深夜枠で放送されていたアニメ「ワンパンマン」。怪人協会やヒーロー狩りのガロウ・武術大会の行方など、2期になって新キャラ登場・新展開突入でますます盛り上がってきています。 今後特にメインとなってくるのが、怪人協会で、協会の頭となっている怪人王オロチに関してはかなりの注目されていますので、今回はオロチの正体と共に怪人王として成長する彼の魅力について迫っていきます。
原作者であるONE先生が自身で漫画を描くために、練習として描いて自身のサイトに載せたことがきっかけで、その内容が面白いと話題になったのが、アニメ2期が放送されているワンパンマンです。
どんな強敵でも一撃で倒してしまうことができる主人公サイタマを中心に、物語は描かれています。その中でもアニメ2期のメインになるであろう怪人協会の中から、協会の頭となっている怪人王オロチについて、何者なのか、そしてその強さの秘密を暴いていきます。
怪人王オロチとは
まずアニメ一期では、怪人は出てきていたものの、怪人協会といった組織は出てきておらず、話の内容もサイタマとヒーロー協会や協会に所属するヒーロー達に関する内容となっています。二期に突入してからは一期以上に怪人が出現し始め、しかも怪人同士で徒党を組んで現れます。更にヒーロー協会関係者を誘拐したことで、怪人協会としてヒーロー協会側に認知され始めています。
ヒーロー協会は怪人達の強さに対して災害レベルを定めており、レベルの低い方から順番に狼→虎→鬼→竜→神となっています。怪人協会には一番レベルの低い災害レベル:狼クラスの怪人から災害レベル:竜クラスの怪人まで数多くの怪人が在籍しているのですが、いくつもの町を破壊することができるレベルとなっている災害レベル:竜の怪人も多く在籍しており、その勢力の大きさがよくわかります。
災害レベルだけでみてもかなり強力な怪人が多く存在している怪人協会ですが、そんな怪人達を束ねてその頂点に君臨しているのが、怪人王オロチです。オロチの災害レベル・強さは未知数となっており、災害レベル鬼クラスの怪人ぐらいならいとも簡単に殺せてしまうレベルです。災害レベル:竜クラスでもオロチには従っているぐらいですので、災害レベルとしては神クラスに匹敵していると言っても過言ではありません。
そんな怪人王オロチですが、数多くの化物が合成されたキメラのような見た目をしているのですが、それは怪人としての姿であり、ちゃんとした正体があるのではないかと言われています。
ただ、オロチの正体は原作で今のところ明かされてはいませんので、正体不明の怪人となっています。
オロチは村田先生版のみに登場するオリジナルキャラクター
実はワンパンマンには原作者であるONE先生自身が絵まで描いて、自身のサイトに投稿しているONE先生版と、ONE先生版のワンパンマンを元に絵などを一新して、となりのヤングジャンプで連載を行っている作画の村田先生版の2つが存在しています。
村田先生版のワンパンマンはONE先生版のものをベースにし、絵を綺麗にして、内容を少し変更して掲載しております。アニメワンパンマンは村田先生版のものを元にしてアニメ化していますので、内容はほぼ村田先生版の内容となっています。
怪人協会が出現するまでの話の内容はONE先生版と村田先生版でそこまで違いがないのですが、怪人協会編からは村田先生版のほうでオリジナル要素が多く加えられています。そのため、ONE先生版ではすでに怪人協会編は終わっているのですが、村田先生版の怪人協会編は長めに続いている状態になっています。
ONE先生版と村田先生版で特に大きく異なっているのが怪人王オロチの存在で、実はオロチは村田先生版オリジナルのキャラで、ONE先生版には一切登場していません。そういったこともありワンパンマンファンの間では、その強さや正体に関して様々な憶測や噂が広まっているような状態です。
2019年4月からアニメ2期が放送されたことでも話題の『ワンパンマン』ですが、原作は現在もWEB上で公開されている漫画だとご存じでしょうか?この記事では、原作者ONE版と村田雄介によるリメイク版の『ワンパンマン』、それぞれの違いについて解説していきます。長らく更新を休止していたONEによる原作が2019年6月更新されたこともあり、ますます盛り上がっていくであろう『ワンパンマン』から目が離せません。
怪人王オロチは元人間
先程も書きましたが、見た目は様々な怪人が合わさったようなキメラのような見た目をしている怪人王オロチですが、その正体に関しては不明なままとなっています。
ただ、原作では、怪人協会の参謀ギョロギョロがオロチに関して、最初から怪人だったのでなく、人間だったことを明かしています。つまり、元々は人間だったものが現在のオロチへとどんどん進化していったものだということです。
怪人協会出現時の序盤にも描かれているのですが、怪人協会の怪人の殆どは元は人間だったものが、何かしらのきっかけで怪人へと変わっていることが多いです。更に怪人協会側では怪人を増やすため、見込みのある人間に対して強制的に怪人になれる怪人細胞を配り食べさせて増やしています。
