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「町工場が夢見て何が悪いんだ!」
ロケット研究者から町工場の社長になった男とその社員たちの夢や挫折、奮闘を描いた感動ドラマ。特許や技術を狙い、襲い掛かる大企業たち。中小企業ゆえに訪れる苦難…。町工場は意地とプライドで乗り越えていけるのか。
『半沢直樹シリーズ』で知られる池井戸潤の直木賞受賞小説をTBSでドラマ化した作品。
ロケットの打ち上げに失敗後、佃航平は研究員を辞めて父の遺した町工場「佃製作所」の社長になった。夢をあきらめきれず、ロケットエンジンの開発を進めていたところ経営難に。さらに理不尽な特許侵害で訴えられ、創業以来のピンチに陥ってしまう。
そんな矢先、大企業の「帝国重工」から連絡が。彼らの狙いは佃が手掛けたロケットエンジンの新システム。それは帝国重工社長肝いりの純国産ロケット開発計画に不可欠なものだった。会社の資金繰りは困窮を極めていたが、航平は特許譲渡の申し入れを拒否。別の形での契約を提案する…。
中小企業VS大企業! ロケット開発を舞台に、技術者同士のプライドをかけた熾烈な戦いが始まる!
佃製作所の2代目社長。宇宙科学開発機構でロケットに関する研究をしていたが、打ち上げに失敗。その責任をとって辞職し、父が遺した町工場を経営している。小型エンジンの開発・販売しながら、ロケット部品の開発を続けている。
佃製作所の経理部長。白水銀行からの出向社員。経理部長として資金繰りに苦しむ会社のために尽力する。不器用で無口だが、情に熱い。
佃製作所の技術開発部の部長。航平の大学時代の後輩。大手メーカーで働いていたが、7年前にその腕を見込まれて佃製作所へ来た。研究開発が何より好き。
帝国重工宇宙航空部の部長。純国産ロケット開発計画の「スターダスト計画」を担当している。ロケットの打ち上げに不可欠な「バルブシステム」の特許を取得している佃製作所に接触。深く関わっていく。
帝国重工の社長。「スターダスト計画」を成功させ、宇宙航空分野で世界を牽引していきたいと考えている。ロケットすべての部品の内製化を部下に指示した。
北陸医科大学教授。高い技術力を持った心臓外科医。上司から人工心臓の「コアハート」のアイデアを横取りされ、北陸医科大学へ飛ばされた過去を持つ。病に苦しむ子供たちを救うため新型人工弁「ガウディ」の開発に取り組んでおり、佃製作所へ協力を申し出る。
株式会社サクラダの社長。重い心臓弁膜症を患っていた娘を17歳で亡くした。娘への罪滅ぼしへの想いと一村との出会いを機に新型人工弁「ガウディ」の開発に人生をかけて挑んでいる。
NASA(アメリカ航空宇宙局)出身で、サヤマ製作所の2代目社長。父親が経営していた町工場を継いでから、売り上げを飛躍的に伸ばした。佃製作所をライバル視し、ことあるごとに邪魔をしてくる。
佃航平の娘。高校2年生。母親が出ていった後、祖母の和枝に育てられた。難しい年ごろで、航平とはぶつかってばかりいる。
航平の元妻。研究者を辞め、町工場の社長となった夫が経営に気を取られている姿を見ていられず離婚した。夫が辞めた後も宇宙科学開発機構に勤務している。
知財関係の訴訟に強い凄腕の弁護士。沙
耶の紹介で佃製作所の弁護をすることに。
主人公の佃航平が社長を務める「佃製作所」は、下町の町工場。いわゆる中小企業です。彼らの前に多くの敵が立ちはだかりますが、それは主に大企業の社員たち。格上の立場を利用して、佃製作所にネチネチと嫌味を言って窮地に追い込みます。
その嫌な奴を演じる俳優さんたちの迫真の演技とインパクトのある個性的なキャラクターは見どころのひとつ。悪役たちが活躍すればするほど盛り上がるのが池井戸潤原作ドラマ。
形勢が逆転し、追い込まれたときの態度、手のひら返しの演技もまた絶品なのでお見逃しなく。
涙を誘う演技で注目されたのが佃製作所の経理部長、殿村直弘を演じた立川談春さん。大手銀行からの中小企業への出向を命じられたことは、銀行での出世の可能性が低くなったことを意味します。
銀行マンとしては受け入れ難い状況の中、創業以来の資金繰り悪化というピンチを脱するために奔走。口下手で不器用ながらも会社のために頑張る姿に胸を打たれるはずです。
