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目次
アジアからヨーロッパにまで及ぶ大帝国を築いた英雄、フビライ・ハンの生涯を描く
主演は「レッドクリフ」で趙雲を演じたフー・ジュン。歴史を感じさせるスケール感と迫力のアクションで、フビライ・ハンがいかにして中国を統一していったかを描く。
1215年、戦乱期のモンゴル草原地帯に生を受けたフビライ・ハン。3代目ハンであるオゴタイ・ハンが亡くなり混乱が続く中、成長したフビライは才能のある人物を登用し、戦乱を勝ち抜いていった。彼は後の元王朝創始者たる実力と勢力を、着実に強めていく。
第1話
西暦1215年。広大な中国大陸には諸国が乱立、モンゴル・宋・金の三大勢力が覇を競っていた。そんななか、チンギス・ハンが四男トルイらを従え、金へ進攻を開始する。だが、両軍が激戦を繰り広げている最中、トルイの軍営は金軍の奇襲を受けてしまう。出産を間近に控えたトルイの妻・ベキのゲルにも火矢が射かけられ…。
第2話
モンゴル軍は西夏の都・中興府を攻め落とした。その直後、チンギス・ハンのもとに早馬が。それは、長男・ジョチの急逝を知らせるものだった。突然の訃報に打ちひしがれるチンギス・ハン。その悲しみは、老い衰えた英雄を死の淵へと追いやるのだった。自らの命が長くないと悟ったチンギス・ハンは…。
第3話
フビライは、想い人であったイナの突然の死から立ち直れずにいた。それを心配した母・ベキは、息子に妻を娶らせようと提案する。お相手はチャブイ--夫・トルイの妹である五(ご)公主の娘で、評判の美人だ。縁談にまつわる手紙を受け取った五公主と夫のアルチは、娘を連れて、早速トルイのもとへ馳せ参じるのだが…。
第4話
金軍への奇襲を企てたグユクたちは、逆に敵の要撃を受けてしまう。大ハン・オゴデイは、息子の援軍要請に応じ、少なくなった兵の中から精鋭をかき集めて救援に向かわせる。しかし、ボオルチュ率いるその援軍もまた、金軍の襲撃に遭うのだった。孤軍奮闘を続けるグユクたちも、討ち死にを覚悟し…。
第5話
フビライはバオインを殺した疑いで軟禁されてしまった。罪なき民を殺したバオインを捕縛しようと追っていたなかでの事故だったが、相手が悪かった。バオインは一介の商人ではありながらも、皇后・トレゲネの命を受けて徴税の仕事を任されていたのだ。フビライの受難を知ったトルイは、大ハンのもとを訪れ…。
第6話
毒を盛ったトルイの容体はどうなっているのか--詳しい情報が得られず業を煮やしたトレゲネは、見舞いと称して自らトルイのもとを訪れる。しかし、彼の長男・モンケに門前払いをくわされてしまうのだった。未だ毒が抜けきっていないはずのトルイにとどめを刺すため、フチが取った秘策とは…。
第7話
「お前がトルイの死に関わっているという噂を聞いた」--大ハンは皇后を問い質す。トルイが飲んだ"汚れた水"とは? なぜトルイの薬が町から消えたのか? いくつもの疑惑に対し、トレゲネは貞淑な妻としての顔を崩すことなく答えを返すのだった。一方、ベキはトルイの死が悲劇の始まりに過ぎないのではないかと危惧し…。
第8話
トレゲネの言葉は、ベキとフビライの殺害を暗示していた。邪魔者を消し、息子・グユクをハン位に就けようという魂胆である。躊躇するグユクに、トレゲネはある指示を与えるのだった。翌日、皇宮の庭では、ささやかな酒宴が催されていた。そして、城壁の上には、弓を手にその様子を眺める男の姿が…。
第9話
フビライと子聡(しそう)--劉秉忠(りゅう・へいちゅう)が辿り着いた李家村には、惨憺たる光景が広がっていた。ひと気のない、見るからに困窮を極めている村の中には、何者かに襲われて命を落とし、葬られることもないままにさらされた遺体がある。ようやく見つけた村人から話を聞いた2人は、災厄の元凶を知り…。
