まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
定額見放題 |
|
---|---|
レンタル |
|
無料配信 |
現在、提供しているサービスがありません。 |
【楚喬伝〜いばらに咲く花〜】は4社の動画配信サービスで配信中です。
定額見放題2社、レンタル2社です。ここでは配信されているサービスの詳細を紹介します。
※実際の配信状況は各VODサービスをご確認ください。
目次
楚喬伝〜いばらに咲く花〜が視聴できる4社の各サービス詳細です。
月額料金、無料期間、見放題本数の基本情報と各サービスのおすすめポイントが確認できます。
\DMM TVを30日間無料で楽しむ!/
楚喬伝〜いばらに咲く花〜はU-NEXTで視聴可能です!
U-NEXTは無料トライアル期間を31日間設けているので、期間中であればすべての見放題作品の配信を無料で楽しむことができます。
見たい作品がレンタル対象でも、毎月付与される1,200円分のポイントをレンタルに利用すればお得に楽しむことが可能です。
ポイントは無料お試し期間中でも貰えるので、無料お試し期間にレンタル作品を無料で視聴することもできます!
さらに動画だけではなく約160種類のファッション誌や週刊誌などの雑誌も月額だけで読み放題!
また、U-NEXTには便利な機能が盛りだくさん!
スマホ・タブレット・パソコン・スマートテレビ・ゲーム機など複数のデバイスで同時視聴もできちゃいます!
さらに「ファミリーアカウント」を最大3つの子アカウントが作成可能! マイリストや視聴履歴が共有されないため、プライバシーも守れます。
ダウンロード機能もあるため、通信量を気にせず動画を楽しめるでしょう。
U-NEXTの無料トライアル中は、ポイント利用やダウンロード、同時視聴機能を使って配信を思う存分楽しんでください!
\U-NEXTを31日間無料で楽しむ!/
楚喬伝〜いばらに咲く花〜はHuluで視聴可能です!
Huluは、2週間の無料体験期間が設けられており、約100,000本以上の動画がなんと見放題です!
洋画や邦画はもちろん日テレ系列のサービスなのでバラエティも充実した配信ラインナップ!
無料お試し期間を利用すればあらゆるジャンルすべての配信作品が無料で楽しめます。
ジャンルも豊富にそろっているため、いろいろなテイストの作品が楽しめるでしょう。
主なジャンルは次の通りです。
・海外ドラマ・TV
・国内ドラマ・TV
・洋画
・邦画
・アニメ
・リアルタイム
Huluでは最大6つのデバイスでひとつのアカウントを共有可能。プロフィール設定もできるため、家族に自分のマイリストや視聴履歴が見られるのも防げます。さらに、ダウンロード機能もあるため、オフライン再生もできちゃうんです!
スマホ・タブレット・パソコンのほか、Chromecast・Amazon Fire TV Stick・スマートテレビ、Wii U・PlayStation4からも視聴できるのも大きなポイントです。
\ Huluを今すぐ楽しむ!/
楚喬伝〜いばらに咲く花〜はmusic.jpで視聴可能です!
新作映画をお得に見たいならmusic.jpがおすすめ!
テレビ1780コースなら毎月1,958ポイント+1,000円分の動画ポイント(映画以外も視聴可能)がもらえる!
他にも75%OFFのクーポンや100%OFFのクーポンもらえ、お得にレンタルすることができます。
music.jpでは、加入している料金プランごとにレンタルに使えるポイントが貰えます。
サービスに加入するのを悩んでいる人でも、月額料金以上に動画を視聴できるポイントが貰えるので、新作が実質無料で視聴できると考えるとお得。
レンタルできる作品のラインナップも洋画、邦画を中心にドラマやアニメまでいろいろと揃っているので、試してみる価値ありです。
『明蘭 〜才媛の春〜』などで知られる、人気女優・チャオ・リーイン主演の中国ロマンスアクション。奴婢のヒロイン・楚喬とふたりの貴族の公子との身分違いの愛がドラマチックに描かれる。ケニー・リン、ショーン・ドウら豪華俳優が共演。
権力闘争が激しく繰り広げられる魏国。奴婢の小六(チャオ・リーイン)は記憶喪失だったが、記憶の底には「楚喬、強くおなり」と呼びかける女性の姿があった。
大勢の美しい女奴婢たちとともに貴族の子息たちの残酷な遊び「人間狩り」の標的にされた小六は、オオカミの群れと貴族たちの放つ矢から逃げ惑う。狩りへの嫌悪感を露わにする燕洵(ショーン・ドウ)は勇ましく戦う小六を気に入り、彼女を助けるためにオオカミに向かって矢を放つ。
そのころ、宇文玥(ケニー・リン)は刺客に襲われていたが、早くに敵だと見破り、事なきを得る。その後狩りの現場に向かった彼は、ひとり生き残った小六の姿を見つける。彼女の命を狙う矢に気づいた宇文玥は、遠方から針を放って矢の軌道を変えて彼女を守るのだった。
傷だらけになった小六は宇文玥の屋敷に運び込まれるが…。
女戦士
中国、西魏(せいぎ)の時代。人間狩り場へ美しい女奴婢(ぬひ)が引き立てられた。彼女は記憶を失っており、そのわずかな断片から荊小六(けい・しょうろく)と名乗るが、その脳裏には彼女を「楚喬(そきょう)」と呼ぶ声が何度も響いていた。狩場へ放たれた小六たち奴婢に、残忍な有力門閥の子弟・宇文懐(うぶん・かい)らの矢が降り注ぎ、狼たちが放たれる。そんな絶望的な状況で小六は、生存を賭けて凄まじい戦闘力を見せる。その頃、都では宇文家の若当主・宇文?(うぶん・げつ)を女刺客が襲っていた。
謀(たばか)りの宴
