近に迫り、ジョンヒはついに27年間隠し通してきた恨みをぶつける。ソユンはソンジェから父の危篤を聞き、病院に駆けつけるが…。チェ会長の死後、ソユンは葬儀を社会葬にすることを家族に提案するが、喪主として存在感を示したいウォンジェ、ソユンを排除したいジョンヒはこれに反対。そんな中、ソンジェはソユンの意見を支持し、ジョンヒを驚かせる…。(C) SBS
第13回
チェ会長の葬儀が社会葬になってソユンが仕切れば、彼女がソンジンの後継者として世間に認知されてしまう。危機感を募らせるウォンジェは自分が喪主となって家族葬にするべく家族内で多数派工作するが、ソユンは彼を欧州へ追いやろうと画策。だが、ウォンジェは、社会葬となることによってハンソン製鉄の買収競争で不利になることを恐れるテジュやミンジェと組み、ソユンの機先を制して記者会見を開き、家族葬にすると発表してしまう…。(C) SBS
第14回
ソユンはミンジェとテジュにハンソン製鉄の共同買収を持ちかけるが、彼らがハンソンをバラ売りしようとしていると知り、交渉決裂。入札審査でも、このエデンの売却計画と資金調達方法が問題になり、ソンジンに優先入札権が与えられる。しかし、そんな中、アジア通貨危機が発生。外貨不足で苦しむソンジンを救うために、ソユンはミンジェとテジュがハンソン買収のために調達した10億ドルに目をつけ、何とかこれを手に入れようとするが…。(C) SBS
第15回
ソンジンの系列10社と引き換えに10億ドルをソユンに渡そうとするテジュに対し、ジョンヒと手を組んだミンジェは、これを阻止してソンジンを崩壊させ、10億ドルを手土産に株主総会に乗り込んでグループの新会長に収まろうと画策。共同名義の口座から10億ドルを引き出すための同意書の提出をテジュに拒否されると、エデンの不正に関わる書類を検察のドンフィに渡す。エデンに家宅捜索が入り、ソリが連行されたと聞いたテジュは…。(C) SBS
第16回
ジョンヒは家族会議で、ソンジンセメントの株主総会を開いて外部から経営者を招くことを提案。ソユンは「ソンジンセメントの借名株を持った人物が身近にいる。それは最初に株主総会の招集を提案する人物」というテジュの言葉を思い出し大きな衝撃を受ける。一方、ミンジェに10億ドルを放棄させ、ソリを釈放させることにも成功したテジュ。彼はソリに、自分のそばにいたらひどい目に遭うこと、エデンを辞めて離れるように告げるが…。(C) SBS
第17回
ついにジョンヒの正体と、彼女がチェ会長の危篤をわざと家族に知らせず、借名株を手に入れていたことを知ったソユンは、彼女への復讐を誓う。一方、関係者を一堂に集めたテジュは、彼が手に入れた10億ドルと、ソユンかジョンヒ、どちらかのソンジンセメント株を合わせればソンジンの主になれる。だから、二人のうち、セメント株の半分をくれる方に10億ドルを渡そうと持ちかける。そして、ソンジングループも折半しようと提案するが…。(C) SBS
第18回
3日後の短期資金の決済日までに10億ドルを手に入れたいソユンは、テジュに自分との結婚を提案し、3日後に式を挙げようと告げる。一方ソンジェは、ジョンヒと一緒に家を出ていってほしいというソユンの言葉に傷つく。そんな中、テジュは10億ドルをフィリピンに投資し、ソリと共に韓国を離れる計画を立てていた。ミンジェは建設交通部長官に内定したキム議員とテジュの贈収賄疑惑をマスコミにリークし、テジュを追いつめるが…。(C) SBS
第19回
キム議員が長官就任を辞退し、疑惑追及は沈静化するが、これはテジュを救いたい一心でソリがキムと一夜を共にしたおかげだった。怒りを爆発させたテジュは、キムとソリの情事の場である別荘を訪れ、ミンジェからテジュを検察に売るよう指示されたキムに駆け引きを持ちかける。だが、キムに抵抗されたためテジュは逆上し、思わず彼を刺し殺してしまう。テジュはソリを身代わりとして自首させると、ソユンとの結婚式へと急ぐのだった…。(C) SBS
