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都内にある古いビルの中に、「稲生心療内科」という古びた看板が掲げられた診療所がある。診療所の主の名は稲生知性(いなお・ちせい)。医師免許を持った立派な心療内科医だが、稲生の元には、原因不明な身体の不調に悩む患者が訪れる。患者を連れてくるのは、稲生の医学部時代の同期で精神科医の中岡俊子。中岡は、自らが経営する心療内科クリニックに訪れる患者の中で、自分の手には負えない患者を稲生の元へ案内するのだ。
稲生は人とは違う能力を持っている。それは「患者に取り憑(つ)いた怨霊が見え、会話ができる」というもの。稲生が患者を診察するとすぐそこに怨霊の姿が現れる。身体の不調は怨霊がその患者に取り憑き、霊障を起こしていたことが原因だった。“心霊内科医”である稲生知性の診察方法は、人間と怨霊、両方に対する、徹底的な問診である。なぜ取り憑いたのか?または、なぜ取り憑かれたのか?原因は人間、または怨霊どちらかにある。怨霊が取り憑くには、必ず理由がある。しかし問題なのは、人間も怨霊も、本当のことを言っているとは限らないことだ。怨霊はこの患者に殺されたと訴える。しかし患者に聞くと殺してなどいないと無実を訴える。嘘(うそ)を吐(つ)いているのは人間か?それとも怨霊か?まるで刑事か探偵か弁護士のように患者と怨霊、双方の言い分を聞いて、どちらが嘘を吐いているのか暴き、真相を突き止めていく!
■脚本:池田テツヒロ■音楽:戸田有里子■プロデューサー:齋藤理恵子(共同テレビ)■プロデュース:安永英樹(フジテレビ)■企画・演出:松木創(共同テレビ)
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『MIU404(ミュウ ヨンマルヨン)』は、2020年4月からTBSテレビ系「金曜ドラマ枠」で放送開始の刑事ドラマ。本作は『逃げるは恥だが役に立つ』や『アンナチュラル』などを手掛けた脚本家・野木亜紀子のオリジナル作品だ。主演は綾野剛と星野源のふたり。2017年10月期に放送された人気ドラマ『コウノドリ』以来の共演で、本作では刑事部の機動捜査隊(通称:機捜)でバディを組む。また、共演者には岡田健史、麻生久美子、橋本じゅんらがキャスティングされている。昨今騒がれる働き方改革により、3部制だった警視庁刑事部の機動捜査隊は4部制へ変更されることになった。しかし、刑事・志摩一未(星野源)は新設された第4機捜に招集されたが、とあるトラブルでバディがいない状態になってしまっていた…。上層部は奥多摩の交番に勤務している伊吹藍(綾野剛)を招集し、志摩に彼とバディを組むよう命じる。不安に思った志摩は伊吹に関する情報を集めるが、わかったのは「足が速い」ということだけで、あとは「話したくない」、「見たくもない」など不安なことばかりだった。そんな不安要素の多い伊吹だったが、任務初日に現れた彼は意外にも礼儀正しい好青年だった。伊吹に好印象を持った志摩は、今まで感じていた不安は杞憂で終わったと安心するが…。行動派の伊吹と理性派の志摩…真逆のふたりがバディを組み、さまざまな事件を解決する――!