第10話
盗賊たちを倒したフビライは、いよいよケイ州の統治へと乗り出すことに。劉秉忠(りゅう・へいちゅう)の助言に従い、農耕の改革を最優先事項に掲げるフビライ。そして、汚職の一掃を急務と考えた彼は、汚職役人を一斉に解任する。トレゲネの息がかかった徴税吏・アラムダルは、それに反発し…。
第11話
漢人が多く住む土地に適した政策を推し進めるフビライの方針が功を奏し、ケイ州の統治は順調に進んでいた。しかし皇后・トレゲネは、モンゴルの伝統とは異なるやり方を批判。フビライも一歩も引かずに応じ、2人は激しく火花を散らす。その一方で、皇后は手下たちを操って情報を集め、策を講じていた…。
第12話
フビライのもとに皇后からの書状が。それを一読するやフビライは顔色を変え、モンケの軍営へと駆けつける。彼がにらんだ通り、モンケは彼らの母・ベキをグユクに嫁がせようとしているトレゲネのやり口に激怒し、挙兵しようとしていた。挙兵すべきか否か--。モンケたち兄弟の意見は真っ二つに分かれ…。
第13話
オゴデイ、死す。大ハン崩御の報は、密偵を通じてグユクたちのもとにもたらされた。皇后・トレゲネ討伐のために行軍中であったグユクは、すぐさま帰営を決断。トレゲネの動きを警戒したフビライは、単身カラコルムへと向かうのだった。同じ頃、父を失ったグユクは、母への不満を爆発させ…。
第14話
1241年、トレゲネはあらゆる手を尽くし、政権を奪い取った。オゴデイ家との権力闘争を避けることができ、ベキをはじめトルイ家の兄弟たちは、ひと時の平穏にほっと胸をなでおろす。しかし、監国となったトレゲネは、いずれ我が子・グユクを大ハンの座に就かせるべく、邪魔者であるトルイ家を潰す決意を固めていた…。
第15話
無邪気に相撲を取る2人の孫の姿に、目を細めるトレゲネ。しかし、抜け目のない彼女は、どちらが大成するかを見極めていた。勝つことに執着し、知恵を働かせるハイドゥを有望と見たトレゲネは、フチを教育係に任命する。一方、耶律楚材(やりつ・そざい)は、 "秘密の遺言"を守る方法に頭を悩ませていた…。
第16話
監国である母からも、そして妻・ガイミシュからも諌められ、グユクはやり場のない怒りをくすぶらせていた。なおも「親子で反目しないで」と言い立てるガイミシュ。グユクにできることといえば、そんな妻を罵ることぐらいだった。そんななかトレゲネは、スブタイ将軍のもとを訪ねる。彼女の狙いは…。
第17話
ガイミシュは監国からの指示だと偽り、フチに堕胎薬を調合させた。しかし、本当の狙いは我が子--グユクとの子だった。意を決して薬を飲もうとした時、グユクが。問い質され、苦しい胸の内をぶちまけるガイミシュ。辛辣な言葉でこれまでの行いを非難されたグユクだったが、意外にも「私が悪かった」と告げると…。
第18話
「私もグユク王子を大ハンに推挙します」。フビライの言葉に、誰もが息を飲んだ。賛辞や罵声、そして彼の真意を問う声が巻き起こり、騒然とする会議場。しかし、トルイ家の主たるベキまでもがグユクを大ハンに推薦し、衆議は決した。新たなる大ハンの誕生--その陰で、モンケは弟・フビライへの怒りを募らせ…。
第19話
チャブイが無事出産したとの知らせを受けて、彼女の両親がケイ州王府へ。2人は孫の誕生を喜ぶが、モンケの妻・イェスタイが、フビライは側室を迎えるべきだと水を差し、チャブイの母と口論になってしまう。そんななかグユクのもとに、キプチャクの領袖であるバトゥから、朝貢をやめるとの通達が…。
第20話
騎馬隊の列の前に飛び出したカク沁(しん)--間一髪のところで彼女を救ったのはシレムンだった。カク沁の兄で高名な儒学者・カク経(けい)は今、牢の中だという。頼る者のいない彼女は、兄を助けてほしいとフビライに直談判するつもりだったのだ。話を聞いていた劉秉忠(りゅう・へいちゅう)…。
