2010年から放送されているアメリカのテレビドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン7。仲間が次々とニーガンに殺害され、平和な生活も崩壊状態になったアレキサンドリア。2016年2月にはいよいよ後半がスタート。ニックらに再び平和が訪れるのか!?
いよいよシーズン7後半!彼らに未来はあるのか!?
2010年から放送が始まった『ウォーキング・デッド』。謎のウイルス蔓延により、崩壊した世界を舞台に繰り広げる、究極のサバイバルドラマ。
全米ケーブルテレビ史上最高視聴率を誇り、2017年現在、日本でもシーズン7前半までの放送が終了しています。
自分たちはいままで、何のために生き抜いてきたのか、なぜ生きるのかをリックに思い出させたミショーン。
アレクサンドリアの住民たちを含め、多くの仲間を亡くしてきたリック達。ニーガン相手に、彼らは再び平和を手にすることができるのでしょうか。
ミッドシーズン7・フィナーレまでのあらすじ
マギーの具合が悪くなり、ヒルトップへ向かったニックたちは、行く先々で救世主たちに、道を塞がれてしまう。
仕方なく、暗闇のなかを歩いて移動することにしましたが、救世主たちの罠にはめられてしまいました。(シーズン6第16話までのあらすじ)
横一列に並ばされたニックと仲間たちは、すべての武器を没収され、跪いています。
ニーガンは、「どいつにしようかな~」と品定めするように、ニックたちにルシールを向けます。そして、選んだのはエイブラハム。
そして、次にニーガンが牙を向けたのは、グレンでした。残酷なニーガンによって、仲間の二人を失ってしまったニックたち。
ニーガンの残酷なやり口に前に、ニックは自分がニーガンのものであると、認めてしまったのです。
残酷なニーガンはなぜカリスマ性があるのか?
ニーガンは、残酷な殺人を繰り返し、多くのものを奪ってきました。ニーガンの配下になっている者たちも、同じような形で多くのものを失ってきたはずです。
少なからず、ニーガンを憎んでいる人物もいます。
しかしなぜ誰も、ニーガンに手を出さないのでしょうか。
ましてや、ドワイトはニーガンの右腕のように動いていますが、救世主になる前は、愛する妻をニーガンに奪われているので、恨みはあるはず。
ただ、救世主のなかでも食料回収や、残酷な行為をする人物は、限られているようで、なかにはニーガンの本性をしらない者もいるようです。
ニーガンの元に集まっている群集は、直接的になにかをされたわけではなく、何も知らずにいる人もおおいのかもしれません。
どれだけニーガンが恐ろしいのか知っているとか、いうことを聞いていれば、殺されずに済む、食いっぱぐれがない、という理由もあるかもしれません。
また、ニーガンは感情をあまり表に出すことはなく、何かを引いたり与えたりする、駆け引きも上手なので、大規模な集まりになったのかもしれません。
ただ、本当にニーガンを慕っている人物が、何人いるのかにもよりますよね。
ニックはなぜ戦闘意欲を失くしてしまったのだろう
ニックの行動はこれまでとは違い、仲間を失ってから、戦闘意欲が全くみられなくなってしまいました。
それどころか、ニーガンのために自分たちの食料を削ってでも、彼らに渡すための食料を調達をしてまわっています。
ミショーンやマギーの言葉にも耳を傾けず、いわば腑抜け状態になってしまいました。生きるために、すべきことをしてきたニックの姿は、そこにはありません。
見つからないように隠しておくことだってできるはずですが、もし見つかったら誰かが殺される。そんな恐怖に支配されています。
仲間を殺され、頼りにしていたダリルも連れ去られ、武器もすべて奪われてしまったことで、戦意喪失したのかもしれません。
しかし、リックを一番変えたのは、カールの腕を切り落とせと、ニーガンに命令されたときではないでしょうか。
それまで、少なからず反撃の意志はあったように見えますよね。カールの腕を巡る、ニーガンとの駆け引きで、洗脳されてしまったのかもしれません。
ロジータが悲劇を引き起こす!?
ロジータは、エイブラハムとグレンの一件と、その後のニーガンのやり口に対し、強い憎みを抱いています。
仲間のみんなが思っていることですが、もともと軍人だったロジータは、その思いはかなり強く感じています。
腑抜け状態になったリックに変わって、自分ひとりでもニーガンに立ち向かおうと、食料調達の裏で、武器を確保したり、ユージーンに弾を作らせたりしました。
しかし、ロジータがどんなに動いても、裏目にでてしまうことも。アレクサンドリアのなかには、食料を渡していれば安全ならそれでいいと思う者もいます。
必ずしも、戦うことを望むものばかりではないのです。そういった人物が、ロジータの行動をよく思っていないということもあります。
結果、ロジータの行動により、仲間が連れ去られたり、新たな犠牲者を出してしまうこともあるのです。
アレクサンドリアの住人とメインキャラが犠牲になる可能性が!?
『ウォーキング・デッド』では、これまでにも多くの人物が、犠牲になってきました。出会いと別れを繰り返すのは、この壊れた世界では仕方ありません。
アレクサンドリアに落ち着いてからも、それは無くなることはありません。一時は、平和な日々を過ごしていましたが、ニーガンによってそれも崩壊されています。
シーズン7では、ニックがニーガンのカモになったことで、落ち着きをみせたようですが、相手はニーガンなので、それだけではすみません。
さらなる追い討ちが待っているかもしれません。シーズンを追うごとに、メインキャラやアレクサンドリアの住人が犠牲になっています。
この先、まだメインキャラが犠牲になる可能性は大いにあります。特に、注意してほしいのはサシャです。
マギーも、グレンのことがあって、ニーガンと戦うことを待ち望んでいるので、妊娠していても、暴走する危険もあります。
サシャはそれを避けることを考えているので、いざとなったら、マギーの身を守るために、自分の身を盾にするかもしれません。
物語が動き出す!リックが出した決断は?
ニーガンには、想像以上の人数がいて、数では到底勝つことはできないとミショーンはいいます。
それでも、耐え難いこともしたし、生きるために、すべきことをしてきたから、いま生き延びている。
倒す方法は必ずある、自分たちのためではなく、カールやジュディス、仲間たちのために戦おうとリックを説得します。
その言葉に気づかされたリックは、腑抜け状態から脱出。ニーガンに立ち向かう決心をしたリックは、仲間たちとヒルトップへ向かいました。
以前と比べると、だいぶ人数が減ってしまいましたが、ヒルトップや”王国”も、協力するのかもしれません。
ヒルトップでは、ジーザスの協力は得られると思いますが、”王国”ではリチャードは確実かと思われますが、エゼキエル王は、微妙かも。
いずれにしろ、シーズン7後半では、やっと本来あるべきリックの姿が見られるようですね。
あのメンバーたちも合流か!?
人を殺すのはもう嫌だと、キャロルは仲間たちの元を去ってしまいました。モーガンはそんなキャロルを心配して、近くで様子を見ています。
このふたりの元に、”王国”のリチャードが尋ねてきて、一緒に戦って欲しいと頼みますが、キャロルは一喝して断ります。
キャロルやモーガンは、リックたちがニーガンとの戦いに向けて、準備を始めたことは知りません。
しかし、リックたちは必ず、王国にも協力を求めると思うので、いずれはふたりの耳に入ると思われます。
ただ、リチャードがふたりの元を訪れたのは、戦いへの伏線だと考えられますので、合流することに期待したいですね。
参考元
- ・参照リンク:ウォーキング・デッド シーズン7|FOX|FOX ネットワークス
- ・参照リンク:ウォーキング・デッド - Wikipedia
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