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出典:amazon

2019/04/10
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音楽を愛する気持ちが止まらない。映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』

マダム・フローレンス! 夢見るふたりが今すぐ観れる

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「私って音痴なの?」音楽が大好きで最期まで歌い続けた実在の異色の歌姫をモデルに製作されたコメディドラマ映画です。奔放な女性と彼女を過保護に応援する夫の愛の物語。彼女の亡くなる年にフォーカスして見せるマダム・フローレンスという一人の女性の人生です。

目次

フローレンス・フォスター・ジェンキンス

アメリカのソプラノ歌手。(1868~1944年)

彼女はアメリカ合衆国のペンシルバニア州の出身で小さな頃から音楽教育を受けてきました。
ピアノの教師などをしていましたが、父親の死後に莫大な遺産を相続、努力して彼女のかつてからの夢である歌手になる事を実現させたのです。

聴衆には、歌手としての人気ではなく、彼女の見せるパフォーミングや楽しさが受け入れられました。
なぜなら、彼女は出せる音域がせまい上に、音やリズム感も鈍いという、いわゆる音痴だったからです。

しかし、彼女自身は自分が音痴であることには気づいていない上に、自身の実力が他の有名なソプラノ歌手と比べても引けを取らないと信じていました。

舞台で歌う曲は、主にモーツァルトやベルディなどオペラの曲でしたが、伴奏者作曲の歌曲もあったようです。

あらすじ

時は、1944年のアメリカ合衆国のニューヨーク。

ユーモア溢れるステージで喝采を浴びるフローレンス・フォスター・ジェンキンス。

彼女をバックアップしているのは夫のシンクレア・ベイフィールド。マダム・フローレンスの講演会を企画したり、袖の下を使ってチケットを売るなど彼女をサポートします。

70歳半ばの彼女ですが一日1時間以上の歌の練習を欠かさず、ソプラノ歌手として自身の好きな歌を歌い続けています。

ある日、人気のソプラノ歌手のコンサートに行き感動した彼女は、再び良いコーチについて歌のレッスンを受けたいと願い、それにはピアノの伴奏者が必要だとピアニストを募ります。

彼女が求めたのは情熱のある若者。
そのお眼鏡にかなったのはコズメ・マクムーンでした。

さぁ、彼女の大きな夢は叶うのでしょうか?

キャスト

フローレンス・フォスター・ジェンキンス

今作で描かれている晩年の彼女は、多額の財産が有るのでお金には困らない一方、年齢を重ねた上、持病を抱えているため思う様に歌ったりも出来ない状態にある様です。

夫のベイフィールドを信じ、心から愛し甘えますが、その反面、彼に理解を示し、彼が一人になれる空間を作ったりもしています。

演じるのは、アメリカ合衆国の女優、メリル・ストリープです。

彼女は、1970年後半頃から映画界で活躍しています。
スクリーンで見ない年はないと思えるほど精力的に映画に出演し、幾つも賞をもらっている実力のある映画女優です。

シンクレア・ベイフィールド

フローレンス・フォスター・ジェンキンスの夫で彼女の思い通りにできるように、彼女が傷付かないように裏から手を回したり、応援したりと並々ならぬ努力をします。

元々は、あまり売れない役者だったらしく、役者魂が見え隠れ…

そんな彼をイギリス俳優のヒュー・グラントが演じています。

甘いマスクを持っているためか、彼が演じるのはヒロインの恋人や夫といった役が多いようです。
いくつもの作品に出演経験のある映画俳優です。

ヒュー自身もメリル・ストリープより10歳以上年下で、役柄どおりの年下の優しい夫を演じています。

コズメ・マクムーン

少しシャイなピアニストです。

初めマダム・フローレンスの歌に驚き、ありえない…と人前に出て伴奏者を務める事を拒絶します。

しかし、彼の奏でるピアノの優しい音色に素直に歌を重ねてくるマダム・フローレンスや彼女を思いやるベイフィールドに少しずつ心を動かされて行くのです。

彼の役にはサイモン・ヘルバークが抜擢されました。

アメリカ合衆国の俳優で、コメディアン、ミュージシャンでもあります。

彼は子供の頃からピアノを弾いていて、ジャズピアニストになりたいと思った事もあるのだとか。
映画の中で彼が弾くピアノは本物なんですね。

一人の女性としての生き方

まず目を引くのは画面に映るマダム・フローレンスの着るステージ衣装や普段の衣服です。
彼女らしさを出す演出効果がかなり効いています。

彼女は「人は、私は歌えなかったとは言うけれど、歌わなかったとは言わないわ」と言います。

自分を信じて、歌が好きだからという一心で歌手としての夢を実現し、生涯を通してその思いを全うしたマダム・フローレンスは見る人に大きなメッセージを残してくれるのではないでしょうか?

そして、夫婦のあり方や愛し方、そして人生とは何なのか?

彼女と彼女の夫ベイフィールドの間では甘い呼び方でお互いを呼び合います。

ベイフィールドはフローレンスと比べ、見た目も良く彼女よりも年下です。しかしフローレンス自身は彼より年上でとりわけ美人でもありません。

そんな彼女が愛してしまった男性を伴侶とするには幾つもの葛藤もあったことでしょう。

出会い

そして又、人生での巡り合わせという奇跡も感慨深いです。

フローレンスを一生懸命に支えるパートナーのベイフィールドもさることながら、一見パッとしないピアニスト コズメ・マクムーンとの出会いは彼女の人生の重要な部分です。

多分、他の誰でもよかった訳ではないマダム・フローレンスの伴奏者。

常に彼女と共に奏者として出しゃばる事なく音楽を奏でてくれた人物です。

この映画は、いろいろな点で考えさせてくれる物語となっています。

映画祭でノミネートされ、幾つも賞を取っている傑作です。
是非ご覧になって下さい。

※ 音楽家の方は要注意です。覚悟をして観て下さい。

参考元

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