【2019年最新版】『ワンパンマン』に登場する主人公サイタマは、作中最強のキャラクターです。「ラスボスを倒してエンディングを見たキャラクター」というコンセプトもあり、敵怪人や味方ヒーローで彼に並び立つ存在はいないのです。当記事ではそんなサイタマの強さの秘密や過去、熱い名言などサイタマというキャラクターを徹底的に解説します。
「最強主人公が敵をワンパンで倒す」という斬新な設定と、数々の熱い展開で人気の作品『ワンパンマン』。
特に、主人公サイタマの強さや魅力に惹かれている方は多いのではないでしょうか。
そんな中、サイタマに関して「どれくらいの強さなのか」などのいわゆる「最強談義」に興味がある方もおられるでしょう。
当記事では、魅力的な主人公であるサイタマの強さ、戦闘、過去や人間関係について徹底解説します。
また、『ワンパンマン』人気の1要因である「サイタマの熱い台詞や名言」についてもまとめました。
ぜひ当記事を読んでサイタマの強さや秘密を知り、さらに『ワンパンマン』の世界を深掘りしていってください。
『ワンパンマン』サイタマは実はイケメン?!
出典:amazonサイタマとは、漫画およびアニメ作品『ワンパンマン』の主人公であり、原作者ONE公認の最強のキャラクターです。
コンセプトは「ラスボスや裏ボスを倒してエンディングを見た主人公」「最初からMAXな状態の主人公」であり、物語の最初から1番強いキャラとして描かれています。
基本プロフィールは以下の通りです。
・身長:175cm
・体重:75kg
・年齢:25歳
・ヒーローランキング(2019年現在):ONE原作A級39位・村田版漫画B級7位
・戦績:無敗
趣味でヒーローを行っていたため、ヒーロー協会の存在を知らず怪人退治の報告も行っていませんでした。その結果、物語開始時の知名度は0です。
しかし戦績や功績は計りしれず、実は世界の危機や災害レベル竜以上の敵から、人知れず何度も世界を救っています。
『ワンパンマン』ってどんな作品?
出典:amazon『ワンパンマン』とは、漫画家ONE(ワン)が「新都社」にて連載中のWeb漫画原作の漫画およびアニメ作品です。
「初めから主人公が最強だった場合、どんな物語になるんだろうか?」というコンセプトの元で連載が開始されました。
現在は、『アイシールド21』などで有名な村田雄介作画によるリメイク版が、「となりのヤングジャンプ」にて連載中です。
また、2015年3月より初のテレビアニメ化され、2019年4月より第2シーズンの放映がスタートしました。
『ワンパンマン』サイタマの性格について
サイタマは基本的にいい加減で図太く、かつ淡白な印象を与える性格です。
人の名前を覚えない、横柄な態度で接する、長い話は聞かないなど、世間的には不真面目と捉えられる態度や行動を取ることも多いです。
サイタマ自身も日々感情が薄れていくことを自覚しており、人として大切なにかを失ったという危機感を持ち始めています。
しかし、時折見せるヒーローへのこだわりや信念は本物で、彼の言葉や行動はジェノスやキング、そしてガロウなど他の人物に多大な影響を与えていきます。
また、ジェノスや他のヒーロー・怪人に見せる気遣いや、キングのハメ技には怒りを表すなど、人間らしい一面をまだ失っていません。
自分の評判や名声については少し興味を示しますが、ときに自分が悪役になってまで他のヒーローの名声を守ります。
サイタマの戦いへの飢餓感と強さゆえの孤独感
感情の起伏が乏しいサイタマですが、常に自分と戦える強敵との出会いを求めている側面を持ちます。
最強になる前に感じていた戦いの緊張感や高揚感を懐かしみ、すべての戦闘がワンパンで終わる現状に虚しく思っているのです。
そのため、阿修羅カブトや怪人ガロウとの戦いに期待したり、全力で戦える夢を見たりなど、戦いへの飢餓感が作中でも見られます。
しかし、作中でサイタマの相手になる者はいまのところ現れていません。
そのため、深海王やボロスとの戦いで圧勝した後は、どこか寂しさや虚しさを感じさせる描写がされています。
自分だけが別の世界にいるような感覚とサイタマ自身が表現しており、強さゆえの孤独が常に彼に付きまとっているのです。