向井理、綾野剛共演で同名人気マンガを実写ドラマ化。2014年放送。犯罪者を殺さず確保することを目的とする、架空の特殊部隊の活躍を熱く描く。元ボクサーの熱血漢とクールな天才スナイパーが激しく対立する人間ドラマに、ミステリー要素を絡めたエンターテインメント作品となっている。新垣結衣、オダギリジョー、大森南朋ら豪華キャストが共演。立てこもり事件の現場マンションの窓を、SATのスナイパー・蘇我伊織(綾野剛)がライフルで狙っていた。看護師の棟方ゆづる(吹石一恵)もテレビ中継を震えながらみつめていた。一方NPSの隊長・香椎秀樹(大森南朋)は神御蔵一號(向井理)ら隊員たちに、誰ひとり死なせるなといって突撃命令を下す。事件の半年前。交番勤務の一號は、母の花(朝加真由美)と幼なじみの棟方ゆづる、その祖父・耕三(本田博太郎)と食卓を囲み穏やかな毎日を送っていた。ある日、大量の銃器を手に入れた興津(渋谷謙人)ら半グレ集団が発砲事件を起こす。SATが投入されたものの、人質をとられたことから事態は一変。3億円と海外逃亡するための航空機を要求され、待機を余儀なくされてしまう。興津らは人質を窓から突き落とすが、それはマネキンのフェイクだった。人質を受け止めようと思わず飛び出した隊員の篠田(小澤亮太)が銃弾を浴びる姿を見た一號は、2枚重ねの盾を手にひとり助けに向かうが…。
今野敏原作の人気小説を連続ドラマ化。藤原竜也が天才だけど気難しい分析官に! 藤原竜也演じるコミュニケーションに問題を抱える「ST」のリーダー・赤城と、岡田将生演じるST統括役のキャリア組・百合根。正反対の2人の化学反応が事件の謎に迫る! 法医学のスペシャリスト・赤城左門を筆頭に有能な5名で結成された通称「ST(警視庁科学捜査班)」だが、百合根友久が管理を任されて1年、ろくな実績を上げられずにいた。そんな中、監査役にSTを敵視する松戸紫織理事官が着任し、組織存続の危機に陥る。
警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事 (渡哲也) を中心とした“大門軍団”の刑事たちと、それを見守る木暮課長 (石原裕次郎) が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描くポリスアクション作品。テレビドラマの枠を超えた派手なアクションシーンやカースタントなどは視聴者をクギ付けにした。
嵐の松本潤主演。風変わりな弁護士が、裁判有罪率99.9%といわれる刑事事件に挑むリーガルドラマ!2016年にシーズン1が放送されると人気を集め、2018年にシーズン2が放送。2021年には映画版が公開された。今作はその原点ともいえるシーズン1。共演は榮倉奈々や香川照之、片桐仁などの個性派俳優が名を連ね、ドラマをいっそう面白いものにしている。深山大翔(松本潤)は、刑事事件ばかりを引き受けるかなり個性的な弁護士。彼と働くパラリーガルの明石達也(片桐仁)は、深山があまりにも金にならない依頼ばかりを引き受けるため、自身も金欠となり困っていた。そんなある日、深山は斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)から、事務所に新設される刑事事件専門ルームで働かないかとスカウトされる。深山ははじめ、斑目が提示した高額報酬に目もくれずスカウトを断ったものの、明石の説得もありスカウトを受けることに。そうして斑目法律事務所で働くことになった深山を待っていたのは、同じく弁護士の立花彩乃(榮倉奈々)や、深山の上司で、利益優先の弁護士・佐田篤弘(香川照之)らだった。最初は深山の独特なやり方を疑問視する事務所の人たちだったが、次第に深山に興味を持ちはじめ…。
反目し合う親子がバディの関係に!? ニューヒーローは危ない親子刑事!『ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜』は、2014年4月から6月にかけて放送されたテレビドラマ。原作は雫井脩介の小説であり、文芸誌「papyrus」に掲載後、単行本が発刊されている。諸事情により別れ別れとなっていた父と息子が、相棒となって刑事活動をしていく物語。ドラマ版は佐藤健と渡部篤郎のダブル主演となっており、主題歌は台湾の人気ロックバンド・Maydayが担当している。警視庁銀座署の刑事課に配属された新米刑事・佐原夏輝(佐藤健)は、初出勤の朝からさまざまな騒動に巻き込まれる。そして、配属された部署は、同期の前田瞳(忽那汐里)をはじめバラエティに富んだメンバー。そこで夏輝は島尾明村(渡部篤郎)というベテラン刑事とコンビを組むよういわれるが、なんとその明村は離婚後長年会っていなかった夏輝の父親だった。父・明村にいい感情を持っていない夏輝にとっては酷な措置だったが、この凸凹コンビが思いもよらぬ化学反応を起こしていく…!