第20回
ソユンの夫としてチェ家の屋敷に乗り込んだテジュは、ソンジンセメントの常務に就任し、株主総会へ向けセメント株の買い占めを進める。一方、テジュの犯行を疑うミンジェはキム議員刺殺事件について調査。ドンフィがキム議員刺殺事件の担当検事となる。テジュは、離婚をちらつかせるジョンユンが欲しがる百貨店の譲渡を条件にドンフィに取引を持ちかけ、離婚したくなければ自分と組むよう迫るが、意外にもドンフィは離婚に応じると言う…。(C) SBS
第21回
テジュが検察に召喚されることになるが、彼は検事総長を買収しようとするソユンを制し、株主総会までに嫌疑を晴らして帰ってくると宣言。なかなかテジュの犯行の証拠を手に入れられないドンフィにミンジェは、証拠を捏造してでもテジュを逮捕しろと命じる。そんな中、ソンジェはソユンを助けるために、違法と知りながらソンジン学園の資金でセメント株を購入。やがて事件の凶器のナイフが発見され、テジュ逮捕は時間の問題と思われたが…。(C) SBS
第22回
テジュの召喚で株主総会を目前に追いつめられたソユンは、自分のために株を買ってくれたソンジェを検察に売り、彼はソンジン学園の資金の不正流用でソウル地検に緊急逮捕される。半狂乱のジョンヒにソユンは、ドンフィに連絡してテジュをすぐ釈放させるよう迫るが、ジョンヒは逆に、ソンジェを今日中に返さないと、ソンジンを乗っ取ると逆襲。そんな中、テジュがあっさりと身柄を解放される。テジュは密かにドンフィと組んでいたのだ…。(C) SBS
第23回
ソンジングループの経営権の行方を決めるソンジンセメントの株主総会が迫り、セメント株の買い集めに狂奔する、ソユンとテジュ、ジョンヒとミンジェの両陣営。そんな中ミンジェは、彼に長年仕えてきたカン専務が実はジョンヒの手先だったことを知って大きな衝撃を受け、怒りにうち震える。ミンジェは総会を目前にして行方をくらまし、ソユンとテジュは勝利を確信する。しかし、総会前日の家族会議の場に、突如ミンジェが姿を現し…。(C) SBS
第24回
ミンジェがソンジングループの会長に就任してから数年が経過。テジュはジョンヒから、ソユンと手を切り自分と組まないかと誘われていた。そんな折、ソンジンカードのキャッシングサービスが資金不足で停止し、ミンジェは社長ウォンジェを解任。テジュを後釜に据え、資金調達のためグループの象徴とも言えるソンジン製鉄の売却を命ずる。やがてミンジェは、ジョンヒがセメント株を売り、おかげで彼の共同議決権も無効になったことを知る…。(C) SBS
第25回
ソユンは、ジョンヒとテジュに対抗するために持株会社をソンジンカードに変更することをミンジェに提案。カード株を暴落させておいてから買い集める方法を持ちかける。これは、検察に株価操作の情報を流してミンジェを陥れる罠だったが、ソンジェまでもがソユンを助けようとカード株を買っていたと知り、計画を変更しようとする。しかしテジュは受け入れず、マスコミにリークしてしまう…。そんな中、ソリが刑務所から仮出所してくる…。(C) SBS
第26回
ジョンヒはソユンの力も借りてソンジェを海外に逃亡させようとするが、彼は自ら検察に出頭し、株価操作への介入を認めてしまう。一方ミンジェは、記事を差し止めることも、テジュを道連れにすることもできず、ウォンジェも身代わりになってくれず、追いつめられる。しかし、父ドンジンが彼の罪をかぶって検察に出頭してくれたために逮捕だけは免れる。息子には自分と同じ生き方はしてほしくないというのがドンジンの思いだったが…。(C) SBS
第27回
