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2012年、韓国のKBSで放送された連続ドラマ。
韓国での原題は『世界のどこにもいない優しい男』。ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』のプレイボーイ・ヨンハ役で一躍大人気となったソン・ジュンギが、初めてドラマの主演を務めた。
『トキメキ☆成均館スキャンダル』でのソン・ジュンギとは、ひと味もふた味も異なる雰囲気の役柄が視聴者の関心を一気に集め、序盤から高い視聴率を記録し、最終回まで人気をキープし続けた。
今作の脚本を手がけたのは、韓国で社会現象を巻き起こしたソ・ジソブ主演のドラマ『ごめん、愛してる』をはじめ、多くの大ヒット作を生み出してきた、イ・ギョンヒである。
一流大学の医学部に通い、勉学に励んでいたカン・マル(ソン・ジュンギ)は、持病を抱える異母妹と仲睦まじく暮らしていた。
見習い記者として働くジェヒ(パク・シヨン)に想いを寄せていたマルは、ともに貧しい環境で育ち、共感するところが多かった彼女とお互いに支え合い、幸せな恋人同士になれるはずだった。
しかしある日、モーテルで男にからまれてしまったジェヒは、誤ってその男を殺してしまう…。ジェヒを強く愛するマルは、裕福な生活に憧れ、夢をあきらめきれない彼女の代わりに人殺しの罪をかぶるのだが…。
一流大学の医学部に所属する、優秀な医学部生だったころにジェヒと出会い、恋人となる。誤って人を殺してしまったジェヒを助けるため、自分が代わりに殺人の罪をかぶり服役する。6年後に出所したがなかなか定職につけず、病気の妹の治療費を稼ぐために、女性をだまして金を巻き上げる暮らしをはじめる。
大財閥テサングループ会長のひとり娘であり、後継者として育てられる。優秀で仕事ができ、グループの理事を務めている。系列会社の運営を任されており、ライバル会社の陰謀も暴いてしまう。父の愛人となったジェヒのことを受け入れられない。
見習い記者として働き始めたころ、医大生のマルと出会い、恋人になる。ある日、モーテルで誤って男を殺してしまい、マルに助けを求める。その後、テサングループ会長の愛人となり、ウンギの継母となってマルと再会する。
マルの親友。女にだまされて金を巻き上げられてしまったが、マルに取り返してもらい、助けられる。マルのことをいつも心配している。
マルの異母妹。難病を患っており、一緒に暮らしているマルが世話をしている。マルの親友・チェギルに想いを寄せており、歌手になる夢を抱いている。
ウンギの父親であり、テサングループの会長を務める。愛人関係にあったジェヒに迫られ、ジェヒと再婚し、息子が生まれる。
テサングループ所属弁護士。ソ会長に忠誠を尽くしており、信頼も厚い。ひとり娘のウンギと仲が良く、想いを寄せている。
マルが医大生だったころの恩師。持病を抱えているウンギの主治医を務めている。
ソン・ジュンギの初主演ドラマということで、視聴者の注目を集めた今作は、第1話から怒涛の展開が続き、目が離せません。主人公のカン・マルは、難病を患う妹の世話をしながら、一流大学の医学部生となりました。
優秀で純粋な彼が、ジェヒに想いを寄せてしまうことから、彼の運命は大きく変わってしまいます。ジェヒのために身代わりとなり、殺人の罪までかぶってしまうマルの姿は、まさにこのドラマの原題『世界のどこにもいない優しい男』そのものかもしれません。
しかし、この優しさがマルの人生を大きく狂わせ、殺人罪の刑期を終えた彼の姿は一変してしまいます。ジェヒと再会したマルはどうなってしまうのか注目です。
1話から目を離すことができない、スリリングで怒涛の展開を見せる今作の脚本を担当したのは、脚本家のイ・ギョンヒです。『ごめん、愛してる』や『クリスマスに雪は降るの?』など、数々のドラマを生み出したヒットメーカーとして知られています。
特に、韓国では略して「ミサ」と呼ばれた『ごめん、愛してる』は、見終わった後にドラマのことが頭から離れず、何も手につかなくなってしまうほどの「ミサ・ペイン(廃人)」が続出したことで、社会現象にもなりました。
