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2019/03/06
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『化物語』の登場人物9名を細かな部分まで徹底解説!濃いキャラ揃い…?

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西尾維新原作の大人気の物語シリーズの記念すべき第一作『化物語』の登場人物を徹底解説! ここから始まる物語シリーズを観る上でもポイントとなってくるキャラを細かな部分まで紹介します。

目次

『戯言シリーズ』や『めだかボックス』とさまざまなヒット作を連発してきた、西尾維新さんの代表作である物語シリーズの原点『化物語』。

魅力的なキャラクターたち、コミカルな日常会話シーン、人気アニメ制作会社のシャフトが手掛ける映像美と、話の本筋だけでなくたくさんの魅力がこの作品には詰まっています。

なかでも、さまざまな出来事に巻き込まれていく登場人物は、良くも悪くも濃いキャラ揃いで『化物語』のファンになってしまった方も多いはず。

こちらの記事では、そんな登場人物を徹底解説していきます。

なお、ネタバレ要素も含んでおりますので、ご了承ください!

『化物語』の登場人物9名をご紹介!

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『化物語』のストーリーの運び方はとてもシンプルです。

春休みに吸血鬼に襲われ、自らも吸血鬼となってしまった主人公の阿良々木暦が、「怪異」と呼ばれる存在に苦しめられている女の子を助ける話となっています。

それでは、『化物語』に登場するキャラクターを説明を始めます!

『化物語』登場人物①【吸血鬼】阿良々木暦

物語シリーズの主人公は、直江津高校3年生の阿良々木暦(あららぎこよみ)です。

現在友達はほとんどいませんが、自分より他人を優先する傾向にあり、春休みの「吸血鬼事件」以降身体能力も上がり、不死身となったために自己の犠牲もいとわずにヒロインたちを守ろうとします。

そして、その姿に多くのヒロインたちが恋心を持ってしまいますが、それに気づかずに大きな騒動になったりもします。

「羽川のためだったらなんでもする」と公言してるにも関わらず「八九寺と会話しているときが一番楽しい」と言ったり、戦場ヶ原に対しては「僕は戦場ヶ原ひとすじだ」とも言っています。

そして、「あいつが明日死ぬのなら、僕の命も明日まででいい」と忍野忍への気持ちを吐露していたりと、事情を知らなければ割とクズ男みたいなことを言っています。

なぜ暦はこんなことを言っていても、あの嫉妬深い戦場ヶ原と付き合っていられるのだろうと考えながら見るのも面白いかもしれません。

暦が友達を作らなくなってしまった原因に、高校1年生の時の事件が関わってきていますが、それについては『終物語』をご覧ください。

『化物語』登場人物②【猫】羽川翼

暦の彼女ではありませんが、物語シリーズの正ヒロインとも呼べる存在なのが羽川翼(はねかわつばさ)です。

羽川は名門高校の直江津高校においても一番の天才です。

羽川の天才ぶりを表す言葉で「羽川が100点を取れなかったら、テストの方が出来損ない」と言われるくらいの突出ぶりです。

わずか2か月の間に2回も怪異騒動に巻き込まれた羽川ですが、以後は暦の精神的なパートナーとして絆を深めてゆきます。

しかし、暦に抱いていた恋心は、無情にも戦場ヶ原と暦が付き合った為に打ち砕かれてしまいます。

そのストレスが羽川の中にいた「障り猫」を呼び覚ますこととなり、ブラック羽川として最強クラスの怪異となってしまいます。

羽川のストレスの原因が複雑な家庭環境にあることだと思い込んでいた暦に、暦への恋心が原因だと伝えたのち暦を殺しかけますが、忍野忍の助けにより暦は命拾いをします。

そして、忍の協力のおかげでブラック羽川も羽川の中に引っ込むこととなり、無事羽川も救われます。

物語シリーズでは彼女であるはずの戦場ヶ原より出番は多く、どのエピソードでも重要な役どころとなっています。

ブラック羽川の「斜め77度の並びで泣く泣く嘶くナナハン7台難なく並べて長眺め」のセリフは『化物語』の中でも屈指の萌えポイントとなっておます。

このセリフを西尾維新さんが思いついたおかげで、当初は語尾に「にゃ」をつけるだけだったブラック羽川のキャラが、な行を全部「にゃ」に置き換えなければならず、その修正は大変だったようです。

