『二月の勝者-絶対合格の教室-』は2021年10月にスタートした日本テレビの土曜ドラマです。『二月の勝者-絶対合格の教室-』の見逃し配信情報、無料視聴できる動画サービス、あらすじなどをご紹介します。放送延期を経て、ついに放送された『二月の勝者-絶対合格の教室-』。柳楽優弥が最強・最悪のスーパー塾講師を演じ、中学受験にチャレンジする小学生たちを合格へと導いていく姿に注目です!!
『二月の勝者 絶対合格の教室』見逃し動画配信情報!! 今すぐ見たい方はココ!!
こちらでは、土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』の見逃し動画配信情報をご紹介していきます。
日テレで前クールに放送していた土曜ドラマ『ボイスⅡ 110緊急指令室』と同じく、Hulu、TVerで見逃し動画が配信されています。
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『二月の勝者-絶対合格の教室-』基本情報
【TBS】
初回放送日:2021年10月16日 土曜よる10時~
土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』では、中学受験に挑む小学生たちを「絶対合格」へと導いていく、スーパー塾講師の姿が描かれます。
原作は、週刊ビッグコミックスピリッツに連載されている、高瀬志帆の大人気マンガ「二月の勝者-絶対合格の教室-」です。
主人公の塾講師・黒木が言い放つ、過激で辛辣な発言の数々にぐいぐい惹き込まれていくのです。
そんな黒木を演じるのは、柳楽優弥。ドラマだけでなく映画や舞台などでも、クセのある個性的な役柄を演じてきた柳楽優弥が、最悪で最強の塾講師をどう演じるのか…? 期待が高まります!
さらに、同じ塾の新米講師役に井上真央、名門受験塾のトップ講師役に加藤シゲアキがそれぞれ抜擢されており、講師どうしの関係からも目が離せません!
『二月の勝者-絶対合格の教室-』の公式サイト
『二月の勝者-絶対合格の教室-』の公式Twitter
『二月の勝者-絶対合格の教室-』の公式Instagram
『二月の勝者-絶対合格の教室-』スタッフ
【脚本】
成瀬活雄
『小さな巨人』
『パラレル東京』
【プロデューサー】
次屋尚
『Mother』
『Woman』
大塚英治
【企画プロデューサー】
高明希
【チーフプロデューサー】
三上絵里子
【演出】
鈴木勇馬
『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』
『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』
【製作著作】
日本テレビ放送網
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『二月の勝者-絶対合格の教室-』キャスト
こちらでは『二月の勝者-絶対合格の教室-』を盛り上げていく、個性あふれるキャストたちを紹介させていただきます!
黒木蔵人(柳楽優弥)
業界トップクラスの実績を誇る名門塾「ルトワック」のカリスマ講師だったが、突如辞め、中堅クラスの桜花ゼミナールに校長として迎え入れられた。「全員第一志望に合格させる」といってのけ、周りを驚かす。
佐倉麻衣(井上真央)
桜花ゼミナール・吉祥寺校に採用された新任の塾講師。中学校で教員をしていた経験があり、黒木の過激な言動を受け入れられず、反発してしまうこともある。
灰谷純(加藤シゲアキ)
かつて黒木が働いていた名門塾、ルトワックでトップ講師を務めている。職場の先輩であった黒木に憧れていたが、黒木が突然塾を退職し、他校へ移ってしまったことを許せずにいる。
橘勇作(池田鉄洋)
桜花ゼミナール・吉祥寺校のΩクラスを担当する講師。算数と理科を教えている。
桂歌子(瀧内公美)
桜花ゼミナール・吉祥寺校のAクラスを担当する講師。国語と社会を教えている。
木村大志(今井隆文)
桜花ゼミナール・吉祥寺校で国語と社会を教えている講師。
大森新平(加治将樹)
桜花ゼミナールの塾講師たちが通い、憩いの場となっている「井の頭ボウル」を切り盛りするマスター。愛称はしんちゃん。
大森紗良(住田萌乃)
大森新平の娘であり、名門女子高校に通っている。
白柳徳道(岸部一徳)
桜花ゼミナールを経営する社長。難関校の合格者を増やすことができておらず、業績が振るわない桜花ゼミナールを立て直すため、黒木を迎え入れる。
『二月の勝者 絶対合格の教室』全話あらすじ【ネタバレあり】
最新話が放送されましたら、こちらにあらすじをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに! ネタバレ注意です!
