原作漫画『SLAM DUNK』は1990年に連作が開始され、一大バスケットボールブームを巻き起こした伝説的な作品。その後、1993年にTVアニメ化されました。そして、『SLAM DUNK』といえば、主人公のみならず、さまざまな個性を持ち合わせたキャラクターたちがとても魅力的に描かれています。今回はそんな『SLAM DUNK』の主要キャラクターのプロフィールをご紹介していきます。
平成を代表する人気バスケットボールアニメ『SLAM DUNK』。バスケットボール人気の火付け役となった作品です。
その人気は日本国内にとどまらず、海外にも広がっています。
そんな『SLAM DUNK』の魅力と言えば何と言っても、個性豊かなキャラクターの面々。
主人公・桜木花道はもちろんのこと、花道が所属している湘北高校のバスケ部のメンバーや、彼らのライバルにあたる選手たちも全員キャラが立っていて、応援したくなる人物ばかり!
今回は、そんな『SLAM DUNK』人気を支える主要な登場人物たちのプロフィールをご紹介します!
アニメ『スラムダンク』とは? あらすじを解説
出典:amazon『SLAM DUNK』は1993年10月~1996年3月に放映されたバスケットボールが題材となったアニメです。
原作は週刊少年ジャンプで連載されていた井上雄彦氏の同名漫画です。
舞台は神奈川県立湘北高校バスケットボール部。
主人公の桜木花道は、多くの女子に告白するものの断られ続け、中学時代の失恋記録は50人を達成。
50人目に振られた理由が「バスケット部の小田くんが好きだから」ということで、バスケットボールを逆恨みしています。
そんな傷心のなか湘北高校に進学した花道は、入学早々本作品のヒロインである赤木晴子に「バスケットはお好きですか?」と後ろから声を掛けられ激高しかけます。
ところが振り返ってみると晴子の美少女っぷりに一目惚れ。
晴子に好かれたいがために、やったこともないバスケットボールを「大好きです!!」と言い、それがきっかけで次第にバスケットにのめりこんでいきます。
はじめは晴子の兄でバスケ部主将でもある赤木剛憲や、同学年のスーパールーキー流川楓と衝突を繰り返す花道ですが、バスケットを通じて人間的に成長していく青春スポーツアニメです。
『スラムダンク』主要キャラクターの紹介! ~湘北高校~
まずは主人公「桜木花道」たちが通っている高校、湘北高校の主要キャラクターをご紹介します。
桜木花道
出典:amazon・学年:1年
・ポジション:PF(パワーフォワード)
・背番号:10
・身長/体重:188cm(→189cm)/83kg
赤髪のリーゼントと長身が特徴の当作品の主人公です。
中学時代は名の通った不良でしたが、一目惚れした晴子に勧められたことがきっかけでバスケットを始めます。
晴子から教えられて覚えたダンクシュート「スラムダンク」は本品の由来にもなっており、試合でも何度か決めています。
バスケットは未経験ながら、恵まれた体格と人並み外れた運動神経で次第にバスケ部の主力となっていきます。
シュートやドリブルの技術は未熟ですが、ジャンプ力とパワーを活かしたリバウンドが強みです。
お調子者で負けず嫌いな性格で、同学年の流川にはライバル意識をむき出しにしています。
流川楓
出典:amazon・学年:1年
・ポジション:SF(スモールフォワード)
・背番号:11
・身長/体重:187cm/75kg
花道と同級生の天才ルーキーです。
中学時代からその才能が注目されており、その実力は強豪である陵南高校からスカウトの声がかかるほどです。
しかし「家から近い」という理由で湘北高校に進学。バスケ部入部当初からエースとしてその才能を輝かせます。
その才能ゆえ自己中心的なプレーに走ることも。花道とは犬猿の仲であり、「どあほう」と呼んでいます。
外見はイケメンで親衛隊があるほどの人気っぷりです。
バスケをしている時以外は常に眠そうにしています。
赤木剛憲
出典:amazon・学年:3年
・ポジション:C(センター)
・背番号:4
・身長/体重:197cm/93kg
恵まれた体格とパワーで湘北のゴール下を守る名センターで、バスケ部の主将です。
花道たちが入部するまではチームメイトに恵まれず、脚光を浴びる機会はあまりありませんでした。