そんな中毒性を持ったストーリーを、再び今作でもたっぷりと味わうことができ、どんどん深みにはまってしまうでしょう。
今作の主人公・マルを演じたのは、日本でも高い人気を誇る実力派俳優ソン・ジュンギです。ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』でプレイボーイ・ヨンハを演じ、人気俳優となったソン・ジュンギは、今作でドラマ初主演を果たしました。
エリートでありながら酒好き、女好きで茶目っ気たっぷりのヨンハ役を好演していたソン・ジュンギの姿からは、ガラリと印象を変えています。
優秀で純粋な医大生から、生活のために女性から金を巻き上げる男への変貌ぶり、復讐に燃えながらも、純愛に目覚めてしまう複雑な心情などを巧みに演じわけており、ソン・ジュンギの新たな一面にまた惹き込まれてしまうでしょう。
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第1話
前途有望な医大生カン・マルとTV局の見習い記者のジェヒは、貧しいながらも互いに夢を持ち、支えながら生きている。だが、ある日、マルの妹のチョコが倒れ、病院に連れて行こうとしたマルのもとに、ジェヒから電話が入る。ジェヒは誤って人を殺してしまったのだ。夢を諦めきれないジェヒに代わり、罪を被ることを選ぶマル。6年後、出所したマルは妹の治療費を稼ぐため女を騙すツバメとなっていた。そして、日本から帰国する機内で、ある女に出会う。
第2話
マルは機内で倒れたウンギを助け、彼女の継母となっていたジェヒと再会する。幼い頃から想い続けたジェヒが、今は財閥テサングループ会長の愛人だと知るマル。帰国したジェヒは、マルの家を訪ね、自分を忘れてくれという伝言と高額の小切手を置いていく。一方、ウンギは自分を助けた男にジェヒが大金を渡したことを知り、何かあると怪しむ。そんなウンギに男に脅されたと嘘をつくジェヒ。マルはジェヒの家を訪ね、もらった小切手を置いて去るが…。
第3話
ジェヒに脅迫されたマルは復讐心が沸き起こり、ウンギを利用しようと近づく。オフロードバイクで出かけたウンギをつけるが、彼女が落とした人形を取ってやろうとし、崖から落ちてしまう。ウンギは知りもしない自分のためにそこまでしたマルが気になるが、そっけなく交わされる。そして、退院したマルを訪ね、地方まで妹を迎えに行くマルの車になりゆきで乗り込んでしまう。そこで、マルの境遇を知り、その優しさに触れたウンギは、改めて彼に興味を示す。
第4話
ジェヒの前でウンギの誘いに応じるマル。そんなマルの態度に不安を感じたジェヒは、ウンギに2人の関係を問い、彼がいい人とは思えないと話す。マルはウンギの父であるソ会長と朝食をとることになるが、マルの過去を詮索する会長にウンギが反発、会長を怒らせてしまう。別れを告げるウンギにマルは、記憶に残るキスをしてから別れようと、別れ話を据え置きにする。そんな中、ウンギにとって母との思い出の場所である青森のリゾート売却の話が浮上する。
第5話
リゾート売却を阻止しようとするウンギを追って、青森にやってきたマル。策が浮かばず寝てしまうウンギだが、マルは彼女が寝ている間に解決策を立て、目覚めたウンギを驚かす。そんなマルにウンギの心は奪われるばかり。ジェヒが進めていた売却契約の席に乗り込んだウンギは、マルの援護射撃を得て契約を阻止する。だが、マルが青森まで来ていることを知ったジェヒはマルを呼び出し、彼の気持ちを確かめようと海に飛び込む。
第6話
青森から戻ったウンギは、リゾートの件で父の怒りを買い、家を追い出される。ウンギはマルの家を訪ねるが、その頃、バイト中のマルのもとにはジェヒが訪れていた。電話をかけてきたウンギに一緒に暮らそうと話し、ジェヒを挑発するマル。そんな中、ウンギはチュナから呼び出され、ジェヒとアン弁護士が父を騙している事実を知らされる。さらに、ウンギは理事の座を守るため労働組合のストライキを阻止しようと乗り込み、酔ったままマルの家に向かう。
第7話
