まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
定額見放題 |
|
---|---|
レンタル |
現在、提供しているサービスがありません。 |
無料配信 |
現在、提供しているサービスがありません。 |
【花嫁のれん 第4シリーズ】は3社の動画配信サービスで配信中です。
定額見放題3社です。ここでは配信されているサービスの詳細を紹介します。
※実際の配信状況は各VODサービスをご確認ください。
目次
2015年新春。金沢にある老舗旅館「かぐらや」は年末年始も常連客でにぎわい、奈緒子(羽田美智子)や志乃(野際陽子)も忙しい日々を送っていた。
女将になって張り切る奈緒子に対し、志乃は何やら不満げな様子。というのも、奈緒子はこのたび、『金沢女将塾』なる新しい挑戦を始めるのだ。旅館の生まれでなくても、旅館に嫁いだ者でなくても、やる気があれば女将になれる。奈緒子はそんな人材を育成しようとしているのだ。志乃は奈緒子の試みを老舗旅館かぐらやの伝統と格式をないがしろにするものだと思い、「えんじょもんの嫁が!」と大反対する。
その頃、能登では漁師の娘で一本気な性格の真知子(矢田亜希子)が、応募した『金沢女将塾』の合格通知が届くことを心待ちにしていた。
そんな中、「かぐらや」に新仲居頭として房子(沢田雅美)がやって来る。房子は金沢を始め北陸の旅館でよく知られている、この道40年の大ベテラン。仲居になりたての頃、志乃に指導してもらったことを恩に感じている房子は、奈緒子と志乃の微妙な関係をすぐに理解し、志乃に「自分は大女将の味方です」と告げる。
仲居頭として働き出した房子は仕事が優秀な上、仲居たちへの指導も的確だが、物言い一つとっても何か“裏”があるようで、奈緒子は正直、苦手に感じてしまう。
一方、奈緒子は何とかして志乃にも『金沢女将塾』に賛同してもらいたくて、旅館の“ご意見番”である村田(黒部進)の協力のもと、志乃に面接の審査員を引き受けさせる。村田の頼みなら、としぶしぶ承諾した志乃だが、ふと目に入った履歴書を見て驚く。角ばった“金釘文字”で、女将を目指す者の文字とは思えない代物だったのだ。この履歴書を書いた人物こそ、真知子で・・・。
房子は志乃の許しを得て、母屋にも出入りするように。奈緒子にも「母屋では女将でなく奈緒子さんと呼ばせていただきます」と有無を言わせぬ勢いで宣言。さらに奈緒子が夜食にと用意した豚汁にまで、塩分が強すぎると“ダメ出し”する。やがて旅館でも奈緒子と房子が、仕事への取り組み方、考え方の違いから衝突する日が来てしまう。
能登では真知子が亡き祖母が営んでいた民宿を訪ねていた。素朴ながらも愛情あふれる祖母のもてなしを喜ぶ宿泊客の笑顔。祖母の手伝いを懸命にしていた小学生の頃の自分・・・。『金沢女将塾』の広告を見た真知子はかつての宝石のような日々と、自分の夢が祖母と一緒に民宿をやることだったことを思い出し、塾生募集に応募したのだ。民宿を再建させるためにも、絶対に合格すると張り切る真知子だが・・・。
新女将の挑戦
2015年新春。金沢にある老舗旅館「かぐらや」は年末年始も常連客でにぎわい、奈緒子(羽田美智子)や志乃(野際陽子)も忙しい日々を送っていた。女将になって張り切る奈緒子に対し、志乃は何やら不満げな様子。というのも、奈緒子はこのたび、『金沢女将塾』なる新しい挑戦を始めるのだ。旅館の生まれでなくても、旅館に嫁いだ者でなくても、やる気があれば女将になれる。奈緒子はそんな人材を育成しようとしているのだ。志乃は奈緒子の試みを老舗旅館かぐらやの伝統と格式をないがしろにするものだと思い、「えんじょもんの嫁が!」と大反対する。その頃、能登では漁師の娘で一本気な性格の真知子(矢田亜希子)が、女将になることを夢見て募集した『金沢女将塾』の合格通知が届くことを心待ちにしていた。
新中居頭は鬼軍曹!?
「かぐらや」に新仲居頭として房子(沢田雅美)がやって来る。房子は金沢を始め北陸の旅館でよく知られている、この道40年の大ベテランだった。房子はすぐに奈緒子(羽田美智子)と志乃(野際陽子)の微妙な関係を理解。仲居になりたての頃、志乃に指導してもらった房子は志乃に自分は大女将の味方だと告げる。な上、仲居たちへの指導も的確だが、物言い1つとっても何か“裏”があるようで、奈緒子は正直、苦手に感じてしまう。一方、奈緒子は何とかして志乃にも『金沢女将塾』に賛同してもらいたくて、旅館の“ご意見番”である村田(黒部進)の協力のもと、志乃に面接の審査員を引き受けさせる。村田の頼みなら、としぶしぶ承諾した志乃だが、ふと目に入った履歴書を見て驚く。角ばった“金釘文字”で、女将を目指す者の文字とは思えない代物だったのだ。この履歴書を書いた人物こそ、真知子(矢田亜希子)で…。
女将VS中居頭
房子(沢田雅美)は志乃(野際陽子)の許しを得て、母屋にも出入りするように。奈緒子(羽田美智子)にも母屋では女将でなく奈緒子さんと呼ぶことを、有無を言わせぬ勢いで宣言。さらに奈緒子が夜食にと用意した豚汁まで、塩分が強すぎると“ダメ出し”する。能登では真知子(矢田亜希子)が亡き祖母が営んでいた民宿を訪ねていた。素朴ながらも愛情あふれる祖母のもてなしを喜ぶ宿泊客の笑顔。祖母の手伝いを懸命にしていた小学生の頃の自分…。『金沢女将塾』の広告を見た真知子はかつての宝石のような日々と、自分の夢が祖母と一緒に民宿をやることだったことを思い出し、塾生募集に応募したのだ。民宿を再建させるためにも、絶対に合格すると張り切る真知子だった。一方、房子は旅館でその優秀ぶりをいかんなく発揮するが、仕事への取り組み方、考え方の違いで奈緒子と衝突してしまう。
気合の面接
『金沢女将塾』の面接当日。真知子(矢田亜希子)は期待を胸に「かぐらや」にやって来る。真知子は面接会場を案内する仲居に、「かぐらや」の歴史を質問。この旅館が100年以上も前に開業したと聞いて驚く真知子だが、そんなことも知らずに女将を目指していることに仲居はあ然となる。面接を受ける者は華やかな経歴を持つ者ばかり。特別な才能や特技もない真知子は一瞬不安に思うものの、「なんとかなるはず」と自分を励ます。やがて真知子が面接を受けるときが。志乃(野際陽子)は“金釘文字”で書かれた履歴書を送ってきた者がこの場に現れたことに驚き、女将の勉強はいつか民宿をやるためとあっけらかんと話す真知子にさすがの奈緒子(羽田美智子)もあきれる。志乃は真知子が、女将を務めるために必要な華道や書道など、何1つ習得していないことを指摘。何も努力せず女将になりたいと言っているようなものと諭すが、真知子は悪びれることなく…。
鈍で雑な女将候補生
「かぐらや」で『金沢女将塾』の面接を終えた真知子(矢田亜希子)は帰り道、路上で年老いたおばあちゃんが苦しそうにしているのを見かける。見かねた真知子はおばあちゃんを背負って、泊まっているという旅館に連れて行く。そこは何と「かぐらや」だった。真知子はおばあちゃんの介護をてきぱきと進め、その姿に奈緒子(羽田美智子)も感心。人のしてほしいことを言われる前にする真知子に、なぜそんなことができるのか問うと、「勘働きに休日なし」と答える。真知子は民宿を営んでいた祖母に、お客様が何をしてほしいのか、自分に置き換えればおのずと分かる、と教えられていたと言う。真知子は志乃(野際陽子)たち面接官全員の強い反対で“女将塾”の不合格が決まっていたが、真知子に女将になる素質を見出していた奈緒子は…。
金沢女将塾、波乱の幕開け!
『金沢女将塾』への出発を前に、能登では真知子(矢田亜希子)が漁師の父・恒雄(青山勝)と2人で大盛りの能登丼を食べ、やる気をみなぎらせる。着物1つ満足に着ることができない娘・真知子を父は心配するが、真知子は「千里の道も一歩から」と意気込み、晴れやかな笑顔で「かぐらや」へ向かう。「かぐらや」では、ぞくぞくと女将候補生が集まり奈緒子(羽田美智子)は喜ぶ。もともと女将塾に反対していた志乃(野際陽子)は、鈍で雑にもかかわらず奈緒子のごり押しで合格した真知子を「かぐらや」で修行させるなんてとますます不満顔。真知子は5人の女将候補生とともに、まずは仲居の修行から始めることに。ところが真知子は、着物の着付けさえ出来ず、仲居たちを呆れさせる。さらに修行の第1歩であるお辞儀もぎこちないものしかできなかった。その後何度も何度もお辞儀の練習をするが、女将の奈緒子からは1度も合格がもらえず頭を悩ませていた。
お辞儀の心
女将候補生たちは、仲居頭の房子(沢田雅美)が寮母を務める寮でともに生活を送ることになる。房子は、以前勤めていた山代温泉郷の宮崎屋で世話をしていたことがある綾(原田佳奈)を明らかに特別扱いする。思ったことをすぐ口にする真知子(矢田亜希子)は「えこひいき」と文句を言ったために房子に目をつけられてしまい…。一方、母屋では、小龍包のお店を開店させようと宗佑(津田寛治)が張り切っていた。頼もしくもあるが、また何かしでかすような予感がする志乃(野際陽子)と奈緒子(羽田美智子)。今後も見張らなければいけないと、いつもはモメる2人が珍しく意気投合していた。自分のお辞儀の何がいけないのか分からぬまま、ひたすらお辞儀の練習を繰り返す真知子。「かぐらや」からの帰りに宗佑の店へ寄り、宗佑が奈緒子の夫とも知らず毎日の愚痴をこぼす。
指導か!? しごきか!?
