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【花嫁のれん 第3シリーズ】は3社の動画配信サービスで配信中です。
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目次
奈緒子(羽田美智子)が金沢の老舗旅館「かぐらや」で女将修行を始めて4年。最近は女将としての自覚もさらに増すように。新人仲居の咲子(田中こなつ)も仕事の出来る奈緒子に羨望のまなざしを向けていた。
奈緒子の夫、宗佑(津田寛治)も台湾で習得した本場仕込みの小籠包の店が流行り、東京で実業家として成功。そのせいか奈緒子と姑、志乃(野際陽子)の関係も最近は良好だった。
そんな中、再来月に女将襲名披露を控えた奈緒子に対して、志乃が女将襲名披露の席で日本舞踊を舞うよう命じる。
志乃の指導のもと、奈緒子の日本舞踊の練習が始まるが、何気なく言った一言に志乃が怒り、二人の仲は以前のようにぎこちないものになってしまう。
さらに奈緒子には踊りの素質がなく、志乃を苛立たせる。東京からやって来て、カフェを営む友人の今日子(加藤忍)に愚痴をこぼしていた奈緒子は、「無理なことは無理」とハッキリ断ったほうがいいとアドバイスされ、その気になるが・・・。
奈緒子が志乃と踊りについて話し合おうとしていた矢先、宗佑が突然帰ってくる。
宗佑を始め家族の応援を得て、奈緒子は志乃に日本舞踊の練習を辞めたいと訴える。しかし志乃は、奈緒子の願いを聞き入れようとしなかった。
その翌日、奈緒子はいつものように志乃からおとなしく日本舞踊を習う。しかし、その胸にはある思いを秘めていた。
一方、宗佑は地元でも小籠包の店を出そうと計画。老舗旅館の跡取りということで、融資の話も順調に進み喜ぶ夫を見て、奈緒子はうれしく思うが・・・。
試練!?
奈緒子(羽田美智子)が金沢の老舗旅館「かぐらや」で女将修行を始めて4年。最近は女将としての自覚もさらに増すように。新人仲居の咲子(田中こなつ)も仕事の出来る奈緒子に羨望のまなざしを向けていた。奈緒子の夫、宗佑(津田寛治)も台湾で習得した本場仕込みの小籠包の店が流行り、東京で実業家として成功。そのせいか、奈緒子と姑、志乃(野際陽子)の関係も最近は良好だった。そんな中、再来月に女将襲名披露を控えた奈緒子に対して、志乃がある課題を出す。
亀裂…
志乃(野際陽子)から女将襲名披露の席で日本舞踊を舞うよう命じられた奈緒子(羽田美智子)。練習の席で奈緒子が何気なく言った一言に志乃が怒り、二人の仲は以前のようにぎこちないものになってしまう。さらに奈緒子には踊りの素質がなく、志乃を苛立たせる。東京からやって来て、カフェを営む今日子(加藤忍)に愚痴をこぼしていた奈緒子は、「無理なことは無理」とハッキリ断ったほうがいいとアドバイスされ、その気になるが…。奈緒子が志乃と踊りについて話し合おうとしていた矢先、東京で成功した宗佑(津田寛治)が突然帰ってくる。
決意!?
家族の応援を得て、奈緒子(羽田美智子)は志乃(野際陽子)に日本舞踊の練習を辞めたいと訴える。しかし志乃は、奈緒子の願いを聞き入れようとしなかった。その翌日、奈緒子はいつものように志乃からおとなしく日本舞踊を習う。しかし、その胸にはある思いを秘めていた。一方、宗佑(津田寛治)は、地元でも小籠包の店を出そうと計画。老舗旅館の跡取りということで、融資の話も順調に進み喜ぶ夫を見て、奈緒子はうれしく思うが…。
秘密裡
奈緒子(羽田美智子)は志乃(野際陽子)に対して、あまりに強い物言いをしたことを反省。そのことを詫びるため、志乃の部屋を訪ねるが、志乃と辰夫(山本圭)のある会話を耳にして…。志乃は、奈緒子に日本舞踊を踊らせることを諦めるが、その矢先、奈緒子から生け花の腕を磨くため、旅館の常連客である華道の家元、村田(黒部進)のもとに週に何度か稽古に通いたいと頼まれる。二人の会話を聞いていた照子(烏丸せつこ)は、奈緒子の図々しさに腹を立てる。最近、ささいなことで腹を立てる志乃に手を焼いていた辰夫は、波風立てぬよう黙って妻の話を聞いていたが、志乃が旅館で不機嫌な顔をしていたことをつい非難してしまう。すると志乃は…。
偵察…
志乃(野際陽子)に頼まれ、しぶしぶ奈緒子(羽田美智子)の後を追った辰夫(山本圭)は、奈緒子が習っているのが華道でないことを知る。奈緒子から事情を聞いた辰夫は、志乃に当分、真相を黙っていて欲しいと頼まれてしまう。宗佑(津田寛治)の小籠包の店の金沢出店が決定するが、開店には多額の借金が必要と分かる。宗佑のこれまでの行いを奈緒子から聞いた今日子(加藤忍)は、他人事ながら奈緒子を心配するが…。辰夫は奈緒子を追っていた時、懐かしい人物と再会していた。そのことが心に引っかかっていた辰夫は…。
浮気!?
志乃(野際陽子)と辰夫(山本圭)がぎくしゃくし、奈緒子(羽田美智子)は内心気が気でない。義父と踊りの師匠である駒子(岩本多代)の関係も気になり、奈緒子は友人の今日子(加藤忍)にいろいろと相談。辰夫の志乃に対する態度を聞いた今日子は、辰夫が浮気をしているに違いない、と言い出すが…。そんな中、駒子が突然「かぐらや」にやって来る。当分、宿泊するような素振りを見せ、奈緒子は駒子が何を考えているのか分からず焦る。駒子は奈緒子に古い知り合いである辰夫と積もる話がしたいので、呼んで欲しいと頼む。奈緒子に駒子が来たことを聞かされ、辰夫は激しく動揺した態度を見せる。
旧恋仲
志乃(野際陽子)は、駒子(岩本多代)から、今から50年前、辰夫(山本圭)と恋仲だったことを聞かされる。動じることなく駒子の話を受け止めていた志乃だが、母屋に帰った途端、誰も話しかけられないような殺気立った雰囲気になる。大女将としてはいつもと変わりなく仕事をこなす志乃だが、内心では怒りに燃えていることを奈緒子(羽田美智子)や辰夫は感じ、日ごと居心地の悪さが増すばかり。ついに奈緒子は辰夫に、「かぐらや」から駒子が出て行くよう頼んで欲しい、と訴える。辰夫は駒子がなぜ家出をしたのか、奈緒子に打ち明ける。理由を聞いた奈緒子は駒子を思い、ある行動に出るが…。
仲違い
志乃(野際陽子)と辰夫(山本圭)が言い争いを始めてしまう。ここまで志乃の態度に耐えてきた辰夫だが、ついに怒りを爆発させ、志乃の言葉にひるむことなく反論する。二人の激しい応酬を見て、新人仲居の咲子(田中こなつ)は、ただただ驚くばかりだった。奈緒子(羽田美智子)は事態打開のため、両親にケンカを止めてもらうよう、宗佑(津田寛治)に仲裁を頼む。ところが今まで散々迷惑かけてきた宗佑がいくら正論を言っても、説得力があるわけもなく…。途方に暮れる奈緒子は、「かぐらや」のご意見番的存在である華道の家元、村田(黒部進)に助けを求めることに。
秘策!