出所したジェヒの兄ジェシクが訪ねてきたことを知ったマルは、ジェシクに会いに行き、ジェヒには手を出すなと釘を刺す。その頃、ウンギはマルとジェヒが過去に関係があったことを知り、衝撃を受けていた。片腕であるチュナからマルの過去を聞かされるも、彼に手を出したら許さないと返すウンギ。そして、ウンギはマルに別れを切り出す。一方、ジェシクの電話を受けたジェヒは、マルがジェシクを利用したと誤解し、暴力団を使ってマルを国外へ追いやろうとする。
第8話
家を抜け出してマルに会いに来たウンギは、泣きながらマルへの想いを告白する。そんなウンギを抱き寄せるマル。その目の先には愕然となるジェヒがいた。その晩、マルの家で眠ってしまったウンギの寝顔にマルはキスをする。一方、ジェヒはアン弁護士との関係がソ会長にばれたことを知る。そして、マルに電話し、ジェシクに殺されそうだと助けを求めるジェヒ。嘘とも知らずマルはジェヒのもとに駆けつけるが、それを知らされたウンギは…。
第9話
ウンギを追ってきたマルは、ジェヒとの関係を自ら明かす。大切なのは自分の気持ちだと言うウンギを、マルは冷たく突き放す。その酷い言葉に呆然となるウンギ。一方、ジェヒはソ会長を不正決算資料で脅し、動揺した会長は発作を起こしてしまう。運転中、会長の死の知らせを受けたウンギは引き返し、マルの車にぶつかっていく。11ヵ月後、ウンギが失踪して行方不明の中、ジェヒはテサングループの代表理事となり、マルは詐欺師として投げやりに生きていた。
第10話
マルの前に、記憶を失ったウンギが現れる。カメラに残っていたマルの写真を見て、会いにやってきたのだった。事故の後遺症で脳に障害が生じたウンギは、ジェヒの目を避け、隠れてリハビリをしながら暮らしていた。記憶を取り戻すため協力してほしいと言うウンギに、自分とウンギは何の関係もないと追い払うマル。偶然来あわせたジェシクは、ウンギが失踪したテサングループの後継者と知る。ウンギはマルが呼んでいるとジェシクに騙され…。
第11話
マルはウンギがジェシクにさらわれたことを察し、行方を追う。ウンギを見つけ出したマルは、容易に人を信じて騙されるウンギに怒りをぶつけるが、ウンギはそんなに自分を嫌いなら、もう終わりにすると泣きながら言い去る。そんなウンギのことが気になって仕方ないマル。ジェシクからジェヒがウンギを狙っていると聞いたマルは、ウンギのもとに急ぐ。だが、アン弁護士にウンギの居場所がばれ、マルは見つかる前にウンギを連れ出そうとするが…。
第12話
マルと暮らし始めたウンギは、彼のサポートにより会社に復帰するための準備を始める。そして、マルとともにジェヒの会長就任式の席に出席する。皆の前で挨拶をし、事故の後遺症から全快するまで、婚約者のマルに業務代行を委任すると告げる。突然現れた2人にジェヒは驚きを隠せない。一方、アン弁護士はウンギの様子を不審に思い、状態を確かめようと彼女を呼び出す。そんな中、ウンギの脳裏には過去の記憶の断片がよぎり…。
第13話
ウンギとの生活に幸せを感じるマル。だが、そんな中、テサングループの告訴によりマルのもとに検察の捜査が入る。ジェヒにはめられたことを察したマルは、逆にジェヒに脅しをかけるのだった。一方、ウンギはマルのためにも早く記憶を取り戻そうと、1人で実家に向かう。家の前でジェヒに会ったウンギは、家にあがって食事をすることに。ウンギが実家に行ったと知ったマルは急いで向かうが、記憶のないウンギはアレルギーのある貝を食べてしまい…。
第14話
ショックで倒れたウンギは目を覚ますが、記憶が後退し、マルが誰かもわからない。混乱して荒れるウンギの世話を焼きながら、マルはウンギに自分を責めず俺を責めろと話す。そんなマルの言葉を聞き、大声をあげて泣くだけ泣いたウンギは、穏やかな姿に戻る。断片的に記憶を取り戻し始めたウンギは、チュナに会い、以前自分に話してくれたマルに関する情報の真意を問うが、チュナはごまかす。ウンギは早く記憶を取り戻そうと躍起になり…。
第15話
