類い稀なピアノの才能をもち、まるで地球外生命体のようにその行動が予測不能なのだめを主人公とする「のだめカンタービレ」の見所は、笑いあり涙あり、そしてまた笑いありのストーリーにありますが、のだめと千秋の恋もまた見所のひとつです。そんな見所満載の、のだめと千秋の出逢いのエピソードについて紹介します。
のだめカンタービレとは?
類い稀なピアノの才能をもち、まるで地球外生命体のようにその行動が予測不能な「のだめ」を主人公とする「のだめカンタービレ」は、のだめが音大仲間をはじめとした様々な人物との出逢いを通してピアニストとして成長していく物語です。
のだめカンタービレの見所は、笑いあり涙あり、そしてまた笑いありのストーリーにありますが、のだめと千秋の恋もまた見所のひとつです。
そんな見所満載の、のだめと千秋の出逢いのエピソードについて紹介します。
千秋とのだめの出会い
千秋は、天才ピアニストの息子で、幼少からヴァイオリンやピアノなど様々な楽器に触れており、類い稀な音楽の才能の持ち主です。
小さい頃、ヨーロッパにて指揮者ヴィエラ先生に弟子入りしてから、指揮者になることを夢見ていました。
しかし、飛行機事故に巻き込まれたのがトラウマとなり飛行機に乗ることができず、大学生になった今までヨーロッパへと渡ることができずにいました。
そんなフラストレーションを抱えた中、エリート専門とされるピアノ科教師のハリセン江藤とケンカ別れしてしまいます。
うまくいかないことが続く中で、彼女にもフラれ、自暴自棄になり、酔いつぶれて自宅マンションの入口で泥酔してしまいます。
それを、たまたま自宅が隣り合わせだったのだめに拾われます。
翌朝、千秋は美しいピアノの音色で目が覚めます。
そこは、足の踏み場がないほどにゴミが散らかったのだめの自宅であり、ゴミの中で唄うように演奏するのだめのピアノで目が覚めたのでした。
ふたりのピアノコンチェルト
そんな衝撃的な出逢いをしたのだめと千秋ですが、千秋は、ある日帰宅するとベランダから異臭がしており、自宅のベランダまでアリの群れが侵食していることに気付きます。
慌てて隣の部屋に向かい呼び鈴を連打する千秋は、のだめの部屋の荒れ具合が生理的に受け入れられず、見ず知らずののだめの部屋を掃除するのでした。
掃除されて綺麗になった部屋で改めてのだめはピアノを弾きます。
それを聴いた千秋は、大きい手で難しい奏法を難なくこなす技術と、唄うように演奏するのだめのピアノに一目置くのでした。
翌日、千秋は担当教師が江藤から落ちこぼれ担当と噂される谷岡先生へと代わったことを知ります。
そして、谷岡先生のレッスン部屋を覗くと、のだめと谷岡先生がふざけた演奏をしている様子がありました。
思わず衝撃を受ける千秋でしたが、谷岡先生の提案でのだめとベートーベン作曲ピアノソナタのピアノコンチェルトを演奏することになります。
楽譜を読まず、聴いた曲をすぐ覚えてしまう耳で暗譜するスタイルののだめに、千秋は徹底的に指導を始めます。
恋の始まり・・・?
千秋の指導が実ったこともあり、のだめは楽譜通りに演奏するようになります。
しかし、千秋はどこか違和感を覚えます。
それは、これまで聴いてきた唄うようなのだめのピアノが失われていたからです。
谷岡先生のレッスン当日、千秋はのだめに「好きに演奏していいから」と告げます。
のだめの気まぐれな演奏に合わせられるのは自分位だと感じた千秋は、意地でものだめの演奏に合わせにいきます。
そんな二人の奏でるピアノコンチェルトは、美しい音色で響き渡るのでした。
それは、演奏している二人にとっても同じで、千秋もたとえヨーロッパに行けなくとも、まだ日本でできることはあるのではないか、と前向きになるきっかけとなりました。
そして、のだめにとっても、今までしたことのないほど素敵な演奏を一緒にしてくれる千秋に一目惚れするきっかけになったのでした。
そんな二人の恋物語の行方は要必見です。
参考元
- ・のだめカンタービレ講談社
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