元々人間だったオロチですが、地球上にいる人間の中からオロチとなる人間を発見したものと、その人間を怪人王オロチへと育て上げたものが存在しています。オロチは彼らの手によって、怪人協会の長となるべく育て上げられたということになります。
オロチを発見したのはサイコス
オロチの発見に関しては、村田先生版133話にて、参謀ギョロギョロが語っている回想を見るとわかるのですが、町中で後のオロチとなる人間を女性が見つけて話しかけています。この女性はギョロギョロの回想に出てきたのみで、村田先生版では彼女が何者なのか一切明かされていません。ただ、オロチを見つけスカウトしているところなどを見ると、怪人協会側の主要人物であることはわかります。
発見者の女性自身がオロチに対して「あなたは暴れたがっている」と語りかけているところから、彼女自身相手の心を読むなど超能力的な力を持っているのがわかります。このことから超能力を使えるようなものが怪人協会側に存在していることがわかります。
オロチを発見している女性の超能力的な力とその容姿からして、ONE先生版の怪人協会編で登場してくるサイコスと一致しています。彼女がサイコスであるのなら、ONE先生版と同じように、関連のあるS級ヒーローのタツマキやその妹で、B級ヒーローのフブキと戦うこととなります。
発見したオロチを育てたのはギョロギョロ
オロチを発見したのはサイコスと思われる女性ですが、実際に彼を育てて怪人王オロチへと進化さたのは参謀のギョロギョロです。ギョロギョロはオロチが発見されるよりも前から、人間を使って、彼らを災害レベル:竜を超えるような怪人にするために様々な実験を行っています。
サイコスが見つけてきたオロチにも同じように実験を行い、オロチはその実験をなんども乗り越え、現在のような怪人王オロチへと人間から進化しました。
実験内容はギョロギョロ自身が語っており、人としての死をオロチ自身に何度も乗り越えさせるといったものです。これに関してはサイタマやガロウが強くなっていった過程と同じであり、ワンパンマン内の強キャラはほぼこの過程を踏んでいると考えられます。
ギョロギョロが行っていた実験は災害レベル:竜を超える怪人を生み出すための実験ですので、怪人王オロチはすでに、災害レベル:竜を越えた神に匹敵する怪人になっていると考えられます。
オロチはこれだけの力を持った圧倒的存在になっていますが、ギョロギョロが育ての親であることもあり、彼の命令には従っているようです。
オロチの正体は驚きのあの人
元々素質があったと言われているオロチですが、人間だった頃の正体に関して、ファンの間では、S級1位ヒーローのブラストがオロチになっているんじゃないかといった噂が出ています。このブラストに関してはS級1位であること以外は、ONE先生版・村田先生版共に殆ど情報は出ていないような状態です。
ワンパンマンの物語内ではほぼ登場したことがないブラストですが、ヒーロー協会内ではS級の1位を保持し続けているため、S級2位のタツマキを超えるほどの最強のヒーローだと言われています。一撃で敵を倒すことができるサイタマと比べてどちらが強いのかははっきりしませんが、サイタマと肩を並べることができるほど強いんじゃないかと言われています。
ブラストに関しては、村田先生版よりもONE先生版のほうでは少しだけ容姿などが描かれたことがあります。それは、S級2位のタツマキの回想でブラストが描かれており、彼のおかげでタツマキがヒーローになったことが明かされています。
ブラストはあのタツマキにヒーローになるきっかけを与えるほど影響力も強い人物であることがわかります。
タツマキの回想に出てくるブラストは顔こそはっきり描かれていませんが、彼の格好がサイタマにそっくりであったため、ブラストはそもそもサイタマの父親なのではないかという話が出ています。
ブラストがサイタマの父親であるなら、S級1位であることも納得できますし、サイタマの敵を1撃で倒すことができる実力にも頷けます。
オロチはそんな最強のヒーローであったブラストが、自身の暴れたいという欲望のためだけに怪人化したのではないかと、ワンパンマンファンに推察されています。オロチの実力から考えても、ブラストかもしくはそれぐらいの実力があった者だったのではないかと考えられます。
オロチVSガロウで見せたオロチの成長
怪人王オロチの強さを語る上で、主人公サイタマ以外に、重要となってくる人物が1人だけ存在しています。それが、怪人協会が出現する少し前に現れた、「ヒーロー狩り」を名乗っているガロウという男です。ヒーロー狩りと名乗っているだけありかなりの実力者で、バングの元弟子でもあるため、バング同様に流水岩砕拳を使っています。
登場時からA級ヒーローには勿論、S級ヒーローのタンクトップマスターを倒し、金属バットとは互角に渡り合うほどの強さを発揮しました。また、怪人相手なら災害レベル:鬼クラスの怪人なら何体かは倒しているほどの強さを誇っています。
これだけの強さがあり、怪人を目指しているため怪人協会から声をかけられるのですが、ガロウは協会からの誘いを断ってしまいます。
