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2020/07/12
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『終物語』のアニメ動画を視聴できる配信サービスはどこ? 一期二期『続・終物語』をまとめて視聴

『終物語』は2015年と2017年にTVアニメが放送された、『<物語>シリーズ』のクライマックスとなる作品。ここではストーリーのあらすじやキャラクター、主題歌などを余すことなく紹介しています。またアニメ動画を視聴できる配信サービスも紹介していますので、もう一度『終物語』をみたいという人はチェックしてみてください。

目次

『終物語』は2015年10月にTVアニメ第1期が放送され、2017年8月にスペシャル番組として第2期が放送されています。

『<物語>シリーズ』のクライマックスシリーズとして位置づけられている作品であり、主人公となる阿良々木暦の視点からストーリーが進行。これまで怪異絡みの事件に巻き込まれた理由と解決が描かれています。

もちろん、これまでに登場したヒロインたちも引き続き登場し、新しいキャラクターも加わって世界観はより魅力的に。個性豊かな面々が織りなす物語は、一体どのような内容になっているのでしょうか?

ここでは『終物語』各ストーリーのあらすじや内容、登場するキャラクターや主題歌の紹介をしていきます。内容を振り返りたいという人や、どんなストーリーだったかを確認したい人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

『終物語』をanitubeやアニポ、YouTube、dailymotionでダウンロードするのは違法! 動画配信サービスなら余計な字幕もなく快適!

『終物語』を視聴するためには様々な方法がありますが、安心して一気見をするには動画配信サービス(VOD)を利用するのが一番です。

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『終物語』は物語シリーズ完結編! 阿良々木暦が終わりに向かう物語!

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『終物語』は西尾維新によって手掛けられている青春怪異小説で、アニメは数多くの名作を手掛けているシャフトが制作を担当しています。

『<物語>シリーズ』と総括されている人気作品は、これまでに『化物語』『偽物語』『猫物語(黒)』などがTVアニメとして放送され、劇場アニメとして『傷物語』も公開されました。

その内容で今回紹介する『終物語』は、『<物語>シリーズ』においてファイナルシーズンに位置付けに。主人公である阿良々木暦による物語の総決算が描かれ、過去のヒロインや新キャラクターなど、ボリュームのある内容になっています。

『終物語』は原作ファイナルシーズンの3作目!

『終物語』の原作小説は上・中・下巻の3構成になっています。

『憑物語』『暦物語』に続くファイナルシーズン3作目にあたり、ファーストシーズン以来、再び阿良々木暦の視点から物語が展開。そして続刊となる『続・終物語』をもってファイナルシーズンが完結します。

全6巻・21話という読みごたえのある構成になっていますが、いずれもアニメ化されている物語に。そのため小説を読む時間がなかなか取れないという人は、アニメを見てサッと物語を追っていくといいでしょう。

『終物語』(一期)ではどんなストーリーが展開される?

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ここからは2015年10月から放送された『終物語』(一期)について、それぞれの物語の概要を簡単に紹介していきましょう。

『終物語』のストーリーはどんな内容だったのか、各話の展開や登場するキャラクターを振り返りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

第1話「おうぎフォーミュラ」

阿良々木暦は後輩の神原駿河から、忍野メメの姪を自称する転校生・忍野扇を紹介されるところから物語は始まります。

忍野扇は学校を転々としており、同時に校舎の図面を作成するという変わった行動を取っていました。そして例によって、阿良々木暦が通う直江津高校の図面を制作していると、不思議な空間の存在を知ります。

これを阿良々木暦に相談すると、2人は存在するはずがなお「ある教室」を直接確認することに。ところが足を踏み入れると閉じ込められてしまうと同時に、そこは阿良々木暦が1年生だったころの教室そのものでした。

そして阿良々木暦は当時の教室で起こった事件を語っていき、彼の過去についてもひも解かれていきます。

第2話~3話「そだちリドル」、第4話~6話「そだちロスト」

「ある教室」に閉じ込められた阿良々木暦と忍野扇は無事に脱出することができたものの、そこにタイミングよく不登校だった老倉育が学校にやってきます。

阿良々木暦と老倉育は2年ぶりに再会しますが、彼女の口から「嫌い」という言葉を繰り返し浴びせられてしまうのでした。なぜ老倉育が阿良々木暦をとことん嫌うのか、その原因を探るため、母校である中学校へと手がかりを求めて訪れます。

