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目次
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『キャッスル ミステリー作家のNY事件簿』は、2009年3月からアメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(ABC)で放送がはじまった大人気TVドラマシリーズ。シーズン1の放送直後から多くの反響を呼び、2009年9月にはシーズン2の放送がスタートした。シーズン2は全24話で構成されており、2010年5月まで放送されていた。
前作に引き続き監督はロブ・ボウマンらが務めており、脚本はアンドリュー・W・マーロウらが担当している。また、ネイサン・フィリオン、スタナ・カティック、スーザン・サリヴァンといったメインキャストは続投している。
ミステリー作家のリチャード・キャッスル(ネイサン・フィリオン)は、自分の小説にあった手法を模倣した殺人事件が起きたことをきっかけに、ニューヨーク市警殺人課のケイト・ベケット(スタナ・カティック)に出会う。「人気作家」と「敏腕刑事」という肩書きを持つふたりはタッグを組み、さまざまな事件を通じて信頼関係を築いていた――。
ある日、キャッスルはベケットに内緒で彼女の母親の殺人事件を調査していた。そして、彼の調査によって今まで知られていなかった新事実がわかる。しかし、ベケットに気づかれてしまい、彼女は怒ってしまう。そんな中、街路樹に引っかかっている死体が見つかるのだが…。
主人公。ベストセラーを何冊も生み出している大人気ミステリー作家。ある事件の事情聴取の際にベケットと出会う。ミステリー作家の視点から、ニューヨーク市警の捜査に協力している。ベケットの母親の事件を、彼女に内緒で調べていた。妻とは離婚しており、ひとり娘がいる。
もうひとりの主人公。ニューヨーク市警に所属している仕事熱心な女性刑事。お調子者でノリが軽いキャッスルに振り回されることも多いが、自分なりにきちんと捜査をおこなう姿勢を保っている。過去に自分の母親が殺されてしまい、その事件の真相を知るために刑事になった。
リチャードのひとり娘で、母親はリチャードの元妻・メレディス。シングルファーザーとなったリチャードとともに暮らしている。しっかり者の性格をしており、父親からは「娘が父親の面倒をみている」と思われている。祖母・マーサとの仲がよく、ふたりでリチャードを諭すことも多い。
リチャードの母親であり、かつてはブロードウェイで活躍していた女優。リチャードよりもノリがよく、自由奔放な性格をしている。恋愛もまだまだ現役といわんばかりに刺激的な出会いを求めている。
ニューヨーク市警に所属している警部で、ベケットの上司。堅物に見えるが、ものわかりのいい頼れる人物。過去にベケットの母親が殺害された事件に関わっている。
ニューヨーク市警に所属している検視官。サバサバした性格で、ベケットが悩みなどを打ち明けることができる数少ない友人のひとり。
『キャッスル ミステリー作家のNY事件簿』のストーリーの中心は、人気ミステリー作家と美人敏腕刑事による「殺人事件の捜査」です。しかし、ノリが軽くてちょいウザだけど、決して憎むことができない主人公・キャッスルによってコメディ要素を多く含んだ刑事ドラマ作品となっています!
また、本作の魅力は個性的なキャラクター同士の掛け合いにもあります。とくにキャッスルとベケットの掛け合いは、人気ミステリー作家と敏腕刑事というそれぞれのキャラクターのバックボーンがあるからこそ面白みがあります。一度見るとクセになってしまう、掛け合いにもぜひ注目してみてください。
本作「シーズン2」は、第1話「盗まれた死体」から第24話「被害者はスパイ?」までの24話で構成されています。前作「シーズン1」で信頼関係を築いてきたキャッスルとベケットでしたが、キャッスルがベケットの母親の事件について勝手に調べてしまったことが原因でふたりの関係に亀裂が入ってしまいます。
そんな雲行きが怪しい状態からスタートする本作…。しかも、「シーズン2」ではベケットにイケメンの恋人候補まで現れてしまいます。はたしてキャッスルは信頼関係を取り戻すことができるのか、また仕事のパートナー以上の関係になれるのか…。その答えは本作を見てのお楽しみです!
