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第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞に輝いた漫画『凪のお暇』の実写ドラマが、2019年7月よりスタート。空気を読み、他人に合わせて過ごしてきた女性が、ある日自分を見つめ直し人生をリスタートするヒューマンドラマである。主人公の女性を演じるのは、映画『舟を編む』などで演技を評価された実力派女優・黒木華。主人公の元カレ役には、イケメン俳優の高橋一生が抜擢された。今作の主人公は、天然パーマが印象的。黒木華は清楚な役柄が多かったこともあり、独特なヘアスタイルに注目!家電メーカー「KONARY」で、営業事務として日々の業務をこなす大島凪(黒木華)。仕事では周りに合わせ、営業部で活躍する彼氏の我聞慎二(高橋一生)には、嫌われないように尽くしてきた。元々天然パーマだったが、人目を気にして毎朝1時間かけてストレートヘアにしたりと、心をすり減らして生きてきた。そんな空気を読む生活を続けていた凪だったが、営業部の同僚と話す慎二の言葉をきっかけに、人生のリセットを決意! 仕事を辞め、家も引き払い、すべての連絡を断ち切ってエレガンスパレスに引っ越すのであった。
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
航空自衛隊広報室を舞台とした、有川ひろによる人気小説を実写ドラマ化。TBS日曜劇場にて2013年放送。新垣結衣演じる鼻っ柱の強い主人公・稲葉リカと、綾野剛演じるパイロットの夢を絶たれた自衛隊員・空井大祐が、衝突し合いながら次第に打ち解け成長していく姿を描くハートフルストーリー。彼らを支える空井の上司・鷺坂役の柴田恭兵をはじめ、ムロツヨシ、要潤、水野美紀ら人気俳優陣が出演している。強気なテレビディレクターの稲葉リカ(新垣結衣)は、トラブルを起こして報道から情報番組に異動となる。上司の阿久津守(生瀬勝久)に叱責を受けながら、彼女は「働く制服」取材のために自衛隊広報室に向かう。航空幕僚監部広報室室長の鷺坂正司(柴田恭兵)は、取材窓口に空井大祐(綾野剛)を指名する。それは事故でパイロットの夢を絶たれた空井に、心の殻を破ってほしいという思いからだった。空井、鷺坂、広報室メンバーの片山和宣(要潤)、比嘉哲広(ムロツヨシ)、柚木典子(水野美紀)、槙博巳(高橋努)らは、傍若無人なリカの言動にドン引きする。同期の藤枝敏生(桐山漣)は、自衛隊ならスクープがとれるのではないかとリカにけしかける。企画について相談するリカに、パイロット密着を熱く薦める空井。リカの「戦闘機は人殺しのための機械だから」という言葉に激高した空井は、「人を殺したいと思ったことは一度もない!」と叫び…。
2012年にフジテレビで「月9」ドラマとして放送された、「密室」における事件のみを取り扱うミステリードラマ。貴志祐介の推理小説『防犯探偵・榎本シリーズ』に含まれる、『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』などを原作としている。セキュリティ会社の社員・榎本が弁護士の青砥、芹沢たちとともに、密室にまつわる事件を解決していく様子を描いている。主人公・榎本を演じたのは、今作が「月9」ドラマ初主演となった、人気アイドルグループ・嵐の大野智。榎本の助手役になる弁護士・青砥を演じたのは、『LIAR GAME』シリーズや『SPEC』シリーズなどに出演している人気女優、戸田恵梨香である。大手弁護士事務所のフリードマン・芹沢総合法律事務所に移籍したばかりの弁護士・青砥純子(戸田恵梨香)は、やる気に満ちあふれていた。