後日、再び不登校となってしまった老倉育と話をするため、阿良々木暦は羽川翼と見舞いうことに。しかしなぜか、忍野扇は2人を邪魔しようとします。

ひと悶着を終えた後、阿良々木暦と羽川翼は老倉育が住む部屋に到着。再び老倉育から一方的に敵視されるかと思いきや今度は羽川翼の仲介によってスムーズにことが運び、やがて静かに真実を話し始めるのでした。

阿良々木暦と老倉育の関係とは、2人はどのような過去を送っていたのか。そして高校1年生のときに起こった事件について、全ての事実が明らかにされていきます。

第7話~12話「しのぶメイル」

阿良々木暦は臥煙伊豆湖との約束を果たすため、学習塾跡に神原駿河を呼び出していました。しかし阿良々木暦と神原駿河の前に現れたのは謎の鎧武者で、2人を襲い始めます。

鎧武者は圧倒的な強さを持っており、果敢に立ち向かっていった神原駿河は為すすべなく倒れ、阿良々木暦もまた絶体絶命のピンチに。

狙いは忍野忍が持つ妖刀「心渡」でしたが、そこに学習塾跡全体を包み込むほどの炎が発生し、この影響で鎧武者は去っていくのでした。また阿良々木暦と神原駿河は、斧乃木余接によって救い出されて難を逃れます。

その後、阿良々木暦と神原駿河は臥煙伊豆湖に会うため浪白公園へと向かいますが、到着すると忍野忍が倒れている光景を目撃することに。さらにはほかの怪異にも襲われてしまいますが、その場のピンチを協力して脱することに成功します。

かくして臥煙伊豆湖と出会うまでに様々なトラブルに遭遇した阿良々木暦たちでしたが、彼女の口から事件の犯人は「初代怪異殺し」であると説明されるのでした。

死んだはずの「初代怪異殺し」がなぜ蘇ったのか、なぜ彼らが住まう街に怪異が多く出現するのか。忍野忍と「初代怪異殺し」による400年越しの因縁に、阿良々木暦は吸血鬼の眷属として深く関わっていきます。

『終物語』(二期)ではなにが起こる?

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TVアニメ『終物語』は2015年10~12月の期間、「おうぎフォーミュラ」「そだちリドル」「そだちロスト」「しのぶメイル」の物語が放送されました。しかし、『終物語』のストーリーはこれだけではありません。

2017年8月に残りの「まよいヘル」「ひたぎランデブー」「おうぎダーク」がスペシャル番組として放送されており、この3つをもって『終物語』のストーリーが完結します。

それぞれどのような内容が描かれているのか、各話の展開や登場キャラクターを紹介していきますので、合わせてチェックしてみてください。

スペシャル1「まよいヘル」

大学受験の朝であるにも関わらず、阿良々木暦は臥煙伊豆湖がいる北白蛇神社へと向かいます。そこで思いもよらぬことが起き、彼女が振るう怪異殺しによって阿良々木暦は切り刻まれてしまうのでした。

冒頭から主人公が死ぬという驚きの展開から始まり、阿良々木暦はそのまま死ぬのかと思いきや、どこか見知らぬ場所で目を覚まします。

さらに目の前には成仏したはずの小学生・八九寺真宵の姿も。状況を掴めていない阿良々木暦に対し、彼女は「ここは地獄です」と告げられることに。

なぜ自分が死んでしまったのか、その意味を知るために阿良々木暦は考えていきます。そして臥煙伊豆湖が阿良々木暦を地獄へと送った理由も判明していき、現世に帰るために奮闘していくのでした。

スペシャル2「ひたぎランデブー」

無事に地獄から戻って大学受験も終えた阿良々木暦は、戦場ヶ原ひたぎと一緒に帰っていました。すると彼女から「デートをします」と宣言されます。

怪異にまつわる事件や受験勉強によって、夏の大三角を見た日から2人はデートらしいデートをしていませんでした。そして2人にとって、このデートは高校生として最後になるデートでもあります。

当日、阿良々木暦は戦場ヶ原ひたぎを迎えに行くために彼女の家に向かいますが、そこに1台の車が停まっていることに気づきます。前回は父親の運転でしたが、今回はいつの間にか免許を取得していた彼女による運転でのデートに。