これが、刑事ドラマと呼べるのか―大ヒットした『あなたの番です』(2019年4~9月)の後枠番組で、2019年10月期に日本テレビ系で放送のテレビドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』。今作は同枠で2019年1月に放送の『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』で起こった魁皇高校立てこもり事件の半年後が舞台となっており、物語が進むにつれ未解決事件「10億円強奪事件」の真相に繋がっていく。主演を務めるのは賀来賢人。広末涼子、井浦新、夏帆、工藤阿須加、北村一輝といった話題の女優・俳優が脇を固める。『3年A組―』の武藤将吾がオリジナル脚本を手掛けた新感覚の刑事ドラマ。ひとりの刑事が巨悪に反乱を起こし、予想を覆し続ける規格外のアンストッパブル・ミステリー。一度見たら結末を見届けるまで、「とんでもないこと」が止まらない…。ある日、警視庁刑事の遊佐清春(賀来賢人)が目覚めると、横には女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の遺体があった。遊佐は手に拳銃を持っており、何故か数か月間の記憶が失われていた。遊佐は一夜にして殺人事件の容疑者となり、かつての同僚刑事から追われる身となる。警察から逃げながらも、真犯人を探していくと…未解決事件となっている「10億円強奪事件」にたどり着く遊佐であった…。遊佐は本当に碓氷刑事を殺してしまったのか? それとも、誰かにハメられたのか…!?
あの“変人ガリレオ”が帰ってきた! 天才物理学者が新人女性刑事とともに、超常現象に近い不思議な事件を解明していく理系ミステリードラマの第2弾。 原作は東野圭吾の人気小説「ガリレオ」シリーズ。 超論理的な物理学者の湯川学を演じるのは前回に引き続き、福山雅治。今作で湯川とタッグを組むドSな女性刑事・岸谷美沙には吉高由里子。 新コンビが複雑で巧妙に仕組まれたトリックを次々に暴いてゆく! 帝都大学理工学部物理学科の准教授、湯川学の元に貝塚北署の刑事である内海薫がやってきた。新人刑事の岸谷美沙の紹介と捜査協力の依頼に来たのだ。 内海は新興宗教団体『クアイの会』の信者が雑居ビルの5階から転落死した事件について話し出す。死因は教祖が信者に念を送る行為「送念」によるものだという。 湯川はまったく興味を示さない。事件の犯人や動機にはまったく関心がないのだ。 内海は加えて、亡くなった信者の眼球が白濁していたこと、その送念を何度も教祖が繰り返し行っていたことを告げた。 「実に面白い」 湯川はニヤリと笑った。
「実に面白い」が口癖の超論理的な天才物理学者・湯川学と熱血的な新米女性刑事の内海薫の二人が摩訶不思議な怪事件に挑む理系ミステリードラマ。 主人公の“ガリレオ”こと湯川は福山雅治、ヒロイン内海役は柴咲コウが演じる。 ヒットメーカー東野圭吾の人気小説が原作。映画化された直木賞受賞作『容疑者Xの献身』にも登場するコンビが事件の謎を解き明かす! 帝都大学理工学部物理学科の准教授・湯川学の元に、貝塚北署の新人刑事・内海薫がやってきた。 とある不思議な事件について捜査協力を求めるためである。 乗り気にならない湯川を刺激したのは「人が燃えたんです!こんなことありえません!」という内海の言葉。 さらに「ねずみ花火が原因で頭蓋骨が炭になりますか!」とたたみかけると、湯川は不敵な笑みを浮かべ「面白い」とつぶやいた…。 「人体発火」「幽体離脱」「予知夢」…次々と発生するオカルト事件に挑む湯川と内海。 次第に、内海の中に湯川に対する特別な感情が芽生えて…。
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