TOKIOの松岡昌宏が女装姿の家政婦・三田園薫を演じるドラマ「家政夫のミタゾノ」が放送中です。この作品では主演の松岡昌宏の演技や、家庭の中に巣食う“根深~い汚れ”をスッキリ落とすストーリーが痛快だと話題です。また、ドラマの中で登場する家事テクニックも実践的で役立つと評判になっています。
「家政夫のミタゾノ」のストーリー
現職都知事の小津鮫洋一郎(板尾創路)が住む豪邸に、新しい家政婦として花田えみり(清水富美加)と三田園薫(松岡昌宏)がやってきます。
小津鮫の一家は妻の清美(赤間麻里子)、優秀な息子の直太朗(柾木玲弥)、娘の美帆(畑芽育)という、外から見れば理想的な家庭に見えます。
しかし、小津鮫の家族たちはプライドが高く、三田園薫とえみりに対して鷹揚な態度で接します。
そうした中で、小津鮫の元に「都知事選出馬を取り止めろ」と書かれた脅迫状が届いていることが判明します。
派遣先の家庭の事情を覗き見するのが趣味の三田園は、家政婦として家事をしながらも、小津鮫家の“覗き見”を開始して、脅迫状を送りつけた犯人を見つけるのです・・・・。
TOKIOの松岡昌宏が女装姿が話題!
TOKIOの松岡昌宏というと、「ザ!鉄腕!DASH!!」などで見せる男らしいキャラが人気だったりしますが、そのイメージとは真逆な女装姿の家政婦という難しい役にチャレンジしています。
そんな三田園役について、松岡昌宏は「とっぴな役に魅力を感じた。全くのゼロからのオリジナルだから面白い。」と話し、役者としてやりがいを感じているようです。
また、実はこの三田園薫のメイクは松岡昌宏が自分で行なっているそうで、ビューラー(まつげをカールする)も家で練習してから撮影に臨んだそうです。
ドラマの中の三田園薫は、家事のスキルはプロ級で掃除・洗濯・料理の全てで、高いスキルとアイデアを披露します。
松岡昌宏は「自分で打った包丁を使っている」と話すぐらい料理上手として有名ですが、ドラマの中の三田園は実に手際よく料理をしていきます。
実生活の特技をうまく活かしていて、役柄にリアリティーを与えています。
そして、三田園は家政婦として働きつつ、家庭内を“覗き見”して家庭に潜む”根深い汚れ”を暴いていく探偵の役割も果たします。
そこでは、洞察力を発揮していって、時にはきつい言葉も浴びせるなど男性的な力強さも見せます。
女性的なきめ細やかさと男性的な行動力を併せ持つキャラクターの三田園を松岡昌宏は好演しています。
そこが、このドラマの1番の見所です。
実践的な家事テクニック!
「家政夫のミタゾノ」ではドラマの各回に登場する実践的な家事テクも話題です。
例えば、第5話では“まるでひと晩寝かせたようなコクうま時短カレー”が登場します。
これは、まず最初に野菜をミキサーにかけて細かくすることで、煮込む時間を短縮します。
さらに味に統一感を出すためにリンゴジュースを加えて煮込むと、一晩寝かせたような味わい深いカレーに仕上がるというものです。
また、他にも洋服にコーヒーなどの汚れがついた時に使える”即席シミ抜き剤”や、”揚げ物の衣をサックリさせるコツ”などの家事テクが登場します。
これらは家庭に普通にあるものを使って簡単にできる豆知識で、ドラマを楽しみながら、そうした役立つ家事テクを学べるのも、このドラマの魅力です。
名作のパロディに新要素を加えてオリジナルの世界に!
「家政夫のミタゾノ」の家政婦が訪問先の家庭の秘密を“覗き見”していくという基本的な設定は、あの市原悦子主演の名作「家政婦は見た!」のパロディと言えます。
また、主人公の三田園薫のミステリアスなキャラクターは松嶋菜々子主演のドラマ「家政婦のミタ」、女装の家政婦という設定はロビン・ウィリアムズ主演の映画「ミセス・ダウト」のパロディとも言えるでしょう。
このように「家政夫のミタゾノ」の先行作品の設定をドラマの中でうまく活かしています。
そして、そこに本家とは違う探偵物としての魅力や、実践的な家事テクなどの要素をブレンドしてゆくことで、オリジナル世界を作り出していきます。
パロディでありながらしっかりと新しい要素をしっかり加えているのが、このドラマをユニークな作品にしています。
参考元
- ・参照リンク:金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」|テレビ朝日
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