ちなみに、羽川は前日譚の『偽物語』で春休みに暦の吸血鬼騒動に巻き込まれてしまいます。

その後も、ゴールデンウィークに自身が障り猫という怪異に憑りつかれてしまいますが、こちらも前日譚の『猫物語(黒)』の内容となりますので、気になる方はチェックしてみてください。

『化物語』登場人物③【蟹】戦場ヶ原ひたぎ

暦と羽川と同じクラスの戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはらひたぎ)ですが、この『化物語』は戦場ヶ原が階段から落ちてくることころから始まります。

『化物語』の1話の作中での日付は5月8日とゴールデンウィーク明けすぐなので、『猫物語(黒)』で羽川に憑いていた障り猫を解決できた次の日の出来事になります。

つまり、羽川を助けた次の日に、暦はまた戦場ヶ原の怪異騒動に巻き込まれてしまうのです。

母親が自分のせいで宗教にハマってしまうこととなり、娘を助けるための神頼みは、やがてその宗教の幹部に娘の体を差し出そうとしたように目的と手段が入れ替わってしまいました。

こうして、戦場ヶ原家の家庭崩壊が引き起こったのです。

そのために、戦場ヶ原は人の情というものを全く信じていません。

それは、暦とカップルになってからも変わらないところです。

だからこそ、戦場ヶ原は助けてくれたのが暦でなく別の人だったとしたら、その人を好きになったとはっきりと公言するのです。

その上で、助けてくれたのが暦で良かったと言うシーンは、不器用ながらも戦場ヶ原が暦に向けた愛の一端として、心に残る名セリフとなったのです。

暦と忍野メメの活躍により、戦場ヶ原は「重し蟹」を克服することができました。

そのあとは電光石火の早業で、解決からわずか数日で暦とカップルになることに成功します。

風呂上がりの時に全裸で暦の前をウロウロするなど、貞操観念はどこへ行った! と言いたくなるほどぶっ飛んでいるキャラクターです。

原作者の西尾維新さんが、当初は理想のヒロインを描こうと思って書いたのが戦場ヶ原ひたぎだったとのことで、「世間のツンデレはいまいち生ぬるい、もうワンランク上のツンデレヒロインを書いてやる」との意気込みだったそうです。

そして、物語シリーズで一番声質が変わっているのも彼女で、怪異が解決してからは少し低めの声になりました。

実はこれ「重み」を取り戻したからだそうで、意図的に声質を変えたというから、演じていらっしゃる声優の斎藤千和さんの役作りにかける情熱が伝わってきます。

『化物語』登場人物④【蝸牛】八九寺真宵

母の日に暦が家を飛び出して、公園で戦場ヶ原と仲良く遊んでいたときに出会った小学校五年生の少女が八九寺真宵(はちくじ まよい)です。

戦場ヶ原には見えず、羽川には見えていたという不思議な少女です。

正体は、家に帰りたくない人にしか見えない、「蝸牛」に迷わされている幽霊の怪異だったのです。

暦と忍野メメと戦場ヶ原の活躍によりようやく家に帰ることができ、成仏していった…かに見えましたが、二階級特進という謎制度で浮遊霊として町をぶらぶらと散歩するようになりました。

