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2012年、韓国のKBSで放送された連続ドラマ。
韓国での原題は『世界のどこにもいない優しい男』。ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』のプレイボーイ・ヨンハ役で一躍大人気となったソン・ジュンギが、初めてドラマの主演を務めた。
『トキメキ☆成均館スキャンダル』でのソン・ジュンギとは、ひと味もふた味も異なる雰囲気の役柄が視聴者の関心を一気に集め、序盤から高い視聴率を記録し、最終回まで人気をキープし続けた。
今作の脚本を手がけたのは、韓国で社会現象を巻き起こしたソ・ジソブ主演のドラマ『ごめん、愛してる』をはじめ、多くの大ヒット作を生み出してきた、イ・ギョンヒである。
一流大学の医学部に通い、勉学に励んでいたカン・マル(ソン・ジュンギ)は、持病を抱える異母妹と仲睦まじく暮らしていた。
見習い記者として働くジェヒ(パク・シヨン)に想いを寄せていたマルは、ともに貧しい環境で育ち、共感するところが多かった彼女とお互いに支え合い、幸せな恋人同士になれるはずだった。
しかしある日、モーテルで男にからまれてしまったジェヒは、誤ってその男を殺してしまう…。ジェヒを強く愛するマルは、裕福な生活に憧れ、夢をあきらめきれない彼女の代わりに人殺しの罪をかぶるのだが…。
一流大学の医学部に所属する、優秀な医学部生だったころにジェヒと出会い、恋人となる。誤って人を殺してしまったジェヒを助けるため、自分が代わりに殺人の罪をかぶり服役する。6年後に出所したがなかなか定職につけず、病気の妹の治療費を稼ぐために、女性をだまして金を巻き上げる暮らしをはじめる。
大財閥テサングループ会長のひとり娘であり、後継者として育てられる。優秀で仕事ができ、グループの理事を務めている。系列会社の運営を任されており、ライバル会社の陰謀も暴いてしまう。父の愛人となったジェヒのことを受け入れられない。
見習い記者として働き始めたころ、医大生のマルと出会い、恋人になる。ある日、モーテルで誤って男を殺してしまい、マルに助けを求める。その後、テサングループ会長の愛人となり、ウンギの継母となってマルと再会する。
マルの親友。女にだまされて金を巻き上げられてしまったが、マルに取り返してもらい、助けられる。マルのことをいつも心配している。
マルの異母妹。難病を患っており、一緒に暮らしているマルが世話をしている。マルの親友・チェギルに想いを寄せており、歌手になる夢を抱いている。
ウンギの父親であり、テサングループの会長を務める。愛人関係にあったジェヒに迫られ、ジェヒと再婚し、息子が生まれる。
テサングループ所属弁護士。ソ会長に忠誠を尽くしており、信頼も厚い。ひとり娘のウンギと仲が良く、想いを寄せている。
マルが医大生だったころの恩師。持病を抱えているウンギの主治医を務めている。
ソン・ジュンギの初主演ドラマということで、視聴者の注目を集めた今作は、第1話から怒涛の展開が続き、目が離せません。主人公のカン・マルは、難病を患う妹の世話をしながら、一流大学の医学部生となりました。
優秀で純粋な彼が、ジェヒに想いを寄せてしまうことから、彼の運命は大きく変わってしまいます。ジェヒのために身代わりとなり、殺人の罪までかぶってしまうマルの姿は、まさにこのドラマの原題『世界のどこにもいない優しい男』そのものかもしれません。
しかし、この優しさがマルの人生を大きく狂わせ、殺人罪の刑期を終えた彼の姿は一変してしまいます。ジェヒと再会したマルはどうなってしまうのか注目です。
1話から目を離すことができない、スリリングで怒涛の展開を見せる今作の脚本を担当したのは、脚本家のイ・ギョンヒです。『ごめん、愛してる』や『クリスマスに雪は降るの?』など、数々のドラマを生み出したヒットメーカーとして知られています。
特に、韓国では略して「ミサ」と呼ばれた『ごめん、愛してる』は、見終わった後にドラマのことが頭から離れず、何も手につかなくなってしまうほどの「ミサ・ペイン(廃人)」が続出したことで、社会現象にもなりました。