第21話
カク経(けい)を配下に加えたいフビライは、自ら牢の中へと赴き、説得を続けていた。天下の民のために力を貸してほしいと辛抱強く語りかけるフビライ。やがて、その熱意に折れたカク経は、ひとつの要求をのんでくれれば力を貸そうと申し出たのだった。一方、酒楼ではクサアルがフビライの到着を今や遅しと待っていた…。
第22話
妓楼に通いつめ、夜毎酒と女に溺れるアリクブカ。海雲(かいうん)大師が諌めても聞く耳を持たず、ただフビライへの憎悪をたぎらせるばかりだった。理性を失ったアリクブカは、安陽の税を倍にし、田畑の半分を牧草地に変えろと命じ、周囲を慌てさせる。そればかりか、若い男をすべて兵として徴用せよと告げ…。
第23話
静養を口実に、大ハン・グユクは10万の兵を引き連れて、バトゥの治めるキプチャクへと向かった。ガイミシュから事態を知らされたフビライは戦を回避するため、董文用(とう・ぶんよう)・文忠(ぶんちゅう)兄弟をキプチャクに先回りさせる。そして、自身もグユクの軍営を目指し、馬を走らせるのだが…。
第24話
監国・ガイミシュの前に山積みとなった難題の数々--それらすべてを解決する能力など、彼女は持ち合わせていない。新しい大ハンを立てるべきだと声を上げる大臣や諸王を追い払うのが、関の山だった。一方トレゲネは、窮地に陥ったガイミシュがフビライの手を借りようとしていることを知り…。
第25話
「あなたの仕業ね?」。トレゲネのゲルに乗り込んだガイミシュが言い放つ。連絡が取れなくなっていた息子・ホジャとナグ--そのうち、ナグはフビライによって無事救出された。しかしホジャは、モンケを捕らえ朝廷への反抗の意志を示している。2人は激しい言葉をぶつけ合い、どちらかが倒れるまで戦い抜くことを宣言し…。
第26話
監国の座に、そしてトレゲネに勝つことに固執するガイミシュは、フビライにある取引を持ちかける。彼女はフビライを大ハンとし、同盟関係を築こうという魂胆だった。母や兄弟たちに一部始終を打ち明けるフビライ。しかし、いくら議論しても妙案が思い浮かばないばかりか、アリクブカはモンケ大ハン擁立の立場を崩さず…。
第27話
チンギス・ハンが残した遺言書は、確かに存在した。それは後継者を指名したものではなかったが、フビライが大ハンの座に就くことを後押ししてくれる内容であった。「期待には背きません」と、天上の祖父と父に語りかけるフビライ。だが次の瞬間、フビライは遺言書に火をつけて灰にしてしまう…。
第28話
カシに率いられた反乱軍が、皇宮へ。しかし襲撃の直前、その存在に気づいたフビライは機転を働かせ、反乱軍の出ばなをくじくのだった。両軍の死体が転がる皇宮の中で、倒れ伏した男に取りすがり「大ハン」と呼びかける女性の姿を見つけたフビライ。彼女の顔を覆う薄絹を取り払った時、フビライが口にした名前とは…。
第29話
長年の悪弊を一掃しようとする大ハン・モンケの新政は、民衆の喝采を浴びる。アリクブカの報告によれば、兵たちの士気も高く、入隊を志願する者も後を絶たないという。順風満帆の滑り出しを見せた新大ハンの治世--しかし、フビライの心は晴れなかった。命を落としたとばかり思っていた忘れられぬ人が、再び彼の前に現れたのだ…。
第30話
モンケから賜った新たな領地を訪れたフビライ。彼はその土地--金蓮川の美しさを目にして上機嫌だった。劉秉忠(りゅう・へいちゅう)によると、過ごしやすい上に今後の発展も確実で、政庁を設けるのに最適な地だという。だがその一方で、秉忠はいずれフビライが直面するであろう問題を予言し…。
第31話