果たして2人はどのような日常を過ごすのか。怪異とは無縁の微笑ましい日常が描かれているストーリーになっているだけでなく、デート当日はホワイトデーでもあるため、阿良々木暦がどのような行動に出るのかも見どころとなります。

スペシャル3「おうぎダーク」

戦場ヶ原ひたぎとのデートを楽しんだ阿良々木暦は、その夜に浪白公園へと向かいます。そこには臥煙伊豆湖と忍野忍、八九寺真宵の姿があり、全てに決着を着けるために動きだします。

対象となる敵は「忍野扇」で、阿良々木暦はこれから戦うことになる敵の詳細を知ることに。さらには阿良々木暦たちが住む街に怪異が出没する理由も知り、まずは街の修復から始めていくのでした。

その次に忍野扇を退治する流れとなりますが、「何でも知っている」臥煙伊豆湖ですら彼女の正体を知っておらず、正体不明という事実がなによりも脅威であることを説明。

果たして忍野扇とどのように向き合うのか、そして正体を看破できるのか。

阿良々木暦と怪異にまつわる話が完結すると同時に、彼の青春もまた終わりを迎える。『<物語>シリーズ』の総決算とも言える結末が展開されていきます。

『終物語』の後日談も! 映画にもなった『続・終物語』でシリーズ完結!

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『終物語』で阿良々木暦の怪異との物語は完結しますが、その続編となる『続・終物語』では、その後日談が描かれています。

2018年11月に劇場公開された作品ですが、元々はTVアニメとして制作されていたため、2019年5月から全6話が放送されました。

トラブル続きだった日々からようやく解放されるのかと思いきや、阿良々木暦は新しい問題に直面することになり、再び奔走することに。

そこではどのような内容が描かれているのか紹介していきましょう。

第1~6話「こよみリバース」

直江津高校を卒業できた阿良々木暦は、その翌日、妹たちに起こされず自分で目を覚まします。怪異の問題から解放されたことで、鏡には彼の姿が写し出されていました。

しかし鏡をよく見てみると違和感を覚え、不思議がって手を伸ばしてみたところ、指先が沈み込んで鏡の中へと引きずり込まれてしまいます。

気がつくと鏡の前に立っていることに気が付きますが、自分よりも身長が高いはずの阿良々木火燐が150cmにも満たない姿で登場。他にも無表情が特徴的だったはずの斧乃木余接がキメ顔を作り、迷子の小学生だったはずの八九寺真宵が大人になっていました。

大人の八九寺真宵によれば、阿良々木暦は「鏡の世界」に迷い込んでしまったとのこと。これまでに登場した『<物語>シリーズ』のヒロインたちの特徴が、まさに鏡のように正反対になって描かれていきます。

阿良々木暦は元の世界に帰るために奔走しますが、鏡の世界では違和感だらけのキャラクターたちが登場するため、これまでにない新鮮な気持ちで楽しむことができます。

『終物語』に登場するキャラクターは? 各話のヒロインは誰?

『<物語>シリーズ』の総決算に位置づけられている『終物語』ですが、クライマックスにふさわしいキャラクターたちが多く登場しています。

そのなかに阿良々木暦と関わりを持っている新キャラクターの顔もあり、『終物語』の世界観はますます魅力的になるばかりか、引き込まれていくものといえるでしょう。

そんな『終物語』に欠かせない登場キャラクターについて、押さえておくべき人物たちを簡単に紹介していきます。

阿良々木暦

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全編を通しての主人公で、『<物語>シリーズ』の語り手でもある阿良々木暦。声優は神谷浩史さんが務めており、『終物語』において自身と怪異との関わりに決着を着けるため一部始終を熱演しています。

高校生としての日常を過ごしながらも、怪異絡みの事件に関わっていく性格は相変わらずのところがありますが、こと『終物語』では自分自身の問題に直面。やがて自分自身は「何」でできているのかを考えるようになります

登場するヒロインたちに助けられながら、自分と向き合い続ける姿には、まさにシリーズの総決算やクライマックスにふさわしいカッコよさを覚えるばかりです。

忍野扇

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『終物語』から登場する重要人物で、「おうぎフォーミュラ」「おうぎダーク」のヒロインが忍野扇。水橋かおりが演じている新キャラクターは、忍野メメの姪を自称している謎の転校生でもあります。