『二月の勝者-絶対合格の教室-』1話あらすじ(10月16日放送)
寒さ厳しい2月、中学受験専門の学習塾「桜花ゼミナール・吉祥寺校」では新学期を控え、保護者向けの入塾説明会が開かれていました。集まった保護者たちの前に現れたのは、新たに校長として迎え入れられた、黒木蔵人です。
黒木は、過去に中学受験に失敗してしまった家族たちの悲惨な体験談をいくつも語りはじめます。「中学受験は甘くない!」バッサリといい放った黒木の言葉に、保護者たちはショックを受けます。
そこで登場したのは、桜花ゼミナールを経営する社長・白柳でした。白柳は、合格実績日本一を誇る名門塾「ルトワック」で10年連続No.1講師に選ばれてきたという黒木の輝かしい経歴を紹介します。
その黒木が「わたしが皆さんのお子さまたちを、第一志望校に全員合格させます!」と断言したとき、保護者たちの間にどよめきが起こります。
黒木はあっという間に皆の心をつかみ、集まった保護者全員を入塾希望者にしてしまったのです。
説明会のあと、職員室では新校長・黒木の爆弾宣言に講師たちが不満をこぼしています。吉祥寺校では昨年度、“御三家”と呼ばれる名門中学への合格者はゼロに終わり、校長も解任となり、業績は悪化していました。
改めて白柳社長は講師たちに、黒木校長と、研修を終えて新任採用となった佐倉麻衣を紹介します。元中学教師だった佐倉が挨拶をはじめると、黒木はそれを遮りました。
講師全員のデータはすべて頭に入っている、と黒木は続けます。そして昨年度、御三家にひとりも合格者を出せなかった理由は、講師全員のスペックの低さだ、と厳しい一言を放ったのです。
佐倉をはじめ、職員室にいた講師全員の表情がひきつります。さらに黒木は、今からはじまるオープンテストが、塾への新規顧客、つまり金脈をゲットする最大のチャンスだと宣言します。
黒木の口から次々に出る、過激な言葉に講師たちはただあ然とするばかりでした…。
『二月の勝者-絶対合格の教室-』2話あらすじ(10月23日放送)
新学期となり、桜花ゼミナールでも新たなクラスでの授業が始まりました。新任講師の佐倉麻衣が担任を任されたのは、塾内新学期テストの結果が一番よくなかったRクラスです。
Rクラスの生徒たちは、佐倉が授業をしていても、やる気が感じられない生徒が目につきます。特に、窓際の一番後ろに座っている生徒、加藤匠の態度が気になりました。
匠は授業中、心ここにあらず、といった様子で窓の外ばかりを眺めています。テストをおこなっても、答案は白紙のままで0点だったのです。
AクラスやΩクラスの生徒たちは、休み時間にも職員室に来て、わからない部分を担任に積極的に質問しています。Rクラスの生徒たちにも何とかやる気を起こしてもらいたい、と感じた佐倉は対策を考えます。
その様子を見ていた校長・黒木は、佐倉に「Rクラスの生徒はお客さんだ」といい放ちました。お客さんには気持ちよく勉強してもらうのが一番であり、一生懸命になることではないと黒木は続けます。
あ然とする佐倉ですが、何としてでも生徒たちに積極的に学習させたい、という気持ちは変わりません。佐倉は匠に声をかけ、わからないところがあれば、授業後にマンツーマンで指導する、ということまで提案します。
そんな2人のやりとりを、Ωクラスの中でも上位の成績を誇る前田花恋がじっと見つめていました。
花恋は、わからないところを講師に質問したくても、ほかの生徒のせいで長い時間待たされてしまう、という悔しさを常に感じていたのです。
匠だけマンツーマンの指導を受けられるなんて…。激しく怒りがこみ上げた花恋は翌日、塾に向かう途中の匠を呼び止め、ひどい暴言を浴びせてしまうのでした…。
『二月の勝者-絶対合格の教室-』3話あらすじ(10月30日放送)
桜花ゼミナールの成績上位者クラス・Ωクラスの中で、トップを争っている生徒・前田花恋が、桜花ゼミナールを辞めるかも…という話が流れてきました。高い合格実績を誇っている、あのルトワックへ転塾するというのです。
