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2019/04/16
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映画「LION ライオン 25年目のただいま」は実話! あらすじや見どころ、キャストや舞台をご紹介!

LION/ライオン 25年目のただいまが今すぐ観れる

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5歳の時にインドで迷子になってしまい、故郷を失った少年が、大人へと成長した25年後にGoogle Earthを使って故郷を探した出した奇跡の実話を映画化した「LION ライオン 25年目のただいま」を紹介します。この作品への評価は高く、今年のアカデミー賞に作品賞・助演男優賞など6部門にノミネートされました。

目次

映画「LION ライオン 25年目のただいま」のあらすじ

青年サルーは美しい大自然に囲まれたオーストラリアで幸せに暮らしているように見えますが、彼には驚くべき秘密があるのでした。

実は、サルーはもともとはインド生まれで、5歳の時に兄と一緒に仕事を探しにでかけますが、電車で中で眠ってしまい、兄とはぐれて、家から遠く離れた都会のカルカッタに着いてしまうのでした。

カルカッタで迷子になったサルーは、それ以来、家族と生き別れる悲劇を経験することになります。

その後、サルーはオーストラリアに養子に出されて、幸せに暮らしながら青年へと成長しゆきます。

けれども、家族と生き別れから25年が経って、ますます、サルーの故郷や家族への思いは募ってゆきます。

そうした中で、サルーの友人がGoogle Earthを使へば地球上のどの場所へも行くことができるとアドバイスをくれます。

そして、サルーはGoogle Earthと子供時代のおぼろげな記憶だけを頼りにした故郷と家族を探すための挑戦を始めるのでした。

映画「LION ライオン 25年目のただいま」は奇跡のようなサルー・ブライアリーの実話!

「LION ライオン 25年目のただいま」のモデルとなったのが、インド生まれ、オーストラリア在住のビジネスマンのサルー・ブライアリーの実話です。

5歳の時に家族とはぐれてしまった彼は、2011年に故郷をついに探り当てて、よく年の2012年に母親と再開を果たしたことは、ニュースでも取り上げられました。

また、サルー・ブライアリーは自分の半生を綴った自伝本『25年目の「ただいま」』を出版しました。

今回の映画化は独立系映画会社ワインスタイン・カンパニーが、このサル・ブライアリーの数奇な人生を綴った本の映画化権を獲得して実現することとなりました。

映画「LION ライオン 25年目のただいま」の注目キャストを紹介

映画「LION ライオン 25年目のただいま」に出演している注目のキャストをご紹介します!

青年となった主人公サルを演じるのは「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル!

映画「LION ライオン 25年目のただいま」の主人公のサルーを演じるのはアカデミー作品賞を受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」で主人公を演じて脚光を浴びたデブ・パテルです。

デブ・パテルはイギリス出身の俳優ですが、両親のルーツはインドにあります。

物語の主人公のサルはインドで生まれましたが、英語圏のオーストラリアで育った、二つの国のアイデンティティを持った青年として登場します。

そうした、境遇を持つ主人公と同じように、インド系の血を引きながらも、イギリスで育ち、俳優としての実績もあるデブ・パテルがサルーを演じるのは適役と言えます。

また、「スラムドッグ$ミリオネア」では少年だった、デブ・パテルが大人へと成長した姿を見せてくれるのも映画ファンにとって嬉しいところと言えます。

少年時代のサルの演技が絶賛されたサニー・パワール!

子供時代のサルーの演技が絶賛されたのが、サニー・パワールです。

インドで何千人もの子供でスクリーンテストを行った末に選ばれたのが、この作品で映画デビューを果たした少年サニー・パワールです。

サニー・パワールの大きな澄んだ瞳はピュアで観客を惹きつけるような魅力があります。

また、5歳の少年でしか表現できない感情のゆらめきを自然に演じきったことが、サニー・パワールの演技の特に素晴らしいところだと言えます。

二コール・キッドマンら実力派がキャストの脇を固める!