サイタマのヒーローネーム「ハゲマント」の由来
サイタマのヒーローネーム「ハゲマント」の由来は、マントを着けて頭がハゲている見た目だからという単純な理由です。
『ワンパンマン』の作中でも、ヒーロー協会の会議中で見た感じからと言及されています。
ヒーロー名に関してはサイタマ本人も気にしており、自分でハゲマントを名乗るときは声が小さくなります。
『ワンパンマン』サイタマ最強の軌跡!敵怪人との戦いから見る強さ
『ワンパンマン』の作中最強キャラであるサイタマですが、敵怪人との戦闘も例外なくすべて圧勝しています。
今回は、サイタマの戦闘描写や公式ファンブック「ヒーロー大全」を参考にしながら、彼の圧倒的な強さを解説していきます。
敵怪人の災害レベルについて
サイタマと怪人の強さを比較するためにも、あらためて敵怪人の災害レベルについておさらいしておきましょう。
災害レベルは以下5つのランク付けがされ、怪人の強さや危険度を表します。
・災害レベル「狼」:危険因子になりえる生物・集団(C級3人・B級1人分)
・災害レベル「虎」:不特定多数の生命の危機(B級5人・A級1人)
・災害レベル「鬼」:1つの街の機能停止・壊滅(A級10人・S級1人以上)
・災害レベル「竜」:いくつもの街の壊滅(S級の緊急招集がかかる)
・災害レベル「神」:人類滅亡の危機
サイタマの場合、災害レベルが「鬼」や「竜」の怪人でも一撃で終わりますが、本来鬼以上はS級ヒーロー案件として扱われるほどの危機です。
ちなみに、後述するボロスは「ヒーロー大全」にて「竜」以上とされ、実際の竜レベルよりもさらに高い危険度を持ちます。
また、原作者ONEの回答では、怪人ガロウとボロスは互角とされるため、怪人ガロウも「竜」以上の災害レベルといえます。
『ワンパンマン』サイタマ対怪人①:第1話から敵怪人をワンパンのみで片付ける
『ワンパンマン』作品の第1話はワクチンマンとの戦闘で始まりますが、ワンパンで終了します。
あっけない描写ですが、このワクチンマンの災害レベルは竜であり、後に出てくる深海王などよりも災害レベルは上です。
「地球の意思よって生まれた」というセリフや街の破壊規模を考えると、竜レベルの中でも上位の強さではないかと推測されます。
この時点で、すでにサイタマは次元の違う強さを持っていると判断できますね。
また、その後出てくるマルゴリ、地底王、モスキート娘など、災害レベル鬼の怪人たちも一撃で粉砕します。
特に、地底王は後に登場する深海王と同格の存在ですが、サイタマの手で見せ場なく退場となりました。
『ワンパンマン』サイタマ対怪人②:進化の家の阿修羅カブトや宇宙からの隕石も粉砕
進化の家の獣王や阿修羅カブト、そして宇宙から降ってきた巨大隕石も、パンチ1発でサイタマは片付けます。
進化の家編では危機的描写が少ないですが、獣王、阿修羅カブトともに災害レベル鬼以上に分類される強敵です。
特に阿修羅カブトは竜に分類され、当時のジェノスをまったく寄せ付けない強さでした。
しかし、戦闘日がスーパーの特売日であることを思い出したサイタマに、結果瞬殺されます。
激しい破壊衝動や獰猛さを持つ阿修羅カブトが戦う前からサイタマを恐れていた点も、サイタマの次元の違いを表しています。
ちなみに、進化の家は後にS級ヒーロー・ゾンビマンによって危険視されていることがわかり、非常に危険な組織であったことが判明します。
『ワンパンマン』サイタマ対怪人③:S・A級ヒーローも苦戦した深海王も1発
S級ヒーローのぷりぷりプリズナーやジェノス、その他A~C級のヒーローたちでも倒せなかった深海王も、サイタマは一撃で倒しています。
雨降り前の状態でぷりぷりプリズナーに勝利できる深海王が本気を出しても、サイタマにはダメージを与えられません。
また、サイタマの一撃によって雨雲が吹き飛ぶという、驚愕の描写もなされています。
深海王との戦いを通じ、災害レベル鬼の強さが描かれていますが、鬼どころか竜でも敵わないサイタマの強さが、より引き立つエピソードともいえるでしょう。
『ワンパンマン』サイタマ対怪人④:最強格の怪人ボロスも相手にならない