真知子(矢田亜希子)は「かぐらや」からの帰りに宗佑(津田寛治)の店へ寄り、宗佑が奈緒子(羽田美智子)の夫とも知らず毎日の愚痴をこぼす。調子に乗った真知子は、『金沢女将塾』でお辞儀の練習ばかりさせられていると不満を漏らしてしまう。と、その場に奈緒子が現れる…。真知子の話を聞いた宗佑は、今の奈緒子は以前の志乃(野際陽子)を見るようで、もっと真知子に優しくすべきだと、自分のことを棚に上げて奈緒子を諭す。しかし、奈緒子にバイトの募集を呼び掛けるチラシを見つけられ、借金を返すまでは1人で頑張るという約束をもう忘れたのかと問い詰められる。「かぐらや」では、奈緒子が塾生たちに接客もさせることにする。しかし、真知子だけは相変わらずお辞儀の練習をすることに。そんな中、旅館は大賑わいで、板前や仲居の手が足りなくなる。仲居の弘美(西慶子)はついつい真知子に手伝いをさせてしまうが…。
突きつけられた選択
客の前で大失敗をしてしまった真知子(矢田亜希子)は、旅館に出ることを許されず、当分の間、寮で謹慎することになる。元気が取り柄の真知子も、今回はさすがに落ち込む。一方、奈緒子(羽田美智子)の元に、父の浩(深水三章)が訪ねて来て、病に倒れた母のために東京へ帰ってきてほしいと頼む。しかし、それは『金沢女将塾』を始めたばかりで、塾生の今後に責任がある奈緒子には、応えられない願いだった。父の話に胸を痛める奈緒子を助けたい辰夫(山本圭)や宗佑(津田寛治)たち家族は、大女将である志乃(野際陽子)に『金沢女将塾』を引き継いでもらうしかないと結論を出すが、そもそも志乃は女将塾に大反対だったのだ・・・。
意外な腕前!?
辰夫(山本圭)や宗佑(津田寛治)たち家族の必死の頼みに、志乃(野際陽子)は奈緒子(羽田美智子)が不在の間、『金沢女将塾』の責任者を務めることになる。奈緒子がいなくなることに不安を覚える女将候補生たちに、房子(沢田雅美)はもともと志乃が女将塾に反対していたことを告げ、素質がないものはすぐ追い出すはずと、さらに不安をあおる。しかし、真知子(矢田亜希子)は持ち前のやる気で、奈緒子が東京に行くまでに、お辞儀で必ず合格してみせる、と意欲を燃やす。奈緒子に呼び出された真知子は再度、お辞儀を見てもらうことになり、「かぐらや」に向かう。すると、板場は人手が足りず困り果てていた。真知子は、辰夫の片腕として魚をさばき、奈緒子や志乃を驚かせる。真知子は、辰夫との会話の中でおばあちゃんとの思い出がよみがえり、自分のお辞儀に何が足りなかったのかに初めて気づいて…。
決意表明!
奈緒子(羽田美智子)は、大女将の志乃(野際陽子)に後のことを託し、母親の看病をするため一路東京の実家へ帰った。『金沢女将塾』では、房子(沢田雅美)の真知子(矢田亜希子)ら塾生に対する指導がますます厳しくなっていた。志乃は塾生たちに、女将になるための覚悟を、書で提出するよう課題を出す。真知子は、小学生以来の習字にめげながらもおばあちゃんとの思い出を胸に、“気合!!”と一言、下手ではあるが気持ちのこもった字を書く。しかし、志乃は女将になりたいならこんな金釘文字では通用しないとあきれかえる。宗佑(津田寛治)の小籠包の店がいよいよ明日開店しようとしていた。すると、店先に怪しげな2人組みの男性が現れて…。
障子の穴…
店が流行るに違いないと自信満々で開店当日を迎える宗佑(津田寛治)。しかし、客はまったく入らず閑古鳥が鳴いていた。宗佑は、様子を見に来た志乃(野際陽子)にくじけぬよう優しく励まされる。志乃は成長しない息子には厳しくしても仕方がないとあきらめていたのだった。他の塾生が仲居修行に励む中、くさることなく一人靴磨きを頑張る真知子(矢田亜希子)。すると、大柄で強面の客に呼び出される。怖気づかずざっくばらんに話す真知子。お客様に失礼な言葉遣いだと、志乃と房子(沢田雅美)は真知子を叱る。しかし、客との会話がうれしかった真知子は、「靴磨きを命じてくれてありがとうございます」と礼を言う。志乃と房子は調子を狂わされ…。一方、かつてグラビアアイドルとして活躍していた塾生の佑美(川村ゆきえ)は男性客からの指名が増え始める。房子には女を武器にする佑美のやりかたがおもしろくない。
大女将の個人指導
女将はキレイな字が書けなければいけないと、志乃(野際陽子)は真知子(矢田亜希子)を母屋へ呼んで書道の個別指導を始める。いろはにほへと。きちんと文字が書けるようになるまでは接客など言語道断と厳しい志乃。佑美(川村ゆきえ)に対する房子(沢田雅美)の態度は日増しに厳しくなる。ついに、佑美のすることなすこと何でもいやらしいと、房子は文句をつけ始めるのだった。そんな中、佑美のことを伝え聞いた雑誌の記者とカメラマンが「かぐらや」を訪れ、嫌がる佑美に無理やり取材をする。話を聞いた真知子は感情的になり、雑誌記者の部屋に乗り込んで…。
アイドル女将!?
元グラビアアイドルだった佑美(川村ゆきえ)が、「かぐらや」で女将修行していることが週刊誌に書かれてしまう。志乃(野際陽子)は、無理やり取材をされた佑美も被害者だと理解を示すが、房子(沢田雅美)は佑美が「かぐらや」にいること自体が嫌になる。しかし、その週刊誌が宣伝になり、若い男性客が佑美目当てに「かぐらや」に殺到してくる。誰もが佑美を部屋付きの仲居にするよう頼む。結果、『金沢女将塾』の塾生の中には、嫉妬からか佑美に辛く当たる者も出て来るように。真知子(矢田亜希子)は笑顔で佑美を励ますが…。「かぐらや」のご意見番である村田(黒部進)が、会食のため「かぐらや」へ弟子を連れて訪れる。真知子は、村田から弟子にはアレルギーがあることを部屋担当の仲居へ伝えるように言い付かる。しかし、部屋担当の佑美は真知子からの伝言を板場へ伝え忘れてしまい…。
大いなる誤解…
佑美(川村ゆきえ)が板場にそばアレルギーのことを伝え忘れていたことが原因で、村田(黒部進)の弟子にそば粉の入った料理が出されてしまう。ついには救急車を呼ぶ大騒ぎに。ところが「かぐらや」では、佑美が真相を隠したせいで、村田の伝言を言い付かった真知子(矢田亜希子)が、村田の担当である房子(沢田雅美)と佑美に伝え忘れたことにされてしまったのだ。しかし、真知子は、佑美がこれからの人生全て賭けるつもりでやり直したいとの思いで修行に臨んでいたことを知っていたので、大女将の志乃(野際陽子)に佑美のことを告げ口できなかった。倒れた客はすぐ回復し、大事にはならなかったものの、真知子は旅館の従業員全員の目の前で、志乃から今すぐ女将塾を辞め、能登に帰るよう命じられてしまう。
大女将の謹慎
真知子(矢田亜希子)のせいにされてしまっているお客様との騒動を受け、奈緒子(羽田美智子)が不在のいま、女将塾の責任者を務める志乃(野際陽子)は、大女将のけじめとして自ら謹慎することにする。しかし、息子には甘く、謹慎中にもかかわらず、こっそり変装して宗佑(津田寛治)の店を手伝いだす。志乃が旅館を休む間、『金沢女将塾』のことは仲居頭の房子(沢田雅美)に任される。房子は贔屓している綾(原田佳奈)さえ女将になれればいいと、綾以外の塾生を追い出すべく、指導という名のしごきをますます強める。能登に帰った真知子は、父に「かぐらや」で起きたことの真相を語りつつ、女将になることは諦めたと伝え、無理に明るくふるまうが…。
覚悟ののれん
