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『絶対零度絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』は、『絶対零度シリーズ』のシーズン2にあたる刑事テレビドラマだ。本作はフジテレビで2011年7月12日から9月20日まで放送され、2011年7月8日に金曜プレステージ特別企画として放送された『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』から約1か月後のストーリーとなっている。
八王子の事件後、警視庁内で大きな人事異動があり、主人公・桜木泉(上戸彩)は特命捜査対策室室長であった長嶋秀夫(北大路欣也)の異動とともに「警視庁特殊犯罪捜査対策室」に異動になった。また、特命捜査対策室の白石晋太郎(中原丈雄)や高峰涼子(山口紗弥加)は、泉らと一緒に特殊捜査班に異動することになる。
ある朝、泉はメモをとりながら、通勤中のひとりの男の様子を探っていた。男がとあるオフィスビルの一室に到着すると泉も中に入り、直後にやってきた瀧河信次郎(桐谷健太)に同僚の磯村亮平(小林高鹿)の朝の行動を報告する。
その部屋は、巧妙化する犯罪に対応するために設立された「特殊犯罪捜査対策室」であった。尾行は瀧河から泉に出された追跡監視の課題であった。泉は瀧河から、観察の甘さとメモを取るクセを直すように指摘されていた。そのころ、別の場所で企業の不祥事による死亡事件が起きてしまい…。帰ってきた桜木泉たち特命捜査第4係が、難事件・未解決事件に挑む!!
本作品の主人公。本作より、特殊犯罪捜査対策室・特殊犯罪捜査班に異動。巡査部長。正義感が強く、世の中の悪や被害者、遺族のために真実をあばきたいという熱意が人一倍強い。しかし、仕事が遅いため長嶋からは「カメ」と呼ばれている。なれない潜入捜査に苦戦したり、瀧河のやり方に反感を覚えたりすることもある。
特殊犯罪捜査対策室・特殊犯罪捜査班の捜査員。巡査部長。捜査班内では「歩くトカゲ」と呼ばれており、卓越した記憶力と空間認識能力をいかした追跡監視が得意。また、小さな事象も見逃さない観察力を持つ。長嶋より泉の教育係に指名されるが、泉を教育することに関して疑問を持っている。
特殊犯罪捜査対策室・特殊犯罪捜査班の捜査員。巡査部長。たたき上げの刑事。地取り捜査が基本という信念を崩さない。過去50年に起きた未解決事件の情報をすべて頭にたたきこんでいる。新しい部署でおこなう、なれない潜入捜査にしばしば愚痴をこぼす。高齢ながらもパソコンなどの操作に長けている。
特殊犯罪捜査対策室・特殊犯罪捜査班の捜査員。巡査長。営業マンを経てから、警察官に転職している。元営業マンのため、口が立ち、人の懐に入るのがうまい。ノリは軽い男ではあるが、捜査員としての実力は高い。泉の尾行の練習相手にされたが、尾行に気が付かず、恥ずかしい思いをする。
特殊犯罪捜査対策室の職員。技術支援担当技官。独身であり、結婚願望は比較的強い。手先が器用で機械工学の知識が深いため、独自に捜査に役立つ道具などを開発している。機械系に関しては、どんな質問をされても即答するため全員から一目置かれている。趣味は秋葉原の電気街でパーツ屋をめぐること。
特殊犯罪捜査対策室の職員。警視庁第二分庁舎の職員であったが、特殊犯罪捜査対策室の室長秘書として異動してきた。猪原と仲が良く、いろいろ教わっている。磯村に言い寄られることもあるが、まったく相手にしていない。
特命捜査第4係であったが、現在は警視庁捜査一課・殺人犯捜査第8係の係長。警部。昇進試験をすべて一発で合格し、警察一の頭脳を持つといわれている。完ぺきな頭脳からか、口が悪く、他人の論理の欠点を見つけると喜々として指摘するような男。しかし、陰ながら対策室のメンバーをサポートする。
特殊犯罪捜査対策室の室長。警視。人望が厚く、部下・同僚から信頼されている「頼れるボス」。捜査員たちの気持ちをよく見抜き、必要があれば適切なアドバイスをしたり、あえてしなかったりする。泉の愚直さや地道な努力を評価している。泉を瀧河の後継者として指名する。
