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『星の子』は子役として知名度の高い芦田愛菜の、6年ぶりとなる主演映画である。原作は、『こちらあみ子』などで有名な今村夏子が執筆した小説であり、怪しい宗教にのめり込む両親と、その娘の交流を描いた作品だ。
主演の芦田愛菜以外にも、岡田将生、大友康平、原田知世、永瀬正敏などベテランキャストも揃っている。監督と脚本は、『タロウのバカ』『セトウツミ』の監督を担当した大森立嗣が務める。
生まれたばかりのちひろ(芦田愛菜)は身体が弱く、命も危ない状況だった。絶望的な状況のなかで、ちひろの父(永瀬正敏)と母(原田知世)は、販売員から勧められた奇妙な「水」にすがりつく。その不思議な水はちひろの命を救い、家族に平穏をもたらした。
10年以上の月日が過ぎ、ちひろは無事中学生に成長する。水のおかげか、一度も風邪をひくことなく過ごしていた。
しかし、父と母は水を売る団体に心酔しており、姉のまーちゃん(蒔田彩珠)は家を出ていってしまう。ちひろも両親の行動の異常さに気がつき、居心地の悪さを感じているが…。
中学3年生の少女。宗教団体が配る水に、命を救われた経験を持つ。エドワード・ファーロングが好きで、授業中にも似顔絵を描き続けていた。水の力を信じており、クラスメイトに不審に思われながらも、毎日飲んでいる。
ちひろの通う学校に赴任してきた先生。新任してすぐに、ちひろに惚れられる。女子生徒との不穏な噂が流れているが、真偽のほどは定かではない。ちひろを家に送る最中に、宗教活動をしているちひろの両親を目撃してしまう。
幼いちひろに水を使って以来、その力に心酔している。明確な根拠もなく水と宗教団体を信じており、兄の雄三にも勧めていた。水を染み込ませたふきんを頭に乗せる、不思議な儀式をおこなう。病弱だったちひろの日記をつけている。
友人から水のすごさを力説され、ちひろの治療に取り入れた張本人。妻と同じく、宗教活動にのめり込んでいる。
年の離れたちひろの姉。若くして家を出ており、二度と帰るつもりはない。
怪しい宗教から、ちひろたちを救おうとしている。父と母に罠を仕掛け、足を洗わせようとするが…。
ちひろの親友。学校では孤立しがちなちひろにも、優しく接している。
宗教団体の幹部。イケメンで人当たりもよく、女性陣から人気が高い。
宗教団体のメンバー。催眠術が使えるといわれており、ちひろたちを診断する。
ちひろと同じく、宗教団体に属する女子生徒。ちひろと合宿に参加する。
映画に登場する宗教団体は、効果の怪しい「金星の水」を売っています。主人公の両親は信じ切っていますが、客観的に見るとあきらかに効果のない代物です。
この映画が描く問題点は、両親の信仰の犠牲となる子どもたちです。決定権のない幼い子どもたちは、半ば強制的に宗教団体に参加させられています。
その結果、クラスメイトから不審がられてしまい、学校での孤立を招いてしまいます。今作は宗教団体の怪しさよりも、それに影響を受けてしまう思春期の子どもたちの姿を描いた作品です。
『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』以来、約6年ぶりの主演となった芦田愛菜は、子役時代とは変わって落ち着いた演技を披露しています。
今作はそんな彼女を支えるかのようにキャスティングされた、ベテランキャストにも注目です。主人公の母親役の原田知世は、優しさのなかにも狂気を滲ませた演技で、独特の不気味さを醸し出しています。
それは宗教団体のメンバーを演じた黒木華や高良健吾も同様で、団体の怪しさを演出しています。
映画のキーパーソンともなる南先生役には、『ストレイヤーズ・クロニクル』に出演した岡田将生が起用されています。新任教師としてちひろの学校に赴任し、女子生徒から人気を集める役どころです。
ちひろ自身も南先生に一目惚れしてしまい、授業にも身が入らなくなってしまいます。しかし、先生に一番見て欲しくなかった両親の姿を見られてしまうのです。
ちひろにとっては絶望的な状況のなか、先生はどんな反応をするのでしょうか? シーンごとに変わっていく、岡田将生の演技にも注目です。