また、佃製作所のメインバンクの融資担当役で落語家の春風亭昇太さんが出演。談春さん演じる殿村と対峙するシーンも見ものです。
人気お笑い芸人が重要な役柄で出演しているのも見どころのひとつ。まず、全編に登場するのが知財関係に強い弁護士を演じる恵俊彰さん。活舌の良さが際立つ裁判シーンは見逃せません。
ガウディ計画編では、心臓外科医として今田耕司さん。元上司からのひどい仕打ちに耐えながらも、子供の命を救うために尽力する医者を熱演しています。また佃製作所のライバル会社で働く開発部員役でバカリズムさん。佃製作所の経理部係長役で今野浩喜さん。
コントで磨いた演技力がこのドラマで見事に開花したふたり。今後は俳優としての活躍の幅を広げていくことでしょう。
TBSの日曜ドラマ枠なので、分かりやすく良い人と悪い人が出てきて、落語家や歌舞伎役者を登用するという感じはパターン化されているが、主人公が奮闘してる内容が毎回違う世界でやはり観入ってしまう出来栄え。下町の部品会社が大企業とやり合いながら、追い詰められても心折れず社員一丸となって夢を叶えていく様子は痛快。
第1話 ジャパン・ドリーム感動物語の誕生!!中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド
元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場で経営者として第2の人生を送っている佃航平(阿部寛)。年頃の娘・利菜(土屋太鳳)との仲は多少ギスギスしているものの、経営は順調で次第に業績を上げていく佃製作所。しかし、あきらめきれない自分の夢であるロケットエンジンの開発に力を入れすぎ、少しずつ業績は下降気味に。ある日、大手取引先である京浜マシナリーから突然取引中止を宣告されてしまう。資金繰りに窮した佃は、メインバンクである白水銀行へ。だが、銀行からは実用の目処が立たない水素エンジンの開発を続けるのであれば、新たな融資は難しいと言われてしまう。途方に暮れる佃たちに、さらに新たな問題が。ライバル企業から特許侵害で訴えられてしまったのだ。清廉潔白の佃製作所ではあるが、大手企業から訴えられるという事実により評判は地に堕ち、銀行からの融資も絶望的な状態に。そんな中、日本を代表する大企業・帝国重工から佃製作所の持つ特許を買い取りたいとの話が持ち上がる。
第2話 池井戸潤・直木賞受賞作〜娘の愛で20億買収の危機を救えるか15分枠大SP
ナカシマ工業の卑劣な法廷戦略を前に、一度は会社を手放すことを覚悟する佃(阿部寛)。しかし、殿村(立川談春)の必死な思いを聞いた佃は、弁護士の神谷(恵俊彰)の提案に乗り、真っ向から戦うことを決意する。だがその戦法は、失敗すれば佃製作所にとってさらなる被害をもたらす諸刃の剣であり、迫田(今野浩喜)や江原(和田聰宏)ら安定を望む若手社員らは懐疑的だった。そんな中、日本を代表する大企業・帝国重工の財前(吉川晃司)と富山(新井浩文)が佃のもとに現れる。先代の頃を通しても付き合いの無かった大企業を前に、その目的を計りかねる佃だったが、財前の口からは意外な提案がなされる。 (C)TBS
第3話 池井戸潤・直木賞受賞作〜新たな敵・帝国重工が牙をむく!〜
ナカシマ工業との訴訟において事実上の勝利を手に入れた佃製作所。多額の和解金も入り、そのうえ帝国重工に特許を譲ればさらに20億円もの大金が入ってくるとあって、社内は大いに盛り上がるが、ひとり佃(阿部寛)だけは別の可能性を探っていた。そして特許売却か、使用契約かを帝国重工に返答する当日。バルブシステムの使用権利を手に入れ、「スターダスト計画」の遅れを取り戻そうとしていた財前(吉川晃司)と富山(新井浩文)は、佃の口から「部品供給」という予想だにしなかった提案をされる。バルブシステムは死活問題ということもあり、財前は一度持ち帰って検討すると返答。だが、内心では格下の会社からの度を越えた要求に憤っていた。一方、ノーリスクで多額の金を得られると思っていた江原(和田聰宏)ら若手社員は、一転、損害賠償を負う可能性もある決定をした佃に「自分の夢のために会社を私物化するな」と詰め寄る。 (C)TBS
第4話 池井戸潤・直木賞受賞作〜反撃開始!下請けの屈辱をはらせ!!
