まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
現在、まだ配信されているサービスはありません。
2003年4月12日に公開された日本映画。1999年に公開された香港映画『星願 あなたにもういちど』のリメイク作品である。
ロケ地となった函館の、情緒あふれる街並みが物語をより美しく演出しており、劇中に登場する風景はこの映画の見所のひとつだ。竹内結子や吉沢悠、國村隼、牧瀬里穂らが出演。監督は『非・バランス』などで知られる冨樫森。
交通事故で声と視力を失った笙吾(吉沢悠)は、看護師の奏(竹内結子)の献身的な看護によって、日常生活が送れるまで回復する。事故から3年経った今、ふたりは互いに好意を持ちつつも、友達以上恋人未満のままだった。
しかし笙吾は交通事故で、帰らぬ人となってしまう…。死んだはずの笙吾が目覚めたのは、あの世でなく、生きていたもとの世界だった。彼は流星の力で数日間だけ、生き返ることができたのだ。
視力が回復し、声も出せるようになったが、他人からは別人に見える肉体で復活したため、誰も笙吾とは気づかない。そんな状況のなか、笙吾は奏にあることを伝えるため、別人の体で奔走するのだった。
笙吾の担当の看護師。奏の懸命な看護により、笙吾は生きる気力を取り戻した。患者と看護師という関係ではあるものの、笙吾に惹かれている。明るく聡明な性格で、看護師長や医師からの評価も高く、患者からも慕われている。
交通事故で声と視力を失う。事故直後は「死んだほうがマシだった」と自暴自棄になるが、奏の献身的な看護と叱咤激励により、生きる気力を取り戻す。定期的に病院に通い、検査を受けている。奏とは相思相愛だが、今一歩踏み出せない関係。
笙吾の担当医師。最初の事故で、笙吾が病院に運ばれてきたときにオペを担当し、その後も笙吾の身体のことを気にかけている。奏に想いを寄せている。
奏の同僚の看護師。プライベートでも奏と仲が良く、笙吾を失った奏を支える。
奏の上司で看護師長。奏の看護師としての腕を買っている。生き返った笙吾に冷たい対応をする。
奏の同僚の看護師。奏や里美と同様、交通事故などにあった急患のオペを担当する。
笙吾や奏が聴いているラジオのDJ。生き返った笙吾を導く、謎に包まれた存在。
奏の姉。父親がわからない子どもを妊娠して親戚から縁を切られるが、本人は気にしていない。奏の良き理解者。
笙吾と奏がよく通っている喫茶店のマスター。ふたりのことを温かく見守っていた。
『星に願いを。』は、2003年に公開された日本映画です。舞台は函館であり、爽やかな純愛物語となっています。視力も声も失ってしまった青年・笙吾は、担当の看護師・奏と徐々に心を通わせていきます。
しかし笙吾は車にはねられてしまい、奏の前で息絶えてしまうのです。しかし事故で亡くなったはずの笙吾は、流星の力によって数日間生き返ることができました。相思相愛だった笙吾と奏の心は、再び通じ合うことができるのでしょうか?
また主人公・笙吾が奏でるハーモニカの音色も必聴です。観終わったあとには、優しい気持ちになれること間違いなしの作品です。
映画『星に願いを。』の公開当時、ヒロインの奏を演じた竹内結子は23歳でした。『星に願いを。』は、そんな当時の彼女が持つピュアな美しさと爽やかさが、より引き立った作品です。
同年1月には、彼女の代表作のひとつでもある『黄泉がえり』も公開されています。
奇遇にも、どちらも「死者」が復活する作品です。ただテーマこそ似ていますが、彼女が演じた役柄の設定は異なるので、2作品を見比べてみるのもおすすめです。
『星に願いを。』は、主人公の笙吾の生き返りと奮闘、そして奏とのラブストーリーだけが見所ではありません。
劇中で多くは語られませんが、國村隼演じる喫茶店のマスターや牧瀬里穂演じる奏の姉など、実に魅力的な人物が心に響く言葉を残しています。
特に國村隼の熱演は、怒りや悲しみ、優しさが画面から伝わり、引き込まれます。作品をとおして人生の儚さや、美しさを感じることができます。それぞれの人間ドラマに注目です!
