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目次
夕子(松田聖子)は大手広告代理店のコピーライター。デザイナーの瀬尾(時任三郎)とは犬猿の仲だが、コンビを組んだ作品は常にヒットを生んでいた。コネで中途入社し、現在の地位を築き上げた夕子に対する風当たりは社内でも厳しい。ある日、夕子が退社しようとすると、カメラマン助手の戸高(西島秀俊)が現れた。以前、撮影現場で夕子から「命をかけた仕事を見せろ」と言われた戸高は、自作の報道写真を夕子に見せに来たのだった。戸高と話すうちに夕子は、昔の自分を重ね合わせていた。そんな彼に引かれた夕子はその晩、戸高のアパートで一夜を過ごす。翌朝、夕子が帰宅すると、父・尚道(石橋蓮司)が突然訪ねてきた。尚道は長崎の実家を売り、夕子と暮らすために上京したという。
第1回 「夕子、無敵ッ!」
夕子(松田聖子)は大手広告代理店のコピーライター。デザイナーの瀬尾(時任三郎)とは犬猿の仲だが、コンビを組んだ作品は常にヒットを生んでいた。コネで中途入社し、現在の地位を築き上げた夕子に対する風当たりは社内でも厳しい。ある日、夕子が退社しようとすると、カメラマン助手の戸高(西島秀俊)が現れた。以前、撮影現場で夕子から「命をかけた仕事を見せろ」と言われた戸高は、自作の報道写真を夕子に見せに来たのだった。戸高と話すうちに夕子は、昔の自分を重ね合わせていた。そんな彼に引かれた夕子はその晩、戸高のアパートで一夜を過ごす。翌朝、夕子が帰宅すると、父・尚道(石橋蓮司)が突然訪ねてきた。尚道は長崎の実家を売り、夕子と暮らすために上京したという。
第2回 「なまいき」
夕子(松田聖子)はポスターの撮影地で戸高(西島秀俊)と再会した。その夜、スタッフの女性と出掛けたまま帰らない戸高に胸騒ぎを覚えた夕子は、瀬尾(時任三郎)に頭を下げ、車で戸高を捜しに出た。2人の車は雪の中でガス欠を起こしていて、夕子と瀬尾に救出された。その帰路、瀬尾は深刻な表情でタクシーに乗る上司・真鍋(長谷川初範)を見て、不審に思う。翌日、夕子は会社で瀬尾の妻・美津子(高木美保)と面会する。美津子は瀬尾と夕子の関係を疑っているらしく、同席した本当の愛人・玲子(高橋ひとみ)は瀬尾に報告。一方、戸高は自分のアパートで帰りを待つ夕子を見て、嬉しそうにほほ笑む。しかし、「夢への資金」と夕子から100万円を渡されて態度を変え、「バカにするな」と言い捨て部屋を飛び出してしまう。
第3回 「風に向かって」
上司の真鍋(長谷川初範)が懲戒免職になった。クライアントの会長を恐喝したことが露見し、瀬尾(時任三郎)の妻・美津子(高木美保)も関与していたことから、瀬尾は社内で窮地に立たされる。一方、父・尚道(石橋蓮司)の部屋探しは進展せず、いら立った夕子(松田聖子)は荷物をまとめて戸高の部屋へ向かう。しかし彼は不在で、夕子は会社で唯一心を開いている玲子(高橋ひとみ)の部屋に泊まることに。数日後、瀬尾は辞表を提出。瀬尾と犬猿の仲であることも忘れ、夕子は社長に直談判に行く。しかし、会社にとって自分や瀬尾は使い捨てだと感じた夕子は、自分も辞表を提出すると言い残し会社を後にした。そして、瀬尾の家を訪れ、独立して一緒に事務所を設立しようと提案する。そんな中、バーで夕子が玲子と飲んでいると、戸高(西島秀俊)が現れて金を貸してほしいと言い出す。
第4回 「だまされても」
