『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』音楽をテーマに数々の難事件を解決！あらすじや見どころを徹底深堀！

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』あらすじ※一部ネタバレあり

発端は、名だたる音楽家を輩出してきた堂本音楽アカデミーの一室で起こった爆破事件。メールの送信音と同時に、ピアニストの連城、チェリストの水口のふたりが死亡。バイオリニストの河辺が重傷を負いました。

事件後、毛利蘭は堂本音楽アカデミーの創設者である堂本一揮が創設した堂本音楽ホールのこけら落としコンサートに、鈴木園子から友人として招待されたことを工藤新一に話し、誘います。

その頃、江戸川コナン(新一)は単独で爆破事件の捜査中。事件の証拠品と思われる焼けたピアノの鍵盤を発見します。そこへ、同じ鍵盤を大事そうに持って帰る譜和匠の姿を目にします。

結局、蘭との電話は行く行かないで口論にまで発展して終了。コナンの姿で蘭たちとこけら落としコンサートへ行くのでした。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』あらすじ①:秋庭怜子との出会い

園子の口利きで、こけら落としコンサート前の練習風景を見に来ていたコナンたち。そこで、ソプラノ歌手の秋庭怜子と出会います。パイプオルガンの音に聴き惚れていたコナンたち。すると、そこへ事件の調査に目暮警部たちがやってきます。

彼らは、重傷を負った河辺が最後にメールを送った相手が怜子だったことから、怪しいと睨んでいました。メールの文章も謎めいていて、「音の違いの分からない素人とは一緒にやれない」とのこと。犯行現場にフルートの胴部管だけが落ちていたことも気がかりです。

そんな目暮たちをあしらった怜子は、少年探偵団たちのお願いにより帝丹小学校で開催される合唱コンクールの歌の指導を引き受けます。翌日、帝丹小学校に出向いて指導する怜子に、犯人は様々な手口で命を狙うのでした。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』あらすじ:さらなる犯行と、浮き彫りになる関連性

犯人から狙われていたのは、怜子だけではありませんでした。とあるバーで起きた爆発事故により堂本音楽アカデミーの卒業生がひとり死亡、さらにはまったく違う場所でパラグライダーを楽しんでいた堂本音楽アカデミーの卒業生が死亡し、被害者は四人となりました。そしてどちらの現場にも、フルートのパーツがおかれていたのです。

亡くなっているのが、全員堂本音楽アカデミーの一期生であることから、三年前に亡くなった同じ一期生出身の相馬光と関係があるのではないかとコナンは推測します。
一方、毛利小五郎はこの事件で亡くなった4人の素行の悪さから、誤認推理をしてしまうのでした。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』あらすじ③:犯人による拉致と、繰り返す爆発

コンサート当日、リハーサル中にコナンと怜子はあることに気がつきます。そのことを堂本に伝えに行こうとした矢先、ふたりは犯人に襲われ気絶してしまいます。堂本音楽ホールの傍を流れる湖においてあったボートに乗せらたふたりは、気がついたときには運河の果てまで流れ着いていました。

そこからなんとか脱出したふたり。警察のヘリコプターで爆発音が聞こえる堂本音楽ホールへと向かいます。到着したときにはすでに柱は崩れていて、中に入れる状況ではありませんでした。

しかも、防音設備が整った会場では、爆発に気づいていない状況。蘭も含め、大勢の観客がまだ中に閉じ込められていることから、コナンと怜子は会場の中へ入り爆発を食い止め、犯人を追及するのでした―

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『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』見どころ7選！※ネタバレあり

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』見どころ①:音楽シーンが豊富で見応え十分

テーマが”音楽”とだけあって、様々なシーンに世界的名曲が使用されています。中でも、秋庭怜子や千草ららの歌声は本物のオペラ歌手、堂本一揮が奏でるパイプオルガンも本物の奏者が演奏しています。

リアリティ溢れるからこそ、音楽が好きな方はもちろん聴いたことない方にも伝わる作品になっています。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』見どころ:様々な手口で狙われる秋庭怜子

今回の事件でキーマンとなる秋庭怜子ですが、犯人から様々な手段で狙われます。

はじめに起こったのは、彼女が持ち歩いている水筒に刺激物が混入していたことです。コナンたちの小学校で開催される合唱コンクールで、歌の指導者をお願いされた怜子。指導途中に、小嶋元太がこっそりと彼女の荷物から水筒を取り出してお茶を飲んだところ、もがき苦しみはじめました。さいわい、のどの炎症で済みましたが、4日間まともに声が出せなくなるほどでした。