奈緒子(羽田美智子)は駒子(岩本多代)から、何事も基本に立ち返ることが大切、との言葉を聞く。それは志乃(野際陽子)が奈緒子に伝えようとしていたことだった。改めて志乃の真心に触れた思いがする奈緒子は、一刻も早く志乃と辰夫(山本圭)の仲を元通りにしよう、と誓う。金沢の町ではこの時期、天候不順が続いていたが、それは“ブリオコシ”というこの土地ならではの天候だった。奈緒子は、志乃と辰夫が出会ったきっかけがブリオコシだと知り…。一方旅館では長い間、照子(烏丸せつこ)が仲居頭と支配人を兼任していたが、志乃が支配人候補となる人物を見つけてくる。
元の鞘
奈緒子(羽田美智子)が、金沢特有の冬の気候“ブリオコシ”を利用して、志乃(野際陽子)と辰夫(山本圭)の仲を元の鞘に納める。二人が仲直りして一同ホッとするが、いまだ駒子(岩本多代)は「かぐらや」に居座ったままだった。すると駒子の息子の嫁、晴美(ひがし由貴)が再び、「かぐらや」にやって来る。家の改築をきっかけに、晴美が自分を追い出そうとしていると騒いでいた駒子だが…。そんな折、「かぐらや」に志乃が見つけてきた新支配人が到着する。
嫁と姑
老舗旅館の跡取り息子、俊平(鈴之助)が「かぐらや」に支配人としてやって来る。一流大学を卒業し、東京の外資系ホテルに勤めた経歴などを話す俊平に仲居たちは憧れのまなざしを向けるが、新人の咲子(田中こなつ)だけは興味のないようすだった。俊平には増岡(中西良太)という連れがいた。増岡は幼い頃から俊平の身の周りの世話をしてきた人物で、俊平のことが心配のあまり、勤め先である俊平の実家の旅館に無断でついてきてしまったらしい。俊平と増岡の絆の強さに、奈緒子(羽田美智子)を始め「かぐらや」の面々も対応に困ってしまう。一方、奈緒子は用事があるため宗佑(津田寛治)の携帯を何度も鳴らしていたが、宗佑からの返事が一向にこなくて…。
嫁VS姑
またしても宗佑(津田寛治)の失踪が発覚。東京で順調だったはずの事業にトラブルが発生し、雲隠れしてしまったらしい。これで何度目かと、奈緒子(羽田美智子)も頭を痛めるばかりだ。志乃(野際陽子)はさっそく、宗佑の事業に協力を申し出ていた地元の人々へのお詫びを兼ねた挨拶回りと後始末を始める。その姿にかすかな“違和感”を覚える奈緒子だった。奈緒子は親友の今日子(加藤忍)に宗佑のことを相談。すると今日子から言われたある一言に、これまで気づかなかった志乃の“弱点”が見えてきて…。
勘当!?
奈緒子(羽田美智子)は思い切って志乃(野際陽子)に宗佑(津田寛治)を勘当するよう願い出る。怒り心頭の志乃だが、尊敬する前田利家の妻、おまつのある行いを聞かされ、何も言い返せなくなる。奈緒子と志乃の間に、先日までの仲の良さが嘘だったような冷たい空気が立ち込める。心配する家族をよそに、奈緒子は気にもしない様子を見せる。照子(烏丸せつこ)が意見をしようとしても、聞く耳を持たない奈緒子だった。そんな中、変装して地元に帰ってきた宗佑が今日子(加藤忍)の店に現れて…。
夫の噂
宗佑(津田寛治)は下宿を営んでいる今日子(加藤忍)に頼みこんで、咲子(田中こなつ)の部屋の隣に当分住まわせてもらうことに。その矢先、今日子の喫茶店のアルバイトがしばらく休むことになり、料理の得意な宗佑が店を手伝うと言い出す。そうとは知らず、奈緒子(羽田美智子)が今日子の店にやって来る。慌てて隠れる宗佑だが、夫がいることなど知らない奈緒子は今日子に、「今回はほとほと宗佑に愛想が尽きた」と話してしまう。一方、旅館では外国人観光客相手に俊平(鈴之助)が、いい加減な対応を取る。そのことが原因でちょっとしたトラブルが。いつもは俊平に厳しく接する咲子だが、今回は落ち込む俊平に意外な行動を取る。
離婚!?
奈緒子(羽田美智子)が、宗佑(津田寛治)に対して「愛想が尽きた」と話しているのを照子(烏丸せつこ)が聞いてしまう。そのことを聞いた志乃(野際陽子)は、奈緒子が宗佑との離婚を決めたのではないか、と心穏やかでいられなくなる。志乃は奈緒子と宗佑の今後について、辰夫(山本圭)に相談。辰夫は志乃にお灸をすえるつもりで、奈緒子が宗佑と離婚してもしかたない、と言う。夫の言葉でより不安になった志乃は急に奈緒子に対して優しくなるが…。そんな中、今日子(加藤忍)の夫、竹村(長岡尚彦)が金沢に現れる。今日子は夫と離婚協議中だったが、竹村は今日子と別れる気がないようで…。
けじめ
奈緒子(羽田美智子)は、今日子(加藤忍)の店で宗佑(津田寛治)を見つける。今日子は浮気した夫と別れるつもりだったが、今日子の後を追って金沢にやって来た夫に宗佑が、男としての責任の取り方を説いていた。自分のことは棚に上げ、正論を説く宗佑に奈緒子は怒りを爆発させる。奈緒子は志乃(野際陽子)に宗佑が見つかったことを報告。すぐ連れて帰るという。怒り心頭の奈緒子は宗佑に勘当を言い渡すよう志乃に迫るが…。
妻VS母
奈緒子(羽田美智子)は息子の宗佑(津田寛治)に甘い志乃(野際陽子)に業を煮やし、勘当か離婚かと迫る。奈緒子の強気な態度に、志乃も圧倒されてしまう。嫁を取るか、母を取るか。まさに究極の選択を迫られた宗佑は、志乃に自分の思いを語る。しかし、宗佑の「これからの人生を考えると、奈緒子といる時間の方が長いし、やっぱり親は一足先にあの世にいっちゃう訳だし」という言葉を聞くうちに、志乃の表情がみるみる怒りに満ちていき…。今度は志乃からも「母親か嫁か」と究極の選択を迫られる宗佑だった。
離婚届
瑠璃子(里久鳴祐果)が、何の連絡も無く東京の嫁ぎ先から帰ってくる。翔太(草川拓弥)から 奈緒子(羽田美智子)と宗佑(津田寛治)のことを聞き、心配になって様子を見に来たと言う。瑠璃子はさらに、久しぶりの帰郷ということで当分金沢にいると家族に話すが、表情はさえないままだった。家を追い出され、今日子(加藤忍)に“避難場所”を借りている宗佑を辰夫(山本圭)が訪ねてくる。嫁を取るか母親を取るか…答えを先延ばしにしている宗佑に辰夫は一刻も早く返事を聞かせるよう迫る。辰夫は奈緒子と志乃(野際陽子)が宗佑のことを巡り、互いに一歩も引かないことを伝え、母屋でも心休まるときがないとこぼすのだった。その矢先、今日子から奈緒子に、宗佑が置き手紙をして出て行ったと、慌てた様子で連絡が入る。
若女将
宗佑(津田寛治)は、奈緒子(羽田美智子)に、「今度こそ必ず本気で生まれ変わる」と言い残し、不義理の不始末を片付けるため再び奈緒子の元を離れて行った。一方、帰郷した瑠璃子(里久鳴祐果)が、「かぐらや」の仕事を手伝うと言い出す。旅館は満室続きで大忙しのため、不審に思いながらも志乃(野際陽子)も快く承知する。そんな中、「かぐらや」に大阪からおばちゃんたちの団体客がやって来る。ツアーの参加者は中高年の主婦ばかり。旅館に着くやいなや、誰もが仲居たちにあれこれとリクエストしてくる。ツアー客を引き連れてやって来た丈太郎(山下徹大)は、瑠璃子を見て、色めき立つ。かつて瑠璃子に想いを寄せていた丈太郎は瑠璃子に振られた後、大恋愛の末に別の女性と結婚したはずだが…。
ため息