出陣を前に、モンケが大理討伐の成否を占わせたところ、結果は大吉と出た。「しかし--」と祈祷師は続ける。「この勝利は大ハンにとって、凶事の前触れでもあります」。そして、"美しい大草原に2つの太陽が輝く"という謎めいた言葉を吐くと、祈祷師はまるで力尽きたかのように昏倒するのだった…。
第32話
フビライがシレムンの命を救ったことの是非を巡って、アリクブカとモゲは口論に。そしてそれは、殴り合いにまで発展してしまう。モンケはこの一件で、モゲがフビライに心酔していることを目の当たりにした。彼は自分の予想以上に、フビライが諸王や将軍たちの人心をつかんでいるのではと、焦りと不安を掻き立てられ…。
第33話
アラムダル一行は、なんとかフビライが不正を働いていた証拠を探し出そうと悪戦苦闘していた。しかし、必死になって調べてみても疑惑の端緒すらつかむことができない。策を練り直したアラムダルたちは、フビライの腹心である9人の大臣を捕らえることに。大臣たちを拷問で痛めつけ、フビライの罪を告発させようというのだ…。
第34話
チャブイからの連絡が途絶えたことを不審に思ったフビライは、金蓮川へと急いだ。やがて、関所が朝廷からの命令で封鎖されていたことを知り、フビライの不安はより色濃いものとなっていくのだった。その頃、シレムンは苛烈な拷問にさらされていた。彼は嘘の告発を強いられても、フビライをかばい続け…。
第35話
「この身を捧げたら、フビライ様への憎しみが少しは減る?」--クサアルは我が身を捧げて、フビライとアリクブカの争いを終わらせようとしていた。しかし、その行為がフビライへの愛ゆえのことと見抜いたアリクブカは、彼女を金蓮川王府に送るよう告げるのだった。やがてアリクブカは、金蓮川からの撤退を決め…。
第36話
兵権を返上したフビライを、モンケは金蓮川へと帰すことを決めた。ガイミシュは「虎を野に放てば災いを招きます」と猛反発するも、大ハンの決意を覆すことはできなかった。フビライが金蓮川に戻ったことで、家臣一同はほっと胸をなで下ろす。しかしガイミシュは、"最大の敵"を排除しない限り平穏な時は訪れないと忠告し…。
第37話
トレゲネとガイミシュが相次いで世を去った。邪魔者が消えたものの、モンケの心は晴れない。祈祷師が残した不吉な予言が気になるが、なにより、間近に迫った南征を成功させられるかどうかに、モンゴルの命運が懸っているのだ。彼はアリクブカに一切の政務を託し、自ら兵を率いて南征に向かうことを決心し…。
第38話
東路軍の惨敗により、釣魚城攻略作戦は破綻した。長引く豪雨も、戦況に悪影響を及ぼしている。将軍たちは一時撤退を進言するが、フビライの反対を押し切って出陣した手前、モンケも承知する訳にはいかなかった。起死回生とばかりに、地下に隧道を掘って敵を挟撃する作戦に出たモンケ軍だったが…。
第39話
死期を悟ったモンケは、深い悔恨のなかにあった。つまらぬ対抗心からフビライの忠告を無視して南征へ出発し、彼に出陣を命じなかったばかりに、多くの兵を失った。過ちを悔いたモンケは、「これ以上フビライと争うな」とアリクブカに告げ、息を引き取る。しかし、それを聞いたアリクブカは、これまで以上にフビライへの怒りをたぎらせ…。
第40話
モンゴル軍と和議を結ぶことを決心した賈似道(か・じどう)。王堅(おう・けん)と宋世廷(そう・せてい)は反対するが、賈似道は独断で使者を送り、領土を譲渡する取り決めを済ませてしまうのだった。難なく鄂州を手に入れたフビライは、モンケの葬儀へと参加することに。しかし、彼は都とは反対方向へ馬を走らせ…。
第41話
チラウンがスハに捕らえられたとの報を聞いたフビライは、すぐさま燕京に向けて出発。大軍の到来に慌てたスハは、牢からチラウンを連れ出すと、城外に陣取ったフビライと対峙した。燕京の明け渡しを求めるフビライに対し、スハは50里後退せよと返す。それが容れられないと分かると、彼はチラウンの身柄を盾にフビライを脅しにかかり…。