本作より、特殊犯罪捜査対策室・捜査支援分析班・情報分析係の係長に就任。警部。慣れないハイテク機器の操作に戸惑っていることもあるが、必要な情報は誰よりも早く手に入れ、陰から部下をしっかりとフォローしている。竹林にパソコンのレクチャーを受けている。
本作より、特殊犯罪捜査対策室・捜査支援分析班・犯罪行動分析係に異動。警部補。人の心理や表情を読む、犯罪プロファイリングのエキスパート。捜査会議ではメンバーの推理に対して、犯罪心理の見地から発言する。倉田とともに特殊犯罪捜査班のサポートにあたったり、深沢とともに聞き込みにおこなったりする。
『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』のラストで、泉の前で射殺されて殉職する。本作品では回想シーンに登場。生前は巡査部長であったが、殉職後に二階級特進により警部となっている。
特殊犯罪捜査対策室・捜査支援分析班・情報分析係。分析研究員。泉をいじることが大好きなS気質のアラサー女子。法医学と科学が専門で、医者の家系に育った才女。病気を治すことよりも、身体の構造のほうが面白いと思っている。遠くにいる竹林の愚痴も聞こえる地獄耳の持ち主。
特殊犯罪捜査対策室・捜査支援分析班・情報分析係。分析研究員。画像解析や音声分析のプロで、パソコンやインターネットといったサイバー系に強い。本作では、上司である倉田にハイテク機器の扱い方を教えている。ロシア語やフランス語などの翻訳が可能。
本作の最終回に登場。長嶋に呼ばれて、第三機動捜査隊から、特殊犯罪捜査対策室・特殊犯罪捜査班に異動。巡査部長。泉のはじめての後輩となる。
板東産婦人科医院婦長。経理担当。患者から信頼されている女性。『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』のラストで、病院に聞き込みに来た塚本を泉の前で射殺。本作では、あらゆる事件の黒幕と思われている。
情報セキュリティのエキスパート。謎の多い人物である。トマトが苦手であり、注文する際はトマトを抜くように頼む。
東京理工大学・情報処理学科の大学院生で、コンピューターに関する知識に精通している。「柴崎外務大臣・息女誘拐事件」、「柴崎外務大臣誘拐事件」、「連続情報操作犯捜査」の事件に絡む。畑山などとも絡み、特殊犯罪捜査対策室を翻弄する。
人気刑事ドラマシリーズ『絶対零度』の続編にあたる『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』。本作でも前シーズンに引き続き、上戸彩さん演じる桜木泉ら特命捜査第4係のメンバーが難事件・未解決事件に挑んでいきます。時間軸でいうと、『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』の八王子事件から約1か月後のストーリーです。
警視庁内で大きな人事異動が発生したため、特命捜査第4係の多くが特殊犯罪捜査対策室へと異動しています。前作とは異なった捜査をするため、同じメンバーでありながらも新しさのある作品に仕上がっています。また、新たに瀧河信次郎や磯村亮平が加わることで、さらに面白みが増しています!
本作では物語全体をとおして、事件を陰で操る黒幕的存在が出てきます。その人物は堀内敬子さん演じる畑山昭子とされていますが、中村倫也さん演じる川島智裕もなんとなく怪しい雰囲気です。本当の黒幕が誰なのかを期待しながら、最後までドキドキして見ることができる作品です!
また、2011年に放送された『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の続編として、2018年にシーズン3の『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』が放送。そして、2020年にはシーズン4にあたる『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』が放送されています。シーズン2である本作のラストには、シーズン3以降で活躍する山内徹役の横山裕さんも登場します!