佃製作所を訪れ、その社風や手作業による技術、製品の高い品質を目の当たりにした財前(吉川晃司)は、佃(阿部寛)の夢に共感し、部品供給のテストをさせてくれと上司の水原(木下ほうか)に進言する。一度は考えると返答した水原だったが、財前のやり方に不満を抱き、富山(新井浩文)に佃との交渉を任せることに。"ポスト財前"の立場を狙う富山は、同期であり、水原の息のかかった盟友・溝口と田村を引き連れ、意気揚々と佃製作所に向かう。一方、部品供給のテストが決まり、その趣旨を社員に説明する佃だが、社員たちからは口々に不満の声が。改めて自分の経営者としての資質に疑問を持つ佃。そんな佃のもとに宇宙科学開発機構の同期・三上(吉見一豊)から連絡が入り、「もう一度一緒に、宇宙に挑戦しよう」と、研究所に戻るよう持ちかけられる。 (C)TBS
第5話 池井戸潤・直木賞受賞作〜ロケット編完結涙と感動の打ち上げ
真野(山崎育三郎)の裏切りがありながらも、財前(吉川晃司)のはからいにより、無事、製品テストに合格した佃製作所。部品供給のための最終テストは、いよいよ燃焼試験を残すのみとなった。そして迎えた試験当日。山崎(安田顕)や財前らとテストの行方を見守っていた佃(阿部寛)だったが、急きょバルブが異常数値を示し、実験は失敗。富山(新井浩文)からバルブに問題があると指摘された佃は、泊まりこみで原因究明にあたる。一方、沙耶(真矢ミキ)から正直な気持ちを打ち明けるよう促された利菜(土屋太鳳)は、今まで1人で抱えていた悩みを父親である佃に告白する。 (C)TBS
第6話 池井戸潤・直木賞受賞作続編〜NASAからの刺客!医療編へ
あの歓喜に沸いたロケット打ち上げ成功から3年。佃製作所はその実績によって大幅に業績を伸ばしてきた。そんな佃製作所に、精密機器メーカーの最大手である日本クラインから新規取引の依頼が舞い込む。それは、動作保証90日の小さなバタフライバルブの試作品を開発するというもの。高度な技術を必要とされるにも関わらず、予算は少なく、また、何の部品かは不明ということもあり気乗りのしない佃(阿部寛)。だが、大手企業との取引をつかむチャンスだと思い、依頼を引き受けることに。そんな中、帝国重工の関連企業懇親会が開かれ、佃は久しぶりに財前(吉川晃司)と再会を果たす。するとそこに、帝国重工宇宙航空部資材調達担当部長の石坂が、サヤマ製作所社長の椎名(小泉孝太郎)を伴って現れ、佃にある事実を知らせる。 (C)TBS
第7話 池井戸潤・直木賞受賞作続編〜反撃開始!!町工場VS医療の野望
佃(阿部寛)の号令の下、新型人工弁「ガウディ」の開発に挑戦することになった佃製作所。佃はこのプロジェクトの中心メンバーとして、開発部から立花(竹内涼真)、加納(朝倉あき)、鈴木(堀井新太)の3人を、営業部からは江原(和田聰宏)を選出。立花をリーダーに据えて動き出したガウディチームだったが、失敗の連続により立花と加納は次第に投げやりになってしまう。しかし、諦めきれない2人は佃とともに「ガウディ計画」の原点を見つめ直すため、福井へと旅立つ。一方、椎名(小泉孝太郎)から、人工心臓だけでなく人工弁への参入を促された貴船(世良公則)は、一村(今田耕司)のもとを訪れ「ガウディ」の共同開発を持ちかける。その話を聞いた一村は・・・。 (C)TBS
第8話 佃&財前、まさかの敗北…逆襲を狙え!!