失った記憶の鍵と思われる悪夢を見た小六。目覚めた小六に姉の汁湘(じゅうしょう)は、宇文府(うぶんふ)の恐ろしさを告げる。その数日後、宇文府で燕北(えんほく)の世子(せいし)・燕洵(えん・じゅん)の誕生祝いの宴が行われた。宇文懐は宇文?(うぶん・げつ)の毒殺を企て、汁湘を使って酒を勧めさせるが、宇文?はこれを拒み、酒を飲もうとしない。業を煮やした宇文懐は、勧める酒が飲めないのであれば汁湘を打ち首にすると言い出す。この言動に怒った小六はついに…。
憎しみの炎
小六(しょうろく)は、濡れ衣を着せられた兄・臨惜(りんせき)の死を目の当たりにし、宇文?(うぶん・げつ)の冷酷な態度に強い憎しみを覚える。だが、罰を受けて負傷した小六を、妹の小八(しょうはち)は「疫病神」と罵しるのだった。一方、毒殺された宇文灼(うぶん・しゃく)を弔う宇文?の元へ宇文懐(うぶん・かい)が押しかけて真相究明のため遺体の検分を求める。ふたりは激しく争い始めるが、魏貴妃(ぎきひ)が現れて仲裁。青山院(せいざんいん)への出入りを禁じられた宇文懐は不満を募らせ…。
夜伽(よとぎ)役選び
祖父・宇文灼の葬儀を終えた宇文?の元を、宇文席(うぶん・せき)が訪れる。宇文席は自分の息がかかった女を、宇文?の夜伽の相手としてあてがうつもりだったのだ。だが、その真意を見抜いていた宇文?は、上・中等の下女の中から候補を募って、選抜試験をすることを提案。それを知った小六は、宇文?の側に仕えれば兄・臨惜の仇を討つ機会が訪れると考えるが、下等の下女である小六にその資格はなく、門前払いされながらも宇文?の居室の前にただ跪くのだった。
鉄鈴の側女(そばめ)
夜伽(よとぎ)役を勝ち取った小六(しょうろく)が、初めての寝所仕えに臨む夜。宇文?(うぶん・げつ)はひげ剃りを命じて小六を試す。仇討ちを思い止まった小六に、宇文?は星児(せいじ)という名を与え、床を共にするのではなく武芸を仕込み始める。翌日、星児が宇文?と契ったものと思い込んだ上級奴婢(ぬひ)の錦燭(きんしょく)は、嫉妬から星児たち三姉妹に敵意をぶつけるが、星児は覚えたての武芸でこれを難なく制してしまう。一方、宇文?は謎の友・瑜(ゆ)に乱世の苦悩を綴る。
処罰と訓練
宇文?は罰と称して、星児に様々な訓練を受けさせる。あまりの厳しさに根を上げそうになる星児は、宇文?が何を考えているのか理解できない。しかし、星児の常人離れした上達の速さに、宇文?の親衛隊・月七(げつしち)は不審を抱く。過去にどこかで武芸を習得しているのではないかと疑い、その素性を調べ始めるのだった。星児に興味を示す燕洵(えん・じゅん)が見守る中、宇文?は更なる試練を与える。ある日、ついに星児は処罰の意味を尋ねるのだが…。
秘められた力
魏の皇帝は燕北の定北侯(ていほくこう)に謀反の意思があると疑い、事実を探るため宇文懐(うぶん・かい)に密勅を下す。紅山院(こうさんいん)が実権を握る好機とにらんだ宇文懐は、青山院(せいざんいん)を潰し宇文?(うぶん・げつ)を亡き者にしようと企て、極秘の暗殺組織「往生営(おうじょうえい)」に接触する。寒疾(かんしつ)を患う宇文?が自室で養生していると紅山院から見舞いの品・雪玉狗(せつぎょくく)が届き、それを手にした星児(せいじ)の体に異変が生じる。さらに、宇文?の部屋には何者かによって毒蛇が放たれ…。
首謀者捜し
宇文?を毒蛇から守った星児だったが、雪玉狗のせいで瀕死の状態に陥る。診察した医師によれば、過去に封じ込まれた内力が体内で燃え上がり、極寒の内功(ないこう)で抑え込まないと半日で死に至ると言うのだ。宇文?は身の危険を覚悟で星児の命を救うことに成功するが、自身もまた寒毒(かんどく)に冒されて失明してしまう。そんな状況の中、宇文?は、毒蛇を放った首謀者を突き止めるために錦燭(きんしょく)、星児、小七(しょうしち)の3人への尋問を開始する。
奴婢(ぬひ)牢の対決
宇文?(うぶん・げつ)に毒蛇を放った犯人として、錦燭(きんしょく)を捕らえさせることに成功した星児(せいじ)。だが自身も宇文懐(うぶん・かい)の罠にはまり、奴婢牢に拘束されてしまう。言葉巧みに錦燭を直接対決の場に引き出させた星児は、宇文?の教え通り、自分の頭脳のみを頼りに錦燭を追い詰めていく。その頃、青山院(せいざんいん)では宇文灼(うぶん・しゃく)が死の床から目を覚ます。宇文灼は、自力で生還できなければ間諜(かんちょう)として用いるまでもないとして、星児の救出を禁じるのだが…。
洛河(らくが)の娘
宇文灼から星児の訓練を許された宇文?だったが、祖父が秘密裏に、ある計画を進めようとしていることを知る由もなかった。訓練が再開され、花園で嗅覚の練習をしていた星児のもとを魏の皇子・元嵩(げん・すう)が訪れる。元嵩は、いつの間にか星児に心引かれていたのだ。だが、星児が嘘をついて元嵩をだます樣子を、燕洵(えん・じゅん)が密かに見つめていた。元嵩と燕洵は、互いに星児を取られまいと、星児を譲るよう宇文?に願い出るが、それに対して宇文?の出した答えは…。
灯籠祭り
女執事・宋(そう) の殺害発覚を恐れ、宇文府(うぶんふ)からの脱走を決心する星児(せいじ)たち姉妹。小七(しょうしち)と小八(しょうはち)は先に城外の茶店へ向かい、星児は偽造した奴婢(ぬひ)解放証を入手して合流する計画を立てる。しかし、宇文?(うぶん・げつ)が星児を急に灯籠祭りへ連れていくと言い出し、星児は止むを得ず同行することに。刻々と迫る妹たちとの約束の時間に、星児は焦りを募らせる。ようやく隙を見て宇文?のもとを離れた星児に、ある人物が声をかける。
