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本作『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜SP』は2010年4月期にフジテレビ系で放送された本シリーズSeason1となる『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』のスペシャル版ドラマ。同局系列で2011年7月8日に金曜プレステージ特別企画として放送された。番組のラストには2011年7月12日より放送される次作品『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の予告映像も放送。
本作は一度バラバラになった主人公の桜木泉ら特命のメンバーが、ある事件をきっかけに再び集結する。そして特命メンバーの心に深い傷を残す出来事が起こる。そして、次作の『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の大きな軸となる重要な出来事が描かれている。
桜木泉が4係から八王子南署強行犯捜査係に異動して半年が経過していた。4係は室長の長嶋秀夫を筆頭に塚本圭吾、高峰涼子、白石晋太郎、倉田工が働き、深沢ユウキは捜査一課殺人犯捜査に係長として異動していた。
そんな中、八王子の産婦人科医院で院長の坂東良平と謎の男が火事により亡くなる事件が発生。謎の男の殺害に使われた銃が14年前に起き、白石が追い続けている「八王子事件」の銃弾と一致したため、深沢から4係へ応援要請が入る。「八王子事件」とは、1997年に八王子の都営住宅のゴミ捨て場で女性の遺体が発見された事件。「産婦人科医院長と謎の男殺害事件」と、14年前の「八王子事件」の関係性は…。
本作の主人公。本作の半年前に、八王子南警察署強行犯捜査係へ異動。巡査部長。異動後は、捜査に参加させてもらえず、上司の宮路から雑用だけやらされる。八王子南署に板東産婦人科医院殺人放火事件の捜査本部(4係との合同捜査)ができ、捜査会議で雑用をしながら、勝手に会議に参加したり、捜査にも参加する。
特命捜査対策室室長、警視。タバコを買い、封を開けたものの、禁煙だから吸わなかった。そのタバコは、いつものように倉田がもらった。異動したかつての部下である泉や深沢の相談に乗ったりする。バッティングセンターでよくバッティングを行なっている。
特命捜査対策室特命捜査第4係係長、上席警部。本作では、八王子南警察署にできた板東産婦人科医院殺人放火事件の捜査本部に出向き、深沢が指揮を執る捜査本部をサポートする。本作でも、長島よりタバコをもらっており、タバコを買わずに助かっている。
特命捜査対策室特命捜査第4係、警部補主任。本作の半年前に、本庁で行われるプロファイリング研修を受講するため特命捜査対策室を離れる。冒頭で、半年間のプロファイリング研修より特命捜査対策室に復帰。板東産婦人科医院殺人放火事件に参加。
特命捜査対策室特命捜査第4係、巡査部長。板東産婦人科医院殺人放火事件で使用された銃弾が、14年間に渡り、白石が追っている八王子都営住宅女性射殺事件(八王子事件)の銃弾と一致したことにより、白石が積み重ねてきた八王子事件の捜査資料がいかされることになる。甘いものが好きである。
特命捜査対策室特命捜査第4係、巡査部長。泉が異動してしまったため、資料室でホコリのかぶったダンボールの整理をやらされているので、白石に愚痴る。板東産婦人科医院殺人放火事件の捜査では、口では悪く言うものの、捜査本部の指揮を執る深沢に協力する。ラストである事件に巻き込まれてしまう。
本作の半年前に、捜査一課殺人犯捜査第8係係長へ異動。警部主任。「八王子事件」・「板東産婦人科医院殺人放火事件」の指揮を執る。捜査会議中に、しきりとネクタイをいじっている。高峰のプロファイリングによれば、ストレスがたまっているためだそうである。
警視庁科学捜査研究所研究員(法医学・化学担当)。泉が異動してしまったことにより、いじめる相手がいなくなってしまったため、ストレスを感じている。白石から捜査協力を受けたとき、受ける変わりに、泉も来るように頼む。
警視庁科学捜査研究所研究員(物理科学担当)。パソコンの操作に長けており、白石の『師匠』と呼ばれて信頼されている。本作品でも、その卓越した技術を活かし、「板東産婦人科医院殺人放火事件」の被害者を判明させる。