次に起こったのが、道中でトラックに襲われてしまうことです。人の飲み物を勝手に飲んだ元太を叱るため、怜子はコナンたちと一緒に元太の自宅へ送りに行くこととなります。そこへ、道いっぱいの大きなトラックが襲い掛かってきます。しかも犯人が狙っているのは子どもたちではなく怜子。それがわかった彼女は、コナンたちから離れて怪我をするもとどめは刺されず、無事に生還します。

最後に起こったのは、森林浴の道中に狙撃されることです。次の日、コナンと森林浴に出かけた怜子は、後ろから追いかけてくる犯人にライフルで狙われます。山道で足を取られて絶体絶命だったにも関わらず、犯人は彼女を撃たずにその場を立ち去るのでした。

この3件の犯行で命を狙わっているわけではなく、あくまでも怪我をさせる程度で留めている様子から、コナンは怜子をコンサートに出演させないことが犯人の狙いだと気づきます。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』見どころ③:声で110番へ電話

犯人によって捕らえられたコナンと怜子。ふたりは気絶したまま湖に浮かんだボートで、会場から遠い運河まで流されてしまいます。周りに何もないと思ったそのとき、少し離れた建物に設置された電話をみつけます。

プッシュ式の電話ですが、プッシュ音と同じ音を出すことで繋がると推測します。絶対音感を持つふたりだからできる方法で、チャンスは一回限り。コナンがサッカーボールで受話器を外し、ふたりで”110”のプッシュ音を再現。見事、警察に繋がったのです。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』見どころ④:絶対音感だからこそわかるトリック

今回のキーポイントは絶対音感です。堂本音楽ホールを支える23本の柱が爆発する中、どこに爆弾が設置されているのかを探すのがポイントとなります。

コナンと秋庭怜子は、リハーサルの時からパイプオルガンの調律が1か所だけ合っていないことに気付いていました。絶対音感のない人であればわからないほどの些細な音の違い。実は、重傷を負った川辺も絶対音感の持ち主だったのでした。ホールに近づけさせないようにと犯人が事前に仕組んでいたのです。

爆弾は、なんとパイプの中に設置されていました。そのズレた音が鳴るのはコンサートの曲中23回。1回鳴るごとに爆発する仕掛けになっていて、コナンたちが気づいたときにはもう20回も鳴った後でした。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』見どころ⑤:歌唱力による捜査の手助け

パイプオルガンに設置された音を鳴らさないようにするためには、曲を変えるしか方法はありません。そこで、秋庭怜子が取った行動がコンサートの舞台に乱入し、演奏曲を変えることでした。

コナンに「3分あれば足りる？頼んだわよ名探偵さん」と言葉を残して、危険を顧みずに舞台へと向かいました。

千草ららが伴奏に合わせて歌っている中、秋庭怜子はアメイジング・グレイスをソロで歌い続けます。すると、あまりの歌唱力に堂本が演奏をアメイジング・グレイスに変えたのです。怜子の圧倒的な歌唱力に押され、千草ららは歌うことを止め、その場を怜子に譲るのでした。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』見どころ⑥:犯人の正体と動機の繋がり

爆発の瞬間を収めるため、特等席で会場を眺めていた犯人。そこへ、コナンが現れて爆弾を解除したことを告げます。ホールの致命的な場所に爆弾を設置していたことから、構造に詳しい人だと睨んでいたコナン。そう、犯人は音楽ホールの館長を務めている譜和だったのです。

コナンが譜和を怪しいと睨んだのは、ゲネプロでの音の指摘がなかったことです。彼も絶対音感の持ち主。指摘をしなかったことで何かあると睨んでいました。

そして、相馬が実の息子だということは誰も知りえない情報です。コナンがそこに気付いたのは、高木刑事が手帳に書き記した相馬の生年月日。”S52.8.3生”ですが、なんと譜和が運転している車のナンバーと一致するのです。しかも、譜和の若い頃の写真は、相馬とうりふたつ。

息子の復讐を成し遂げるために四人を殺し、調律師としてのプライドを傷つけた堂本も殺害しようと堂本音楽ホールの爆破をおこなったのです。そのためにも、今回のトリックがバレないよう絶対音感の持ち主を襲ったのだと供述しました。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』見どころ⑦:リコーダー音に乗せたメッセージ

譜和を追い詰めたコナンでしたが、起爆装置を取り除いたものの譜和が持つリモコンで爆破は可能だと言い始めます。彼は、まだ堂本への復讐心に満ちていました。

一方、コナンと譜和が緊迫した様子で見つめ合っていたこと、手に爆弾のリモコンを持っていることから犯人だと断定した佐藤刑事たちでしたが、角度的にコナンに当たってしまいそうで様子を伺っていました。