以後は暦の良き話し相手として、街中で出会うと楽しく雑談するというのが物語シリーズのお約束となっています。

明るく振舞っている真宵ですが、事故死してから10年もさまよっていたので、本来であれば暦たちよりもずいぶん年上なのです。

その証拠に、言葉の端々に大人っぽさが現れており、言葉使いはなかなかに大人びています。

しかし、やはり元は小学5年生なので、外見相応の性格でもあるという、少し難しいキャラクター付けとなっています。

意外と知られていない設定なのですが、幽霊としては最低ランクの地縛霊ですので、実は記憶の保持ができません。

なので、あのまま問題が解決されずに次の日になっていたら、暦との出来事も忘れてしまっていたとのことです。

地縛霊になり、出歩けるようになったということで記憶が保たれるようになったという設定があります。

『化物語』登場人物⑤【猿】神原駿河

進学校である直江津高校の弱小バスケットボール部を、全国制覇にまで導いた直江津高校のスーパースター・神原駿河(かんばるするが)。

得意技はBダッシュ、趣味はBL小説でいわゆる百合と、これでもかという設定を盛りに盛った感もある、暦たちより一学年下の後輩です。

戦場ヶ原とは同じ中学の先輩後輩の関係。

中学当時は「ヴァルハラコンビ」なるチームを結成していたほどの仲良しコンビでした。

しかし、神原の戦場ヶ原に向けていたのは親愛、友情ではなく身を焦がすほどの愛でした。

戦場ヶ原の怪異騒動で戦場ヶ原に拒まれることとなりますが、その後もずっと影で戦場ヶ原を見守っていました。

ところが、暦が戦場ヶ原を助けたことにより、戦場ヶ原の笑顔を取り戻した暦を殺したいほど憎むこととなります。

そして、母親から託されていた「猿の手」を使った結果、「レイニーデビル」と呼ばれる悪魔に願い、その左手に悪魔を宿すこととなってしまいました。

その解決のために、暦は神原とバトルで決着をつけることとなります。

忍野メメの活躍と戦場ヶ原の登場により、暦は半殺しにされるも戦場ヶ原と和解。

猿の手は神原の左手に宿したまま、悪魔が発現することはなくなりました。

その後は暦と戦場ヶ原のよい後輩となります。

性格は朗らかで、明るく誰からも好かれるものですが、その本質はだいぶ直情的です。

しかし、その熱もすぐに冷め理性的に考えられるのですが、願った先が悪魔の手だったが為にずいぶんと苦しむことになります。

原作者の西尾維新さんが暦のライバルとして書き始めたキャラクターなのですが、暦は同年代の男と仲良くできないために、女の子に変更されたそうです。

そして、戦場ヶ原が毒舌だから丁寧な言葉使いにし、ライバルといえども険悪にしたくはないので礼儀正しく、としていたら設定がてんこ盛りのキャラクターとなってしまっていたとのことです。

『化物語』登場人物⑥【蛇】千石撫子

千石撫子(せんごく なでこ)は、暦の妹である阿良々木月火の小学校の時の同級生です。

小学生当時に、千石撫子が月火の家に遊びに行った時に暦とも遊んでいて、暦もそれを覚えていました。

その時から、撫子は暦に片思いし続けているのです。

人と少し羞恥の感覚が違うらしく、極度の人見知りで、暦と話しているときでも羽川が来たとたんに、脱兎のごとくその場から逃げ去っています。

また、暦が前髪を触ったときはひどく恥ずかしがったのに、その後にスカートを摘まんでも特に反応はありませんでした。

月火は私立中学に通うようになり、撫子は公立の中学に進路が分かれたので疎遠になっていました。

撫子の中学では少しトラブルがあり、そのトラブルに巻き込まれた結果、呪いを受けてしまい、撫子は「蛇切縄」という怪異に憑りつかれることとなってしまいました。

忍野メメと暦と神原の活躍により蛇切縄は退散して、撫子は暦によって怪異から救われることとなり、ますます暦に恋心を募らせてゆくのです。

『化物語』登場人物⑦【鬼】忍野忍(キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード)

忍野忍(おしのしのぶ)の正体は、春休みに直江津にやってきた伝説の吸血鬼「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」です。

現在は完全な吸血鬼ではなくなってしまったため、忍野メメから「忍野」という名字を貰い、「ハートアンダーブレード」は、刃の下に心ありということで「忍」となり、「忍野忍」と名付けられました。