宗佑(津田寛治)から連絡を受けた奈緒子(羽田美智子)は、まず真知子(矢田亜希子)のいる能登に向かう。奈緒子は、真知子を馴染みの醤油屋に連れ出し、その家に伝わる花嫁のれんを見せる。「これは覚悟ののれん」。奈緒子は、神楽家に嫁ぐ際、一生女将としてやりぬく覚悟を持って、自分も花嫁のれんを潜ったと話す。奈緒子は、真知子に、おばあちゃんの民宿を再建する夢をもう1度よく考えて欲しいと言う。「かぐらや」に戻った奈緒子は、戻るやいなや増岡(中西良太)や房子(沢田雅美)が、困り果てていた宿泊客のトラブルをすんなりと解決し、女将っぷりを示す。一方、真知子は、おばあちゃんと一緒に民宿をやりたいと思った子供の頃の気持ちを思い出そうと、荒れ果てていた民宿の掃除を始め…。
女将の考え
「かぐらや」に奈緒子(羽田美智子)が戻り、増岡(中西良太)ら従業員は一安心。しかし、志乃(野際陽子)や房子(沢田雅美)は、女将塾の指導を任されたはずの自分達に色々と意見してくる奈緒子が面白くない。佑美(川村ゆきえ)が奈緒子に、真知子(矢田亜希子)は、自分をかばったせいで女将塾を辞めさせられたと打ち明ける。真相を知った奈緒子だが、真知子がもう1度覚悟を決め、自分の意志で戻ってくるのを待ちたいと考えていた。能登では真知子が、かつておばあちゃんが営んでいた民宿の片づけに打ち込んでいた。耳の遠くなったおばあちゃんが呼び鈴用にと、玄関に置いていた鈴を見つけた真知子。その美しい音色に耳を傾けながら、改めておばあちゃんの民宿を手伝っていた子供の頃の夢を思い出して…。
甦った情熱
ついに房子(沢田雅美)の厳しい指導に耐えかねた『金沢女将塾』の塾生2人が置き手紙を残して逃げ出してしまう。しかし綾(原田佳奈)さえ女将になれればいいと考える房子は気に留めていない様子。「かぐらや」では奈緒子(羽田美智子)が再び、塾生の面倒をみることに。志乃(野際陽子)に異論を唱える房子。志乃も嫁にいいようにされ腹を立てるが、息子・宗佑(津田寛治)への甘さに付け込まれ、奈緒子の言うことを聞くしかない。一方、祖母・フミ(藤田弓子)の民宿の片づけに精を出していた真知子(矢田亜希子)はついつい寝込み、夢を見る…。「自分がコレと決めたことは、アキらめたらいかん」と、おばあちゃんとの思い出に背中を押された真知子は、決意を新たに「かぐらや」を訪れ…。
粘り勝ち
真知子(矢田亜希子)が「かぐらや」に現れる。志乃(野際陽子)に会って、何とかしてもう一度、「金沢女将塾」で修行させて欲しいと頼み込むつもりだ。その本気の覚悟を奈緒子(羽田美智子)も応援。志乃への面会を取り付ける。志乃に必死の思いで頭を下げる真知子。しかし志乃は真知子を許そうとしない。するとそこに佑美(川村ゆきえ)が現れ、一連の騒動は自分のせいであり、真知子はかばってくれただけだと打ち明ける。それでも真知子は、すべては自分の甘い考えのせいだと言い出す。真知子の女将になる覚悟を認めた志乃は、辰夫(山本圭)や「かぐらや」の“ご意見番”村田(黒部進)の後押しもあり復帰を許すことに。二度とアキらめないと新たな覚悟を胸に真知子は再出発する。
謎のイケメン客
晴れて『金沢女将塾』の塾生に復帰した真知子(矢田亜希子)は、以前にも増してやる気を見せる。房子(沢田雅美)は、鈍で雑な真知子をなぜ復帰させたのか志乃(野際陽子)に尋ねる。志乃は「女将になるべき人に必要な、大切なもん」を真知子が持っているのかもと答える。志乃は真知子にも接客をすることを許可するが、その矢先、東京から陣内(須賀貴匡)という新規の客がやって来る。陣内は奈緒子(羽田美智子)のことや、女将塾のことをすでに知っていて、「かぐらや」のことをどこか探るようなそぶりを見せる。志乃は陣内が何の目的で「かぐらや」に宿泊しているのかいぶかしがるが、当の本人から折り入って話があると言われ…。
優等生の事情
全国規模のリゾートを経営する陣内(須賀貴匡)が、『金沢女将塾』の塾生を新たにオープンさせる和風旅館の女将に抜擢するのでは?と色めき立つ塾生たち。真知子(矢田亜希子)だけはさして気にもとめない様子だが…。ところが塾生の中でも特に優秀な、老舗旅館の娘・綾(原田佳奈)が陣内にはどこかぎこちない接客をしてしまう。どうしても自分が新しい旅館の女将になりたい…。綾の胸には悲壮なほどの決意があったのだ。そんな綾が、実は子供の頃に実家の旅館で房子(沢田雅美)の世話になっていたと、塾生に知られてしまう。何かにつけ綾をえこ贔屓してきた房子に、塾生から不満の声が上がり、綾にも非難の言葉が向けられる。真知子は立場の無い綾に仲間なんだから一緒に頑張ろうと声をかける。
女将争奪戦
実家の旅館で女将を継ぐはずが兄嫁に追い出されていた綾(原田佳奈)の事情を知り、真知子(矢田亜希子)を始め、塾生たちも同情。彼女たちに一層の絆が生まれる。綾は房子(沢田雅美)にこれからは特別扱いをせず、厳しく指導してほしいと頭を下げる。綾は朝食の準備で迷惑をかけた陣内(須賀貴匡)に改めて詫びるが、陣内は気にせず笑顔で仕事をするよう告げる。陣内の優しさに魅かれる綾。うれしそうに二人のやり取りを聞いていた真知子に気づいた陣内はなぜか嫌味を言うのだった。ある日「かぐらや」に女性の一人客がやって来る。一緒に来るはずだった彼が急に来られなくなり傷心する客。一晩つき添うと言う志乃(野際陽子)に、真知子は何も起こるわけがないと大女将を相手に強気に出るが…。
お節介なおもてなし!?
真知子(矢田亜希子)と志乃(野際陽子)は正座をして、一晩中、遥(山田キヌヲ)の部屋の前で不測の事態に備える。やがて明け方近く。部屋から何か割れる音がする。心配した真知子たちは慌てて遥のもとへ。しかし、酒に酔っていただけの遥は、この旅館は客を監視するのかと怒り出す。ひたすら低姿勢で詫びる志乃。対して真知子は、軽々しく「死ぬ」なんて言ったからこそ心配して付き添ったのだとつい反論してしまう。悔しさをにじませる真知子に志乃は、お客様が気分を害されたらそれは“おもてなし”ではないと言う。翌朝、詫びの言葉を聞こうともせず硬い表情のまま立ち去る遥。真知子は、最後に大女将の本心を分かってほしいと遥の後を追いかける…。
疑惑の朝帰り
真知子(矢田亜希子)と綾(原田佳奈)が再び陣内(須賀貴匡)の部屋付きになる。自信を取り戻し、以前のように世話をする綾に陣内は労わりの言葉を。綾は顔を赤くして喜ぶが、一方で、真知子と陣内が軽口を言い合える仲になっていることをうらやましく思う。 陣内は真知子と綾に、おすすめの観光スポットを提案してほしいと頼む。陣内の好みに合わせた完璧な観光コースを提案した綾に対し、真知子は子供の頃からの思い出の場所を一生懸命提案する。綾のコースが選ばれると誰もが思うが…。一方、房子(沢田雅美)の心無い一言に傷ついた佑美(川村ゆきえ)は宗佑(津田寛治)の店へと。宗佑が佑美と不倫をしているに違いないと思った増岡(中西良太)は、息子の様子を見に来た志乃(野際陽子)を必死で店から遠ざけるが…。
噂ばなし
陣内リゾートが新しくオープンさせる和風旅館の女将は、『金沢女将塾』の塾生の中から選ばれるのではないかという動揺をしずめるために、女将の奈緒子(羽田美智子)が急きょ、金沢に帰ってくる。噂を聞きつけた村田(黒部進)や菊(南一恵)に、金沢以外の旅館に塾生を渡すことなど決してないと伝えるため戻ってきたのだった。話を聞いた大女将の志乃(野際陽子)は、自分がいない間、女将塾のすべてを任せると言ったにもかかわらず帰ってきた嫁の奈緒子にヘソを曲げてしまう。宗佑(津田寛治)の店から朝帰りをした佑美(川村ゆきえ)は、仕事に身が入らずあくびをしてしまい、すぐさま房子(沢田雅美)から注意を受ける。塾生仲間の真知子(矢田亜希子)がさりげなく佑美をフォローするが…。宗佑と佑美の不倫を疑う増岡(中西良太)は、奈緒子がこの一件を知ったら大変なことになると心配して…。
引き抜き!?