勢いで退職した夕子(松田聖子)は、クライアント先を奔走するが、前の会社『パブリシティTOKYO』の手回しにより、どこも冷たい反応。やっとつかんだ仕事のギャラはわずかで、夕子はフリーランスの厳しさを実感。瀬尾(時任三郎)は、妻・美津子(高木美保)の常識外れな行動と、愛人・玲子(高橋ひとみ)との別れで、落ち込みはピークに達していた。一方、夕子から大金を得た戸高(西島秀俊)は、取材のためフィリピンにたつ。夕子と瀬尾が抜けた職場では、玲子が夕子の仕事を引き継ぐが、夕子の才能に気付き複雑な気持ちになっていた。そんな中、夕子は瀬尾から会社設立の良い返事を得ようと、事務所に予定しているマンションの地図を手渡し「あなたと私は一緒に仕事をする運命だ」と伝える。しかし、瀬尾からの返事を待つ夕子も、瀬尾の気持ちが変わるか内心不安だった。
第5回 「女王様」
夕子(松田聖子)は瀬尾(時任三郎)との事務所のために部屋まで借りたが、瀬尾は首を縦に振らない。翌日、夕子は後任の玲子(高橋ひとみ)に出稿までの経緯を聞き、自分のコピーを勝手に流用したクライアントに抗議に向かう。しかし、担当者の中島(芹澤名人)はシラを切る。その後、瀬尾は立ち寄ったバーで夕子に会う。2人で仕事をする意義を熱く語る夕子に、瀬尾は動揺する。さらに、バーを出た直後、瀬尾は寄り添い歩く中島と玲子に遭遇。玲子の裏切りに怒った瀬尾は中島を殴り、夕子と仕事をする決心をした。一方、帰国した戸高(西島秀俊)は高熱を出し、夕子は急いで看病に駆けつける。数日後、瀬尾と夕子の事務所『フロム30』は充実したスタートを切る。そんな中、戸高のために借りたマンションを訪れた夕子は、見知らぬ女性と抱き合う彼を目の当たりにし、ショックを受ける。
第6回 「起つ!」
『パブリシティTOKYO』では、アメリカ帰りのエリート・柏原(長塚京三)が新局長に就任。これは、『フロム30』を潰そうとする横沢専務(坂本長利)の意向だった。一方、夕子(松田聖子)の弟子になると事務所に押しかけて来た七子(大寶智子)も加わり、瀬尾(時任三郎)と夕子は新製品・ランジェリーのプレゼン準備に追われていた。ある夜、柏原と食事をする玲子(高橋ひとみ)は、夕子からの信頼を利用して『フロム30』の情報を提供することを約束。玲子は度々『フロム30』を訪れ、再び瀬尾への接近を図り始めた。数日後、戸高(西島秀俊)がジフテリアで入院。彼を心配しながら、ランジェリーの公開プレゼンに臨んだ夕子と瀬尾は勝利を確信する。しかし、軍配は『パブリシティ・TOKYO』に上がり、会社の知名度が実力を押さえつけた結果に夕子は憤る。
第7回 「挑む女」
夕子(松田聖子)は次の目標をあるホテルのクリスマスキャンペーンに定め、意欲を燃やす。しかし、すでに『パブリシティTOKYO』との取引が決まっていた。夕子はホテルの宣伝部長に直談判し、ついに公開プレゼンの約束を取り付けた。この動きに警戒心を強めた『パブリシティTOKYO』の新局長・柏原(長塚京三)は玲子(高橋ひとみ)を使い、『フロム30』の情報収集を行う。そんな玲子に瀬尾(時任三郎)は、公私に渡る決別を告げる。プライドを傷つけられた玲子は、『フロム30』潰しに積極的になり、柏原との関係も急速に接近していった。一方、入院していた戸高(西島秀俊)は、仕事への復帰を励ます夕子に「しばらくカメラを持ちたくない」と語る。後日、夕子が戸高の病院を訪ねると彼は退院していて、看護師に戸高からの手紙を手渡される。
第8回 「噛む女」