3つの死体
妹たちを連れて逃げようとした星児だったが、小八が怪我を負った事で宇文府へ戻らざるを得なくなる。何食わぬ顔で宇文?のもとへ戻り、灯籠祭りのあとの行動と帰宅が遅くなった経緯を説明する星児。しかし、宇文?の眼差しは全てを知るかのように鋭かった。その頃、宋を殺した犯人として星児たち姉妹を疑う朱執事たちが、庭の湖の水を抜いて3体の遺体を引き上げる。呼びだした星児たちを遺体の前に連れて行き、真相を問い詰めようとするが…。
燕北(えんほく)を狙う罠
宮中から辺境兵力図の極秘情報が流出する。梁(りょう)の間諜が仕組んだ罠とは知らず、皇帝は燕北に謀反の意ありとの疑念を強めていく。諜紙天眼(ちょうしてんがん)を束ねる宇文?(うぶん・げつ)に、逆臣の名を告げよと迫る皇帝。宇文家と諜紙天眼に対する信頼回復はまだ遠いと悟った宇文灼(うぶん・しゃく)は、梁と内通する者を探し出し、星児(せいじ)に暗殺させるよう宇文?へ命じる。渋ったものの押し切られ、母の死の秘密と交換条件で承諾した宇文?は、星児への訓練を更に厳しくするのだった。
燃える想い
人質になっている燕洵(えん・じゅん)を連れて帰るため、母・白笙(はく・しょう)が長安(ちょうあん)にやってきた。白笙は、自分が代わりの人質になる事で、息子を燕北へ返して欲しいと皇帝に願い出るが、皇帝は公主の裳着(もぎ)の儀式を口実に、ふたりを引き止めるのだった。燕洵は、連れて帰りたい女がいることを母に相談するが、たかが奴婢(ぬひ)である星児のために危険を冒そうとする燕洵に、宇文灼(うぶん・しゃく)は腑抜けだと嘆き、宇文?にも無用な駒は捨てろと指示をする。
見えない敵
宴会に乗じて梁(りょう)の間諜(かんちょう)が紛れ込み、諜紙天眼(ちょうしてんがん)の中枢まで侵入を許したことで宇文灼(うぶん・しゃく)と宇文?(うぶん・げつ)は焦りを募らせる。状況から見て裏で糸を引くのは宇文席(うぶん・せき)だと推察した宇文?は、逃走した間諜を捕らえるため長安(ちょうあん)の町で徹底的な捜索を始める。一方、燕北(えんほく)へ帰る日が近づいた燕洵(えん・じゅん)は、「一緒に行けば奴婢(ぬひ)の身分を捨てられる」と星児(せいじ)を誘うのだった。
新たな任務
皇帝は、燕洵とその母・白笙(はく・しょう)を都に留めようと画策するが、魏貴妃(ぎきひ)の進言を聞き入れ、白笙のみを燕北へ送り返すことにする。残される燕洵は、軽率な行動は控えるようにとの父への伝言を託し、母を見送るのだった。宇文?の星児に対する感情を心配する宇文灼は、諜者としての星児の実力を試すために梁の間諜の動きを探らせるようにと宇文?へ命じる。宇文?は星児の経験不足を懸念しながらも、新たな任務に送り出すのだが…。
謎の武器商人
梁(りょう)の公主・蕭玉(しょう・ぎょく)らの罠にはまり、武器商人・左宝倉(さ・ほうそう)の店の地下に閉じ込められた星児(せいじ)と宇文?(うぶん・げつ)。宇文?は寒疾(かんしつ)の病により、深い眠りに入ってしまう。同じく閉じ込められた左宝倉は、何故か星児の持つ木珠を、江湖の女隠密・洛河(らく・が)のものと看破。星児が記憶を失っている事を知ると、祝由術(しゅくゆじゅつ)ですべて取り戻してやると持ちかける。一方、蕭玉は宇文席(うぶん・せき)に代わる内通者として、宇文懐(うぶん・かい)を取り込んでいく。
信頼と裏切り
傷を負った星児に、宇文?は高価な薬を与え、小八(しょうはち)の顔の傷痕を消す薬まで配下に届けさせた。小七(しょうしち)と小八は、宇文?の洞察力と優しさに驚き、星児も宇文?を慕い始めていく。一方、燕洵(えん・じゅん)の屋敷へ、仲羽(ちゅう・う)という定北侯(ていほくこう)の部下が訪ねて来る。父の燕世城(えん・せいじょう)は、魏(ぎ)の皇帝が燕洵に謀反の罪を着せようとしていることを悟り、長安を脱出しろと燕洵に指示。しかし、燕洵は星児の事を諦められず…。
売国の徒
梁(りょう)の間諜(かんちょう)・蕭玉(しょう・ぎょく)は、宇文?(うぶん・げつ)による徹底的な捜索の網をかいくぐり、古い陵墓で宇文懐(うぶん・かい)と接触していた。蕭玉は、魏(ぎ)と燕北(えんほく)を仲違いさせて魏を崩壊させるための協力を宇文懐に迫る。躊躇いを見せていた宇文懐だったが、遂にこれを承諾してしまう。一方、自分が捨て駒に過ぎなかったことを知った星児(せいじ)は深く傷つき、宇文席(うぶん・せき)の暗殺を決意して、武器を調達するために再び左宝倉(さ・ほうそう)の前へ姿を見せる。
皇族の矜持(きょうじ)
魏の皇帝は、ついに定北侯(ていほくこう)一家の抹殺を決意する。魏貴妃(ぎきひ)が命乞いをするが、彼女が出来るのはわが子を守ることだけだった。元嵩(げん・すう)と元淳(げん・じゅん)を呼んだ魏貴妃は、皇族としての心得を教えるが、純粋なふたりにはこの状況を理解する事ができない。一方、長安(ちょうあん)からの脱出を図る燕洵(えん・じゅん)は、亥(い)の刻に西門で待つと星児に伝える。だが、星児は復讐のため極楽閣(ごくらくかく)に忍び込むのだった。
宇文府(うぶんふ)脱出
宇文席(うぶん・せき)を討ち果たし、宇文?(うぶん・げつ)に暗殺の罪を着せた星児(せいじ)。その報が、燕世城(えん・せいじょう)の首を取って戻った宇文懐(うぶん・かい)の元にも届く。朱順(しゅ・じゅん)を従えて極楽閣(ごくらくかく)に入った宇文懐は、仕掛けが発動すると躊躇なく朱を盾にし、宇文府内で圧倒的な力を振るった執事はあっけない死を迎える。一方、極楽閣の高見櫓から逃走しようとしていた星児の前に宇文?が現れ、星児は青山院(せいざんいん)との絶縁を宣言する。
