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各書店の文庫売上ランキング1位を記録するなど、ロングセラーとなっている同名小説が原作。ミステリー&恋愛ドラマ『ルパンの娘』の続編が、ついに2020年10月にドラマ化! フジテレビ系列で放送された。
泥棒一家の娘と警察一家の息子の禁断の恋が、ついに新婚生活の新ステージへ突入。主人公の華(深田恭子)は、新たに出てきた障害や事件から自身の平穏な結婚生活を守る。
泥棒一家の娘と警察一家の息子が、さまざまな障害を乗り越えて禁断の恋を成就させた!? 華と和馬(瀬戸康史)の結婚生活には相変わらず、さまざまな障害が立ちふさがる。
住む場所はオンボロアパートで、和馬は華と付き合っていた経歴から左遷されてしまう。加えてアパートの隣人が警察に追われ、華について取り調べされそうになるなど、ハプニングは止まず。そんなある日、華たちのピンチを救った尊(渡部篤郎)が、盗んだ高級マンションを2人にプレゼントする。
しかし、そこは「Lの一族」も住む二世帯住宅で…? 新ターゲットの登場に、本格始動するLの一族。普通の主婦としての平穏な幸せを望む華の願いは、果たして叶うのか?
今作の主人公。先祖代々泥棒を家業にしている「Lの一族」の娘として生まれ、泥棒としての実力は三雲家でも随一。しかし、本人は普通の人生を望んでいる。警察一家の息子である和馬との禁断の恋を見事叶え、結婚生活を送っていたものの、表に出ることさえできない満たされない生活を送っていた。
華と事実婚をした。警察一家の息子として生まれ、桜庭家の悲願である、警視庁捜査一課の刑事となった男。「名探偵」と名付けられるほどの、鋭い観察眼を備えている。華と付き合っていた経歴がバレ、左遷させられてしまう。さらに華の知らないところで、警察をやめる決断をしており…?
京都在住だった探偵業一家の、娘として生まれた女の子。何者かの放火と思われる屋敷の全焼とともに、祖父の宗真が死んでしまい、その仇を取ろうと上京してくる。祖父譲りのずば抜けた推理力の持ち主。警視庁に入り、和馬とバディを組むことに。何かと転ぶドジな面も。
華の母で、宝飾品専門の泥棒。まったく年齢を感じさせない、綺麗な容姿の持ち主。中身は残念な面が多く、宝飾品など美しいものを目にすると我を忘れて無我夢中になってしまう。うっかりしている部分もあり、盗みの現場でたびたび足を引っ張る。
華の父で、美術品専門の泥棒。三雲家の大黒柱らしく、リーダーシップを発揮している。洞察力に優れており、代々三雲家が泥棒家業で繁栄していくことを望んでいる。同じマンションに住む、ほかの住人の食糧を何の気なしに盗んでくるなど、盗みの腕は一流。
華の兄で、ハッキングの専門家。情報収集も彼の仕事。引きこもりで、一切の会話をロボット音声でおこなう。彼女いない歴=年齢。最近はマッチングアプリに夢中。
華の祖母で、鍵開けの専門家。尊の母にあたる。お茶目な性格で陽気だが、鍵開けにおいて右にでるものはいない。三雲家で唯一の運転免許の持ち主。
華の祖父で、スリの専門家。76歳。尊の父にあたる。単独行動が好きで、今作では京都へ1人で赴いているらしく…?
世界を股にかける大泥棒。華に想いを寄せていたが、今では和馬との交際を認めて、相談にも乗ってあげる間柄。会話の最中にミュージカル調で歌い始める。
名探偵一家北条家の執事。事件で北条家の屋敷と財産、当主の宗真を失ってからも美雲に付き従っている。
『ルパンの娘』の続編となる今作の魅力は、泥棒×警察×名探偵というそれぞれの一家で生まれた3人の運命が交差し、物語を推し進めていく点です。華、和馬、美雲の3人は、全員がそれぞれの職業のスペシャリストで家族が構成されているという、珍しい生まれです。
華は圧倒的戦闘力、和馬は優れた観察眼、美雲は随一の推理力の持ち主です。Lの一族を捕まえようと決心した美雲から、華たちは逃れることができるのでしょうか?
また美雲の祖父・宗真が殺された、屋敷全焼の真実とは何なのでしょうか? 急接近する、それぞれの生まれの若きエリートたちが巻き起こす物語の大旋風に、息つく暇もありません!