カメラを置いたまま、戸高(西島秀俊)が姿を消した。一方、ホテルのクリスマスキャンペーンの公開プレゼンが突然中止になる。夕子(松田聖子)が直談判した宣伝部長が、柏原(長塚京三)の差し金で左遷されたのだ。さらに、姓名判断に洗脳された瀬尾(時任三郎)の妻・美津子(高木美保)が事務所を訪れ社名変更を要求したり、以前の上司・真鍋(長谷川初範)が金をせびりに現れたりと、夕子と瀬尾の周囲は雑音が多かった。しかし、2人は互いに仕事のパートナー以上の感情が芽生えるのを感じた。一方、2人の存在を脅威に思う柏原は瀬尾に好条件で『フロム30』を『パブリシティTOKYO』の子会社にする話を持ちかけるが、瀬尾はきっぱり断る。そんな中、玲子(高橋ひとみ)から戸高を見かけたとの連絡が入る。夕子は工事現場で働く戸高を連れ戻しに行くが、冷たく追い返される。
第9回 「悪女対悪女」
夕子(松田聖子)は大手ホテル社長から、キャンペーン広告は『パブリシティTOKYO』との2社コンペにする約束を得た。そんなある日、夕子は「極秘だったコンペの件が、外部に漏れている」とホテル社長から電話を受ける。玲子(高橋ひとみ)が夕子の留守電を盗み聞きし柏原(長塚京三)に密告したため、新たな圧力がホテルに加わっていた。玲子の裏切りに驚く夕子に瀬尾(時任三郎)は、玲子の過去と夕子を愛し始めていることを告白。夕子も戸高(西島秀俊)と別の部分で瀬尾を愛していきたいと答える。その時、会社を訪ねてきた戸高がドアの外でこれを聞いてしまいショックを受ける。そんな中、コンペも終わり、勝利を確信して連絡を心待ちにする夕子と瀬尾。夕子のデスクの電話が鳴りオフィスには緊張が走った。
第10回 「大切なあなた」
夕子(松田聖子)に週刊誌編集長から電話が入る。戸高(西島秀俊)の写真がグラビアに採用されたという。夕子は戸高に話がしたいと伝えるが、彼の反応は冷たい。一方、夕子と瀬尾(時任三郎)に敗北した玲子(高橋ひとみ)は、腹いせに瀬尾の衣服を自宅に届ける。これを夕子の仕業と思い込んだ美津子(高木美保)は、夕子のマンションに怒鳴り込む。同じ頃、戸高を訪ねた夕子は彼を慕う知恵(網浜直子)と遭遇。2人が待つ部屋へ帰ってきた戸高は、素直でない態度を夕子に責められ「事務所に行った時、瀬尾と夕子のラブシーンを見た」と語る。夕子は「命と同じくらい大切なのはあなただけ」と伝えるが、彼は耳を貸さないまま部屋を飛び出した。さらに、帰宅した夕子を待っていた美津子は、瀬尾と別れて会社もクビにしてほしいと訴える。翌日、事務所に意を決した表情で戸高が現れ、夕子を驚かせる。
第11回 「愛に渇いて」
事務所を訪れた戸高(西島秀俊)は夕子(松田聖子)に、瀬尾(時任三郎)と別れて自分だけを見るように迫る。しかし、夕子は「2人とも必要だ」と断る。戸高は知恵(網浜直子)にも別れを告げ、心の痛みをカメラで忘れる決意を抱く。一方、瀬尾は美津子(高木美保)の精神状態に治療の必要を感じ病院へ行くが、病院で口論になり美津子は逃げ出してしまう。やっと美津子を家に連れ戻した瀬尾は限界だと、とうとう別れ話を切り出す。錯乱状態に拍車がかかる美津子への気持ちと裏腹に、瀬尾の気持ちは急速に夕子に傾きつつもあった。そんな中、『フロム30』に週刊誌編集長から連絡が入る。企画が認められ新しい写真を撮るために、戸高がフィリピンに行くという。その直後、夕子は夕方には旅立つ戸高に会うためマンションに急ぐが、彼はすでに出発した後だった。
最終回 「ブスは負けない」