警視庁第二分庁舎勤務の警察官。特命捜査対策室が入っている建物の前で警備をしている警官。明るい性格だが空気が読めない。運動音痴。本作では、なぜか右手に包帯を巻いている。
「八王子事件」の被害者。違法滞在者の中国人。売春グループに所属。14年前八王子の都営住宅のゴミ捨て場にて、何者かに射殺された後、ポリバケツに入れられた状態で発見される。
「板東産婦人科医院殺人放火事件」の被害者のひとり。板東産婦人科医院院長。野沢と争った後、逃げるように、ある部屋にこもるも、逆に犯人に閉じ込められてしまい、放火されたあと、部屋から出ることができなかったため、一酸化炭素中毒で死亡。
「板東産婦人科医院殺人放火事件」の被害者のひとり。板東産婦人科医院にて射殺され、建物ごと放火された状態で発見される。射殺に使われた銃が「八王子事件」のイーリン殺害のものと同一であることが判明したことから、八王子事件との関連が疑われ特命捜査対策室が捜査に参加することになる。
板東産婦人科医院婦長。経理担当。患者から信頼されている。あることに関与しており、取り調べを受ける。
「板東産婦人科医院殺人放火事件」の被害者のひとりである野沢の妻。入院中の娘・咲の世話を行なっている。
「板東産婦人科医院殺人放火事件」の被害者のひとりである野沢の長女。
白血病を患い入院中。出生について、ある秘密が…。
厚生労働大臣。事件当時は代議士。「八王子事件」・「板東産婦人科医院殺人放火事件」に関与しているとみられている。
岡山クリーニングの店員。14年前のイーリンの隣人で、暴力を振るう父親から助けてもらっていた。「八王子事件」の被害者がイーリンであるという情報を白石に伝える。それ以降、白石と仲良くなり、甘いもの好きになり、白石と一緒にタイヤキを食べたりする。
『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』の相関図は、公式サイトにはありません。基本的に『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』と同じですので、作っていないのかと思います。変わっているとすると、特命捜査対策室特命捜査第4係から泉と深沢が異動したことくらいです。
本作のゲストとして、吉田鋼太郎さんや藤吉久美子さん、高畑充希さんなどが出演されています。なお、堀内敬子さんは次作品『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』にも同じ役でそのまま出演しています。
『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』のDVDですが、Specialのみの単独では発売されていないようでして、『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』のDVD-BOXに収録されています。
おそらくSpecialが『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』と直接つながるストーリーであり、Specialのラストで『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の予告映像を放送しているため、このような形式にしたのかと思います。
『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜2020』が放送される前に、『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』が再放送されるのか気になります。いまのフジテレビでは、本作のような2時間のドラマを再放送するとなると、土曜日の13:30からの枠で再放送されることが多いです。
ただ、本作品だけを単独で再放送してもわからないと思いますので、やはり、『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』の順番で放送されることを期待したいと思います。