悲しみの氷雪箭(ひょうせつせん)
燕洵(えん・じゅん)に助け出された星児は、燕洵の配下たちと合流。緊張の解けたふたりは、以前のようにふざけ合い一時の休息を取るも、宇文懐の率いる追っ手に発見され再び窮地に陥ってしまう。一時は体の動きを封じられた星児だったが、燕洵と協力して宇文懐の激しい攻撃を退け、共に馬に乗って逃走を図る。ふたりがまさに長安(ちょうあん)を抜け出そうとした時、宇文?の氷雪箭が飛来し燕洵の肩を貫く。その宇文?の顔には怒りと悲しみの色が滲んでいた。
囚(とら)われのふたり
燕北(えんほく)攻めから帰還した趙東亭(ちょう・とうてい)は、燕洵(えん・じゅん)の姉が逃げたとの報告を受け、弟の趙西風(ちょう・せいふう)を追手に差し向ける。星児(せいじ)に傷を負わされた趙西風は、その恨みの矛先を燕洵に向け、身重であった燕洵の姉を情け容赦なく惨殺するが、牢につながれた星児と燕洵は、定北侯(ていほくこう)一族の身に起こっている悲劇を知る由もなかった。燕洵は、故郷・燕北の素晴らしさや幼い頃の思い出を星児に語って聞かせ、共に燕北へ行こうと誘うが…。
九幽台(きゅうゆうだい)の惨劇
燕洵と星児は、皇室の刑場・九幽台に引き出された。燕一族の首が壇上に並べられ、燕洵は初めて、母を除く一族全員が皇帝に誅殺されたことを知る。聖旨により、首実検と処刑の見届けを条件に罪を許すと告げられるも、燕洵は激情と誇りから聖旨の拝領を拒否。これを皇帝への反逆と断じた宇文懐(うぶん・かい)は処刑の命令を下し、刃と矢の雨が燕洵に降り注ぐ…。
遺された命
誅殺された燕(えん)一族の首を1つ1つ確かめる白笙(はく・しょう)。最後に「惨めな姿をさらしても生き延びなさい」と燕洵(えん・じゅん)に言い残し、自らの命を絶つ。燕洵を赦免する旨の聖旨が届き、罪を免れた燕洵と星児(せいじ)は再び牢に入れられ、惨劇を目の当たりにした元淳(げん・じゅん)は、自分の無力さを責めるのだった。燕一族を壊滅させ勢力を拡大しようと狙う門閥の面々は、水面下で手を組み燕洵を亡き者にしようと画策。その中で、宇文?(うぶん・げつ)だけは燕洵を救おうと奔走する。
壊れた友情
すべてを失って失意の底にいる燕洵。星児の懸命の励ましによって、その心は徐々に生気を取り戻し、いつか長安(ちょうあん)を血の海にすると復讐を誓う。そんな中、仲羽(ちゅう・う)が仲間たちと燕洵の救出を試みるが、蕭玉(しょう・ぎょく)に阻まれて失敗。星児に恨みを持つ趙西風(ちょう・せいふう)が牢に乗り込み、燕洵をさんざん嘲笑したあげく、星児の指を切り落とそうとする。必死に星児を守ろうとする燕洵。ふたりの難を知った宇文?が牢へ駆けつけるが…。
皇帝の疑念
宇文懐(うぶん・かい)は牢から星児(せいじ)を連れ出し、宇文席(うぶん・せき)殺害について問いただそうとする。その時、駆けつけた宇文?(うぶん・げつ)の放った針により星児は息絶えてしまった。実は星児を仮死状態にして運び出し、すぐ蘇生させる計画だったのだが、皇帝に呼び出された宇文?は、星児を月七(げつしち)に託すことに。皇帝から、諜紙天眼(ちょうしてんがん)の掌門を宇文懐へ譲って辺境に赴任するよう命じられた宇文?が青山院(せいざんいん)へ戻ると、星児の遺体が無縁墓地に運ばれていた。
公主の毒
皇帝は燕洵(えん・じゅん)を生かす道を選ぶ。心を入れ替え魏に尽くせ、との聖旨により軟禁された鶯歌苑(おうかえん)には、次々と刺客が送り込まれる。星児とともに迎え撃つ燕洵だったが、宇文懐と魏舒游(ぎ・じょゆう)が武器の捜索という理由で家を調べ始めた。素性を明かせない星児は、顔に包帯を巻いてやり過ごそうとしたものの、宇文懐は無理やり包帯を外そうとする。燕洵の怒りが頂点に達し、一触即発の状態になったところへ淳(じゅん)公主が駆けつけ…。
屈辱に耐えて
宇文懐(うぶん・かい)と魏舒游(ぎ・じょゆう)から執拗に命を狙われる燕洵(えん・じゅん)は、ついに意を決して秘策を取ろうとする。燕洵が刺客に襲われた夜、皇帝の前でそれぞれの言い分を述べる。魏舒游は刺客を送っていないと言い張るが、仲羽(ちゅう・う)に頼まれた淳(じゅん)公主が刺客の死体を皇宮まで運んできた。皇帝は魏舒游の罪を認めたが、与えた罰はあまりに軽いものだった。一方、極楽閣(ごくらくかく)へ殴り込んだ宇文?(うぶん・げつ)は、宇文席(うぶん・せき)の妻から母の過去を聞かされ…。
流れる月日
軟禁生活を送る燕洵は、星児と共に解放予定の3年後に燕北へ帰る日を夢見つつ、その日に備えて力を蓄えるべく水面下で着々と準備を進めていた。一方、辺境への赴任を命じられた宇文?は、辺境防衛の指揮を執る襄王(じょうおう)・元徹(げん・てつ)のもとに身を寄せ、最前線で外敵と戦う日々を送っていた。月日が過ぎ、辺境の地で民のために戦うことこそが自分の使命だと悟った襄王は宇文?に、諜紙天眼(ちょうしてんがん)の後継者として都で戦うべきだと提言する。
愛しき人は、かの岸辺に
長安(ちょうあん)に凱旋した襄王(じょうおう)と宇文?(うぶん・げつ)。皇帝はふたりを褒め称えるが、同時に第三皇子を辺境から呼び戻して襄王に圧力を掛け始める。3年振りに燕洵(えん・じゅん)と再会するのを楽しみにしていた宇文?だったが、燕洵はどんな言葉にも耳を傾けず、すっかり人が変っていた。そして、最も知りたかった星児(せいじ)の生存について、燕洵から返ってきた答えはあまりにも残酷で、宇文?は深く心を傷つけられてしまう。
復讐劇の幕開け