第42話
京兆城を包囲したハイドゥは、民を扇動してチャブイを生け捕らせる作戦に出た。この動きを察知したチャブイは、捕らえていた仇敵・アラムダルを処刑。いち早く皇宮を出て、城外脱出の機会をうかがうのだった。チャブイたちが逃げる隙を作るため、董文用(とう・ぶんよう)・文忠(ぶんちゅう)兄弟は、城を包囲する敵軍をかく乱し…。
第43話
京兆、陥落。チャブイはかろうじて生き延びたが、両親とイナが犠牲となった上に、いまだ城外へ出ることもかなわずにいた。これを機にフビライよりも優位に立ちたいアリクブカは、ハイドゥに命じて兄・フレグを懐柔することに。そんななか、京兆からの脱出計画を練るチャブイの前に、ハイドゥの部下・ムレンが現れ…。
第44話
アリクブカ宛ての密書からボリタ殺害に関する真相を知ったフレグは、フビライに加勢することを決断する。突如フレグの兵が敵に回り、慌てふためくアリクブカ。ハイドゥが連れ戻ると当てにしていたアルチの兵馬も、チャブイに掌握されていた。形勢逆転--挟撃されたアリクブカ軍は壊滅し…。
第45話
開平へと向かったフビライの代理として、カラコルムの統治を任されたチャブイ。彼女は困窮する民と戦死者の遺族を支え、人心の安定を図ろうとする。その一方で、董文用(とう・ぶんよう)・文忠(ぶんちゅう)兄弟に警備の強化を命じ、フビライが戻るまで何としてでも都を守り抜こうと決意を新たにするのだが…。
第46話
「劉(りゅう)殿の協力があれば中原の大部分を手中に収め、大業を成せましょう」。子聡(しそう)こと劉秉忠(りゅう・へいちゅう)は、李タン(り・たん)に協力することを承諾した。この知らせに気をよくしたアリクブカは自ら劉秉忠のもとを訪ねると、配下となってフビライ打倒に力を貸してほしいと告げ…。
第47話
「大ハンはもちろん、李(り)殿をも失望させません」--アリクブカに忠誠を誓った様子で李タン(り・たん)と密談する劉秉忠(りゅう・へいちゅう)。その姿を盗み見たユンリンの驚きと失望は大きかった。李タンが去ったのを見届けた彼女は、劉秉忠の前に姿を現す。ユンリンはあれこれと問い質すが、劉秉忠は言葉を濁し…。
第48話
アリクブカがカラコルムを急襲した--姚枢(よう・すう)からの知らせを受け、フビライは大軍を率いて都へと向かう。しかし、悪天候に阻まれ、行軍は遅々として進まない。そしてこの時、都はすでにアリクブカの手に落ちていた。ひと足早く都の近くで合流した姚枢と劉秉忠(りゅう・へいちゅう)は、善後策を練るが…。
第49話
カラコルムと5人の猛将を取戻し、意気が上がるアリクブカ陣営の中で、ひとりフチだけが慎重に事態を見極めていた。彼の意見を受けて、アリクブカは諸王を味方に引き入れて兵力を増強する策に出る。一方、フビライの陣営では、早期の出陣を主張するチャブイと、時期を伺おうとするフビライの間に不協和音が…。
第50話
開平からの書状-それは、アリクブカをおびき寄せるためにフビライが仕掛けた罠だった。軍営を焼き払って撤退する素振りを見せるフビライ軍への追撃命令を出すアリクブカ。1262年、フビライとアリクブカの兄弟は、開平の地で再び剣を交えることとなった。その最中、フビライ配下のアリハイヤが、アリクブカに寝返り…。
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中国史上、最も愛された武将・岳飛の生き様を大スケールで描いた歴史超大作! 中国トップスター、ホァン・シャオミンが主演。構想7年、総製作費に32億円を投入したアクションエンターテイメント。迫力の映像は「三国志」「水滸伝」ファン必見。 12世紀の中国。北から攻め寄せた金国により、宋は国土の半分を失っていた。幼少より文武両道に秀でた岳飛は、国への忠義を胸に軍を率いて勇敢に金軍に立ち向かっていく。清廉潔白で義に厚い岳飛は民からも慕われ、彼の周りには頼もしい仲間たちが集まるが…。