大阪から来たツアー客の主婦たちは、「かぐらや」が老舗旅館であるにもかかわらず、好き勝手に振る舞う。奈緒子(羽田美智子)を始め仲居たちも大苦戦するが、特に咲子(田中こなつ)は、担当部屋の客、金原(山口美也子)と白金(小柳友貴美)から嫌われ、コミュニケーションが取れず困惑するばかり。俊平(鈴之助)は咲子を励ますが、咲子は意外なことを言って俊平を感動させる。瑠璃子(里久鳴祐果)が、大阪の客に対して好意的な態度を取る。自分も結婚して、主婦だからこその苦労をいろいろ知ったと話す瑠璃子に、奈緒子は東京で何かあったのだと確信する。志乃(野際陽子)から瑠璃子の本当の帰郷理由を、さりげなく探って欲しいと頼まれた奈緒子は…。
濡れ衣
東京で暮らしていた志乃(野際陽子)の孫・瑠璃子(里久鳴祐果)が突然、実家に帰ってくる。奈緒子(羽田美智子)と志乃は、瑠璃子に東京での暮らしの中で何かがあったに違いないと確信する。志乃は奈緒子にせかされ、瑠璃子と同居している義母・圭子(岡本麗)に電話をするが、応答しない。一方、旅館では仲居の咲子(田中こなつ)が、大阪から来た団体客に対してうまく対応できず困惑していた。咲子が担当する部屋に泊まっている白金(小柳友貴美)と金原(山口美也子)が、彼女とろくに話もせず相手にしないのだ。それでも健気に仕事に励む咲子にとんでもない事態が起きてしまう。それを見かけた奈緒子は…。
家出嫁
咲子(田中こなつ)は、大阪の団体客・金原(山口美也子)が買ってきた茶碗を割ったと非難される。身に覚えのない言いがかりで、咲子は窮地に立たされてしまう。奈緒子が改めて金原に話を聞いていると、ツアー一行が帰って来て、おばちゃんたち専業主婦の日頃のストレスからくるわがままが原因で、言ってしまったことだと判明。支配人の俊平(鈴之助)は憤慨するが、奈緒子は俊平に、一番大事なのはお客様によき思い出を持ち帰っていただくことであり、それが「かぐらや」のおもてなしだと言い、咲子に再び同じ部屋の担当を命じる。俊平はその事に驚くが、一度客から逃げ出すと癖になるため、まさにこれが「かぐらや」流の仲居の育て方だと分かる。やがて大阪の団体ツアー一行は来た時以上ににぎやかに帰っていく。しかし奈緒子と志乃(野際陽子)には瑠璃子(里久鳴祐果)の帰郷の真相を明らかにするという家族の大問題があった…。
不機嫌
東京の嫁ぎ先から帰郷していた瑠璃子(里久鳴祐果)を、かつて瑠璃子に思いを寄せていた丈太郎(山下徹大)がデートに誘う。以前は丈太郎から声をかけられてもうまくかわしていた瑠璃子だが、今回はあっさりとOKする。瑠璃子と丈太郎が連れだって出かけたと知り、驚きを隠せない奈緒子(羽田美智子)と志乃(野際陽子)。そんな二人に照子(烏丸せつこ)は、瑠璃子が姑だけでなく夫との間にも何か問題を抱えているのではないか、と言い出す。覚悟を決めて志乃が瑠璃子に東京で何があったのか問いただす。すると瑠璃子はこれまで家族に見せたことのない頑なな態度で…。
姑対決
相変わらず東京で何があったのか話そうとしない瑠璃子(里久鳴祐果)。仲居たちも「東京で何かあったに違いない」といぶかしがる。そんな中、何の連絡もなしに東京から瑠璃子の義母・圭子(岡本麗)が「かぐらや」にやってくる。瑠璃子を睨みつける圭子。それでも瑠璃子は奈緒子(羽田美智子)たちに「義母はただ観光に来ただけだ」と言い張る。奈緒子が圭子の部屋に挨拶にいくと、圭子は歯に衣着せぬ発言を連発し、奈緒子を圧倒する。瑠璃子が東京でどんな暮らしをしていたのか考えると、同情したくもなる奈緒子と志乃(野際陽子)だが…。
覚悟の…
ついに東京で瑠璃子(里久鳴祐果)と彼女の義母・圭子(岡本麗)の間に何があったのか明らかに。圭子は瑠璃子に対して、「花嫁のれん」を潜ったにもかかわらず嫁としての覚悟が足りないと指摘。今回の家出の非も瑠璃子にあるとまくしたてる。圭子の言うことがあまりに正しく、奈緒子(羽田美智子)はおろか志乃(野際陽子)さえもタジタジに。圭子の驚くほどの気の強さに、今後の東京での瑠璃子の暮らしが心配になる二人だった…。瑠璃子が辛い状況に置かれても、夫が味方してくれるに違いないと希望を抱く奈緒子と志乃だが、そんな時、当の夫から瑠璃子に電話がかかってくる。
意固地
瑠璃子(里久鳴祐果)は東京で同居する義母・圭子(岡本麗)が迎えに来たのにも関わらず、一緒に帰るのを拒否。奈緒子(羽田美智子)と志乃(野際陽子)は、怒り心頭の圭子を何とかなだめすかして、瑠璃子の夫が出張先のニューヨークから帰ってくるまで、瑠璃子を預かることを承知してもらう。奈緒子と志乃が瑠璃子に話を聞くと、圭子と合う合わないの問題でなく、夫が嫁姑の間で優柔不断な態度でいることが許せないのだと分かる。問題の根の深さに、照子(烏丸せつこ)や奈緒子、そして志乃も瑠璃子が離婚を考えているのではないか、と心配になる。一方、旅館では人一倍仕事熱心な咲子(田中こなつ)が風邪でダウンして…。
嫁審査
丈太郎(山下徹大)の母・節子(田岡美也子)が「かぐらや」にやって来る。妙に上機嫌なことを奈緒子(羽田美智子)や志乃(野際陽子)はいぶかしがるが、節子は丈太郎から瑠璃子(里久鳴祐果)の結婚がうまくいっていないと聞き、丈太郎の再婚相手として瑠璃子がふさわしいのか様子を見に来たのだ。東京での生活で成長した瑠璃子の受け答えに節子も大満足する。照子(烏丸せつこ)は丈太郎と節子の会話から、二人が瑠璃子の離婚を待っているのではないかと気づき、志乃に報告。最初は取り合わなかった志乃だが…。母屋では翔太(草川拓弥)の受験が近づく。一浪中の翔太は今年こそ東京の大学に合格すると家族に決意を語るが、翔太の発言に続き、末っ子の幸(木村真那月)が旅館で女将修行をしたいと言い出す。
見習い
志乃(野際陽子)は、瑠璃子(里久鳴祐果)に夫と離婚するつもりなのかと問う。瑠璃子は笑顔とともにそんな気はないと否定。志乃も一安心するが、瑠璃子は奈緒子(羽田美智子)に以前から胸の内にあったことを話す。奈緒子は、瑠璃子が思った以上にたくましくなっていることに感心してしまう。ついに、幸(木村真那月)が女将修行を始める。生まれたころから幸を見てきた華道の家元・村田(黒部進)も幸の着物姿に目じりを下げる。しかし、その村田の着物に幸がお茶を数滴こぼしてしまう。志乃は幸を叱るが、最後は甘い顔を見せる。これまで仕事と家庭をきっぱり分けてきた志乃が旅館で“祖母の顔”になったことに奈緒子や瑠璃子は驚くのだった。そんな中、瑠璃子に電話がかかってきて…。
贈り花
奈緒子(羽田美智子)は俊平(鈴之助)こそ、咲子(田中こなつ)に連日花束を届けていた相手だと知る。俊平が咲子に花束を渡すのを自分でも気づかぬうちに邪魔していたことに気づいた奈緒子は、今度こそ直接渡せるように、エールを送るが…。志乃(野際陽子)は、幸(木村真那月)に宿泊客の世話をするよう命じる。その客は志乃の小学校時代の同級生で、60年ぶりに再会するという。クラスで一番おしとやかで優しかった幼馴染と会うのを志乃も楽しみにしているようだった。奈緒子と瑠璃子(里久鳴祐果)は、幸を彼女の部屋付けにするのはさすがに早いと思うが、何か考えのあってのことだと推測する。奈緒子は瑠璃子に、夫から電話があったと聞かされる。今度会ったら優柔不断な夫に、何が何でも義母・圭子(岡本麗)との別居を決断させると語る瑠璃子。奈緒子はどこの家も夫が頼りないのは一緒と瑠璃子をなぐさめるが…。
幼馴染