『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の主題歌は、LOVE PSYCHEDELICOの「It's You」です。NAOKIさんが演奏する落ち着いたギター音に乗せて、ボーカルのKUMIさんがストレートに伝えてくるメッセージが印象的な音楽となっています。
このメッセージは『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』で活躍する桜木泉と重なり、大きな事件に強く立ち向かう力強さにつながっています。また、LOVE PSYCHEDELICOは『絶対零度』のオープニングテーマ「Shadow behind」を担当しているほか、シーズン1の主題歌「Dry Town 〜Theme of Zero〜」も歌っています。
”過去”に起きた未解決事件を解決していく―本作『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』は「コールド・ケース」と呼ばれる時効直前の未解決事件を検証し直す専従捜査部署特命捜査対策室として、警視庁刑事部捜査一課内に新設された「特命捜査対策室」が舞台。この「未解決事件特命捜査対策室」に、3か月前に配属された新人刑事・桜木泉が事件の捜査を通して成長を見せていくストーリー。フジテレビ系列で2010年4月から6月にかけて「火9」枠にて全11話が放送。のちに続いていく「絶対零度」シリーズの第1作となる。主演の上戸彩は刑事役初挑戦。共演者には北大路欣也や宮迫博之、杉本哲太など経験豊かで実力派俳優が名を連ねた。オープニングは音楽ユニット「LOVE PSYCHEDELICO」の『Shadow behind』、エンディングは同じくLOVE PSYCHEDELICOの『Dry Town 〜Theme of Zero〜』。未解決事件を専門に扱う特命捜査対策室第4係に勤務する新米刑事・桜木泉は、今日も調べものをしている途中で寝てしまい庁舎に泊まっていた。4係係長の倉田工は室長の長嶋秀夫から、前日に山の中から白骨化した人骨が発見された事件の資料を渡される。人骨は10年前に起きた「東都銀行3億円事件」の容疑者の1人であることから4係が捜査することに。泉も先輩らの聞き込みに同行するが、独自に推理を始める。
本作『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜SP』は2010年4月期にフジテレビ系で放送された本シリーズSeason1となる『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』のスペシャル版ドラマ。同局系列で2011年7月8日に金曜プレステージ特別企画として放送された。番組のラストには2011年7月12日より放送される次作品『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の予告映像も放送。本作は一度バラバラになった主人公の桜木泉ら特命のメンバーが、ある事件をきっかけに再び集結する。そして特命メンバーの心に深い傷を残す出来事が起こる。そして、次作の『絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』の大きな軸となる重要な出来事が描かれている。桜木泉が4係から八王子南署強行犯捜査係に異動して半年が経過していた。4係は室長の長嶋秀夫を筆頭に塚本圭吾、高峰涼子、白石晋太郎、倉田工が働き、深沢ユウキは捜査一課殺人犯捜査に係長として異動していた。そんな中、八王子の産婦人科医院で院長の坂東良平と謎の男が火事により亡くなる事件が発生。謎の男の殺害に使われた銃が14年前に起き、白石が追い続けている「八王子事件」の銃弾と一致したため、深沢から4係へ応援要請が入る。「八王子事件」とは、1997年に八王子の都営住宅のゴミ捨て場で女性の遺体が発見された事件。「産婦人科医院長と謎の男殺害事件」と、14年前の「八王子事件」の関係性は…。
『絶対零度絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜』は、『絶対零度シリーズ』のシーズン2にあたる刑事テレビドラマだ。本作はフジテレビで2011年7月12日から9月20日まで放送され、2011年7月8日に金曜プレステージ特別企画として放送された『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜Special』から約1か月後のストーリーとなっている。八王子の事件後、警視庁内で大きな人事異動があり、主人公・桜木泉(上戸彩)は特命捜査対策室室長であった長嶋秀夫(北大路欣也)の異動とともに「警視庁特殊犯罪捜査対策室」に異動になった。また、特命捜査対策室の白石晋太郎(中原丈雄)や高峰涼子(山口紗弥加)は、泉らと一緒に特殊捜査班に異動することになる。ある朝、泉はメモをとりながら、通勤中のひとりの男の様子を探っていた。男がとあるオフィスビルの一室に到着すると泉も中に入り、直後にやってきた瀧河信次郎(桐谷健太)に同僚の磯村亮平(小林高鹿)の朝の行動を報告する。その部屋は、巧妙化する犯罪に対応するために設立された「特殊犯罪捜査対策室」であった。尾行は瀧河から泉に出された追跡監視の課題であった。泉は瀧河から、観察の甘さとメモを取るクセを直すように指摘されていた。そのころ、別の場所で企業の不祥事による死亡事件が起きてしまい…。帰ってきた桜木泉たち特命捜査第4係が、難事件・未解決事件に挑む!!
ドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』は、『絶対零度』シリーズの3作目であり、これから起きようとしている事件を未然に防ぐといったストーリー。フジテレビ系の刑事ドラマで、2018年7月から9月まで放送された。主演は井沢範人役を務める沢村一樹で、そのほかに横山裕、本田翼、柄本時生、伊藤淳史といったキャストが脇を固める。主題歌は家入レオの「もし君を許せたら」。元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)は、ある事件がきっかけで総務部資料課分室へ異動することになる。資料課分室でともに働くメンバーは、痴漢容疑者へ暴力をふるったことにより異動させられた小田切唯(本田翼)、人付き合いが苦手な南彦太郎(柄本時生)、あらゆる部署を転々としてきた田村薫(平田満)という、個性的すぎる顔ぶれだった。また特殊捜査班のメンバーだった山内徹(横山裕)も、資料課分室のメンバーに加わる。だが、実はこの資料課分室は表向きとは異なり、刑事企画課特別捜査官・東堂定春(伊藤淳史)が中心となってあるプロジェクトを託されている部署だった。そのプロジェクトとは未然犯罪捜査システム、通称「ミハン」と呼ばれ、国民のあらゆる個人情報を解析したものと過去の犯罪記録と照らし合わせて、これから殺人を犯すかもしれない人物を特定するシステムの実用化プロジェクトだった。
フジテレビの人気刑事ドラマ『絶対零度』が帰ってくる。2020年1月から、『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』が放送開始。2018年に放送された前作に引き続き、俳優の沢村一樹が主演を務める。他にも、前作から引き続き、横山裕と本田翼も出演。日本全国のビッグデータを解析し、AIが割り出した“未来の犯罪者”を潜入・追跡捜査、犯罪を未然に防ぐ特命班「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の活躍を描く。元公安のエリート刑事で、ミハンのリーダーである井沢範人(沢村一樹)は、ミハンが割り出した麻薬組織同士の争いを抑止するために、ミハンのメンバーである山内徹(横山裕)や小田切唯(本田翼)らと、東京と香港を結ぶクルーズ船に潜入する。ミハンに新加入した伝説のハッカー・加賀美聡介(柄本明)のサポートもあり、事前に犯行を防ぐことに成功した。別の日。ミハンの新たな拠点となる施設として、移転が決まっている公営卸売市場の地下にミハンのメンバーが集まる。そこでミハンを待ち受けていたのは、ふたりの法務省官僚、北見俊哉(上杉柊平)と香坂朱里(水野美紀)だった。自らミハンの統括責任者を志願したという香坂は、ミハンのメンバーの前で井沢の過去とその危険性に言及。改めて人員の見直しをするとしながらも、さっそくミハンに捜査の指示を出す。今回導き出された危険人物とは? ミハンは犯行を事前に防ぐことができるのか?
