「一撃ヒーロー」が世界を救う。緊張感ゼロの、日本一安心して読めるバトル漫画。 彼の「周りの」ヒーローが活躍する、生きるか死ぬかの、手に汗握る戦闘シーン。欠伸をするような緩慢な動作から、次々強敵を撃退し勝利をおさめる主人公、その対比が秀逸。 王道ヒーロー漫画の180度逆を行く新感覚バトル漫画、ここに爆誕。
ワンパンマンとは・超簡単な作品紹介
史上最強、完全無敵のヒーロー「サイタマ」。どんな強大な敵も、適当なパンチ一つでノックアウト。絶対に負けない圧倒的、常識を超えた強さ。目標通りの強さを手に入れた彼「さいたま」・・・彼にはある想いがあったーー
一撃で終わらないような、強い敵と戦いたい!誰でもいいから!
強すぎるが故に、孤独。彼はそんな虚しさを抱えて日々を送っていました。自称ヒーローの「サイタマ」は、ワンパンで終わらないような強敵と戦うことができるのでしょうか。
作者は漫画家ONE。ウェブ上で作品を無料公開していたところ、話題が話題を呼び、掲載サイトは1日に十万人を優に超える読者が訪れています。あわせて、「となりのヤングジャンプ」にて、村田雄介の作画によりリメイク作品が連載され、さらに人気が加速。リメイク版作者、村田雄介は週刊少年ジャンプで「アイシールド21」を連載しており、特に動きのある画力が確かなことで定評のある作家です。
「ワンパンマン」は今最も売れている漫画の一つで、発行部数は並み居るヒット作品「進撃の巨人」や「僕のヒーローアカデミア」とも肩を並べる勢い。
2017年04月17日の週間 コミックランキング 2017年04月03日~2017年04月09日。オリコン調べによる最新の書籍ランキングで流行をチェック
登場人物紹介
サイタマ(ハゲマント)
本作品の主人公。
ハゲあがった頭と黄色いマントがトレードマーク。
完全無敵の人類最強の男。
当初彼「サイタマ」は、ヒーローなど目指しておらず、普通に一般企業に就職しようと日々を送っていました。ある日、採用面接に落ちて歩いていると、激高した怪人に遭遇してしまいます。人生にどうでも良くなった彼は、深く考えずに怪人に生殺与奪を与えます。しかし、怪人の本来の標的であった少年を怪人から反射的に助け出し、撃退すると、忘れていた夢を思い出します。
「そうだ、俺はヒーローを目指していたんだ」
一念発起した彼は、死にものぐるいで、それこそ頭が禿げるほどの必死さで「普通の」トレーニングメニューをこなし、最強の強さを得ます。
「普通の」トレーニングメニュー=腕立て伏せ・上体起こし・スクワットそれぞれ100回とランニングを毎日10㎞やる」「毎日三食欠かさずきちんと食べる」「精神と忍耐力を鍛えるために夏冬に関わらずエアコンの使用厳禁」という常識的な範囲から超えない、至って普通のトレーニングメニューです。
その強さを持って、ヒーロー活動を始めた彼。弱い人を守りつつ、無許可で、夢の延長(=趣味)でヒーローをやっていましたが、ヒーロー協会の存在を知り、プロヒーローとなります。ハゲマントというヒーロー名は、協会のお偉いさん達が会議で談笑しながら、1時間以上もかけて熟慮して決めたありがたいもの。
また周囲の悪口にはあまり頓着しませんが、おじさん呼ばわりされたり、ハゲをネタに馬鹿にされると割と怒ります。頭髪を諦めていないらしく、海藻を熱心に摂っているようです。
ジェノス(鬼サイボーグ)
サイボーグの青年。サイタマの弟子。
さらさらの金髪と、白目のところが黒くなっている目が特徴。
家族を狂サイボーグに惨殺され復讐を誓い、自ら志願して、サイボーグとなり強さを得ました。しかしその4年後、怪人との戦闘中で敗れそうになっていたところに、サイタマが颯爽と姿を現し、ピンチを救われます。
圧倒的な強さを持つサイタマに惹かれたジェノスは、彼に弟子入りを懇願。弟子入りが叶って以後、サイタマの身の回りの世話をしたり、彼と共にヒーロー活動をしています。
サイタマと共にプロヒーローとなった彼。彼はヒーローに採用されるにあたり、実技試験・筆記試験とも高マークし、いきなりS級ヒーローに飛び級しています(ちなみに師匠サイタマは筆記試験が絶望的でC級始まり)。