志乃(野際陽子)は、60年ぶりに会った幼馴染におしとやかで優しかった頃の面影が一切なくなっていることに驚く。奈緒子(羽田美智子)は、幸(木村真那月)と一緒に彼女の世話をするはずだったが、奈緒子が神楽家の“嫁”ということだけで部屋付きになることを拒否される。志乃や奈緒子は、彼女がきっと嫁とうまくいってないのだと勘ぐるが…。志乃の幼馴染は、ものおじせず、はっきりとした物言いをする幸を気に入る。まるで自分の孫か友達のように幸に接するうち、子供の頃の思い出だという歌を幸に聴かせる。幸から話を聞いた志乃は、それが金沢に伝わる手まり歌だと気づく。幼い頃、彼女と一緒に手まりをしたと嬉しそうに話す志乃だった。ところが当人は、奈緒子から志乃が母屋の蔵にあるはずの思い出の手まりを探そうとしていると聞き、急に顔を曇らせる。
探し物
志乃(野際陽子)は、幼なじみのミヨ(茅島成美)が小学生の頃に一緒に楽しんだ加賀手まり遊びを懐かしがっていると知り、蔵にしまった手まりを探すがどこにもなくて…。当のミヨは奈緒子(羽田美智子)や幸(木村真那月)から、志乃が思い出の手まりを探していると聞き、顔を曇らせる。奈緒子は“良き思い出”のはずの手まりの話題が出るたび、ミヨが暗い表情になることが気になっていたが、幸が借り物の加賀手まりを見せるとミヨはなぜか涙を流し始める。ミヨが60年ぶりに金沢を訪れた本当の理由を奈緒子から聞いた志乃は…。
雪解け
志乃(野際陽子)と一緒に手まりを探していた奈緒子(羽田美智子)は、蔵の片隅に隠すようにしまってあった手まりをやっと見つける。志乃はそれと一緒にしまわれていたものを見て顔色を変える。志乃がミヨ(茅島成美)のもとを訪ね、手まりと一緒にもう一つの思い出の品を見せる。それは志乃とミヨが互いを深く思い合っていたことの証の品だった。60年の時を越え、少女に戻ったかのように笑顔で話す志乃とミヨ。そんな中、ミヨに嫁から電話が入る。ミヨと嫁が犬猿の仲だと思い込み心配する奈緒子だが、ミヨは上機嫌で嫁と話して…。
嫁優勢
咲子(田中こなつ)の風邪がようやく治り、現場復帰する。同時に俊平(鈴之助)が、支配人見習いから正式に支配人に昇格することに。咲子にきっぱり振られた俊平はどこか淋しげで、奈緒子(羽田美智子)は若い二人の恋を何とかしたいと思う。一方で奈緒子は女将襲名に向け、着々と準備を進めていた。志乃(野際陽子)と襲名当日の着物を選びながら、奈緒子は着物に関してかねてから考えていたことを志乃に告げる。奈緒子の願いをやんわり退けようとする志乃だが、奈緒子は一歩も引かず、その場に居合わせた幸(木村真那月)は、二人のやりとりにハラハラしてしまう。幸から話を聞き、顔色を変える照子(烏丸せつこ)だが、「かぐらや」にとって奈緒子はなくてはならない存在なのは間違いのないこと。幸が若女将修行を始めたことも重なり、照子は自分がいなくても「かぐらや」は大丈夫、との思いを抱いて…。
姑同盟
照子(烏丸せつこ)に、30年以上別れて暮らしていた娘やその家族との同居話が持ち上がっていると知り、奈緒子(羽田美智子)も志乃(野際陽子)も驚くばかり。「かぐらや」の面々にとって照子は身内のような存在だが、照子の幸せを考えると、本当の家族と同居するほうが良いのでは…。そう思う奈緒子と志乃だった。志乃は照子に本当は同居についてどう思っているのか確認する。これまで家族同様に接してくれた志乃に心から感謝している照子だが、「自分の幸せを第一に考えてほしい」との志乃の一言に、思わず涙をこぼす。照子のことでは一致団結した奈緒子と志乃。ところが志乃に奈緒子の踊りの師匠である駒子(岩本多代)から連絡が入り、女将襲名の際の着物について奈緒子が話していたことを聞くと、志乃の顔色が見る見る変わって…。
苦手客
駒子(岩本多代)から奈緒子(羽田美智子)の女将襲名の際の着物について話を聞いた志乃(野際陽子)は怒りを募らせる。機嫌が悪くなればなるほど穏やかな笑みを浮かべる志乃に、先のことが思いやられる瑠璃子(里久鳴祐果)や照子(烏丸せつこ)だった。娘や孫に会うため3日間の休みをもらうことになっていた照子だが、志乃を置いて出かけることにためらいを見せる。そんな時、いつも照子が世話をする男性客がフラッと現れ、照子は休み返上を言い出す。志乃に命じられ、照子は予定通り出かけることに。瑠璃子がその画家だという伊川(増本庄一郎)の部屋付きになるが、伊川は怪しい風体の上、ほとんど口を聞かず、スケッチに没頭。そんな客に困惑する瑠璃子の代わりに奈緒子が伊川の担当になる。志乃は瑠璃子に、これは奈緒子にとって「究極のおもてなし」を知る良い機会かもしれないと言い…。
無愛想
照子(烏丸せつこ)が、部屋付きとして長年世話をしてきた客の伊川(増本庄一郎)は無口な上、奈緒子(羽田美智子)が懸命に世話をしても無反応に近い態度を取る。照子からの電話で、伊川が出かける際はおにぎりを持たせるよう教えられた奈緒子は、心を込めて金沢名物の食材入りのおにぎりを作る。ところが伊川は奈緒子のおにぎりにほとんど手をつけず、客への接客に自信のあった奈緒子もほとほと困ってしまう。見かねた瑠璃子(里久鳴祐果)が照子に電話をしてみては、と進言するが、照子に心配をかけたくない奈緒子は何とか自分一人の力で頑張ろうとする。そんな奈緒子をどこか思惑ありげな表情で見つめる志乃(野際陽子)。辰夫(山本圭)から「奈緒子さんに何が足りないか、気づいているやないか?」と尋ねられても、はぐらかす志乃だった。
お手本
相変わらず、心を開いてもらえない伊川(増本庄一郎)へのもてなし方が分からず、奈緒子(羽田美智子)は途方に暮れる。今度こそはと気持ちを込めてにぎったおにぎりも食べてもらえず、さすがの奈緒子も自信を喪失する。ついに、伊川が帰ると言い出す。何が至らないのか教えて欲しいと思う奈緒子だが、そこに照子(烏丸せつこ)が現れる。伊川が帰るのを止めようとしない照子。ところが伊川が旅館から去ると、照子は「あの方は必ず帰ってきます」と確信に満ちた表情で話す。今回の騒動を静観してきた志乃(野際陽子)だが、伊川へのおもてなしには、奈緒子が女将としてさらに成長するために大切なことが秘められていると思っていた。志乃の思惑を未だ知らない奈緒子は、照子と一緒に伊川の帰りを待つが…。
仲直り
奈緒子(羽田美智子)が、どれだけ懸命にもてなしても、意思の疎通が図れなかった伊川(増本庄一郎)に対し、照子(烏丸せつこ)は淡々とした態度で対応する。するとそれが自然かのように、伊川も居心地の良さそうな表情を見せる。照子と伊川のやりとりを見て、奈緒子は自分がいかに伊川に対し、でしゃばっていたかに気づく。そんな奈緒子に対し志乃(野際陽子)は、おもてなしには二つの種類、日向のおもてなしと日陰のおもてなしがあると告げる。日陰のおもてなしこそ“究極のおもてなし”だと教えられた奈緒子は、照子の仕事ぶりから、日陰のおもてなしの極意を学ぼうとする。
鬼指導
世界的に有名な画家だった伊川(増本庄一郎)が、金沢にいることを聞きつけた画廊たちが「かぐらや」に押し掛ける。奈緒子(羽田美智子)が制止するにも関わらず、旅館に上がり込んだ画廊たちを照子(烏丸せつこ)が一喝。その間に奈緒子が伊川を逃がす。別れ際、伊川から再会を約束する言葉を聞いた奈緒子はやる気を出すが、伊川の一件を通し、照子の心境にも変化が起きていた。奈緒子は瑠璃子(里久鳴祐果)に、夫・良樹(内田朝陽)とどうなっているのか話を聞く。良樹は研修先のニューヨークからすでに戻っており、近々金沢に来るという。やがて良樹が瑠璃子を東京に連れて帰るため、「かぐらや」に現れる。瑠璃子は以前宣言した通り、姑とは同居しないと意思を固めていた。そう簡単に話が進むのかと、奈緒子も心配するが…。