宗佑(津田寛治)から佑美(川村ゆきえ)に引き抜きの話が来ていることを聞いた奈緒子(羽田美智子)は東京に戻るのをやめ、しばらく金沢で塾生たちの指導をすることに。大女将の志乃(野際陽子)は、女将の奈緒子が自分に女将塾のことを任せると言いつつ、当分塾生の面倒を見ると言い出したことに腹を立てるが、若いときに進路を迷うのは誰もが通る道と、奈緒子の女将として佑美を思う気持ちには理解を示す。真知子(矢田亜希子)は、奈緒子から佑美が女将修行をやり遂げる自信を失っていると聞かされ、仲間として佑美を元気付けようとする。真知子が佑美を気にする中、佑美をスカウトしようと豪華な毛皮に身を包んだ女性客が「かぐらや」にやって来て…。
迷う心
女将の奈緒子(羽田美智子)は、佑美(川村ゆきえ)が女将になることを諦め、後悔することになるのではないかと気を揉む。自信をなくした佑美が、女将修行から逃げようと、一時の気の迷いで銀座の一流クラブのママ・みどり(沢田亜矢子)からのスカウトを受け、女将塾を辞めようとしているのではと心配したのだ。佑美は、真知子(矢田亜希子)ら塾生仲間に本意を聞かれるが、まだ悩んでいると打ち明ける。みんなで一緒に女将修行をやり遂げたいと思う真知子は、佑美を励ますが、佑美は自分一人で考えたいと態度を硬くする。それでも女将塾の仲間として佑美のことが気になる真知子は、仲居として許されないこととは知りつつも意を決して客であるみどりの部屋へ直談判をしに。その姿を目撃した奈緒子は…。
夫の試練
宗佑(津田寛治)が、高熱で倒れてしまう。体調を崩しながらも、軌道に乗ってきた小籠包の店を無理して続けてきたことがたたったのだと、志乃(野際陽子)や辰夫(山本圭)も心配する。熱にうなされながら、それでも宗佑は店を開けようとする。そんな夫を何とか引き止める奈緒子(羽田美智子)は、宗佑の代わりに店を開くと決意。宗佑のレシピをもとに小籠包を作ってみる。しかし、見よう見まねですぐに宗佑の味が再現できるわけもなく、そんな生半可な物ではないと宗佑を傷付けてしまうことに… 一方、旅館では銀座のクラブのママであるみどり(沢田亜矢子)から、部屋付きを佑美(川村ゆきえ)から真知子(矢田亜希子)に変えてほしい、との要望が入る。真知子はみどりの思惑に少しも気づかず初の指名にはりきるが…。
迷走する塾生たち
真知子(矢田亜希子)は、客のみどり(沢田亜矢子)から女将塾を辞めて銀座のクラブで働かないかとスカウトされる。みどりが真知子のことを気に入っていると知った塾生の佑美(川村ゆきえ)は、嫉妬から真知子が仕事でミスをするよう仕向ける。その一部始終を同じ塾生の綾(原田佳奈)が見ていて…。女将塾でのもめ事を自分達だけで隠していてはいけないと考えた真知子や綾たちは、女将の奈緒子(羽田美智子)だけには相談する。しかし、奈緒子は話を聞くだけで何も答えず、自分たち自身でどうすべきかもう一度塾生みんなで考えるようにと言うだけだった。大女将の志乃(野際陽子)は、奈緒子がなかなか東京に戻らないことをいぶかしがる。しかし、奈緒子が塾生たちの間で起きている問題を抱えていることに気づき、「花をきれいに咲かせるにも、なかなか手間がかかることやね」と女将の奈緒子にしみじみと話し始める…。
新たな目標
全国規模のリゾートを経営する陣内(須賀貴匡)が再び「かぐらや」にやって来る。金沢で廃業した旅館を高級旅館として再建させることを決めたので、その旅館の女将を、『金沢女将塾』の塾生から選びたいとの申し出を、大女将の志乃(野際陽子)は受け入れる。女将になる夢が叶うかもしれないと塾生たちは喜ぶが、おばあちゃんの民宿を再建させたいと夢見る真知子(矢田亜希子)はどこか他人事のよう。仲居頭の房子(沢田雅美)は、小さいころからよく知っている綾(原田佳奈)を何としても陣内の高級旅館の女将にする、と息巻く。一方、宗佑(津田寛治)が営む小籠包の店がやっと軌道に乗る。一人では仕事がこなせないほどの賑わいで、宗佑は志乃に今度こそアルバイトを雇いたいと言い出すが…。
特訓再び!
真知子(矢田亜希子)は陣内(須賀貴匡)から、女将修行に来る前にお花もお茶も何もしていないとは考えが甘いと言われる。陣内の言っていることが正しいと分かっていても、腹の虫の治まらない真知子だった。その直後、陣内が慌てた様子で会社のある東京に戻って行く。陣内の不在で塾生の綾(原田佳奈)はどこか寂しげ。その様子に香(広澤草)や佑美(川村ゆきえ)は、綾が陣内に好意を抱いているのでは、と盛り上がる。そんな中、戻ってきた陣内が落ち込んでいることに真知子は気がつくが…。バイトを雇ってますます店の売上を伸ばしているに違いないと、息子の頑張る姿をのぞきに宗佑(津田寛治)の店を訪ねた志乃(野際陽子)。繁盛している様子に息子の成功を喜ぶ。しかし、店内をのぞいた瞬間に表情が一変する…。
想い出の味
陣内(須賀貴匡)と部下の話を偶然聞いてしまった真知子(矢田亜希子)は、陣内の会社が厳しい状況に置かれているのではと心配する。陣内に好意を寄せる塾生仲間の綾(原田佳奈)も陣内が元気のないことを気にするが、陣内に労わりの言葉をかけた際、冷たい態度を取られ、ショックを受ける。町に出かけた真知子は、会社が倒産するかもしれないと思いつめた陣内が暗い顔で浅野川を見下ろす姿を見かける。真知子は陣内を元気づけようと市場へ連れ出し、たくさんの海の幸を見て回る。その後、宗佑(津田寛治)の店の調理場を借りた真知子は…。
勝負のお菓子
真知子(矢田亜希子)は相変わらず志乃(野際陽子)から生け花の個別指導を受けていたが、一向に上達しないまま。さらに中学生の幸(木村真那月)を師匠と呼ぶありさまで、志乃は呆れる。奈緒子(羽田美智子)が東京から戻って来ることが決まる。知らせを受けた宗佑(津田寛治)は喜ぶが、一時はたくさんの行列客で賑わっていた小籠包の店が、再び閑古鳥が鳴く店に逆戻りしてしまったことに頭を痛めていた。志乃は奈緒子が帰るとの報告に、これでやっと『金沢女将塾』のことから解放されるとほっとする。しかしその矢先、志乃は、敬愛してやまない前田利家公の妻・おまつ様をおばさん呼ばわりした真知子に驚き、卒倒。呆れ果てた志乃は、何が何でも「かぐらや」から真知子を追い出そうと塾生に中間試験を受けさせることに。試験に不合格の者は即刻「かぐらや」を追い出すという…。
品格不足
「かぐらや」ご意見番の村田(黒部進)や菊亭大女将の菊(南一恵)、そして大女将の志乃(野際陽子)をお茶とお菓子でもてなすという中間試験。真知子(矢田亜希子)は、子供の頃いつもおばあちゃんと一緒に作っていた思い出のお菓子と麦茶でその中間試験に挑む。しかし、見た目が悪い、と村田は手に取ろうともせず不合格を主張。志乃も村田の意見に同調する。女将修行をやり遂げたいという必死の訴えも聞き入れられず、不合格となる真知子。ミスや失態ではなく試験に落ちた真知子のことを、板長の辰夫(山本圭)を始め、「かぐらや」の誰にもどうすることも出来ない。新しい融資先が決まったと報告に来た陣内(須賀貴匡)は、村田から中間試験で真知子が不合格になったと聞かされる。
嫁姑の嫌味合戦、再び…
女将の奈緒子(羽田美智子)が東京から帰ってくる。久しぶりの一家団らんを志乃(野際陽子)や宗佑(津田寛治)も喜ぶ。しかし、奈緒子がいない間、塾生の指導を任されていた大女将の志乃が、奈緒子に内緒で真知子(矢田亜希子)を『金沢女将塾』から追い出そうとしていたことが発覚。和やかな雰囲気が一変し、いつものように嫁姑での言い合いになってしまう…。翌日から再び、女将の奈緒子が塾生の指導を始めることに。鈍で雑であった真知子が仲居として成長していることを奈緒子は実感する。奈緒子は志乃に感謝するが、志乃は奈緒子との言い合いを引きずっており、口を聞こうとしなかった。女将塾に反対していたはずの志乃が、実ははりきって塾生の指導をしていたと知った奈緒子は、改めて真知子の個別指導をお願いする。大阪から人騒がせな丈太郎(山下徹大)と節子(田岡美也子)親子が今年も「かぐらや」にやって来て…。
女将候補は嫁候補!?
毎年「かぐらや」を訪れては騒ぎを起こしてきた丈太郎(山下徹大)が、真知子(矢田亜希子)に一目ぼれ。節子(田岡美也子)も祖母の民宿を再開したいという夢を持つ真知子を気に入り、丈太郎の嫁に迎え入れたいと親子で勝手に盛り上がる。「かぐらや」に塾生・香(広澤草)の母親・知寿子(川俣しのぶ)がやって来る。知寿子は娘の成長だけが生きがいのようで、香が子供の頃からどれだけ優秀だったのか、今は親子離れ離れでどれだけ寂しいのか、奈緒子(羽田美智子)や志乃(野際陽子)を相手に長々と話し始める。母親のいない真知子は、過保護なまでに母親から大事にされている香をうらやむが、当の本人は勝手に押しかけて来た母・知寿子を迷惑がる。せっかく娘に会いに来たのだから一緒に寝ていろいろ話したいとせがまれ、香は普段生活している寮にしぶしぶ知寿子を連れて行くが…。
子離れ、親離れ
『金沢女将塾』での修行の内容を知った塾生・香(広澤草)の母、知寿子(川俣しのぶ)は、娘がしているのは女将修行ではなく体のいい安月給の下働きだと奈緒子(羽田美智子)や志乃(野際陽子)にクレームをつける。ついには、香を東京に連れて帰ると言う知寿子の猛烈な抗議に、奈緒子も志乃もあ然となる。香は、小さい頃から知寿子は過保護だったと塾生仲間に打ち明ける。真知子(矢田亜希子)たちは、香がキャビンアテンダントの仕事を辞めたのも、知寿子が会社にまで押しかけて来たことが原因だとも聞かされる。いますぐ金沢から帰るよう香に迫る知寿子。母に自分の意見を強く言えない香。見かねた真知子は知寿子の部屋へ乗り込んで…。
手強い団体客!?