生瀬勝久主演の刑事ドラマシリーズ第1弾。2010年放送。仲間由紀恵・阿部寛主演の大ヒットドラマ『トリック』に登場する公安部の刑事・矢部謙三を主人公にしたスピンオフ。小ネタやパロディ満載の、ミステリーコメディとなっている。池田鉄洋、貫地谷しほり、鈴木浩介ら実力派が出演。倉庫に囚われた女性に迫る地下組織「狼の旅団」。そこに桜木健一郎(鈴木浩介)ら警視庁公安部が現れ、女性を助け出す。数々の事件を解決してきた警部補・矢部謙三(生瀬勝久)が犯人を捕らえた瞬間を、部下の秋葉原人(池田鉄洋)が記念撮影する。犯人が落としていったケースの中の爆弾のスイッチを無防備に押してしまった矢部は、かつらを焦がしながらもなんとか逃げ切るのだった。桜木らを出迎えた庶務係の桂美晴(貫地谷しほり)は、潜入捜査官の片桐(原幹恵)の活躍を聞いて羨ましがる。一方、矢部は爆弾のスイッチを押したのを桜木のせいにしようとする。事件は解決したかに思われたが、「狼の旅団」から同志を24時間以内に解放しなければ、爆弾を都内で爆発させるという脅迫電話が入る。メンバーはリーダーのレッドウルフから封筒で指示を与えられるだけで、互いの顔も名前も知らないという。レッドウルフの元恋人とされる老舗旅館の女将の情報に、見向きもしない矢部。それに対し、桜木は政財界に通じている女将はまだレッドウルフとつながっていると推理し…。
中谷美紀、渡部篤郎主演の刑事ドラマ。1999年放送。2000年に劇場版『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』も制作された人気作。迷宮入り事件「ケイゾク」に、東大卒の天才女性警察官僚と元公安のたたき上げ刑事が挑む姿をコミカルに描く。共演は鈴木紗理奈、長江英和、野口五郎、竜雷太ほか。警視庁捜査一課二係に配属された東大卒のキャリア組・柴田純(中谷美紀)。係長の野々村光太郎(竜雷太)、真山徹(渡部篤郎)、近藤昭男(徳井優)、谷口剛(長江英和)、木戸彩(鈴木紗理奈)と出会い、二係が迷宮入り事件「ケイゾク」捜査を建前上おこなう部署であることを教えらえる。そこに相談者・志村(村松利史)が現れ、死んだはずの多田(温水洋一)から、借金を返してほしいと電話があったことを話す。純と真山は志村と一緒に多田との待ち合わせに向かうが、多田は現れなかった。純はそのまま、多田殺しの容疑者・太田浩二(大河内浩)の妻・慶子(秋吉久美子)に会いにいく。夫の罪滅ぼしのためにボランティアをしていた彼女は、夫は自身を告発した多田を憎んでいたことを証言する。真山が多田からの怪電話があったことを話すと、慶子はもしまたかかってきたら知らせてほしいとふたりに頼む。太田のアリバイを探る純と彩。その後、純はアリバイが解けたといいい、二係のメンバーたちと四日市に向かうが…。
『告白』で知られるイヤミスの女王・湊かなえ原作の同名小説をドラマ化。美少女惨殺事件を目撃した4人の少女たちが、次々に悲劇に襲われていく姿を描く。娘を殺され狂気に陥る母を小泉今日子が怪演。蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴ら実力派が成長した少女たちを演じる。監督は黒沢清。小学校に転校してきた足立エミリ(木村葉月)は、足立製作所の新所長の娘だった。仲良くなった4人の少女たちはエミリのおしゃれな自宅に遊びにいき、美しい母・麻子(小泉今日子)と出会う。フランス人形が盗まれる事件が町で多発していたある日、少女たち4人が見ている目の前でエミリは見知らぬ男についていき、その後死体となって発見される。犯人を目撃したはずなのに、4人ともその顔を思い出せなかった。麻子は少女たちを激しく糾弾し、償いをするまで逃がさないと宣告する。それから15年後。犯人を目撃したひとり・菊池紗英(蒼井優)は、男性恐怖症となっていた。そんな彼女に見合いの話が舞い込む。相手の大槻孝博(森山未來)は同じ小学校の先輩で、幼いころから紗英を思っていたことがわかる。一度は断った紗英だったが、偶然再会した彼と食事をしながら話すうちに心を開いていく。帰り道で知らない男に絡まれた紗英は孝博に助けられる。彼からプロポーズされた紗英は、自分の辛い秘密を彼に打ち明け…。