その時、その様子に気付いた灰原が元太のリコーダーを取り、とっさに”ミラララファ”と吹いたのです。その音を聴いたコナンは、アルファベット表記に直し”SHOOT(狙撃)”だと推理しました。

これによってコナンはしゃがみ、譜和は無事捕獲されました。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』気になる登場人物は？ その活躍ぶりも要チェック！

江戸川コナン/高山みなみ

本作の主人公。本来の姿は、東の高校生探偵である工藤新一。黒の組織に飲まされたAPTX4869によって幼児化してしまいます。子どものころからホームズに憧れてバイオリンを弾いていました。

今作では音痴なのに絶対音感があるという設定付き。パイプオルガンの音程のズレや、運河からの脱出劇、犯人を捕らえるときなど、事件解決にこの絶対音感が役立ちます。

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毛利蘭/山崎和佳奈

本作のヒロイン。新一の幼なじみで、小五郎の娘。関東大会で優勝するほどの空手の腕前を持っています。園子とは、幼なじみであり大の親友です。

今作では、新一をコンサートに誘うも断られてしまったことから、ケンカをしてしまいます。こういったケンカは中学2年生の時にも経験していて、すっかり忘れていましたが、秋庭怜子が歌う「アメージング・グレース」を聴いて仲直りしたことを終盤で思い出します。

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灰原哀/林原めぐみ

元黒の組織の一員で、コードネームは”シェリー”。コナンと同じくAPTX4869を飲んで幼児化し、現在は阿笠博士の家で暮らしています。

今作では、元太のリコーダーで吹いた音階によって、コナンに状況の伝達をすることに成功。犯人を捕まえるきっかけとなりました。コナンとの信頼度が垣間みえますね。

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鈴木園子/松井菜桜子

蘭とは幼なじみであり、大の親友。鈴木財閥の令嬢で、イケメンには目がない恋する乙女。

本作では、鈴木財閥のコネを使って蘭たちが堂本音楽ホールのこけら落とし公演チケットと楽屋裏が見学できるように手配をしてくれました。

小嶋元太/高木渉

コナンと同級生の小学1年生。コナン・歩美・光彦・灰原の5人組で構成された少年探偵団のリーダーであり、わんぱくなガキ大将。うな重が大好き。

今作では、秋庭怜子の飲み物を勝手に飲んだことから、混入されていた刺激物によって声が出なくなってしまいます。声が治るまでの会話はリコーダーを使用。

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秋庭怜子/声:桑島法子・歌:赤池優

今作のキーマン。ソプラノ歌手で、コナンと同じく絶対音感を持っています。口調はきつめですが、他人を思いやる優しい心の持ち主。帝丹小学校のOBなので、コナンたちの合唱大会の歌のコーチを引き受けます。

3年前に亡くなったフルート奏者・相馬光の婚約者で、彼が亡くなった今も所持品であるフルートを自宅で大事に飾っています。

譜和匠/依田英助

堂本音楽ホールの館長であり、堂本一揮の元専属調律師。そして今作の犯人。堂本とは盟友でしたが、彼のパイプオルガン転向を機にピアノを引退。それと同時に調律師を引退せざる終えなかった譜和は、復讐のために堂本音楽ホールの爆破を計画。

そして、3年前に亡くなった息子・相馬光の実の父親。息子が自殺ではなく、同じ堂本音楽アカデミー一期生四人に殺されたことを知り、息子の復讐と自分のプライドのために犯行を実行します。

堂本一揮/声:田中信夫・演奏:高橋博子

堂本音楽アカデミーの創設者であり、元ピアニスト。現在はオルガン奏者として活躍しています。普段から厳格な性格ですが、特に音楽のこととなると妥協は許さない程の徹底ぶりです。

譜和とは盟友で、数十年ピアニストと専属調律師の関係が続いてきました。ですが、年々譜和の調律が合わなくなってきていたことから、彼のプライドを傷つけまいと2年前ピアニストを引退。オルガン奏者となり、彼のために音楽ホールを設立し館長に就任させました。

千草らら/声:水谷優子・歌:木村聡子

堂本音楽アカデミーの9期生で、ソプラノ歌手。今回のこけら落としコンサートの第一候補歌手でしたが、怜子にその座を奪われてしまいます。彼女が何者かに狙われていることから、万が一に備えて歌の練習をしてきたという野心家な一面も。