そんな中毒性を持ったストーリーを、再び今作でもたっぷりと味わうことができ、どんどん深みにはまってしまうでしょう。
今作の主人公・マルを演じたのは、日本でも高い人気を誇る実力派俳優ソン・ジュンギです。ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』でプレイボーイ・ヨンハを演じ、人気俳優となったソン・ジュンギは、今作でドラマ初主演を果たしました。
エリートでありながら酒好き、女好きで茶目っ気たっぷりのヨンハ役を好演していたソン・ジュンギの姿からは、ガラリと印象を変えています。
優秀で純粋な医大生から、生活のために女性から金を巻き上げる男への変貌ぶり、復讐に燃えながらも、純愛に目覚めてしまう複雑な心情などを巧みに演じわけており、ソン・ジュンギの新たな一面にまた惹き込まれてしまうでしょう。
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第1話
前途有望な医大生カン・マルとTV局の見習い記者のジェヒは、貧しいながらも互いに夢を持ち、支えながら生きている。だが、ある日、マルの妹のチョコが倒れ、病院に連れて行こうとしたマルのもとに、ジェヒから電話が入る。ジェヒは誤って人を殺してしまったのだ。夢を諦めきれないジェヒに代わり、罪を被ることを選ぶマル。6年後、出所したマルは妹の治療費を稼ぐため女を騙すツバメとなっていた。そして、日本から帰国する機内で、ある女に出会う。
第2話
マルは機内で倒れたウンギを助け、彼女の継母となっていたジェヒと再会する。幼い頃から想い続けたジェヒが、今は財閥テサングループ会長の愛人だと知るマル。帰国したジェヒは、マルの家を訪ね、自分を忘れてくれという伝言と高額の小切手を置いていく。一方、ウンギは自分を助けた男にジェヒが大金を渡したことを知り、何かあると怪しむ。そんなウンギに男に脅されたと嘘をつくジェヒ。マルはジェヒの家を訪ね、もらった小切手を置いて去るが…。
第3話
ジェヒに脅迫されたマルは復讐心が沸き起こり、ウンギを利用しようと近づく。オフロードバイクで出かけたウンギをつけるが、彼女が落とした人形を取ってやろうとし、崖から落ちてしまう。ウンギは知りもしない自分のためにそこまでしたマルが気になるが、そっけなく交わされる。そして、退院したマルを訪ね、地方まで妹を迎えに行くマルの車になりゆきで乗り込んでしまう。そこで、マルの境遇を知り、その優しさに触れたウンギは、改めて彼に興味を示す。
第4話
ジェヒの前でウンギの誘いに応じるマル。そんなマルの態度に不安を感じたジェヒは、ウンギに2人の関係を問い、彼がいい人とは思えないと話す。マルはウンギの父であるソ会長と朝食をとることになるが、マルの過去を詮索する会長にウンギが反発、会長を怒らせてしまう。別れを告げるウンギにマルは、記憶に残るキスをしてから別れようと、別れ話を据え置きにする。そんな中、ウンギにとって母との思い出の場所である青森のリゾート売却の話が浮上する。
第5話
リゾート売却を阻止しようとするウンギを追って、青森にやってきたマル。策が浮かばず寝てしまうウンギだが、マルは彼女が寝ている間に解決策を立て、目覚めたウンギを驚かす。そんなマルにウンギの心は奪われるばかり。ジェヒが進めていた売却契約の席に乗り込んだウンギは、マルの援護射撃を得て契約を阻止する。だが、マルが青森まで来ていることを知ったジェヒはマルを呼び出し、彼の気持ちを確かめようと海に飛び込む。
第6話
青森から戻ったウンギは、リゾートの件で父の怒りを買い、家を追い出される。ウンギはマルの家を訪ねるが、その頃、バイト中のマルのもとにはジェヒが訪れていた。電話をかけてきたウンギに一緒に暮らそうと話し、ジェヒを挑発するマル。そんな中、ウンギはチュナから呼び出され、ジェヒとアン弁護士が父を騙している事実を知らされる。さらに、ウンギは理事の座を守るため労働組合のストライキを阻止しようと乗り込み、酔ったままマルの家に向かう。
第7話