"帝国重工のコンペまであと3週間。ロケットエンジンのバルブ供給は佃製作所にとってビジネスの本丸であり、絶対に奪われてはならない。打倒、サヤマ製作所に燃える佃製作所の面々だったが、突然、帝国重工の富山(新井浩文)から燃焼試験の日取りを1週間早めてほしいと佃(阿部寛)に連絡が入る。猛然と抗議する佃だったが、日程を戻すことはできず、仕方なくその条件をのむことに。そんな折、ある開発がようやく形になり、その試作品を披露するため佃は財前(吉川晃司)を会社に招く。 ※映像内のプレゼントの応募は、2015年12月14日締め切りとなります。終了している場合はご了承下さい。" (C)TBS
第9話 最終回前15分拡大!!財前失脚…佃VS椎名!技術は嘘をつかない
いよいよ臨床試験が開始された貴船(世良公則)の「コアハート」だったが、その記念すべき1人目の患者・小西(児島功一)の容体が急変し、死亡。貴船は「初期対応に誤りはあったにしろ、コアハートに問題はなかった」と結論付け、責任を弟子の巻田(横田栄司)に負わせ、臨床試験の再開を目論む。一方、技術面では勝りながらも、人工心臓に続きロケットエンジンのバルブ供給までもサヤマ製作所に横取りされた佃(阿部寛)たち。もはや"ロケット品質"を名乗れなくなってしまった佃製作所は、取引先から取引縮小の連絡が相次ぎ、会社は岐路に立たされる。そんなある日、咲間(高島彩)という女性が現れ、当事者しか知りえない「コアハート」について佃や山崎(安田顕)に意見を求める。 (C)TBS
最終話 裏切り者は許さない日本プライドを持て!ロケットの夢・人工弁の夢を打ち上げろ!!
PMEAの面談もパスし、大型動物での実験に着手した新型人工弁"ガウディ"。順調な進展具合に喜ぶ佃(阿部寛)だったが、同時にガウディの完成を待つ聖人(庵原匠悟)の容体が芳しくないと一村(今田耕司)から報告を受ける。そんな中、コアハートの耐久性に疑念を募らす中里(高橋光臣)は、現行バルブの実験記録を参考にしたいと、データを管理するマネージャーの月島(福田転球)に見せてくれるよう頼み込む。その完璧に近い実験データを前に息をのむ中里だったが、横田(バカリズム)は、その完璧すぎる数値に疑いを持つ。一方、コアハートに関する実験データを入手した倫子(高島彩)は、その分析を佃らに頼む。 (C)TBS
町工場からロケットを!ひとりの男のロマンが会社を救う 池井戸潤の直木賞受賞作を、民放連賞を受賞した「空飛ぶタイヤ」のスタッフが贈る!弱小の町工場がロケット事業に乗り込む!?技術特許を巡る大企業との戦い。 小さな町工場を経営する佃は、同業者から特許侵害を訴えられ会社存続の危機に。そんな折、彼が持つロケット部品の技術特許を20億で売却してほしいと大手企業の責任者が現れる。工場立て直しのため特許を売るか、技術協力すべきか、佃は頭を悩ませる。
「町工場が夢見て何が悪いんだ!」ロケット研究者から町工場の社長になった男とその社員たちの夢や挫折、奮闘を描いた感動ドラマ。特許や技術を狙い、襲い掛かる大企業たち。中小企業ゆえに訪れる苦難…。町工場は意地とプライドで乗り越えていけるのか。『半沢直樹シリーズ』で知られる池井戸潤の直木賞受賞小説をTBSでドラマ化した作品。ロケットの打ち上げに失敗後、佃航平は研究員を辞めて父の遺した町工場「佃製作所」の社長になった。夢をあきらめきれず、ロケットエンジンの開発を進めていたところ経営難に。さらに理不尽な特許侵害で訴えられ、創業以来のピンチに陥ってしまう。そんな矢先、大企業の「帝国重工」から連絡が。彼らの狙いは佃が手掛けたロケットエンジンの新システム。それは帝国重工社長肝いりの純国産ロケット開発計画に不可欠なものだった。会社の資金繰りは困窮を極めていたが、航平は特許譲渡の申し入れを拒否。別の形での契約を提案する…。中小企業VS大企業! ロケット開発を舞台に、技術者同士のプライドをかけた熾烈な戦いが始まる!