別居話
瑠璃子(里久鳴祐果)は良樹(内田朝陽)に対し、姑との別居を迫る。結婚する前は大人しくて、誰に対しても優しかった瑠璃子だが、今回は志乃(野際陽子)に何を言われても一切耳を貸そうとせず、その変貌には家族も驚くばかりだった。瑠璃子から別居の話を聞いていた奈緒子(羽田美智子)は、瑠璃子の発言を当然のことと受け止める。そんな奈緒子の態度を見た照子(烏丸せつこ)は、瑠璃子から何か話を聞いていたのではないか、と奈緒子に詰め寄る。瑠璃子のあまりに強情で強気な態度に、ショックを受ける志乃は、これもすべて奈緒子のせいだと言い出す。最近、一緒にいる時間が多いのが原因で、姑である自分に対し、強気な態度を取る奈緒子の影響を受けたに違いない、と言うのだ。
大黒柱
瑠璃子(里久鳴祐果)が離婚すると言い出したのは、奈緒子(羽田美智子)の影響を受けたせいだと決めつける志乃(野際陽子)。照子(烏丸せつこ)も奈緒子に一度しっかりお灸をすえるべきだと言うが、そんな時に呉服屋から電話が入り、奈緒子が一カ月も前から女将披露で着る反物の注文をしていたことが分かる。怒り心頭の志乃は、奈緒子をぎゃふんと言わせる名案を思いつく。奈緒子は志乃に呼ばれ、瑠璃子が強くなったのは奈緒子のおかげだと、お礼を言われる。何が何だか分からない奈緒子に、志乃は奈緒子を神楽家の“大黒柱”だと持ち上げると、瑠璃子の離婚問題解決を託してしまう。奈緒子は断ろうとするが、反物の話を持ち出され、何も言い返せなくなってしまう。そんな中、瑠璃子との再婚を切望する丈太郎(山下徹大)が母親の節子(田岡美也子)とともに、「かぐらや」に現れて…。
嫁取り
志乃(野際陽子)から奈緒子(羽田美智子)への“ほめ殺し”が続き、奈緒子はプレッシャーに耐えるばかり。奈緒子は瑠璃子(里久鳴祐果)の離婚発言を撤回させたいが、瑠璃子から姑の志乃に何を言われても耐えて、ときには強気な発言をする奈緒子こそ嫁の見本だと言われ、弱ってしまう。奈緒子は、丈太郎(山下徹大)と節子(田岡美也子)から瑠璃子との再婚話を橋渡しして欲しいと頼まれる。離婚も決まっていないのに、と憤慨する奈緒子だった。ところがその直後、奈緒子は瑠璃子と丈太郎が一緒に出かけ、楽しげに話している場面に遭遇してしまう。
想定外
ついに丈太郎(山下徹大)は、瑠璃子(里久鳴祐果)に結婚を申し込むが、隠れて話を聞いていた奈緒子(羽田美智子)は、瑠璃子が受け入れたら志乃(野際陽子)に何を言われるかとひやひやしながら、瑠璃子の返答に耳を傾ける。しかし、瑠璃子は即答で断り、奈緒子をホッとさせる。奈緒子は、瑠璃子と丈太郎の一件を志乃に報告。これからも、“大黒柱”として「かぐらや」で起きた問題を解決してほしい、という志乃の言葉に奈緒子はうんざりする。その直後、瑠璃子の夫・良樹(内田朝陽)が東京からやって来る。母の圭子(岡本麗)に別居の話をしたものの、説得は出来なかったと言う。皆当然のことと思うが、良樹は予想外のことを言い出す。
解決策
瑠璃子(里久鳴祐果)と良樹(内田朝陽)が、ニューヨークに行くという話を聞いた志乃(野際陽子)は断固反対する。それでは姑の圭子(岡本麗)に対して申し訳が立たないと言う志乃に、奈緒子(羽田美智子)が瑠璃子の気持ちを代弁する。奈緒子と志乃の言い争いはいつも以上に熱を帯び、二人の応酬に良樹もあ然となる。母屋のことを仕事には持ち込まないルールがあるだけに、旅館では仲睦まじい嫁姑を演じる奈緒子と志乃。いつも以上に親しげな雰囲気で交わす二人の笑顔を、仲居たちは「逆に怖い」と陰で話すのだった。仮に瑠璃子が良樹とともにニューヨークに行くとしても、圭子に筋を通さなければいけないと考える志乃は、ある行動に出て…。
火に油
圭子(岡本麗)を訪ねた志乃(野際陽子)は、嫁ぎ先でわがままを続ける瑠璃子(里久鳴祐果)のことを詫びる。瑠璃子が良樹(内田朝陽)とともにニューヨークに行くなどもってのほか、と言う志乃に対し、初めて息子の海外赴任のことを知らされた圭子は…。金沢に戻った志乃は東京での一件を皆に報告。圭子の意外な反応に一同驚くが、問題解決の糸口が見つかり、家族の間に安堵の空気が流れる。瑠璃子は、ひとまず東京に戻ることに。金沢を離れる日、志乃は瑠璃子に嫁の心得を説く。それは志乃から奈緒子(羽田美智子)への痛烈なメッセージでもあった。大人しく聞いていた瑠璃子だが最後に、嫁の分をわきまえつつ、奈緒子を見習い、姑の理不尽な態度には決して屈しないと告げる。孫娘の発言に、奈緒子への怒りを募らせる志乃だった。
ご褒美
瑠璃子(里久鳴祐果)が東京の嫁ぎ先に戻り、奈緒子(羽田美智子)も志乃(野際陽子)も一安心する。奈緒子は気持ちを新たに3週間後に迫った女将襲名に向けて踊りの稽古に励むが、襲名のお披露目での着物について奈緒子と志乃の間でもん着が再燃する。瑠璃子の問題が解決したのは自分の努力もある、と思う奈緒子は着物の新調を自分へのご褒美だと言う。奈緒子の考えが手に取るように分かる志乃は、瑠璃子の問題が解決したのは自分が東京に出向いた結果との思いがあるだけに、余計に奈緒子に腹を立てる。そんな中、今回は自信満々で東京の大学を受験した翔太(草川拓弥)の合格発表の日が訪れる。
姑弱点
仕事で迷惑をかけた人たちに詫びるため、全国各地を訪ね歩いている宗佑(津田寛治)。しかし、奈緒子(羽田美智子)に届くメールは、行った先々でお好み焼きや明石焼きなどを楽しむ写真ばかりが目立つのだった。何のために宗佑を送り出したのか、奈緒子も分からなくなる。朝食の席で宗佑の話となり、志乃(野際陽子)はいつものように「嫁がしっかり夫の手綱を引き締めていないのが原因」と嫌味を言うが、奈緒子は堂々と「育て方が悪かったのでは」と言い返す。奈緒子の言い分も一理あるだけに、何も言い返せない志乃。奈緒子は姑の弱点を見つけた気分になる。ひいきの村田(黒部進)を前に、女将襲名披露での着物について、笑顔で互いをけん制し合う奈緒子と志乃。その矢先、奈緒子のもとに宗佑からまたメールが届き…。
都落ち
受験した東京の大学のすべてが不合格だった翔太(草川拓弥)。一浪しているだけに、志乃(野際陽子)は合格している地元の大学に進むよう告げる。しかし、翔太は東京で宗佑(津田寛治)のようにやりがいのあることを見つけたいと言う。翔太に、失敗続きで周りに迷惑をかけっぱなしの宗佑のようになってほしくない奈緒子(羽田美智子)は、今回は志乃の言うことに従うべきだと話す。旅館では、支配人になって張り切る俊平(鈴之助)を咲子(田中こなつ)が、頼もしく思っていることに奈緒子が気づく。俊平の恋が成就するよう、奈緒子も気を遣うが…。そんな中、俊平がかつて働いていた外資系ホテルの従業員が「かぐらや」にやって来る。元同僚から、咲子は俊平が落ちこぼれだったと聞かされる。奈緒子と志乃が挨拶するため部屋に行った時も同じ話をされるが、俊平はそれを聞きながらも愛想よくお酌する…。
救急車
