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『平成狸合戦ぽんぽこ』は、スタジオジブリ制作のアニメーション映画。『火垂るの墓』や『おもひでぽろぽろ』などで有名な、今は亡き高畑勲監督が原作・脚本・監督のすべてに関わった唯一の作品である。
東京の多摩丘陵を舞台に、宅地開発によって自分たちの住処を脅かされたタヌキたちが、いろいろなものに化ける能力である化学を復興させることで、自分たちの住処を守ろうとする内容。野々村真や石田ゆり子、泉谷しげるが声優として出演。
自然破壊により、自分たちの住処を追われてしまうタヌキたちの姿がリアルに描かれており、ドキュメンタリー的な要素も含まれている。また厳しい状況の中、健気に頑張るタヌキたちの姿が、可愛らしくも愉快に描かれている。
東京にある多摩丘陵の自然豊かな環境で暮らしていたタヌキたち。しかし住宅開発が進むことで自然が壊され、タヌキたちの生活する場所は減っていってしまった。そのため化学を再興することで、人間に負けない力を得ようとしていた。
しかしタヌキたちが化学を使い、工事を邪魔したり人々を怖がらせていっても人間の宅地開発は止まらなかった。そうしてますます住む場所が減っていき、追い詰められたタヌキたちは、「妖怪大作戦」を決行する。自分たちの住処を守りたいタヌキたちの最後の大奮闘。果たしてどうなっていくのだろうか?
面白い
2001年7月20日に公開されて以来、日本歴代興行収入第1位の記録を守り続けてきた日本最高峰の名作アニメーション映画『千と千尋の神隠し』。スタジオジブリ制作で、監督は宮崎駿。2020年6月26日より、全国372の劇場で再上映される。10歳の千尋(柊瑠美)は、すぐに親に甘えてしまう現代っ子気質な少女。神々の住む異界へと迷い込んでしまい、生きて元の世界に戻るため、湯屋「油屋」で必死に働く日々を過ごす。主人公の千尋は、簡単なことで卑屈になって親に甘えてしまう性格。一家そろって引っ越し先へ向かっていた最中、森の中のトンネルへと立ち寄り、無人の街へと迷い込んでしまった。お腹を空かしてしまった父親(内藤剛志)と母親(沢口靖子)が店先の食事を勝手に口にしてしまう中、夜がやってきて街には見たことのない怪物たちがあふれかえる。怖くなった千尋は父親と母親の元へ急ぐが、そこには豚に姿を変えられてしまった両親の姿が。両親も帰り道も失った千尋が出会ったのは、12歳の少年・ハク(入野自由)だった。「ついておいで」ハクにいわれ、元いた世界に戻るために湯婆婆(夏木マリ)のところで働くことを勧められる。そして魔女・湯婆婆が経営する湯屋「油屋」で必死に働く日々が幕を開けるのであった。
『もののけ姫』は壮大なストーリーが人気を博し、興行収入193億円を記録した作品。日本の興行収入記録を塗り替えた稀代の名作が、2020年6月26日より全国の映画館で再上映! 公開されたのは1997年7月12日で、監督・脚本を務めたのは、宮崎駿。エミシの村に住み、やがてその村の長となるべき青年アシタカ(松田洋治)は、村を救うためにタタリ神に矢を放って死の呪いを受けてしまった。腕の呪いを解くため、そして世界に迫る異変の謎を探るため、アシタカは旅に出る。17歳のアシタカは、やがてエミシの村の長となるべき弓の腕と運動神経を身につけた、風格ある青年。ある日、エミシの村を襲ってきたタタリ神から村の人間を守るために矢を放ち、その腕に死の呪いを受けた。掟により村を追われることとなったアシタカは、老巫女のヒイ様(森光子)からいわれ、西の異変を探るために旅立つ。そこでアシタカが遭遇したのは、人と人との争い、そして獣たちと人との争いであった。タタラ場にて、エボシ(田中裕子)がまとめる人々の生活に触れ、もののけ姫(石田ゆり子)という獣に肩入れする少女の話を聞く。アシタカは、「己の曇りなき眼で見定める」といい、自然と人間の双方に肩入れして争いを止める選択肢を選ぶのであった。
