彼女の音楽を聴くと、目に浮かぶ、南の国の青い海、底なしに明るい陽気な人々の喧騒。 ディズニー映画「ズートピア」の主題歌も歌うシャキーラの歌が持つ魅力とは?
ディズニーも認めたラテンミュージックの女王
世界各国で絶賛された、シャキーラが歌うズートピアの主題歌。
この映画が、彼女のディズニー初登場作品となりました。
ラテン調のメロディーでご機嫌なリズム。
聞く人全てを元気にする、この映画の世界観にぴったりな曲です。
また、彼女はこの曲を歌っているガゼルというキャラクターの声優も務めており、ガゼルはズートピア国民の実力派ポップシンガーとして作品に登場します。
軽快なラテン音楽シャキーラの魅力
明るく陽気なリズムで、心が弾むよう。
2010年FIFAワールドカップ公式テーマソング「Waka Waka」は楽しそうに踊るシャキーラが印象的。
ワカワカには太陽の光という意味、そこから転じて陽気という意味があるそうです。
開催地である南アフリカの、暖かい気候にぴったりの楽しい曲です。
なんといっても彼女の魅力は、抜群のリズム感と、生命力に溢れた力強い歌声、そして腰を使ったベリーダンスの激しいパフォーマンスにあるでしょう。
シャキーラの最大のヒット作となった「Hips Don't Lie ーヒップス ドン ライ」
この作品のミュージックビデオでは、ラテン調のメロディーにあわせ踊る、彼女の巧みで妖艶なダンスを見ることが出来ます。
累計8ミリオンセールスを超え、数々の賞を受賞しています。
明るい曲調にふさわしく、陽気でセクシーな歌詞が印象的ですが、途中に南米の政治混乱や、紛争から逃れてきた難民達の生活の厳しさが生々しく描かれ、暴力の追放を歌っています。
ここから彼女の生い立ちの厳しさを、垣間見ることが出来るのです。
シャキーラの出身と生い立ち
シャキーラは本名シャキーラ・イサベル・メバラク・リッポールといい、コロンビア出身のラテンポップ シンガーソングライター。
コロンビアと聞いて、どんな国を思い浮かべるでしょうか。
南の暖かい国?人々が陽気な国?・・・しかしほとんどの人は、治安の悪い国だと思い浮かべるかもしれません。
事実、約50年間、2016年和平合意が締結されるまで、左翼ゲリラと政府との紛争が続いており、世界で危ない国として旅人へ注意喚起も出されていました。
シャキーラは、常に危険と隣り合わせの不自由な生活を強いられていた、不遇な子供時代を送っていたのだと想像できます。
東日本大震災のチャリティー活動に
そういった経験と共に育ったシャキーラは、子供達や弱者に対しチャリティー活動に精力的に取り組んでおり、 東日本大震災の際には、日本を応援するためチャリティーアルバム「SONGS FOR JAPAN」を出しました。
そのアルバムに、彼女のヒット曲「Whenever,Wherever」が収録されています。
この曲には、「遠いところに住んでいても、いつでも貴方のことを考えている、いつでもどこでも私たちは繋がっている」ということ、そして孤独に苛まれていた人々に対し、「独りじゃ無い、想ってくれている人がいる」ということを気づかせてくれる歌です。
参考元
- ・参照リンク:ガゼル|ズートピア|映画|ディズニー
- ・参照リンク:Oral Fixation, Vol. 2 by Shakira on Apple Music
- ・参照リンク:シャキーラ | ソニーミュージック オフィシャルサイト
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