出典:amazon宇宙中を手中に収めた暗黒盗賊団ダークマターの頭目ボロスでも、サイタマの相手にはなりませんでした。
ボロスは災害レベル・竜の手下を複数名従え、公式で災害レベル竜以上と公開されている実力者です。
宇宙随一の自然治癒能力、身体能力を爆発的に高めるメテオリックバースト、そして惑星を破壊できる崩星咆哮砲など、敵の中でもトップクラスの力を持っています。
手下で災害レベル竜のメルザルガルドがS級ヒーローたちを苦戦させていたことを考慮しても、ボロスのカリスマ性・強さがわかりますね。
しかし、それでもサイタマは戦いの最中に流血もしません。
月まで吹き飛ばす蹴りを喰らおうとも無傷で地球に生還し、常にボロスを圧倒し続けます。
最終的にはボロスにして、「勝負にすらならなかった」と言わしめるほどの実力差を見せつけることになりました。
『ワンパンマン』サイタマ対怪人⑤:原作漫画ではガロウやタツマキも圧倒
原作のWeb漫画では、怪人ガロウやタツマキとも戦闘しており、ともにサイタマが圧勝しています。
複数のS級ヒーローを退けた黄金精子を圧倒したガロウでさえ、サイタマには敵いません。
その実力差から「どうすりゃ倒せるんだコイツ」「なんて理不尽な強さだ」とガロウに言わしめます。
また、タツマキとの戦闘では彼女の念動力をものともせず、彼女の暴走を止めることに成功しています。
『ワンパンマン』Web漫画のリメイク版ではスイリューやオロチ率いる怪人協会と戦闘中
2019年4月時点での村田雄介の漫画によるリメイク版では、Web原作では登場していないスイリューや怪人協会の長・オロチなどが登場しています。
オロチとサイタマの戦闘はまだ描写されていませんが、格闘家スイリューとの戦闘には勝利し、のちに彼から弟子入りを志願されています。
また、他にも以下の怪人との戦闘が、原作漫画より追加されています。
・怪人バクザン
・怪人ゴウゲツ
・ムカデ長老
上記の怪人はすべて災害レベル竜以上ですが、例外なくすべてサイタマが勝利しています。
【補足】サイタマが怪人を退治するまでにかかった時間
サイタマと怪人たちとの強さ比較のため、サイタマが敵怪人を倒すまでにかかった時間を以下に記載します。
数値は公式ファンブック「ヒーロー大全」のものを引用しました。
・ワクチンマン:0分21秒
・マルゴリ:1分15秒
・モスキート娘:0分42秒
・阿修羅カブト:1分13秒
・巨大隕石:0分8秒
・深海王:0分8秒
・ボロス:5分20秒
『ワンパンマン』サイタマはジェノスやソニックにも格の違いを見せつける
出典:amazonサイタマは怪人以外にも、弟子であるS級ヒーローのジェノスや、S級の戦闘技術に匹敵する音速のソニックとも手合わせしています。
ジェノスとの手合わせでは、本気を出した途端ジェノスに死を悟らせ、彼の背後の地形を変えてしまうほどの拳圧を披露し戦意喪失させます。
また、ソニックの戦いでは、スピード自慢の彼の速さを圧倒する反応とスピードによって、まったく勝負になりませんでした。
『ワンパンマン』サイタマの強さの秘密を解説!技や強くなった経緯は?
サイタマがなぜここまで強くなったのか?なぜこんなに強いのか?といった疑問を、彼の身体能力や技、力を手に入れた経緯などを参考にご説明します。
『ワンパンマン』サイタマの強さの秘密①:圧倒的な身体能力
サイタマを最強たらしめる最大の理由は、彼の圧倒的な身体能力です。
そのパワー・反射神経・体の丈夫さなどの身体能力のみで、すべての敵を瞬殺します。
作中で描写されている、サイタマの身体能力は以下の通りです。
・ヒーロー協会の身体測定ですべて新記録更新
・タンクトップブラックホールの200kgの握力以上
・10人に分裂するほどの速さを持つソニック以上のスピード
・未だに傷1つかない体(夢の中以外では流血描写なし)
・月からジャンプで戻ってこれるほどの脚力
・宇宙空間でも息を止めれば生存可能
・スイリューや怪人ガロウなど武術の達人に武術を使わず圧倒
神が宿っていると比喩されるほどのフィジカルの持ち主、それがサイタマです。
ただし、彼には格闘技経験がないため、あくまで動きや体捌きは素人と描写されています。
サイタマを最強にしたのはハゲるほどの筋トレとランニング?
