世界中で大ヒットした「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役で人気を集めて、現在公開中の「美女と野獣」ではヒロインのベル役をつとめるのがエマ・ワトソンです。そんな子役時代からスター街道を歩む彼女の魅力が楽しめる映画を5作品選んで紹介します。
エマ・ワトソンのキャリアの出発点となった「ハリー・ポッターと賢者の石」①!
エマ・ワトソンは1999年にJ・K・ローリングのベストセラー小説の映画化する「ハリー・ポッターと賢者の石(2001)」のオーディションに参加します。
厳しいオーディションの末にエマ・ワトソンはハーマイオニー役を勝ち取って、「ハリー・ポッターと賢者の石」で彼女はスクリーンデビューを果たします。
マグル(非魔法族のこと)として育ったハーマイオニーですが、魔法使いとしての才能があることがわかり、魔法学校のホグワーツへとやってきます。
そして、そこでハリーとロンに出会い、仲間としていつも一緒に活動するようになります。
ハーマイオニーはマグル生まれということもあって、いつも本を持ち歩いて勉強に励むなど人一倍努力家です。
ハリー、ロンを含めた3人の中で一番頭を使うことが得意です。
彼女のそうした知的でよく考えて行動するところが、時に本能に任せて行動することも多いハリーと比較されることがよくあります。
エマ・ワトソンのキャリアの出発点ともなった「ハリー・ポッターと賢者の石」②!
作品の中のエマ・ワトソンは、子供とは思えないくらい整った顔立ちで美少女っぷりを発揮しています。
ボサボサの髪の毛やそばかすなど初々しい表情を見せてもくれます。
また、エマ・ワトソンは初めての映画とは思えないくらい堂々と演じて、しっかりとしたハーマイオニーのキャラクターを完璧に演じ切ってもいます。
この映画では子供らしさともうすでに大人の女性的な雰囲気も感じさせる両方のエマ・ワトソンの魅力が光ります。
ロンとハーマイオニーの恋の行方も描かれる「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1/PART2」①
ハリーポッターと宿敵・ヴォルデモートとの最終決戦を描いたシリーズ最終作が「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1/PART2(2010/2011)」です。
この映画でエマ・ワトソンも引き続きハーマイオニー演じています。
一作目の公開から約10年経ったこともあり、ハーマイオニーのボサボサだった髪の毛のも綺麗になり、手足も長く伸びてキリッとした顔立ちの大人の女性へと成長しています。
一作目から見るとそうした外見的なエマ・ワトソンの変化に目を奪われます。
そして、映画の中で赤いドレスを華麗に着こなすハーマイオニーの洗練された美しさは抜群で、多くの視聴者が彼女に魅了されました。
また、映画では敵の攻撃によって魔法世界と人間の世界の両方が危機に立たされるというハードな展開になっていきます。
そして、仲の良かったハリーとロン、そしてハーマイオニーの関係もギクシャクしていくのでした。
ロンとハーマイオニーの恋の行方も描かれる「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1/PART2」②
そうした全体的に暗いトーンのこの映画ですが、その中で描かれるロンとハーマイオニーの恋の行方は甘酸っぱくもありロマンチックでもあり、作品のアクセントになっています。
とりわけ二人のキスシーンは映画の公開時から話題になりました。
また、魔法の腕を磨いたハーマイオニーが敵に立ち向かう場面もあり、アクションでも活躍を見せるシーンが映像的にも見どころとなっています。
最初は垢抜けないところもあったハーマイオニーから、エレガントな女性としての魅力を発揮するところまで、エマ・ワトソンはシリーズを通してこの役を印象的に演じました。
「ハリポタ」シリーズのハーマイオニーは現在でも多くの人に愛されているように、エマ・ワトソンのキャリア語る上でも重要な役柄だと言えます。
青春映画の奔放なヒロインを演じた「ウォールフラワー」!
エマ・ワトソンはベストセラーとなった青春小説を映画化した「ウォールフラワー(2012)」の主人公の少年チャーリーが憧れるサム役で出演しています。
作家志望の孤独な16歳の少年でチャーリーはパトリックと、その妹であるサムに出会ってから、人生が変わります。
映画の見所はチャーリー、パトリック、サムの3人の人生模様ですが、特にチャーリーとサムの思春期特有の心の揺れ動きが丁寧に描かれているところです。
作品の中では数多くの名作映画・文学が登場するのですが、とりわけ「ロッキー・ホラー・ショー」への愛のあるオマージュは印象的です。
この映画でエマ・ワトソンは凛とした生き方をするサムを好演しています。
そして、映画の中でエマ・ワトソンが躍動感のあるダンスを披露するシーンがあり、彼女のファン必見の場面になっています。
この作品でみずみずしく青春映画のヒロインを演じたエマ・ワトソンは「ハリポタ」のハーマイオニーだけではないことを証明しました。
「ウォールフラワー」のサム役は大人の女優へとステップアップする上でエマ・ワトソンにとって大きな作品となりました。
参考元
- ・参照リンク:エマ・ワトソン - Wikipedia
- ・参照リンク:エマ・ワトソン - 映画.com
- ・参照リンク:Emma Watson - IMDb
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