鬼サイボーグというヒーロー名は彼と共に付けられたもの。強くなるため、何度もパワーアップ(パーツ改造)するも、師匠サイタマとの差は一向に縮まらない様子。強さとルックスを併せ持つジェノス。ファンクラブも出来るほどの美形ですが、本人はそういったことに頓着していない様子。
タツマキ(戦慄のタツマキ)
規格外の強力な超能力を持つ女性(ただし見た目は少女)
くるくるにカールした緑色の髪が特徴、だいたい不機嫌。
プロヒーローのS級上位ランカーで、協会からの出動の要請も頻繁。地球外生命体の襲来があった際、幾千発もの強力な弾丸を無効化。危機を救ったり、S級ヒーローがまったく敵わない強大な怪人を「雑魚」と言い瞬殺したりと、その強さはまさに最高ランク。強大な竜巻を巻き起こし、敵をねじ切る恐ろしい技を得意としています。
短気で子供っぽい彼女ですが、見た目が小さい事が密かなコンプレックスで、牛乳をよく飲んでいます。相手に「ガキ」や「チビ」と馬鹿にされると激高してついつい戦闘不能にさせるなど、ナイーブな面があります。
フブキ(地獄のフブキ)
タツマキの妹。タツマキには及ばないものの強力な超能力を持つ女性。
幼い見た目の姉と違い、グラマラスな黒髪美女。
姉と同じプロヒーローをしているが、実力は姉に遠く及ばず、Bランクに甘んじています。幼い頃から、強力な超能力を持つ姉に対しコンプレックスを抱いています。力では敵わない彼女は、単独行動主義の姉を超えるため、徒党を組んで対抗しようと考えています。
必殺技は「地獄嵐」起こした嵐が小石やゴミの破片を巻き込み、敵を情け容赦なくボロボロに引き裂く様子から、「地獄の」というヒーロー名を授かりました。
また過保護な姉のために、友人と呼べる者が出来なかった彼女は、サイタマに対して友情を抱きますが、当の本人から、ただの知り合い扱いされ、傷ついている様子。
ワンパンマンの見所・おもしろさ
戦いの中の温度差
戦いにおいて、相手は持てる力を全て出し切って戦うのに対し、サイタマは攻撃を全て受け流し、ゆとりすら感じさせる余裕をみせます。
相手が熱くなれば熱くなるほど、際立つサイタマの圧倒的な力。本気の相手の攻撃に、たまたまサイタマのお尻がぶつかっただけで、相手を闘技場の端っこまで吹っ飛ばし、ついでに闘技場も半壊させる有様。しかも最近では、ワンパンもくり出すこと無く圧勝することすらあります。
一方普通に強いヒーロー達は、白熱した戦いを繰り広げます。サイボーグ青年ジェノスを筆頭に、超能力者タツマキ、その妹フブキや音速忍者ソニックなど。ハラハラどきどき、真剣なバトルを繰り広げる彼らこそ、本来あるべきバトル漫画の正道を突き進んでいると言えます。
一応ある必殺技マジシリーズ
無気力な戦いを続けるサイタマですが、本気を出した必殺技があります。必殺マジシリーズのマジ殴りは未知数の力を持つ宇宙人を倒しました。一撃で。
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実写化の可能性は!?
近年ジャンプ作品の映画は、実写化の流行があるようです。「るろうに剣心」「デスノート」「銀魂」2017年には「斉木楠雄のΨ難」が実写映画化しています。
「ワンパンマン」は今までに無い斬新なキャラクターを主人公に据えた、壮大な世界観と彼を取り囲む魅力溢れる個性的なキャラクターです。
またアニメだと原作や声優に元々興味を持っている人が主な集客対象ですが、実写化では、その時々の人気のある俳優やアイドルを起用することで、興味対象・集客対象を広げることができます。
そしてなにより原作の人気が後押しして、実写映画化される日も遠くないのではないでしょうか。
参考元
- ・参照リンク:となりのヤングジャンプ : コミックス情報
- ・参照リンク:ワンパンマン - Wikipedia
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