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提供元:FOD
ばるぼら

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music.jp
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5
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ばるぼらの作品紹介

ばるぼらのあらすじ

『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』など、多くの作品を世に送り出してきた手塚治虫。「マンガの神様」と呼ばれ、少年漫画の印象が強い漫画家だが、実は大人向け作品も多数発表している。そのなかのひとつが、今回映画化された『ばるぼら』である。

映画化にあたっては、手塚治虫の実の息子である手塚眞が監督を担当。原作の世界観を忠実に再現したうえで、時代背景を現代へと置き換えた。主演は稲垣吾郎、二階堂ふみのふたりが務めている。

小説家の美倉洋介(稲垣吾郎)は、路上で泥酔していた女性を家に連れ帰る。彼女はばるぼら(二階堂ふみ)と名乗り、ときどき美倉の前に姿をあらわすようになる。一方の美倉は異常性癖を抱えており、マネキンや人外の生物に欲情してしまう男だった。

ある日、美倉はこれまで冷たい視線を向けていたばるぼらに対して、魅力を感じるようになっていく。ばるぼらに溺れていくあまり、私生活にも影響が出てしまう。ついにはばるぼらとの結婚を考えるようになるのだが、彼女との結婚にはある儀式が必要だった。

ばるぼらのクレジット(監督・キャスト)

ばるぼらの登場人物・キャスト

  • 美倉洋介(稲垣吾郎)

    異常性癖に悩む小説家。ばるぼらを拾って家に連れて帰るが、自身の小説を小ばかにされ家から追い出してしまう。婚約者がいるが、結婚に乗り気ではなく、ばるぼらの魅力に惹かれていく。ばるぼらとの結婚を考えるが、彼女の正体は想像を超えるものだった。

  • ばるぼら(二階堂ふみ)

    路上で生活をしている女性。美倉からも「排泄物のよう」と評されるほど、正常とはいえない生活をしていた。常に酒を飲んでおり、言動にも影響が出ている。マネキンと行為に及んでいた美倉を救い出し、彼の家に居つくようになっていく。

  • ムネーモシュネー(渡辺えり)

    ばるぼらの母を自称する女。路地裏にある怪しい骨董品屋で、生活をしている。螺髪のような髪形をしており、威圧感のある風貌で美倉を出迎えた。タロットで美倉を占っており、結婚に反対する立場を示した。ばるぼらとの結婚におけるルールや、儀式についてを解説する。

  • 甲斐加奈子(石橋静河)

    美倉の担当編集者。部屋を訪れては、美倉の執筆作業のサポートをおこなっている。

  • 四谷弘行(渋川清彦)

    美倉と同期の小説家。バーでミューズ(女神)についての話をする。

  • 里見志賀子(美波)

    美倉の婚約者。ばるぼらに入れ込んでいく美倉に、復讐しようとする。

  • 里見権八郎(大谷亮介)

    志賀子の父。政治家であり、美倉に応援演説を頼む。その願いはかなわず、病に倒れて死亡してしまう。

  • 紫藤一成(ISSAY)

    ばるぼらに惚れているバンドマン。バーで偶然出会い、美倉に殴られる。

ばるぼらの見所ポイント

  • 1 『ばるぼら』は、狂気が落とし込まれた大人向けの映画!

    『ばるぼら』は、恐ろしいほどの狂気が描かれた作品です。序盤から不気味な雰囲気で物語が始まり、現実世界が舞台なのに、ファンタジーを観ているような印象を受けてしまいます。

    そんな「現実」と「空想」が入り混じった世界観こそが、『ばるぼら』が持つ魅力でもあります。

    また、今作はR指定がされているように、完全に大人向けとして作られました。ヌードシーンも盛り込まれ、ストーリーも人間の醜い部分を描くなど、「大人向け」にふさわしい作品です。

  • 2 『ばるぼら』の主演キャストの、体を張った演技がすごい! 絡みシーンもポイント!

    主演の稲垣吾郎は、異常性欲に悩まされる小説家を演じました。元SMAPということを忘れてしまうくらい、ベッドシーンが多い役柄でもあります。

    ヒロインを演じた二階堂ふみも、朝ドラ女優のイメージを払拭するような、攻めた役柄です。今作では稲垣吾郎演じる美倉の相手役として、何度も「絡み」のシーンを演じました。

    艶やかさを持ちながらも、迫力のある演技を披露しています。また、渡辺えりや渋川清彦といった名脇役が出演しているのも、見所のひとつです。

  • 3 『ばるぼら』は、手塚治虫作品とは思えない尖ったキャラクターが登場!

    手塚治虫はアトムやレオ、ブラック・ジャックなど、幅広い年齢層に親しまれるキャラクターを生み出してきました。しかし、今作に登場する美倉やばるぼらは、子どもには見せられないキャラクターだといえます。

    美倉は異常性欲を持っており、犬やマネキン相手にも欲情してしまう男です。ばるぼらも恥ずかし気もなく裸になったり、美倉を誘惑したりと、大人を意識した設定がなされています。

    とても手塚作品とは思えない作風ですが、エロスやオカルトといった、手塚が書きたかった要素を詰め込んだキャラクターたちです。

ばるぼらの予告・動画

ばるぼらの評価・感想・レビュー

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この記事の執筆者
aukana編集部
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