サイタマは自身の強さの秘密を、「ハゲるほど自分を追い込んで鍛えたから」と証言しています。
実際に彼が行ったトレーニングメニューは以下の通りです。
・腕立て100回
・上体起こし100回
・スクワット100回
・ランニング10km
・夏と冬のエアコンの利用を禁止
・3食きちんと食べる
・上記のメニューを1日も休まず継続
サイタマはこれらのメニューを、血反吐を吐こうが筋肉が音を立てようが3年間継続し、今の力を手に入れたと自負しています。
しかし、ジェノスの見解では大した量ではない一般的な筋力トレーニングの範疇であり、本当にそのトレーニングが強さの要因であるかは明らかになっていません。
後述するリミッターの存在から、サイタマの成長限界を打ち破った1つの要因である可能性はあります。
怪人たちとの戦闘によって鍛えられたという説
作中で言及されていませんが、サイタマは怪人を退治し続けたから今の強さになったのでは?といった説がネットなどで囁かれています。
実際にサイタマは、自主トレーニングを行いながら、17万年ゼミ幼虫など多くの怪人を退治しています。
その戦闘経験が今の強さにつながっているのでは?といった意見です。
実際に怪人ガロウはヒーロー刈りという似たような形で格上のヒーローと戦い続け、最終的にはS級ヒーローをも退ける実力を身に付けています。
サイタマとリミッターの関係について
『ワンパンマン』の作中では、リミッターと呼ばれる個体ごとの成長限界の存在が、ジーナス博士によって示唆されています。
サイタマは平凡な資質ながら努力のみでこのリミッターを外し、今の強さを手に入れたのでは?というのがジーナスの見解です。
リミッター外しは後にガロウも行っており、サイタマも同じように外している可能性も十分に考えられます。
『ワンパンマン』サイタマの強さの秘密②:サイタマの技、普通シリーズについて
普通シリーズとは、サイタマが自分でそう呼んでいるだけの普通の攻撃です。
しかし、彼の場合は普通の攻撃のみで、地形を変えるほどの威力を繰り出せます。
以下より、実際に使われていた普通シリーズの技をご紹介します。
サイタマの技「普通のパンチ」
「普通のパンチ」とは、要するになんの変哲もないストレートパンチです。
ただし、サイタマの場合はただのストレートが必殺の威力となり、災害レベル竜を含む怪人を一撃で仕留められます。
作中でこの普通のパンチを一発耐えたキャラは、未だに竜以上とされるボロスとガロウしか存在しません。(サイタマの夢の中の地底王は除く)
サイタマの技「連続普通のパンチ」
片手で普通のパンチを連続して放つ、サイタマにとってはただの連撃です。
作中では災害レベル鬼の獣王に初使用し、獣王を跡形もなく粉砕しました。
また、ボロスに相手にも使用し、すべての力を振り絞り攻めてきたボロスを粉々にしています。
サイタマの技「両手・連続普通のパンチ」
「連続普通のパンチ」を両手で放つ技です。
怪人ガロウ相手に使用し、武術を極めた末に会得した神殺瞬撃を正面から圧倒しました。
極めた武術<サイタマの身体能力という事実が確認できますね。
『ワンパンマン』サイタマの強さの秘密③:サイタマの技、マジシリーズについて
普通の攻撃でも必殺の威力を誇るサイタマですが、彼はマジシリーズと呼ばれる切り札を持っています。
マジの名称通り、サイタマが本気で殴ったり行動したりする技です。
『ワンパンマン』の作中を通じ、マジシリーズを躱す・受け切ることに成功したキャラは存在しません。
その驚愕の威力を、以下で解説していきます。
サイタマの技「マジ殴り」
ボロス戦でお披露目となった、サイタマ本気のストレートパンチです。
サイタマが使用した初めてのマジシリーズであり、彼を象徴する技として有名になりました。
地球を消し去る威力を持つボロスの必殺技、崩星咆哮砲もろともボロスを吹き飛ばしています。
また、リメイク版の漫画では、災害レベル竜のムカデ長老もこのマジ殴りで粉砕しました。
サイタマの技「マジ反復横跳び」
音速のソニックとの戦いで使用されたマジシリーズの1つで、サイタマが本気で反復横跳びを行う技です。
ソニックの十影葬(10人に分裂する技)のスピードをも凌駕し、そのまま通り過ぎるだけでソニックを圧倒しました。
発生した残像の数は無数であり、ソニックとの実力差が見て取れます。
漫画やアニメではギャグテイストで描かれていますが、サイタマの人間離れしたスピードが伝わる技です。
サイタマの技「マジちゃぶ台返し」