奈緒子(羽田美智子)は今日子(加藤忍)から、咲子(田中こなつ)が俊平(鈴之助)のことを好意的に話していたと聞く。二人の距離が確実に近づいていると感じ、うれしくなる奈緒子だが、その矢先、俊平と咲子がトラブルに巻き込まれる。「かぐらや」に宿泊する俊平の元同僚が夕食時、酒に酔い咲子に絡んだときのことだった。俊平が止めに入った瞬間、彼がよろけて怪我を負ったのだが、俊平に突き飛ばされたと言い出したのだ。元同僚は救急車を呼ぶよう要求。結局、様子を見るためそのまま病院に泊まる。翌日、老舗旅館「かぐらや」に救急車が駆けつける騒ぎがあったと町中で噂に。志乃(野際陽子)も老舗旅館の女将で志乃をライバル視する菊(南一恵)から、「金沢中の旅館の手本となるかぐらやで何事か」と嫌味を言われてしまう。元同僚から訴えると告げられた俊平。奈緒子や志乃は、裁判沙汰にならないよう願い…。
土下座
俊平(鈴之助)が、元同僚から訴えると告げられたため、問題を解決するため奈緒子(羽田美智子)たちは、東京にいる元同僚を訪ねる。奈緒子らを前にしても、元同僚は頑なな態度を変えず、俊平を東京では落ちこぼれのホテルマンだったと見下す。さらに今回の一件は老舗旅館の支配人になって良い気になっていた罰とまで言うが、そんな彼に俊平は…。金沢に帰った奈緒子は、東京でのてん末を志乃(野際陽子)に話す。俊平の行動の一部始終を聞いて感心する志乃は、「それに引き換え宗佑(津田寛治)は…」といつもの“口癖”を言い出し、ストレスが溜まる一方で…。
再教育
事業の失敗で迷惑をかけた人々へ詫びるため、全国を回っていた宗佑(津田寛治)が帰ってくることになる。宗佑の失敗の数々は母親の育て方に問題があったと指摘して以来、志乃(野際陽子)に対して強気の奈緒子(羽田美智子)は宗佑がいれば、自分の立場がますます強くなるはずと考える。一方、志乃はこれ以上嫁に大きな顔をされてはたまらない、と起死回生の策を講じるが…。実家に戻った宗佑は、“お詫び行脚”の日々のことを奈緒子や志乃ら家族に話す。すると最初は真面目に謝罪をしていた宗佑だったが、いつの間にか各地の名物料理を食べることが旅の目的になっていたことが分かる。これには奈緒子も志乃も呆れるばかりだった。さらに、宗佑は“全国グルメ旅”で確証したことだが、自分の作った小龍包は、日本一うまいと言い出す。今度こそ真面目に働いて欲しいと願う奈緒子や志乃は、宗佑の発言を聞いて…。
男の夢
宗佑(津田寛治)がもう一度、小籠包で勝負したいと言い出し、あいた口の塞がらない奈緒子(羽田美智子)と志乃(野際陽子)だった。ところが翔太(草川拓弥)は「男の夢とロマン」を持ち出し、宗佑の気持ちが分かると言い出す。そして自分ももう一度東京の大学を目指したいと… 奈緒子はさらに、宗佑からまたしても金の工面を申し込まれる。このまま志乃に宗佑のことを任せきりにはしておけない。そう悟った奈緒子は志乃と一致団結して、宗佑の目を何とか覚まそうと話し合う。宗佑の借金の額を知った幸(木村真那月)も奈緒子たちの味方につき、神楽家は女性陣対男性陣に分かれ、ピリピリした空気に包まれてしまう。一方、奈緒子の尽力もあり俊平(鈴之助)は咲子(田中こなつ)とのデートにこぎつけるが、将来を左右する出来事が俊平に起ころうとしていた。
求愛!?
奈緒子(羽田美智子)は、俊平(鈴之助)に見合い話があることを知る。増岡(中西良太)は奈緒子に、俊平の気持ちを後押しした以上責任があると言って、二人の恋が成就するよう最後まで応援してほしい、と訴える。一方、宗佑(津田寛治)は小籠包で商売をすることを諦めずにいた。そのことが原因で、家族は相変わらずのギクシャクした雰囲気に。宗佑の問題に加えて、この咲子(田中こなつ)と俊平の一件に、奈緒子は頭を痛める。俊平が両親に咲子のことを伝えると、咲子一人で能登にある俊平の実家に来るよう言ってくる。俊平の実家は地元でも伝統を誇る老舗旅館だった。奈緒子は咲子に同行して二人で行くことを考え、志乃(野際陽子)に相談。すると志乃は「勝手にするまっし」と言って…。
クチコ
奈緒子(羽田美智子)は咲子(田中こなつ)を連れ、俊平(鈴之助)の実家である旅館「柿沼」を訪ねる。ところが咲子は、旅館の前にある大門からも感じさせる格式と伝統に恐れをなしてしまう。結局、奈緒子と咲子は俊平の両親に会うことなく、「柿沼」を後にする。落ち込む咲子に奈緒子は、自分がなぜ「かぐらや」で女将修行を始めたのか打ち明ける。咲子は奈緒子の話に驚くばかりだった。すると奈緒子は、そんな彼女をある場所へ連れて行く。そのころ、宗佑(津田寛治)は、奈緒子が自分に話すことなく能登に行ったことに立腹。志乃(野際陽子)は、妻のことよりまず自分の身をどうすべきか、早く決めるよう宗佑をせかす。二人のやりとりを見ていた幸(木村真那月)が宗佑に声をかけるが…。
若い力
奈緒子(羽田美智子)と咲子(田中こなつ)は、ケガをしたおばあさん(正司照枝)を助ける。奈緒子たちは頼まれるでもなく、おばあさんの仕事である能登の珍味クチコの行商を手伝う。二人がこれから俊平(鈴之助)の家である老舗旅館「柿沼」に行くと聞くと、おばあさんはなぜか意味ありげに咲子を見つめるのだった。「かぐらや」では、俊平と増岡(中西良太)が咲子のことを思い、ヤキモキしていた。それは志乃(野際陽子)と照子(烏丸せつこ)も同じで…。奈緒子と咲子は俊平の両親と対面。案の定、咲子は歓迎されなかったが、奈緒子は懸命に「咲子にはおもてなしの心がある」と彼女の良さを伝える。しかし、伝統と格式を重んじる老舗旅館ゆえに、事態はより悪いほうに進んでしまうことになり…
直談判
これまで、「男には夢とロマンが必要だ」と言う宗佑(津田寛治)を応援してきた翔太(草川拓弥)だが、宗佑がどれだけ妻の奈緒子(羽田美智子)や母親の志乃(野際陽子)に迷惑をかけてきたのか知り、奈緒子たちの側につく。すっかり孤立無援になった宗佑に奈緒子は、現実を見つめて、まじめに、地道に働くように念を押す。奈緒子や志乃が村田(黒部進)を信用していることに気付いた宗佑は、村田を逆に味方につけ、夢を実現することを思いつく。深夜、奈緒子が寝たのを確かめた宗佑は、旅館の厨房に入っていき、小龍包をつくる。翌日の早朝、寝ずに作った小龍包を持参して村田の家を訪ねた宗佑は、土下座して力を貸してほしいと頼む。村田は、宗佑の小龍包の味を絶賛。さらに、近く行われる「金沢の名物弁当コンテスト」に宗佑の小籠包をメインにした弁当で参加しないか、と奈緒子と志乃に言ってくる。
妻の愛
奈緒子(羽田美智子)は幸(木村真那月)に、弁当が成功すれば、今まで宗佑(津田寛治)が起こした問題の数々が片付くと言われ、宗佑を全面的に応援することを決心する。「かぐらや」の厨房で、板前たちと弁当作りに励む宗佑。そこへ奈緒子が、自分の手づくりのとっておきの一品を差し出す。そんな宗佑の奮闘を内心うれしく感じていた志乃(野際陽子)は、奈緒子が宗佑を手伝ってくれることに感謝する。そして、ついに「かぐらやの夫婦弁当」が完成する。
皆の夢
宗佑(津田寛治)は奈緒子(羽田美智子)の協力を得て、「かぐらやの夫婦弁当」をついに完成させる。そして、必ず「金沢の名物弁当コンテストで優勝する」と自信満々で出かけた宗佑だが…。しかし、結果は思わぬものに。奈緒子や志乃(野際陽子)も言葉を失う。宗佑は今回のコンテストを区切りに、これまでの生き方を改めると宣言。奈緒子をはじめ「かぐらや」一同、当然のことと思うが、その一方で宗佑のことを思うと、奈緒子は歯がゆい気持ちになる。すると、奈緒子は志乃に「この弁当は、私の夢になっている」と言い、弁当づくりをさせてあげたいと訴える。そこに幸(木村真那月)や翔太(草川拓弥)に加え、従業員たちもやって来て志乃に、同様にお願いし始める。宗佑が皆の言葉に感激していると、最後は志乃も折れ、皆の力を貸りて名物弁当を作ってほしいと言い、かぐらやが一つになる。