「かぐらや」にとって、毎年の恒例行事である、熊谷観光バスツアーの団体客がやって来る。いつもの静かな宿泊客とは違い、大声で騒ぐ客たちに、房子(沢田雅美)や、綾(原田佳奈)たち塾生は唖然として対応できない。しかし、漁師の男たちに囲まれて育った真知子(矢田亜希子)だけは笑顔で楽しく接客する。奈緒子(羽田美智子)は、ツアー客の小金井(山口美也子)が半年前に夫と離婚したことを知る。何と、団体客の一人、金原(桜木健一)こそ小金井の前の夫だったのだ。丈太郎(山下徹大)は金原から、妻との復縁をこの旅行で取り持って欲しいと頼まれていた。丈太郎は真知子にそのことを伝え、手伝ってほしいと話す。一方、奈緒子はお節介な真知子に、小金井と金原のことに深入りしないよう念を押すが…。
無理難題
奈緒子(羽田美智子)の忠告むなしく、真知子(矢田亜希子)は元夫婦の小金井(山口美也子)と金原(桜木健一)が会う機会を作ってしまう。しかし、小金井は金原とよりを戻す気はない、ときっぱり宣言。さらに真知子に余計なことをするなと怒り、女将の奈緒子に今回のことを報告すると息巻く。またしてもの失態に落ち込む真知子だが、他の塾生たちも団体客への接客に苦心をしていた。中でも老舗旅館の娘として育てられてきた綾(原田佳奈)は、担当した男性客からセクハラまがいに迫られるが、うまく断れずにいた。見かねた真知子たち塾生は綾の担当する客の部屋へ乗り込み、セクハラまがいのことはやめるよう意見してしまう。塾生がお客様に意見していると知った奈緒子は急ぎ客室へ駆けつけるが…。
恐怖の微笑
女将の奈緒子(羽田美智子)からの提案で、泊まり客の少ないときに交代で休みを取ることになった『金沢女将塾』の塾生や房子(沢田雅美)たち。皆が楽しそうにあれこれ過ごし方を話し合う中、真知子(矢田亜希子)だけは母屋で大女将の志乃(野際陽子)から厳しい個別指導を受けることになる。生け花に書道。何とか志乃に合格点をもらい、ホッとする真知子に、奈緒子は踊りの指導を始める。熱の入ったその教えぶりに、志乃や辰夫(山本圭)は、何としても真知子を女将に育てる、という奈緒子の決意を感じるのだった。そんな中、観光協会の新しいパンフレットの表紙に載せる「かぐらや」の女将の写真を撮影するため、カメラマンが訪れる。真知子は、“女将”との言葉に奈緒子に声を掛け、奈緒子も言われるがままに写真撮影に応じるが…。
大女将の魂胆
女将の奈緒子(羽田美智子)が、「かぐらや」を代表して観光協会の新しいパンフレットの表紙を単独で飾ってしまう。「かぐらや」の顔は女将の奈緒子と言われているようで、大女将の志乃(野際陽子)はヘソを曲げる。意固地になった志乃は、旅館の世代交代も必要と語り、真知子(矢田亜希子)や仲居たちに恐ろしいほどの笑顔でニコニコと接する。真知子は改めて志乃に謝るが、志乃はますますにっこりと笑顔のままで…。「母さんは拗ねているだけだ」と言うばかりの宗佑(津田寛治)だが、奈緒子はどこか腑に落ちず、志乃の言動の裏に何か考えがあるに違いないと考えていた。塾生が宿泊客をしかりつけたことが原因で、「かぐらや」のHPに多数の非難の書き込みがされていることが発覚し、志乃は女将塾を廃止すると言い出して…。
崖っぷち
「かぐらや」ご意見番の村田(黒部進)と菊亭の女将・菊(南一恵)は、塾生が問題を起こしたけじめとして奈緒子(羽田美智子)に女将塾の責任者を辞めてもらってはどうかと志乃(野際陽子)に持ちかける。それは奈緒子にとっても、真知子(矢田亜希子)ら塾生にとっても衝撃的な内容だった。真知子は奈緒子に女将塾の責任者を続けて欲しいと考えていたが、同じく塾生で老舗旅館の娘・綾(原田佳奈)は大女将が責任者の方が塾生にとってもプラスになる、と他の3人とは違う考え。騒ぎが収まらぬ中、陣内(須賀貴匡)が有名な大工職人の松村(金内喜久夫)を「かぐらや」に連れて来る。
心遣いの賜物
奈緒子(羽田美智子)はなぜ松村(金内喜久夫)が夕食も取らずに帰ったのか、その理由を必死に考える。妻のことを聞かれた時の松村の言動が気になった奈緒子は、松村の妻のもとへ手紙を書くが…。『金沢女将塾』の責任者を辞めさせられるかもしれない奈緒子だが、落ち込む様子などは見せず、てきぱき働く姿に真知子(矢田亜希子)ら塾生も大いに刺激を受ける。松村が妻を連れて再び「かぐらや」を訪れる。松村が体の悪い妻を気遣っていることに気付いた奈緒子は、真知子ら塾生にも手伝ってもらいながら誠心誠意二人をもてなす。その様子を見た大女将の志乃(野際陽子)は、これぞ「かぐらや」の女将のもてなしと太鼓判を押し…。
真心のおもてなし
奈緒子(羽田美智子)は心を込め、松村(金内喜久夫)と妻の文子(本山可久子)をもてなす。真知子(矢田亜希子)ら塾生に加え、陣内(須賀貴匡)も奈緒子の気遣いの一つひとつに驚き、圧倒される。松村と文子は奈緒子の心遣いで夫婦の絆を一層深め、「かぐらや」を後にする。松村は陣内の仕事についても前向きな返事をし、陣内を喜ばせる。陣内は奈緒子におもてなしで松村をその気にさせてくれたことの感謝を告げるが、おもてなしは手段ではないとの奈緒子の一言に目が覚める。改めて奈緒子の人柄や女将という仕事への向き合い方を見た真知子は、このまま奈緒子に『金沢女将塾』の責任者を続けて欲しいとの思いを強くして…。
祈りの海
奈緒子(羽田美智子)の熱の入った個別指導で、真知子(矢田亜希子)の所作も少しずつ様になる。そこに陣内(須賀貴匡)が現れ、部屋付きになった真知子の成長をほめるが、作法はまだまだ至らないところがある、と指摘。真知子は面白くないが、陣内に好意を寄せる綾(原田佳奈)はざっくばらんに陣内と話ができる真知子をうらやましく思う。そんな真知子に能登の漁協から電話が入る。漁に出た父・恒雄(青山勝)の船が帰ってこないというのだ。奈緒子は真知子に実家に帰るよう言うが、真知子は担当するお客様がいる以上、自分が優先すべきは旅館の仕事、と帰郷を拒む。奈緒子から事情を聞いた陣内は、担当のお客様がいるからと帰郷を拒む真知子に、その客である自分が行こうと言っているのだと、真知子の腕を掴んで強引に能登の実家へ連れて帰るが…。
乱れる心
真知子(矢田亜希子)は陣内(須賀貴匡)と能登の実家に帰り、海からの父・恒雄(青山勝)の帰還を祈る。気丈に振る舞いながらも、ときに悲痛な表情になる真知子に陣内は、暗い顔をしているとフクデン(福天)にそっぽを向かれる、と一言。福天とは福の神のことで、陣内が幼い頃、家族と能登を訪れた際に地元の人に教えられた言葉だと言う。それは、真知子の祖母・フミ(藤田弓子)の口癖だった。陣内と二人、おばあちゃんの思い出話をすることで少し勇気づけられた真知子の心に灯がともる。「かぐらや」では、気難しいところのある常連客の世話をしていた塾生の綾(原田佳奈)がいつものように何事もそつなくこなす。しかし、心では好意を寄せる陣内のことを思っていた。やがて、真知子の父の安否が分からぬまま夜が明けるが、そのとき…。
恋の行方