高島礼子の劇場映画デビュー作。逢坂剛原作によるエロティックミステリー! 映画初主演の高島礼子がヌードも辞さない大胆なベッドシーンを披露。スリリングな展開と先の読めないストーリーに引き込まれる。嶋田久作が不気味な脳外科医を怪演。 精神神経科の女医・藍子は、女友達に暴行を加えた患者・追分の精神鑑定を依頼される。そんななか、殺害した女性のまぶたを切り取るという猟奇殺人事件が起こる。時を同じくして、藍子のもとに異常とも思える脅迫めいた電話が頻繁に掛かるようになり…。
1982年に公開された『鬼龍院花子の生涯』は、鬼才・五社英雄が監督を務めた映画作品。原作は文藝春秋「別冊文藝春秋」に連載されていた直木賞受賞作家・宮尾登美子の同名小説であり、宮尾初の映像化作品である。脚本は高田宏治が務め、撮影は森田富士郎が担当している。また、主演には日本を代表する名俳優・仲代達矢を起用している。大正10年――。少年時代から数々の死闘をくぐりぬけてきた「鬼政」こと鬼龍院政五郎(仲代達矢)は、高知の紳商財閥にまで成長し華やかな生活を送っていた。しかし、妻・鬼龍院歌(岩下志麻)との間に子どもはできず、そのこともあり政五郎は何人もの妾を家に住まわせている。そんなある日、土佐の親分を務める政五郎は、12歳になる聡明そうな顔立ちの少女・松恵(仙道敦子)を養女として迎える。松恵の役目は政五郎に身の回りの世話のほか、政五郎の妾に対して「政五郎が妾の住む向い家に行く」と伝えることも役割となっていた。松恵を養女として引き取ってから1年後――。政五郎は妾のつる(佳那晃子)との間に娘をもうけ、花子(高杉かほり)と名付ける。しかし、この花子を授かったあたりから、政五郎の人生は大きく傾いていくこことなる…。
ベストセラー小説『果てしなき渇き』を、実写化した作品。メインキャラクターを演じた小松菜奈は、今作への出演をきっかけにブレイクし、現在の人気につながった。新人とは思えないほど、堂々とした演技に注目だ。そのほかには、役所広司、妻夫木聡、オダギリジョーなどが出演している。あることがきっかけで職と家族を失った元刑事の藤島(役所広司)は、娘の加奈子(小松菜奈)を探していた。藤島が思い描いていた加奈子は、学校の人気者で優等生であるはずだったが、聞き込みを続けるにつれ、不良グループとも面識があったことが判明する。ときはさかのぼり、3年前。ボク(清水尋也)は、学校でいじめを受けていた。しかし、彼氏を亡くしたばかりの加奈子に救われ、ボクに対するいじめはなくなっていく。ボクはそんな加奈子に惹かれていき、亡くなった彼氏の代わりになることを願う。そして現代。娘の行方を追う藤島のなかで、加奈子のイメージが変わりはじめる。さらには、加奈子を追うほかのグループからも、暴行を受けてしまうのだった。藤島は娘を探すことに没頭するあまり、次第に狂気に陥っていく。
渋谷円山町で起きた実際の殺人事件をモチーフにした、衝撃の官能サスペンス 過剰な表現で中毒性を生み出す園子温監督がほとばしるエロスを描き、本作でも園子温ワールドが全開。水野美紀のヘアヌードはじめ女優たちが大胆演技を見せつける。 どしゃぶりの雨の中、ラブホテル街で女性の死体が発見される。担当の女刑事・和子は、仕事にも家庭にも恵まれながら愛人との関係におぼれていた。彼女は事件を追ううちに、エリート大学助教授・美津子と、夫に尽くす清楚な主婦いずみの秘密に触れる。