マルに脅迫されたジェヒはウンギをテサングループの共同代表理事に選任する。そして、自分が手を引いたらヨリを戻してくれるかとマルに取引を持ちかける。そんなジェヒを突き放すマル。代表理事になったことを不安に思うウンギに、マルは皆に知られる前に記憶を取り戻そうと話す。ウンギを連れて2人の思い出の場所を辿るが、ウンギは何も思い出せない。記憶を失う前、私たちはキスをしたかと問うウンギに、マルはしていないと答えるが…。
第16話
かつてマルに告白したことを思い出したウンギは、きちんと結婚したいと言い出す。そんなウンギにマルは、記憶を取り戻した後に気持ちが変わらなければ結婚しようと話す。記憶喪失のきっかけとなった交通事故について調べたウンギは、衝突した対向車を運転していた相手が気になる。一方、チェギルはマルが事故の後遺症で命に危険があることを知り、手術をするよう説く。だが、マルはこのままウンギとの幸せな時間に浸りたいと話す。
第17話
ウンギは会社役員がいる前で健忘症であることを明かす。そして、記憶が戻ったことをヒョン秘書にだけ話し、秘書から父の死について聞くことに。記憶が戻ったことを黙ったまま、これまでどおりマルに接するウンギ。一方、マルはウンギのために指輪を用意するが、彼女が破り捨てた紙切れから記憶が戻ったことに気づく。ウンギは嘘をついたままマルとの結婚の準備を進め、その嘘に気づきながら、マルは黙って彼女の言動に従うが…。
第18話
結婚式の日、マルとジェヒの過去の関係をマスコミに暴露したウンギ。そんなウンギにマルは記憶が戻ったことに気づいていることを告げ、自分自身を傷つけるなと話す。だが、父の復讐のためなら何でもするというウンギに、マルは何も言えない。マルと別れたウンギは生気を失い、マルへの気持ちを断ち切るために暴走したとチュナに話す。にもかかわらず、マルに会いたいと泣くウンギ。一方、マルはウンギを守るため、ジェヒに近づく。
第19話
マルはチュナから、ジェヒとアン弁護士がソ会長を死に追いやった証拠となる音声テープのコピーを渡される。さらに、チュナはアン弁護士にそのテープを聞かせ、自首を促す。一方、テープの内容を聞き、ジェヒに会いに行くマル。かつてジェヒが殺人の罪を犯した際に、ちゃんと自首させなかった自分が悪かったと詫び、きちんと罪を償うよう話す。そんな中、チュナが交通事故に遭い、ウンギは事故がジェヒとアン弁護士の仕業だと憤るが…。
第20話
駆け落ちしようと話すマルに、ウンギは私たちの関係は終わったと突き放す。ウンギの気持ちを察し、引き下がるマル。一方、マルから自首を勧められたジェヒは、一緒に死んでくれと言い出す。そんなジェヒに俺は死なないと拒むマル。その晩、マルが倒れ、病院に運ばれる。マルの病気を知ったジェヒは、ウンギにその事実を話す。マルが自分を守ろうとしてくれていたことを知ったウンギは病院に向かうが、そのウンギの命をアン弁護士が狙っていた。
バリ島を旅する3人とガイド…。愛と嫉妬、希望と猜疑心が複雑に絡みあう人間ドラマ 南国の開放感とは裏腹に、物語は緊迫して展開。傲慢ながらも弱い役柄を演じたチョ・インソンが存在感を示し、ガイド役、ハ・ジウォンのファム・ファタールぶりも鮮烈だ。 財閥の御曹司・ジェミンの婚約者・ヨンジュは初恋のイヌクを忘れられない。ジャカルタに暮らすイヌクを訪ねたヨンジュ、彼女についてきたジェミン、イヌクの3人はバリ島を旅することに。そこで現地ガイドのスジョンと出会い、ジェミンの運命は狂っていく。
刑務所で出会った4人の“魔女”が手を取り合って、前向きに頑張る姿を描く痛快ドラマ 横暴な財閥一家と関わったことから服役した4人が同じ房で出会って意気投合し、自分たちを陥れた一家と対決する中で、恋模様や出生の秘密が明かされていくのが面白い。 シンファグループの後継者である夫を亡くしたスインは、舅に横領と背任の罪を着せられ服役。同房のボンニョら3人もそれぞれシンファと関わったことで服役していた。出所後4人はシェフのウソクの応援でパン屋を開き、スインは彼と心を通わせていく。