父・恒雄(青山勝)が無事に海から帰ってきて、真知子(矢田亜希子)は笑顔で仕事に復帰し、大女将の志乃(野際陽子)に報告しようとする。奈緒子(羽田美智子)から吉報を聞いて飛び起きたはずみにぎっくり腰になっていた志乃は、真知子との面会を断るが、内心ではほっとしていた。真知子は香(広澤草)や佑美(川村ゆきえ)から陣内(須賀貴匡)との仲をからかわれる。陣内に好意を寄せる綾も、真知子に思い切って陣内への気持ちを聞く。そんな綾の気持ちを察してか、房子(沢田雅美)は陣内の担当を真知子から綾に替える。花が咲いたような笑顔で陣内の世話をする綾。ところが陣内は真知子と何やら話がしたい様子。それは真知子も一緒で…。そんな中、奈緒子は陣内から「かぐらや」で大きな接待の食事会を開きたいと相談され、真知子にリーダーを任命するが…。
大抜てき
女将の奈緒子(羽田美智子)から陣内(須賀貴匡)主催の食事会のリーダーに抜擢された真知子(矢田亜希子)は、懸命に準備を進める。奈緒子からのアドバイスで、縁起の良いものばかり集めることを思いついた真知子は、大鯛をメイン料理に据えたいと考える。真知子は板長の辰夫(山本圭)に、大鯛を自分で調理したいと直訴。仲居の料理を客の大切な会で出すなど、前代未聞。真知子を応援する辰夫もさすがにしぶるが…。話を聞いた志乃(野際陽子)も真知子の突拍子もない考えに驚くばかり。しかし奈緒子や陣内は、真知子は斬新な案で、招いた客を喜ばすに違いない、という思いを強める。一方、房子(沢田雅美)は綾(原田佳奈)に、陣内をどう思っているのか、単刀直入に聞く。房子は、子供の頃から世話をしている綾に何とかその思いを成就させてほしいと思い…。
落とし穴
陣内(須賀貴匡)の食事会に出す大鯛が届き、喜ぶ真知子(矢田亜希子)。これまで以上に張り切って準備を進め、大鯛も自分で作った塩麹につけ、下準備を終える。宿泊客の大切な鞄に味噌汁をこぼしたり、お客様の伝言を正確に伝えなかったせいで大騒動を起こしたりと、失敗ばかりしていた真知子。しかし今回、予想以上の活躍を皆が評価。陣内が開く和風旅館の女将には、何が何でも綾(原田佳奈)になってもらいたい房子(沢田雅美)は焦る。思いつめた房子は、深夜、誰もいない旅館の調理室に忍び込み…。そして迎えた食事会当日。真知子を始め、塾生たちは招いた客人を心を込めてもてなす。いよいよ真知子がこの会のメインの大鯛料理を出すのだが…。
涙あふれて…
陣内(須賀貴匡)が開く大事な食事会のリーダーを任された真知子(矢田亜希子)だったが、その席でまさかの大失敗をしてしまう。責任を感じた真知子は行方をくらましてしまい、「かぐらや」は大騒ぎに。女将の奈緒子(羽田美智子)も真知子のいそうな場所を懸命に探すが、見つからなかった。真知子は落ち込むあまり、かつておばあちゃんが営んでいた民宿の押し入れの中に隠れていた。奈緒子からの連絡を受けた真知子の父・恒雄(青山勝)が民宿へ真知子を探しに来るが、誰にも会いたくない真知子は押し入れから出ようとしない。奈緒子から話を聞いた陣内は、真知子がいる場所は一つしかない、と能登に向かう。果たして陣内はおばあちゃんの民宿で真知子を見つけるが…。
謹慎の身
真知子(矢田亜希子)は陣内(須賀貴匡)とともに「かぐらや」に帰ってきて、皆に迷惑をかけたことを奈緒子(羽田美智子)や志乃(野際陽子)に真摯に詫びる。その姿を見た奈緒子は、何とかこのまま真知子に女将修行を続けさせてほしいと志乃に頼む。しかし志乃は、けじめはけじめと、旅館から追い出しはしないまでも、真知子の謹慎処分を解こうとはしなかった。それでも真知子は、謹慎中でもできることはある、と前向きに女将修行に努める。そんな中、房子(沢田雅美)に来客が。それは房子の年の離れた弟の娘、麻里亜(伊東蒼)だった。姪の突然の訪問に驚く房子は、麻里亜の持っていた、弟からの手紙を読んで顔を曇らせる。利発な麻里亜は「かぐらや」の人々にもすぐ打ち解ける。ところがそこにもう一組、房子を訪ねる者がやって来て…。
家族の事情
真知子(矢田亜希子)は房子(沢田雅美)の姪・麻里亜(伊東蒼)の面倒を見ることに。そのおかげで房子も仕事に集中できると、奈緒子(羽田美智子)は真知子の謹慎を解いてくれるよう志乃(野際陽子)に頼む。辰夫(山本圭)や増岡(中西良太)も奈緒子を応援。謹慎を命じておきながら、都合よく麻里亜の面倒を見てもらうと言うのは筋が違うと言われた志乃は、しぶしぶ真知子の謹慎を解くことに。奈緒子から連絡を受けた真知子は麻里亜を連れ、大急ぎで「かぐらや」に向かう。ところが麻里亜がいなくなり…。
衝撃の告白
房子(沢田雅美)は麻里亜(伊東蒼)に拒絶され、ショックを受ける。これまで素直で大人しかった麻里亜の変化に、真知子(矢田亜希子)は何か理由があるのではないか、と考えるが…。「かぐらや」に陣内(須賀貴匡)が戻ってくる。これまでなら何かしら理由をつけて、贔屓にしている綾(原田佳奈)に陣内の世話をさせようとした房子だが、今回はそこまで頭が回っていない様子。最近、どこか元気のない房子に、奈緒子(羽田美智子)を始め誰もが心配になる。房子は贔屓にしている綾のためとはいえ、真知子の作った、陣内の食事会に出す鯛料理に塩を入れてしまったことに内心苦しんでいた。追い詰めたはずの真知子に姪の世話をさせた上、感謝の言葉まで告げられ、ついに全てを打ち明けようと決心を固めるが…。
誤った親心
房子(沢田雅美)は真知子(矢田亜希子)の作った料理に塩を大量に投入したことを女将の奈緒子(羽田美智子)に打ち明ける。話を聞いた志乃(野際陽子)は大激怒。房子には「かぐらや」から出て行ってもらう、と言い放つ。なぜそのような愚かなことをしたのかと志乃に問われても、房子は理由を言おうとはしなかった。房子の告白に、真知子はただただあ然とするばかりで…。 真知子はこれで謹慎が解けたものの、責任を取らされ「かぐらや」を辞めさせられる房子を思うと心は晴れなかった。一方、房子は「かぐらや」を出て行く支度を始める。奈緒子は房子に、なぜ真知子を陥れるようなことをしたのか、再び問う。奈緒子は房子が人の好き嫌いだけで、旅館の信用に傷つくようなことをするとは思えなかったのだ。奈緒子の真剣なまなざしに観念した房子は、綾(原田佳奈)への思いを語り出し…。
学ぶこと、学んだこと
謹慎が解けた真知子(矢田亜希子)は旅館に復帰することに。房子(沢田雅美)は奈緒子(羽田美智子)と真知子に陣内(須賀貴匡)の食事会を台無しにした件を詫びる。すると奈緒子も真知子も房子を責めることなく、これからも仲居頭としていろいろなことを教えて欲しい、と頼む。真知子に至っては、最後に味見をしなかった自分に落ち度があるとまで言い、房子は奈緒子と真知子の優しさに救われる。そんな中、陣内が「かぐらや」にやって来て、新しい旅館の工事が順調に進行中だと話す。陣内は、そろそろ女将を女将塾の誰にするのか決めたいとも言い出す。奈緒子は志乃(野際陽子)に相談し…。
女将の座は!?