桜花ゼミナールの合格実績を上げるためには、絶対逃してはいけない存在の花恋が…!? 来年度の実績を心配し、Ωクラス担任の橘をはじめ、講師たちは慌てています。
そんな中、黒木校長だけはただ「放っておきましょう。」と余裕を持った発言をします。黒木がいったい何を考えているのか、講師たちにはさっぱりわかりません。
一方、母・麗子とルトワックの見学に訪れた花恋は、桜花ゼミナールとはまったく異なるルトワックの授業風景を見て、目を輝かせます。案内していた講師・灰谷はすかさず、花恋にトップクラスへの編入を約束するのでした。
花恋はその後、桜花ゼミナールの授業を休むようになってしまいます。転塾するかどうかの結論は、あくまでも花恋の判断に委ねたい、と母・麗子は桜花ゼミナールの講師たちに伝えました。
いよいよ花恋は、ルトワックのトップクラスの体験授業に参加します。そして周りの生徒たちのレベルの高さや、授業スピードの速さに改めて驚かされたのです。
桜花ゼミナールではテストで満点を取れていたはずなのに、ルトワックでは60点台しか取れません。屈辱を味わった花恋は悔しさのあまり、目を血走らせながら、深夜を過ぎても机にかじりつくようになってしまったのです…。
『二月の勝者-絶対合格の教室-』4話あらすじ(11月6日放送)
中学入試まであと300日を切った4月、5月におこなわれる統一合格判定テスト(統合判テスト)に向け、桜花ゼミナールではゴールデンウィーク特別講習が計画されていました。
Ωクラス担任・橘は、受験生たちに自分の実力を知らしめ、勉強への意欲を上げさせるためにも、統合判テストを受験することがとても重要であると講師たちに説明します。
すると、それを聞いていた校長・黒木が突然、特別講習を全員に申し込ませることこそが講師たちの“ノルマ”だと、声高にいったのです。
佐倉が担任をしているRクラスでは、申し込みをしていない生徒がまだ3人残っていました。Rクラス全員に必ず申し込みをさせるよう、黒木に強く念押しされた佐倉は、思わずため息をついてしまいます…。
Rクラスには、授業でおこなっている算数のテストで100点満点中10点しかとれない生徒が数人いました。その中には、特別講習の申し込みを渋っている生徒・武田勇人もいます。
勇人の家庭では毎年、ゴールデンウィークにはディズニーランドへ家族全員で遊びに行くことが恒例となっていました。しかし、今年は受験生の勇人には特別講習を受けさせるべきではないか、と母・香織は考えていたのです。
香織は仕事から帰った夫・正人に相談をしますが、スマホゲームに熱中している正人はうわの空です。さらに正人は、塾から帰った勇人にゴールデンウィークの旅行計画を楽しそうに話しているのでした。
黒木の指示により、Rクラスでは特に算数の力を伸ばすため、算数の宿題が大量に出ていました。父や弟のようにゲームで遊びたい勇人は、一刻も早く宿題を片付けるため、すべて答えを丸写しするようになってしまったのです…。
『二月の勝者-絶対合格の教室-』5話あらすじ(11月13日放送)
6月、桜花ゼミナールでは成績順によるクラス替えがおこなわれました。子どもたちが一喜一憂する中、塾内で成績トップを争う島津順は、自分の結果ではなく、なぜかAクラスの上杉海斗の名前に注目していました。
新クラスで子どもたちがざわつく中、校長・黒木は次の夏期講習で特別に「Ωクラス選抜テスト」をおこなうことを発表します。テスト受験者の中から、成績上位3名だけ無条件にΩクラスへの昇格を認めるという異例のテストです。
さらに黒木は、夏期講習では5年生で学習した基礎を徹底して復習するよう講師たちに伝えます。講師たちはこれまでの経験上、この時期に基礎の復習をさせることに反対する親もたくさんいるだろうと考えます。
反対派のひとりは島津順の母・優子でした。島津家では、父・弘による手作りの特別課題があり、順は毎日その課題と、塾で出される宿題に追われていました。
弘はあからさまに、5年生の基礎固めをするという塾の方針をバカにします。そして、塾にクレームするよう優子に命令し、順には塾の宿題をやる必要はない、といっていたのです。