宇文?は、狩りの夜宴でついに星児との再会を果たす。燕洵の復讐心を見抜いている宇文?が「法を犯すな」と忠告するが、星児はそれをそっけなくあしらうのだった。一方、星児の抹殺を企てる趙西風(ちょう・せいふう)と魏舒游(ぎ・じょゆう)は、星児に柔然(じゅうぜん)国の使者・ザマ郡主との腕比べをけしかけるのだが、星児は難なく勝利する。ふたりは更に燕洵の暗殺も図るが、それこそがまさに燕洵の目論みだった。趙西風を狩場の外へ誘い込んだ燕洵は、憎しみの剣を振り上げる。
再び青山院(せいざんいん)へ
息子を失った魏光(ぎ・こう)は燕洵(えん・じゅん)に復讐することを決意し、魏家の将来を甥の舒?(じょよう)に託す。ちょうどその頃、皇帝からの呼び出しを受けて皇宮へやってきた星児(せいじ)は宇文懐(うぶん・かい)と出くわし、剣を帯びての参内を理由に捕縛されそうになっていた。そんな星児を救った宇文?(うぶん・げつ)は、1日だけ奴婢(ぬひ)として自分に仕えれば奴婢解放証を書くという条件を出す。星児はそれを受け入れ、再び青山院の門をくぐるのだが…。
女指南役、秀麗(しゅうれい)軍へ
魏光が犯した汚職と白玉鼎(はくぎょくてい)横奪という大罪により、魏閥一族に皆殺しの沙汰が下るかと思われたが、宇文?の策により、舒?が自ら叔父を告発することで、魏光のみが斬首となり一族は全滅を免れる。一方、鶯歌苑(おうかえん)での軟禁が間もなく3年を迎えようとするある日、星児に弓術指南役として驍騎営(ぎょうきえい)へ赴任せよとの勅命が下る。男の世界での難しい立場を案じた宇文?は、あえて裏切り者と蔑まれる燕北(えんほく)人の部隊・秀麗軍に星児を配属する。
梁(りょう)国の太子
梁の太子・蕭策(しょう・さく)が魏(ぎ)を訪れることになる。魏の皇帝は淳(じゅん)公主を蕭策に嫁がせたいと考えていたが、蕭策は女好きで悪評が高く、そのことを案じた魏貴妃(ぎきひ)は、お気に入りの宇文?(うぶん・げつ)に淳公主を降嫁させたいと思い、元徹(げん・てつ)に相談する。宇文?の星児への思いを見抜いている元徹は、手に入らない花を諦めるよう宇文?を説得するが、宇文?の愛は揺るぎなかった。そして、強い意志をもって返された宇文?の言葉に、元徹は驚愕する。
望まぬ結婚
魏の皇帝に謁見した蕭策は、星児を国へ連れて帰りたいと申し出るが、皇帝の側室である蘭淑儀(らん・しゅくぎ)にたしなめられてしまう。一方、皇帝が蕭策と自分を結婚させようとしていることを知った淳公主は、「燕洵(えん・じゅん)兄様以外の人に嫁ぐ気はない」と皇帝を説得。皇帝は燕洵を皇宮に呼び出し、淳公主を嫁がせたいと伝え、分不相応だと固辞する燕洵をよそに、強引に祝言の日取りを決めてしまう。願いが叶って浮かれる淳公主だったが、その姿を見る燕洵の目は冷ややかだった。
それぞれの思惑
星児(せいじ)は、元淳(げん・じゅん)と燕洵(えん・じゅん)の結婚話は皇帝の策略だと見抜いていた。燕洵が仲羽(ちゅう・う)と共に長安(ちょうあん)脱出の計画を練り直そうとした時、蕭玉(しょう・ぎょく)が協力を申し出る。共に魏(ぎ)に敵対する者同士として、燕洵は蕭玉の申し出を受け入れ…。その頃、大好きな燕洵に嫁げるとあって喜んで支度する元淳だったが、娘の浅はかな考えを知った魏貴妃(ぎきひ)は激怒。だが元淳の決意は揺らがなかった。一方、相変わらず星児につきまとっていた蕭策は、星児を伴って城外へと出かける。
間諜(かんちょう)網殲滅
蕭策(しょう・さく)から梁(りょう)の間諜の手がかりを得た宇文?(うぶん・げつ)は、利用されていると承知で、長安に張り巡らされた間諜網の殲滅に乗り出す。蕭玉の腹心である桃葉(とうよう)を捕縛し、間諜の拠点を次々と襲撃する中、燕洵が梁の支援を受けて謀反を起こそうとしていることが次第に明らかになる。燕洵は、新しく開通した運河を決壊させ、婚儀の日に長安を洪水に沈める計画を着々と進めていたのだ。宇文?は月夜の酒席に燕洵を呼び出し、ふたりだけで対峙する。
一石二鳥の罠
命令書を紛失して処罰された賀蕭(が・しょう)と共に、傷を負った身で星児(せいじ)は正座を続けた。しかし、遂に力尽きて昏倒してしまう。そこへ宇文?(うぶん・げつ)が現れ、強引に星児を自分の天幕に連れていく。眠り込んでいる星児は、無意識に宇文?の腕にすがりつくのだった。そしてふたりは、天幕の寝台で一夜を明かす。しかし、朝になって月七(げつしち)が宇文?に注進すると、宇文?は態度を一変させて星児に冷たく当たるのだった…。
婚礼の日
蕭策(しょう・さく)が梁(りょう)へ帰ることとなり、星児が見送りにやってきた。星占いによって戦乱を予見した蕭策は、星児を梁へと誘う。魏(ぎ)と燕北(えんほく)が戦になっても、どちらにも組みしないと語る蕭策を、星児は笑顔で見送るのだった。長安(ちょうあん)脱出の準備が着々と進む中、星児の身を案じた燕洵(えん・じゅん)は、星児を先に城外に出しておくように仲羽(ちゅう・う)に命ずる。しかし、星児は公主護衛の名目で皇宮に呼び出される。そして、ついに婚礼の日がやってきた。
捨てられた者たち
ついに謀反を起こし、長安(ちょうあん)から脱出しようとする燕洵(えん・じゅん)に、淳(じゅん)公主は必死に追いすがる。しかし、淳公主がどんなに気持ちを訴えても、ふたりの間の溝は埋まらなかった。一方、無事に燕洵を城外へ脱出させた秀麗(しゅんれい)軍は、自らも城外へ逃げようとするが、なんと城門が封じられている。見捨てられたと絶望した秀麗軍は、それでも懸命に戦い、まさに力尽きようとしたその時、城門が開かれ星児(せいじ)が現れる。
公主の悲劇