3年になってからはその実力が認められ、深川体育大学からインターハイベスト8進出を条件に推薦の話もありました。
パワーあふれるプレイスタイルからよくゴリラに例えられ、「ゴール下のキングコング」の異名を持ちます。
それゆえ、花道からは「ゴリ」と呼ばれています。外見は似ていませんが、本作品のヒロイン赤木晴子の兄です。
宮城リョータ
出典:amazon・学年:2年
・ポジション:PG(ポイントガード)
・背番号:7
・身長/体重:168cm/59kg
バスケット選手としては小柄ながら、スピードとテクニックが武器の「湘北の切り込み隊長」です。
パーマのツーブロックヘアーにピアスが特徴で、喧嘩っ早い性格をしています。
それが原因で不良時代の三井寿のグループに目を付けられ暴力事件となり、花道がバスケに入部した当初はケガの治療のため入院していました。
マネージャーの彩子に想いを寄せていますが、相手にされていません。
三井寿
出典:amazon・学年:3年
・ポジション:SG(シューティングガード)
・背番号:14
・身長/体重:184cm/70㎏
中学3年の時には全中神奈川県大会で優勝を経験した実力の持ち主で、その大会ではMVPも取っています。
全中神奈川県大会の決勝でのある出来事がきっかけで、湘北バスケ部監督の
安西を慕い湘北高校に進学しました。
その実力から将来を期待されるも、膝のケガが原因で1年の時に部を離れています。
その後、不良化した三井は不良仲間とバスケ部を襲撃し暴力事件を起こすも、安西と再会したことでバスケットへの想いが再燃しバスケ部に復帰します。
3Pシュートを得意とするプレースタイルが特徴です。
ブランクが長かったため体力が戻りきっておらず、ゲーム終盤でスタミナ切れを起こすシーンも見られます。
安西光義
出典:amazon・ポジション:監督
湘北高校バスケ部の監督で、元全日本代表選手でもあります。
湘北で監督をする前は大学のバスケ部で監督をしており、「白髪鬼」の異名で恐れられた名将でした。
湘北高校では物腰柔らかに選手たちに接しています。
ふくよかな体形が特徴的で、そのシルエットは某ファーストフード店の創業者を連想させます。
花道によく二重あごをタプタプされているシーンが見られます。
彩子
出典:amazon・学年:2年
・ポジション:マネージャー
強気な性格でチームを支えるバスケ部の女子マネージャーです。
パーマのロングヘア―にキャップがトレードマークで、「いい女」という言葉がよく似合います。
部活中はハリセンを持って部員を鼓舞しています。
リョータには「アヤちゃん」と呼ばれ、好意を寄せられています。
流川の中学時代のバスケ部の先輩でもあります。
赤木晴子
出典:amazon・学年:1年
花道がバスケをはじめるきっかけとなった当作品のヒロインです。
バスケ部主将である赤木剛憲の妹ですが、外見はまったく似ておらず美少女です。
中学時代は選手としてプレイしていました。
入学当初から花道のバスケットの才能に目を付けており、常に応援しています。
インターハイ本選前におこなわれた花道の2万本ジャンプシュートの特訓にも付き合っていました。
バスケ部員ではないものの、試合や練習には頻繁に顔を出しチームを応援しています。
流川に恋心を抱いている様子です。
『スラムダンク』主要キャラクターの紹介! ~陵南高校~
湘北高校の因縁のライバル校「陵南高校」の主要キャラクターをご紹介します。
魚住純
出典:amazon・学年:3年
・ポジション:C(センター)
・背番号:4
・身長/体重:202cm/90㎏
陵南高校バスケ部の主将で、チームの精神的支柱でもあります。
アニメ『SLAM DUNK』の中では最も長身のキャラクターで、「ビッグジュン」の異名を持ちます。
神奈川を代表するセンターの一人で、赤木とはライバル関係です。
インターハイ予選で湘北に敗れた後は引退し、実家の料理屋を継ぐべく板前修業を始めています。
仙道彰
出典:amazon・学年:2年
・ポジション:SF(スモールフォワード)/PG(ポイントガード)
・背番号:7
・身長/体重:190cm/79㎏
陵南高校のスーパーエースです。