いよいよ夏休みとなり、夏期講習が始まりました。ほぼ毎日7時間、子どもたちは塾にこもって勉強をし続けるため、体調を崩し精神的に追い込まれる子どもも出てきます。
あるとき、自習室で上杉と順が取っ組み合いのケンカを始めました。佐倉がふたりを別室に連れ出すと、順の耳の後ろには上杉が引っかいた傷ができており、順は上杉が先に手を出したと訴えます。
すると上杉は「偏差値60以下の学校なんて学校じゃない。そんなところを目指すなんて、ゴミだ。」と順から罵られたせいだと訴えました。しかし、同席した黒木は順を叱りませんでした。
そして、順とはもめごとを起こさないように、と上杉にだけ注意したのです。上杉の顔は悔しさでいっぱいになり、佐倉もその黒木の対応には納得がいきません。
佐倉は黒木に抗議しますが、黒木は道徳を教えるのは塾の仕事ではない、と突っぱねてしまうのでした。
『二月の勝者-絶対合格の教室-』6話あらすじ(11月20日放送)
8月、夏休みを楽しむ子どもたちで海がにぎわう中、桜花ゼミナールの自習室では、午前中から真剣な眼差しで勉強を続ける塾生たちの姿が見られます。そこに、黒木校長に呼ばれた紗羅がやって来ました。
難関私立中学のひとつである名門・二葉女子学院に通う紗羅の制服姿を、塾の女生徒たちがアイドルを見つめるかのように、憧れの眼差しで見ています。一方、講師の佐倉と桂は、黒木と親しそうに話す紗羅の姿を見て、とても驚いています。
いつも食事をしながら仕事の愚痴を聞いてもらっていた、「井の頭ボウル」のマスター大森の娘・紗羅が、黒木と知り合いだったなんて…。動揺する佐倉たちをよそに、紗羅はさっそく黒木に紹介された女生徒に話しかけます。
不意に紗羅に名前を呼ばれ、驚いたその女生徒はAクラスの柴田まるみでした。まるみは物静かな女の子で、学校は不登校を続けていますが、塾にだけは通い続けており、そこそこ勉強もできています。
紗羅はまるみに、自分が黒木と出会ったときの話や、中学受験の経験談などを優しく話し始めました。まるみは紗羅の話を静かに聞いていましたが、話題が二葉女子学院の話になったとき、その表情が少し明るくなったのです。
紗羅は、二葉女子学院では制服を着ても着なくても自由であることを例に挙げ、個性を尊重する学校であると、まるみに紹介しました。
人と同じようにしなくてもいい、人と違う方が面白い、という紗羅の言葉がまるみの心を大きく動かしたのです。
翌日、まるみはこれまで一度も参加していなかった自習室での勉強会に、初めて顔を出しました。そして、塾の廊下に貼られた中学校の合格偏差値一覧表で、二葉女子学院の偏差値を確認していたのです。
すかさず黒木は声をかけ、まるみでも二葉女子学院を目指せることを伝えます。しかしそのためには猛勉強することが必要であるため、Ωクラス選抜テストを受けることも勧めたのです。
黒木のアドバイスを聞いていたまるみの目は輝きを増し、ついに彼女はこれまで参加したことがない夏合宿にも、初めて参加することを決意するのでした。
『二月の勝者-絶対合格の教室-』7話あらすじ(11月27日放送)
9月に入り、夏休みの模試結果をもとに、志望校を決めるための保護者面談が始まりました。多くの受験生たちが本気で勉強を始める時期でもあり、塾生たちの偏差値は伸び悩んでいました。
子どもの偏差値が上がらず、不満に思う保護者たちをどのようにうまく説得していくか、講師たちは悩みます。黒木は、保護者が受験を諦め、子どもが塾をやめてしまうことだけは避けるよう、講師全員に忠告しました。
そんな中、Rクラスの石田王羅は相変わらず真面目に勉強に取り組もうとしません。自習室に来ても、ジュースやゲーム機などを持ち込んでひとりで騒ぎ、周囲の塾生たちに迷惑をかけてばかりです。
Rクラスの担任である佐倉は、王羅の母・三枝子と面談をしました。夫を亡くし、シングルマザーとして頑張っている三枝子は、昼間は仕事で忙しく、王羅の面倒をなかなか見てやれないという悩みを佐倉に打ち明けます。