戸高(西島秀俊)はカメラを手に再びフィリピンへと旅立った。落ち込んだ夕子(松田聖子)は、父・尚道(石橋蓮司)に八つ当たりするが、その直後、尚道は狭心症で倒れてしまう。一方、瀬尾(時任三郎)は美津子(高木美保)に、玲子(高橋ひとみ)との関係を告白した。自分の誤解を知った美津子は、数々の無礼を夕子に詫びる。そんな中、夕子はニュース速報で戸高の訃報を知る。戸高の死を理解できない夕子だが、現地への渡航よりも尚道の看病を選ぶ。そして、編集長の関根(大林丈史)から戸高の最後の様子を聞いた夕子は号泣するのだった。1カ月後、尚道は退院し、瀬尾は家庭を省みる気持ちになっていた。そして、関根から戸高の遺作を見せられた夕子は、彼の自分への愛情を実感し、最後の涙を流した。その涙を隠すサングラスをかけた夕子は、明日への前進を呟き、自分を鼓舞する。
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第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞に輝いた漫画『凪のお暇』の実写ドラマが、2019年7月よりスタート。空気を読み、他人に合わせて過ごしてきた女性が、ある日自分を見つめ直し人生をリスタートするヒューマンドラマである。主人公の女性を演じるのは、映画『舟を編む』などで演技を評価された実力派女優・黒木華。主人公の元カレ役には、イケメン俳優の高橋一生が抜擢された。今作の主人公は、天然パーマが印象的。黒木華は清楚な役柄が多かったこともあり、独特なヘアスタイルに注目!家電メーカー「KONARY」で、営業事務として日々の業務をこなす大島凪(黒木華)。仕事では周りに合わせ、営業部で活躍する彼氏の我聞慎二(高橋一生)には、嫌われないように尽くしてきた。元々天然パーマだったが、人目を気にして毎朝1時間かけてストレートヘアにしたりと、心をすり減らして生きてきた。そんな空気を読む生活を続けていた凪だったが、営業部の同僚と話す慎二の言葉をきっかけに、人生のリセットを決意! 仕事を辞め、家も引き払い、すべての連絡を断ち切ってエレガンスパレスに引っ越すのであった。
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
2012年にフジテレビで「月9」ドラマとして放送された、「密室」における事件のみを取り扱うミステリードラマ。貴志祐介の推理小説『防犯探偵・榎本シリーズ』に含まれる、『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』などを原作としている。セキュリティ会社の社員・榎本が弁護士の青砥、芹沢たちとともに、密室にまつわる事件を解決していく様子を描いている。主人公・榎本を演じたのは、今作が「月9」ドラマ初主演となった、人気アイドルグループ・嵐の大野智。榎本の助手役になる弁護士・青砥を演じたのは、『LIAR GAME』シリーズや『SPEC』シリーズなどに出演している人気女優、戸田恵梨香である。大手弁護士事務所のフリードマン・芹沢総合法律事務所に移籍したばかりの弁護士・青砥純子(戸田恵梨香)は、やる気に満ちあふれていた。仕事を覚えるため、上司の芹沢豪(佐藤浩市)に同行し、大手銀行の金庫室を訪れた青砥。芹沢と頭取が金庫室内部のチェックをおこなっている間、扉の外で待つことになった青砥は、何気なく目の前にあったボタンを押してしまう。すると突然金庫室の扉が閉まり、芹沢たちは金庫に閉じ込められてしまう。暗証番号は金庫内にいる頭取しか知らない。絶望的な状況のなか、淡々と開錠作業を始めた男の姿が…。暗証番号を念入りに調べるこの男こそ、セキュリティ会社社員・榎本径(大野智)であった。