兵に変装して部隊に潜んでいた元嵩(げん・すう)は、燕洵を暗殺しようと襲いかかるが、返り討ちに遭い右腕を斬り落とされてしまう。一方の燕洵も、毒が塗られた元嵩の刃を受けて倒れ、元嵩と淳公主のふたりを送り帰すよう命じると意識不明となった。転戦しながら燕北(えんほく)へ向かっていた星児と秀麗軍は、ふたりを長安へ護送する平服の部隊と鉢合わせする。様子を怪しんだ星児が岩屋に踏み込むと、そこには傷だらけの淳公主が横たわっていた。
それぞれの憎しみ
元嵩(げん・すう)と淳(じゅん)公主を長安(ちょうあん)まで護送した星児(せいじ)だったが、逆恨みした淳公主は、魏舒?(ぎ・じょよう)をそそのかして星児への復讐を目論んでいた。また、息子を宇文懐(うぶん・かい)に殺された蘭淑儀(らん・しゅくぎ)は、悲しみにくれたあげく、やはり星児が元凶だと決めつけて不幸に陥れることを誓う。一方、星児が朝廷のお尋ね者になったと知った燕洵(えん・じゅん)は、さらに魏(ぎ)への憎しみをつのらせ、星児を傷つけた者は一家皆殺しにすると各地に広めた。
すれ違うふたり
星児は再び奴隷商人に捕らわれた書生・梁少卿(りょう・しょうけい)を助けるが、追っ手の役人と戦って大怪我を負い、自分も奴隷商人に捕まってしまう。一方、梁少卿が賢陽(けんよう)組合の裏帳簿を持っているという情報を得た宇文?(うぶん・げつ)は、梁少卿を捜す中で、星児に似た奴婢(ぬひ)が奴隷市で売られていることに気づく。だが、結局星児を見つけることはできなかった。星児は梁少卿と共に?(せん)と名乗る謎の人物に買われ、連れ去られていたのだった。
裏帳簿の行方
宇文?(うぶん・げつ)が投宿する田(でん)の屋敷に、星児(せいじ)を追う魏舒?(ぎ・じょよう)が訪ねてきたため、宇文?は、星児を伴って宴会に参加せざるを得なくなっていた。そこへ田の配下に捕らえられた梁少卿(りょう・しょうけい)が運ばれてくる。賢陽(けんよう)組合を調べていた魏舒?が、梁少卿の捕縛を指示していたのだ。身柄の引き渡し後、覆面の男たちに連れ去られた梁少卿だったが、星児の活躍で救出される。そこへ、燕洵(えん・じゅん)の命を受けて調査に来た程鳶(てい・えん)が現れ…。
残された幼子
宇文?と星児が潜り込んだ商人たちの一行が、何者かに襲撃され全滅した。残されたのは、ふたりが行きがかり上保護していた、賢陽の豪商の幼い息子・墨児(ぼくじ)だけだった。この残忍な惨殺は、賢陽組合から商人一行が離脱することを許さない燕洵が行った事だった。そうとは知らない星児は、宇文?と共に虐殺者を成敗しようと敵地に斬り込む。ふたりを目の前にしながら顔を隠して名乗ることもできない燕洵は、自分の運命を嘆くしかなかった…。
往生営(おうじょうえい)での激闘
蕭策(しょう・さく)から往生営という暗殺組織があると聞いた宇文?(うぶん・げつ)は、星児(せいじ)の毒消しを求めて乗り込もうと考える。一方、蕭玉(しょう・ぎょく)は夏虫(かちゅう)という往生営の元刺客から、洛河(らく・が)の娘の情報が欲しければ、往生営の秘録を見れば分かると告げられる。折りしも往生営では3年に一度の涅槃殺(ねはんさつ)が行われており、宇文?、蕭玉、往生営の刺客という3つの勢力がそれぞれに違う目的で、一斉に激しく戦い始めるのだった。
報われぬ思い
宇文?は蕭玉を梁(りょう)の間諜(かんちょう)だと見抜き、両者は剣を交える。激しい戦いの最中、宇文?の懐から木彫りの小鳥が落ち、それに蕭玉が気を取られた瞬間、宇文?の長剣が蕭玉の肩を貫く。蕭策の屋敷へ駆けつけた宇文?は、すっかり体調を回復した星児から、燕洵(えん・じゅん)を追って燕北(えんほく)へ向かうと告げられ、抑えていた胸の内を思わず打ち明ける。その頃、燕北に帰還を果たした燕洵は、深い孤独と失望をかみしめていた。
決戦の時
賀蕭(が・しょう)と再会した星児(せいじ)が紅川(こうせん)城へ向かうと、城門は閉ざされ、民が締め出されていた。星児は中にいる程鳶(てい・えん)に開門を求めるが、程鳶はこれを拒絶する。星児の存在が燕洵(えん・じゅん)の復讐の邪魔になると考えた程鳶は星児を殺そうとするが、風眠(ふうみん)が命懸けで阻止。その後、紅川城に入城した秀麗(しゅうれい)軍は、星児の指揮のもと、迫り来る魏(ぎ)軍を迎え撃つ態勢を整える。その頃、燕洵は大軍を率いて長安(ちょうあん)を目指していた。決戦の時がいよいよ近づく…。
紅川城防衛
紅川城で魏軍に徹底抗戦の構えを取る星児と秀麗軍。一方、燕洵は長安へ向けて破竹の勢いで進撃するが、星児が依然として紅川を死守していると知り、脱出の説得のため仲羽(ちゅう・う)を差し向ける。仲羽の口から、燕洵がすでに燕北(えんほく)を放棄する覚悟だと知らされた星児は、自らの民を犠牲にしても復讐を優先しようとする燕洵に激しく反発する。そして、紅川防衛に戻るよう仲羽に伝言を託し、激戦が待つ城内へ帰っていくのだった。
すれ違う心
淳(じゅん)公主と魏舒?(ぎ・じょよう)の大軍に攻められ、孤軍奮闘の秀麗(しゅうれい)軍。遂に力尽き、紅川(こうせん)城を奪われると、市街戦で葛奇(かつ・き)が殺され、大勢の民も犠牲になってしまう。必死に戦う星児(せいじ)も、遂に精根果てて倒れてしまい…。城内に乗り込んだ淳公主は星児の前に立ち、憎しみの言葉をぶつけた後、その首を斬り落とそうと剣を振り上げる。宇文?(うぶん・げつ)と燕洵(えん・じゅん)は、星児を助けようと必死で城に向かっていた。
身代わりの死