そして、友人も少なく、ひとりで留守番をしていることが多かった王羅を、「長時間預けることができる」という理由だけで入塾させたと、正直に佐倉に話したのです。
予想もしなかった理由に思わず佐倉は驚いてしまいました。そんな矢先、王羅がまた自習室で騒ぎ、一生懸命勉強をしていたRクラスの大内礼央が、思わず大きな声を出して王羅を注意したのです。
すると、その声を聞いて駆けつけたΩクラスの担任・橘が、詳しい事情も確かめないまま、自習室で大声を上げていたという理由だけで礼央を叱ってしまったのです。
橘に退室を命じられた礼央は、とても悔しそうな表情を浮かべ、ほかの学年の子たちが使っている自習室へと移動させられていきました。
次の日、橘に対し、礼央の母親からの苦情電話がきました。迷惑をかけられたはずの礼央が一方的に叱られたことに腹を立てた母親は、塾を辞めさせたい、といい出してしまったのです…。
『二月の勝者-絶対合格の教室-』8話あらすじ(12月4日放送)
島津順の母・優子との通話中、電話越しに大きな物音と叫び声を聞いた佐倉と黒木は、ただちに島津家に向かいます。島津家の前には警察も来ており、騒然としていました。
黒木たちが家の中に入ると、問題集などが散乱し荒れ放題のリビングで、順の父・弘がひとりで座り込んでいました。弘の話によれば、優子に暴力をふるった弘のことを、順が激しく突き飛ばしたようです。
怒りのあまりテーブルまでなぎ倒す順に、弘は「謝らなければ警察を呼ぶ」と脅し、本当に通報してしまいました。その対応にがく然とした優子は、順を連れて島津家を出て行ってしまったのです。
優子と順は桜花ゼミナールに来ていました。優子は泣きながら黒木に、弘と離婚すること、そして順の中学受験をあきらめることを伝えます。
黒木はそんな状況の中でも、自習室で黙々と勉強し続ける順の姿が気になりました。順の保護者面談は、優子たちが落ち着いてから、後日改めて黒木がおこなうことにします。
その翌日も桜花ゼミナールでは保護者面談がおこなわれ、黒木はひとりひとりの子どもの希望や、家庭の事情を十分に把握した上で、丁寧に志望校を提案していきます。
黒木は毎晩寝る間も惜しみ、生徒たちのための面談の資料をつくり上げ、さらに無料塾「スターフィッシュ」の子どもたちへの教材づくりにも励んでいました。
そんな日々が続いたある夜、塾の戸締りを終えた佐倉は、突然校長室から聞こえてきた大きな物音に驚きます。佐倉が急いで校長室へ駆けつけると、床に黒木が倒れていたのです…!
『二月の勝者-絶対合格の教室-』9話あらすじ(12月11日放送)
桜花ゼミナールに突然、名門塾ルトワックの講師・灰谷が訪問します。灰谷はかつて、ルトワックで多くの優秀な生徒たちを名門中学校へと送り出すことに情熱を燃やしていた黒木に憧れていました。
しかし、さまざまな生徒たちのために身を削り、無料で勉強を教えるなど、すっかり変わった黒木の姿に灰谷は疑問を抱いていました。黒木は、自分の未熟さに気づいたからだといいますが、灰谷にはまだその真意が伝わりません。
受験本番まで残すところあと3ヶ月となり、桜花ゼミナールでの生徒たちの目つきも変わってきました。いよいよ正念場を迎え、生徒たちも休まず特訓授業を受け続けます。
毎年配布していた「必勝マニュアル」は黒木によって大幅に改訂され、とても分厚い冊子となりました。驚いた講師たちが内容を確認すると、生徒たちへのきめ細やかなアドバイスがふんだんに盛り込まれています。
黒木は、生徒たちに現実的な志望校を決定させ、「絶対合格カレンダー」を作って提出させること、そして志望校検討会に向けてひとりひとりの詳しい資料を用意するよう、講師たちに伝えました。
Ωクラスで頑張っている上杉海斗は、絶対合格カレンダーを書くため、母・麻沙子に志望校の相談をします。海斗は思い切って麻沙子に、トップ校である開成中学を受験したいと伝えました。
しかし麻沙子は、運動神経がよい海斗は勉強ではなくスポーツをした方がいいと開成中学の受験を反対します。すると海斗は、最初から決めつけられるのではなく、やりたいことは自分で決めたい、と強く訴えたのです。