主人公・キャッスルに並ぶ本作の重要人物といえば、ニューヨーク市警のケイト・ベケット。美人で聡明、さらに正義感が強く、職務を全うするために全力で捜査する頼もしい女性刑事です。そんなベケットを演じているのは、カナダ出身のスタナ・カティックです。
大ヒットドラマ『24 -TWENTY FOUR-』や『HEROES』などへのゲスト出演、映画『007 慰めの報酬』などへの共演を経て、本作のオーディションに参加。厳しい審査を勝ち抜き見事主演に抜擢されました。クールでありながら、かわいらしさも兼ね備えたカティックの演技にぜひ注目です。
盗まれた死体
街路樹にぶらさがった謎の男-キャッスルの最新作「ニッキー・ヒート:長い酷暑」の出版を控えマスコミが沸き立つ中、街路樹に死んだ男が引っかかっているとの通報が入った。首を絞められた痕から殺人事件と断定したキャッスルとベケット。しかし、2人は微妙な状態に陥っていた。母の死の謎を勝手に探り出したキャッスルに、ベケットは憤慨、絶縁を言い渡していたのだ。そんな最悪な状況下で、男の死体が搬送中に盗まれるという事件も勃発。この不可解な事件を解明すべく、険悪な2人は捜査で競い始めてしまい…。
2つの殺人事件
憎しみを顔に刻まれたセラピスト-32歳のセラピスト、アシュリーが勤務先のクリニックで銃殺体となって発見された。顔には憎しみを込めた言葉が書きなぐられ、キャッスルとベケットは怨恨による事件と捜査を開始。一方、殺人課の同僚であるライアンとエスポジートのチームは、同夜発生した別の殺人事件の担当となった。そこでキャッスルは、どちらのチームが先に事件を解決できるか、ライアンたちを賭けに誘う。かつてない強力タッグを組み、捜査に挑むキャッスルとベケットだが、そこには意外な結末が待っていた。
新人モデルの悲劇
噴水の光を浴びたモデル-ファッションウィークで盛り上がるNY。街中の噴水から、びしょ濡れで冷たくなった女性の刺殺体が見つかった。遺留品から身元は有名デザイナーに抜擢され、トップモデルも目前だったモデルのジェナと判明した。NYセレブ界に精通していると豪語するキャッスルの案内の下、ベケットたちは野心的なデザイナー、女癖が悪いカメラマン、嫉妬深く陰険なモデル仲間たち、そして夫と、聞き込みを始める。過酷なファッション業界の現実を目の当たりにした2人は、容疑者を断定できず混乱していくが…。
殺された詐欺師
北極で銃撃された詐欺師-北極探検を生中継していた探検家フレッチャーが、すさまじい銃声音とともに、いきなり画面から消えた。中継を授業の一環としていた小学校からの通報で、ベケットたちが捜査を始めると、映像の嘘をすぐさま発見。中継現場はNYのアパート、フレッチャーという名前も偽名で、彼は詐欺の常習犯であるとわかった。また、資産家の令嬢と婚約していた事実もつかむと、キャッスルはCIAまで巻き込み調査を敢行するが、次第に自分が詐欺師に翻弄されているような感覚に陥り、苛立ちを募らせる。
我が子の秘密
マンホールの暗闇に沈んだ女性-死後2日は経ち、腐敗も進んだ女性の遺体が、マンホールの中から発見されると、キャッスルとベケットは身元確認を急ぎ、捜査を進めた。しかしキャッスルはこの日、エージェントから英国で最高峰のスパイシリーズの執筆依頼が来ていると聞き、複雑な想いを抱えていた。この事件がベケットとの最後の仕事になるかもしれない…。しかもその晩、皮肉なことにベケットをモデルとした最新作「ニッキー・ヒート:長い酷暑」の出版記念パーティーが開かれる。果たしてキャッスルの出す答えは?
吸血鬼たちの週末
杭で打ち殺された吸血鬼-吸血鬼の格好をした男性が、心臓に杭を打たれ、墓地で死んでいた。キャッスルは、被害者が吸血鬼マニアのグループのひとりだと断定し、ベケットとともに身元調査に向かった。マニアたちに聞き込みをすると、被害者は“”クロウ””と呼ばれたコミック作家であり、“”デーモン”"という男性の恋人がいると知らされた。また、被害者には意外なトラウマもあることがわかり、2人は事件との関連性を探っていく。同時にベケットは、殺人に興味が尽きないキャッスルのトラウマも解明しようと彼を追及する。
ラストソングの秘密
逆さ吊りにされた歌姫-人気ロックバンド“ブルーピル”の元ボーカル、ヘイリーが死んだニュースは、瞬く間にネットを駆け巡った。ひと足早く娘のアレクシスから情報を得たキャッスルは、ベケットからの連絡と同時に現場へと向かった。真っ赤な口紅を乱暴に塗られ、非常階段に逆さに吊るされた姿で発見された彼女は、リハビリ施設を出たばかりの麻薬常習者であり、バンドメンバーと揉め事が絶えない問題児だった。キャッスルは娘からの助言により、彼女の歌に込められた謎を解き、犯人の正体を暴き出していく。
10年前の事件の謎
激突死した罪なきメッセンジャー-マンハッタンを駆け抜ける自転車メッセンジャーが、車に激突され即死した。犯人は、メッセンジャーが手にしていた配送中の荷物を奪い、そのまま車で逃走。捜査によると、奪われた荷物は刑務所から、ベケットの上司であるモンゴメリー警部に宛てたものだった。送り主は、10年前にモンゴメリーが逮捕した、女性殺害事件の犯人ブレディーとわかるが、彼もまたその日、刑務所内で殺害されていた。キャッスルとベケットはNYのある資産家一家に目をつけ、事件の再捜査と真相追及を進める。
ダントンは誰だ?