出所したジェヒの兄ジェシクが訪ねてきたことを知ったマルは、ジェシクに会いに行き、ジェヒには手を出すなと釘を刺す。その頃、ウンギはマルとジェヒが過去に関係があったことを知り、衝撃を受けていた。片腕であるチュナからマルの過去を聞かされるも、彼に手を出したら許さないと返すウンギ。そして、ウンギはマルに別れを切り出す。一方、ジェシクの電話を受けたジェヒは、マルがジェシクを利用したと誤解し、暴力団を使ってマルを国外へ追いやろうとする。
第8話
家を抜け出してマルに会いに来たウンギは、泣きながらマルへの想いを告白する。そんなウンギを抱き寄せるマル。その目の先には愕然となるジェヒがいた。その晩、マルの家で眠ってしまったウンギの寝顔にマルはキスをする。一方、ジェヒはアン弁護士との関係がソ会長にばれたことを知る。そして、マルに電話し、ジェシクに殺されそうだと助けを求めるジェヒ。嘘とも知らずマルはジェヒのもとに駆けつけるが、それを知らされたウンギは…。
第9話
ウンギを追ってきたマルは、ジェヒとの関係を自ら明かす。大切なのは自分の気持ちだと言うウンギを、マルは冷たく突き放す。その酷い言葉に呆然となるウンギ。一方、ジェヒはソ会長を不正決算資料で脅し、動揺した会長は発作を起こしてしまう。運転中、会長の死の知らせを受けたウンギは引き返し、マルの車にぶつかっていく。11ヵ月後、ウンギが失踪して行方不明の中、ジェヒはテサングループの代表理事となり、マルは詐欺師として投げやりに生きていた。
第10話
マルの前に、記憶を失ったウンギが現れる。カメラに残っていたマルの写真を見て、会いにやってきたのだった。事故の後遺症で脳に障害が生じたウンギは、ジェヒの目を避け、隠れてリハビリをしながら暮らしていた。記憶を取り戻すため協力してほしいと言うウンギに、自分とウンギは何の関係もないと追い払うマル。偶然来あわせたジェシクは、ウンギが失踪したテサングループの後継者と知る。ウンギはマルが呼んでいるとジェシクに騙され…。
第11話
マルはウンギがジェシクにさらわれたことを察し、行方を追う。ウンギを見つけ出したマルは、容易に人を信じて騙されるウンギに怒りをぶつけるが、ウンギはそんなに自分を嫌いなら、もう終わりにすると泣きながら言い去る。そんなウンギのことが気になって仕方ないマル。ジェシクからジェヒがウンギを狙っていると聞いたマルは、ウンギのもとに急ぐ。だが、アン弁護士にウンギの居場所がばれ、マルは見つかる前にウンギを連れ出そうとするが…。
第12話
マルと暮らし始めたウンギは、彼のサポートにより会社に復帰するための準備を始める。そして、マルとともにジェヒの会長就任式の席に出席する。皆の前で挨拶をし、事故の後遺症から全快するまで、婚約者のマルに業務代行を委任すると告げる。突然現れた2人にジェヒは驚きを隠せない。一方、アン弁護士はウンギの様子を不審に思い、状態を確かめようと彼女を呼び出す。そんな中、ウンギの脳裏には過去の記憶の断片がよぎり…。
第13話
ウンギとの生活に幸せを感じるマル。だが、そんな中、テサングループの告訴によりマルのもとに検察の捜査が入る。ジェヒにはめられたことを察したマルは、逆にジェヒに脅しをかけるのだった。一方、ウンギはマルのためにも早く記憶を取り戻そうと、1人で実家に向かう。家の前でジェヒに会ったウンギは、家にあがって食事をすることに。ウンギが実家に行ったと知ったマルは急いで向かうが、記憶のないウンギはアレルギーのある貝を食べてしまい…。
第14話
ショックで倒れたウンギは目を覚ますが、記憶が後退し、マルが誰かもわからない。混乱して荒れるウンギの世話を焼きながら、マルはウンギに自分を責めず俺を責めろと話す。そんなマルの言葉を聞き、大声をあげて泣くだけ泣いたウンギは、穏やかな姿に戻る。断片的に記憶を取り戻し始めたウンギは、チュナに会い、以前自分に話してくれたマルに関する情報の真意を問うが、チュナはごまかす。ウンギは早く記憶を取り戻そうと躍起になり…。
第15話