計画
宗佑(津田寛治)が「かぐらや」で板前修業を始め、奈緒子(羽田美智子)は一層やる気に。女将襲名披露も近づき充実感にあふれ、そんな奈緒子を誰もが女将として頼りにする。奈緒子の頑張りが面白くない照子(烏丸せつこ)は、志乃(野際陽子)がいつまで仕事を休むのか気を揉む。しかし、当の志乃は照子だけでなく、辰夫(山本圭)にも女将引退をほのめかすような発言を繰り返すばかり。そのことを知った奈緒子は宗佑と力を合わせ、これからも「かぐらや」を盛り上げていかなければ、と気を引き締めるが…。ある日の深夜、目を覚ました幸(木村真那月)は台所でうどんを食べる志乃を見かける。志乃が体調が優れないと言って、夜食をあまり食べなかっただけに、幸は不審に思う。つまりはすべて、大女将が女将になるのに最も大切なことを、奈緒子に伝えるため、一芝居をうっていたのだった…。
神様
旅館に足しげく通う村田(黒部進)から、「かぐらや」の雰囲気がこれまでとどこか違う、と言われ奈緒子(羽田美智子)は戸惑う。自分なりに問題点を探すがさっぱり分からず、見かねた宗佑(津田寛治)が志乃(野際陽子)に聞いてみるよう助言する。しかし今回の件は、自分で気づくことに意味があると感じている奈緒子だった。奈緒子は照子(烏丸せつこ)に頼んで、館内を一緒に回ってもらう。奈緒子は照子に、志乃がそのときどきどんなことを行っているか質問。やがて、志乃の行動に隠された意味があることに気付いた奈緒子は、ぼう然となる。奈緒子は自分なりに見つけた答えを志乃にぶつける。すると、志乃は「おもてなしの神様」の話を始める。やがて、奈緒子の女将襲名披露の日が訪れて…。志乃の伝えたかった「おもてなしの神様」とは…。それに気づいた奈緒子の行動とは…。
東京の旅行代理店でバリバリ働くアラフォーの奈緒子(羽田美智子)は3年前、金沢の老舗旅館『かぐらや』の長男の宗佑(津田寛治)と結婚。しかし、宗佑の母親で『かぐらや』の大女将である志乃(野際陽子)は、加賀伝統の婚礼儀式「花嫁のれん」(花嫁が婚家の仏間にかけられた加賀友禅の暖簾をくぐるという金沢伝統の婚礼儀式)を経ていない“えんじょもの”(よそ者)の奈緒子を嫁として認めず、旅館を継がない宗佑に厳しく勘当を言い渡していた。ある日、仕事で多額の借金を作った宗佑が失踪する。さらに奈緒子が勤めていた会社が倒産。都会で自由気ままにスタイリッシュに生きてきて、このままずっと女の勝ち組人生が続くはずでしたが・・・。奈緒子は疎遠だった宗佑の実家・金沢へ向かい、志乃にある決意を語る。夫の借金を返すために『かぐらや』で仲居として働きながら、帰りを待ちたい・・・と。新しい時代の先頭を走る女と伝統文化を背負って立つ女。対照的な生き方を貫き、反発しあう二人ですが、やがてお互いの心に抱く信念には、大きな隔たりがない事に気付き始めます。果たして、奈緒子が「花嫁のれん」をくぐる日は・・・、くぐらせて貰える日は訪れるのでしょうか。
創業100年を誇る老舗旅館「かぐらや」で女将修業に励む奈緒子(羽田美智子)。かぐらやの長男の嫁として、白無垢姿で「花嫁のれん」をまさにくぐろうとしたとき、夫・宗佑(津田寛治)が再び失踪!! あれから一年・・・。旅館の人々や客からの信頼は日々厚くなっていくものの、姑・志乃(野際陽子)からは嫁と認めてもらえぬままに月日が経っていました。一度は奈緒子に女将を襲名させようとまでした志乃が、嫁としての奈緒子を認めない理由。それは「花嫁のれん」にありました。 「花嫁のれん」とは花嫁が婿家の仏間に掛けられた加賀友禅の暖簾をくぐるという金沢伝統の婚礼儀式。神楽家の姑としては、その儀式を終えていない長男の嫁など認められるわけがありません。 今作では金沢ロケに加え、台湾ロケを敢行。「かぐらや」のおもてなしの心が世界に通じるかどうか、ワールドワイドなストーリーが展開します。さらに、「かぐらや」で奈緒子を待ち受けているのは最強(最凶?)のライバル!相手は志乃の姪で同年代の有紀子(吉田羊)。似たもの同士の二人の間に本格的な女将対決が巻き起こります。 そして新しい板前もやってきます。不器用で真面目、仕事一途なその男がこともあろうに奈緒子に恋をして・・・。 さらに、これまでホテルで接客を学んできたという新人仲居が、日本旅館の非効率さにあれこれと異議を申立て、ひと騒動に。 そんな中、奈緒子の神楽家への同居の話も進み始めて・・・。 次々と持ち上がる問題を、奈緒子はどうやって切り抜けていくのか!?志乃に認められて、奈緒子が「花嫁のれん」をくぐる日は、くぐらせてもらえる日は訪れるのか。難題山積。前途多難。さてさて、どうなりますことやら・・・。
奈緒子(羽田美智子)が金沢の老舗旅館「かぐらや」で女将修行を始めて4年。最近は女将としての自覚もさらに増すように。新人仲居の咲子(田中こなつ)も仕事の出来る奈緒子に羨望のまなざしを向けていた。 奈緒子の夫、宗佑(津田寛治)も台湾で習得した本場仕込みの小籠包の店が流行り、東京で実業家として成功。そのせいか奈緒子と姑、志乃(野際陽子)の関係も最近は良好だった。 そんな中、再来月に女将襲名披露を控えた奈緒子に対して、志乃が女将襲名披露の席で日本舞踊を舞うよう命じる。 志乃の指導のもと、奈緒子の日本舞踊の練習が始まるが、何気なく言った一言に志乃が怒り、二人の仲は以前のようにぎこちないものになってしまう。 さらに奈緒子には踊りの素質がなく、志乃を苛立たせる。東京からやって来て、カフェを営む友人の今日子(加藤忍)に愚痴をこぼしていた奈緒子は、「無理なことは無理」とハッキリ断ったほうがいいとアドバイスされ、その気になるが・・・。 奈緒子が志乃と踊りについて話し合おうとしていた矢先、宗佑が突然帰ってくる。 宗佑を始め家族の応援を得て、奈緒子は志乃に日本舞踊の練習を辞めたいと訴える。しかし志乃は、奈緒子の願いを聞き入れようとしなかった。 その翌日、奈緒子はいつものように志乃からおとなしく日本舞踊を習う。しかし、その胸にはある思いを秘めていた。 一方、宗佑は地元でも小籠包の店を出そうと計画。老舗旅館の跡取りということで、融資の話も順調に進み喜ぶ夫を見て、奈緒子はうれしく思うが・・・。
2015年新春。金沢にある老舗旅館「かぐらや」は年末年始も常連客でにぎわい、奈緒子(羽田美智子)や志乃(野際陽子)も忙しい日々を送っていた。 女将になって張り切る奈緒子に対し、志乃は何やら不満げな様子。というのも、奈緒子はこのたび、『金沢女将塾』なる新しい挑戦を始めるのだ。旅館の生まれでなくても、旅館に嫁いだ者でなくても、やる気があれば女将になれる。奈緒子はそんな人材を育成しようとしているのだ。志乃は奈緒子の試みを老舗旅館かぐらやの伝統と格式をないがしろにするものだと思い、「えんじょもんの嫁が!」と大反対する。 その頃、能登では漁師の娘で一本気な性格の真知子(矢田亜希子)が、応募した『金沢女将塾』の合格通知が届くことを心待ちにしていた。 そんな中、「かぐらや」に新仲居頭として房子(沢田雅美)がやって来る。房子は金沢を始め北陸の旅館でよく知られている、この道40年の大ベテラン。仲居になりたての頃、志乃に指導してもらったことを恩に感じている房子は、奈緒子と志乃の微妙な関係をすぐに理解し、志乃に「自分は大女将の味方です」と告げる。 