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過酷な企業戦士、その武器は業務知識でも技術でもなく…。
『僕のセクシャルハラスメント』は、1996年に発売されたOVA作品。原作は桃さくらの小説であり、サラリーマンのボーイズラブがテーマとなっている。
アニメ版では数々のBL作品を世に出したこだか和麻がキャラクター原案を務め、脚本には人気声優にして「グレーゾーン」のセクシャリティを持つ三ツ矢雄二が名を連ねている。Sammyが歌うエンディングテーマ「硝子の都会」が、リーマンラブの厳しくも甘い情緒を感じさせる。
一部上場のコンピュータ会社に勤めるサラリーマン・望月順哉(カシワクラツトム)は、完璧な仕事ぶりと端正な顔立ちを誇る課長の本間一則(小杉十郎太)に尊敬と憧れの念を抱いていた。ある日、望月は本間課長とともに新潟へ出張商談に赴き、そこでふたりは結ばれる。
その後、本間課長は「企業戦士としての大いなる武器」として、望月に「身体を使った接待」の手ほどきをしていく。
そこから、疑問を抱きつつも自らの身体を武器にして商談をまとめていく望月。しかし、そこへ新入社員の藤田耀平(森川智之)が近づいていき…。
『炎の蜃気楼』は桑原水菜によるライトノベルシリーズの、テレビアニメ化作品。原作のライトノベルは、文庫本累計発行部数683万部を誇る。アニメは2002年1月に放送開始。後に続編がOVAとして発売された。歴史ブームの先駆けとなった作品でもある。監督は『サクラ大戦~轟華絢爛』などで監督経験のある、工藤進を起用。キャラクターデザインは竹田逸子。『BOYS BE… 』などでキャラクターデザインや作画監督を務めている。シリーズ構成は『X -エックス-』などで脚本経験のある、ときたひろこが担当した。戦国時代に敗者となって無念のまま死を迎えた者の魂が怨霊となり、現代に蘇る。そして、世の中を転覆させるために戦いを始める。今日、武田信玄の霊を封印した魔縁塚を破壊しようとする者たちがいた…。仰木高耶(関俊彦)は、親友の成田譲(松野太紀)と歩いていた。すると、見知らぬ女子高生が突然炎に包まれ、苦しみ始めた。高耶は慌てて近づき、上着を脱いで女子高生の炎を消そうとするが、まったく消えなかった。それどころか熱も感じず、服も燃えていない状況に驚愕する。さらに高耶の前に、直江と名乗る男が現れる。川中島が見渡せる場所に連れられた高耶は、そこで衝撃の真実を聞かされる…!
死の支配者が建国した魔導国の行方は――。テレビアニメ『オーバーロード』シリーズの第4期。壮絶な戦いの末に魔導国を建国した死の支配者が、諸国の策略を退けながら、理想郷を作るために奮闘する! 原作は、小説投稿サイト「小説家になろう」発の同名ライトノベル。骸骨の姿をした大魔法使いのアンデッド・アインズ(日野聡)は、世界征服を目指す「死の支配者」である。強力なインプや吸血鬼、ダークエルフを率いる彼は、人間たちの国であるリ・エスティーゼ王国との戦いに勝利する。そして、辺境の都市エ・ランテルを占拠し、そこを拠点にアインズ・ウール・ゴウン魔導国を建国した。エ・ランテルに残された人間たちは、アインズらにおびえきっていた。自分たちは奴隷にされるのか、それとも戦争に駆り出されるのか。先が見えない状況で、不安を募らせていた。その現状を目の当たりにしたアインズは、どのように魔導国を導くのか、考えをめぐらせるのだった。手始めにアインズは、冒険者組合に出向き、ある提案をもちかける。それは、人間たちを支配下に置くための布石のひとつであった。その一方、交易の激減により生じた魔導国の物資不足に対応するため、アインズの右腕であるアルベド(原由実)は、エスティーゼ王国を訪れる。そこで、第三王女のラナー(安野希世乃)を巻き込んだ策略を進めるのだった。はたしてアインズは、理想郷を実現できるのか。
イケメンサラリーマン3人の、おもしろおかしい三角関係…!?『最後のドアを閉めろ!』は、2007年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は山田ユギの漫画であり、リブレ出版からコミックスが刊行されている。サラリーマン同士のBL関係が描かれており、タイトルは『ティファニーで朝食を』の原作者として知られる、アメリカの小説家・トルーマン・カポーティの短編から拝借している。アニメ版の制作は、『魔界転生』『超神伝説うろつき童子』などを手掛けたフェニックス・エンタテインメント。イケメンサラリーマンの永井篤(鈴村健一)は、会社の後輩・斉藤寿久(遠近孝一)の結婚式に来ていたが、なぜか不機嫌。それもそのはず。永井は斉藤のことがずっと好きだったのだ。そして式のあと、バーでヤケ酒を飲んでいた永井の隣に、本田賢三(森川智之)という新婦の同僚があらわれる。そこで酔いつぶれてしまった永井は、本田に介抱されてホテルの部屋へ。なぜかそこで永井は、本田にキスをされて慰められる始末。そして翌日、永井は斉藤から「結婚するはずだった相手に逃げられてしまった」と打ち明けられ…!