マルに脅迫されたジェヒはウンギをテサングループの共同代表理事に選任する。そして、自分が手を引いたらヨリを戻してくれるかとマルに取引を持ちかける。そんなジェヒを突き放すマル。代表理事になったことを不安に思うウンギに、マルは皆に知られる前に記憶を取り戻そうと話す。ウンギを連れて2人の思い出の場所を辿るが、ウンギは何も思い出せない。記憶を失う前、私たちはキスをしたかと問うウンギに、マルはしていないと答えるが…。
第16話
かつてマルに告白したことを思い出したウンギは、きちんと結婚したいと言い出す。そんなウンギにマルは、記憶を取り戻した後に気持ちが変わらなければ結婚しようと話す。記憶喪失のきっかけとなった交通事故について調べたウンギは、衝突した対向車を運転していた相手が気になる。一方、チェギルはマルが事故の後遺症で命に危険があることを知り、手術をするよう説く。だが、マルはこのままウンギとの幸せな時間に浸りたいと話す。
第17話
ウンギは会社役員がいる前で健忘症であることを明かす。そして、記憶が戻ったことをヒョン秘書にだけ話し、秘書から父の死について聞くことに。記憶が戻ったことを黙ったまま、これまでどおりマルに接するウンギ。一方、マルはウンギのために指輪を用意するが、彼女が破り捨てた紙切れから記憶が戻ったことに気づく。ウンギは嘘をついたままマルとの結婚の準備を進め、その嘘に気づきながら、マルは黙って彼女の言動に従うが…。
第18話
結婚式の日、マルとジェヒの過去の関係をマスコミに暴露したウンギ。そんなウンギにマルは記憶が戻ったことに気づいていることを告げ、自分自身を傷つけるなと話す。だが、父の復讐のためなら何でもするというウンギに、マルは何も言えない。マルと別れたウンギは生気を失い、マルへの気持ちを断ち切るために暴走したとチュナに話す。にもかかわらず、マルに会いたいと泣くウンギ。一方、マルはウンギを守るため、ジェヒに近づく。
第19話
マルはチュナから、ジェヒとアン弁護士がソ会長を死に追いやった証拠となる音声テープのコピーを渡される。さらに、チュナはアン弁護士にそのテープを聞かせ、自首を促す。一方、テープの内容を聞き、ジェヒに会いに行くマル。かつてジェヒが殺人の罪を犯した際に、ちゃんと自首させなかった自分が悪かったと詫び、きちんと罪を償うよう話す。そんな中、チュナが交通事故に遭い、ウンギは事故がジェヒとアン弁護士の仕業だと憤るが…。
第20話
駆け落ちしようと話すマルに、ウンギは私たちの関係は終わったと突き放す。ウンギの気持ちを察し、引き下がるマル。一方、マルから自首を勧められたジェヒは、一緒に死んでくれと言い出す。そんなジェヒに俺は死なないと拒むマル。その晩、マルが倒れ、病院に運ばれる。マルの病気を知ったジェヒは、ウンギにその事実を話す。マルが自分を守ろうとしてくれていたことを知ったウンギは病院に向かうが、そのウンギの命をアン弁護士が狙っていた。
韓国KBSで2002年に放送されたドラマ。日本では2003年にNHK BSで放送されて大反響となり、翌年にはNHKでも再放送された。韓国での人気もさることながら、日本でも“冬ソナ現象”を巻き起こし、韓流ブームの火付け役といわれている作品である。監督は大ヒットドラマ『秋の童話』を手がけたユン・ソクホが務め、彼の代表作のひとつとなった。主人公・チュンサンを演じたのは、ペ・ヨンジュン。ヒロイン・ユジンを演じたチェ・ジウとの名シーンの数々はファンの心をわしづかみにし、ふたりはともにKBS演技大賞や百想芸術大賞などで多くの賞を受賞した。春川に住む高校生のユジン(チェ・ジウ)は毎朝、ギリギリの時間にバス停に走っていく。先に待っていた幼なじみのサンヒョク(パク・ヨンハ)は、いつものように笑顔でユジンを迎え、到着した満員バスに自分よりも先にユジンを押し込み、乗せてやるのだった。やっと空いた席に座ったユジンは、隣の見知らぬ男子高校生(ペ・ヨンジュン)の肩にもたれ、いつしか寝込んでしまっていた。ふと目を覚ましたユジンは、乗り過ごしてしまったことに気づく。慌ててバスを降り、男子高校生と割り勘でタクシーに乗り、高校にたどり着いたのだが、校門では担任教師が鬼の形相で遅刻生徒を取り締まっていたのだった…。