”過去”に起きた未解決事件を解決していく―本作『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』は「コールド・ケース」と呼ばれる時効直前の未解決事件を検証し直す専従捜査部署特命捜査対策室として、警視庁刑事部捜査一課内に新設された「特命捜査対策室」が舞台。この「未解決事件特命捜査対策室」に、3か月前に配属された新人刑事・桜木泉が事件の捜査を通して成長を見せていくストーリー。フジテレビ系列で2010年4月から6月にかけて「火9」枠にて全11話が放送。のちに続いていく「絶対零度」シリーズの第1作となる。主演の上戸彩は刑事役初挑戦。共演者には北大路欣也や宮迫博之、杉本哲太など経験豊かで実力派俳優が名を連ねた。オープニングは音楽ユニット「LOVE PSYCHEDELICO」の『Shadow behind』、エンディングは同じくLOVE PSYCHEDELICOの『Dry Town 〜Theme of Zero〜』。未解決事件を専門に扱う特命捜査対策室第4係に勤務する新米刑事・桜木泉は、今日も調べものをしている途中で寝てしまい庁舎に泊まっていた。4係係長の倉田工は室長の長嶋秀夫から、前日に山の中から白骨化した人骨が発見された事件の資料を渡される。人骨は10年前に起きた「東都銀行3億円事件」の容疑者の1人であることから4係が捜査することに。泉も先輩らの聞き込みに同行するが、独自に推理を始める。
本作『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜SP』は2010年4月期にフジテレビ系で放送された本シリーズSeason1となる『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』のスペシャル版ドラマ。同局系列で2011年7月8日に金曜プレステージ特別企画として放送された。番組のラストには2011年7月12日より放送される次作品『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の予告映像も放送。本作は一度バラバラになった主人公の桜木泉ら特命のメンバーが、ある事件をきっかけに再び集結する。そして特命メンバーの心に深い傷を残す出来事が起こる。そして、次作の『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の大きな軸となる重要な出来事が描かれている。桜木泉が4係から八王子南署強行犯捜査係に異動して半年が経過していた。4係は室長の長嶋秀夫を筆頭に塚本圭吾、高峰涼子、白石晋太郎、倉田工が働き、深沢ユウキは捜査一課殺人犯捜査に係長として異動していた。そんな中、八王子の産婦人科医院で院長の坂東良平と謎の男が火事により亡くなる事件が発生。謎の男の殺害に使われた銃が14年前に起き、白石が追い続けている「八王子事件」の銃弾と一致したため、深沢から4係へ応援要請が入る。「八王子事件」とは、1997年に八王子の都営住宅のゴミ捨て場で女性の遺体が発見された事件。「産婦人科医院長と謎の男殺害事件」と、14年前の「八王子事件」の関係性は…。
『絶対零度絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』は、『絶対零度シリーズ』のシーズン2にあたる刑事テレビドラマだ。本作はフジテレビで2011年7月12日から9月20日まで放送され、2011年7月8日に金曜プレステージ特別企画として放送された『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』から約1か月後のストーリーとなっている。八王子の事件後、警視庁内で大きな人事異動があり、主人公・桜木泉(上戸彩)は特命捜査対策室室長であった長嶋秀夫(北大路欣也)の異動とともに「警視庁特殊犯罪捜査対策室」に異動になった。また、特命捜査対策室の白石晋太郎(中原丈雄)や高峰涼子(山口紗弥加)は、泉らと一緒に特殊捜査班に異動することになる。ある朝、泉はメモをとりながら、通勤中のひとりの男の様子を探っていた。男がとあるオフィスビルの一室に到着すると泉も中に入り、直後にやってきた瀧河信次郎(桐谷健太)に同僚の磯村亮平(小林高鹿)の朝の行動を報告する。その部屋は、巧妙化する犯罪に対応するために設立された「特殊犯罪捜査対策室」であった。尾行は瀧河から泉に出された追跡監視の課題であった。泉は瀧河から、観察の甘さとメモを取るクセを直すように指摘されていた。そのころ、別の場所で企業の不祥事による死亡事件が起きてしまい…。帰ってきた桜木泉たち特命捜査第4係が、難事件・未解決事件に挑む!!
ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』は、『絶対零度』シリーズの3作目であり、これから起きようとしている事件を未然に防ぐといったストーリー。フジテレビ系の刑事ドラマで、2018年7月から9月まで放送された。主演は井沢範人役を務める沢村一樹で、そのほかに横山裕、本田翼、柄本時生、伊藤淳史といったキャストが脇を固める。主題歌は家入レオの「もし君を許せたら」。元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)は、ある事件がきっかけで総務部資料課分室へ異動することになる。資料課分室でともに働くメンバーは、痴漢容疑者へ暴力をふるったことにより異動させられた小田切唯(本田翼)、人付き合いが苦手な南彦太郎(柄本時生)、あらゆる部署を転々としてきた田村薫(平田満)という、個性的すぎる顔ぶれだった。また特殊捜査班のメンバーだった山内徹(横山裕)も、資料課分室のメンバーに加わる。だが、実はこの資料課分室は表向きとは異なり、刑事企画課特別捜査官・東堂定春(伊藤淳史)が中心となってあるプロジェクトを託されている部署だった。そのプロジェクトとは未然犯罪捜査システム、通称「ミハン」と呼ばれ、国民のあらゆる個人情報を解析したものと過去の犯罪記録と照らし合わせて、これから殺人を犯すかもしれない人物を特定するシステムの実用化プロジェクトだった。
フジテレビの人気刑事ドラマ『絶対零度』が帰ってくる。2020年1月から、『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』が放送開始。2018年に放送された前作に引き続き、俳優の沢村一樹が主演を務める。他にも、前作から引き続き、横山裕と本田翼も出演。日本全国のビッグデータを解析し、AIが割り出した“未来の犯罪者”を潜入・追跡捜査、犯罪を未然に防ぐ特命班「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の活躍を描く。元公安のエリート刑事で、ミハンのリーダーである井沢範人(沢村一樹)は、ミハンが割り出した麻薬組織同士の争いを抑止するために、ミハンのメンバーである山内徹(横山裕)や小田切唯(本田翼)らと、東京と香港を結ぶクルーズ船に潜入する。ミハンに新加入した伝説のハッカー・加賀美聡介(柄本明)のサポートもあり、事前に犯行を防ぐことに成功した。別の日。ミハンの新たな拠点となる施設として、移転が決まっている公営卸売市場の地下にミハンのメンバーが集まる。そこでミハンを待ち受けていたのは、ふたりの法務省官僚、北見俊哉(上杉柊平)と香坂朱里(水野美紀)だった。自らミハンの統括責任者を志願したという香坂は、ミハンのメンバーの前で井沢の過去とその危険性に言及。改めて人員の見直しをするとしながらも、さっそくミハンに捜査の指示を出す。今回導き出された危険人物とは? ミハンは犯行を事前に防ぐことができるのか?
アガサ・クリスティの名作ミステリーを仲間由紀恵ほか豪華キャストでドラマ化 傑作推理小説「そして誰もいなくなった」の映像化は日本初。ドラマオリジナルの凸凹刑事コンビが登場し、密室殺人の謎解きに挑む。名優・渡瀬恒彦の遺作。 八丈島沖に浮かぶ孤島・兵隊島。その孤島に立つ自然の島ホテルのオーナー・七尾審によって10人の男女が島に呼び寄せられる。これから何が起こるのか、自分たちはなぜこの島に招待されたのか。期待と不安のなか、オーナー不在の夕食が始まり…。