阿良々木暦を先輩と呼んで親しむも、一方で彼を愚か者として扱う様子が見られます。「そだちリドル」「そだちロスト」でも阿良々木暦と羽川翼の行動に関わり、邪魔しようとするなど謎めいた部分が多いのも特徴的な部分

果たして彼女の正体は何なのか、本当に忍野メメの姪なのか。阿良々木暦に対して積極的に絡む姿勢の理由が、「おうぎダーク」で明らかになります。

神原駿河

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阿良々木暦の1学年後輩である神原駿河。沢城みゆきさんが声優を担当しており、「おうぎフォーミュラ」で阿良々木暦と忍野扇を引き合わせる役割を担っています。

「おうぎフォーミュラ」と「しのぶメイル」の2つで登場しており、その役割は重要な部分を担っていないものの、変わらないキャラクター性で魅せてくれています。

老倉育

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「そだちリドル」「そだちロスト」のヒロインで、演じているのは水橋かおりさん。それまで不登校だった老倉育が突然学校に通い出し、阿良々木暦とは2年ぶりに再会します。

阿良々木暦とは高校1年生のときの同級生で、当日の教室で起こった事件をきっかけに、老倉育は不登校になってしまうのでした。しかし再開するその日まで、阿良々木暦は老倉育のことを忘れてしまっています。

「お前のことが嫌い」と繰り返し発言する老倉育ですが、なぜ阿良々木暦をそこまで敵視するのか。両社に存在する共通項「数学」によって、2人の関係が語られていきます

羽川翼

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阿良々木暦の同級生で暮らす委員長でもあり、学年トップの成績を修め続けている羽川翼は、担当声優である堀江由衣さんが熱演。過去に「猫」と「虎」の怪異に悩まされていましたが、『終物語』では阿良々木暦を助けるために行動しています。

「そだちリドル」「そだちロスト」において、不登校だった老倉育の手続きを代行するだけでなく、阿良々木暦と彼女が円滑にやり取りできるように計らいます。また委員長として、彼女を見舞うなどの優等生らしい行動も随所で見られます。

それから会話上で名前が登場することがあるものの、実際に再登場となるのは「おうぎダーク」でのシーンに。「虎」の怪異との問題を解決した後は世界中を旅しており、その目的も語られるため注目どころとなります。

忍野忍

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「しのぶメイル」におけるヒロインを演じるのは坂本真綾さんで、見た目こそ幼女そのものですが、実際は500年を生きる怪異の王。阿良々木暦を吸血鬼の力によって眷属としており、2人は切っても切れない関係を結んでいます。

しかし『終物語』では2人をつなぐペアリングが切れており、「まよいヘル」以降は完全に途切れてしまうように。その結果、完全体である大人の姿で登場しています。

また吸血鬼であるため高い治癒能力を持っていますが、ペアリングの影響で「しのぶメイル」では怪異に襲われてしまい、からくも生き延びることができたという状態に。彼女の身に何があったのか、そして阿良々木暦との関係にも一区切りが打たれます

臥煙伊豆湖

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「何でも知ってるおねーさん」を自称しているキャラクターである臥煙伊豆湖を演じているのは、雪野五月さんになります。

神原駿河の母親の旧姓が「臥煙」であるため、彼女の叔母という関係になりますが、2人が出会ったときには「忍野伊豆湖」と別の名前を名乗ります。

阿良々木暦に対して怪異関連のお願いごとをすることが多く、『終物語』においても怪異の問題を解決するために行動。しかし「まよいヘル」では彼を怪異殺しで切り刻むシーンが描かれ、その行動には謎が多く残るばかり。

果たして臥煙伊豆湖は敵なのか味方なのか、阿良々木暦を切り刻んで地獄へと送った目的などは、「まよいヘル」で実際にチェックしてみるといいでしょう

斧乃木余接

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斧乃木余接は陰陽師である陰縫余弦によって生み出された式神で、無表情かつ淡々と言葉を発しているキャラクター。演じているのは早見沙織さんで、ピンチに見舞われる阿良々木暦を助けるなど、『終物語』において欠かせない人物の1人です