仲居頭として働き出した房子は仕事が優秀な上、仲居たちへの指導も的確だが、物言い一つとっても何か“裏”があるようで、奈緒子は正直、苦手に感じてしまう。 一方、奈緒子は何とかして志乃にも『金沢女将塾』に賛同してもらいたくて、旅館の“ご意見番”である村田(黒部進)の協力のもと、志乃に面接の審査員を引き受けさせる。村田の頼みなら、としぶしぶ承諾した志乃だが、ふと目に入った履歴書を見て驚く。角ばった“金釘文字”で、女将を目指す者の文字とは思えない代物だったのだ。この履歴書を書いた人物こそ、真知子で・・・。 房子は志乃の許しを得て、母屋にも出入りするように。奈緒子にも「母屋では女将でなく奈緒子さんと呼ばせていただきます」と有無を言わせぬ勢いで宣言。さらに奈緒子が夜食にと用意した豚汁にまで、塩分が強すぎると“ダメ出し”する。やがて旅館でも奈緒子と房子が、仕事への取り組み方、考え方の違いから衝突する日が来てしまう。 能登では真知子が亡き祖母が営んでいた民宿を訪ねていた。素朴ながらも愛情あふれる祖母のもてなしを喜ぶ宿泊客の笑顔。祖母の手伝いを懸命にしていた小学生の頃の自分・・・。『金沢女将塾』の広告を見た真知子はかつての宝石のような日々と、自分の夢が祖母と一緒に民宿をやることだったことを思い出し、塾生募集に応募したのだ。民宿を再建させるためにも、絶対に合格すると張り切る真知子だが・・・。
花嫁のれん |
花嫁のれん 第2シリーズ |
花嫁のれん 第3シリーズ |
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これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
若くして両親を亡くした元暴走族総長で、現少女漫画家のケンジ。妹・ヤスコを守ることに命をかけ、ヤスコに関することすべてに口を出す―そんな過剰に妹思いのケンジと、彼を取り巻く人々との恋と人間模様を描く。高校生のヤスコは、12歳年上で、まるで父親のように過干渉なケンジに辟易する毎日で、兄妹ゲンカは絶えることがない。そんな2人の前に現れたのは、元レディース総長で花屋を切り盛りするエリカと、その弟で超優秀なイケメン高校生の純。エリカはレディース時代からケンジを思い続けているが素直になれず、ケンジと顔を合わせるたび、心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう。一方、ヤスコはイケメンの純に一目惚れして―。果たして、不器用ながら真っ直ぐなケンジと、素直になれないエリカの恋の行方は? そして、ヤスコと純の初恋は?
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
エリート夫妻の殺人現場に居合わせた4人の男女。過去と現実とを交差させながら、それぞれが想いを寄せる「N」のために、4人の証言は驚くべき真実を浮かび上がらせていく…。Nとは果たして誰のことなのか? ベストセラー作家の湊かなえが紡ぐ、究極の愛を描いた純愛ミステリーのドラマ化!杉下希美は香川県の小さな島の裕福な家庭に育つ。しかしある日、父のとある行動により生活は一変し、希美は生きていくことすら危ぶまれる生活を送ることになる。そんな希美を温かく見守る高校のクラスメイトの成瀬慎司もまた、家業の急変により人生の転機に立たされていた。そしてふたりはある事件に巻き込まれてしまう。年月は経ち、東京の高層タワーマンションの48階に住むセレブ夫妻が殺害された。その現場にいたのは、ある計画を立てていた希美、成瀬、そして希美のアパートの住人である安藤望と西崎真人だった。その場で西崎は逮捕され、その後西崎は有罪が確定、懲役10年の刑を言いわたされる…。事件は終わったかのように見えた。しかし、刑期を終えた西崎が刑務所を出る頃、元警察官の高野はこの事件の本当の真実を追いはじめていた。高野が勤務していた、あの島の事件の隠された真実とともに…。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
新たなチームの台頭。そしてムゲンの誕生と解散の真実が明らかになる 過去編から物語がスタートし、シーズン1を補完しつつ、新たな展開でストーリーを盛り上げる。激しいアクションや、各チームにもスポットが当てられる点が見どころ。 かつて、親友同士だった琥珀と龍也が作り出したチーム・ムゲン。仲間たちと幸せな時間を過ごすなか、龍也は脱退を決意する。琥珀の心境は複雑だった。そんななか、強者揃いのチーム「MIGHTY WARRIORS」が現れる。街全体へと広がる騒乱が起ころうとしていた。
『ROOKIES』は2008年4月より放送された、青春スポーツドラマである。二子玉川学園高校へ赴任してきた教師が、暴力事件で活動休止になっている野球部を立て直していく。不器用だが真っ直ぐな性格を持つ教師・川藤が、野球部の不良たちと真剣に向き合い、一緒に成長していく姿が魅力のドラマになっている。佐藤隆太や市原隼人、佐藤健、城田優らが出演した。原作漫画は、1998年から2003年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、累計発行部数は2,100万部を越える大人気作品だ。ドラマ主題歌となったGReeeeNの「キセキ」も人気を集めた。川藤幸一(佐藤隆太)は、二子玉川学園高校に新任教師として赴任し、野球部員たちの乱闘を目の当たりにする。二子玉川学園高校の野球部は、夏の大会で暴力事件を起こして休部状態だったのだ。そんななか野球部の生徒・御子柴徹(小出恵介)は、退学届けを提出する。それを必死で止めた川藤は、御子柴から今の部員たちの怠惰な現状を教えられた。御子柴の野球をやりたいという気持ちを聞いた川藤は、野球部の顧問となり、野球部を立て直すために奮闘していくのだった。
松岡圭祐による推理小説を原作としたサスペンスドラマ。探偵を探偵する新人調査員のヒロインの活躍が、スリリングに描かれる。主演の北川景子が本格アクションに初挑戦。日本の連続ドラマ初出演となるディーン・フジオカも登場する。共演は川口春奈、三浦貴大、ユースケ・サンタマリア、高岡早紀、井浦新。2009年。紗崎玲奈(北川景子)は妹の咲良(芳根京子)を惨殺される。犯人が探偵に依頼して妹の情報を集めていたことを知った玲奈は、探偵のすべてを知りたいという思いから、須磨康臣(井浦新)が社長を務める探偵養成所に入所する。2年間の訓練の後、玲奈は探偵社「スマ・リサーチ」で探偵を調査する「対探偵課」の厳しい職務に就く。道場で厳しいトレーニングに励んでいた彼女に、須磨は新人の峰森琴葉(川口春奈)を助手に付けるように命じる。しかし玲奈は受け入れず、同僚の桐嶋颯太(ディーン・フジオカ)から依頼された仕事に、琴葉を置いてひとりで出かけていくのだった。一方、警視庁捜査一課では会議がおこなわれていた。探偵の阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)に調査を依頼する係長の坂東志郎(相島一之)。民間に頼まなければならない現状を、一課の窪塚悠馬(三浦貴大)は憂うが…。
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