バリ島を旅する3人とガイド…。愛と嫉妬、希望と猜疑心が複雑に絡みあう人間ドラマ 南国の開放感とは裏腹に、物語は緊迫して展開。傲慢ながらも弱い役柄を演じたチョ・インソンが存在感を示し、ガイド役、ハ・ジウォンのファム・ファタールぶりも鮮烈だ。 財閥の御曹司・ジェミンの婚約者・ヨンジュは初恋のイヌクを忘れられない。ジャカルタに暮らすイヌクを訪ねたヨンジュ、彼女についてきたジェミン、イヌクの3人はバリ島を旅することに。そこで現地ガイドのスジョンと出会い、ジェミンの運命は狂っていく。
企業買収家役のペ・ヨンジュンがホテルを舞台に恋を繰り広げるお仕事ラブストーリー ホテルを巡る買収合戦と恋の行方が一番の見どころだが、ホテルを訪れるさまざまな人々の人間模様も見もの。商売敵の娘役でソン・ヘギョがまだ初々しい姿を見せている。 経営難に陥った老舗のソウルホテルは再建のため、辞めた敏腕支配人テジュンを呼び戻すことに。そこにアメリカから冷徹な企業ハンターとして知られるドンヒョクが乗り込んで来る。一方有能なホテルウーマンのジニョンは、ドンヒョクと惹かれ合うようになり…。
韓国で2005年に放送されたドラマ。主演は、ドラマ『天国の階段』で日本でも一大ブームを巻き起こした人気女優・チェ・ジウの相手役を務め、一躍大人気となったクォン・サンウ。ヒロインを演じるキム・ヒソンは、美人の代名詞ともいわれる美貌で、韓国のみならずアジアでも人気を誇る女優である。さらに2003年に韓国で放送され、最高視聴率が47%を超えたドラマ『オールイン 運命の愛』を手がけたユ・チョリョンが演出を担当することでも大きく注目された。幼いころに両親が離婚し、米軍基地のそばでナイトクラブを経営する母と2人暮らしをしていたジュンヨン(ユ・スンホ)。片親であることをからかわれ、ギターだけを心の支えにしていた。そんなある日、母のナイトクラブで歌手として働くことになった女性が連れてきた、ヘイン(チェ・ジウン)に出会う。同じクラスとなったヘインの目が見えないことを知ったジュンヨンは、学校の送り迎えを手伝うことになり、2人は少しずつ話すようになる。しかし、ヘインとの仲をクラスでからかわれ、ジュンヨンはわざとぶっきらぼうに振る舞ってしまう。そんな矢先、意地悪なクラスメイトがヘインの弁当箱に大量のミミズを入れる事件が発生。首謀者に向かって、真っ先に殴りかかったのはジュンヨンだった…。
民のための理想国家を目指して、朝鮮王朝建国のために6人の英雄が立ち上がる 政治的な駆け引きや陰謀が渦巻く高麗から朝鮮への王朝交代期を描いたエンターテイメント大作。ユ・アイン、キム・ミョンミンをはじめ、実力派キャストが共演。 高麗末期の14世紀。イ・バンウォンは父が悪徳官僚のイ・インギョムの圧力に屈した姿を見て失望する。そんな中、バンウォンは民を守るために人々を鼓舞するチョン・ドジョンの姿に感銘を受ける。6年後、世の理不尽を嘆くバンウォンは、彼の志を知り…。
『復活』の製作陣と主演のオム・テウンが再び手を組んだサスペンスドラマ 複雑に張られた伏線にどんどん引き込まれていく。その伏線が回収されていく物語の後半、加速度的に面白くなっていく展開から目が離せなくなること間違いなし。 刑事、カン・オスのもとにある日、手紙と1枚のタロットカードが入った差出人不明の宅配便が届く。その直後から彼の知人が次々と殺され、現場にはオスに届いた物と同じタロットカードが発見される。事件に苦しむ彼の前に、サイコメトラーのヘインが現れ…。
韓国KBSで2012年に放送され、日本でも大人気を誇るチャン・グンソクと、少女時代のユナが共演したドラマ。『冬のソナタ』を始めとする、「四季シリーズ」を手がけたことで有名なユン・ソクホ監督の作品である。ユン・ソクホ監督ならではの、細部にまでこだわりが光る美しい映像と、1970年代と現代のふたつの時代をまたぐストーリー展開は、一度観始めたら止まらない。ふたつの時代にわたって、父と息子、母と娘の2役を見事に演じ分けたチャン・グンソクとユナの演技にぜひ注目したい。大学の美術学科に通い、展覧会で入賞する実力を誇るイナ(チャン・グンソク)は、大学のキャンパスでひとりの女子学生に出会う。清楚な雰囲気を持つ彼女に一目惚れしてしまったイナは、知らず知らずのうちに彼女をスケッチしていた。ある日、外のベンチに座る彼女を描いていたイナは、一瞬目を離した隙に彼女を見失ってしまった。彼女を探すため、慌てて教室を飛び出したイナは、勢いのあまりだれかにぶつかってしまう。彼女が落とした荷物を拾い、渡そうとしたそのとき、イナはその彼女こそが一目惚れした女子学生・ユニ(ユナ)であることに気づいた。驚きのあまり話しかけることもできず、ただ立ち尽くしていただけのイナは、ユニが去ったあとに残された彼女の日記帳を拾うのだった。