ボンネットに叩きつけられた地方検事補-運転中の車のボンネットに突然、男性の死体が落ちてきたと通報があった。目の前のビルの屋上から、被害者の所持品とみられる鞄と片方の靴が見つかり、身元は地方検事補ジャック・バックリーと判明。彼は多数の犯罪者を刑務所に送った実績があり、キャッスルは収監された犯罪者の怨恨による犯行と疑った。しかし、捜査を進めるとバックリーは、売春斡旋業者のボスである“ダントン”という男とトラブルを起こしており、しかも2人は驚くべき関係で結ばれていた事が明らかになる。
二重生活の末に
ビニールテープで変貌した形成外科医-早朝、路上に放置されていた車から発見されたのは、全身をビニールテープをで巻かれた男性の変死体。ポケットの名刺から身元は“形成外科医ジョシュア・リーズ”と判明。体には拷問の跡、車内の指紋は消されていることから、ベケットはプロによる犯行と確信する。リーズの手術記録には、極秘に元マフィアの整形手術をおこなった事実が残されていた。事件解明に奔走するキャッスルだが、この時、彼はある報告を待っていた。それは…ベケットの母の死にまつわる驚愕の新事実だった!!
5つ目の銃弾
真紅の血しぶきで画廊を染めた男-画廊のオーナーであるフィンクが銃殺体で発見された。店内を囲む白い壁には、彼の血が方々に飛び散り、真紅のまだら模様を描いていた。現場には5発分の薬きょうが落ちていたが、銃弾は4つしかみつからず、キャッスルたちは被害者はもう1人いると推測した。後日、記憶喪失の男が画廊付近で保護された。彼の所持品を探ると、5つ目の銃弾がめり込んだ本がみつかった。彼も殺人現場にいたはずだが、記憶を失くした相手に捜査は難航。そこでキャッスルはオーナーの裏の顔を探り始める。
元カノの結婚式
結婚式を悪夢で魅せる花嫁付添人-結婚式が行われるホテルで挙式当日、花嫁付添人のソフィーが部屋のクローゼットで死んでいた。現場に向かったキャッスルは、花嫁を見るや言葉を失った。なんと花嫁のキーラは、学生時代につきあっていた昔の彼女だったのだ。いつもと様子の違うキャッスルに気づいたベケットは、事情を聞くとクールな素振りを見せるが、苛立つ気持ちは抑えられない。そんな中、捜査を進めていくと、ソフィーが花婿と関係を持っていたとわかり、ベケットはキャッスルに「キーラを疑っている」と告げる。
母親殺しの真相
血の海に浮かぶ用心棒-マンションの一室で男が殺害された。体中30ヶ所もメッタ刺しにされ、床一面は血の海と化し、階下の部屋にまで血は滴り落ちていた。被害者の身元はすぐに判明。ウェスティーズというアイリッシュ・マフィアの用心棒として、名を馳せていたジャック・クーナンだった。ジャックは殺害される直前、麻薬密売に関わる組織をFBIに密告しようとしていた事がわかるが、同時に検視の結果が出ると彼とベケットの母親が同じ犯人に殺害されていたことも判明する。ベケットは捜査から離れようと決意するが…。
第3の男
留守宅で逝った見知らぬ男-ダイソン一家が旅行から戻ると、子供部屋のベッドに若い男の遺体が残されていた。被害者は、旅行会社勤務のダグラス・ビショップといい、麻薬を打たれ殺されたことが判明した。現場に残っていたカメラには、留守宅のダイソン家の部屋の数々と、容疑者とおぼしき男の姿も残されてあり、ベケットとキャッスルは写真の男の捜査に乗り出した。間もなくして、男は無断居住の常習犯である新聞配達員ミッキーとわかり、彼を追及すると、別の留守宅でもダグラスと怪しい2人の男を目撃したと言う。
スター選手の秘密
バッドで頭を割られたスター選手-キューバから渡米し、メジャー・リーグのスター選手となったカノ・ヴェガが、バッドで殴り殺されていた。野球場のマウンドに倒れていた死体には、ピッチングマシーンの剛球が次々と浴びせられ、その惨い状況から、ベケットとキャッスルは、ヴェガに根深い恨みを持っていた者を容疑者とし、探し出していく。捜査を進めると、彼が高利貸から借金をしていたり、キューバに愛人がいたりと、次々に秘密が明らかになるが、ひょんな事からキャッスルの出生に関わる父の秘密も暴かれていく。
ムチと女と殺人
遊具に縛れた甘い香りの女子大生-公園の遊具に下着姿の若い女性の遺体が吊るされていた。現場検証するベケットは、遺体の体に塗りたくられたキャラメルソース、遺体を吊るしたSM用の手枷、そして下着姿から、フェティストの犯行と断定した。手枷が特殊なオーダーメードだった事から、ベケットはキャッスルとボンデージショップに行き、購入した男を突き止める。男は被害者ジェシカの恋人で、彼女は大学院でSMを研究。調査対象はボンデージクラブで働くヴェノム女王と聞き、2人は客を装いクラブへ乗り込むが…。