栄養補給として暦から血を吸わないと生きていけなくなってしまい、暦は頻繁に忍に血を吸わせに行きます。

この時、暦の血を忍が全部吸ってしまうと、忍は元の吸血鬼に戻ることができます。

逆に、忍に血を吸わせないで忍を死なせてしまうと、暦は完全な人間に戻るという微妙な関係で成り立っていますが、現在、暦も忍もそのどちらかの方法を取るつもりはないようです。

忍の実力は、吸血鬼の成れの果てとはいえ、元は怪異の王である吸血鬼ですので、ブラック羽川を吸血鬼の特性であるエナジードレインで圧倒しているほどです。

詳しい話は前日譚の『傷物語』で描かれていますが、『傷物語』での暦の行動のせいで、現在はひどく暦を恨んでいます。

『化物語』登場人物⑧【怪異のオーソリティ】忍野メメ

忍野メメ(おしのめめ)は、直江津の廃塾の校舎に住み着いたアロハシャツを着る謎の中年です。

春休みの吸血鬼騒動の解決を500万で請負い、結果、無事? に解決し、そのまま忍野忍の一時的な保護者となります。

『化物語』の話の進め方は、ヒロインが怪異の被害に会い、暦がそれに気づき忍野に助けを求め、解決に向かうという構成となっています。

怪異のオーソリティとしてさまざまな解決方法でヒロインたちを助けますが、その基本方針は助けるというより「勝手に助かるだけ」という信条のもと行動しています。

怪異に行き会うには、それにふさわしい理由があると語っているように、怪異の解決ですぐに退治するといったことは殆どしません。

ヒロインたちには、それぞれ怪異に行き会った理由があり、怪異に願った思いがあります。

この問題を解決しないで、短絡的に退治することは決してしません。

忍野メメは人間側と怪異側のバランスを保とうとしている「バランサー/中立者」を自称しています。

そのために、人間側だけの都合で怪異を退治することはしないのです。

ただし、千石撫子だけは例外で、撫子はクラスメイトの呪いを受けてしまった被害者であるために、すぐに解決するために動きました。

とはいっても退治したわけではなく、蛇は呪いを撫子に与えた人物のところに帰ってしまったので、そういう意味ではバランスはとれているのでしょう。

アニメの最終話でみんなからお人よしと言われたように、厳しい言い方をすることがあっても、根はお人好しなのです。

結局暦の500万の依頼料も、北白蛇神社にお札を張ったことでチャラになっています。

原作者の西尾維新さんが思い描く、かっこいい大人の理想形とのことです。

当初は忍野が暦たちの前から去ってしまったことで『化物語』を完結させようという意図があったそうです。

しかし、アニメ一話の出来上がりを見た後で、忍野が想像以上にかっこよく出来上がっているのを見て、忍野を去らせるんじゃなかったと後悔したと語っています。

『化物語』登場人物⑨【ファイヤーシスターズ】阿良々木火憐・阿良々木月火

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阿良々木火憐(あららぎかれん)と阿良々木月火(あららぎつきひ)は暦の妹です。

『化物語』では次回予告担当で、本編では朝ご飯の為に暦を起こしにくるぐらいしか出番がありません。

本格的な活躍は次作の『偽物語』までお待ちください。

栂の木二中の「ファイヤーシスターズ」というコンビを結成しており、町の治安維持の為に日々正義の味方として活動しています。

中学三年生の実戦担当の火憐と中学二年生の参謀担当の月火(つきひ)は、ほぼ毎日いつも一緒にいる双子と間違えられるほどの仲良し姉妹です。

兄の暦のことはどちらも大変尊敬している一方で、起こすときにプロレス技をかけたりと、たまにぞんざいに扱ってもいます。

『化物語』登場人物まとめ

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『化物語』の登場人物たちについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

キャラクターたちの魅力を最大限お伝えするために、性格だけでなくストーリーも絡めてさまざまな角度から紹介いたしました。

この『化物語』をはじめとして、物語シリーズは続いていきます。

今後、シリーズが進んでいく上で、登場人物たちがどうなっていくのか、ぜひ注目してみてください!

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