“不朽の名作”ד野島ワールド”ד山下智久”で贈る“奇跡”の物語 ダニエル・キイス著作のヒューマニズム作品を、数々のヒットドラマを生み出してきた作家・野島伸司が脚本監修。人気・実力を兼ね備えた山下智久が主演を務める人間ドラマ。 28歳だが知能は幼児並みの知的障害者・白鳥咲人。届け物もろくにできない咲人だったが、純粋で心の優しい彼の夢は、ママが好きになってくれる“お利口さん”になること。咲人は知的能力を向上させる脳外科手術を受けて天才的な知能を手に入れるが…。
国産自動車製造に日本の未来をかけた先駆者たちの、夢と信念の物語!『LEADERS リーダーズ』は、2014年3月に二夜連続で放送されたスペシャルドラマ。主人公のモデルとなったのは、トヨタ自動車創業者である豊田喜一郎。原案は本所次郎の『小説 日銀管理』と『トヨタ自動車75年史』で、作中に登場する車などもトヨタ自動車が全面協力している。主演を務めた佐藤浩市をはじめ、豪華キャスト陣がトヨタ自動車が歩んだ激動の歴史を究極のリアリティをもって表現している。愛知自動織機の常務・愛知佐一郎(佐藤浩市)は、社長である石山又造(橋爪功)の反対を押し切る形で国産小型自動車の製造に着手。その時点で、日本の技術は欧米より50年は遅れているといわれ、開発は困難を極めた。そんななか佐一郎は甥の正二(椎名桔平)、正二と同じ大学の北川隆二(吉田栄作)、工場長・太田耐介(緋田康人)ら頼もしい仲間に支えられ、ついに国産の小型乗用車を完成させた。しかし喜びも束の間、日本は戦争の時代へと入り、佐一郎の興した会社・アイチ自動車も大きな痛手を被った。さらに戦後、インフレ抑制のため日銀総裁の財部登(中村橋之助)は金融引き締めを実行。多くの企業が倒産し、アイチ自動車も最大の危機に直面していく…。
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
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航空自衛隊広報室を舞台とした、有川ひろによる人気小説を実写ドラマ化。TBS日曜劇場にて2013年放送。新垣結衣演じる鼻っ柱の強い主人公・稲葉リカと、綾野剛演じるパイロットの夢を絶たれた自衛隊員・空井大祐が、衝突し合いながら次第に打ち解け成長していく姿を描くハートフルストーリー。彼らを支える空井の上司・鷺坂役の柴田恭兵をはじめ、ムロツヨシ、要潤、水野美紀ら人気俳優陣が出演している。強気なテレビディレクターの稲葉リカ(新垣結衣)は、トラブルを起こして報道から情報番組に異動となる。上司の阿久津守(生瀬勝久)に叱責を受けながら、彼女は「働く制服」取材のために自衛隊広報室に向かう。航空幕僚監部広報室室長の鷺坂正司(柴田恭兵)は、取材窓口に空井大祐(綾野剛)を指名する。それは事故でパイロットの夢を絶たれた空井に、心の殻を破ってほしいという思いからだった。空井、鷺坂、広報室メンバーの片山和宣(要潤)、比嘉哲広(ムロツヨシ)、柚木典子(水野美紀)、槙博巳(高橋努)らは、傍若無人なリカの言動にドン引きする。同期の藤枝敏生(桐山漣)は、自衛隊ならスクープがとれるのではないかとリカにけしかける。企画について相談するリカに、パイロット密着を熱く薦める空井。リカの「戦闘機は人殺しのための機械だから」という言葉に激高した空井は、「人を殺したいと思ったことは一度もない!」と叫び…。
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