上京した東京で、高校時代に好きだった同級生を見かけた杜崎拓(飛田展男)。「彼女はたしか高知の大学に行ったのでは?」と思うが、同級生から東京の大学に行ったといわれ…。1993年、スタジオジブリが手掛けたアニメ『海がきこえる』。日本テレビ開局40周年記念番組として制作され、映画館でも上映された。原作は氷室冴子の小説『海がきこえる』。青春時代のほろ苦い恋愛を思い出させる内容で、1995年にはテレビドラマにもなった作品だ。『めぞん一刻 完結篇』を担当した望月智充が監督を務め、田中直哉が美術監督を、『ゲド戦記』『コクリコ坂から』などを後に手掛ける中村香が脚本を任された。高知の高校から、東京の大学へ進学した杜崎拓。吉祥寺駅のホームであるとき、高知の大学に行っているはずの武藤里伽子(坂本洋子)を見たような気がした。高校時代に片思いをしていた相手の里伽子。夏休みに高知へ向かう飛行機で思い出すのは、東京から転校してきた里伽子と過ごした2年前の夏の日々だった。ハワイの修学旅行、里伽子とふたりで行った東京旅行、そして文化祭ー。なつかしい気持ちとともに拓は、同窓会で初恋相手だった里伽子との再会に期待する…。
「タイムトリモチ」でつかまえた、500年前に絶滅(ぜつめつ)した鳥モアをベレーガモンド島へつれていくことになったのび太たち。そこは黄金のカブトムシの力に守られた不思議(ふしぎ)な島だった…。(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2012
宮崎駿監督作品で初の中年男性を対象とし、クールなかっこよさを売りとした映画。前作『魔女の宅急便』に続き、興行成績日本記録を更新した。1992年7月18日公開。監督は宮崎駿で、製作は鈴木敏夫が務めた。主人公は豚人間で飛行艇乗りの中年男性・ポルコ(森山周一郎)。第一次世界大戦時、イタリア空軍のエースパイロットであった彼は今も空賊を捕まえる賞金稼ぎで生計を立てており、今日も今日とて空賊マンマユート団の悪事を食い止めていた。民衆からは人気が高い一方、空賊たちからの恨みは強く、アメリカからの用心棒カーチス(大塚明夫)を雇われて堂々と宣戦布告をされてしまう。ポルコは飛行艇を修理に出すためにミラノへ向かっていたのだが、その途中で用心棒カーチスからの襲撃に見舞われる。墜落し、飛行艇が使い物にならなくなったポルコは、飛行艇乗りのプライドと誇りをかけたリベンジに挑むため、ピッコロのおやじ(桂文枝)の元へ愛艇・サボイアの修理を頼んだのだが、設計はまさかの17歳の少女フィオ(岡村明美)がやることになって…!?
子犬のイチと出会ったのび太は、3億年前の世界に犬猫の国をつくる。だが1000年後には、その国に滅亡の危機が迫っていた。そして、イチに似た少年、ハチのひみつとは・・・!?(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日 2004
のび太は、秘境の探検をするために、ドラえもんのひみつ道具で秘境探しをするが、それは膨大な航空写真から探し出すというものだった。そこにあらわれたのは、のび太がひろってきた一匹の子犬、ペコ。ペコは、アフリカのコンゴにある謎の巨大巨像を、航空写真から探し出した。(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1982
スタジオジブリが制作し、1991年に公開した映画。数々のアニメーション作品の演出や監督で知られる巨匠・高畑勲が、監督と脚本を手がけている。原作は、岡本螢が原案・原作を、刀根夕子が作画を担当した同名漫画である。27歳のOL・岡島タエ子が、小学5年生だったころの自分を回想しながら、少しずつ自立していくストーリーであり、27歳のタエ子の声は、歌手として活躍する今井美樹が担当している。さらに、公開から25周年を迎えた2016年には、『Only Yesterday』というタイトルで全米でも公開され、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のヒロインとして一躍有名になった実力派女優・デイジー・リドリーがタエ子の声を担当し、大きな話題を呼んだ。また、2011年にはスタジオジブリ作品としては初めての舞台化が実現し、劇団わらび座による全国ツアー公演がおこなわれた。1982年、東京で働く27歳の女性・岡島タエ子(今井美樹)は、山形に向かう夜行列車に乗っていた。東京で生まれ育ったタエ子にとって、田舎に帰郷するという経験はこれまで一度も味わったことがない。姉・ナナ子(山下容莉枝)が結婚して山形に住むようになったため、休暇を利用して、初めての田舎へ向かっているのだ。心躍らせるタエ子は、友だちが祖父母の住む田舎に遊びに行く姿に強い憧れを抱いていた、小学生のころの自分を思い出していた…。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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