急激なストレスで認知症を発症し、数カ月のうちに記憶の大半を失うと宣告されたジョンヒは、その前に故チェ会長の子供たちを地獄に送るという約束を果たすことを誓う。彼女はセメント株を家族に分配して家を出て行き、さらなる混乱を巻き起こす。大株主となったテジュは、ウォンジェをミンジェに替わる会長に祭り上げ、戦略企画本部長として彼を操る。そんな中ソユンは、テジュが密かにニュージーランドで投資ファンドと接触すると知り…。(C) SBS
第28回
経営不振の大韓銀行が売却されることになり、テジュがニュージーランドの投資ファンドとともに、ソンジンセメント株の17%を保有する大韓銀行を買収し、筆頭株主となってグループの会長の座につこうとしていることが明らかになる。ソユンは米国の銀行と組んでこれに対抗。テジュが会長になるのを阻止したいミンジェもソユンに協力し、大韓銀行買収に向けて各方面に根回しを始めるが、テジュは意外な人物と組んで裏工作を行っていた…。(C) SBS
第29回
ついにソンジングループの筆頭株主となったテジュは、ソユンとの離婚を宣言。しかし、故チェ会長が築きあげたグループをよそ者のテジュに渡してなるものかと、これまで対立していた家族が一致団結。力を合わせて離婚の阻止を図る。ソリとの約束を果たすためにも、テジュはあくまで離婚しようとするが、会社では役員の総スカンを食らい、孤立無援の状態に。臨時株主総会の開催も阻まれ、株買い占めのために、機関投資家に接触を図るが…。(C) SBS
第30回
ソンジンセメント株の過半数を買い占めることを決意したテジュは、エデンを通して漢江地域の都心再開発事業に乗り出し、資金を作ろうとする。しかし、開発地域の中心にある700坪の架空名義の土地は、実はソンジン建設の所有だった。この土地を買収できず窮地に追い込まれたテジュは、ジョンヒに接触。ソンジェの特赦を実現させる約束と引き換えに、ある資料を手に入れ、これをネタにミンジェから700坪の土地を手に入れようとする…。(C) SBS
第31回
背任と横領の証拠を突きつけられたウォンジェは、セメント株をソユンに譲って検察に出頭し、逮捕される。そんな中、ソンジンはエデンの再開発地域と隣接した10万坪の敷地で4万坪の国有地を取得して再開発を推進すると発表。しかし、これはソユンが仕掛けた罠だった。国有地の入札に参加したテジュは、セメント株を担保に融資を受け、入札価格をつり上げるソユンを制して落札に成功するが、直後にリーマン・ショックが起きてしまい…。(C) SBS
第32回
再開発事業は暗礁に乗り上げ、資金難に陥ったエデンは補償金を払えず、立ち退きを拒否する住民による占拠が起きる。強制排除はしないと言っていたテジュだが、やがて、どうにもならなくなり、排除要員と警察の出動を要請。強制排除中に火災が発生し、多数の負傷者が出るが、テジュは立ち退きに合意するまで治療費は払えないと言い放ち、ついには死者まで出る。すっかり変わってしまったテジュに失望したソリは、エデンを去っていく…。(C) SBS
第33回
占拠者が全員退去し、テジュは再開発地区の第一次分譲を開始。富裕層をターゲットに、金持ちの虚栄心を満足させるように分譲価格を上げる作戦が功を奏してマンションは猛スピードで売れ出す。第一次分譲を終えたテジュは、その収益でセメント株を買い集める一方、第二次分譲へ向け再び占拠者の強制排除を指示。余りに変わってしまったテジュに危機感を募らせるピルトゥは大きな被害が出ることを恐れ、テジュを止めるようソリに頼むが…。(C) SBS
第34回
キム議員殺害の真犯人はテジュだと検察に告発したソリに、供述を撤回するよう迫るテジュ。ソリは全てを捨てて一緒に海外へ逃げようと言うが…。ソンジェはソユンのおかげで一時出所を許され、危篤に陥ったジョンヒに再会を果たすが、ジョンヒは彼の目の前で…。ミンジェはビルの偽装売買の件でソユンを脅迫し、共同会長の座を手に入れようとする一方、テジュをそそのかして強制排除をさせようとする。だが、テジュは意外な行動に…。(C) SBS