サルーのオーストラリアでの育ての親のスーを演じるのは、アカデミー主演女優賞にも輝いたことのあるニコール・キッドマンです。

実はニコール・キッドマン自身も養子をとった経験があり、そうした経験を生かして、サルーのオーストラリア母親として、故郷を探す旅に理解を示します。

また、彼の帰りを待つ優しく包容力のある母親役を彼女は好演して、アカデミー助演女優賞にノミネートされました。

一方でサルーの恋人のルーシーを演じるのは、「キャロル」などの作品で知られるルーニー・マーラです。

サルーがルーシーと出会いお互いに惹かれ合う場面はロマンチックなシーンになっています。

そして、サルーのオーストラリアの養父役には「オーストラリア」などの作品の出演で知られるデヴィッド・ウェンハムが演じています。

映画「LION ライオン 25年目のただいま」の注目ポイント

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映画「LION ライオン 25年目のただいま」の注目ポイントをご紹介します!

文明の利器Google Earthの力を使って故郷を見つけるサルーの物語

生まれ故郷のインドで迷子になってしまったサルーが25年後に再び故郷を見つける為に使ったのがGoogle Earthでした。

サルーはインターネットを使って自分の故郷を探し始めますが、生まれ場所の風景の記憶は鮮明ですが、地名や駅名などの記憶は不鮮明でした。

そこで、彼は不確かなものを確かなものするために、Google Earthを使って、故郷であるコルカタを起点とする鉄道の駅を一つひとつ丁寧に調べ上げてゆくのです。

サルーには断片的な、電車に乗っていた日数や、その時の電車のスピード、駅にあった給水塔などの記憶が残っていました。

そうした、記憶の断片を頼りにGoogle Earthの地図を丹念に追っていくことで、オーストラリアから1万キロも離れた生まれ故郷を探し出してゆくことになるのです。

映画の舞台はインド! 人が波のように押し寄せる電車の風景が衝撃!

映画「LION ライオン 25年目のただいま」では、オーストラリアとインドいう二つの国が物語の舞台となります。

その中でも、主人公のサルーが生まれ故郷のインドで大規模なロケが行われました。

特に、サルーが迷子になってしまい、故郷を失う原因となった電車の場面の映像は迫力があります。

映画のスタッフは、撮影場所のハウラー橋を一時的に封鎖して駅を人が波のように押し寄せるこのシーンに臨みました。

そうしたスタッフの努力もあって撮影された映像はドキュメンタリーのような臨場感のある仕上がりになって、映画の見せ場となりました。

また、サルーが迷子になる場面は、年間8万人もの子どもが迷子になるという、インドの抱える社会問題も垣間見せてくれます。

その他、インドならではのエキゾチックな自然のダイナミックな映像の数々も映画の魅力だったりします。

映画「LION ライオン 25年目のただいま」の主題歌を務めるのは覆面歌手Sia(シーア)!

この映画のテーマソング「NEVER GIVE UP」を歌うのは、公の場所では顔を出さない覆面歌手として世界的に有名なSiaです。

この映画のことを気に入った彼女は音楽プロデューサーのグレッグ・カースティンとともに、主題歌の「NEVER GIVE UP」を書き下ろしました。

そうしたSiaの作品への思いも込められた、「NEVER GIVE UP」の歌詞には”絶対に諦めない”や”屈するものか”など力強い言葉が綴られています。

こうした言葉とメロディーが一体になった、この曲は映画の感動をより高めてくれます。

映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』 SIAバージョン予告編 ※歌詞字幕つき - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=pr3IFLn00og

4/7公開、アカデミー賞作品賞他6部門ノミネートの映画 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のシーアによる完全書下ろしの主題歌「NEVER GIVE UP」に日本語歌詞字幕を付けた特別予告編解禁!!!

主題歌「NEVER GIVE UP」の日本語の訳詞がついた映画の予告です。

映画「LION ライオン 25年目のただいま」まとめ

「LION ライオン 25年目のただいま」は、Google Earthを使って故郷を見つけるという、現代のおとぎ話とも言える数奇な人生を歩んだ男の物語を映像化しました。

そして、この物語を盛り上げるのが、主人公の子供時代を演じたサニー・パワールをはじめとする役者たちの好演です。

また、インドの電車の風景などの映像や、Siaが歌うテーマ曲など魅力的な要素が数多くあります。

参考元

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