真知子(矢田亜希子)が陣内(須賀貴匡)の部屋付きになる。たくさんの出来事を経て距離が近づいた二人は、お互いを意識し過ぎて、やりとりがぎこちないものに。陣内に思いを寄せる綾(原田佳奈)は、そんな真知子と陣内の様子を切なげに見つめていた。そんな中、丈太郎(山下徹大)と節子(田岡美也子)が「かぐらや」を訪れる。『金沢女将塾』の塾生が卒業間近ということで、ぜひ真知子を丈太郎の嫁に迎え入れたいと奈緒子(羽田美智子)に言う。奈緒子から、塾生には金沢を始め北陸の旅館で働いてもらうつもりだと告げられた丈太郎たちだが、奈緒子のいない隙に真知子に直接話をしてしまう。さらに綾も、陣内が好きだと自分の思いを直接打ち明けたのだ。綾からの告白に驚く陣内だったが、真知子に自分のパートナーになってほしい、と告げる。
嫁姑の結束
『金沢女将塾』も卒業間近になって、女将の奈緒子(羽田美智子)が真知子(矢田亜希子)ら塾生たちを昼食の席でもてなす。出された料理にはいろいろな意味が込められていた。そんな料理の数々が今度の卒業試験の課題に結びついていたのだった。自分らしいおもてなし、という課題を聞き、真知子たちは懸命に考えつつ試験の準備を進める。真知子は陣内(須賀貴匡)に頑張りを褒められ、素直に喜ぶ。真知子たちの試験より一足早く、宗佑(津田寛治)が参加する弁当コンテストが開かれる。宗佑は見事に優勝して大興奮。北陸新幹線も開業し、これからさらに弁当が売れるに違いないと今後の店の運営について、あれこれ計画を練り始める。調子に乗る宗佑を見て、奈緒子と志乃(野際陽子)は久しぶりに嫁姑の問題をひとまず置いておいて…。
卒業試験
いよいよ『金沢女将塾』の卒業試験が行われる当日。塾生だけでなく、「かぐらや」の誰もが全員の合格を願う。大女将の志乃(野際陽子)も尊敬する前田利家の妻、おまつ様の掛け軸に全員が無事合格するよう祈る。真知子(矢田亜希子)たちは女将らしく和装に身を包み、「気合入れるっちゃ!」と試験に向かう。香(広澤草)も佑美(川村ゆきえ)も自分の個性を大事にしながら、奈緒子(羽田美智子)を始めとする審査員をもてなす。綾(原田佳奈)の優雅なもてなしは、誰もがうなるほど完璧。真知子は自分の育ってきた故郷を思い、もてなしを準備。そこで出した料理は一度大失敗をした大鯛の料理で…。やがて卒業試験が終了。全員合格できるのか?誰が一番で合格し陣内リゾートの女将になるのか? 審議が始まった…。
夢への旅立ち
『金沢女将塾』の卒業試験に一番で合格した真知子(矢田亜希子)。ところが真知子は、陣内(須賀貴匡)の旅館の女将にはなれないと断る。その理由は奈緒子(羽田美智子)の予感していた通りのものだった。おばあちゃんの民宿を再建したいという真知子の強い覚悟は変わっていなかったのだ。香(広澤草)も佑美(川村ゆきえ)も「かぐやら」に来た時よりさらに成長し、さらなる女将修行をすべく歩み出す。綾(原田佳奈)にもたくさんの旅館から声がかかるが、まだ迷っていた。そんな綾に、奈緒子は陣内リゾートの新しい旅館の女将にならないかと提案し…。女将塾の責任者をやり遂げた女将の奈緒子もまた、大女将の志乃(野際陽子)から合格を貰うことに。しかし、嫁が勝手に始めたことでほとほと疲れ果てた、と姑としての嫌味をチクリ。開業したばかりの北陸新幹線のホームで奈緒子も負けじと言い返し…。さてさて、どうなりますことやら…。
東京の旅行代理店でバリバリ働くアラフォーの奈緒子(羽田美智子)は3年前、金沢の老舗旅館『かぐらや』の長男の宗佑(津田寛治)と結婚。しかし、宗佑の母親で『かぐらや』の大女将である志乃(野際陽子)は、加賀伝統の婚礼儀式「花嫁のれん」(花嫁が婚家の仏間にかけられた加賀友禅の暖簾をくぐるという金沢伝統の婚礼儀式)を経ていない“えんじょもの”(よそ者)の奈緒子を嫁として認めず、旅館を継がない宗佑に厳しく勘当を言い渡していた。ある日、仕事で多額の借金を作った宗佑が失踪する。さらに奈緒子が勤めていた会社が倒産。都会で自由気ままにスタイリッシュに生きてきて、このままずっと女の勝ち組人生が続くはずでしたが・・・。奈緒子は疎遠だった宗佑の実家・金沢へ向かい、志乃にある決意を語る。夫の借金を返すために『かぐらや』で仲居として働きながら、帰りを待ちたい・・・と。新しい時代の先頭を走る女と伝統文化を背負って立つ女。対照的な生き方を貫き、反発しあう二人ですが、やがてお互いの心に抱く信念には、大きな隔たりがない事に気付き始めます。果たして、奈緒子が「花嫁のれん」をくぐる日は・・・、くぐらせて貰える日は訪れるのでしょうか。
創業100年を誇る老舗旅館「かぐらや」で女将修業に励む奈緒子(羽田美智子)。かぐらやの長男の嫁として、白無垢姿で「花嫁のれん」をまさにくぐろうとしたとき、夫・宗佑(津田寛治)が再び失踪!! あれから一年・・・。旅館の人々や客からの信頼は日々厚くなっていくものの、姑・志乃(野際陽子)からは嫁と認めてもらえぬままに月日が経っていました。一度は奈緒子に女将を襲名させようとまでした志乃が、嫁としての奈緒子を認めない理由。それは「花嫁のれん」にありました。 「花嫁のれん」とは花嫁が婿家の仏間に掛けられた加賀友禅の暖簾をくぐるという金沢伝統の婚礼儀式。神楽家の姑としては、その儀式を終えていない長男の嫁など認められるわけがありません。 今作では金沢ロケに加え、台湾ロケを敢行。「かぐらや」のおもてなしの心が世界に通じるかどうか、ワールドワイドなストーリーが展開します。さらに、「かぐらや」で奈緒子を待ち受けているのは最強(最凶?)のライバル!相手は志乃の姪で同年代の有紀子(吉田羊)。似たもの同士の二人の間に本格的な女将対決が巻き起こります。 そして新しい板前もやってきます。不器用で真面目、仕事一途なその男がこともあろうに奈緒子に恋をして・・・。 さらに、これまでホテルで接客を学んできたという新人仲居が、日本旅館の非効率さにあれこれと異議を申立て、ひと騒動に。 そんな中、奈緒子の神楽家への同居の話も進み始めて・・・。 次々と持ち上がる問題を、奈緒子はどうやって切り抜けていくのか!?志乃に認められて、奈緒子が「花嫁のれん」をくぐる日は、くぐらせてもらえる日は訪れるのか。難題山積。前途多難。さてさて、どうなりますことやら・・・。
奈緒子(羽田美智子)が金沢の老舗旅館「かぐらや」で女将修行を始めて4年。最近は女将としての自覚もさらに増すように。新人仲居の咲子(田中こなつ)も仕事の出来る奈緒子に羨望のまなざしを向けていた。 奈緒子の夫、宗佑(津田寛治)も台湾で習得した本場仕込みの小籠包の店が流行り、東京で実業家として成功。そのせいか奈緒子と姑、志乃(野際陽子)の関係も最近は良好だった。 そんな中、再来月に女将襲名披露を控えた奈緒子に対して、志乃が女将襲名披露の席で日本舞踊を舞うよう命じる。 志乃の指導のもと、奈緒子の日本舞踊の練習が始まるが、何気なく言った一言に志乃が怒り、二人の仲は以前のようにぎこちないものになってしまう。 さらに奈緒子には踊りの素質がなく、志乃を苛立たせる。東京からやって来て、カフェを営む友人の今日子(加藤忍)に愚痴をこぼしていた奈緒子は、「無理なことは無理」とハッキリ断ったほうがいいとアドバイスされ、その気になるが・・・。 奈緒子が志乃と踊りについて話し合おうとしていた矢先、宗佑が突然帰ってくる。 宗佑を始め家族の応援を得て、奈緒子は志乃に日本舞踊の練習を辞めたいと訴える。しかし志乃は、奈緒子の願いを聞き入れようとしなかった。 その翌日、奈緒子はいつものように志乃からおとなしく日本舞踊を習う。しかし、その胸にはある思いを秘めていた。 一方、宗佑は地元でも小籠包の店を出そうと計画。老舗旅館の跡取りということで、融資の話も順調に進み喜ぶ夫を見て、奈緒子はうれしく思うが・・・。
2015年新春。金沢にある老舗旅館「かぐらや」は年末年始も常連客でにぎわい、奈緒子(羽田美智子)や志乃(野際陽子)も忙しい日々を送っていた。 女将になって張り切る奈緒子に対し、志乃は何やら不満げな様子。というのも、奈緒子はこのたび、『金沢女将塾』なる新しい挑戦を始めるのだ。旅館の生まれでなくても、旅館に嫁いだ者でなくても、やる気があれば女将になれる。奈緒子はそんな人材を育成しようとしているのだ。志乃は奈緒子の試みを老舗旅館かぐらやの伝統と格式をないがしろにするものだと思い、「えんじょもんの嫁が!」と大反対する。 その頃、能登では漁師の娘で一本気な性格の真知子(矢田亜希子)が、応募した『金沢女将塾』の合格通知が届くことを心待ちにしていた。 そんな中、「かぐらや」に新仲居頭として房子(沢田雅美)がやって来る。房子は金沢を始め北陸の旅館でよく知られている、この道40年の大ベテラン。仲居になりたての頃、志乃に指導してもらったことを恩に感じている房子は、奈緒子と志乃の微妙な関係をすぐに理解し、志乃に「自分は大女将の味方です」と告げる。 仲居頭として働き出した房子は仕事が優秀な上、仲居たちへの指導も的確だが、物言い一つとっても何か“裏”があるようで、奈緒子は正直、苦手に感じてしまう。 一方、奈緒子は何とかして志乃にも『金沢女将塾』に賛同してもらいたくて、旅館の“ご意見番”である村田(黒部進)の協力のもと、志乃に面接の審査員を引き受けさせる。村田の頼みなら、としぶしぶ承諾した志乃だが、ふと目に入った履歴書を見て驚く。角ばった“金釘文字”で、女将を目指す者の文字とは思えない代物だったのだ。この履歴書を書いた人物こそ、真知子で・・・。 房子は志乃の許しを得て、母屋にも出入りするように。奈緒子にも「母屋では女将でなく奈緒子さんと呼ばせていただきます」と有無を言わせぬ勢いで宣言。さらに奈緒子が夜食にと用意した豚汁にまで、塩分が強すぎると“ダメ出し”する。やがて旅館でも奈緒子と房子が、仕事への取り組み方、考え方の違いから衝突する日が来てしまう。 能登では真知子が亡き祖母が営んでいた民宿を訪ねていた。素朴ながらも愛情あふれる祖母のもてなしを喜ぶ宿泊客の笑顔。祖母の手伝いを懸命にしていた小学生の頃の自分・・・。『金沢女将塾』の広告を見た真知子はかつての宝石のような日々と、自分の夢が祖母と一緒に民宿をやることだったことを思い出し、塾生募集に応募したのだ。民宿を再建させるためにも、絶対に合格すると張り切る真知子だが・・・。
花嫁のれん |
花嫁のれん 第2シリーズ |
花嫁のれん 第3シリーズ |
花嫁のれん 第4シリーズ |
|
---|---|---|---|---|
定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | - |
定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | - |
定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | 定額見放題 | - |
花嫁のれん 第4シリーズが視聴できる3社の各サービス詳細です。
月額料金、無料期間、見放題本数の基本情報と各サービスのおすすめポイントが確認できます。
DMM TVのシリーズ本数:4本/4本
\DMM TVを30日間無料で楽しむ!/
花嫁のれん 第4シリーズはU-NEXTで視聴可能です!