原作Web漫画のガロウ戦で使用されたマジシリーズで、タツマキが掘り起こした地盤を力のみでひっくり返しています。
ガロウが本気でないことを見抜き、本気を出させるために使用しました。
結果ガロウはこの技によって、上下感覚を失うほど高く吹き飛ばされています。
サイタマの技「マジ頭突き」
マジちゃぶ台返しと同じく、ガロウ編で使用されたマジシリーズです。
異形の姿に変化しつつあるガロウのパンチを、右半身もろとも吹き飛ばしました。
『ワンパンマン』サイタマの過去や人間関係は?今のサイタマを作った経緯について
強さゆえの孤独感や淡白な性格を持っているサイタマですが、交友関係がないわけではありません。
本人の希望とは裏腹に、魅力的なキャラクターが彼の周りに集まります。
以下より、サイタマの過去や人間関係を解説し、今のサイタマはどのようにして生まれたのか?という疑問に迫っていきます。
『ワンパンマン』サイタマの過去①:中学生時代
中学生時代のエピソードである「200円」は、リメイク版『ワンパンマン』の第1巻におまけ漫画として掲載されています。
彼は中学生のころから毎日を退屈な日常と捉えており、周りに興味を示さない性格の少年でした。
その空気の読めなさや生意気な態度が災いし、教師や不良に目をつけられる生き辛い日々を送ります。
つまり、大人のサイタマと同じような性格だったのですが、決定的に違うのは強さと生き辛さの捉え方です。
中学生のサイタマは平凡であり、理不尽さや悪さに立ち向かうだけの力を持っていません。
強いどころか自分の弱さに対して悩み、将来どう生きればいいのかと迷っていました。
しかし、ヒーローになった後は、好きに生きればいいという結論に達しています。
大人になった後も生き辛さを感じているサイタマですが、上手く生きれないことを受け入れて生活しているのです。
また、中学時代に出会った怪人のことを退屈の外から来たと表現しており、心の中では昔から刺激や高揚感を求めていたようです。
『ワンパンマン』サイタマの過去②:就職活動時代~ヒーローを始めるきっかけ
サイタマが本格的にヒーロー活動を始めたのは、就職活動中に怪人から子供を助けたことがきっかけです。
怪人カニランテにイタズラして命を狙われる子供を無意識に庇った際、小さいころにヒーローを目指していたことを思い出します。
そこから悪役を一撃でぶっ飛ばすヒーローを再び志し、怪人カニランテを撃破。
その後はトレーニングと怪人退治を行う3年間を送り、本当に悪役を一撃でぶっ飛ばすヒーローになりました。
ちなみに、助けた子供の親がヒーローの存在に感動し、後のヒーロー協会を設立します。
サイタマとキング・ジェノス・フブキ・無免・バングたちとの交友関係
出典:amazon成果に見合った評価をもらえないサイタマですが、彼の強さや人柄を正当に評価するキャラクターも存在します。
サイタマの本当の強さや人柄について知っているのは、主に以下のキャラたちです。
・キング:S級最強のヒーローと噂されるが本当はただの29歳無職
・ジェノス:サイタマの弟子でありS級ヒーロー
・フブキ:B級1位でありタツマキの妹
・バング:S級3位の実力者
・無免ライダー:C級1位のヒーロー
彼らは全員サイタマの強さを目の当たりしたり、ともに戦ったりした人物たちです。
中でもキングやジェノスとの親交は深く、キングとはゲーム仲間として、ジェノスは弟子兼同居人として日々を過ごしています。
また、物語が進むにつれてS級ヒーロー6位メタルナイト、A級1位アマイマスクなどもサイタマに興味を持ち始めます。
『ワンパンマン』サイタマとキングの友人関係について
キングが史上最強の男として認識されたのは、サイタマの手柄がすべてキングの手柄と勘違いされたことがきっかけです。
たまたまサイタマと怪人が戦った現場に5回居合わせたことから、ヒーロー協会に勘違いされS級にスカウトされました。
現在のキングの評判は、ある意味サイタマの評判といえるでしょう。
サイタマと再会した際に、自分の手柄がすべてサイタマのものであったと気づき謝罪、その後はお互いの正体を知る友人関係となります。
キング自身は戦えませんが、Web漫画では怪人協会の怪人を引きつけたり、リメイク版ではムカデ長老を誘導したりと、その知名度を生かしサイタマの援護を行います。
また、サイタマに最強でなく最高のヒーローを目指せばいいとアドバイスしたり、虚しさを覚えるサイタマを挑発して感情を動かしたりと、友人と呼ぶべき関係性を築いています。
『ワンパンマン』サイタマ名言集!実は熱い彼のセリフや想いとは?