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ハリウッド映画への出演も果たし、世界的スターとなったイ・ビョンホンの、6年ぶりのドラマ復帰となった作品である。2009年に放送された。韓国KBSが総製作費200億ウォンという破格の製作費をかけ、壮大なスケールで描いた今作は、最高視聴率39.9%を記録した。秋田県の観光地でも重要なシーンが撮影され、日本でも放送前から話題となった。共演俳優陣も『天国の階段』で強烈な悪役を演じた美人女優のキム・テヒや、幅広い役柄を演じ分ける実力派俳優チョン・ジュノなどが揃い、韓国ドラマ史に残る大作といわれている。特殊部隊の精鋭隊員であるキム・ヒョンジュン(イ・ビョンホン)は、美しい女性スンヒ(キム・テヒ)に出会い、一目惚れしてしまう。一方、同じ部隊に属するヒョンジュンの親友・サウ(チョン・ジュノ)も地元の先輩からスンヒを紹介され、心を奪われていた。そんなある日、ヒョンジュンは突然知らない男に連行され、ひどい拷問を受ける。必死に抵抗する中、助けを呼ぶサウの声を聞いたヒョンジュンは、決死の覚悟でサウが監禁されていた部屋を突き止め、彼の救出に成功する。しかし脱出を図ろうとしたふたりを待ち受けていたのは、国家安全局(NSS)副局長ペク・サン(キム・ヨンチョル)であり、すべてはNSS要員になるための極秘テストだったのだ。こうしてNSS要員となったふたりには、さらに過酷な任務が待っているのだった…。
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1999年に、最高視聴率63.7%という驚異の数値を記録したドラマ『ホジュン 宮廷医官への道』のリメイク作品として、2013年に韓国MBCで放送された長編歴史ドラマ。16世紀に実在した医師のホ・ジュンをモチーフに、その生涯がドラマチックに描かれている。ホ・ジュンを演じたのは、日本でも人気の高い歴史ドラマ『武神』で主演を果たしたキム・ジュヒョク。凛々しく、ときに荒々しく戦う『武神』での姿から一転し、貧しさに耐えながら医官への厳しい道を歩んでいく堅実なホ・ジュンを好演している。軍官ホ・リュン(チェ・サンフン)の息子として育ったジュン(カン・ハンビョル)は、聡明で心優しい男の子。その日は父の誕生日を祝う宴が予定されており、ジュンの住む屋敷では多くの使用人たちが宴の準備に忙しく働いていた。父の側室であるジュンの母・ソン氏(コ・ドゥシム)は、使用人たちと一緒に、心を込めて夫の大好物である料理を用意する。しかし、そんなソン氏の料理を正妻のチャン氏(キム・ヘジョン)はひどくけなし、祝いの宴にソン氏が出席することすら許さなかった。身分が低いことで見下され、チャン氏からひどい扱いを受けているソン氏。自分が生んだ長男・ソク(カン・イソク)を溺愛するチャン氏は、ジュンのことも常にさげすみ、ジュンは肩身の狭い思いを強いられていたのだった…。
20歳の天才ピアニストと40歳の人妻の禁断の恋の行方は…?ブームとなった不倫ドラマ 当時27歳だったユ・アインが20歳の主人公の不器用さ、純粋さを瑞々しく演じて、47歳とは思えないキム・ヒエと見事なコラボレーションを見せる。脇役陣の巧演も見もの。 ソハン芸術財団の有能な企画室長ヘウォンは、音大教授の夫が連れてきた若者ソンジェのピアノを聴いて、その才能の虜となる。貧しい中でピアノを独習したソンジェは指導を受けるうち、ヘウォンへの思いを募らせる。彼女もソンジェの純粋さに惹かれ…。