"容疑者は不特定多数!?" 港区赤坂で行われている「第66回・新日本かるたクイーン選手権大会」に出場している荻野姫子さんに殺人予告状が送られてきた。 「活殺自在」と題されたその脅迫状には、「クイーン戦を辞退しろ。出場すれば命はない」と書かれていた。 荻野さんは、差出人に心当たりは全くないと言っているが、かるた協会会長の音無ウメさんは言う。 クイーンはみなの憧れであり、裏を返せば妬みの対象である、と。 音無さんも、昔9連覇した頃には、散々嫌がらせを受けたという。 "永世クイーンになるために" 荻野さんも、現在9連覇中で、今年勝てば「永世クイーン」の称号を手に入れる ことができる本当に大事な大会である。 競技かるた界の宝を心配する音無さんに、荻野さんは言う。 絶対に「永世クイーン」になる。脅迫なんかに屈しない、と。 "挑戦者は目撃者子(めうつものこ)" 「クイーン決定戦」の幕が開かれた。 予選を勝ち抜いてきた挑戦者は、目撃者子さん。大柄で、笑顔の奇妙な女性である。 「せをはやみ〜」 一句目が詠まれる。ほぼ同時に手を出す二人。しかし、払ったのは、者子さんのほうだった。二句目も・・・。 荻野さんピンチである。 "「あさぼらけ〜」" 荻野さんが始めて払った。 払った札を拾いに行き、ここから一気に巻き返しかと思われたその時、突然それは起こった。 顔がゆがみ、手が震えだす荻野さん。 そして、その場に倒れた。 死んでいる。 殺人予告は単なる嫌がらせではなかったのだ。 果たして、犯人の目的は?!
中谷美紀と渡部篤郎コンビ再び難事件に! 卓越した推理力を持つ幹部候補の新米刑事・柴田純(中谷美紀)が難事件解決に挑む!人気ドラマのスペシャル版!!
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土手道で悪ガキに騙されて手足を縛られている銭形結(岡本杏理)。ロープを解き、憤慨しながら歩いていると全く同じ状況で、もがきながら助けを呼んでいる男がいる。男は、あさみつひこ(辰巳琢郎)。助けてやった結だったが、何だかとても面倒くさ〜い感じの男…。その時!結の携帯に事件を知らせる入電が。事件現場であさみつひこと再会した結は、お互いが刑事だと知り仰天。互いにけん制しながらも力を合わせて事件解決を誓う。変死体で発見されたのは、クイーン女優の宝舎クユカ(宝積有香)で、ロープで絞殺されたようだ。遺体の発見者は、クユカのマネージャー・石香ワリカ(石川梨華)。ワリカの話によれば最近、熱心なファンからクユカに殺人予告ともとれる手紙が届いていたという…。
2020年4月10日から放送開始の『特捜9 season3』は、V6の井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマ。『特捜9』は2006年から2017年まで放送されていた『警視庁捜査一課9係 シリーズ』の続編作品であり、2018年放送のシーズン1と2019年放送のシーズン2はともに高視聴率を記録している。テレビ朝日が手がける人気刑事ドラマのひとつとなっている。警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)の主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)。彼は、特捜班の最年少メンバーである新藤亮(山田裕貴)とバディを組み、小宮山志保(羽田美智子)、村瀬健吾(津田寛治)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)たち個性あふれるメンバーとともに難事件を解決するために挑む日々を送っていた。しかし、9か月前に前班長の宗方朔太郎(寺尾聰)が退職して以来、特捜班のもとには捜査一課からの応援要請が来なくなっていた。その背景には辞任した前刑事部長・三原達朗(飯田基祐)の影響力が関係している。そして、浅輪たちはある事件の捜査中に三原と再開することになってしまう…。他方で、警視庁総務部広報課の主査を務める国木田誠二(中村梅雀)も特捜班に近づこうとしていた。元・警視庁捜査一課係長であり、優秀な刑事であったという国木田は、果たして特捜班の味方となるのか、それとも…。新メンバーを加えて『特捜9』はさらに盛り上がりを見せる――!