全寮制男子校で巻き起こる恋と…性春!?おげれつたなかの人気コミックが待望のアニメ化 イケメン男子たちのハチャメチャかつ恋と性春に生きる姿は、コミカルかつ艶めかしくおもしろい。個性豊かすぎる写真部のメンバーに翻弄される遠野と加島から目離せない! 山奥にある全寮制男子校・私立モリモーリ学園へと転入することになった1年生の遠野は、ラクそうだからという理由で写真部へ入部。しかしそこは写真部とは名ばかりの、通称“ヤリチンビッチ部”だった!?性に奔放な彼らに翻弄される遠野の運命は…?
萌えの対象は自分じゃない! 腐女子のリアル乙女ゲーラブコメが唐突にスタート!『私がモテてどうすんだ』は、2016年10月から12月にかけて放送されたラブコメアニメ。原作はぢゅん子の漫画であり、2013年から2018年まで「別冊フレンド」に連載されていた。DAIGOの姉である影木栄貴が、スペシャルアドバイザーという形で協力。2020年には実写映画化もされている。アニメ版の制作は、『夏目友人帳』『デュラララ!!』などを手掛けたブレインズ・ベース。シリーズ構成は、数多くのアニメや特撮作品の脚本を担当した横手美智子が務める。高校2年の芹沼花依(小林ゆう)は、眼鏡に肥満体型の腐女子。クラスの男子からはからかわれる存在だが、花依としては学校のイケメン男子たちをカップル化させるBL妄想に余念がなかった。そんなある日、花依は大好きなアニメキャラ・シオンが作中で死んでしまったことにショックを受け、1週間飲まず食わずで引きこもった結果、なんと激ヤセして超美少女の姿に生まれ変わった! 翌朝登校すると、もちろん校内は大騒ぎ。今まで妄想対象だったイケメン、五十嵐祐輔(小野友樹)、七島希(河本啓佑)、四ノ宮隼人(松岡禎丞)、六見遊馬(島﨑信長)などが、こぞって花依にアプローチしてくるように…!
『プラネテス』は2003年10月から2004年4月にかけて放送されたSFアニメで、宇宙空間に漂うデブリ(宇宙ゴミ)を処理する人たちの活躍を描いた物語。原作は幸村誠の漫画であり、1999年から2004年にかけて「モーニング」で不定期連載されていた。アニメ版の制作はサンライズで、監督は『無限のリヴァイアス』『スクライド』などを手掛けた谷口悟朗が務めている。優秀なSF作品に贈られる星雲賞を、原作漫画版が2002年度、アニメ版が2005年度とダブル受賞している。舞台は2070年代の宇宙。人類の宇宙開発は年々進み、宇宙ステーションでの生活や宇宙旅客機の航行なども日常化していた。一方で、人工衛星やロケットの破片などのデブリ(宇宙ゴミ)が増加し、旅客機と衝突事故を起こすなどの問題も噴出していた。そんなスペースデブリの処理作業をする部署へと配属になった新人・田名部愛(ゆきのさつき)は、デブリ課のいい加減な空気に辟易し、特にがさつな星野八郎太(田中一成)と早くも対立してしまう。しかしひとたび宇宙に出ると、そんなデブリ課の面々も適切で愛のある仕事をおこなっていく…。
「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上!」入学早々、時を止めるような挨拶をした涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし…と、誰でもそう思う…。しかしハルヒは心の底から真剣だった。それに気づいたキョンをとりまく日常は、もうすでに超常になっていた…。涼宮ハルヒが団長の学校未公式団体「SOS団」が繰り広げるSF風味の学園ストーリー。
おいしい手料理で家族団らん!うえやまとちの人気漫画『クッキングパパ』をもとにした、テレビアニメ作品。優しく料理上手な男性会社員が、家族や同僚に絶品の手料理を振舞いながら、ほのぼのとした日常を送る! 原作コミックスは、モーニングKCから2021年4月時点で157巻出ている。金丸産業の営業二課に勤める荒岩一味(玄田哲章)は、デカいアゴが特徴的な大柄の男性サラリーマン。一見家事には疎そうに見えるものの、実はかなりの料理上手。毎日持参する手製のお弁当は絶品で、それを目当てにわざわざ昼休みに常務がやってくるほどだった。そんな一味にとってなによりも大事なのが、愛する家族。新聞社でバリバリ働く妻・虹子(勝生真沙子)と、素直で心優しい小学生の長男・まこと(高山みなみ)を喜ばせるため、毎日おいしい手料理を振舞っていた。そんなある日、一味はいつも以上にテキパキと仕事を終え、定時で退社する。まっすぐ帰宅した彼は、手製の料理を重箱に詰め始める。季節はまさにお花見シーズン。その日の夕方から家族でお花見をする予定だったのである。そうして神社の境内でお花見を始める荒岩一家。まもなくまことのクラスメイトである小原えつ子(矢島晶子)とその家族も加わり、団らんの輪は自然と広がっていく。そして、そこにまことと同じ小学校に通う可憐な美少女・さなえ(かないみか)も加わるのだった…。