今度の舞台は「宇宙」から「大地」へー佃製作所の新たな戦いの幕が上がる!池井戸潤の小説「下町ロケット」シリーズの第3作「ゴースト」、第4作「ヤタガラス」をドラマ化した作品。TBSで放送されたテレビドラマ第2弾。精密機械を製造する下町の中小企業である佃製作所を舞台に社長の佃航平と、その家族や仲間たちが、下町の中小企業の意地とプライドで様々な困難に立ち向かうヒューマンドラマ。佃航平率いる佃製作所は、独自のアイデアと手作業による精巧な製造技術により、得意先である帝国重工が開発する純国産ロケットの重要部品の製造・納品を実現し、「ロケット品質」の高い評価を得ていた。しかしながら、帝国重工の社長の交代に伴い、ロケット事業の縮小方針が告げられる。また、重要得意先の農機具メーカーから、性能よりコストを重視する方針転換により取引の大幅削減が告げられ、佃製作所は大きな危機に立たされるのであった。そんな矢先に経理部長の殿村の実父が倒れ、300年続く農家の仕事をせざるを得ない状況に陥る。殿村を見舞う佃航平だったが、農機具のトラクターを運転する殿村の姿から、新たな夢を見つけるのであった。
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
若くして両親を亡くした元暴走族総長で、現少女漫画家のケンジ。妹・ヤスコを守ることに命をかけ、ヤスコに関することすべてに口を出す―そんな過剰に妹思いのケンジと、彼を取り巻く人々との恋と人間模様を描く。高校生のヤスコは、12歳年上で、まるで父親のように過干渉なケンジに辟易する毎日で、兄妹ゲンカは絶えることがない。そんな2人の前に現れたのは、元レディース総長で花屋を切り盛りするエリカと、その弟で超優秀なイケメン高校生の純。エリカはレディース時代からケンジを思い続けているが素直になれず、ケンジと顔を合わせるたび、心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう。一方、ヤスコはイケメンの純に一目惚れして―。果たして、不器用ながら真っ直ぐなケンジと、素直になれないエリカの恋の行方は? そして、ヤスコと純の初恋は?
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これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
東城医大救命救急では…不正が行われている―今作は海堂尊の長編小説を原作に2008年に放送された連続テレビドラマ『チーム・バチスタの栄光』の続編で2009年に放送されたスペシャルドラマ第2弾。舞台は前作の「バチスタ・スキャンダル」から9か月後―東城大学医学部付属病院で医療ミス訴訟に繋がりかねない事件が発生。院長から内部調査を依頼された「名コンビ」の心療内科医の田口公平と、厚労省の白鳥圭輔が内部調査をしていく。そんななか、殺人事件が起こり、一連の事件に潜む様々な真実が明らかになっていく。前作と変わらず、白鳥役を仲村トオル、田口役も伊藤淳史が演じた。東城医大病院に入院する少年・岡部巧(中島健人) の脳腫瘍摘出手術が行われ成功するが、その後植物状態に。執刀医は天才脳神経外科医の西園寺正也(遠藤憲一)であった。原因究明のため高階院長(林隆三)は内部調査を田口と白鳥に依頼。ふたりが調査を始めた矢先、巧と同室の少年・牧村瑞人(高田翔)の父・鉄夫(金山一彦)が殺される事件が起こる。何故殺人事件が起こったのか? 巧が植物状態に陥った原因とは…。
新たなチームの台頭。そしてムゲンの誕生と解散の真実が明らかになる 過去編から物語がスタートし、シーズン1を補完しつつ、新たな展開でストーリーを盛り上げる。激しいアクションや、各チームにもスポットが当てられる点が見どころ。 かつて、親友同士だった琥珀と龍也が作り出したチーム・ムゲン。仲間たちと幸せな時間を過ごすなか、龍也は脱退を決意する。琥珀の心境は複雑だった。そんななか、強者揃いのチーム「MIGHTY WARRIORS」が現れる。街全体へと広がる騒乱が起ころうとしていた。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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