吉田修一による青春小説『横道世之介』を実写映画化! ブルーリボン賞作品賞やTAMA映画賞最優秀作品賞を受賞するなど、高い評価を得た作品。空気の読めないお人好し・横道世之介の心温まる物語。主演は高良健吾。ほかにも吉高由里子、池松壮亮、綾野剛などが出演している。1987年。長崎の田舎から大学入学のために上京した横道世之介(高良健吾)は、少し抜けたところがあるお人好しな18歳。入学式の日、世之介は席が隣だったおしゃべりな男・倉持一平(池松壮亮)と友達になる。そして、ひょんなことから知り合った同じ学部の阿久津唯(朝倉あき)と倉持とともに、世之介はサンバサークルに加入することに。サンバサークルの合宿で、世之介は倉持と恋バナに花を咲かせるなどし、サークルにバイトと、大学生らしい生活を送るのであった。そんなある日、世之介は同郷の友人・小沢(柄本佑)と待ち合わせをしていたカフェで、ひとりでお茶をしていた綺麗な女性・片瀬千春(伊藤歩)に一目惚れをする。そして、自分に見惚れる世之介に気づいた千春は、世之介にある頼みごとをし…。
風俗の世界に身を置きながら、前向きにあっけらかんと生きる女たちを描いた青春ドラマ 女優を夢見る女と玉の輿を狙う現代娘の青春模様。風俗の世界が舞台ゆえに過激描写があるも、爽やかな青春物語として見応えあり。日本映画初のヘアヌードが話題になった。 小劇団の女優・レイは、昼は芝居の稽古に精を出し、夜はSMクラブの女王として働いていた。ある晩、彼女はホテトル嬢のアユミと親しくなり、すっかり意気投合する。その後、レイはいよいよ劇団の公開日を迎え、アユミたちの見守る中、舞台に立つ。
『劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」』は、2017年1月に公開された。枢やなによる原作漫画は、全世界累計発行部数3,000万部を突破している。主人公の悪魔執事・セバスチャン・ミカエリス役を務めるのは、多数の受賞歴がある小野大輔。また復讐者として悪魔と契約した少年・シエル・ファントムハイヴ役を、女優や日本語吹き替えなどさまざまな活躍をする坂本真綾が演じた。ファントムハイヴ家当主のシエル・ファントムハイヴ(坂本真綾)は13歳の少年ながら、英国一の玩具・菓子メーカー「ファントム社」を経営しており、裏の顔として社会の悪を制裁する「女王の番犬」であった。ある日シエルに、アウローラ学会が「死者蘇生」をおこなっているという驚くべき情報が入ってくる。執事のセバスチャン(小野大輔)に調べてもらったところ、アウローラ学会の次の集会場所が豪華客船カンパニア号であることが判明する。シエルは許嫁であるエリザベス(田村ゆかり)ことリジーに、豪華客船カンパニア号に乗る家族旅行に誘われていたことを思い出し、その誘いに乗ることにした。シエルとセバスチャンはミッドフォード家の人間に振り回されながらも、ついに集会への潜入作戦の日を迎えるのだが…?
徳川時代の過激な刑罰の数々をドキュメンタリータッチで描いたエログロ時代劇 股裂き、釜ゆで、火あぶり、蛇責めなど、思わず目を覆いたくなるような拷問の数々を、オブラートに包み隠すことなく赤裸々に描写。ストーリーも重厚で見応え抜群。 狩りの最中にマムシに噛まれた長崎奉行所与力・佐々木伊織は、通りすがりの娘・登世に命を救われる。後日伊織は登世の家を訪ねるが、彼女は邪宗徒として連行された後だった。その頃、長崎奉行所では残忍な奉行・高坂の指示のもと、壮絶な拷問が行われていた。
常軌を逸した強欲ぶりに戦慄!昭和をエゴイスティックに生きた男とその家族の物語 在日朝鮮人の作家・梁石日が、実父をモデルに書いた小説を、同じく在日朝鮮人の崔洋一監督が映画化。主人公に扮したビートたけしをはじめ、役者陣が力演を披露している。 済州島から大阪に渡った俊平は、英姫という子持ち女性と結婚。彼女との間にふたりの子供をもうけるが、酒を飲んでは荒れ狂う毎日を送っていた。戦後、俊平は蒲鉾工場を成功させるが、高利貸しを始めたり、新しい妾を作ったりと、相変わらず傍若無人で…。