海斗は双子の兄弟・陸斗とともに、これまで麻沙子が決めたとおりに、勉強とスポーツを選択させられてきました。初めて自分の意見を主張した海斗に、麻沙子はあ然とするのでした…。
『二月の勝者-絶対合格の教室-』最終話あらすじ(12月18日放送)
年が明けた1月2日、中学受験本番まであと30日となり、新年早々から桜花ゼミナールでは直前特訓授業が始まります。新年初出勤となる講師たちを前に、黒木は受験本番までの心得を力強く話し始めました。
2月1日の本番試験の前に、生徒たちは試験の予行演習を兼ねて、1月中におこなわれる私立中学の試験を受けることになっています。黒木は生徒たちが練習だからと気を抜くことがないよう、講師たちに強く念押ししました。
どんな舞台においても、全力を出し切ることができる者だけが“二月の勝者”になれる、という黒木の言葉に講師たちは身を引き締めます。生徒たちが正月ムードに流されてしまうことが決してないよう、徹底して注視しなければなりません。
1月に試験がおこなわれる小学大付属中学は、Rクラスの多くの生徒が受ける予定になっています。正月気分が抜けきらない生徒たちが多い中、担任の佐倉は試験で緊張してしまった場合に使える、とっておきの秘策を伝授しました。
佐倉はRクラスの生徒たちの顔つきが引き締まり、背筋がピンと伸びていくのを感じます。AクラスやΩクラスでも、試験直前まで講師たちの熱のこもった授業がおこなわれました。
そして迎えた小学大付属中学の試験日当日。佐倉と桂、そして立花は早朝から校門前に立ち、会場に到着した桜花ゼミナールの生徒たちに、ひとりひとり声をかけていきます。
緊張した面持ちで到着した生徒たちも、佐倉たちの姿を見つけると、思わず笑顔がこぼれます。生徒たちの緊張を少しでも和らげられるよう、佐倉はひとりひとりの生徒の手を包み込むように握りました。
一方、愛知県の難関校・海王中学校の東京受験会場には、島津順と母親の姿がありました。たくさんのトップクラス進学塾の講師たちが生徒を激励する声が聞こえる中、桜花ゼミナールでただひとりの受験者である順は、気にしないように黙々と歩きます。
心配する母親に、応援で合否が決まるわけじゃない…、と順は自分にもいい聞かせるようにつぶやきます。そのとき、ある人物の姿を見つけた順の顔にはみるみる笑顔があふれてきました。その人物とはいったい…!?
『二月の勝者 絶対合格の教室』の主題歌は、DISH//の「沈丁花」
『二月の勝者-絶対合格の教室-』の主題歌は、DISH//の「沈丁花」です。
ドラマや映画で、俳優としても大活躍している北村匠海がボーカルを務め、作曲にも携わっています。
ドラマのために書き下ろされたこの曲は、ドラマのテーマでもある“中学受験”に立ち向かう子どもたちを後押しするような楽曲です!
『二月の勝者-絶対合格の教室-』の原作は高瀬志帆の大人気マンガ!
今作の原作は、2018年に週刊ビッグコミックスピリッツで連載がはじまった大人気マンガ「二月の勝者-絶対合格の教室-」です。
原作マンガを描いたのは、実際に中学生と小学生の子どもを育てる母親、高瀬志帆です。
実際の受験事情を綿密に調べて描かれており、中学受験に役立つガイドブックとの呼び声も高い作品です。
ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』まとめ
『二月の勝者-絶対合格の教室-』は2021年10月16日、日テレ系土曜ドラマとして夜10時からスタートしました!
小学生の中学受験を題材にした作品であり、主演の柳楽優弥をはじめ、井上真央、加藤シゲアキらが扮する塾講師たちが、それぞれどんな方法で子どもたちを導いていくのか、注目です!
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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