虎符(こふ)を盗んで軍を勝手に動かすという大罪を犯した淳公主に、皇帝は自害用の毒酒を用意する。だが、実母の魏貴妃(ぎきひ)が自らの死をもって淳の命乞いをしたため、淳の死罪を免じて皇宮内での蟄居(ちっきょ)処分とした。紅川で何が起きたかについて、部下の言い分と星児の言い分が食い違うため、燕洵は双方を同席させて問いただそうとする。程鳶(てい・えん)の部下・孫河(そん・か)は、星児に矢を放った理由は、秀麗軍を敵と見誤ったためだと主張するが…。
水面下の攻防
燕北(えんほく)王として美林関(びりんかん)へ赴いた元嵩(げん・すう)。飢える民の姿に胸を痛め、一刻も早く戦を終わらせようと心に誓う。宇文?(うぶん・げつ)の指揮のもと、諜紙天眼(ちょうしてんがん)の諜者(ちょうじゃ)たちを動かして紅川(こうせん)城を攻略する策を練る。一方、紅川城の阿精(あせい)は穀物問屋の陳(ちん)店主から食糧を接収し、さらなる食糧の調達を依頼する。城外に出た陳店主が密かに接触した人物は、宇文?の配下となった、往生営(おうじょうえい)の蒙楓(もう・ふう)だった。
公主の大逆
病で弱った皇帝は、幼い皇子・元?(げん・よう)に後継者候補の白羽の矢を立てた。皇位簒奪を恐れ、力ある元徹(げん・てつ)を警戒したためだった。淳(じゅん)公主は策を弄して元?の養育役となり、皇位の行方に野心を見せる。元徹は、身を守ると同時に淳の動きを監視すべく、燕北(えんほく)征伐に向かうと偽って軍を率いて皇宮を離れる策に出た。邪魔者を排除した淳公主は、空っぽになった皇宮で病床の皇帝に恨みをぶつけ、毒を飲ませようとするのだが…。
深まる心の溝
程鳶(てい・えん)の策略で、秀麗(しゅうれい)軍の数人が近衛軍との戦いになった。燕洵(えん・じゅん)はその数人の兵士を処刑すると決めるが、宇文?(うぶん・げつ)の知らせで駆けつけた星児(せいじ)が必死に秀麗軍の忠誠心と軍功を訴えて命乞いをする。しかし、燕洵はこれ聞き入れず、その兵士たちを処刑してしまうのだった。深く傷ついた星児は、燕洵とは歩む道が違うと思い始める。部屋の中で沈み込んでいる星児のもとに、燕洵が訪れ、静かに心のうちを語りかけるが…。
明かされる過去
宇文?とふたりきりになった星児は、複雑な胸の内を打ち明ける。「選んだ道を後悔はしていない」と言いながらも迷いを見せる星児を、宇文?は「心のままに生きろ」と励ます。燕洵の怒りを買った烏道涯(う・どうがい)と共に燕北(えんほく)を去ると言う仲羽(ちゅう・う)の橋渡しで、ようやく星児は烏道涯と顔を合わせる。記憶の断片を烏道涯に語り、自分の素性を教えてほしいと懇願する星児。烏道涯は風雲令主・洛河(らく・が)と星児の関係を語り始める。
断ち切れぬ思い
蕭玉(しょう・ぎょく)は心を許した長年の文通相手が宇文?(うぶん・げつ)だったことを知り苦悩するが、結局、宇文?を殺せなかった。そして宇文?は、蕭玉の口から星児(せいじ)の素性を聞かされる。その頃、美林関(びりんかん)で暮らす元嵩(げん・すう)のもとを元淳(げん・じゅん)が訪ねる。元嵩は後悔や恨みを手放すように妹を諭し、手料理を振る舞うため台所へ向かうが、元淳はその隙に姿を消した。一方、燕洵(えん・じゅん)の頭痛を心配した阿精(あせい)が腕利きと評判の女医を呼んでくるのだが…。
氷湖に咲く華 -最終話-
秀麗山(しゅうれいざん)へ潜入し、密かに楚喬(そ・きょう)と会った宇文?。深い愛を告げられ、楚喬の心は揺れ動く。程鳶(てい・えん)はこの“密会”を口実に、燕洵から宇文?殺害の意を引き出すことに成功。星児の危機を餌にして宇文?をおびき出す。自らへの愛を利用された楚喬は、卑劣な手段に憤り、燕洵との決裂を決意する。追い詰められた宇文?を救うため、凍てつく氷湖に駆けつけた楚喬は燕洵の軍勢にたった一人で立ち向かう…。
暴政の時代に立ち上がった、後に三国志の英傑と呼ばれる群雄の活躍を鮮やかに描いた大人気中国時代劇。全95話、製作費用25億円、製作期間6年を費やした、中国の歴史ドラマ!時は3世紀。古代中国の後漢末期の時代。朝廷の権威は地に落ち、各地では力のある英雄たちが争い、天下は終わりのない戦乱の世を迎えていた。そんな中、幼い天子(皇帝)を操り、権力を握っていたのが奸雄の董卓(とうたく)である。民衆の苦しみは意に介さず、自分勝手な恐怖政治を敷いていた。政治の腐敗にいよいよ怒り、立ち上がった名もなき英雄たち。曹操(そうそう)、劉備(りゅうび)、袁紹(えんしょう)、そして孫堅(そんけん)。後の三国志の英雄となる英傑たちが同盟を結び、董卓打倒と世を救うことを固く誓った。一方、董卓の第一の武将・呂布(りょふ)は絶世の美女貂蝉(ちょうせん)と出会い、心を通わせていく。明日をも知れぬ戦乱のなか、彼らの運命はどうなるのか? その後、100年にわたって続く三国志の壮大なドラマが、ここに幕を開ける。
中国ドラマ史上最高の総製作費35億円! 「三国志 Three Kingdoms」のスタッフによる歴史スペクタクル巨編! 時は、紀元前三世紀末の中国。天下定まらぬ動乱の時代に産声を上げた二人の男がいた。一人は、後に漢王朝の開祖となる男、劉邦。もう一人は、後の西楚の覇王、項羽。平民出身のならず者だったが、人を惹きつける魅力で仲間を増やしていく劉邦と、名門生まれのエリートで冷徹な性格だが、人並みはずれた武の才能と実行力を持つ項羽―あまりにも対照的な二人が、義兄弟の契りを交わし、共に秦王朝打倒を目指す。そして、秦打倒を果たした後、二人は天下を争う龍虎となる…。今なお、多くの人々に愛され続ける両雄の闘いが、中国ドラマ史上最高の製作費をかけた歴史スペクタクル巨篇として、ここに蘇る!