忍野忍とは過去の因縁から避けていますが、幼女化している彼女に向かって「後期高齢者」など嫌っている発言をするなど、しばし挑発している様子が描かれています。

八九寺真宵

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八九寺真宵は加藤英美里さんが演じている「まよいヘル」のヒロインで、怪異の問題を解決して成仏した小学生の女の子。しかし阿良々木暦が怪異殺しによって切り刻まれると、地獄で2人は再会するのでした。

成仏したはずの八九寺真宵でしたが、親よりも先に死んだという理由により、地獄で石積みの罰を受けていました。そして阿良々木暦が現れたため、彼を助けるために行動を共にしていきます。

無事に阿良々木暦が地獄から現世と帰還した後、「おうぎダーク」においても八九寺真宵は欠かせない役割を担うことになるのでした

戦場ヶ原ひたぎ

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「ひたぎランデブー」のヒロインで、阿良々木暦と付き合っている戦場ヶ原ひたぎ。斎藤千和さんが熱演しており、「蟹」の怪異に魅せられた過去がありますが、彼に救い出された経緯を持っています。

怪異の一件をきっかけに付き合うようになった2人ですが、夏のある日に星を見た以来、デートらしいデートをしていませんでした。そのため、高校生最後のデートをしようと提案し、怪異とは無縁の日常を過ごしていきます。

デートのために運転免許を取得するなど、登場していないところで様々な行動を取っていた戦場ヶ原ひたぎ。またデートをするためにスケジュールを組むなど、言動とは不一致なところに微笑ましさを感じずにはいられません。

『終物語』の世界を彩る音楽たち! エンディングにはお馴染みの「ClariS」も!

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『<物語>シリーズ』を語るにあたって、やはりオープニング曲やエンディング曲の存在は欠かせません。オープニング曲は各話のメインヒロインが歌唱を担当し、エンディング曲についてもアニソンアーティストが務めてきました。

『終物語』についても例にもれず、各ヒロインとアーティストがそれぞれ世界観を表現した歌を届けており、より作品を魅力的なものにしてくれています。

そんな『終物語』に引き込まれてしまいそうな、シリーズの全楽曲を紹介しましょう。

decent black(歌:忍野扇)

「おうぎフォーミュラ」のオープニング曲は、『終物語』のキーパーソンである忍野扇を演じる水橋かおりさんが歌う「decent black」です。

水橋かおりさんの歌声で前向きに聞こえそうな曲で、聞いているうちに「正解を目指して進む」という前向きなメッセージで元気がもらえる気がするでしょう。

しかしラストでは過去をなかったかのようにしようとする行動があり、過去の経験を糧としなせず、失敗しないよう再びチャレンジするような考えなのだと感じるばかり。

また「私を探してほしい」というメッセージもあり、忍野扇というキャラクターが何者なのかという点を深く考えされられる内容は、まさしく彼女のキャラクターソングなのだと頷いてしまいます。

mathemagics(歌:老倉育)

「そだちリドル」のオープニング曲は、老倉育を演じている井上麻里奈さんが歌っている「mathemagics」です。

歌声から老倉育そのものをイメージさせ、作中シーンの阿良々木暦に対する姿勢が真っ先に思い浮かびます。そして歌詞に触れていけば、なぜ阿良々木暦に対してきつく接するのかも見えてくるきがしてなりません。

また、音楽を聞いているだけでは見えてきませんが、歌詞には意味不明な数字の羅列が存在しており、これもまた数学に固執する老倉育らしいものに。

これは数字を2桁ずつ区切っていき、それぞれの区切られた2桁の数字はA~Z(1~26)のアルファベットへと置き換えることが可能なのです。

『<物語>シリーズ』は様々な言葉遊びが楽しい作品ですが、キャラクターソングにもこのような遊び心が盛り込まれているため、楽しみに尽きません。

夕立方程式(歌:老倉育)

「そだちロスト」のオープニング曲は、引き続き老倉育を演じる井上麻里奈による「夕立方程式」となっています。

「mathemagics」では老倉育の暗さや闇といったイメージを初見で持ちますが、「夕立方程式」に関しては阿良々木暦に対するメッセージ性が強くなっている内容に。

歌詞の1つ1つにふれていくと、阿良々木暦は老倉育のことを忘れてしまっていましたが、彼女にとって彼との日々はとても貴重な日々だったのだと感じます。

「そだちロスト」の最後で阿良々木暦と老倉育はどのような結末を迎えるのか。この部分とリンクするだけでなく、老倉育にとって阿良々木暦も見えてきて、感慨深い歌詞になっていると言えるでしょう。

mein schatz

「mein schatz」は忍野忍をメインヒロインにした「しのぶメイル」の主題歌ですが、担当声優である坂本真綾さんによる歌唱はありません。キャラクターソングというよりも、劇伴に近い作りとなっています。