2012年に韓国のケーブルテレビ局tvNで放送された作品。90年代に流行したファッションやヒット曲、時事ニュースなどもリアルなものが引用されており、自分の青春時代と重ね合わせ、懐かしむ世代からも高く支持された。タイトルの「応答せよ」は流行語となり、韓国内に大きなブームを巻き起こした。放送作家になって10年が経ち、33歳になったシウォン(チョン・ウンジ)。やりがいのある仕事にはなかなかありつけず、取引相手にお世辞をいいながら頭を下げるばかりの生活にちょっと疲れていた。そんなとき、癒してくれるのはやはりあのころの歌、そして仲間たち…。自分たちが輝いていた90年代に思いをはせながら、シウォンはビアホールに入った。今夜は釜山広安高校第38回同窓会。「太った?」の一言にムッとしながらも、シウォンが親友・ユジョン(シン・ソユル)たちとの再会を喜んでいると、喪服姿の男たち4人が遅れてやって来た。ジュニ(ホヤ)、ソンジェ(イ・シオン)、ハクチャン(ウン・ジウォン)、ユンジェ(ソ・イングク)。彼らを含め、今夜この同窓会の出席者の中で、1組のカップルが結婚を発表することになるのだが…。
韓国KBSで2002年に放送されたドラマ。日本では2003年にNHK BSで放送されて大反響となり、翌年にはNHKでも再放送された。韓国での人気もさることながら、日本でも“冬ソナ現象”を巻き起こし、韓流ブームの火付け役といわれている作品である。監督は大ヒットドラマ『秋の童話』を手がけたユン・ソクホが務め、彼の代表作のひとつとなった。主人公・チュンサンを演じたのは、ペ・ヨンジュン。ヒロイン・ユジンを演じたチェ・ジウとの名シーンの数々はファンの心をわしづかみにし、ふたりはともにKBS演技大賞や百想芸術大賞などで多くの賞を受賞した。春川に住む高校生のユジン(チェ・ジウ)は毎朝、ギリギリの時間にバス停に走っていく。先に待っていた幼なじみのサンヒョク(パク・ヨンハ)は、いつものように笑顔でユジンを迎え、到着した満員バスに自分よりも先にユジンを押し込み、乗せてやるのだった。やっと空いた席に座ったユジンは、隣の見知らぬ男子高校生(ペ・ヨンジュン)の肩にもたれ、いつしか寝込んでしまっていた。ふと目を覚ましたユジンは、乗り過ごしてしまったことに気づく。慌ててバスを降り、男子高校生と割り勘でタクシーに乗り、高校にたどり着いたのだが、校門では担任教師が鬼の形相で遅刻生徒を取り締まっていたのだった…。
企業買収家役のペ・ヨンジュンがホテルを舞台に恋を繰り広げるお仕事ラブストーリー ホテルを巡る買収合戦と恋の行方が一番の見どころだが、ホテルを訪れるさまざまな人々の人間模様も見もの。商売敵の娘役でソン・ヘギョがまだ初々しい姿を見せている。 経営難に陥った老舗のソウルホテルは再建のため、辞めた敏腕支配人テジュンを呼び戻すことに。そこにアメリカから冷徹な企業ハンターとして知られるドンヒョクが乗り込んで来る。一方有能なホテルウーマンのジニョンは、ドンヒョクと惹かれ合うようになり…。
キム・ヒョンジュン主演!1930年代を舞台に男たちの戦いを描いたロマンスアクション 韓国版「花より男子」でソフトなイメージを見せたキム・ヒョンジュンがタフな男に変身。愛する人を守るために戦う男を熱演し、数々のアクションに体当たりで挑む! 中国との国境の町で育った正義感の強い少年ジョンテは、カヤと出会い淡い恋心を抱く。だがカヤの父が殺され、カヤは日本の組織・一国会を牛耳る祖父の下に引き取られる。数年後、逞しい青年に成長したジョンテは、敵対勢力の一員となったカヤと再会する。
韓国で2003年に放送されたドラマであり、最高視聴率が42%を超える大ヒットとなったドラマ『秋の童話』、日本でも大ブームを巻き起こしたドラマ『冬のソナタ』に続く、ユン・ソクホ監督「四季シリーズ」の3作目である。主演はモデルとしてデビューし、ドラマ『秋の童話』で一躍トップスターの仲間入りを果たしたソン・スンホン。ヒロインを演じたのは、新人女優として出演したドラマ『おいしいプロポーズ』で一気に注目を集めた、ソン・イェジンである。全編にわたってタイトルの『夏の香り』にふさわしい、夏の花と緑にあふれた美しい自然の風景が映し出され、映像の美しさで有名なユン・ソクホ監督の作品のなかでも、特に印象的な映像美を誇るドラマとなっている。フローリストとして活躍するヘウォン(ソン・イェジン)。学生時代には心臓の持病を抱えていたが、数年前に受けた心臓移植手術が成功し、今は大好きな花と触れ合える仕事に大きなやりがいを感じていた。ある日、へウォンの幼なじみであり、ずっとヘウォンのことを想い続けてきた恋人・チョンジェ(リュ・ジン)が、ついにへウォンにプロポーズをする。嬉しい反面、容姿端麗で頭も良く、仕事もできる御曹司のチョンジェにとって、本当に自分がふさわしい相手なのかと不安を感じてしまったヘウォンは、思わず返事をためらってしまうのだった…。