百済・新羅・高句麗が対立する三国時代。百済の王子に生まれながら、出生を知らずに平民として育ったチャン。母は、少年になったチャンを百済最高の技術士モッラスに預ける。宮廷の陰謀で、モッラスは新羅へ亡命。チャンは、そこで新羅の姫ソンファと運命の恋に落ちる。成長後も互いを忘れられなかった2人は、再会し、国籍と身分の違いを超えて愛し合う。だが、サテッギルによって2人は離れ離れに。やがて、自分が百済の王子だと知ったチャンは、いくつもの試練を乗り越え、百済再興と、ソンファとの恋慕をかなえるために奮闘する。 【出演者】 チョ・ヒョンジェ/イ・ボヨン/リュ・ジン/イ・チャンフン/イム・ヒョンシク/キム・ヨンホ/パク・テホ/ホ・ヨンラン/キム・ヘジョン ■脚本:キム・ヨンヒョン■演出:イ・ビョンフン (C)SBS
頭脳明晰・容姿端麗のホー氏グループのCEOホー・チアオイエンは、ある交通事故が原因で声が出なくなってしまった息子ホー・ウェイフェイ、通称シャオバオと暮らしている。シャオバオが再び喋れるようにと、有名な医師の診療を受けるが治療は長続きしない。ある日、パニックを起こしたシャオバオが誰の言葉も聞かず泣き叫んでいるところを、偶然通りかかった児童心療内科の医師チン・イーユエがなだめる。初めて会ったにもかかわらず、イーユエだけにはすぐに心を開いたシャオバオなのであった。イーユエを気に入ったシャオバオはイーユエにママになって欲しいとお願いする。息子の願いはできるだけ叶えてあげたいチアオイエンは、イーユエに契約結婚を提案するのだが…。 【出演者】 ウェイ・ジャーミン(魏哲鳴)/フー・イーシュエン(胡意旋)/ション・フイズー(盛?子)/ユー・イージエ(虞?傑)/スン・スーチェン(孫思程)/シー・チンイエン(史卿妍)/ウー・チョンシュエン(呉崇軒) ■監督:リー・ユーレイ(李玉磊)■脚本:ヤン・ジュン(??)/シアオ・ツイオー(肖翠娥) (C)Hunan Mgtv.com Interactive Entertainment Media Co., Ltd.
乾国・九霄城の督査衛・巡衛、蘇玖児は奇病で意識を失いやすく、事件捜査において抜群の推理力があるのに雑用係に甘んじている。そんなある日、郊外の別荘で役人4名が?に3本傷のある黒衣の男に殺される事件が発生。犯人は人型にも獣型にも姿を変えられる祺族と思われ、容疑者・寒?の尋問が督査衛で行われることになったが、寒?(かんそう)も3本傷の男を追っていると気づいて手を組もうと持ちかける…。 【出演者】 リー・イートン/ビー・ウェンジュン/ホー・ルイシエン/チェン・ホーイー ■総監督:リー・フイジェ■脚本:レイ・シンリン/ビン・二―/フー・フェイ/スン・ホアホア (C)BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.
人気ネット小説家、ファン・チュエの原作をドラマ化したファンタジーラブ史劇 タイムスリップしてきた女性の人格が入り込んだヒロインと王子たちのラブバトルを描く。時代劇とは一線を画す斬新なストーリーに注目。リャン・ジェイら若手俳優陣が出演。 柔和な性格の娘・曲檀児は、第一皇子・奕懐との結婚がかなわず自殺未遂を起こす。だが、それをきっかけに現代からタイムスリップした女性の心が体に入り込み、彼女の中に柔和な性格の曲檀児と、野蛮な性格の曲小檀が共生する突発性二重人格になってしまう。
戦乱のため、生まれてすぐに両親と離れた程少商(チョン・シャオシャン)は、母のことを嫌う祖母と叔母に“鈍才教育”で育てられ、食事すらままならずに命の危機に瀕する。そうしてようやく迎えた両親の大軍の凱旋だったが、他人の子供に優しく、自分の子供には厳しい母からの待遇に失望し、実家から逃げるため結婚を望むようになった。そんな中、程少商は皇帝の義理の子である将軍・凌不疑(リン・ブーイー)、才知のすぐれた侍中・袁慎(ユエン・シェン)、名門一族の次男・楼ヤオ(ロウ・ヤオ)、それぞれの個性と魅力がある三人の男性と出会う。その後、凌不疑らとの関係に嫉妬する名門令嬢たちに散々いじめられつつも、母を含めた周囲の否定的な意見を乗り越え、ついに凌不疑と婚約した程少商だが、凌不疑はある秘密を抱えていて…
結縁司が男女の縁組みを決めるとある国。独身男子で一番人気なのに結婚が決まらないことに焦った侯爵家の世子・衛起は桃の木の下で願を懸ける。すると、そこに現れて偶然にも彼の唇を奪ったのは仮面の義賊・晴天狐だった!実は、晴天狐の正体は衛起(えいき)が院首を務める青雲書院に男性のふりをして入学してきた男装女子・周縁(しゅうえん)。その後、やっと結婚が決まった衛起の婚礼では、なぜか周縁が逃げた花嫁の身代わりにされてしまい…!? 【出演者】 チー・イェンディ/アオ・ルイポン/イー・ボーチェン/ヤン・シンイン/ヤン・リン/チュエン・ペイルン ■脚本:ジョウ・ミャオ/ホアン・シャオチャオ■演出:シェン・ジンフェイ (C)Jetsen Huashi Wangju (Changzhou) Cultural Media Co., Ltd.
ある雷雨の夜、化粧品会社ルブランの社長が殺害された。現場を目撃した被害者の妻ソ・ユニは、その場で産気づいて女児を出産。犯人であるカン・ベクサンから逃れるため、娘を家政婦に託して、行方をくらますのだった。その手には、ルブランの重要な開発書類が握られていた―。10年後、ユニが出産した女児パラムは、ベクサン夫婦の死産した娘とすり替えられ、実の娘として育てられていた。しかし、実子ではないと知られたことでパラムは家を出ていくことになり、パラムの失踪は事故死として処理されたのだった。それからさらに20年後、美しく成長したパラムは“ウン・ソヨン”と名を改め…。 ■演出:パク・ギヒョン■脚本:ソン・ジョンニム Licensed by KBS Media Ltd. (C) 2022 KBS. All rights reserved