得点力が非常に高く、前年のインターハイ予選で湘北と対戦した時は、仙道ひとりで47点をとった「点取り屋」でした。
視野の広さやパスセンスも優れており、対海南戦ではポイントガードとしてチームを引っ張りました。
性格は自由奔放で、練習や試合に遅刻するシーンが見られます。湘北との練習試合にも悪びれず遅刻していました。
田岡茂一
出典:amazon・ポジション:監督
強豪・陵南高校のバスケ部監督です。
高校時代は「神奈川に田岡あり」と言われた名プレーヤーでした。
短気な性格で厳しく選手の指導にあたっていますが、試合中に興奮してくるとブツブツ独り言をつぶやくなど憎めない一面もあります。
過去には三井・リョータ・流川を陵南にスカウトしていましたが、3人とも湘北に入学してしまったため、そのこと悔やんでいるシーンも見られます。
『スラムダンク』主要キャラクターの紹介! ~翔陽高校~
前年神奈川県2位でインターハイ出場を果たした強豪「翔陽高校」の主要キャラクターをご紹介します。
藤真健司
出典:amazon・学年:3年
・ポジション:PG(ポイントガード)
・背番号:4
・身長/体重:178cm/66㎏
翔陽高校の主将兼監督という特殊なキャラクターです。
普段は監督としてベンチから指示を出すシックスマンですが、ここ一番ではチームの司令塔としてプレイします。
海南大付属の牧紳一と並んで神奈川屈指のポイントガードで、強豪校である翔陽で唯一1年生からレギュラーで出場している実力者です。
さわやかなイケメンで、女性人気も高い様子です。
花形透
出典:amazon・学年:3年
・ポジション:C(センター)
・背番号:5
・身長/体重:197cm/83㎏
赤木、魚住と並ぶ神奈川トップクラスの名センターです。
メガネが特徴の頭脳派プレーヤーで、後ろに下がりながら打つ「フェイダウェイ・ジャンプショット」を得意とします。
翔陽では藤真に次ぐチームの主力選手です。
『スラムダンク』主要キャラクターの紹介! ~海南大付属~
16年連続インターハイ出場の常勝校、神奈川の王者「海南大付属」の主要キャラクターをご紹介します。
牧紳一
出典:amazon・学年:3年
・ポジション:PG(ポイントガード)
・背番号:4
・身長/体重:184cm/79㎏
神奈川No.1プレーヤーとしての呼び声高い名ポイントガードで、常勝軍団・海南大付属の主将です。
その実力の高さから「帝王」の呼び名も持っています。
ポイントガードながら、パワーも兼ね備えたプレースタイルが特徴です。
色黒で高校生離れした顔立ちが特徴で、花道からは「ジイ」と呼ばれています。
神宗一郎
出典:amazon・学年:2年
・ポジション:SG(シューティングガード)
・背番号:6
・身長/体重:189cm/71㎏
神奈川屈指の3Pシューターです。
入部当初のポジションはセンターでしたが、線が細く他の選手に何度も吹っ飛ばされていました。
それを見かねた監督の高頭が「センターは到底無理だ」と告げます。
その後、彼は毎日練習後の500本シュートを欠かすことなく続け、シューターとしての才能を開花させた努力家です。
清田信長
出典:amazon・学年:1年
・ポジション:SF(スモールフォワード)
・背番号:10
・身長/体重:178cm/65㎏
海南で唯一1年生でレギュラー入りしているプレーヤーです。
身長は180cm未満ですが、ダンクシュートができるほどのジャンプ力があります。
大胆不敵な性格で、同学年である流川にライバル意識を持っています。自称「神奈川No.1ルーキー」。
花道からは「野猿」と呼ばれており、逆に花道のことを「赤毛猿」と呼んでいます。
『スラムダンク』キャラクターまとめ
本作品はスター選手たちの輝かしい部分だけでなく、彼らが抱える悩みや弱さなど高校生らしい面も見られたり、控えの選手や監督にもスポットライトがあたったりと、共感できる部分が多くあります。
そんな魅力的なキャラクターたちだからこそ、アニメ放送終了から20年以上経った今も、根強い人気を誇っているのではないでしょうか。
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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