日本人のほとんどが知っているアニメ「ドラえもん」。そんな国民的アニメをフルCGで製作した作品が「STAND BY ME ドラえもん」です。おなじみのストーリーと美しいCGが織り成す世界観は大人も子供も魅了されること間違いなしです!
「ドラ泣き」必至!知っているストーリーでも涙腺崩壊
「STAND BY ME ドラえもん」では、ドラえもんが未来から来て、帰るまでのエピソードがギュッ!とまとめられています。
ストーリーを知っている人も多い今回の映画ですが、それでも涙なしには見られないほどの感動が訪れます。
二度と訪れないキラキラした子供時代をみずみずしく描いた本作。
映画を観終わったときには、ノスタルジックな懐かしさが胸いっぱいにあふれていることでしょう。
特に見逃せないのはドラえもんが未来に帰らなくてはいけなくなるシーン。
ドラえもんに頼ってばかりだったのび太の成長と、それを見守るドラえもんのストーリーは、何度見ても胸が熱くなります。
今作ではそのシーンが美しいCGで魅力的に描かれ、さらなる感動をもたらします。
ストーリーをわかっていても泣かざるを得ない、というぐらい感動シーンが盛りだくさんの映画ですので、
涙を流してすっきりしたい人にもおすすめの映画かもしれません。
監督は「friends もののけ島のナキ」の山崎貴氏と八木竜一氏
出典:今作品の監督を務めるのは「friends もののけ島のナキ」を手がけた山崎貴氏と八木竜一氏。
両氏はアニメーションおよび実写映画、VFX作品を制作する白組に所属しています。
八木氏は過去に「鬼武者2」、「バイオハザード」などのCGディレクターを勤めるほか、「うっかりペネロペ」の演出やアニメ「もやしもん」の菌のアニメーションを監督しています。
また山崎氏は「ALWAYS 3丁目の夕日」シリーズのほか「BALLAD 名もなき恋のうた」や「永遠の0」など多数のVFXを使った多数の作品の監督を務めています。
原作に忠実に作られたストーリー展開
「STAND BY ME ドラえもん」の作品プロットは山崎監督が依頼されて作ったものです。
最初はフルCGでの映画製作をしぶっていた藤子プロですが、
この完成度の高いプロットを見て「原作をよく読みこんでいる。断れない。」と映画製作にOKを出したそうです。
それほどまでに原作の漫画「ドラえもん」を大切に作られた今作品。
いたるところに原作へのこだわりがちりばめられています。
例えば、漫画「ドラえもん」が連載されていたのは1970年代ですが、
今作品ではその当時の住宅の様子や小学生の服装、町並みなどを忠実に再現しています。
また漫画によく出てくる「3」の字型の口や目。
これも原作をベースとするのであれば外すことができないということで、不自然にならないようのび太の表情に取り入れています。
3の形をしたのび太の目はとってもかわいいのでお見逃しなく!
みんなが大好きな「ドラえもん」
子供からお年寄りまで、日本でドラえもんを知らない人はほとんどいません。
それほどまでに日本国民に浸透したキャラクターであるドラえもん。
みんながそれぞれ思い出を持って作品と関わっています。
今回の作品は、ドラえもんの原点とも言える漫画をベースに、美しいCGで作り上げた作品です。
子供は新しいものとして楽しむことができるのはもちろん、
「子供経験者」である大人たちもそれぞれの子供時代を懐かしく思い出すことができるでしょう。
ドラえもんのテーマは「子供の成長」と「親離れ」。
ドラえもんを通して子供たちはあきらめずに立ち向かう勇気を学び、
大人はそんな子供たちを見守っていく姿勢を学ぶことができます。
それぞれの立場で違った感動を得ることができるドラえもんという作品は、全ての世代に幸せをもたらすコンテンツです。
現代の技術で彩られているものの、世代を経ても変わらないドラえもんの面白さを、改めて味わってみてはいかがでしょうか。
参考元
- ・参照リンク:映画「STAND BY ME ドラえもん」公式サイト
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