未熟児で産まれた女の子の話。新興宗教の二世が2つの世界のはざまに揺れる所がいい感じ。
中学生を演じる芦田愛菜がかわいいが、内容はイマイチ良く分からなかった。怪しい宗教にのめり込む両親と素直に信じる娘の家族の在り方を描いた作品。
面白い
レンタルにて鑑賞〜
新興宗教を信じてる両親の元で育ったちーちゃん。この水を飲むとどんな症状もよくなる、といったことを聞かされて育ち、やがて中学生になる。
友達や社会とのつながりが深まっていく思春期、自分の信じてきたものは果たして正しいのか?戸惑いの中に揺れる少女の心を芦田愛菜ちゃんが見事に演じている。
見てるこちらもときどき、胸がチクチクと痛くなるような微妙な心理を絶妙に演じてました。
両親は、毎夜お互いに頭にその水をかけあう“儀式”に勤しんでたり明らかに滑稽でありながら、それを頭から否定するわけでもなく肯定もせず、淡々とそういう家庭の状況を映し出す描写は素晴らしかった。両親を演じた永瀬正敏、原田知世の存在感も◎。
子供思いで優しく穏やかな両親でありながら、新興宗教にどハマりする弱さもある。(新興宗教とかにハマっちゃうのは弱さとわたしは思ってる🥺)そういう、ほんとにいい人を食い物にしてるカルトまじ許すまじって感じした。水で健康になれるなら病院はいらねぇww
まあ何を信じるかは自由だし、ホントか嘘かはその人個人個人の“宇宙”の秩序があるからね、どうでもいいけど自分の両親がハマりだしたらぶっ飛ばすわw 水飲むより毎日歩けwといいますわ。宗教も一つの商売やからな。どうマネタイズするかって感じですよね。
ま、それはおいといて。
本作で何より良かった!とおもったのは、ちーちゃんの中学校のともだち、大人びたギャルのなべちゃん、なべちゃんの彼氏、新村。この二人がめちゃくちゃよい!!!!!!最高!!
クソ教師にボロカス言われて呆然とするちーちゃんのシーン、その後の二人の慰め方まじで最高。泣いた。
高島礼子の劇場映画デビュー作。逢坂剛原作によるエロティックミステリー! 映画初主演の高島礼子がヌードも辞さない大胆なベッドシーンを披露。スリリングな展開と先の読めないストーリーに引き込まれる。嶋田久作が不気味な脳外科医を怪演。 精神神経科の女医・藍子は、女友達に暴行を加えた患者・追分の精神鑑定を依頼される。そんななか、殺害した女性のまぶたを切り取るという猟奇殺人事件が起こる。時を同じくして、藍子のもとに異常とも思える脅迫めいた電話が頻繁に掛かるようになり…。
1968年に公開され、過去に類をみない莫大な制作費がかけられたスペクタクル巨編。3時間以上の上映時間と、圧倒的なスケールの物語が話題となり、大ヒットを記録している。大量の水を使用した危険なシーンの撮影もおこなわれ、実際に何人かのスタッフとキャストが負傷した。また、今作は当時の日本を代表する名優たちが集結した作品でもある。製作にもかかわっている石原裕次郎や三船敏郎をはじめ、黒澤映画常連の志村喬、『白い巨塔』に出演した滝沢修など、そうそうたるメンバーが集結した。太田垣(滝沢修)率いる関西電力は、大規模な発電所建設の計画を立案する。場所は富山県に位置する黒部川の上流。多額の建設費と大勢の作業員たちを導入し、工事が始まった。掘削工事を担当するのは熊谷組の岩岡(石原裕次郎)で、彼は工事に不安を抱きながらも、危険で困難な掘削作業に身を投じていく。工事が進んでいた1957年。岩岡の不安は的中し、掘削工事による水漏れが発生。しばらく工事が進まない事態に陥ってしまう。
名門女学園に拷問部!ディープな世界に禁断の恋が燃えるスポ根エロティックムービー 禁断の百合系4コマ漫画を映画化。永遠のロリグラドル・木嶋のりこをはじめ、吉住はるな、間宮夕貴、矢野未夏など女優陣のセクシーでキュートな熱演にクギづけ。 名門の私立聖アネスティ学園に合格した武藤結月は、入学式の日に拉致されて地下に連行される。そこは学園公認で拷問を行う「拷問部」で、手足を拘束された結月は入部を迫られる。そこへ、入試の時に出会って一目ぼれした容姿端麗な上級生・舟木碧生が現れ…。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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