コンサートでは、パイプオルガンの演奏を変えるために乱入してきた怜子と歌唱力で競い合いますが、結果的にはその座を怜子に譲ることになります。

実際にプロが歌う・奏でる名曲に耳を傾けてみましょう！

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』もう一度聴きたい名曲たち！

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』コンサートで歌われた名曲

『戦慄の楽譜』の中でも一番の見どころであるコンサート。ここでは、本当にオペラ公演に来たのでは？と錯覚してしまうほどの名曲が演奏されます。

グノー『アヴェ・マリア』

演奏前のリハーサルで秋庭怜子が歌ったいた曲で、優しく包まれるようなメロディが特徴です。

『アヴェ・マリア』は、1859年にJ.S.バッハが手掛けた『前奏曲 第1番 ハ長調』を伴奏に、フランスの作曲家・グノーが主旋律を付けた讃美歌。100年越しのコラボレーション作品となっています。

バッハ『主よ、人の望みの喜びよ』

コンサート中にソプラノ歌手・千草ららとオルガン奏者・堂本一揮が奏でる曲です。卒業式などに使われるようななじみのある、どこか哀愁が漂う曲調。

『主よ、人の望みの喜びよ』は、J.S.バッハ作曲の合唱曲。教会カンタータである『心と口と行いと生活で』に収録されている曲のひとつ。この曲は、1723年の7月2日に礼拝で用いられています。

ヘンデル 『オラトリア「メサイア」～彼は羊の群れを養い』

コナンたちが爆発を繰り返す堂本ホールへと向かう際に流れていた、千草ららが歌っていた曲です。

『オラトリア「メサイア」～彼は羊の群れを養いは』、ヘンデルが作曲した『オラトリア「メサイア」』に収録された1曲で、旋律的な独唱曲です。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』回想シーンなどに登場した名曲

ストーリーの展開ごとに流れる名曲は、物語の状況を音で表現してくれます。荒々しさや想い出を懐かしむときなど、要所に合った音楽に魅了されますね。

シューベルト『アヴェ・マリア』

どこか儚さを感じてしまう曲ですよね。場面の展開に用いられることが多かった曲で、誰かが亡くなった時や追憶のシーンで流れていたのが印象的です。

『アヴェ・マリア』は、『エレンの歌第3番 Ellens dritter Gesang,Ellens GesangⅢ』に収録されている一曲。グノー(バッハ)とカッチーニのアヴェ・マリアと合わせて、世界三大アヴェ・マリアと称されています。

ジョン・ニュートン『アメイジング・グレイス』

新一と蘭が仲直りした秋庭怜子の十八番の曲。コンサートで千草ららと張り合ったときの曲も、アメイジング・グレイスでした。

アメイジング・グレイスは、イギリスの牧師であるジョン・ニュートンが作詞した讃美歌です。バグパイプでの演奏も多く、”グレイス”の意味は”神の恵み”や”恩恵”だといいます。

『劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜』そのほか演奏された名曲

本作のはじめや、物語の進行に合わせて演奏される名曲もいくつかありましたよね。登場回数は少ないものの、どこか聴いたことのある有名どころばかりです。

ベートーヴェン『チェロ・ソナタ第3番 イ長調Op.69』

映画の冒頭で亡くなったピアニストとチェリストが演奏していた曲です。ピアノの軽快なメロディと重厚感あるチェロとの掛け合いが気持ちの良い曲ですね。

『チェロ・ソナタ第3番 イ長調Op.69』は、1808年にベートヴェンが作曲したチェロソナタです。当時、チェロには格別な演奏力はなかったそうですが、チェロの名手との交流から作られた曲なんだそうです。

バッハ『トッカータとフーガ ニ短調 BMV565』

堂本音楽ホールで、堂本がパイプオルガンで演奏していた曲です。これから惨劇が繰り広げられることを、まるで暗示したかのような曲調が耳に残りますね。

『トッカータとフーガ ニ短調 BMV565』は、バッハが作曲したオルガン曲です。演奏開始直後にトッカータ部分では、強烈なインパクトを与える旋律となっています。

ヴィターリ『シャコンヌ ト短調』

犯人である譜和が佐藤刑事に狙撃され、懺悔するシーンに起用された曲です。もの悲しく、すべての終わりを告げるような曲調ですね。

『シャコンヌ ト短調』は、ヴィターリが作曲をしたバイオリン曲です。19世紀にダヴィットが編曲したのが有名ですね。

今作はとにかく「名曲」に耳を傾けてください！　まるでコンサート会場にいるような気持ちになりますよ！