ニッキー・ヒートに捧げる パート1
伝言を秘めた連続殺人-キャッスルの最新作「ニッキー・ヒート:長い酷暑」の映画化が 決定した矢先、殺人を自供する電話がベケットに入った。犯人が言う殺害現場の駅に向かうと、弁護士の銃殺体を発見。遺体から検出された銃弾には文字が刻まれ、それをパズルのように組み合わせると“NIKKI”の文字が! 犯人は、キャッスルの最新作の主人公ニッキー・ヒートに宛てた殺人と告げていた。更に2件目の殺人が起きると、敏腕FBI捜査官のショウも捜査に加わることになるが、犯人は次第にベケットへと狙いをさだめていき…。
ニッキー・ヒートに捧げる パート2
大爆破にのまれたベケット-容疑者の自殺により事件は解決したかと思われたが、それは真犯人が仕組んだ罠だった。数日後、遂にベケットの自宅が爆破される事件が起きる。キャッスルの救出により間一髪で助かったベケットだが、犯人は既に新たな殺人を計画していた。「犯行を続ける」とベケットに電話を入れると、見せしめのように、その場で女性を銃殺。必死の捜査により容疑者は17人に絞られる。ところが、FBIのショウ捜査官が犯人に誘拐される事件が勃発。キャッスルたちは最新鋭の技術を駆使し、ショウ奪還に挑む。
ミイラの呪い
マヤ王に殺められた学芸員-博物館の学芸員ウィル・メディナが、自宅アパート前で頭から大量の血を流し死亡していた。アパート屋上の石像が落下し、頭を直撃したためだった。事故と断定できないベケットとキャッスルは博物館へ調査に向かい、メディナが古代マヤ王の墓の発掘に関わった人物と知る。また、メディナ以外にも墓の発掘に関わった人々が謎の死を遂げ、それは“マヤ王の呪い”と恐れられていたことがわかった。そして、博物館でミイラの棺を開けたキャッスルの身にも、不可解な出来事が次々と襲い始める。
恐ろしきショービジネス
殺意に怯える人気司会者-長寿トーク番組の名物司会者ボビー・マンが、早朝の歩道で倒れ死亡した。検視によると死因は心臓発作だったが、前日の番組に出演したキャッスルは、彼から「殺される」と耳打ちされていた。再度検視を依頼すると、ボビーが事件当夜にバルサミコ酢とクランベリージュースを飲んでいた新たな事実を入手。併用禁忌のある鬱病の薬を服用していたボビーにとって、発酵食品であるバルサミコ酢は毒薬となる。殺された…と確信したキャッスルとベケットは、ボビーの別れた5人の妻たちを探っていく。
54分署の汚職警官
瞼を閉じた感電死体-車の中から前科のあるポール・フィンチの死体が発見された。酷い拷問の末に感電死させられていたが、キャッスルは、犯人が殺害後フィンチの瞼を閉じたことから、知人が犯人と断定した。フィンチは数日前に銀行強盗をし、犯罪組織の取り立て屋が利用する貸金庫を盗んでいた。取り立て屋のボスを知るエスポジートは、チームの中心となり捜査を開始。同時に54分署からエスポジートの元同僚トム・デミングが、異動となってやって来る。デミングと面識のあったベケットは彼の登場に驚きつつも…。
キッチン・ウォー
液体窒素で調理されたスター・シェフ-シェフが対決するリアリティー番組の勝者ウルフが、店のキッチンでガラス細工のような姿となって発見された。検視によれば、創作料理で用いられる液体窒素を使用して殺害されたという。現場のレストランで聞き込みを開始したベケットは、高校時代の友人マディソンと再会。彼女は、偶然にも店のオーナーだった。捜査に全面協力するといい、ウルフの最近の動向などを話す中、やはり昔話で盛り上がる2人。キャッスルはマディソンに急接近し、ベケットの過去を聞き出そうとする。
ライバル対決
血文字が告げる有名社長の終焉-有名メンズ・スキンケア商品で知られる会社の社長、ダミアン・ワイルダーが、自宅の寝室で銃殺体となって発見された。居間に飾られた鏡には、死体の血で書かれた“殺人”の文字が残され、高価な本のコレクションも盗まれていた。先日、54分署から窃盗課に異動してきたデミングは、ベケットからの依頼を受け捜査に協力。一方、キャッスルはワイルダーに恨みをもった者を探っていた。デミングに敵対心を燃やすキャッスルだったが、日を追うごとにベケットとデミングは親密さを増し…。
被害者はスパイ?