エリート夫妻の殺人現場に居合わせた4人の男女。過去と現実とを交差させながら、それぞれが想いを寄せる「N」のために、4人の証言は驚くべき真実を浮かび上がらせていく…。Nとは果たして誰のことなのか? ベストセラー作家の湊かなえが紡ぐ、究極の愛を描いた純愛ミステリーのドラマ化!杉下希美は香川県の小さな島の裕福な家庭に育つ。しかしある日、父のとある行動により生活は一変し、希美は生きていくことすら危ぶまれる生活を送ることになる。そんな希美を温かく見守る高校のクラスメイトの成瀬慎司もまた、家業の急変により人生の転機に立たされていた。そしてふたりはある事件に巻き込まれてしまう。年月は経ち、東京の高層タワーマンションの48階に住むセレブ夫妻が殺害された。その現場にいたのは、ある計画を立てていた希美、成瀬、そして希美のアパートの住人である安藤望と西崎真人だった。その場で西崎は逮捕され、その後西崎は有罪が確定、懲役10年の刑を言いわたされる…。事件は終わったかのように見えた。しかし、刑期を終えた西崎が刑務所を出る頃、元警察官の高野はこの事件の本当の真実を追いはじめていた。高野が勤務していた、あの島の事件の隠された真実とともに…。
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『テセウスの船』は、2020年1月からTBS系「日曜劇場」で放送されるテレビドラマ。原作は講談社「モーニング」に連載されていた東元俊哉の同名漫画で、殺人犯の息子として生まれた主人公・田村心が、父親が逮捕された殺人事件が起きる直前の世界にタイムスリップし、事件の真相に迫っていく本格クライムサスペンスだ!主演は今をときめく超人気俳優・竹内涼真。また、共演者には榮倉奈々、鈴木亮平、貫地谷しほり、安藤政信、上野樹里、竜星涼といった俳優が顔を並べている。田村心(竹内涼真)、31歳。彼は生まれたときから現在まで、常に人目を気にして生きてきた。その原因は、心が生まれる前の平成元年に父・佐野文吾(鈴木亮平)が連続殺人犯として逮捕されたからだ。そのことから、心は母・佐野和子(榮倉奈々)や姉兄とともに、加害者家族として暗闇の中を生きてきた。笑うことすら許されない壮絶な人生を――。しかし、最愛の妻・田村由紀(上野樹里)が心の過去をすべて受け入れてくれたことで、心は次第に父親と向き合おうという気持ちになっていく。そんなある日、父親が逮捕された事件現場のある村を訪れた心は、ひょんなことからタイムスリップしてしまう。その先はなんと事件が起こる直前の平成元年であった!心は31年前の文吾と和子と出会い、やがて事件に巻き込まれていく。父親は本当に事件の犯人だったのか? この悲しき事件の真相とは――?
聴覚・嗅覚・味覚・触覚…、五感のうち四つの感覚を喪った男、日暮旅人。唯一残ったのは、研ぎ澄まされた視覚。匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。旅人は、これら目に見えないモノを“視る”ことで事件を解決する、探し物専門の不思議な探偵。そんな旅人の探偵事務所に舞い込む依頼は、一筋縄では見つからない、ワケありの探し物ばかり。でも、最もワケありなのは、日暮旅人本人だった…。目に見えないモノを“視る”探偵・日暮旅人が探すのは“愛”かそれとも…。
「解決出来なくてもいいんじゃない?趣味なんだから」という”ゆるさ”、くすっと笑える仕掛けが盛りだくさんの斬新な設定、中毒性のある独特な世界観。 これらの要素が見事に相まってたくさんのコアなファンを獲得した、深夜ドラマの超人気コメディミステリーである。 総武警察署の警察官、霧山修一郎は、時効を迎えた事件の後処理や遺留品の返却などを行っている時効管理課に所属。 ある日、彼は同僚たちに無趣味であることを指摘され、「時効になった未解決事件を個人的に捜査すること」を趣味にしようと思いつく。 ちょうど時効を迎えた事件『西総武市における料理学校理事殺人事件』に目を付けた霧山は、交通課所属で密かに霧山に恋心を抱く三日月しずかとともに、被害者の妻・笠松ひろみの元へ話を聞きに向かうことに。 快く対応する笠松だったが、話の途中で彼女の髪型が変化したことに目を付けた霧山は、「人は嘘をつくと頭にかく汗の湿気で髪型が変わる」という持論により、笠松の証言の信憑性に疑問を抱くのであった。