タイトルの意味は「私の最愛の人」というドイツ語になりますが、ニュアンスは友人同士の「好き」ではなく、結婚をしている人や恋愛対象などに近しい人に対して使う言葉。

作中では阿良々木暦と忍野忍は眷属という主従関係を結んでいます。そこに「初代怪異殺し」も介入してくるのが「しのぶメイル」であるため、忍野忍を巡る2人の戦いが起こるのだと想像できるでしょう。

terminal terminal(歌:八九寺真宵)

「terminal terminal」は八九寺真宵を演じている加藤英美里さんが歌っている、「まよいヘル」のオープニング曲です。

八九寺真宵関連の楽曲は一貫して「帰り道」というテーマがありますが、「terminal terminal」では『<物語>シリーズ』らしい言葉遊びがふんだんに盛り込まれているのが大きな特徴と言えるでしょう。

「九死に一生」ではなく「八九死」として“はちくじ”と読めるようにしており、ほかにも韻を踏んでいるフレーズが多々あるなど、聞いていて楽しくなることは必至。

歌詞を見ずに初見で聞いても八九寺真宵の歌だと分かるほどで、それだけ彼女らしさが詰まっているストーリー溢れる内容になっています。

dreamy date drive(歌:戦場ヶ原ひたぎ)

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戦場ヶ原ひたぎがヒロインとなる「ひたぎランデブー」のオープニング曲は「dreamy date drive」で、担当声優の斎藤千和さんが歌っています。

『<物語>シリーズ』には様々な表現がされた楽曲が多いですが、「dreamy date drive」に関しては『化物語』の「ひたぎクラブ」オープニング曲だった「staple stable」のフレーズが散りばめられています。

そのため戦場ヶ原ひたぎの総決算とも呼べる曲になっており、『終物語』が阿良々木暦の総決算とするならば、2人の関係性を感じずにはいられないでしょう。

歌詞を深く読み解いていくと、戦場ヶ原ひたぎがどれほど阿良々木暦を思っているのかも見えてくるため、可愛らしさで悶えそうになる曲でもあります。

dark cherry mystery(歌:忍野扇)

「dark cherry mystery」は『終物語』の最後のストーリーとなる「おうぎダーク」のオープニング曲で、忍野扇を演じる水橋かおりさんが歌っています。

全ては最初から分かっていたこと、だけどそれは終わってから分かるという事実には、共感する人も多いのではないでしょうか。「きみ」「僕」「私」の3人が歌詞内に登場していますが、それぞれ誰を表しているのかを考えれば、面白いかもあるかもしれません。

『終物語』のストーリー全てにつながるような部分も感じられるため、まさにクライマックスにふさわしいオープニング曲となります。

さよならのゆくえ(歌:瀧川ありさ)

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『終物語』(第一期)のエンディング曲は、瀧川ありささんによる「さよならのゆくえ」になっています。

「そだちリドル」「そだちロスト」を見終えた後に「さよならのゆくえ」を聞いてみると、どこか老倉育と阿良々木暦のことを歌っているような印象を受けるばかり。

老倉育が彼をどのように思い考えているのか、阿良々木暦もまた彼女に対して行動を取れずにいるなど、やはりストーリーとリンクしている部分が見られます。

SHIORI(歌:ClariS)

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『終物語』(二期)のエンディング曲は、様々なアニメに楽曲を提供しているアニソンユニットClariSによる「SHIORI」です。

ClariSはこれまでにも『<物語>シリーズ』のエンディング曲を担当していましたが、まずイントロから入り出しは、『化物語』で流れた「君の知らない物語」を彷彿させます。

歌詞にもある「君に出会えて良かった」という内容も、各ヒロインが阿良々木暦に出会えて良かったことを表現しており、「SHIORI」1つで『<物語>シリーズ』の全てを語っていると言って過言ではないでしょう。

シリーズのクライマックスにふさわしい作品のエンディング曲である「SHIORI」は、何度聞いて見ても『終物語』にピッタリと感じるはずです。

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