隠れた敵に撃ち殺された怪しいスパイ-キャッスルは「ニッキー・ヒート:長い酷暑」に続く、シリーズ最新作「ネイキッド・ヒート」の執筆に悪戦苦闘していた。そんな時、公園で正体不明の男性銃殺体が発見される。社員証、保険証、銀行カードなどを所持していたが、全てが偽物だった。殺害現場近くで発見された車のトランクからは現金で5千ユーロとハイテク銃、指令が録音されたペンも見つかった。被害者は本物のスパイ?捜査を進めるキャッスルだったが、ベケットとデミングの関係を知った彼は、ある決意をしていた。
全米ドラマファンが選ぶ2つの著名なアワードで、最高の栄誉に輝く“最も好きなドラマ”を受賞し、視聴率は回を追うごとに急上昇。加えて、劇中の小説を出版するやベストセラーNo.1を獲得し、コミック本も大人気と、全米で旋風を巻き起こしている「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」。舞台はNY―人気推理作家のリチャード・キャッスルは、ある事件をきっかけに、NY市警殺人課の相談役に。聡明な美人刑事ケイト・ベケットにまとわりつき、次々と起こる複雑怪奇な事件に立ち向かう!
『キャッスル ミステリー作家のNY事件簿』は、2009年3月からアメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(ABC)で放送がはじまった大人気TVドラマシリーズ。シーズン1の放送直後から多くの反響を呼び、2009年9月にはシーズン2の放送がスタートした。シーズン2は全24話で構成されており、2010年5月まで放送されていた。前作に引き続き監督はロブ・ボウマンらが務めており、脚本はアンドリュー・W・マーロウらが担当している。また、ネイサン・フィリオン、スタナ・カティック、スーザン・サリヴァンといったメインキャストは続投している。ミステリー作家のリチャード・キャッスル(ネイサン・フィリオン)は、自分の小説にあった手法を模倣した殺人事件が起きたことをきっかけに、ニューヨーク市警殺人課のケイト・ベケット(スタナ・カティック)に出会う。「人気作家」と「敏腕刑事」という肩書きを持つふたりはタッグを組み、さまざまな事件を通じて信頼関係を築いていた――。ある日、キャッスルはベケットに内緒で彼女の母親の殺人事件を調査していた。そして、彼の調査によって今まで知られていなかった新事実がわかる。しかし、ベケットに気づかれてしまい、彼女は怒ってしまう。そんな中、街路樹に引っかかっている死体が見つかるのだが…。
ドラマシリーズ『キャッスル ミステリー作家のNY事件簿』の放送がスタートしたのは2009年。アメリカの放送局、アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(ABC)が全10話からなるシーズン1を放送したことから始まる。イケメンの人気ミステリー作家と殺人課につとめる美人女性刑事、という異色のコンビが難事件を解き明かしていくという斬新な設定や、ドラマ全体に流れるスタイリッシュな雰囲気などが、放送直後から多くの反響を呼び、たちまち大人気シリーズとなった。シーズン1の終了後、シーズン2は話数を増やして全24話が放送され、今作は引き続き2010年から新たにシーズン3として放送されたものである。第1話『犯人はキャッスル!?』からスタートし、全24話で構成されている。人気ミステリー作家、リチャード・キャッスル(ネイサン・フィリオン)とともに数々の事件を解決し、お互いに信頼しあい、意識しあうようになってきた女性刑事ケイト・ベケット(スタナ・カティック)。シーズン2の最終話、ついにベケットがキャッスルに対する自分の想いを告白するのか…というところで、作家活動に専念するためにベケットのもとを離れてしまったキャッスル。ふたりの関係はどうなるのかという不安が募る中、事件現場でふたりは偶然再会する。しかしキャッスルはなぜか容疑者として逮捕されることに…。一体キャッスルに何が?