後漢滅亡後の三国時代。魏・呉・蜀の三国による中国天下統一を巡る興亡史を描いた、大人気大河ドラマ『三国志 Threekingdoms』堂々の第2部。天下を目指す曹操の野望と劉備の理想とが交差していく!呂布と貂蝉(ちょうせん)の死後、中国の力の拮抗は大きく変わりはじめていた。中国制覇の野望に燃えて、着々と権力の階段を駆け上る曹操。天子(黄帝)を手中に収め、朝廷を思いのままに操る曹操は、鉄の心で己が夢を追うのだった。彼が次に牙を向ける相手は、広大な領地を有する袁紹(えんしょう)。そして、漢皇室の血を引く劉備(りゅうび)である。しかし、さしもの曹操も、劉備の義兄弟である関羽には弱かった。ひたすらに主君・劉備に義の心を捧げる武将、関羽。その忠義一途な姿に、曹操は強く心をゆすぶられる。あの手この手で関羽を自分の部下にしようと企らむが…? 一方で関羽の主君、劉備にも転機が訪れる。悲運が重なり、領地を失い流浪の身となっていた劉備の前に、運命を変える天才軍師が現れる。彼の存在で、劉備は時代の大きな波に乗ることになる!
『三国志 Three Kingdoms』は中国の歴史ドラマ。総製作費25億円、エキストラ数延べ15万人の超大作である。今作は第3部であり、第33話から第42話の全10話で成り立っている。ベースとなっているのは小説『三国志演義』で、今作ではそこに現代的な新しい解釈が盛り込まれている。徐庶を失い、失意の中にいた劉備。天才と名高い諸葛亮を軍師に迎え、ついに運命が開けるかと思いきや、曹操は追撃の手をゆるめない。弱小勢力の劉備勢は、日の出の勢いの曹操に完膚なきまでに叩かれて敗走。このままでは、全滅は時間の問題だった。一方、江南の呉では若き君主・孫策が突如非業の死を遂げる。後を継いだのはまだ青年の、弟・孫権。天才軍師・諸葛亮は、この孫権と同盟を結び、ともに曹操と対決することを劉備に提案。単身、呉の地へ旅立つのだった。居並ぶ呉の高官たちを、立て板に水の弁論術で説き伏せていく諸葛亮。そして諸葛亮は、呉の水軍を一手に握る英傑・周瑜に出会った! ともに火花を散らし、曹操との対決を決意した孔明と周瑜。そしてついに『三国志 Three Kingdoms』の前半の山場、赤壁の戦いが始まる!
『三国志 Three Kingdoms』は、7部構成の全95話の中国の歴史ドラマ。今作の第4部は、第43話から第57話の全15話で成り立っている。監督はガオ・シーシー、脚本はチュウ・スージンなどが担当した。小説『三国志演義』をもとに新たな解釈を加えた作品となっている。赤壁の大戦が終わり、大敗を喫した曹操は命からがら敗走。魏に帰る途上、恐ろしいほどの才能を感じさせる策謀家・司馬懿に出会った。この出会いは魏の運命を大きく左右する! 一方、同盟を結んで曹操を倒した劉備軍と呉だったが、両者の間には荊州の問題が残っていた。天下の要衝・荊州をめぐって劉備の軍師・孔明と、呉の智将・周瑜が激しい謀略の戦いをする! 戦場で毒矢を受けながらも、荊州を手にする一歩手前までたどり着いた周瑜。しかし孔明が知略をめぐらし、周瑜の目の前で荊州をさらっていく。病床に臥しながらも奪還を誓う周瑜。荊州は一体どちらの手に落ちるのか?そんな緊張状態の中、呉の孫権の妹・小妹と劉備の間に縁談が持ち上がる。男にも負けぬ勇気を持ち、剣術を使う美女・小妹。すでに50歳に近い劉備は30歳年上。政略結婚をめぐって、孫権、周瑜、劉備、孔明の思惑が錯綜する。縁談は吉と出るか凶と出るか?
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