ヒーロー・怪人と闘い成長していくガロウですが、ある日怪人協会から送られてきた災害レベル:鬼クラスの怪人キリサキングと蟲神に襲われます。ガロウと仲良くなり、たまたまその場に居合わせた少年タレオは別の怪人に捕まってしまい、ガロウはそれに気を取られて油断したところをキリサキング・蟲神に攻撃され負けてしまいます。
自身の油断で負けてしまい攫われてしまったタレオを救うため、ガロウは単身で怪人協会のアジトへと潜入、そこでガロウは災害レベル:竜クラスのポチや怪人王オロチと戦っていくことになります。
ポチとの闘いで成長するガロウ
タレオを助けるため怪人協会へと潜入したガロウは、牢獄に捕らわれていたタレオを発見、タレオを殺そうとしていたキリサキングをなんと一撃で撃破してみせます。
油断したとはいえ一度負けてしまったガロウですが、そのことがきっかけで、災害レベル:鬼クラスの怪人ならば一撃で倒せるほどの強さを身に着けます。そんなガロウはタレオと共にアジトを脱出しようと試みますが、ガロウの目の前には災害レベル:竜のポチが現れます。
ポチとガロウは怪人協会アジトが半壊するほどの激しい戦闘を繰り広げ、協会アジトの壁や床を打ち抜きまくってしまいます。これまでに無いほどの強さを誇る災害レベル:竜のポチにガロウはおされてしまいますが、戦いの最中ガロウは成長し、なんとポチと互角に渡り合うほどになります。
このようにガロウは物語の主人公かのように、闘いながらどんどんと成長を繰り返していきます。
ポチとの対決は互角のまま決着がつかず、途中でポチの攻撃で下の階へとふっとばされてしまったガロウは、今度は怪人協会の参謀ギョロギョロと相対することとなります。
ギョロギョロは自身の超能力でガロウを攻撃しますが、ポチとの闘いで成長したガロウはギョロギョロを圧倒します。自身の手では負えないと感じたギョロギョロは怪人王オロチを召喚、ガロウはついにオロチと戦うことになります。
ガロウを圧倒しながら成長するオロチ
ギョロギョロによって召喚された怪人王オロチに並々ならぬ強さを感じるガロウですが、果敢にもオロチに戦いを挑んでいきます。しかし、災害レベル:竜よりも更に上をいく怪人王オロチの圧倒的なパワーに、ガロウはおされてきてしまいます。
そんなガロウですが、またまた戦いの中で成長、流水岩砕拳を駆使してオロチと互角に渡り合い、もしかしたら一撃入れることができるかもしれないレベルにまでいきます。
流水岩砕拳で戦い始めたガロウに対して、オロチはなんとそれを見よう見まねでその場でコピーし、武道を身につけるというとんでもない成長を見せつけてくれます。
ギョロギョロがガロウと相対した際に語っていますが、オロチとガロウは似ており、ガロウが戦いで成長するのと同じようにオロチも戦いの中で成長していくのです。流水岩砕拳をコピーしたことで武道を身に着けたオロチは圧倒的な力を持ってガロウを倒してしまいます。
まるで物語の主人公のように敵と戦って成長し強くなっていくガロウですが、オロチはそれを更に上回って成長していく、最早化物となっています。オロチはただ災害レベル:竜よりも強いというだけではなく、未だに上限なく成長していく可能性を秘めていることがこの戦いでわかりました。
サイタマとの邂逅
ガロウを見事倒したオロチはしばらく出番がありませんでしたが、149話にてサイタマの気配を感じ取り、アジト内を散策、ついにはサイタマと遭遇することとなります。
149話は2019年4月中頃に更新された話で、2019年5月現在続きが出ておらず、サイタマと出会うシーンも一番最後に描かれているため、この後どうなるのか非常に期待されています。
ここから別の怪人とヒーローが戦っているシーンが描かれる可能性もありますが、近い内にサイタマVSオロチが描かれることは間違いないでしょう。
サイタマVSオロチに関して、ファンやネットでの評判では、お約束どおりサイタマがオロチを圧倒して倒してくれるんじゃないかと予想されています。
しかし、オロチはガロウとの戦いの中でとんでもない成長力を見せていますので、同じようにサイタマとの戦いの中でもとんでもない成長を見せてくれるんじゃないかという期待が持てます。
ここから繰り広げられるであろうサイタマVSオロチの戦いはかなりのみものとなっています。
またオロチは死ぬのかどうかといったことも話題になっていますが、戦いの中で成長したオロチがサイタマを苦戦させる可能性は高いです。
しかし、サイタマの力は圧倒的で、オロチに苦戦させられはするものの、いつものようにオロチを圧倒して勝つ可能性は高いです。なので、最終的にはオロチはサイタマに倒されて死んでしまう可能性が高いと考えられます。
ワンパンマン【怪人王オロチ】まとめ
怪人王オロチは元々人間でしたが、サイコスに見つけられ、参謀ギョロギョロによって育てられたことで、災害レベル:竜を超えるほどの怪人へと成長しました。既に災害レベル:竜を超えるほどの力を持っているオロチですが、ヒーロー狩りガロウとの戦いで、流水岩砕拳をコピーし、武道を身に着けたことでさらに強くなりました。今後150話以降で描かれるであろうサイタマVSオロチの戦いの中で、オロチが成長しサイタマを苦戦させる可能性はかなり高いのではないでしょうか。
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