『キャッスル ミステリー作家のNY事件簿』はアメリカのABCで放送されている、人気テレビドラマシリーズ。シーズン4は2013年4月から放送が始まった。お調子者の人気ミステリー作家キャッスル(ネイサン・フィリオン)と、NY市警殺人課勤務の女性刑事ベケット(スタナ・カティック)のコンビが、さまざまな難事件の捜査をしていくミステリードラマ。1話完結で見やすく、またシリーズを通しての大きな謎に挑むといった仕掛けもある。シーズン4は第1話「新たな出発」からスタートし、23のエピソードで構成されている。シーズン3の最終話にベケットの理解者であったモンゴメリー警部(ルーベン・サンチャゴ=ハドソン)が、実はベケットの母の事件に絡んでいた当事者だったことが明らかになる。しかし、その自責の念からベケットをどうにか守ろうとするモンゴメリー警部。最終的にはベケットに真実を伝えてキャッスルにベケットを託すことに。そして警部は暗殺集団と対峙して殉職してしまう。警部の葬儀の日、物陰からベケットが狙う黒い影が。ベケットは銃弾を浴び、被害者となってしまう。意識が遠のく中、キャッスルが愛の気持ちを最後に伝えたがその言葉は伝わらなかった。シーズン4では母の死の原因を知るためにベケットはより深い調査をしていく。果たしてベケットはどんな真相にたどり着くのか?
『キャッスル ミステリー作家のNY事件簿』は、アメリカのABCで放送されたTVドラマシリーズ。今作はシーズン5であり、アメリカでは2012年9月から2013年5月まで放送された。日本でも人気の海外ドラマで、シーズン5はテレビ東京にて2017年10月より放送されていた。今シーズンは24のエピソードで構成されている。人気ミステリー作家だがお調子者・キャッスル(ネイサン・フィリオン)と、NY市警殺人課の女性刑事・ベケット(スタナ・カティック)が殺人事件などを捜査していくサスペンスミステリー。ベケットの母親の事件で仲違いしていたベケットとキャッスル。しかし、シーズン4の最終話で彼女が向かったのはキャッスルの自宅だった。ふたりは晴れて結ばれたが、お互いの関係を内緒にするというぎこちない関係を続ける。そんな中、母親の事件にも大きな発展が。チームのひとりライアン(シーマス・ディーヴァー)が狙撃犯・マドックスの標的と思われる男の正体にたどり着いた。重要人物だったマドックスから漏れた情報でついに黒幕が明らかになる。果たして、ベケットやキャッスルたちは真相にたどり着くことができるのか。そしてベケットとキャッスルの関係はどう発展していくのか?