仕事を覚えるため、上司の芹沢豪(佐藤浩市)に同行し、大手銀行の金庫室を訪れた青砥。芹沢と頭取が金庫室内部のチェックをおこなっている間、扉の外で待つことになった青砥は、何気なく目の前にあったボタンを押してしまう。すると突然金庫室の扉が閉まり、芹沢たちは金庫に閉じ込められてしまう。暗証番号は金庫内にいる頭取しか知らない。絶望的な状況のなか、淡々と開錠作業を始めた男の姿が…。暗証番号を念入りに調べるこの男こそ、セキュリティ会社社員・榎本径(大野智)であった。
「テレビ朝日開局45周年記念ドラマ」として2003年に2夜連続で放送されたスペシャルドラマ。撮影は実際に中国の紫禁城で行われ、豪華な衣装で溥傑を演じるのは竹野内豊、妻の浩に常盤貴子、脇を固める俳優も豪華な面々。脚本は『星の金貨』の龍居由佳里が、音楽はバイオリニストの葉加瀬太郎が担当した。中国・清朝最後の皇帝であり、満州国の初代皇帝となった溥儀の弟、溥傑と妻の浩が歩んだ波乱の人生が壮大なスケールで描かれている。1936年、ラストエンペラーと言われた愛新覚羅溥儀(王伯昭)の弟・溥傑(竹野内豊)は関東軍の勧めで、日本人女性とお見合いをする。皇室に縁のある家で生まれ育った浩(常盤貴子)と出会い、結婚、子どもを授かる。満州国と大日本帝国、両国の思惑が交錯して進められた政略結婚だったが、溥傑と浩は互いを尊敬し、思いやり、家族としての絆を深めた。しかし、戦前から戦後にかけてめまぐるしく状況が変わるなか、溥傑と浩たちは国同士の対立により離れて暮らすことに。戦乱の世に翻弄される苦難の日々が続いたが、16年後、溥傑と浩は再会をはたすのだった…。
久保ミツロウ原作の人気漫画を実写ドラマ化。2010年放送。2011年に映画化もされた大ヒット作。女性からまったくモテなかった男子に、ある日突然モテ期が訪れるさまをコミカルに描く。主演の森山未來をはじめ、野波麻帆、満島ひかり、松本莉緒、菊地凛子ら豪華実力派が出演する。効果的にかかる楽曲や紹介される漫画、映画などのサブカルネタも見所。派遣社員の冴えない男・藤本幸世(森山未來)は女にモテないまま成人し、夢のないまま20代最後の年を迎えていた。そんな彼に、突然大勢の女性からデートの誘いが一気に押し寄せる。「モテキ」が到来したのだ。幸世は連絡してきた土井亜紀(野波麻帆)、中柴いつか(満島ひかり)、小宮山夏樹(松本莉緒)らのことを思い出す。同じアーティストが好きだったことをきっかけに、元同僚の亜紀と親しくなったのは1年前のことだった。一緒にフェスにいったことから距離が縮まり、手を恋人つなぎした幸世は大興奮。中学生の自分(泉澤祐希)のもとを訪れ、今の幸せを伝える妄想を繰り広げる。しかし、亜紀はステージが始まると幸世の手を離してケンカ中の彼氏のもとへいってしまい、ショックを受けた幸世はそのまま逃げ帰った。そのときのことを思い出し、幸世は死にたいと連呼する。亜紀からのお誘いメールにOKの返事を送ると、間髪を入れず亜紀から返信が届き…。
母を救うため金に執着し孤独に生きる、社会現象化したある少女の物語 小学校6年生の少女に次々降りかかる不幸に世間が泣いた安達祐実の代表作!決めゼリフ「同情するなら金をくれ」は流行語大賞を受賞し、子役ブームに火をつけた。 小学校6年の相沢すずは、心臓病で入院中の母・陽子と働かず酒浸りの養父・悟志と暮らしていた。母親の治療費のため校内で盗みを働き、疑われても涙の芝居でごまかすすず。そんな中、一時退院で帰宅した母親に暴力を振るう悟志を見て、養父を殺す決意をする。
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