U-NEXTは無料トライアル期間を31日間設けているので、期間中であればすべての見放題作品を無料で楽しむことができます。
追加料金なしで観れる見放題のドラマが多数!U-NEXTでしか見ることのできない独占配信ドラマもあるのでドラマ好きなら見逃せません!
また、期間限定で見放題になるドラマもあります。見たいドラマが配信されたら無料お試し期間を利用して楽しむこともできます。
U-NEXTには便利な機能が盛りだくさん!
スマホ・タブレット・パソコン・スマートテレビ・ゲーム機など複数のデバイスで同時視聴もできちゃいます!
テレビの大画面でドラマを観たいときや、家族で別々の動画を楽しみたいときも便利です。
さらにファミリーアカウント機能で、最大3つの子アカウントが作成可能! マイリストや視聴履歴が共有されないため、プライバシーも守れます。
ダウンロード機能もあるため、通信量を気にせず動画を楽しめるでしょう。
U-NEXTの無料トライアル中は、ポイント利用やダウンロード、同時視聴機能を使ってドラマ作品を思う存分楽しんでください!
U-NEXTのシリーズ本数:4本/4本
\U-NEXTを31日間無料で楽しむ!/
花嫁のれん 第4シリーズはHuluで視聴可能です!
Huluは、2週間の無料体験期間が設けられています!さらに約100,000本以上の動画が見放題なのが魅力です!
日テレ系のドラマが特に充実しているほか、Huluでしか見ることのできないオリジナルドラマも沢山。
ほかの動画配信サービスでは配信していない話題作や、ドラマシリーズのスピンオフ作品も目白押しです。
さらに、アイドルが出演中の人気ドラマシリーズもHuluだけで独占配信中! 「どこでも配信されているドラマは飽きた!」という人にもおすすめです。
見逃し配信動画も視聴可能! 放送中の注目ドラマが1話から最新話まで一気見できます。(※)
※なかには課金作品ありますので必ずご利用の際にご確認ください
Huluは新作・旧作ドラマのジャンルも豊富です。
・アクション/アドベンチャー
・サスペンス/ミステリー
・コメディ
・恋愛
・青春
・ホラー
・特撮
など、その日の気分に合った作品が選べますよ! 「新着順」「人気順」「公開年が古い順」「公開が新しい順」などの並び替え機能も便利です。
もちろんドラマも配信されているすべての動画を何度でも好きなだけ見ることができます。
無料お試し期間であれば、約100,000本以上の動画が無料で見放題ですので、心おきなく楽しめます!
Huluのシリーズ本数:4本/4本
\ Huluを今すぐ楽しむ!/
pandoraやdailymotion、アニチューブなどの違法動画サイトにある
動画の視聴ダウンロードはウィルス感染のリスクがある大変危険な行為です!
無料でみれるからと、違法サイトに手を出す前に、
安心安全で動画視聴できる動画配信サービスを検討してみてください!
無料期間のある動画配信サービスなら、無料で動画を視聴できますよ!
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
若くして両親を亡くした元暴走族総長で、現少女漫画家のケンジ。妹・ヤスコを守ることに命をかけ、ヤスコに関することすべてに口を出す―そんな過剰に妹思いのケンジと、彼を取り巻く人々との恋と人間模様を描く。高校生のヤスコは、12歳年上で、まるで父親のように過干渉なケンジに辟易する毎日で、兄妹ゲンカは絶えることがない。そんな2人の前に現れたのは、元レディース総長で花屋を切り盛りするエリカと、その弟で超優秀なイケメン高校生の純。エリカはレディース時代からケンジを思い続けているが素直になれず、ケンジと顔を合わせるたび、心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう。一方、ヤスコはイケメンの純に一目惚れして―。果たして、不器用ながら真っ直ぐなケンジと、素直になれないエリカの恋の行方は? そして、ヤスコと純の初恋は?
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
エリート夫妻の殺人現場に居合わせた4人の男女。過去と現実とを交差させながら、それぞれが想いを寄せる「N」のために、4人の証言は驚くべき真実を浮かび上がらせていく…。Nとは果たして誰のことなのか? ベストセラー作家の湊かなえが紡ぐ、究極の愛を描いた純愛ミステリーのドラマ化!杉下希美は香川県の小さな島の裕福な家庭に育つ。しかしある日、父のとある行動により生活は一変し、希美は生きていくことすら危ぶまれる生活を送ることになる。そんな希美を温かく見守る高校のクラスメイトの成瀬慎司もまた、家業の急変により人生の転機に立たされていた。そしてふたりはある事件に巻き込まれてしまう。年月は経ち、東京の高層タワーマンションの48階に住むセレブ夫妻が殺害された。その現場にいたのは、ある計画を立てていた希美、成瀬、そして希美のアパートの住人である安藤望と西崎真人だった。その場で西崎は逮捕され、その後西崎は有罪が確定、懲役10年の刑を言いわたされる…。事件は終わったかのように見えた。しかし、刑期を終えた西崎が刑務所を出る頃、元警察官の高野はこの事件の本当の真実を追いはじめていた。高野が勤務していた、あの島の事件の隠された真実とともに…。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
新たなチームの台頭。そしてムゲンの誕生と解散の真実が明らかになる 過去編から物語がスタートし、シーズン1を補完しつつ、新たな展開でストーリーを盛り上げる。激しいアクションや、各チームにもスポットが当てられる点が見どころ。 かつて、親友同士だった琥珀と龍也が作り出したチーム・ムゲン。仲間たちと幸せな時間を過ごすなか、龍也は脱退を決意する。琥珀の心境は複雑だった。そんななか、強者揃いのチーム「MIGHTY WARRIORS」が現れる。街全体へと広がる騒乱が起ころうとしていた。
『ROOKIES』は2008年4月より放送された、青春スポーツドラマである。二子玉川学園高校へ赴任してきた教師が、暴力事件で活動休止になっている野球部を立て直していく。不器用だが真っ直ぐな性格を持つ教師・川藤が、野球部の不良たちと真剣に向き合い、一緒に成長していく姿が魅力のドラマになっている。佐藤隆太や市原隼人、佐藤健、城田優らが出演した。原作漫画は、1998年から2003年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、累計発行部数は2,100万部を越える大人気作品だ。ドラマ主題歌となったGReeeeNの「キセキ」も人気を集めた。川藤幸一(佐藤隆太)は、二子玉川学園高校に新任教師として赴任し、野球部員たちの乱闘を目の当たりにする。二子玉川学園高校の野球部は、夏の大会で暴力事件を起こして休部状態だったのだ。そんななか野球部の生徒・御子柴徹(小出恵介)は、退学届けを提出する。それを必死で止めた川藤は、御子柴から今の部員たちの怠惰な現状を教えられた。御子柴の野球をやりたいという気持ちを聞いた川藤は、野球部の顧問となり、野球部を立て直すために奮闘していくのだった。
松岡圭祐による推理小説を原作としたサスペンスドラマ。探偵を探偵する新人調査員のヒロインの活躍が、スリリングに描かれる。主演の北川景子が本格アクションに初挑戦。日本の連続ドラマ初出演となるディーン・フジオカも登場する。共演は川口春奈、三浦貴大、ユースケ・サンタマリア、高岡早紀、井浦新。2009年。紗崎玲奈(北川景子)は妹の咲良(芳根京子)を惨殺される。犯人が探偵に依頼して妹の情報を集めていたことを知った玲奈は、探偵のすべてを知りたいという思いから、須磨康臣(井浦新)が社長を務める探偵養成所に入所する。2年間の訓練の後、玲奈は探偵社「スマ・リサーチ」で探偵を調査する「対探偵課」の厳しい職務に就く。道場で厳しいトレーニングに励んでいた彼女に、須磨は新人の峰森琴葉(川口春奈)を助手に付けるように命じる。しかし玲奈は受け入れず、同僚の桐嶋颯太(ディーン・フジオカ)から依頼された仕事に、琴葉を置いてひとりで出かけていくのだった。一方、警視庁捜査一課では会議がおこなわれていた。探偵の阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)に調査を依頼する係長の坂東志郎(相島一之)。民間に頼まなければならない現状を、一課の窪塚悠馬(三浦貴大)は憂うが…。
※配信されている作品は、サービス各社の状況によって配信スケジュールが変更される場合がございますので詳しくは、動画配信サービス各社のサイトにてご確認ください。