韓国で爆発的ヒットを記録した壮絶な愛憎ドラマ。寒さに耐えて花を咲かせる福寿草のようなヒロインが、自分を陥れた義妹に復讐をする姿をスリリングに描く。ヒロインのヨナを演じる『きらきら光る』のイ・ユリをはじめ、ユン・アジョン、ヒョン・ウソン、チョン・チャンら豪華キャストが出演。2007年。刑務所服役中にリンチされたソル・ヨナ(イ・ユリ)は、病院に運ばれた際に隙をみて脱走する。そのまま彼女が向かったのは元恋人のハ・ユンジェ(ヒョン・ウソン)と義妹のチェ・ユラ(ユン・アジョン)の結婚式場だった。自分を陥れたユラを憎むヨナは、ウェディングドレス姿のユラを屋上に呼び出し、彼女と自分の手を手錠でつなぐ。現れたユンジェの前で、自らの悪事を白状しろとユラに迫るヨナ。しかし、なにも知らないユンジェはヨナに謝るように迫る。警察に取り囲まれたなか、ヨナとユラはビルから転落する。3カ月前。ヨナは障害を持つ妹のスエ(ミン・ジヒョン)と穏やかに暮らしていた。ふたりの母のハン・ギョンスク(キム・ヨンラン)はユラの父のチェ・インソク(チェ・サンフン)と再婚していたが、反抗的なユラと姑との同居に神経をすり減らしていた。恋人のユンジェが社長だとは知らないままジェイ化粧品の入社面接を受けたヨナは、バイトで向かったジェイ化粧品のイベント会場でユラと久しぶりに再会し…。
朝鮮半島で初めて国を治めた女性・善徳女王の生涯を、フィクションを交えつつ描いた作品である。総制作費は250億ウォンともいわれ、韓国での最高視聴率は50%に迫る数値を記録した。2009年にMBCで放送。脚本を手がけたのは、日本でも大人気となった『宮廷女官チャングムの誓い』や『薯童謠(ソドンヨ)』など、骨太でありながら緻密なストーリー展開が魅力的な時代劇の脚本を担当してきたキム・ヨンヒョン。2009年のMBC演技大賞では、ヒロインの宿敵・ミシルを演じたコ・ヒョンジョンが大賞を、ヒロイン・善徳女王を演じたイ・ヨウォンが最優秀賞を受賞するなど、今作のキャストたちが多くの部門で受賞する快挙を成し遂げている。新羅の国王・チヌン(イ・スンジェ)は、寵愛するミシル(コ・ヒョンジョン)をそばに呼び、自分の亡きあとの国政に関する遺言を書き取らせる。ミシルが王座を脅かす存在であることを悟ったチヌンは、ミシルに仏門に入ることを勧めた。ミシルは自分に惚れ込んでいる情夫・ソルォン(チョン・ノミン)に反乱を起こさせ、その一方でチヌンを毒殺しようと企てる。しかしミシルが毒薬を持って王のもとへ向かうと、そこにはすでに息絶えたチヌンの姿があった…。
韓国のケーブルテレビOCNで放送されたドラマ。『チュノ~推奴~』や『輝くか、狂うか』を始め、日本でも大人気となった数々のドラマで主演を務めてきた実力派俳優・チャン・ヒョクが、初めての刑事役を演じている。警察において、被害者救出の明暗を分けるタイムリミット“ゴールデンタイム”。その限られた時間内に被害者を救い出すため、必死で事件捜査に挑む警察官たちの姿がスピーディー、かつスリリングに描かれている。雪がちらつく11月の寒い夜、怪しい男から必死で逃げる女性の姿があった。女性の名はジヘ(オ・ヨナ)。全身黒づくめでフードを被った男は、裸足で逃げ回るジヘを執拗に追い回す。なんとか物陰に身を潜めることができたジヘは、すがる思いで夫・ジニョク(チャン・ヒョク)に電話をかけた。しかし、強力犯チームで多くの手柄を立てている敏腕刑事のジニョクは、そのときちょうど重要な犯人の追跡中であり、妻からの電話を無視してしまった。夫に助けを求められなかったジヘは、すぐさま緊急通報センターに通報した。対応した警察官・カン・グォンジュ(イ・ハナ)は、電話から聴こえてくるジヘの声から、ただならぬ現場の雰囲気を感じ取る。しかし「助けてください」というジヘの絞り出すような言葉とともに、電話は切れてしまうのだった…。
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