この犯罪は美しくない。『臨床犯罪学者 火村英生の推理』は、2016年1月から日本テレビで放送されたドラマ。2019年には、スペシャルドラマも放送された。原作は小説家・有栖川有栖の代表作で、20年以上続く大ヒットシリーズである。犯罪学者の火村英生には斎藤工、推理作家の有栖川有栖には窪田正孝が起用された。ほかにも山本美月、優香、生瀬勝久、夏木マリ、長谷川京子など、豪華俳優陣が名を連ねる。英都大学社会学部の准教授・火村英生(斎藤工)は、「人を殺したいと思ったことがある」と公言する犯罪学者。火村は、推理作家の有栖川有栖(窪田正孝)とともに、数々の難事件を解決してきた。2週連続火曜日の夜に、通り魔事件が発生。火村と有栖川は、通り魔事件の捜査に関わることに。火村の予想通り、3週目の火曜日にも殺人事件が起きてしまう。いずれも遺体の口の中には紙切れが入れられており、人気ゲーム『絶叫城』を模倣した殺人だということが判明。火村は『絶叫城』を制作したゲーム会社を訪ね、聞き込みを始めるが、次の火曜日を迎える前に殺人事件が発生。4人目の犠牲者が出てしまったのだ…。
あの“変人ガリレオ”が帰ってきた! 天才物理学者が新人女性刑事とともに、超常現象に近い不思議な事件を解明していく理系ミステリードラマの第2弾。 原作は東野圭吾の人気小説「ガリレオ」シリーズ。 超論理的な物理学者の湯川学を演じるのは前回に引き続き、福山雅治。今作で湯川とタッグを組むドSな女性刑事・岸谷美沙には吉高由里子。 新コンビが複雑で巧妙に仕組まれたトリックを次々に暴いてゆく! 帝都大学理工学部物理学科の准教授、湯川学の元に貝塚北署の刑事である内海薫がやってきた。新人刑事の岸谷美沙の紹介と捜査協力の依頼に来たのだ。 内海は新興宗教団体『クアイの会』の信者が雑居ビルの5階から転落死した事件について話し出す。死因は教祖が信者に念を送る行為「送念」によるものだという。 湯川はまったく興味を示さない。事件の犯人や動機にはまったく関心がないのだ。 内海は加えて、亡くなった信者の眼球が白濁していたこと、その送念を何度も教祖が繰り返し行っていたことを告げた。 「実に面白い」 湯川はニヤリと笑った。
アガサ・クリスティーの傑作推理小説『アクロイド殺し』を、『真田丸』などで知られる大人気脚本家・三谷幸喜が映像化したスペシャルドラマ。クリスティー作品第2弾として、2018年にフジテレビ系列で放送された。主人公の勝呂武尊には前作に続き人気狂言師・野村萬斎が、勝呂のバディとなる医師・柴平祐役には『探偵はBARにいる』などに出演した大泉洋が扮し、息のぴったり合ったかけあいを披露。ユーモアとスリルを、絶妙なバランスで織り交ぜて演じている。ふたりを取り巻く面々には、余貴美子、向井理、佐藤二朗、草刈民代、寺脇康文、『真田丸』出演組の吉田羊、松岡茉優、藤井隆、今井朋彦、斉藤由貴、遠藤憲一ら豪華キャストが集結している。昭和27年、殿里村。未亡人の唐津佐奈子(吉田羊)が死亡し、医師・柴平祐(大泉洋)が検死に訪れる。佐奈子には夫を毒殺した疑惑があった。柴の姉のカナ(斉藤由貴)は、夫殺害の罪に悩んだ末の自殺ではないかと推測する。村一番の大富豪で、佐奈子の恋人だった黒井戸禄助(遠藤憲一)はショックを受け、彼女が夫殺しの件で、ある人物から恐喝されていたことを親友の柴に話す。そんななかで届いた佐奈子からの遺書。ひとりで読みたいという黒井戸を部屋に残し、柴は屋敷を後にする。しかしその後黒井戸が殺害されたことから、柴の隣家に越してきた名探偵・勝呂武尊(野村萬斎)が捜査に乗り出すこととなり…。