2009年からアメリカの放送局であるアメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(ABC)が放送を開始した、テレビドラマシリーズ『キャッスル ミステリー作家のNY事件簿』。イケメン人気ミステリー作家であるキャッスルが、ニューヨーク市警の殺人課につとめる美人女性刑事とともに、数々の難事件に挑むサスペンスミステリーだ。サスペンスでありながら固すぎず、華やかでおしゃれな雰囲気が漂い、さらにテンポの良いストーリー展開が多くの人々の心をとらえ、ABCの看板番組と呼ばれるほどのヒット作品となった。今作は2013年から新たに放送された23話で構成されており、第1話「極秘任務:パート1」からのスタートとなる。数多くのヒット作を生み出してきた人気ミステリー作家のリチャード・キャッスル(ネイサン・フィリオン)がニューヨーク市警・殺人課の美人刑事ケイト・ベケット(スタナ・カティック)の捜査を手伝うようになって3年以上になった。その間、ベケットは自分の母親が殺されてしまった事件の真相を追い続け、狙撃犯と対峙して瀕死の状態にまで追い込まれてしまう。そんなベケットの心を癒し、救ったのはキャッスルだった。ついにキャッスルと結ばれたベケットだったが、ふたりの前にはまだ障壁があった。シーズン5の最後にFBIの捜査官として採用されることがわかったベケット。離れ離れになってしまうふたりの関係は…。
アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー(ABC)が2009年に放送をスタートさせた、テレビドラマシリーズ『キャッスル ミステリー作家のNY事件簿』。人気ミステリー作家・キャッスルが、美人女性刑事・ベケットとともに次々と起こる難事件の真相を暴いていくサスペンスミステリーだ。お調子者だが頭のキレるキャッスルが、ミステリー作家の視点で事件の謎を解き明かすという面白さに加え、キャッスルやベケットの家族のエピソードなど、ホームドラマの要素も盛り込まれていて、多くのファンの心をつかみ、大人気シリーズとなった。2014年に放送が始まった今作は、全米ファン投票による「最も人気のある犯罪ドラマ」にも選ばれ、第1話「消えたキャッスル」の視聴者数は1,075万人を超える好スタートを切った。ともに数多くの難事件を解決し、固い信頼関係で結ばれ恋人同士となった、ミステリー作家・リチャード・キャッスル(ネイサン・フィリオン)と、ニューヨーク市警・殺人課の美人刑事ケイト・ベケット(スタナ・カティック)。キャッスルのプロポーズを受け、シーズン6の最終話でふたりは結婚式の日を迎えた。しかし、ウェディングドレス姿で待つベケットのもとに、キャッスルは現れなかった…。車で式場に向かう途中、新郎キャッスルの車は事故に巻き込まれ、転落した車は炎に包まれていた。果たしてキャッスルは無事なのか…?
失踪の裏に隠された真実とは?FBI失踪者特別捜索班の活躍を描くシリーズ第5シーズン 恋人同士となったジャックとアン、訳ありのダニーとエレナらの関係に進展が。記念すべき通算100話目となった第6話では『ER緊急救命室』のエリク・ラ・サルがゲスト出演。 ジャックは自分の子を妊娠したアンと同居する決意を固め、準備を進めていたが、アンは流産。心を痛めたアンは、ジャックのもとを去ってしまう。一方、ダニーとエレナは捜査中に2人でラブシーンの演技をするが、それがきっかけとなって惹かれあうように。
ファイナルシーズンへ向けて加速する話題の大ヒットドラマ『デスパレートな妻たち』のシーズン7。 ウィステリア通りにポール・ヤングが戻って来た。メアリー・アリスの自殺以降、住人たちと険悪な仲になっていたポールの出現に、町は騒然となる。 一方、崖っぷちの妻・スーザンは、家族と一緒に小さなアパートで暮らし始めるが、金策に行き詰まりセクシー動画に出演することに。 もう一人の崖っぷちの妻・リネットは無事に5人目を出産し、育児と家事に追われている。そんなリネットを訪ねて、大学時代のルームメイト・レネがウィステリア通りにやって来るが…。 オーソンと離婚し、妻ではなくなったが相変わらず崖っぷちのブリー。自分の会社も手放し、何もなくなってしまったと落ち込むが、リビングの壁紙が剥がれかかっているのに気付き、部屋の模様替えを始める。 そして、何もかもが順調で唯一崖っぷちではない妻・ガブリエルに、思いがけない事実が判明する。 ソリス家の長女・ホワニータが実の子ではなく、病院で取り違えられた子だったのだ。
法医人類学者テンペランス・ブレナンとFBI捜査官シーリー・ブースがコンビを組んで数々の難事件を解決していくクライム・サスペンス。損傷が激しく身元確認の困難な遺体が発見されると、法医人類学者テンペランス・ブレナン率いるジェファソニアン法医学研究所のラボのメンバーが身元確定に全力を尽くす。骨から事件解決を導き出すという独特の視点から生まれる多彩なバリエーションと、どこかコミカルなユーモアのセンスで、多くの犯罪ドラマとは一線を画すポジションを確立。1話完結の分かりやすいストーリーながら、ブレナンの過去にまつわる事件も絡み、シリアス・ドラマの醍醐味も存分に味わえる。エンターテイメント性に溢れた、全米大ヒット・クライム・ドラマ・シリーズ。