韓服作りの名家を舞台に悪女と天真爛漫な田舎娘が激突するサクセス・ラブストーリー 2014年度MBC演技大賞の「今年のドラマ賞」受賞作。出生の秘密、陰謀、愛憎の要素が詰め込まれた波乱の展開で大ヒット。悪女役イ・ユリの熱演がスゴイと話題に。 韓服の名家ピスルチェに生まれたウンビは、母と伯母の後継者争いに巻き込まれた末、行方不明に。記憶をなくしたウンビは、ヘオクとミンジョン母娘に拾われ、ボリと名付けられて明るい女性へと成長する。一方、ミンジョンは野心を胸にピスルチェに入り込む。
『華麗なる遺産』は、2009年に韓国SBSで放送された大人気ドラマである。平均視聴率31.8%を記録し、最高視聴率47.1%という驚異的な数字を叩きだした。不幸な出来事が続き、どん底に落とされてしまったヒロイン・ウンソンを演じるのは、『冬のソナタ』のユン・ソクホ監督が手がける四季シリーズドラマ『春のワルツ』で無名ながらヒロインに抜擢されたハン・ヒョジュ。どんな逆境でも前向きに生きるヒロインを、爽やかに演じている。裕福な家庭に育ち、ニューヨークに留学中のウンソン(ハン・ヒョジュ)。一時帰国のため韓国に戻ると、最愛の父が経営する会社が倒産し、父は多額の負債を残したまま不慮の事故で亡くなってしまった。父の後妻であり、ウンソンの継母であるソンヒ(キム・ミスク)は、父の死亡保険金を横取りし、ウンソンを追い出してしまう。突然すべてを失ってしまったウンソンだが、何とか前向きに生きる手立てを考える。そんなある日、道端で倒れていた老婆を助け、回復するまでしばらく面倒をみたウンソン。一命を取り留めたこの老婆はなんと、韓国最大手「チンソン食品」の社長・スクチャ(パン・ヒョジョン)であった。会社の後継者問題に悩んでいたスクチャは、ウンソンの優しい人柄とひたむきに生きる姿勢に惚れ込み、家族の前で、自分の莫大な財産を赤の他人であるウンソンにすべて譲ると発表してしまうのだった…。
豪華出演メンバーで話題を集めた、大人気スパイラル復讐愛憎劇『華麗なる誘惑』。今作はKNTVより、全74話が放送された。脚本を担当するのは、『黄金の虹』を手掛けたソン・ヨンモク。また夫を亡くしてしまったシングルマザーのシン・ウンス役をチェ・ガンヒ、父を殺したソクヒョンへの復讐を果たそうとする冷酷な男チン・ヒョンウ役をチュ・サンウクが演じる。夫のミョンホ(イ・ジェユン)と、幸せな新婚生活を送っていたウンス(チェ・ガンヒ)。お腹のなかにいるミレを含めた3人で微笑ましい遊園地デートをしていたのだが、メリーゴーランドの最中にミョンホが姿をくらましてしまった。やっと帰ってきたと思ったら、ウンスの手を引いて焦った様子で車へ向かう。さらに乱暴なカーチェイスを繰り広げるミョンホ。無事、家に送り着いたものの、もちろんウンスは「なんてことをしてくれたのよ!」とカンカンである。ミョンホは謝りながらも、「仕事があるから」と家を後にするのだった。結婚1周年祝いのために、ミョンホの帰りを待つウンス。しかし次の日、ミョンホが会社の金を横領した容疑をかけられていることと、崖から転落死してしまったことが判明する。ウンスはミレの出産後、共犯の罪で懲役1年の刑に処されてしまう。それから6年後、質素ながらも平穏な生活を送っていたウンスのもとへ、ミョンホの死の秘密を巡る謎の電話がかかってくる。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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