普段はあくまで自己満足でヒーロー活動をサイタマですが、人一倍ヒーローへの想いや熱い気持ちを持っています。
以下より、そんなサイタマが放つ有名なセリフや、熱い名言をご紹介します。
『ワンパンマン』サイタマの名言①:趣味でヒーローをやっている者だ
作中でサイタマが最初に口にした言葉であり、『ワンパンマン』を象徴するセリフです。
ヒーロー活動は自分がやりたいからやっているという、サイタマのスタンスがわかる言葉ですね。
『ワンパンマン』サイタマの名言②:よくやった。ナイスファイト
実力差を悟りながら、それでも深海王に立ち向かった無免ライダーにかけた言葉です。
戦うヒーローへの敬意が感じられる台詞であり、直前の無免ライダーの見せ場と相まって、非常に人気の高いシーンとなりました。
『ワンパンマン』サイタマの名言③:ヒーローが逃げたら誰が戦うんだよ
ジェノスがサイタマに怪人の災害レベルについて説明する場面にて、サイタマが放った一言です。
ヒーローが出動するのに災害レベルは関係ないといった意味合いであり、サイタマのヒーロー像が垣間見えます。
『ワンパンマン』サイタマの名言④:もう終わりなのか?戦いは?
サイタマへの勝利を確信し、饒舌に自分の能力を語るボロスに放った一言です。
普段はゆるいサイタマが見せる凄みある表情とともに、非常に迫力ある台詞となっています。
ボロスもこの言葉に反応し、本気形態であるメテオリックバーストを発動させました。
『ワンパンマン』サイタマの謎とは?ブラストや神との関係考察
サイタマの強すぎる力と強くなった経緯には不明な点が多く、未だ多くの謎が読者や視聴者の間で議論されています。
主に聞かれるのが以下の考察です。
・サイタマは災害レベル「神」の怪人である
・サイタマはS級1位のヒーロー・ブラストである
・サイタマの力は「神」なる存在が与えた
・夢オチである
・特別な理由はない(ワンパンマンをあくまでギャグ漫画と見なしている)
しかし、ブラストの存在はヒーロー協会の人間の発言から、サイタマ以外の人物である可能性が高くなっています。
また、タツマキとブラストは面識があり、タツマキがサイタマに見覚えがないことは変ですので、サイタマ=ブラスト説はあまり現実的ではないでしょう。
今後これらの謎が明かされるかは不明ですが、災害レベル神もブラストも、今後の登場が待たれています。
『ワンパンマン』の最強キャラはサイタマ!
サイタマは『ワンパンマン』の作品において、ヒーローや怪人を含めた中で最強の存在です。
強さの次元が違うため、他の者では比較にならないほどの実力を持っています。
『ワンパンマン』の作品中でサイタマに惹かれたキャラと同じように、その強さや魅力に魅せられて、サイタマを好きになった方も多いでしょう。
サイタマの魅力を理解した上で、もう一度『ワンパンマン』を見返せば、作品の新しい面白さに気づけますよ。
ぜひこれからも、サイタマというキャラクターを注目していってはいかがでしょうか。
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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