法人類学者ブレナンとFBI捜査官ブースがコンビを組み、骨を手がかりに事件を解決! 個性豊かな登場人物たちの丁寧なキャラクター描写と、人間関係を軸にした巧みなストーリーテリングが最大の見どころ。後味爽やかなエピソードが多いのも◎! 身元不明の遺体を前に、法人類学者ブレナンに協力を要請したFBI捜査官ブース。コミュニケーションに難のある彼女との仕事は思うようにいかないが、次第に信頼関係が生まれてくる。事件を通じて距離を縮める2人だったが、ブレナンには辛い過去があった…。
主人公たちが出会う不可解な「超常現象」を迫力あるCGで描き、複雑に張り巡らされた伏線が物語を膨らませていくSFサスペンスドラマ。 非科学的な事件解決に挑むフリンジチームの活躍を描く。大ヒットドラマ『ロスト』や映画『スター・トレック』を手掛けた、SF映像作品の巨匠、J・J・エイブラムスが製作の総指揮をとった話題作である。 旅客機の乗員と乗客すべてが骨化した事件の捜査に加わり、FBI捜査官オリビア・ダナムの世界は一変した。 「パターン」と呼ばれる不可思議な現象・事件が、世界各地で起きていたのだ。 非主流科学と呼ばれるフリンジ・サイエンス研究者のウォルターと、その息子でIQ190をほこる天才ピーターとともに、オリビアはフリンジチームの一員として事件解明に尽力する。 「パターン」を解明していくうちに、オリビアたちはZFTと呼ばれるグループが関与していることを掴む。 グループの首謀者であるデビッド・ロバート・ジョーンズは、ウォルターの過去の研究を基に、ある目的を成し遂げようとしていたのだ。 フリンジチームの活躍によりジョーンズの思惑は阻止されるが、それは世界の命運を賭けた戦いへのほんの序章に過ぎなかった…。
「Glee」のクリエイタ―、ライアン・マーフィーが頭をかき乱されるようなホラー作品をスタイリッシュに演出。毎シーズン変わるストーリー設定に、魅惑の世界で巻き起こる狂乱の物語が綴られていく。アメリカン・ホラー・ストーリー。
マイケルはもう逃げない! これまで脱獄、逃亡、脱獄と続いた大人気サスペンスドラマの第4弾は、絶対的権力を握る組織「カンパニー」に立ち向かうシリーズ最高傑作! 今回のマイケルは"脱走"ではなく"侵入"計画を立てるのだ。ラストの衝撃的シーンは多くのファンの間で物議を醸した。 果たしてマイケルたちは、組織を倒して自由を手に入れることができるのか? パナマにある難攻不落の刑務所「SONA」からウィスラーとともに脱獄したマイケルだったが組織の一味であるグレッチェンに恋人のサラを殺され、敵を討つためにアメリカ・ロサンゼルスへ。 そこで「サラは生きている」という事実を知ることに…。 一方、パナマにいるリンカーンが逮捕される。そこに国土安全保障省のセルフから自分たち兄弟の自由と引き換えに"スキュラ"と呼ばれる組織の機密情報カードを強奪することを持ち掛けられる。 一旦は断るマイケルだったが、再び組織に命を狙われ、戦う決意する。
狡猾で意地悪なリーダー格のアリソンが失踪して1年が過ぎた。同じグループだったアリア、スペンサー、ハンナ、エミリーはすっかり疎遠になっていたが、ある日を境に4人のもとに”A”と名乗る人物からメールが送られてくる。それはアリソンが4人を監視していることを匂わせる内容だった。不気味なメールに混乱し、パニックを起こした4人は再び連絡を取り合うようになるが、それぞれが誰にも知られたくない秘密を抱えていた。“A”からのメールには4人のプライバシーが事細かに記されている。秘密、ウソ、裏切りが交錯し、この美しいローズウッドの町はもはや理想のコミュニティではなくなってしまったらしい。そしてアリソンの遺体が発見されたあとも、脅迫メールはやまない…。 (C) 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
『24-TWENTY FOUR-』の製作陣が再び全米を熱狂させた超一級サスペンス。テロを未然に防ぐべく闘うCIAと“戦争の英雄”の息詰る攻防戦をスリリングに描いた『HOMELAND/ホームランド』は、アメリカの現代社会が抱える闇に鋭く切り込み、スピーディな展開でぐいぐいと観る者を引き込んでいく。
骨をきっかけに事件を解き明かすブレナンとブース。シーズンラストには驚愕の展開が! 事件絡みで姿を隠していた父親と葛藤するブレナン、昔短い間だけ結婚していた夫を探すアンジェラ、新登場の精神科医スイーツ博士など、深掘りされる人物像は魅力たっぷり。 ブレナンの父親マックスが逮捕されたことから、ブレナンとブースの間に亀裂が生じる。ラボでは謎めいた連続殺人鬼ゴルモゴンから送られてきた小包が爆発し、助手のザックが大火傷を負ってしまう。内部犯行を疑うブレナンは恐るべき事実を突き止めるが…。