『ルパンの娘』といえば、華役で主演を務める深田恭子、和馬役を務める瀬戸康史、「Lの一族」を彩る渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐりなど出演者が豪華です。
しかし今作でさらに、名探偵一家の北条美雲役を、『ハルチカ』や『銀魂』に出演し「1000年に1人の逸材」といわれる容姿を持つ、橋本環奈が演じています。
さらにその祖父である宗真役を、『水戸黄門』の渥美格之進こと格さん役など、時代劇に多く出演してきた伊吹吾郎が迫力たっぷりに演じています。そのほかにも多くの著名人が脇役で出ており、すべての出演者から目が離せない豪華キャスト陣です。
『ルパンの娘』は続編ドラマが放送されるほど人気となりましたが、『ルパンの娘』には原作小説があります。
『再会のタイムカプセル』で第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による推理小説であり、彼は3回も江戸川乱歩賞候補となった後に、第56回江戸川乱歩賞で見事受賞しました。今作は、横関大が執筆したなかでも『ルパンの娘』というタイトルからもわかる通り、エンターテインメント性の高い作品になっています。
しかしストーリーや文章に至るまで、綿密に作りこまれています。原作小説のおかげで、今作は間違いなく面白いストーリーに仕上がっているのです。
『金魚妻』は2022年2月からNetflixで配信開始されたドラマ作品。配信はNetflixのみとなるが、Netflixとフジテレビの共同企画・共同制作となっている。紙・電子併せて累計部数325万部を突破した、黒澤Rによる同名漫画が原作。『アンフェア』シリーズなどで知られる篠原涼子が主演を務める。ほかにも岩田剛典、安藤政信、長谷川京子、堀未央奈、藤森慎吾などが出演する。とあるタワーマンション。ここの最上階に住むさくら(篠原涼子)は、夫・卓弥(安藤政信)とともに美容サロンを経営する、いわゆる“勝ち組”の女性だ。しかし華やかにみえる生活の裏で、卓弥は複数の女性と関係をもち、さらにはモラハラ・DVをすることでさくらのことを支配していた。タワーマンションでおこなわれたさくらの誕生日パーティーも、お祝いというのは建前で、実は新店舗オープンの発表が本来の目的であった。パーティーで風水師・メイ(峯村リエ)から、「金魚を飼うこと」を勧められたさくら。後日、近所に「金魚のとよだ」という金魚屋さんを見つけ、そこで店主である春斗(岩田剛典)と運命の出会いを果たす。金魚を介して惹かれあっていくさくらと春斗。しかし、2人の距離が近づけば近づくほど、夫・卓弥も苛立ち、さくらに冷たく当たるのだった。タワーマンションに住む6人の女性たちが、禁断の不倫愛に翻弄されていく。
これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
料理を「作る」ことが好きな女性と、「食べる」ことが好きな女性。彼女たちの日常や交流を通して、女性を取り巻く現実や女性同士の連帯を描く。人気マンガ「つくたべ」をドラマ化。
若くして両親を亡くした元暴走族総長で、現少女漫画家のケンジ。妹・ヤスコを守ることに命をかけ、ヤスコに関することすべてに口を出す―そんな過剰に妹思いのケンジと、彼を取り巻く人々との恋と人間模様を描く。高校生のヤスコは、12歳年上で、まるで父親のように過干渉なケンジに辟易する毎日で、兄妹ゲンカは絶えることがない。そんな2人の前に現れたのは、元レディース総長で花屋を切り盛りするエリカと、その弟で超優秀なイケメン高校生の純。エリカはレディース時代からケンジを思い続けているが素直になれず、ケンジと顔を合わせるたび、心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう。一方、ヤスコはイケメンの純に一目惚れして―。果たして、不器用ながら真っ直ぐなケンジと、素直になれないエリカの恋の行方は? そして、ヤスコと純の初恋は?
『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』は、日本のテレビドラマ作品。フジテレビ系列の赤と黒のゲキジョー枠で2015年1月16日に放送された。連続ドラマではなく、1話完結のスペシャルドラマ。原作は、小説家・高殿円の同名小説で、神戸の老舗百貨店が舞台の作品となる。主演は、『黄泉がえり』や『ストロベリーナイト』など、人気作へ数多く出演する女優・竹内結子が務める。ほかにも斎藤工、竹中直人、草刈正雄、浅野ゆう子、松雪泰子、高畑淳子、桂文枝といった豪華な俳優陣が出演する。神戸の老舗百貨店である富久丸百貨店・神戸元町店。ここに、アルバイトから地道にキャリアを積み重ねていった苦労人の女性がいた。彼女の名前は、鮫島静緒(竹内結子)。店舗リニューアルの企画を成功させた手腕が認められ、正社員となった彼女につきつけられたのは、外商部への突然の異動だった!? いままでとは180度違う世界で働くこととなった静緒は、月1,500万という途方もないノルマを達成するために奮闘する。個性豊かな外商部のメンバーや、一癖も二癖もある外商の顧客たちを前に静緒は苦戦を強いられるが、持ち前のバイタリティーとやる気で困難に立ち向かっていく。静緒は外商員として羽ばたくことができるのか!?
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
今作は一世を風靡したアダルトビデオ監督・村西とおるの自伝『全裸監督 村西とおる伝』を、実写化した作品である。80年代の日本を大規模セットで再現し、海外配給による豊富な資金をもって制作された。かなり大人向けな内容ながら、Netflixを通じて世界中で配信され、多くの支持を集めている。そんな今作の総監督を務めたのは、『百円の恋』を手掛けた武正晴。アダルトビデオ店で働いていた経歴があり、今作の雰囲気作りに貢献している。主人公の村西とおるを演じたのは、『勇者ヨシヒコ』シリーズや『闇金ウシジマくん』など、奇抜な役を多く演じてきた山田孝之。『全裸監督』の名の通り、気持ち良いほどの脱ぎっぷりにも注目したい。セールスマンとして確かな成績を残してきた村西とおる(山田孝之)だったが、突如として会社は倒産。妻には浮気され、自暴自棄に陥っていた。絶望的な状況の中、相棒の荒井トシ(満島真之介)とともに、アダルトビジネスに没頭し始める。会社員時代のノウハウを活かし、ビニ本販売に精を出していた村西。逮捕されるリスクを背負いながら、少しずつ勢力を広めていく。そしてついに、アダルトビデオ制作へ乗り出すのだが…。