2013年、韓国のケーブルテレビtvNで放送され、当時のケーブルチャンネルドラマの最高視聴率記録をぬりかえた作品。2012年に放送されたドラマ『応答せよ1997』に続く、『応答せよ』シリーズ第2弾のドラマであり、多くの年代層のファンをとりこにした。制作陣には『応答せよ1997』の制作に携わったメンバーが再集結し、1994年のソウルの下宿屋を舞台に、若者たちの青春ストーリーが描かれている。モデルや女優など、幅広く活躍しているコ・アラが、おてんばで面倒見のよいヒロインを好演し、大人気となった。新居に引っ越してきたばかりのナジョン(コ・アラ)は、荷物の中から探し出した懐かしいビデオテープを友人に見せる。それはナジョンの結婚式のビデオだった。きれいなドレスに身を包み、ちょっと張り切りすぎた頭のティアラを友人に茶化されるナジョンを、そばで見守っていた新郎はいったい…?時代は1994年までさかのぼる。ひと月前に地方からソウルに越してきたドンイル(ソン・ドンイル)一家は、家族で下宿を営んでいる。居間のテレビでドンイルとバスケットボールの試合観戦をしているのは、大学生の娘・ナジョンと医学生のスレギ(チョンウ)だ。大ファンの選手の登場に興奮し、叫び声をあげるナジョンの横で、スレギは文句ばかり…。ドンイルは親友の息子であるスレギを、ナジョンの実の兄同然に育ててきたのだった。
1999年に、最高視聴率63.7%という驚異の数値を記録したドラマ『ホジュン 宮廷医官への道』のリメイク作品として、2013年に韓国MBCで放送された長編歴史ドラマ。16世紀に実在した医師のホ・ジュンをモチーフに、その生涯がドラマチックに描かれている。ホ・ジュンを演じたのは、日本でも人気の高い歴史ドラマ『武神』で主演を果たしたキム・ジュヒョク。凛々しく、ときに荒々しく戦う『武神』での姿から一転し、貧しさに耐えながら医官への厳しい道を歩んでいく堅実なホ・ジュンを好演している。軍官ホ・リュン(チェ・サンフン)の息子として育ったジュン(カン・ハンビョル)は、聡明で心優しい男の子。その日は父の誕生日を祝う宴が予定されており、ジュンの住む屋敷では多くの使用人たちが宴の準備に忙しく働いていた。父の側室であるジュンの母・ソン氏(コ・ドゥシム)は、使用人たちと一緒に、心を込めて夫の大好物である料理を用意する。しかし、そんなソン氏の料理を正妻のチャン氏(キム・ヘジョン)はひどくけなし、祝いの宴にソン氏が出席することすら許さなかった。身分が低いことで見下され、チャン氏からひどい扱いを受けているソン氏。自分が生んだ長男・ソク(カン・イソク)を溺愛するチャン氏は、ジュンのことも常にさげすみ、ジュンは肩身の狭い思いを強いられていたのだった…。
不幸な結婚を強いられた女性が苦難を経て、自らの手で運命を切り開いていく姿を描く 姑が嫁であるヒロインをネチネチといびる様子がすさまじいが、不思議と不快感がなく面白く見られる。ブレイク前のユン・サンヒョンがマザコン夫を熱演しているのも見もの。 両親亡き後、父の知人のチョン会長の養女となったヨンウンは会長の息子ドヒョンと秘かに愛し合っていたが、ドヒョンの母の強い勧めで結婚を決める。だが、婚約者には隠し子がいることが分かり破談に。その後、結婚したギョンウは極度のマザコンだった。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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